JPH0928937A - 周波数シンセサイザ方式のラジコン用送信装置および ラジコンシステム - Google Patents
周波数シンセサイザ方式のラジコン用送信装置および ラジコンシステムInfo
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- JPH0928937A JPH0928937A JP20027995A JP20027995A JPH0928937A JP H0928937 A JPH0928937 A JP H0928937A JP 20027995 A JP20027995 A JP 20027995A JP 20027995 A JP20027995 A JP 20027995A JP H0928937 A JPH0928937 A JP H0928937A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ラジコン送信機において、複数の操縦者が同
一のチャンネルで送信することを防止する。 【解決手段】 高周波モジュール10は、その内部に周
波数シンセサイザ方式の搬送波発生部、変調器、高周波
増幅器およびスキャニング受信機などを有しており、ま
た、その突出部11には送信チャンネル表示器17が設
けられている。この高周波モジュール10はラジコン用
送信機本体1の背面側に設けられた高周波モジュール収
納部3に着脱自在に装着される。動作が開始されると、
スキャニング受信機により信号が送信されていないチャ
ンネルを検出し、周波数シンセサイザにこのチャンネル
の周波数情報をセットし、このチャンネルを用いて送信
を開始する。同時に、送信チャンネル表示器17におい
てこのチャンネルを表示し、同じフィールドにいる他の
操縦者に対して、使用している送信チャンネルを報知す
る。
一のチャンネルで送信することを防止する。 【解決手段】 高周波モジュール10は、その内部に周
波数シンセサイザ方式の搬送波発生部、変調器、高周波
増幅器およびスキャニング受信機などを有しており、ま
た、その突出部11には送信チャンネル表示器17が設
けられている。この高周波モジュール10はラジコン用
送信機本体1の背面側に設けられた高周波モジュール収
納部3に着脱自在に装着される。動作が開始されると、
スキャニング受信機により信号が送信されていないチャ
ンネルを検出し、周波数シンセサイザにこのチャンネル
の周波数情報をセットし、このチャンネルを用いて送信
を開始する。同時に、送信チャンネル表示器17におい
てこのチャンネルを表示し、同じフィールドにいる他の
操縦者に対して、使用している送信チャンネルを報知す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は周波数シンセサイザ
方式の搬送波発生部を有するラジコン用送信装置および
ラジコンシステムに関する。
方式の搬送波発生部を有するラジコン用送信装置および
ラジコンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】模型用ラジコンシステムにおいては、使
用することができる専用電波周波数(周波数帯)が、世
界各国でそれぞれ定められており、わが国においても、
電波法に則って、27MHz帯、40MHz帯および7
2MHz帯の各周波数帯が使用されている。そして、飛
行機、自動車、ボートなど複数の模型を同時に操作する
ことができるように、電波法では各周波数帯に複数の周
波数チャンネルが割り当てられている。操縦者は、他の
操縦者と周波数が干渉しないように異なる周波数を用い
て送信を行うことが必要である。
用することができる専用電波周波数(周波数帯)が、世
界各国でそれぞれ定められており、わが国においても、
電波法に則って、27MHz帯、40MHz帯および7
2MHz帯の各周波数帯が使用されている。そして、飛
行機、自動車、ボートなど複数の模型を同時に操作する
ことができるように、電波法では各周波数帯に複数の周
波数チャンネルが割り当てられている。操縦者は、他の
操縦者と周波数が干渉しないように異なる周波数を用い
て送信を行うことが必要である。
【0003】従来より、ラジコンシステムにおいては、
送信周波数および受信周波数を水晶発振子により決定す
るシステムが一般的に用いられており、送信機および受
信機の水晶発振子を変更することにより周波数の変更を
行うことが行なわれてきた。また、近年になって、周波
数シンセサイザ方式の送信機および受信機からなるラジ
コンシステムが登場し、この場合にはPLL内の分周比
を変更することにより周波数の変更が行われる。
送信周波数および受信周波数を水晶発振子により決定す
るシステムが一般的に用いられており、送信機および受
信機の水晶発振子を変更することにより周波数の変更を
行うことが行なわれてきた。また、近年になって、周波
数シンセサイザ方式の送信機および受信機からなるラジ
コンシステムが登場し、この場合にはPLL内の分周比
を変更することにより周波数の変更が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】水晶発振子により使用
する周波数を決定するシステムにおいては、周波数を変
更するたびに水晶発振子を交換しなければならず、特
に、受信機の受信周波数を変更する場合には模型に搭載
されている受信機を取り外してその水晶発振子を交換す
ることが必要であり、非常に不便であった。また、操縦
者は複数の異なるチャンネルの水晶発振子を準備してお
くことが必要であり、経済的に負担がかかるものであっ
た。
する周波数を決定するシステムにおいては、周波数を変
更するたびに水晶発振子を交換しなければならず、特
に、受信機の受信周波数を変更する場合には模型に搭載
されている受信機を取り外してその水晶発振子を交換す
ることが必要であり、非常に不便であった。また、操縦
者は複数の異なるチャンネルの水晶発振子を準備してお
くことが必要であり、経済的に負担がかかるものであっ
た。
【0005】また、周波数シンセサイザ方式のシステム
では、上記のような問題点は改善されるものの、周波数
を容易に変更することができるため、同じフィールドで
ラジコン用送信機を使用している他の操縦者の使用して
いる周波数を用いて誤って送信する危険性があり、安全
性に問題点があった。
では、上記のような問題点は改善されるものの、周波数
を容易に変更することができるため、同じフィールドで
ラジコン用送信機を使用している他の操縦者の使用して
いる周波数を用いて誤って送信する危険性があり、安全
性に問題点があった。
【0006】さらに、このような混信を防止するため
に、現在送信中のチャンネル番号を他の操縦者に知らせ
るために、操縦者は送信機のアンテナにチャンネルを識
別することができるように旗などの目印を掲げることが
マナーとして義務付けられている。しかし、この場合に
おいても、周波数チャンネルを変更する度に目印を交換
することが必要であり、不便なものであった。
に、現在送信中のチャンネル番号を他の操縦者に知らせ
るために、操縦者は送信機のアンテナにチャンネルを識
別することができるように旗などの目印を掲げることが
マナーとして義務付けられている。しかし、この場合に
おいても、周波数チャンネルを変更する度に目印を交換
することが必要であり、不便なものであった。
【0007】そこで本発明は、操縦者が使用しているチ
ャンネルを他の操縦者に容易に知らせることができると
ともに、混信を防止することができるラジコン用送信装
置およびラジコンシステムを提供することを目的として
いる。
ャンネルを他の操縦者に容易に知らせることができると
ともに、混信を防止することができるラジコン用送信装
置およびラジコンシステムを提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の周波数シンセサイザ方式のラジコン用送信
装置は、ラジコン用送信機本体に該ラジコン用送信機に
より使用される送信チャンネルを表示する送信チャンネ
ル表示部を設けたものである。また、該ラジコン用送信
装置は、空きチャンネルを検出するためのキャリアセン
ス受信機を備え、該キャリアセンス受信機により検出さ
れた空きチャンネルを使用して送信を行うようにしたも
のである。
に、本発明の周波数シンセサイザ方式のラジコン用送信
装置は、ラジコン用送信機本体に該ラジコン用送信機に
より使用される送信チャンネルを表示する送信チャンネ
ル表示部を設けたものである。また、該ラジコン用送信
装置は、空きチャンネルを検出するためのキャリアセン
ス受信機を備え、該キャリアセンス受信機により検出さ
れた空きチャンネルを使用して送信を行うようにしたも
のである。
【0009】さらにまた、本発明の周波数シンセサイザ
方式のラジコン用送信装置は、少なくとも周波数シンセ
サイザ方式の搬送波発生部、前記キャリアセンス受信機
および送信チャンネル表示器を内蔵する高周波モジュー
ルと、該高周波モジュールを着脱自在に装着することが
できるラジコン用送信機本体とからなるものである。さ
らにまた、本発明の高周波モジュールは、少なくとも、
周波数シンセサイザ方式の搬送波発生部、空きチャンネ
ルを検出するためのキャリアセンス受信機および送信チ
ャンネル表示器とを有し、ラジコン用送信機に着脱自在
に装着できるように構成されたものである。
方式のラジコン用送信装置は、少なくとも周波数シンセ
サイザ方式の搬送波発生部、前記キャリアセンス受信機
および送信チャンネル表示器を内蔵する高周波モジュー
ルと、該高周波モジュールを着脱自在に装着することが
できるラジコン用送信機本体とからなるものである。さ
らにまた、本発明の高周波モジュールは、少なくとも、
周波数シンセサイザ方式の搬送波発生部、空きチャンネ
ルを検出するためのキャリアセンス受信機および送信チ
ャンネル表示器とを有し、ラジコン用送信機に着脱自在
に装着できるように構成されたものである。
【0010】さらにまた、本発明の周波数シンセサイザ
方式のラジコン用送信装置は、送信機本体に着脱自在に
装着されるチャンネル番号が表記された周波数設定プレ
ートにより、搬送波の周波数が決定されるようになされ
ているものである。さらにまた、本発明の周波数シンセ
サイザ方式の搬送波発生部を有するラジコン用送信機に
着脱自在に装着される周波数設定プレートは、前記搬送
波発生部により発生される搬送波の周波数を決定するた
めの周波数情報を保持しており、かつ、その表面に当該
チャンネル番号が表記されているものである。
方式のラジコン用送信装置は、送信機本体に着脱自在に
装着されるチャンネル番号が表記された周波数設定プレ
ートにより、搬送波の周波数が決定されるようになされ
ているものである。さらにまた、本発明の周波数シンセ
サイザ方式の搬送波発生部を有するラジコン用送信機に
着脱自在に装着される周波数設定プレートは、前記搬送
波発生部により発生される搬送波の周波数を決定するた
めの周波数情報を保持しており、かつ、その表面に当該
チャンネル番号が表記されているものである。
【0011】さらにまた、本発明の周波数シンセサイザ
方式のラジコンシステムは、ラジコン用送信機本体に該
ラジコン用送信機により使用される送信チャンネルを表
示する手段を有するとともに、空きチャンネルを検出す
るためのキャリアセンス受信機を有し、該キャリアセン
ス受信機により検出された空きチャンネルを使用して送
信を行うラジコン用送信装置と、スキャニング受信機を
有するラジコン用受信装置とからなるなっており、前記
ラジコン用送信装置は、操作データとともに機器識別符
号を送信するようになされており、前記ラジコン用受信
装置は、受信信号中に含まれる前記機器識別符号を判定
することにより受信チャンネルを決定するようになされ
ているものである。
方式のラジコンシステムは、ラジコン用送信機本体に該
ラジコン用送信機により使用される送信チャンネルを表
示する手段を有するとともに、空きチャンネルを検出す
るためのキャリアセンス受信機を有し、該キャリアセン
ス受信機により検出された空きチャンネルを使用して送
信を行うラジコン用送信装置と、スキャニング受信機を
有するラジコン用受信装置とからなるなっており、前記
ラジコン用送信装置は、操作データとともに機器識別符
号を送信するようになされており、前記ラジコン用受信
装置は、受信信号中に含まれる前記機器識別符号を判定
することにより受信チャンネルを決定するようになされ
ているものである。
【0012】ラジコン用送信機本体に設けられた送信チ
ャンネル表示器により、同じフィールドでラジコン用送
信機を使用している他の操縦者に対し、当該ラジコン用
送信機により使用する送信チャンネルを報知する。ま
た、キャリアセンス受信機により検出した空きチャンネ
ルを使用して送信することができる。
ャンネル表示器により、同じフィールドでラジコン用送
信機を使用している他の操縦者に対し、当該ラジコン用
送信機により使用する送信チャンネルを報知する。ま
た、キャリアセンス受信機により検出した空きチャンネ
ルを使用して送信することができる。
【0013】さらにまた、ラジコン送信機本体に着脱自
在に装着することができる高周波モジュールにおいて、
内蔵するキャリアセンス受信機により検出された空きチ
ャンネルの周波数を周波数シンセサイザ方式の搬送波発
生部により発生させるとともに、そのチャンネルを送信
チャンネル表示器に表示することにより、他の操縦者に
知らせることができる。さらにまた、送信機本体に装着
される周波数設定プレートにより、周波数シンセサイザ
方式の搬送波発生部において発生する搬送波の周波数が
決定され、同時に、該周波数プレートに表記されている
当該チャンネル番号により、他の操縦者に対してその送
信チャンネル番号を報知する。
在に装着することができる高周波モジュールにおいて、
内蔵するキャリアセンス受信機により検出された空きチ
ャンネルの周波数を周波数シンセサイザ方式の搬送波発
生部により発生させるとともに、そのチャンネルを送信
チャンネル表示器に表示することにより、他の操縦者に
知らせることができる。さらにまた、送信機本体に装着
される周波数設定プレートにより、周波数シンセサイザ
方式の搬送波発生部において発生する搬送波の周波数が
決定され、同時に、該周波数プレートに表記されている
当該チャンネル番号により、他の操縦者に対してその送
信チャンネル番号を報知する。
【0014】さらにまた、ラジコン用送信機本体の送信
チャンネル表示器で送信チャンネルを表示するラジコン
用送信装置は、キャリアセンス受信機により検出した空
きチャンネルを使用して操作データとともに機器識別番
号を送信し、ラジコン用受信装置は、スキャニング受信
機により順次チャンネルを走査しながら信号を受信し、
受信信号中に含まれる前記機器識別符号が受信すべきラ
ジコン用送信装置からの機器識別符号であるか否かを判
定することにより受信チャンネルを決定する。
チャンネル表示器で送信チャンネルを表示するラジコン
用送信装置は、キャリアセンス受信機により検出した空
きチャンネルを使用して操作データとともに機器識別番
号を送信し、ラジコン用受信装置は、スキャニング受信
機により順次チャンネルを走査しながら信号を受信し、
受信信号中に含まれる前記機器識別符号が受信すべきラ
ジコン用送信装置からの機器識別符号であるか否かを判
定することにより受信チャンネルを決定する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明を、送信機本体に着脱自在
に装着することのできる高周波モジュールを有するラジ
コン用送信装置に適用した実施の形態の一例を図1に示
す。図1の(a)は高周波モジュールがその背面に装着
された状態のラジコン用送信機を背面側から見た外観図
であり、同図の(b)は高周波モジュールの外観図であ
る。図1の(a)および(b)において、1はラジコン
用送信機本体、2はアンテナであり、また、3は高周波
モジュール10をその内部に収納するために送信機本体
1に設けられている高周波モジュール収納部である。1
0は各周波数帯に対応して用いられる高周波モジュール
であり、後述するように、その内部には、キャリアセン
ス受信機、搬送波を発生する周波数シンセサイザ、変調
器および高周波増幅器およびスキャニング受信機などが
格納されている。
に装着することのできる高周波モジュールを有するラジ
コン用送信装置に適用した実施の形態の一例を図1に示
す。図1の(a)は高周波モジュールがその背面に装着
された状態のラジコン用送信機を背面側から見た外観図
であり、同図の(b)は高周波モジュールの外観図であ
る。図1の(a)および(b)において、1はラジコン
用送信機本体、2はアンテナであり、また、3は高周波
モジュール10をその内部に収納するために送信機本体
1に設けられている高周波モジュール収納部である。1
0は各周波数帯に対応して用いられる高周波モジュール
であり、後述するように、その内部には、キャリアセン
ス受信機、搬送波を発生する周波数シンセサイザ、変調
器および高周波増幅器およびスキャニング受信機などが
格納されている。
【0016】また、11はこの高周波モジュール10の
上方に形成された突出部であり、この突出部11には、
液晶表示器などからなる送信チャンネル表示器17が設
けられている。図示するようにこの送信チャンネル表示
器17は、送信機本体1の背面にある高周波モジュール
収納部3に高周波モジュール10が収納されたときに、
この送信機本体1の操縦者とは反対側に向くようになさ
れている。これにより、同じフィールドで操作している
他の操縦者に対して、このラジコン用送信機が使用して
いる送信チャンネルを表示することができる。このため
に、この送信チャンネル表示器17はできる限り大きな
表示面積を有するものとすること、および、輝度あるい
はコントラストが高いものとすることが望ましい。
上方に形成された突出部であり、この突出部11には、
液晶表示器などからなる送信チャンネル表示器17が設
けられている。図示するようにこの送信チャンネル表示
器17は、送信機本体1の背面にある高周波モジュール
収納部3に高周波モジュール10が収納されたときに、
この送信機本体1の操縦者とは反対側に向くようになさ
れている。これにより、同じフィールドで操作している
他の操縦者に対して、このラジコン用送信機が使用して
いる送信チャンネルを表示することができる。このため
に、この送信チャンネル表示器17はできる限り大きな
表示面積を有するものとすること、および、輝度あるい
はコントラストが高いものとすることが望ましい。
【0017】また、図1においては、突出部11が高周
波モジュール10の上部から直線的に突出されて形成さ
れているが、操縦者が送信機本体を傾けて使用する場合
においても、他の操縦者が容易に送信チャンネル表示器
17の表示を見ることができるようにするために、突出
部11を高周波モジュール10の表面に対して傾けて形
成してもよい。さらには、操縦者により送信機本体を保
持する角度が異なっていることもあり、これに対応する
ことができるように、突出部11を高周波モジュール1
0の表面に対して任意の角度回転可能なものとすること
もできる。
波モジュール10の上部から直線的に突出されて形成さ
れているが、操縦者が送信機本体を傾けて使用する場合
においても、他の操縦者が容易に送信チャンネル表示器
17の表示を見ることができるようにするために、突出
部11を高周波モジュール10の表面に対して傾けて形
成してもよい。さらには、操縦者により送信機本体を保
持する角度が異なっていることもあり、これに対応する
ことができるように、突出部11を高周波モジュール1
0の表面に対して任意の角度回転可能なものとすること
もできる。
【0018】図2に、この高周波モジュール収納方式の
ラジコン用送信装置のブロック図を示す。この図におい
て、2はアンテナであり、4は、スティックやスイッチ
などの操作子からの操作データおよび後述する機器識別
符号(IDコード)が入力され、それらを符号データに
変換するエンコーダである。これらはラジコン用送信機
本体1の内部に設けられている。
ラジコン用送信装置のブロック図を示す。この図におい
て、2はアンテナであり、4は、スティックやスイッチ
などの操作子からの操作データおよび後述する機器識別
符号(IDコード)が入力され、それらを符号データに
変換するエンコーダである。これらはラジコン用送信機
本体1の内部に設けられている。
【0019】また、12はキャリアセンス受信機、13
は周波数制御および表示制御部、14はPLLからなる
周波数シンセサイザ、15は変調器、16は高周波増幅
器、17は前述した送信チャンネル表示器であり、これ
らは、破線で表わした高周波モジュール10の内部に格
納されている。
は周波数制御および表示制御部、14はPLLからなる
周波数シンセサイザ、15は変調器、16は高周波増幅
器、17は前述した送信チャンネル表示器であり、これ
らは、破線で表わした高周波モジュール10の内部に格
納されている。
【0020】このように構成されたラジコン用送信装置
において、電源が投入されると、まず、キャリアセンス
受信機12が動作して、当該高周波モジュール10に対
応する周波数帯における各チャンネルを走査(スキャ
ン)し、各チャンネルの使用状態をモニタする。そし
て、受信信号が検知されないチャンネルを検出したと
き、そのチャンネル番号を周波数制御および表示制御部
13に出力する。すなわち、他の操縦者により使用され
ていないチャンネルが検出され、このチャンネルが当該
送信機において使用するチャンネルとして決定される。
これにより、他の操縦者が使用しているチャンネルで送
信することが防止される。
において、電源が投入されると、まず、キャリアセンス
受信機12が動作して、当該高周波モジュール10に対
応する周波数帯における各チャンネルを走査(スキャ
ン)し、各チャンネルの使用状態をモニタする。そし
て、受信信号が検知されないチャンネルを検出したと
き、そのチャンネル番号を周波数制御および表示制御部
13に出力する。すなわち、他の操縦者により使用され
ていないチャンネルが検出され、このチャンネルが当該
送信機において使用するチャンネルとして決定される。
これにより、他の操縦者が使用しているチャンネルで送
信することが防止される。
【0021】周波数制御および表示制御部13において
は、キャリアセンス受信機12から入力されたチャンネ
ル番号により、周波数シンセサイザ14に対して、その
チャンネル番号に対応する周波数を発振させるための周
波数情報を出力する。また、該周波数制御および表示制
御部13は、送信チャンネル表示器17にそのチャンネ
ルのチャンネル番号を表示させる。これにより、送信チ
ャンネル表示器17において、当該送信機が使用してい
るチャンネル番号が他の操縦者に対して表示され、他の
操縦者は、該送信チャンネル表示器17をみることによ
り、当該送信機において使用しているチャンネル番号を
知ることができる。したがって、この他の操縦者は、表
示されているチャンネルとは異なるチャンネルを使用し
て送信を開始することにより、混信を防止することがで
きる。
は、キャリアセンス受信機12から入力されたチャンネ
ル番号により、周波数シンセサイザ14に対して、その
チャンネル番号に対応する周波数を発振させるための周
波数情報を出力する。また、該周波数制御および表示制
御部13は、送信チャンネル表示器17にそのチャンネ
ルのチャンネル番号を表示させる。これにより、送信チ
ャンネル表示器17において、当該送信機が使用してい
るチャンネル番号が他の操縦者に対して表示され、他の
操縦者は、該送信チャンネル表示器17をみることによ
り、当該送信機において使用しているチャンネル番号を
知ることができる。したがって、この他の操縦者は、表
示されているチャンネルとは異なるチャンネルを使用し
て送信を開始することにより、混信を防止することがで
きる。
【0022】周波数シンセサイザ14は、周知のPLL
(Phase Lock Loop )方式のものであり、周波数制御お
よび表示制御部13から入力された周波数情報がPLL
回路内の分周器にセットされて、その周波数の搬送波信
号がこの周波数シンセサイザ14から出力される。この
搬送波信号は変調器15に入力され、変調器15におい
て、エンコーダ4から入力される符号データにより、P
PM(Pulse PositionModulation )変調あるいはPC
M(Pulse Code Modulation )変調され、変調された搬
送波信号が出力される。変調器15から出力された変調
された搬送波信号は、高周波増幅器16に入力され、該
高周波増幅器16において所定の電力まで増幅され、ア
ンテナ2から被操作体に対して送信される。
(Phase Lock Loop )方式のものであり、周波数制御お
よび表示制御部13から入力された周波数情報がPLL
回路内の分周器にセットされて、その周波数の搬送波信
号がこの周波数シンセサイザ14から出力される。この
搬送波信号は変調器15に入力され、変調器15におい
て、エンコーダ4から入力される符号データにより、P
PM(Pulse PositionModulation )変調あるいはPC
M(Pulse Code Modulation )変調され、変調された搬
送波信号が出力される。変調器15から出力された変調
された搬送波信号は、高周波増幅器16に入力され、該
高周波増幅器16において所定の電力まで増幅され、ア
ンテナ2から被操作体に対して送信される。
【0023】なお、上記においては、キャリアセンス受
信機12、周波数制御および表示制御部13、周波数シ
ンセサイザ14、変調器15、高周波増幅器16および
送信チャンネル表示器17を高周波モジュール10に内
蔵させているが、高周波モジュール10を設けず、これ
らを、送信機本体1内にすべて設けるようにしてもよ
い。この場合においては、チャンネル表示器17を送信
機本体1の背面に配置するようにする。また、キャリア
センス受信機12、チャンネル表示器17等は、高周波
モジュールから切り離し、送信機本体1に設けてもよ
い。
信機12、周波数制御および表示制御部13、周波数シ
ンセサイザ14、変調器15、高周波増幅器16および
送信チャンネル表示器17を高周波モジュール10に内
蔵させているが、高周波モジュール10を設けず、これ
らを、送信機本体1内にすべて設けるようにしてもよ
い。この場合においては、チャンネル表示器17を送信
機本体1の背面に配置するようにする。また、キャリア
センス受信機12、チャンネル表示器17等は、高周波
モジュールから切り離し、送信機本体1に設けてもよ
い。
【0024】以上説明したように、この例によれば、他
の操縦者が使用していない周波数を自動的に検出して、
送信チャンネルと決定し、かつ、そのチャンネル番号を
送信チャンネル表示器17において表示するので、他の
操縦者が使用しているチャンネルの搬送波で送信するこ
とがなく、一方、他の操縦者は、送信チャンネル表示器
17において表示されているチャンネル番号をみること
により、本発明の送信機において使用しているチャンネ
ルを知ることができ、そのチャンネルとは異なるチャン
ネルを使用することができる。したがって、混信を防止
することができる。
の操縦者が使用していない周波数を自動的に検出して、
送信チャンネルと決定し、かつ、そのチャンネル番号を
送信チャンネル表示器17において表示するので、他の
操縦者が使用しているチャンネルの搬送波で送信するこ
とがなく、一方、他の操縦者は、送信チャンネル表示器
17において表示されているチャンネル番号をみること
により、本発明の送信機において使用しているチャンネ
ルを知ることができ、そのチャンネルとは異なるチャン
ネルを使用することができる。したがって、混信を防止
することができる。
【0025】なお、この実施の形態におけるラジコン用
送信機においては、キャリアセンス受信機12により検
出した空きチャンネルを送信に使用しているために、ど
の送信チャンネルが使用されるかは電源投入時における
各チャンネルの使用状態により決定されることとなり、
予め決定されているわけではない。したがって、被操作
体に搭載される受信装置においてどのチャンネルを受信
すべきかが予め決定されていないので、スキャニング方
式の受信機を使用することにより、受信装置における受
信周波数の設定が不要となる。
送信機においては、キャリアセンス受信機12により検
出した空きチャンネルを送信に使用しているために、ど
の送信チャンネルが使用されるかは電源投入時における
各チャンネルの使用状態により決定されることとなり、
予め決定されているわけではない。したがって、被操作
体に搭載される受信装置においてどのチャンネルを受信
すべきかが予め決定されていないので、スキャニング方
式の受信機を使用することにより、受信装置における受
信周波数の設定が不要となる。
【0026】すなわち、前述したラジコン用送信装置か
ら、操作データとともにその送信装置に固有の機器識別
符号(IDデータ)を送信させる。一方、受信装置にお
けるスキャニング方式受信機は、各チャンネルを順次走
査し、信号を受信したときに、該スキャニングを一時停
止して、該受信信号に含まれる機器識別符号を検出す
る。そして、検出した機器識別符号が予め設定されてい
る機器識別符号と一致するか否かを判定し、この判定結
果が不一致であるときは、異なる送信機からの信号であ
るからスキャニングを再開し、一方、この判定結果が一
致のときは、対応する送信機からの信号であるから、そ
のチャンネルを受信チャンネルと決定し、走査を停止す
る。このように、送信装置と受信装置とを組み合わせた
ラジコンシステムにおいては、周波数の設定がすべて自
動的に行われるので、操縦者の操作は非常に容易なもの
となる。
ら、操作データとともにその送信装置に固有の機器識別
符号(IDデータ)を送信させる。一方、受信装置にお
けるスキャニング方式受信機は、各チャンネルを順次走
査し、信号を受信したときに、該スキャニングを一時停
止して、該受信信号に含まれる機器識別符号を検出す
る。そして、検出した機器識別符号が予め設定されてい
る機器識別符号と一致するか否かを判定し、この判定結
果が不一致であるときは、異なる送信機からの信号であ
るからスキャニングを再開し、一方、この判定結果が一
致のときは、対応する送信機からの信号であるから、そ
のチャンネルを受信チャンネルと決定し、走査を停止す
る。このように、送信装置と受信装置とを組み合わせた
ラジコンシステムにおいては、周波数の設定がすべて自
動的に行われるので、操縦者の操作は非常に容易なもの
となる。
【0027】次に、本発明の他の実施の形態を図3およ
び図4を参照して説明する。図3の(a)は、このラジ
コン用送信装置を背面側からみた外観を示す斜視図であ
り、同図(b)は、周波数設定プレートの斜視図であ
る。図3の(a)および(b)において、1はラジコン
用送信機本体、2はアンテナである。また、18は送信
機本体1に設けられた周波数設定プレート収納部であ
り、その内部には周波数設定プレート20の符号部21
が挿入されるコネクタ19が配置されている。20は周
波数設定プレートであり、その表面にはこの周波数設定
プレートにより決定されるチャンネル番号が、図示する
ように、大きく表記されている。また、21は周波数設
定プレート20に設けられた符号部であり、この実施例
においては、この符号部21に設けられた突起の位置お
よび数によりこの送信装置から送信される信号の搬送波
周波数が決定されるようになされている。
び図4を参照して説明する。図3の(a)は、このラジ
コン用送信装置を背面側からみた外観を示す斜視図であ
り、同図(b)は、周波数設定プレートの斜視図であ
る。図3の(a)および(b)において、1はラジコン
用送信機本体、2はアンテナである。また、18は送信
機本体1に設けられた周波数設定プレート収納部であ
り、その内部には周波数設定プレート20の符号部21
が挿入されるコネクタ19が配置されている。20は周
波数設定プレートであり、その表面にはこの周波数設定
プレートにより決定されるチャンネル番号が、図示する
ように、大きく表記されている。また、21は周波数設
定プレート20に設けられた符号部であり、この実施例
においては、この符号部21に設けられた突起の位置お
よび数によりこの送信装置から送信される信号の搬送波
周波数が決定されるようになされている。
【0028】図4は、このラジコン用送信装置の回路構
成を示すブロック図である。この図において、2はアン
テナ、4は図示しないスティックやスイッチなどからの
操作データを符号化するエンコーダ、14は周波数シン
セサイザ、15は変調器、16は高周波増幅器、19は
コネクタ、20は周波数設定プレート、22は周波数制
御部である。
成を示すブロック図である。この図において、2はアン
テナ、4は図示しないスティックやスイッチなどからの
操作データを符号化するエンコーダ、14は周波数シン
セサイザ、15は変調器、16は高周波増幅器、19は
コネクタ、20は周波数設定プレート、22は周波数制
御部である。
【0029】このように構成されたラジコン用送信装置
において、操縦者は使用しようとする搬送波のチャンネ
ル番号が表記された周波数設定プレート20を選択し、
本体1の背面に設けられた周波数設定プレート収納部1
8に挿入する。これにより、周波数設定プレート20の
符号部21の突起が周波数設定プレート収納部18内に
設けられているコネクタ19に挿入される。挿入された
符号部21の突起の位置および数に対応するコネクタ1
9の端子が短絡され、その状態が周波数制御部22によ
り読み取られる。周波数制御部22は、コネクタ19か
ら読み取った周波数設定プレート20の符号部21に設
定されている周波数情報を周波数シンセサイザ14に出
力する。
において、操縦者は使用しようとする搬送波のチャンネ
ル番号が表記された周波数設定プレート20を選択し、
本体1の背面に設けられた周波数設定プレート収納部1
8に挿入する。これにより、周波数設定プレート20の
符号部21の突起が周波数設定プレート収納部18内に
設けられているコネクタ19に挿入される。挿入された
符号部21の突起の位置および数に対応するコネクタ1
9の端子が短絡され、その状態が周波数制御部22によ
り読み取られる。周波数制御部22は、コネクタ19か
ら読み取った周波数設定プレート20の符号部21に設
定されている周波数情報を周波数シンセサイザ14に出
力する。
【0030】前述した実施の形態の場合と同様に、周波
数制御部22からの周波数情報は周波数シンセサイザ1
4内の分周器にセットされ、周波数シンセサイザ14か
らは、周波数設定プレート20により設定された周波数
の搬送波が出力される。この搬送波は変調器15に供給
され、変調器15において、エンコーダ4から出力され
る符号データにより、PPMあるいはPCM変調され
る。この変調器15から出力される変調された搬送波信
号は高周波増幅器16において増幅され、アンテナ2か
ら送信される。
数制御部22からの周波数情報は周波数シンセサイザ1
4内の分周器にセットされ、周波数シンセサイザ14か
らは、周波数設定プレート20により設定された周波数
の搬送波が出力される。この搬送波は変調器15に供給
され、変調器15において、エンコーダ4から出力され
る符号データにより、PPMあるいはPCM変調され
る。この変調器15から出力される変調された搬送波信
号は高周波増幅器16において増幅され、アンテナ2か
ら送信される。
【0031】このように構成されたラジコン用送信機に
おいては、送信周波数がコネクタ19に挿入される周波
数設定プレート20により決定されるので、動作中に誤
って他の操縦者が使用している周波数に送信周波数を変
更してしまうということがなくなる。また、周波数設定
プレート20に当該送信チャンネル番号を大きく表記し
てあるので、他の操縦者がこの周波数設定プレートをみ
ることにより、当該送信機において使用しているチャン
ネル番号を知ることができ、その周波数を避けて送信を
行うことができるようになる。また、使用周波数の変更
と同時に周波数の表示が変更されるのであるから、従来
のように、使用している周波数を変更する度に、旗など
の目印を交換する必要がなくなるものである。
おいては、送信周波数がコネクタ19に挿入される周波
数設定プレート20により決定されるので、動作中に誤
って他の操縦者が使用している周波数に送信周波数を変
更してしまうということがなくなる。また、周波数設定
プレート20に当該送信チャンネル番号を大きく表記し
てあるので、他の操縦者がこの周波数設定プレートをみ
ることにより、当該送信機において使用しているチャン
ネル番号を知ることができ、その周波数を避けて送信を
行うことができるようになる。また、使用周波数の変更
と同時に周波数の表示が変更されるのであるから、従来
のように、使用している周波数を変更する度に、旗など
の目印を交換する必要がなくなるものである。
【0032】なお、周波数設定プレート20に周波数情
報を保持させる手段としては、これに限られることな
く、種々の方法を採用することができる。たとえば、周
波数設定プレート20内にROMなどの記憶素子を搭載
し、その記憶素子に周波数情報を格納することができ
る。また、周波数設定プレート20に周波数情報を符号
化した孔を設け、周波数設定プレート収納部18内に光
電変換素子を設けて、該周波数情報を読み取るようにす
ることができる。さらにまた、周波数設定プレート20
にバーコードなどの符号を印刷などにより表示してお
き、これを周波数設定プレート収納部18に設けた光電
変換部などにより読み取るようにすることができる。
報を保持させる手段としては、これに限られることな
く、種々の方法を採用することができる。たとえば、周
波数設定プレート20内にROMなどの記憶素子を搭載
し、その記憶素子に周波数情報を格納することができ
る。また、周波数設定プレート20に周波数情報を符号
化した孔を設け、周波数設定プレート収納部18内に光
電変換素子を設けて、該周波数情報を読み取るようにす
ることができる。さらにまた、周波数設定プレート20
にバーコードなどの符号を印刷などにより表示してお
き、これを周波数設定プレート収納部18に設けた光電
変換部などにより読み取るようにすることができる。
【0033】なお、上述した各実施の形態においては、
送信チャンネル表示器17もしくは周波数設定プレート
20において、チャンネル番号を表示する例を示した
が、これに限られることはなく、搬送波周波数自体を表
示するようにしてもよい。また、高周波モジュール10
あるいは周波数設定プレート20の色により周波数帯を
表示し、数字によりその周波数帯におけるチャンネル番
号を表示するようにしてもよい。
送信チャンネル表示器17もしくは周波数設定プレート
20において、チャンネル番号を表示する例を示した
が、これに限られることはなく、搬送波周波数自体を表
示するようにしてもよい。また、高周波モジュール10
あるいは周波数設定プレート20の色により周波数帯を
表示し、数字によりその周波数帯におけるチャンネル番
号を表示するようにしてもよい。
【0034】さらに、上述した各実施の形態において
は、高周波モジュール10あるいは周波数設定プレート
20をラジコン用送信機本体1の背面側に装着する例に
ついて説明したが、高周波モジュール10あるいは周波
数設定プレート20を装着する位置は、これに限られる
ことはなく、ラジコン送信機本体1の側面あるいは上面
などであってもよい。他の操縦者から見易い位置に高周
波モジュール10あるいは周波数設定プレート20の送
信チャンネル表示部が向けられるようになっていれば、
高周波モジュール10あるいは周波数設定プレート20
はラジコン送信機本体1のどこに装着されてもよい。
は、高周波モジュール10あるいは周波数設定プレート
20をラジコン用送信機本体1の背面側に装着する例に
ついて説明したが、高周波モジュール10あるいは周波
数設定プレート20を装着する位置は、これに限られる
ことはなく、ラジコン送信機本体1の側面あるいは上面
などであってもよい。他の操縦者から見易い位置に高周
波モジュール10あるいは周波数設定プレート20の送
信チャンネル表示部が向けられるようになっていれば、
高周波モジュール10あるいは周波数設定プレート20
はラジコン送信機本体1のどこに装着されてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のラジコン
用送信装置によれば、ラジコン用送信機本体に送信チャ
ンネルを表示する手段を設けたので、同じフィールドで
操縦している他の操縦者に対して、使用している送信チ
ャンネルを報知することができ、該他の操縦者が本発明
のラジコン用送信装置と同じ周波数を使用して送信する
ことを防止することができる。また、キャリアセンス受
信機により空きチャンネルを検出して、該空きチャンネ
ルの周波数を使用して送信を行うので、同じフィールド
で操縦している他の操縦者が使用しているチャンネルで
送信することを防ぐことができる。
用送信装置によれば、ラジコン用送信機本体に送信チャ
ンネルを表示する手段を設けたので、同じフィールドで
操縦している他の操縦者に対して、使用している送信チ
ャンネルを報知することができ、該他の操縦者が本発明
のラジコン用送信装置と同じ周波数を使用して送信する
ことを防止することができる。また、キャリアセンス受
信機により空きチャンネルを検出して、該空きチャンネ
ルの周波数を使用して送信を行うので、同じフィールド
で操縦している他の操縦者が使用しているチャンネルで
送信することを防ぐことができる。
【0036】さらにまた、キャリアセンス受信機と搬送
波発生部を有する高周波モジュールに送信チャンネル表
示器を設けているので、混信を生じる恐れのない送信チ
ャンネルが自動的に決定され、かつ、自動的に送信チャ
ンネルが他の操縦者に対して報知される。また、送信す
る周波数帯を変更するときには、対応する周波数帯の高
周波モジュールを装着するのみでよい。
波発生部を有する高周波モジュールに送信チャンネル表
示器を設けているので、混信を生じる恐れのない送信チ
ャンネルが自動的に決定され、かつ、自動的に送信チャ
ンネルが他の操縦者に対して報知される。また、送信す
る周波数帯を変更するときには、対応する周波数帯の高
周波モジュールを装着するのみでよい。
【0037】さらにまた、周波数設定プレートにより送
信周波数を設定するものにおいては、送信したい周波数
の周波数設定プレートを送信機本体に装着するだけで、
その周波数の信号が送信されるとともに、該周波数設定
プレートに表記されているチャンネル番号を他の操縦者
に報知することができる。また、周波数設定プレートは
水晶発振子よりも安価にすることができ、複数枚の周波
数設定プレートを所持する場合であっても、安価なもの
となる。
信周波数を設定するものにおいては、送信したい周波数
の周波数設定プレートを送信機本体に装着するだけで、
その周波数の信号が送信されるとともに、該周波数設定
プレートに表記されているチャンネル番号を他の操縦者
に報知することができる。また、周波数設定プレートは
水晶発振子よりも安価にすることができ、複数枚の周波
数設定プレートを所持する場合であっても、安価なもの
となる。
【0038】ラジコン用送信装置から機器識別情報を送
信し、ラジコン用受信装置にスキャニング受信機を使用
するラジコンシステムにおいては、自動的に対応する送
信チャンネルの信号を受信することができ、操作がさら
に容易になる。
信し、ラジコン用受信装置にスキャニング受信機を使用
するラジコンシステムにおいては、自動的に対応する送
信チャンネルの信号を受信することができ、操作がさら
に容易になる。
【図1】本発明のラジコン用送信装置の一実施例の外観
と、高周波モジュールの外観を示す図である。
と、高周波モジュールの外観を示す図である。
【図2】本発明のラジコン用送信装置の一実施例の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図3】本発明のラジコン用送信装置の他の実施例の外
観と、周波数設定プレートの外観を示す図である。
観と、周波数設定プレートの外観を示す図である。
【図4】本発明のラジコン用送信装置の他の実施例の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
1 ラジコン用送信機本体 2 アンテナ 3 高周波モジュール収納部 4 エンコーダ 10 高周波モジュール 11 突出部 12 キャリアセンス受信機 13 周波数制御および表示制御部 14 周波数シンセサイザ 15 変調器 16 高周波増幅器 17 送信チャンネル表示器 18 周波数設定プレート収納部 19 コネクタ 20 周波数設定プレート 21 符号部 22 周波数制御部
Claims (7)
- 【請求項1】 周波数シンセサイザ方式の搬送波発生部
を有するラジコン用送信装置において、ラジコン用送信
機本体に該ラジコン用送信機により使用される送信チャ
ンネルを表示する送信チャンネル表示部を有することを
特徴とする周波数シンセサイザ方式のラジコン用送信装
置。 - 【請求項2】 空きチャンネルを検出するためのキャリ
アセンス受信機を有し、該キャリアセンス受信機により
検出された空きチャンネルを使用して送信を行うことを
特徴とする請求項1記載のラジコン用送信装置。 - 【請求項3】 少なくとも前記搬送波発生部、前記キャ
リアセンス受信機および送信チャンネル表示器を内蔵す
る高周波モジュールと、 該高周波モジュールを着脱自在に装着することができる
ラジコン用送信機本体とからなることを特徴とする請求
項2記載のラジコン用送信装置。 - 【請求項4】 少なくとも、周波数シンセサイザ方式の
搬送波発生部、空きチャンネルを検出するためのキャリ
アセンス受信機および送信チャンネル表示器とを有し、
ラジコン用送信機に着脱自在に装着できるように構成さ
れたことを特徴とする高周波モジュール。 - 【請求項5】 ラジコン用送信機本体に着脱自在に装着
され、その表面に当該チャンネル番号が表記された周波
数設定プレートにより、搬送波の周波数が決定されるよ
うになされていることを特徴とする請求項1記載のラジ
コン用送信装置。 - 【請求項6】 周波数シンセサイザ方式の搬送波発生部
を有するラジコン用送信機に着脱自在に装着される周波
数設定プレートであって、該周波数設定プレートは、前
記搬送波発生部により発生される搬送波の周波数を決定
するための周波数情報を保持しており、かつ、その表面
に当該チャンネル番号が表記されていることを特徴とす
る周波数設定プレート。 - 【請求項7】 請求項2あるいは3に記載のラジコン
用送信装置と、スキャニング受信機を有するラジコン用
受信装置とからなる周波数シンセサイザ方式のラジコン
システムにおいて、 前記ラジコン用送信装置は、操作データとともに機器識
別符号を送信するようになされており、 前記ラジコン用受信装置は、受信信号中に含まれる前記
機器識別符号を判定することにより受信チャンネルを決
定するようになされていることを特徴とする周波数シン
セサイザ方式のラジコンシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20027995A JPH0928937A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 周波数シンセサイザ方式のラジコン用送信装置および ラジコンシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20027995A JPH0928937A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 周波数シンセサイザ方式のラジコン用送信装置および ラジコンシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0928937A true JPH0928937A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16421680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20027995A Pending JPH0928937A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 周波数シンセサイザ方式のラジコン用送信装置および ラジコンシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0928937A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10234940A (ja) * | 1997-02-27 | 1998-09-08 | Takeya Co Ltd | パチンコ玉発射装置 |
WO2004089492A1 (ja) * | 2003-04-02 | 2004-10-21 | Konami Corporation | 遠隔操作玩具、それに用いる無線機及び駆動機器、並びに遠隔操作玩具における識別コード設定方法 |
KR101479411B1 (ko) * | 2013-07-08 | 2015-01-27 | 지승환 | 증강현실 콘트롤러가 부착되는 완구 |
-
1995
- 1995-07-14 JP JP20027995A patent/JPH0928937A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10234940A (ja) * | 1997-02-27 | 1998-09-08 | Takeya Co Ltd | パチンコ玉発射装置 |
WO2004089492A1 (ja) * | 2003-04-02 | 2004-10-21 | Konami Corporation | 遠隔操作玩具、それに用いる無線機及び駆動機器、並びに遠隔操作玩具における識別コード設定方法 |
KR101479411B1 (ko) * | 2013-07-08 | 2015-01-27 | 지승환 | 증강현실 콘트롤러가 부착되는 완구 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050118 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050517 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |