JP2806313B2 - ラジオコントロール装置の送信機 - Google Patents

ラジオコントロール装置の送信機

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JP2806313B2
JP2806313B2 JP19875295A JP19875295A JP2806313B2 JP 2806313 B2 JP2806313 B2 JP 2806313B2 JP 19875295 A JP19875295 A JP 19875295A JP 19875295 A JP19875295 A JP 19875295A JP 2806313 B2 JP2806313 B2 JP 2806313B2
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章 姉歯
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば被操縦体と
しての飛行機、車、船等のラジコン模型を遠隔操縦する
ラジオコントロール装置の送信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のラジオコントロール装置における
送信機には、本体背面に搬送波の周波数帯域や搬送波の
種類を決定するための高周波回路がモジュールとして組
み込まれており、搬送波としてはAM,FM変調方式を
用い、PPM,PCMといった信号の形式が用いられて
いる。
【0003】また、この種のラジオコントロール装置で
は、各国によって搬送波の使用できる周波数帯域および
その周波数帯域内での周波数が電波法等によって規制さ
れている。下記の〔表1〕および〔表2〕は日本国内で
使用できる周波数帯域およびその周波数帯域内での周波
数を示している。
【0004】
【表1】
【0005】
【表2】
【0006】すなわち、27MHz帯では、〔表1〕に
示すように26.995MHzから27.245MHz
まで50KHz置きに6個のバンド(ただし、バンド6
は27.245MHzと27.255MHzが共通のバ
ンドとして使用される)に分けられている。また、40
MHz帯では、〔表2〕に示すように40.61MHz
から40.85MHzまで20KHz置きに13個のバ
ンドに分けられている。この他、アメリカでは、72M
Hz帯に72.01MHzから72.99MHzまで2
0KHz置きに50個のバンドに分けられている。ま
た、ドイツ等でも同様に模型用ラジオコントール装置用
に周波数が規定されている。
【0007】ところで、この種のラジオコントロール装
置において、従来、送信機本体の背面には、搬送波の周
波数帯域や搬送波の種類を決定する高周波回路をモジュ
ール化したもの(図2(a),(b)および図3(a)
参照)が組み込まれ、各国の周波数帯域に応じて高周波
モジュールを用意し、クリスタルと称する水晶発振子を
交換することによって搬送波の周波数を変更するのが一
般的であった。
【0008】この他、搬送波の周波数を変える方法とし
て、PLL(Phase Locked Loop )回路を利用した周波
数シンセサイザ方式によるラジオコントロール装置の開
発研究がなされている。
【0009】このPLL回路を利用した周波数シンセサ
イザ方式のものは、分周比を変えることにより様々な周
波数に設定可能であるが、各国の電波法等の規定によ
り、周波数シンセサイザ方式のものが使用できる国とそ
うでない国がある。
【0010】例えば、日本では、「ラジコン用発信器の
推奨規格適合証明認定規格(昭和59年11月24日郵
政省告示第895号)」によって40MHz帯の自主管
理規定が定められており、これに適合することが要求さ
れる。その中に「発信の方式は、水晶発信方式であるこ
と」という規定があるから、40MHz帯では周波数シ
ンセサイザ方式を適用することができない。
【0011】また、前述の様な規定がない国では、周波
数シンセサイザ方式を適用できるが、この様な国でも自
国で決められた周波数以外の周波数は使用することがで
きない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、各国の
法制度の違いに対応するためには、周波数シンセサイザ
方式が適用できる国とできない国で送信機の構成が異な
ってしまい、また、周波数シンセサイザ方式の適用でき
る国でも、自国の周波数帯域の周波数以外が使用できな
いようにするための構成が開発課題となっていた。
【0013】そこで、本発明は上述した問題点に鑑みて
なされたものであって、その目的は、送信機本体に装着
されるモジュールを交換するだけで、周波数シンセサイ
ザ方式と、従来からのクリスタル方式の双方を使用する
ことができ、その国のみで使用可能なチャンネル周波数
に設定して被操縦体を遠隔操縦できるラジオコントロー
ル装置の送信機を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、発振器の信号と分周器により分
周された電圧制御発振器の出力信号との位相差に基づい
て前記電圧制御発振器の発振周波数が制御され、前記分
周器の分周比に基づいてロックオンした発振周波数の搬
送波に、被操縦体を遠隔制御するためのチャンネルデー
タに基づく変調信号を重畳して高周波信号を出力するP
LL方式高周波モジュールを送信機本体に装着し、該送
信機本体に装着されたPLL方式高周波モジュールから
入力される高周波信号を送信データとして送信するラジ
オコントロール装置の送信機において、前記PLL方式
高周波モジュールは、前記被操縦体の遠隔制御に使用可
能な別の周波数帯域を示す帯域データが記憶された周
波数データ記憶手段を備え、前記送信機本体は、各国の
周波数帯域毎に複数に振り分けられたバンドを示すすべ
てのチャンネル周波数データが記憶されたデータ記憶手
段と、前記送信機本体に前記PLL方式高周波モジュー
ルが装着された時にその高周波モジュールの前記周波数
データ記憶手段に記憶された前記帯域データを読み取る
データ読取手段と、使用する周波数帯域内のバンドを示
すチャンネル周波数を設定する周波数設定手段と、前記
データ読取手段が読み取った前記帯域データ内で前記周
波数設定手段で設定されたチャンネル周波数に対応する
1つのチャンネル周波数データを前記データ記憶手段か
ら選定するデータ選定手段とを備えており、前記データ
選定手段で選定されたチャンネル周波数データに基づい
て前記PLL方式高周波モジュールにおける前記分周器
の分周比を可変することを特徴とする。
【0015】請求項2の発明は、発振器の信号と分周器
により分周された電圧制御発振器の出力信号との位相差
に基づいて前記電圧制御発振器の発振周波数が制御さ
れ、前記分周器の分周比に基づいてロックオンした発振
周波数の搬送波に、被操縦体を遠隔制御するためのチャ
ンネルデータに基づく変調信号を重畳して高周波信号を
出力するPLL方式高周波モジュールを送信機本体に装
着し、該送信機本体に装着されたPLL方式高周波モジ
ュールから入力される高周波信号を送信データとして送
信するラジオコントロール装置の送信機において、前記
PLL方式高周波モジュールは、前記被操縦体の遠隔制
御に使用可能な国別の周波数帯域毎に複数に振り分けら
れたバンドを示すすべてのチャンネル周波数データが記
憶された周波数データ記憶手段を備え、前記送信機本体
は、該送信機本体に前記PLL方式高周波モジュールが
装着された時にそのモジュールの前記周波数データ記憶
手段に記憶されたチャンネル周波数データを読み取るデ
ータ読取手段と、使用する周波数帯域内のバンドを示す
チャンネル周波数を設定する周波数設定手段と、前記デ
ータ読取手段が読み取ったチャンネル周波数データ内で
前記周波数設定手段で設定されたチャンネル周波数に対
応する1つのチャンネル周波数データを選定するデータ
選定手段とを備えており、前記データ選定手段で選定さ
れたチャンネル周波数データに基づいて前記PLL方式
高周波モジュールにおける前記分周器の分周比を可変す
ることを特徴とする。
【0016】請求項3の発明は、所定の発振周波数によ
る搬送波に、被操縦体を遠隔制御するためのチャンネル
データに基づく変調信号を重畳して高周波信号を出力す
るクリスタル式高周波モジュールと、発振器の信号と分
周器により分周された電圧制御発振器の出力信号との位
相差に基づいて前記電圧制御発振器の発振周波数が制御
され、前記分周器の分周比に基づいてロックオンした発
振周波数の搬送波に、前記被操縦体を遠隔制御するため
のチャンネルデータに基づく変調信号を重畳して高周波
信号を出力するPLL方式高周波モジュールとが選択的
に送信機本体に装着され、該送信機本体に装着された高
周波モジュールから入力される高周波信号を送信データ
として送信するラジオコントロール装置の送信機におい
て、該送信機本体には、前記クリスタル式高周波モジュ
ールあるいはPLL方式高周波モジュールの装着時に、
装着された高周波モジュールと電気的に接続される第1
の端子部と、前記PLL方式高周波モジュールが装着さ
れた時のみ該モジュールと電気的に接続される第2の端
子部と、前記第1の端子部および前記第2の端子部と高
周波モジュールとの電気的な接続の有無によって前記送
信機本体に装着された高周波モジュールが前記クリスタ
ル式高周波モジュールか前記PLL方式高周波モジュー
ルかを判別するモジュール判別手段とを備え、前記送信
機本体に装着されていると判別された高周波モジュール
から入力される前記高周波信号を送信データとして送信
することを特徴とする。
【0017】請求項4の発明は、所定の発振周波数によ
る搬送波に、被操縦体を遠隔制御するためのチャンネル
データに基づく変調信号を重畳して高周波信号を出力す
るクリスタル式高周波モジュールと、発振器の信号と分
周器により分周された電圧制御発振器の出力信号との位
相差に基づいて前記電圧制御発振器の発振周波数が制御
され、前記分周器の分周比に基づいてロックオンした発
振周波数の搬送波に、前記被操縦体を遠隔制御するため
のチャンネルデータに基づく変調信号を重畳して高周波
信号を出力するPLL方式高周波モジュールとが選択的
に送信機本体に装着され、該送信機本体に装着された高
周波モジュールから入力される高周波信号を送信データ
として送信するラジオコントロール装置の送信機におい
て、前記PLL方式高周波モジュールは、前記被操縦体
の遠隔制御に使用可能な国別の周波数帯域を示す帯域デ
ータが記憶された周波数データ記憶手段を備え、前記送
信機本体は、各国の周波数帯域毎に複数に振り分けられ
たバンドを示すすべてのチャンネル周波数データが記憶
されたデータ記憶手段と、前記送信機本体に前記PLL
方式高周波モジュールが装着された時にその高周波モジ
ュールの前記周波数データ記憶手段に記憶された前記帯
域データを読み取るデータ読取手段と、使用する周波数
帯域内のバンドを示すチャンネル周波数を設定する周波
数設定手段と、前記データ読取手段が読み取った前記帯
域データ内で前記周波数設定手段で設定されたチャンネ
ル周波数に対応する1つのチャンネル周波数データを前
記データ記憶手段から選定するデータ選定手段とを備え
ており、前記データ選定手段で選定されたチャンネル周
波数データに基づいて前記PLL方式高周波モジュール
における前記分周器の分周比を可変することを特徴とす
る。
【0018】請求項5の発明は、所定の発振周波数によ
る搬送波に、被操縦体を遠隔制御するためのチャンネル
データに基づく変調信号を重畳して高周波信号を出力す
るクリスタル式高周波モジュールと、発振器の信号と分
周器により分周された電圧制御発振器の出力信号との位
相差に基づいて前記電圧制御発振器の発振周波数が制御
され、前記分周器の分周比に基づいてロックオンした発
振周波数の搬送波に、前記被操縦体を遠隔制御するため
のチャンネルデータに基づく変調信号を重畳して高周波
信号を出力するPLL方式高周波モジュールとが選択的
に送信機本体に装着され、該送信機本体に装着された高
周波モジュールから入力される高周波信号を送信データ
として送信するラジオコントロール装置の送信機におい
て、前記PLL方式高周波モジュールは、前記被操縦体
の遠隔制御に使用可能な国別の周波数帯域毎に複数に振
り分けられたバンドを示すすべてのチャンネル周波数デ
ータが記憶された周波数データ記憶手段を備え、前記送
信機本体は、該送信機本体に前記PLL方式高周波モジ
ュールが装着された時にその高周波モジュールの前記周
波数データ記憶手段に記憶されたチャンネル周波数デー
タを読み取るデータ読取手段と、使用する周波数帯域内
のバンドを示すチャンネル周波数を設定する周波数設定
手段と、前記データ読取手段が読み取ったチャンネル周
波数データ内で前記周波数設定手段で設定されたチャン
ネル周波数に対応する1つのチャンネル周波数データを
選定するデータ選定手段とを備えており、前記データ選
定手段で選定されたチャンネル周波数データに基づいて
前記PLL方式高周波モジュールにおける前記分周器の
分周比を可変することを特徴とする。
【0019】そして、上記ラジオコントロール装置の送
信機によれば、周波数データ記憶手段に各国毎の周波数
データが記憶された上記PLL方式高周波モジュールを
各国毎に用意しておくことにより、従来のクリスタル式
高周波モジュールと同様に、モジュールを交換するだけ
で、所望の周波数の搬送波による周波数シンセサイザ方
式の送信機として使用することができる。
【0020】周波数シンセサイザ方式の送信機を使用で
きる国では、上述した如くPLL方式高周波モジュール
の周波数データ記憶手段に周波数データを記憶させてお
けば、この周波数データに基づいて選択可能なチャンネ
ル周波数データを選択して選択可能な周波数データを制
限することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明によるラジオコント
ロール装置の送信機の一実施の形態を示すブロック構成
図である。
【0022】このラジオコントロール装置の送信機は、
送信機本体1と、送信機本体1に着脱可能に組み込まれ
るクリスタル式高周波モジュール2AとPLL方式高周
波モジュール2Bの2種類の高周波モジュール2によっ
て概略構成されている。
【0023】送信機本体1は電源3、チャンネルデータ
入力手段4、A/D変換手段5、周波数設定手段6、デ
ータ記憶手段7、制御手段(CPU)8、変調信号出力
手段9、RF信号出力手段10、アンテナ11を備えて
いる。
【0024】チャンネルデータ入力手段4は送信機のス
ティックに連動してその出力電圧値が変化するように幾
つかのチャンネルに対応して設けられたボリュームと、
被操縦体が飛行機であれば、引込脚動作スイッチ、フラ
ップ動作スイッチ、スポイラー動作スイッチ等の被操縦
体の各部位を動かすための各チャンネルに対応した機能
選択スイッチとを備えており、ボリュームの変化量に応
じたアナログ信号および機能選択スイッチの操作に基づ
く信号を選択的に切り換えてA/D変換手段5に出力し
ている。
【0025】A/D変換手段5はチャンネルデータ入力
手段4のボリュームおよび機能選択スイッチから選択的
に入力される信号をデジタル信号のチャンネルデータに
変換して制御手段8に出力している。
【0026】周波数設定手段6は送信機本体1の正面側
に設けられた複数のキーで構成され、このキー操作によ
り使用する周波数帯域内のバンドを示すチャンネル周波
数を設定して搬送波の周波数を決定している。
【0027】データ記憶手段7は制御手段8のメモリ領
域に設けられ、各国の周波数帯域毎に複数に振り分けら
れたバンドを示すすべてのチャンネル周波数データが記
憶されている。また、このデータ記憶手段7は電源3の
立ち上げ時に制御手段8が高周波モジュール2から読み
取った周波数データを一時的に記憶している。
【0028】制御手段8は電源状態判別手段8a、デー
タ読取手段8b、モジュール判別手段8c、データ選定
手段8d、分周数可変手段8e、RF出力制御手段8f
を備えて構成されている。
【0029】電源状態判別手段8aは各回路に必要な駆
動信号を供給する電源3のオン・オフ状態を判別してお
り、電源3が投入されてオンしている間、データ読取手
段8bに対してデータの読み取りを許可するためのデー
タ読取許可信号S1を出力している。
【0030】データ読取手段8bは電源状態判別手段8
aからのデータ読取許可信号S1に基づいて送信機本体
1に組み込まれた高周波モジュール2の周波数データを
読み取っている。
【0031】モジュール判別手段8cは電源3の立ち上
げ時にデータ読取手段8bが読み取った高周波モジュー
ル2の周波数データに基づいて送信機本体1に現在組み
込まれている高周波モジュール2の種類を判別してい
る。すなわち、データ読取手段8bが周波数データを読
み取らない場合には、組み込まれている高周波モジュー
ル2をクリスタル式高周波モジュール2Aと判別し、デ
ータ読取手段8bが周波数データを読み取った場合に
は、組み込まれている高周波モジュール2をPLL方式
高周波モジュール2Bと判別して、その判別信号S2を
データ選定手段8d、分周数可変手段8eおよび変調信
号出力手段9に出力している。
【0032】データ選定手段8dはモジュール判別手段
8cから送信機本体1にPLL方式高周波モジュール2
Bが組み込まれている旨を示す判別信号S2が入力して
いる時に、周波数設定手段6によって設定された高周波
モジュールの周波数データと対応する1つのチャンネル
周波数データをデータ記憶手段7に記憶されたチャンネ
ル周波数データから選定しており、この選定されたチャ
ンネル周波数データを分周数可変手段8eに出力してい
る。
【0033】分周数可変手段8eはモジュール判別手段
8cから送信機本体1にPLL方式高周波モジュール2
Bが組み込まれている旨を示す判別信号S2が入力して
いる時に、データ選定手段8dからのチャンネル周波数
データの周波数に対応する分周数データをPLL方式高
周波モジュール2Bに出力している。
【0034】RF出力制御手段8fは送信機本体1にP
LL方式高周波モジュール2Bが組み込まれている状態
で、ロックオン時にPLL方式高周波モジュール2Bよ
り入力されるロックイン信号S3に基づいてRF信号出
力手段10を制御している。なお、RF信号出力手段1
0はアンロック時に制御してもよい。
【0035】変調信号出力手段9はモジュール判別手段
8cからの判別信号S2を受けてデジタル信号に変換さ
れたチャンネルデータによる変調信号を出力している。
【0036】RF信号出力手段10はRF出力制御手段
8fからの制御信号に基づいて高周波モジュール2より
入力される高周波信号S4を送信データとしてアンテナ
11より送信している。
【0037】次に、クリスタル式高周波モジュール2A
およびPLL方式高周波モジュール2Bは、送信機本体
1の周波数設定手段6で設定されたチャンネル周波数に
応じて、送信機本体1に後述する接続構造を介して着脱
可能に組み込まれる。
【0038】クリスタル式高周波モジュール2Aは発振
器12、RF増幅手段13を備えて高周波回路を構成し
ている。
【0039】発振器12は所定の発振周波数の発振振動
子を備えており、この発振振動子からの発振信号をRF
増幅手段13に出力している。
【0040】RF増幅手段13は送信機本体1の変調信
号出力手段9からの変調信号を発振器による発振周波数
の搬送波に重畳して高周波増幅し、変調のかかった高周
波信号S4を送信機本体1のRF信号出力手段10に出
力している。
【0041】一方、PLL方式高周波モジュール2Bは
上述した高周波回路を構成する発振器12、RF増幅手
段13に加えて、周波数データ記憶手段14およびPL
L回路を構成するPLL発振制御手段15を備えてい
る。
【0042】周波数データ記憶手段14は例えば電気的
にデータの書換えが可能なEEPROMによって構成さ
れ、被操縦体の遠隔制御に使用可能な国別の周波数帯域
を示す帯域データ(例えばアメリカでは72MHz帯)
あるいは国別の周波数帯域毎に複数に振り分けられたバ
ンドを示すすべてのチャンネル周波数データ(例えばア
メリカでは、72MHz帯の72.01MHzから7
2.99MHzまでの50個の周波数)が記憶されてい
る。
【0043】PLL発振制御手段15は分周器(プログ
ラマブルデバイダ)、位相比較器、ループフィルタ(ロ
ーパスフィルタ)、電圧制御発振器を備え、発振器12
の信号と分周器により分周された電圧制御発振器の出力
信号との位相差に基づいて電圧制御発振器の発振周波数
を制御しており、送信機本体1の分周数可変手段8eか
らの分周数データにより分周比が可変設定され、この設
定された分周比に基づいてロックオンした発振周波数の
搬送波をRF増幅手段13に出力している。
【0044】RF増幅手段13は送信機本体1の変調信
号出力手段9より入力される変調信号をPLL発振制御
手段15からの搬送波に重畳して高周波増幅し、この変
調のかかった高周波信号S4を送信機本体1のRF信号
出力手段10に出力している。
【0045】次に、図2および図3に基づいて上述した
送信機本体と高周波モジュールとの間の接続構造につい
て説明する。
【0046】クリスタル式高周波モジュール2Aは図2
(a),(b)、図3(a)に示すように直方体形状を
なす本体2aに高周波回路基板16が内蔵されており、
この高周波回路基板16には、高周波回路を構成する発
振器、RF増幅器等の回路部品が接続されている。ま
た、本体2aの上下壁面中央部分には、板バネ構造のツ
マミ片17が形成されている。
【0047】また、PLL方式高周波モジュール2Bは
図2(c),(d)に示すようにクリスタル式高周波モ
ジュール2Aと同一形状の本体2bの背面側に、所定幅
H1だけ内側に段付2dをもって所定厚さH2の突出部
2cが一体に形成されている。突出部2cには、図3
(b)に示すようにPLL回路基板18が内蔵されてお
り、PLL回路基板18には、PLL回路を構成する回
路部品が接続され、高周波回路基板16との間はコネク
タ(図示せず)を介して電気的に接続されている。
【0048】一方、送信機本体1の背面には、図3に示
すように上述した2種類の高周波モジュール2を着脱可
能に格納するための取付凹部1aが形成されており、こ
の取付凹部1aには、PLL方式高周波モジュール2B
の段付2dと対応する位置に段部1aaが形成されてい
る。また、取付凹部1aには、高周波モジュール2の高
周波回路と送信機本体1の各部のやり取りを行うための
第1の端子部19と、PLL回路と接続される第2の端
子部20が立設している。
【0049】第1の端子部19は例えばRF出力、GN
D、RFモニタ、電源、変調信号の入力の5ピンの端子
から構成されている。また、第2の端子部20は例えば
RF出力コントロール端子、PLLのデータの入力端
子、データの入力のタイミングを取るためのクロック端
子、データのラッチ端子に加え、EEPROMからのデ
ータの呼び込みのための端子をPLLのデータの入力端
子およびクロック端子と共通にした2ピンずつ4系統と
して使用される8ピンで構成されている。
【0050】ここで、第1の端子部19は第2の端子部
20より長く形成されており、図3(a)に示すように
クリスタル式高周波モジュール2Aを送信機本体1に装
着した場合には、取付凹部1aの段部1aaにより位置
規制され、送信機本体1の第1の端子部19のみが高周
波回路基板16のコネクタ16aに接続される。
【0051】また、図3(b)に示すようにPLL方式
高周波モジュール2Bを送信機本体1に装着した場合に
は、段部1aaによって位置規制されることなく、モジ
ュール2Bは取付凹部1aの底面まで格納され、送信機
本体1の第1の端子部19が高周波回路基板16のコネ
クタ16aに接続されると同時に、第2の端子部20が
PLL回路基板18のコネクタ18aに接続される。
【0052】次に、上記のように構成された送信機の動
作について説明する。まず、送信機本体1では、電源3
の立ち上げ時に、データ読取手段8bが高周波モジュー
ル2のデータを読み取りに行き、高周波モジュール2か
らのデータが得られるか否か、つまり、送信機本体1と
高周波モジュール2との間を電気的に接続する第1,第
2の端子19,20とコネクタ16a,18aとの接続
状態によって送信機本体1に装着された高周波モジュー
ル2がクリスタル式高周波モジュール2AかPLL方式
高周波モジュール2Bかの判断を行う。
【0053】そして、送信機本体1にクリスタル式高周
波モジュール2Aが組み込まれていると判別された場合
には、チャンネルデータに基づく変調信号を発振器12
の発振周波数による搬送波に重畳して高周波増幅し、変
調のかかった高周波信号S4を送信機本体1のアンテナ
11より送信データとして送信する。
【0054】次に、送信機本体1にPLL方式高周波モ
ジュール2Bが組み込まれていると判別された場合に
は、周波数データ記憶手段14に記憶されるデータの内
容に応じて、以下に示す2つの何れかの動作が実行され
る。
【0055】まず、周波数データ記憶手段14に国別の
周波数帯域を示す帯域データが記憶されている場合に
は、送信機本体1のデータ記憶手段7には、複数の国の
周波数帯域におけるすべてのチャンネル周波数データが
記憶されており、PLL方式高周波モジュール2Bを送
信機本体1に装着して電源3を投入すると、データ読取
手段8bが周波数データ記憶手段14から帯域データを
読み取る。そして、この帯域データに対応する設定可能
な1つのチャンネル周波数データを周波数設定手段6の
キー操作により設定する。この設定によってデータ記憶
手段7から選定されたチャンネル周波数データに基づい
てPLL回路の発振周波数を可変して高周波モジュール
2Bの搬送波を決定する。そして、搬送波にチャンネル
データに基づく変調信号を重畳して高周波増幅し、変調
のかかった高周波信号S4を送信機本体1のアンテナ1
1より送信データとして送信する。
【0056】また、周波数データ記憶手段14に特定の
国の周波数帯のチャンネル周波数データが記憶されてい
る場合には、PLL方式高周波モジュール2Bを送信機
本体1に装着して電源3を投入すると、データ読取手段
8bが周波数データ記憶手段14からチャンネル周波数
データを読み取ってデータ記憶手段7に記憶する。次
に、周波数設定手段6のキー操作により1つのチャンネ
ル周波数データが設定されると、これに対応するチャン
ネル周波数データがデータ記憶手段7から選定され、こ
の選定されたチャンネル周波数データに基づいてPLL
回路の発振周波数を可変して高周波モジュール2Bの搬
送波を決定する。そして、搬送波にチャンネルデータに
基づく変調信号を重畳して高周波増幅し、変調のかかっ
た高周波信号S4を送信機本体1のアンテナ11より送
信データとして送信する。
【0057】従って、上述したPLL方式高周波モジュ
ールは、搬送波の周波数を可変制御するための周波数デ
ータが記憶された周波数データ記憶手段を備えた構成な
ので、周波数データ記憶手段に各国毎の周波数データが
記憶されたPLL方式高周波モジュールを各国毎に用意
しておけば、従来と同様にモジュールを交換するだけ
で、所望の周波数の搬送波による周波数シンセサイザ方
式の送信機として使用することができる。
【0058】また、上述した送信機では、送信機本体の
取付凹部に対して従来のクリスタル式高周波モジュール
と、PLL方式高周波モジュールの両方が着脱できる構
成なので、周波数シンセサイザ方式の送信機が適用でき
る国、また、各国の電波法等の制限によって適用できな
い国の場合でも、共通の送信機本体を使用でき、モジュ
ールの交換を行うだけでクリスタル方式と周波数シンセ
サイザ方式の送信機を提供できる。
【0059】さらに、周波数シンセサイザ方式の送信機
を使用できる国では、PLL方式高周波モジュールの周
波数データ記憶手段に周波数データを記憶させておけ
ば、この周波数データに基づいて選択可能なチャンネル
周波数データを選定して選択可能な周波数データを制限
することができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各国毎の周波数データが記憶されたPLL方式高周波モ
ジュールを各国毎に用意しておけば、モジュールを交換
するだけで、所望の周波数の搬送波による周波数シンセ
サイザ方式の送信機として使用することができる。
【0061】また、送信機本体に設けられた第1の端子
部および第2の端子部との電気的な接続の有無によって
送信機本体に装着された高周波モジュールの種類が判別
されるので、クリスタル式高周波モジュールとPLL方
式高周波モジュールとを共通の送信機本体で使用でき、
周波数シンセサイザ方式の送信機が適用できる国、ま
た、各国の電波法等の制限によって適用できない国の場
合でも、送信機本体に対するモジュールの交換を行うだ
けでクリスタル方式と周波数シンセサイザ方式の送信機
を提供できる。
【0062】さらに、PLL方式高周波モジュールの周
波数データ記憶手段に所望の周波数データを記憶させて
おくことにより、選択可能な周波数データを制限するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるラジオコントロール装置の送信機
の一実施の形態を示すブロック構成図
【図2】(a),(b),(c),(d)同送信機に用
いられる2種類の高周波モジュールの正面図および底面
【図3】(a),(b)同送信機に用いられる2種類の
高周波モジュールを送信機本体に装着した状態を示す断
面図
【符号の説明】
1…送信機本体、2A…クリスタル式高周波モジュー
ル、2B…PLL方式高周波モジュール、6…周波数設
定手段、7…データ記憶手段、8b…データ読取手段、
8d…データ選定手段、10…RF信号出力手段(出力
手段)、12…発振器、14…周波数データ記憶手段
(記憶手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒井 正浩 千葉県茂原市大芝629 双葉電子工業株 式会社内 (72)発明者 鴇田 正志 千葉県茂原市大芝629 双葉電子工業株 式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−74325(JP,A) 特開 昭62−72231(JP,A) 特開 平3−121629(JP,A) 実開 昭57−200944(JP,U) 実開 平3−27140(JP,U)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発振器の信号と分周器により分周された
    電圧制御発振器の出力信号との位相差に基づいて前記電
    圧制御発振器の発振周波数が制御され、前記分周器の分
    周比に基づいてロックオンした発振周波数の搬送波に、
    被操縦体を遠隔制御するためのチャンネルデータに基づ
    く変調信号を重畳して高周波信号を出力するPLL方式
    高周波モジュールを送信機本体に装着し、該送信機本体
    に装着されたPLL方式高周波モジュールから入力され
    る高周波信号を送信データとして送信するラジオコント
    ロール装置の送信機において、 前記PLL方式高周波モジュールは、前記被操縦体の遠
    隔制御に使用可能な国別の周波数帯域を示す帯域データ
    が記憶された周波数データ記憶手段を備え、 前記送信機本体は、各国の周波数帯域毎に複数に振り分
    けられたバンドを示すすべてのチャンネル周波数データ
    が記憶されたデータ記憶手段と、前記送信機本体に前記
    PLL方式高周波モジュールが装着された時にその高周
    波モジュールの前記周波数データ記憶手段に記憶された
    前記帯域データを読み取るデータ読取手段と、使用する
    周波数帯域内のバンドを示すチャンネル周波数を設定す
    る周波数設定手段と、前記データ読取手段が読み取った
    前記帯域データ内で前記周波数設定手段で設定されたチ
    ャンネル周波数に対応する1つのチャンネル周波数デー
    タを前記データ記憶手段から選定するデータ選定手段と
    を備えており、 前記データ選定手段で選定されたチャンネル周波数デー
    タに基づいて前記PLL方式高周波モジュールにおける
    前記分周器の分周比を可変する ことを特徴とするラジオ
    コントロール装置の送信機。
  2. 【請求項2】 発振器の信号と分周器により分周された
    電圧制御発振器の出力信号との位相差に基づいて前記電
    圧制御発振器の発振周波数が制御され、前記分周器の分
    周比に基づいてロックオンした発振周波数の搬送波に、
    被操縦体を遠隔制御するためのチャンネルデータに基づ
    く変調信号を重畳して高周波信号を出力するPLL方式
    高周波モジュールを送信機本体に装着し、該送信機本体
    に装着されたPLL方式高周波モジュールから入力され
    る高周波信号を送信データとし て送信するラジオコント
    ロール装置の送信機において、 前記PLL方式高周波モジュールは、前記被操縦体の遠
    隔制御に使用可能な国別の周波数帯域毎に複数に振り分
    けられたバンドを示すすべてのチャンネル周波数データ
    が記憶された周波数データ記憶手段を備え、 前記送信機本体は、該送信機本体に前記PLL方式高周
    波モジュールが装着された時にそのモジュールの前記周
    波数データ記憶手段に記憶されたチャンネル周波数デー
    タを読み取るデータ読取手段と、使用する周波数帯域内
    のバンドを示すチャンネル周波数を設定する周波数設定
    手段と、前記データ読取手段が読み取ったチャンネル周
    波数データ内で前記周波数設定手段で設定されたチャン
    ネル周波数に対応する1つのチャンネル周波数データを
    選定するデータ選定手段とを備えており、 前記データ選定手段で選定されたチャンネル周波数デー
    タに基づいて前記PLL方式高周波モジュールにおける
    前記分周器の分周比を可変する ことを特徴とするラジオ
    コントロール装置の送信機。
  3. 【請求項3】 所定の発振周波数による搬送波に、被操
    縦体を遠隔制御するためのチャンネルデータに基づく変
    調信号を重畳して高周波信号を出力するクリスタル式高
    周波モジュールと、発振器の信号と分周器により分周さ
    れた電圧制御発振器の出力信号との位相差に基づいて前
    記電圧制御発振器の発振周波数が制御され、前記分周器
    の分周比に基づいてロックオンした発振周波数の搬送波
    に、前記被操縦体を遠隔制御するためのチャンネルデー
    タに基づく変調信号を重畳して高周波信号を出力する
    LL方式高周波モジュールとが選択的に送信機本体に装
    着され、該送信機本体に装着された高周波モジュールか
    ら入力される高周波信号を送信データとして送信するラ
    ジオコントロール装置の送信機において、 該送信機本体には、前記クリスタル式高周波モジュール
    あるいはPLL方式高周波モジュールの装着時に、装着
    された高周波モジュールと電気的に接続される第1の端
    子部と、前記PLL方式高周波モジュールが装着された
    時のみ該モジュールと電気的に接続される第2の端子部
    と、前記第1の端子部および前記第2の端子部と高周波
    モジュールとの電気的な接続の有無によって前記送信機
    本体に装着された高周波モジュールが前記クリスタル式
    高周波モジュールか前記PLL方 式高周波モジュールか
    を判別するモジュール判別手段とを備え、前記送信機本
    体に装着されていると判別された高周波モジュールから
    入力される前記高周波信号を送信データとして送信する
    ことを特徴とするラジオコントロール装置の送信機。
  4. 【請求項4】 所定の発振周波数による搬送波に、被操
    縦体を遠隔制御するためのチャンネルデータに基づく変
    調信号を重畳して高周波信号を出力するクリスタル式高
    周波モジュールと、発振器の信号と分周器により分周さ
    れた電圧制御発振器の出力信号との位相差に基づいて前
    記電圧制御発振器の発振周波数が制御され、前記分周器
    の分周比に基づいてロックオンした発振周波数の搬送波
    に、前記被操縦体を遠隔制御するためのチャンネルデー
    タに基づく変調信号を重畳して高周波信号を出力する
    LL方式高周波モジュールとが選択的に送信機本体に装
    着され、該送信機本体に装着された高周波モジュールか
    ら入力される高周波信号を送信データとして送信するラ
    ジオコントロール装置の送信機において、 前記PLL方式高周波モジュールは、前記被操縦体の遠
    隔制御に使用可能な国別の周波数帯域を示す帯域データ
    が記憶された周波数データ記憶手段を備え、 前記送信機本体は、各国の周波数帯域毎に複数に振り分
    けられたバンドを示すすべてのチャンネル周波数データ
    が記憶されたデータ記憶手段と、前記送信機本体に前記
    PLL方式高周波モジュールが装着された時にその高周
    波モジュールの前記周波数データ記憶手段に記憶された
    前記帯域データを読み取るデータ読取手段と、使用する
    周波数帯域内のバンドを示すチャンネル周波数を設定す
    る周波数設定手段と、前記データ読取手段が読み取った
    前記帯域データ内で前記周波数設定手段で設定されたチ
    ャンネル周波数に対応する1つのチャンネル周波数デー
    タを前記データ記憶手段から選定するデータ選定手段と
    を備えており、 前記データ選定手段で選定されたチャンネル周波数デー
    タに基づいて前記PLL方式高周波モジュールにおける
    前記分周器の分周比を可変する ことを特徴とするラジオ
    コントロール装置の送信機。
  5. 【請求項5】 所定の発振周波数による搬送波に、被操
    縦体を遠隔制御するためのチャンネルデータに基づく変
    調信号を重畳して高周波信号を出力するクリスタル式高
    周波モジュールと、発振器の信号と分周器により分周さ
    れた電圧制御 発振器の出力信号との位相差に基づいて前
    記電圧制御発振器の発振周波数が制御され、前記分周器
    の分周比に基づいてロックオンした発振周波数の搬送波
    に、前記被操縦体を遠隔制御するためのチャンネルデー
    タに基づく変調信号を重畳して高周波信号を出力する
    LL方式高周波モジュールとが選択的に送信機本体に装
    着され、該送信機本体に装着された高周波モジュールか
    ら入力される高周波信号を送信データとして送信するラ
    ジオコントロール装置の送信機において、 前記PLL方式高周波モジュールは、前記被操縦体の遠
    隔制御に使用可能な国別の周波数帯域毎に複数に振り分
    けられたバンドを示すすべてのチャンネル周波数データ
    が記憶された周波数データ記憶手段を備え、 前記送信機本体は、該送信機本体に前記PLL方式高周
    波モジュールが装着された時にその高周波モジュールの
    前記周波数データ記憶手段に記憶されたチャンネル周波
    数データを読み取るデータ読取手段と、使用する周波数
    帯域内のバンドを示すチャンネル周波数を設定する周波
    数設定手段と、前記データ読取手段が読み取ったチャン
    ネル周波数データ内で前記周波数設定手段で設定された
    チャンネル周波数に対応する1つのチャンネル周波数デ
    ータを選定するデータ選定手段とを備えており、 前記データ選定手段で選定されたチャンネル周波数デー
    タに基づいて前記PLL方式高周波モジュールにおける
    前記分周器の分周比を可変する ことを特徴とするラジオ
    コントロール装置の送信機。
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