JPH06139001A - コードレスデジタイザ - Google Patents

コードレスデジタイザ

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JPH06139001A
JPH06139001A JP33350692A JP33350692A JPH06139001A JP H06139001 A JPH06139001 A JP H06139001A JP 33350692 A JP33350692 A JP 33350692A JP 33350692 A JP33350692 A JP 33350692A JP H06139001 A JPH06139001 A JP H06139001A
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JP
Japan
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position indicator
power
power supply
coil
circuit
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JP33350692A
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Inventor
Kiyohide Matsushima
清秀 松嶋
Keiichi Matsushima
恵一 松島
Makoto Watanabe
渡辺  誠
Tsutomu Kawanaka
勉 川中
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Graphtec Corp
Original Assignee
Graphtec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 位置指示器に設けられた付加機構に対する電
池等の電源を省略する。 【構成】 位置指示器にタブレットから無線で供給され
る電力により動作する付加機構を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は位置指示器により指示さ
れたタブレット上の座標値を検出する装置であってタブ
レットと位置指示器とで信号を無線で授受する、いわゆ
るコードレスデジタイザに関するものであり、特に位置
指示器に設けられた付加機構の電源供給機構に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種のデジタイザには、例えば図6に
示す装置があった。例示した装置は、互いに直交する2
方向に重ね合わされた状態で配設された複数のループコ
イル(X1〜X6,Y1〜Y6)からなるコイル群1
1、このコイル群11のX側のループコイル群(X1〜
X6)に接続されたX軸スキャナ12、コイル群11の
内でY側のループコイル群(Y1〜Y6)に接続された
Y軸スキャナ13、上記X軸スキャナ12とY軸スキャ
ナ13との間を接続する2つの増幅器14aおよび14
b、上記増幅器14aの出力を取り込んで座標値等の演
算をする利用回路15から構成されるタブレット1と、
位置指示コイルL1、第1のコンデンサC0、スイッチ
SW1により接続自在とされた第2のコンデンサC1か
らなる同調回路を有した位置指示器2とを有している。
【0003】この構成を有するデジタイザは、上記位置
指示器2が上記コイル群11上に位置付けられた際に、
上記コイル群11、上記増幅器14aおよび14b、上
記位置指示器2の同調回路により発振系が構成されるも
のであり、発振時における発振系の状態を利用回路15
で情報として取込むとともに、この情報に基づいて、上
記位置指示器2が指示する指示座標を検出するものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のデジ
タイザ装置では、位置指示器2に対し、表示機構や照明
機構等のいわゆる付加機構を備えようとした場合には、
その電源を確保するために位置指示器2内に電池等の電
源を搭載しなければならず、そのため位置指示器2が大
きくなるとともに重量も重くなってしまう問題点があっ
た。さらに、電池等の電源は使用によって消耗するの
で、交換や充電等をする必要があり、使い勝手が悪いと
いった問題点があった。本発明はこれら問題点に対して
なされたものであり、その目的は電池等を搭載すること
なく動作する付加機構を位置指示器に備えたコードレス
デジタイザを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明のコー
ドレスデジタイザは、タブレットと位置指示器とで信号
を無線で授受することにより、タブレット上の位置指示
器の指示座標を決定するようにしたコードレスデジタイ
ザにおいて、上記位置指示器に上記タブレットから無線
で供給される電力により動作する付加機構を備えたこと
を特徴とするものである。さらに上記付加機構として (a) 上記位置指示器が上記タブレットの読取りエリア外
であることを告知する上記位置指示器に設けられた発光
手段 (b) 指標付位置指示器の指標照明手段 (c) 装置の状態を表示する上記位置指示器に設けられた
表示手段 を備えたことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】位置指示器に設けられた付加機構に無線で電力
を供給できるので、位置指示器に電池等の電源を備える
必要がなくなり、位置指示器を軽く構成することができ
るとともに電池交換等の作業を省略することができる。
また、指示座標が有効エリア内にあるか否かを位置指示
器で確認することができる。さらに、位置指示器の指示
指標を照明することができる。
【0007】
【実施例】図1及び図2は本発明の第1実施例装置を示
す図であり、先の従来装置と同一部には同一符号をもっ
て示してある。図において、16aは電源供給用ループ
コイル、17は第3の増幅器、18は発振回路、19は
フィルタ回路であり、位置指示器2に設けられた21は
付加機構、L2は電源受信用コイル、C2は電源受信用
コンデンサである。また、付加機構21内のLED1及
びLED2は発光ダイオード、R1は抵抗である。
【0008】タブレット1の座標検出機構は、従来装置
と同じく、コイル群11、X軸スキャナ12、Y軸スキ
ャナ13、第1及び第2の増幅器14a及び14b、利
用回路15から構成されている。上記コイル群11はX
側ループコイル群(X1〜X6)とY側ループコイル群
(Y1〜Y6)から構成されており、X側ループコイル
群はX方向に順次配置され、Y側ループコイル群はY方
向に順次配置されている。上記X側ループコイル群はX
軸スキャナ12にそれぞれ接続され、上記Y側ループコ
イル群はY軸スキャナ13にそれぞれ接続されている。
X軸スキャナ12は図示しない制御装置からのXアドレ
ス信号によりX側ループコイル群のいずれかのループコ
イルを選択し、第1の増幅器14aの入力側に接続す
る。同様に、Y軸スキャナ13もYアドレス信号に基づ
いてY側ループコイルを第2の増幅器14bの出力側に
接続する。上記第1の増幅器14aの出力側は上記第2
の増幅器14bの入力側に接続され、かつ利用回路15
にも接続されている。さらに、上記第1の増幅器14a
は非飽和型の増幅器として構成され、上記第2の増幅器
14bは飽和型の増幅器として構成されている。これは
座標検出等を安定とするためである。利用回路15はこ
の第1の増幅器14aからの出力を取込み、これに基づ
いて位置指示器2の指示座標やスイッチオン、オフ情報
を検出する。
【0009】一方、位置指示器2の座標検出機構として
は、位置検出コイルL1、基準コンデンサC0、情報識
別用コンデンサC1、スイッチSW1が設けられ、位置
検出用のLC同調回路を形成している。上記情報識別用
コンデンサC1はスイッチSW1により接離自在とされ
ており、上記LC同調回路の同調周波数を可変とし、ス
イッチSW1のオン、オフ情報を識別可能としている。
【0010】第1実施例装置による位置検出動作は、次
のようにして行われる。上記X軸スキャナ12及び上記
Y軸スキャナ13は、X側アドレス情報及びY側アドレ
ス情報に基づいて、所定のタイミングで一対のX側及び
Y側のループコイルを順次選択している。選択されたX
側およびY側ループコイルの重畳領域の上方に位置指示
器2の位置指示コイルL1が位置付けられたとき、位置
指示コイルL1は周囲の雑音電波やループコイルに流れ
たスイッチングノイズ等を拾い、これらのループコイル
を電磁的に結合する。このときコイル群11(X側ルー
プコイル群)→X軸スキャナ12→第1の増幅器14a
→第2の増幅器14b→Y軸スキャナ13→コイル群1
1(Y側ループコイル群)→位置指示器2(同調回路)
の発振系が構成され、この系内で発振状態となる。利用
回路15は、第1の増幅器14aの出力電圧および出力
周波数の情報と、その出力に対応したXアドレスおよび
Yアドレスとの情報に基づいて、位置指示器2の指示座
標とスイッチ状態とを演算し、図示しない上位装置に対
し演算結果を送出する。
【0011】上記発振状態における発振周波数(以下、
位置検出周波数という)は上記発振系の回路定数により
定められるもので、上記位置指示器2内のスイッチSW
1がオフのときとオンのときとではそれぞれ異なった周
波数で発振するように設定されている。実施例装置にお
いてはスイッチSW1がオフの時は周波数f0で、オン
の時は周波数f1で発振する。従って、上記利用回路1
5は位置検出周波数を検出することにより上記スイッチ
SW1のオン、オフ状態を識別することができる。ま
た、発振時におけるX側スキャナ12からの出力は、後
述する電源供給用ループコイル16aから供給される電
源供給用の周波数(f2)成分によって、位置検出周波
数(f0またはf1)成分とこの電源供給用の周波数
(f2)成分とが混在した出力となるが、この電源供給
用の周波数成分(f2)はフィルタ回路19により吸収
されるので、発振系には影響を及ぼさない。このフィル
タ回路19は、上記電源供給用の周波数(f2)がその
回路の固有周波数となる直列共振回路として構成される
ものであり、上記電源供給用の周波数(f2)が入力さ
れたときには、その入力に対し抵抗値が0となるように
作用し、上記位置検出用周波数(f0、f1)が入力さ
れたときにはその入力に対し高抵抗値となるように作用
するものである。
【0012】次いで、第1実施例装置による付加機構2
1への電力供給について説明する。タブレット1には付
加機構21に電源を供給するための機構として、電源供
給用ループコイル16a、第3の増幅器17、発振回路
18を有している。上記電源供給用ループコイル16a
は上記コイル群11の周囲を囲むように配設されてい
る。上記発振回路18は電源供給用周波数(f2)を発
生する回路として構成されており、上記電源供給用ルー
プコイル16aに対し第3の増幅器17を介して接続さ
れている。上記電源供給用周波数(f2)は上記位置検
出周波数(f0、f1)に対して影響を及ぼさない帯域
に定められる。この影響を及ぼさない帯域とは、2つの
周波数域が存在したとき、一方の周波数帯域と他方の周
波数帯域とが重なり合わないことを意味する。この構成
においては、概ね帯域の中心周波数が10kHz以上離
れていれば良い。また、上記発振回路18は、図示しな
い制御回路からの制御信号により、その動作が制御され
る。その制御とは、例えば発振の開始や停止、電波の強
度の変更あるいは発振周波数の変更であったりする。
【0013】一方、位置指示器2には付加機構21に電
源を供給するための機構として、電源受信用コイルL
2、電源受信用コンデンサC2を備えている。 上記電
源受信用コイルL2と上記電源受信用コンデンサC2と
は、上記電源供給用周波数で同調する電源受信用のLC
同調回路を構成している。上記付加機構21は、発光ダ
イオードLED1と抵抗R1とが直列に接続された構成
となっている。これらは、上記電源受信用コンデンサC
2の両端に接続され、ここから電源を得ている。
【0014】上記発振回路18は制御信号に基づいて上
記電源供給周波数(f2)の電波を発信する。この電波
は第3の増幅器17を介して電源供給用ループコイル1
6aに供給されるが、このとき第3の増幅器17はこの
電波を増幅し、必要な強度としてから供給している。上
記電源供給用ループコイル16aは供給された電波に応
じて、その周囲に磁界を発生する。この磁界は位置指示
器2がタブレット1上、すなわちコイル群11上に位置
付けられたときに、上記電源受信コイルL2に作用し、
この電源受信コイルL2と電源受信用コンデンサC2か
らなる電源受信用同調回路と電磁結合する。その結果、
この同調回路内には電圧が誘起される。この電圧は上記
発光ダイオードLED1に印加され、その結果、発光ダ
イオードLED1は発光する。
【0015】この構成は位置指示器2の指示座標が検出
エリア外にあることを告知する手段として有効である。
すなわち、利用回路15からの出力が検出エリア外の情
報であった場合には、上記発振回路18に与える制御信
号を所定のタイミングで間欠的に発信する信号とするこ
とにより、上記発光ダイオードLED1を点滅させるこ
とが可能となるので、操作者に対し検出エリア外である
ことを告知することができる。また、この構成は位置指
示器2の指標照明手段としても有効である。すなわち、
上記発光ダイオードLED1を位置指示器2の位置指示
コイルL1近傍、すなわち位置指示器2の指標部近傍に
配置するとともに、上記発振回路18を専ら発振させる
よう制御信号を与えることにより、この指標部を照明す
ることができる。
【0016】図2は位置指示器2の別な態様を示したも
のである。先に述べた装置との差異は、電力受信用同調
回路を2つ設け、それぞれに異なる色の光を発する発光
ダイオード(LED1、LED2)を備えた点、発光ダ
イオードに直列に接続された抵抗R1を電源受信用コイ
ル(L2、L3)の途中に接続した点にある。この構成
においては第1の電源受信用コンデンサC2と、第2の
電源受信用コンデンサC3の容量はそれぞれ異なってお
り、互いに異なる周波数(f2、f2’)の同調回路を
形成している。従って、発振回路18の発振周波数をこ
れら同調回路の同調周波数に切り換えて発信させること
により2つの発光ダイオードLED1とLED2とを選
択的に発光させることが可能である。この発振周波数の
切り換えも、発振回路18に与えられる制御信号により
行うことができる。
【0017】この構成も位置指示器2の指示座標が検出
エリア外にあることを告知する手段として有効である。
すなわち、検出有効エリア内に位置指示座標があるとき
は上記発振回路18の出力周波数をf2として緑色の発
光ダイオードLED1を発光させておき、一方、検出有
効エリア内に位置指示座標がないときは出力周波数をf
2’として赤色の発光ダイオードLED2を発光させる
といった構成が可能となる。また、この構成において
は、電源受信コイルの途中に抵抗R1用の接点を設けた
ので、低インピーダンスで発光ダイオードの駆動がで
き、効率よく点灯させることができる。
【0018】図3及び図4は本発明の第2実施例装置を
示す図である。この第2実施例装置と上記第1実施例装
置との差異は、次の点にある。 上記電源供給用ループコイルを2層構造(16b、
16c)とし、その角度を上記コイル群11に対し、略
45度となるように配した点。 上記付加機構21を表示機構とした点。 上記表示機構に指示座標を表示させる点。 以下、第2実施例装置について説明する。
【0019】第2実施例装置のタブレットは、電力供給
用ループコイルに関わる部分が先の第1実施例装置と異
なっている。電力供給ループコイル16b及び16c
は、図3(b)に示すように上記コイル群11のY側ル
ープコイル(Y1〜Y6)に対して略45度の角度を持
ち、かつ、1ターンの間隔Dを有するつづら折り状のパ
ターンで形成されている。本実施例においては2つの電
力供給用ループコイル16b及び16cを間隔D/4だ
けずらして配設し、第1の電力供給用ループコイル16
bにはAsinωtの駆動電波を、第2の電力供給用ル
ープコイル16cにはAcosωtの駆動電波を供給す
ることにより、タブレット表面に一様な磁界を得てい
る。これらの駆動電波は上記電力供給ループコイル16
bおよび16cと上記第3の増幅器17との間に設けら
れた位相器171によって生成されている。また、これ
ら駆動電波の周波数は上記電力供給用周波数(f2)と
なるように設定されている。
【0020】位置指示器2は、図3(a)に示すよう
に、位置検出機構としての位置指示コイルL1、この位
置指示コイルL1に並列に接続された基準コンデンサC
0、情報識別用コンデンサC1及びこの情報識別用コン
デンサC1に配設された接続スイッチSW1と、付加機
構21への電力供給機構としての電力受信コイルL2、
この電力受信コイルL2に並列に接続された電力供給用
コンデンサC2、この電力受信用同調回路の出力に接続
された整流回路22及びこの整流回路22からの出力を
平滑化するコンデンサC3と、付加機構21としてのL
CD等から構成される表示器211及びドライバ212
とを備えている。
【0021】座標検出動作時において、上記電力供給ル
ープコイル16bおよび16cには電力供給用の駆動電
波が印加され、この電波によって発生した磁界と上記位
置指示器の電力供給機構とが電磁結合する。第2実施例
装置においては、この駆動電波により上記表示器211
を駆動すると共に、この表示器211に指示座標とスイ
ッチ情報を表示する構成となっている。
【0022】図4はこの構成における駆動電波を説明す
る図である。位相器171は発振器18から発振された
周波数f2の電波からAsinωtおよびAcosωt
の2つの駆動電波を生成して上記電力供給ループコイル
16b及び16cに印加する。このとき発振回路18に
は上記利用回路15にて演算された指示座標とスイッチ
情報のデータが加味された制御信号が与えられ、この信
号に基づいて発振している。
【0023】すなわち、図4において、この駆動電波は
データオンレベルV1とデータオフレベルV2の2レベ
ルの電圧で構成されており、このV1が符号「1」に対
応しV2が符号「0」に対応するようになっている。ス
タート信号は所定のタイミングで送出され、このスター
ト信号の後にX座標データ、Y座標データあるいはスイ
ッチデータが送出される。これらデータのうちX座標デ
ータ、Y座標データは10ビット(20〜29)の信号で
送出され、スイッチデータは2ビット(20〜21)の信
号で送出されている。
【0024】これら各データの送出手順は次の通りであ
る。まず、スタート信号S1が送出され、この後にX座
標データが送出される。データは△t単位で区分けされ
た形で送出され、信号S1送出からの経過時間により該
当ビットが判断される。従って、このX座標データは2
7、26および23 ビットがオン状態であるので、値「2
00」のデータを示している。X座標データの送出が終
了すると、順次、スタート信号S2、Y座標データ、ス
タート信号S3、スイッチデータが送出される。各デー
タの扱いはX座標データと同様であるので省略するが、
例示したデータは、X座標が200、Y座標が100、
スイッチ情報が1(オン状態)となっている。実際にこ
のデータを電力供給ループコイル16b及び16cに送
出する際には、このデータの位相を上記位相器171に
て変化させてAsinωtおよびAcosωtの2つの
駆動信号を生成し、それぞれを第1の電源供給コイル1
6b、第2の電源供給コイル16cに供給している。
【0025】座標情報およびスイッチ情報を含んだ駆動
電波は、上述したように電力受信コイルL2と電磁結合
して位置指示器内の電力供給機構に誘導電圧を発生させ
る。この誘導電圧は、上記表示器211およびドライバ
212の駆動用電源及び表示データとして扱われる。こ
の誘導電圧を駆動用電源として用いる際には、上記整流
器22およびコンデンサC3により整流、平滑化して所
定電圧に整た後に用いる。また、この誘導電圧から表示
データを読み取る際には、この誘導電圧を直接ドライバ
212に入力し、所定値(例えば、上記電圧値V1が5
V,V2が0V)となるよう電圧シフトしてから使用す
る。ドライバ212ではこの表示データから表示器21
1用の制御データを生成して表示器211にデータを表
示する。以上のように第2実施例装置は、位置指示器に
設けられた表示装置に指示座標値及びスイッチ情報を表
示する。
【0026】図5は第3の実施例装置を示したものであ
る。この第3実施例装置の特徴は、位置指示器内の位置
検出機構から付加機構(発光ダイオード)の駆動電源を
得ている点にある。第3実施例装置において、タブレッ
ト1には第2の増幅器14bとY軸スキャナ13との間
にスイッチSW2を設け、かつ位置指示器2の位置検出
機構内には付加機構としての発光ダイオードLED1と
抵抗R1を設けている。さらに、上記抵抗R1の端部は
電源受信コイルL1の途中に接続され、発光ダイオード
LED1の端部は基準コンデンサC0の接点に接続され
ている。この構成の位置検出機構は、タブレット1のコ
イル群11と電磁結合して指示座標やスイッチ情報をタ
ブレット1に与えるのと同時に、付加機構21としての
発光ダイオードLED1に駆動電圧を与えている。従っ
て、位置検出動作が行われている際には、上記発光ダイ
オードLED1は常時発光するようになっている。
【0027】この構成は、上位装置とデジタイザ装置と
が正常に接続されているか確認する手段として有効であ
る。すなわち、図5に示すように、タブレットと上位装
置(図示せず)との通信にエラーが発生し、情報が送出
できなくなった状態において、制御装置(図示せず)は
この状態を利用回路15から取得して制御信号によりス
イッチSW2を開放させるように構成すると、エラー発
生時に上記発光ダイオードLED1は発光しない。従っ
て、操作者は位置指示器の発光ダイオードの発光状態を
確認することにより、上位装置とデジタイザ装置との通
信状態を確認することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明のコードレス
デジタイザは、 位置指示器に電池等の電源を備える必要がなくな
り、位置指示器を軽く構成することができるとともに電
池交換等の作業を省略することができる。 指示座標が有効エリア内にあるか否かを位置指示器
により確認することができる。 位置指示器の指示指標を照明することができる 等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例装置を示す構成図である。
【図2】本発明の第1実施例装置における位置指示器の
他の構成を示す構成図である。
【図3】本発明の第2実施例装置を示す構成図である。
【図4】本発明の第2実施例装置における送出データを
説明する図である。
【図5】本発明の第3実施例装置を示す構成図である。
【図6】従来装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1 タブレット 11 コイル群 16 電源供給用ループコイル 17 第3の増幅器 171 位相器 18 発振回路 19 フィルタ回路 2 位置指示器 21 付加機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川中 勉 神奈川県横浜市戸塚区品濃町503−10 グ ラフテック株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タブレットと位置指示器とで信号を無線
    で授受することにより、タブレット上の位置指示器の指
    示座標を決定するようにしたコードレスデジタイザにお
    いて、 上記位置指示器に上記タブレットから無線で供給される
    電力により動作する付加機構を備えたことを特徴とする
    コードレスデジタイザ。
  2. 【請求項2】 上記付加機構は、上記位置指示器が上記
    タブレットの読取りエリア外であることを告知する上記
    位置指示器に設けられた発光手段である請求項1記載の
    コードレスデジタイザ。
  3. 【請求項3】 上記付加機構は、指標付位置指示器の指
    標照明手段である請求項1記載のコードレスデジタイ
    ザ。
  4. 【請求項4】 上記付加機構は、装置の状態を表示する
    上記位置指示器に設けられた表示手段である請求項1記
    載のコードレスデジタイザ。
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