JPH09288846A - 情報記録媒体及びその再生方法 - Google Patents

情報記録媒体及びその再生方法

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JPH09288846A
JPH09288846A JP8098008A JP9800896A JPH09288846A JP H09288846 A JPH09288846 A JP H09288846A JP 8098008 A JP8098008 A JP 8098008A JP 9800896 A JP9800896 A JP 9800896A JP H09288846 A JPH09288846 A JP H09288846A
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recording medium
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layers
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JP8098008A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Kawanishi
義隆 川西
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作動距離が1〜2mmの従来の光学ヘッドを
用いることを可能とし、また、従来の再生方法よりも収
差補正板の数を半減させることを可能とする。 【解決手段】 情報記録媒体10は、基板12上に情報
記録層141〜150を順次積層し、最上層の情報記録
層150上に紫外線硬化樹脂からなる保護膜16を備え
ている。情報記録層141,…の間隔は、光学系の解析
限界距離以下で、かつ上下の情報記録層141,…によ
る干渉が起こらない距離以上となっている。情報記録層
141,…は、例えば凸凹の記憶ピットと反射膜とから
なる。情報記録層141,…の反射膜は、例えば、光ビ
ームLの入射方向から奥に進むに従って反射率が高くな
るように設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ビームにより情
報を再生する情報記録媒体、及びその再生方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクの高密度化のための技
術として、記録ピットの形状を微小化することにより2
次元方向に記憶容量を増やす技術と、情報記録層を多層
化することにより3次元方向に記憶容量を増やす技術と
が提案されている。
【0003】前者の技術では、読み出しの光ビームをよ
り狭く絞ること、又は光ビームの波長を短くすることが
要求される。しかし、対物レンズの開口数NAは、大き
いほど光ビームを絞ることができるが、0.6程度が実
用的な限界である。また、半導体レーザで実用に耐え得
る波長は、短くても635nmである。このように、前
者の技術では、現在以上の進展を図ることが困難であ
る。
【0004】一方、後者の技術として、以下に示す3種
類が提案されている。
【0005】第1従来技術として、Wayne I.Imaino et
al. がSPIE Vol.2338 Optical DataStorage(1994/254-2
59)に発表した情報記録媒体がある。この情報記録媒体
80は、図11に示すように、片面に情報記録層801
を有する基板802上に、両面に情報記録層803,8
04を有する基板805を、0.4mmの空隙806を
設け積層したものである。そして、情報記録層801,
…に対応した収差補正板807を用いるとともに対物レ
ンズ808を移動させて、光ビームLの焦点位置を調節
することにより、情報の再生を行う。
【0006】第2従来技術として、K.Osato et al.がSP
IE Vol.2514 Optical Data Storage(1995/40-45)に発表
した情報記録媒体がある。この情報記録媒体82は、図
12に示すように、基板821上に情報記録層822,
823が積まれた構造となっており、光ビームLの進入
方向から見て、手前から奥に向かって情報記録層82
2,823の反射率を高く設定し、かつ情報記録層82
2,823間の間隔を対物レンズ824の収差以内で収
まる40μm程度の間隔としたものである。そして、収
差補正板を用いずに、対物レンズ824を移動させて、
光ビームLの焦点を上下の情報記録層822,823へ
移動させることにより、情報の再生を行う。
【0007】第3従来技術として、特開平3−2096
42号公報に開示されている情報記録媒体がある。この
情報記録媒体84は、図13に示すように、透明基板8
41〜845と情報記録層851〜855とが交互に積
み重ねられ、光ビームLの進入方向から見て、手前から
奥に向かって情報記録層851,…の反射率を高く設定
したものである。そして、収差補正板858を取り替え
て、光ビームLの焦点を上下の情報記録層851,…へ
移動させることにより、情報の再生を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】第1従来技術の情報記
録媒体80では、情報記録層801,…の間隔が広いた
めに、光学ヘッドの作動距離を長くとらなければならな
い。一方、作動距離をあまり長くすることは、小型化の
障害となるため許されない。その結果、情報記録層80
1,…の数が作動距離により制限されるとともに、情報
記録媒体80と光学ヘッドとが衝突する可能性が高くな
るという問題点を有する。また、作動距離を長くするに
は、対物レンズ808の直径を大きくするか、又は対物
レンズ808の開口数NAを小さくすることが必要とな
る。しかし、対物レンズ808の直径を大きくすると、
光学ヘッドが大きく重くなるため高速アクセスに対応が
できなくなる。また、開口数NAを小さくすると、情報
記録層801,…上の光ビームLの収束径が大きくなる
ので、記録容量の面密度を上げられなくなる。
【0009】第2従来技術の情報記録媒体82では、情
報記録層822,823の間隔は、対物レンズ824の
解析限界距離以内で、かつ上下の層で干渉が起きない4
0μm程度である。しかし、情報記録層822,…を三
層以上とすると、情報記録層822,…の最下層と最上
層との間隔が、対物レンズ824の解析限界距離を越え
てしまう。そのため、収差が発生し光ビームLの絞り込
みが不十分になるので、光ビームLがぼやけた状態とな
り、情報の再生ができなくなる。なお、通常の光学系の
解析限界距離は50μm程度である。
【0010】第3従来技術の情報記録媒体84では、上
下の情報記録層851,…の間隔が100μm以上あっ
て対物レンズ857の解析限界距離を越えているので、
収差が発生する。したがって、n層の情報記録層85
1,…を再生するにはn−1枚の収差補正板858が必
要となり、光学ヘッドが大きく重くなるため高速アクセ
スができない。
【0011】
【発明の目的】本発明の主な目的は、作動距離が1〜2
mmの従来の光学ヘッドを用いることを可能とし、ま
た、従来の再生方法よりも収差補正板の数を半減させる
ことを可能とした、多層構造の情報記録媒体とその再生
方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の情報記録
媒体は、積層された複数の情報記録層を備え、これらの
情報記録層に対する収束光の照射により情報が再生され
る情報記録媒体において、前記情報記録層は、三層以上
設けられるとともに、隣り合うもの同士の間隔が前記収
束光を照射する光学系の解析限界を越えない距離である
ことを特徴とするものである。請求項2記載の情報記録
媒体の再生方法は、請求項1記載の情報記録媒体に対し
て情報を再生する方法であって、前記複数の情報記録層
のいずれかに前記収束光を照射して収差が生じた場合に
収差補正板を用いるものである。
【0013】光学系の解析限界内に存在する情報記録層
に対しては、収差を補正する必要はない。なおかつ、光
学系の解析限界を越えて積層された情報記録層に対して
は、解析限界距離程度の厚みの補正を行えばよい。その
ため、収差補正板の数を大幅に削減できるとともに、収
差補正板の厚みを薄くできる。また、情報記録層の間隔
を小さくすることにより光学ヘッドの作動距離を短くで
きるので、作動距離により制限されていた情報記録層の
積層数を大幅に増加できるとともに、通常の市販されて
いる作動距離が1〜2mmの光学ヘッドを使用できる。
【0014】請求項3記載の情報記録媒体は、積層され
た複数の情報記録層を備え、これらの情報記録層に対す
る収束光の照射により情報が再生されるものである。前
記情報記録層は、それぞれ特定波長の光に対して大きい
反射率を有するとともにこの特定波長以外の光を透過さ
せる性質を有し、かつ異なる前記特定波長ごとに少なく
とも二つの種類に分けられ、同じ種類が連続しないよう
に積層されている。これらの種類ごとにおける前記情報
記録層の間隔は、前記収束光を照射する光学系の解析限
界距離以下である。請求項4記載の情報記録媒体の再生
方法は、請求項3記載の情報記録媒体に対して情報を再
生する方法であって、前記情報記録層のそれぞれにその
情報記録層に対応する前記特定波長の前記収束光を照射
するものである。
【0015】従来の単一波長による再生では上下の情報
記録層が単一波長に対して同じ反射率を有するので、情
報記録層の間隔を例えば30μm以下にすると光学的な
干渉が現れ再生信号が劣化した。本発明のように波長の
異なる複数の光ビームを用いると、情報記録層の間隔を
30μm以下としても、再生を行っている情報記録層の
上下の情報記録層ではその光ビームが透過してしまうの
で、光学的な干渉を回避できる。そのため、情報記録層
の間隔を極めて小さくできることにより、情報記録媒体
の厚みを増やすことなく従来以上の多層化が可能となる
とともに、同じ層数であれば情報記録媒体の厚みを薄く
抑えられる。また、情報記録層の間隔を小さくすること
により光学ヘッドの作動距離を短くできるので、作動距
離により制限されていた情報記録層の積層数を大幅に増
加できるとともに、通常の市販されている作動距離が1
mm〜2mmの光学ヘッドを用いることができる。
【0016】請求項5記載の情報記録媒体は、積層され
た複数の情報記録層を備え、これらの情報記録層に対す
る収束光の照射により情報が再生されるものである。そ
して、前記情報記録層は、再生専用の情報記録層と書き
換え可能な情報記録層とが交互に積層されている。前記
情報記録層の間隔は、前記収束光を照射する光学系の解
析限界距離以下である。請求項6記載の情報記録媒体の
再生方法は、請求項5記載の情報記録媒体に対して情報
を再生する方法であって、前記複数の情報記録層のいず
れかに前記収束光を照射して収差が生じた場合に収差補
正板を用いるものである。
【0017】書き換え可能な情報記録層と再生専用の情
報記録層を交互に積層したことにより、光学系の解析限
界距離以内に書き換え可能な情報記録層が1層のみ存在
する構成をとれる。そのため、情報記録層の間隔を小さ
くしても、書き換え可能な情報記録層に記録する時に他
の書き換え可能な情報記録層に記録された情報を消去す
ることを防止できる。したがって、情報記録層の間隔を
極めて小さくできることにより、情報記録媒体の厚みを
増やすことなく従来以上の多層化が可能となるととも
に、同じ層数であれば情報記録媒体の厚みを薄く抑えら
れる。また、情報記録層の間隔を小さくすることにより
光学ヘッドの作動距離を短くできるので、作動距離によ
り制限されていた情報記録層の積層数を大幅に増加でき
るとともに、通常の市販されている作動距離が1mm〜
2mmの光学ヘッドを用いることができる。
【0018】請求項7記載の情報記録媒体は、請求項
1,3又は5記載の情報記録媒体において、前記情報記
録層が下層保護膜、記録膜及び上層保護膜を備え、前記
記録膜がIn0.47Se0.53であるものである。
【0019】上層保護膜及び下層保護膜によって、記録
膜の記録・消去時の熱の影響による基板又はその他の情
報記録層への悪影響を防止できる。また、上層保護膜、
下層保護膜及び記録膜の膜厚調整により、反射率、吸収
率、透過率、位相差等の光学調整が可能となる。さら
に、記録膜にIn0.47Se0.53を用いることにより、透
過率を高く、多層化が可能となり、記録部と未記録部の
吸収率を等しくできるのでオーバライト時の消し残りが
なくなり、再生時のクロストークが著しく改善される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明の実
施形態について説明する。ただし、図面において同一部
分は同一符号を付すことにより重複説明を省略する。
【0021】図1及び図2は、本発明の第一実施形態を
示す概略断面図である。以下、これらの図面に基づき説
明する。
【0022】本実施形態の情報記録媒体10は、基板1
2上に情報記録層141〜150を順次積層し、最上層
の情報記録層150上に紫外線硬化樹脂からなる保護膜
16を備えている。情報記録層141,…の間隔は、光
学系の解析限界距離以下で、かつ上下の情報記録層14
1,…による干渉が起こらない距離以上となっている。
情報記録層141,…は、例えば凸凹の記憶ピットと反
射膜とからなる。情報記録層141,…の反射膜は、例
えば、光ビームLの入射方向から奥に進むに従って反射
率が高くなるように設定されている。一番奥の情報記録
層150の反射膜としては、Al,Au,Ag,Cu等
の金属反射膜が最適である。その他の情報記録層141
〜149の反射膜としては、シリコンに酸素又は窒素を
加えることにより屈折率及び消衰係数を調整したシリコ
ン酸化物又はシリコン窒化物であって、光ビームLの入
射方向から奥に進むにつれた屈折率を高くした半透明反
射膜が好ましい。情報記録層141,…の反射膜は、第
n層の情報記録層の反射率をRn 、第n−1層の反射率
をRn-1 した場合、Rn-1 =(1−Rn-1 2 nの関
係を満たすことが最適である。この条件を満たすとき、
全ての情報記録層141,…の反射率は等しくなるの
で、再生光学系のゲインの調整が不要となる。また、本
実施形態の情報記録媒体10の各情報記録層141,…
の反射率を全て同一としてもよい。このとき、再生光学
系のパワーは、入射パワーをPd、読み取りパワーをP
r、各情報記録層141,…の反射率をRとすると、第
n番目の情報記録層と第n−1番目の情報記録層の関係
が、Pd(1−R)2(n-1)R=Pを満たすように入射パ
ワーを調整することで、再生光学系のゲインの調整が不
要となる。基板12は、例えば、外形が円盤状であり、
材質がポリカーボネイトであり、透光性を有している。
【0023】本実施形態における再生光学系は、図1に
示すように、予めフィルム基板18を含めて設計を行
い、最上層の情報記録層150とその直下の情報記録層
149とに焦点が合うように設定しておき、上下の情報
記録層148,…は対物レンズ20を僅かにずらし読み
分ける。また、光学系の解析限界距離以上の下層の情報
記録層141の再生では、収差が発生する。そこで、図
2に示すように、フィルム基板18上に収差補正フィル
ム21を積層した収差補正板22を、情報記録媒体10
と対物レンズ20との間に狭むことにより、収差の補正
を行う。
【0024】図3は、本発明の第二実施形態を示す概略
断面図である。以下、この図面に基づき説明する。
【0025】本実施形態の情報記録媒体30は、基板1
2上に波長λ1の光ビームL1に対して反射率を有し、
波長λ2の光ビームL2を透過させる情報記録層32
1,322と、波長λ2の光ビームL2に対して反射率
を有し、波長λ1の光ビームL1を透過させる情報記録
層323,324とを、交互に積層したものである。情
報記録層321,322の間隔及び情報記録層323,
324の間隔は、光学系の解析限界距離以下で、かつ上
下の情報記録層321,…による干渉が起こらない距離
以上となっている。最上層の情報記録層324上には、
保護膜16が設けられている。
【0026】図4は、本発明の第三実施形態を示す概略
断面図である。以下、この図面に基づき説明する。
【0027】本実施形態の情報記録媒体40は、書き換
え可能(又は追記可能)な情報記録層421,422と
再生専用の情報記録層423,424とを、基板12上
に交互に積層したものであり、最上層の情報記録層42
4上に保護膜16を備えている。情報記録層421,…
の間隔は、光学系の解析限界距離以下で、かつ上下の情
報記録層421,…による干渉が起こらない距離以上と
なっている。情報記録層423,424は、凸凹の記憶
ピットと反射膜とからなる。情報記録層423,424
の反射膜は、例えば、光ビームLの入射方向から奥に進
むに従って反射率が高くなるように設定されている。一
番奥の再生専用の情報記録層424の反射膜としては、
Al,Au,Ag,Cu等の金属反射膜が最適である。
その他の情報記録層422の反射膜は、シリコンに酸素
又は窒素を加えることにより屈折率及び消衰係数を調整
したシリコン酸化物又はシリコン窒化物であって、光ビ
ームLの入射方向から奥に進むにつれて屈折率を高くし
た半透明反射膜が最適である。また、本実施形態の情報
記録媒体40の各情報記録層422,424の反射率は
全て同一としてもよい。情報記録層421,422は、
例えば有機系記録材料のシアニン色素、ナフトキノン系
色素、フタロシアニン系色素等、又は相変化型記録材料
のTe−TeO2 、InSe等からなる。
【0028】図5は、本発明の第四実施形態を示す概略
断面図である。以下、この図面に基づき説明する。
【0029】本実施形態の情報記録媒体50は、基板1
2上に再生専用の情報記録層521,522を積層し、
これらの上に書き換え可能(又は追記可能)な情報記録
層523,524を積層したものであり、最上層の情報
記録層524上に保護膜16を備えている。情報記録層
521,523は、波長λ1の光ビームL1に対して反
射率を有し、波長λ2の光ビームL2を透過させる。情
報記録層522,524は、波長λ2の光ビームL2に
対して反射率を有し、波長λ1の光ビームL1を透過さ
せる。情報記録層521,523の間隔及び情報記録層
522,524の間隔は、光学系の解析限界距離以下
で、かつ上下の情報記録層521,…による干渉が起こ
らない距離以上となっている。
【0030】情報記録層521,522は、凸凹の記憶
ピットと反射膜とからなる。情報記録層523,524
は、例えば有機系記録材料のシアニン色素、ナフトキノ
ン系色素、フタロシアニン系色素等、又は相変化型記録
材料のTe−TeO2 ,InSe等からなる。
【0031】
【実施例】図6は、本発明の第一実施形態をより具体化
した第一実施例を示す概略断面図である。以下、この図
面に基づき説明する。
【0032】本実施例の情報記録媒体60は、射出成形
により形成された凸凹の記録ピットを有すポリカーボネ
イト製の厚さ0.6mmの基板621,622上に、そ
れぞれ半透明反射膜641及び金属反射膜642をスパ
ッタ法により成膜し、半透明反射膜641及び金属反射
膜642上にそれぞれフォトポリマリゼーション(以
下、「2P」という。)法により凸凹の記録ピットを有
する2P層643,644を形成し、2P層643,6
44上にスパッタ法により半透明反射膜645,646
を成膜し、半透明反射膜645,646同士を紫外線硬
化樹脂の接着層647により貼り合わせ、基板621側
から紫外線を照射して作成した。
【0033】半透明反射膜641はSiO0.36のシリコ
ン酸化膜を膜厚70nm、半透明反射膜645はSiO
0.31のシリコン酸化膜を膜厚60nm、半透明反射膜6
46はSiO0.22のシリコン酸化膜を膜厚60nm、金
属反射膜642はAlを膜厚80nmでそれぞれ成膜し
た。このときの反射率は、金属反射膜642が85%、
半透明反射膜646が35.5%、半透明反射膜645
が22%、半透明反射膜641が15.5%となった。
また、ディテクターへの各反射層の戻り光は15.5%
となるように設定した。
【0034】また、情報記録媒体60を作成する際の貼
り合わせ方法は、半透明反射膜646を形成した基板6
22を半透明反射膜646が上になるようにスピンコー
タ上に置き、紫外線硬化樹脂「ダイキュアクリアSD−
318」(大日本インキ化学工業株式会社製)を基板6
22上に同心円状に塗布後、半透明反射膜645を形成
した基板621を半透明反射膜645が下になるように
重ね、スピンコータの回転数を800rpmで回転させ
ることにより、膜厚40μmの接着層647を形成後、
高圧水銀灯により照度67mW/cm2 で30秒照射し
接着層647を硬化させた。
【0035】情報記録媒体60の再生光学系の収差の補
正に用いる収差補正フィルム21は、厚みが0.6mm
のディスク形状のポリカーボネイト製のフィルム基板1
8上に、スピンコート法により、接着層647に使用し
た紫外線硬化樹脂を回転数600rpmで40μmの膜
厚に成膜後、紫外線を照射し硬化させた後、切り出すこ
とにより作成した。
【0036】1.2mmのポリカーボネイト製の基板上
で焦点が合うように設計されている波長635nmの赤
色レーザを用いて、情報記録媒体60に対して再生を行
った。再生評価の結果、各層のジッタ値は8%と良好な
値を示した。
【0037】図7及び図8は本発明の第二実施形態をよ
り具体化した第二実施例を示し、図7は半透明反射膜の
反射率の膜厚依存性を示すグラフであり、図8は概略断
面図である。以下、図7及び図8に基づき説明する。
【0038】図7は、詳しくは、半透明反射膜として用
いるSiO0.22のシリコン酸化膜について、レーザ波長
635nm及び780nmに対する反射率の膜厚依存性
の光学計算結果を示したものである。図7から明らかな
ように、このシリコン酸化膜は、膜厚が95〜110n
mの領域Aでは、635nmのレーザ光を反射させるが
780nmのレーザ光を透過させ、膜厚が135〜15
5nmの領域Bでは、635nmのレーザ光を透過させ
るが780nmのレーザ光を反射させる。
【0039】本実施例の情報記録媒体66は、射出成形
により形成された凸凹の記録ピットを有するポリカーボ
ネイト製の厚さ0.6mmの基板681,682上にそ
れぞれ半透明反射膜691,692をスパッタ法により
成膜し、半透明反射膜691,692上にそれぞれ2P
法により凸凹の記録ピットを有する2P層693,69
4を20μmの膜厚で形成し、2P層693,694上
にそれぞれスパッタ法により半透明反射膜695,69
6を成膜後、半透明反射膜695,696同士を紫外線
硬化樹脂の接着層697により貼り合わせ、基板681
側から紫外線を照射して作成した。
【0040】半透明反射膜691,692,695,6
96は、それぞれSiO0.22のシリコン酸化膜を所定の
膜厚になるように成膜した。膜厚は、半透明反射膜69
1が135nm、半透明反射膜695が110nm、半
透明反射膜696が150nm、半透明反射膜692が
95nmである。その結果、図7から明らかなように、
半透明反射膜691,696は、635nmのレーザ光
を反射させるとともに780nmのレーザ光を透過さ
せ、半透明反射膜695,692は、635nmのレー
ザ光を透過させるとともに780nmのレーザ光を反射
させる。
【0041】また、本実施例の情報記録媒体66の貼り
合わせ方法は、第一実施例の情報記録媒体60と同じで
ある。
【0042】次に、0.6mmのポリカーボネイト製の
基板上で焦点が合うように設計されている、波長635
nmのレーザ光La及び波長780nmのレーザ光Lb
を用いて、情報記録媒体66の再生を行った。半透明反
射膜691,696の再生にはレーザ光Laを用い、半
透明反射膜695,692の再生にはレーザ光Lbを用
いた。また、半透明反射膜691と半透明反射膜696
との読み分け、又は半透明反射膜695と半透明反射膜
692との読み分けは、焦点を上下にジャンプさせるこ
とにより行った。再生評価の結果、各層のジッタ値は8
%と良好な値を示した。
【0043】図9及び図10は、本発明の第三実施形態
をより具体化した第三実施例における、上層保護膜の膜
厚依存性を示すグラフである。以下、図9及び図10に
基づき説明する。
【0044】図9は、下層保護膜として120nmのS
iO2 、記録膜として75nmのIn0.47Se0.53、上
層保護膜としてSiO2 を用い、レーザ波長780nm
に対する反射率R、吸収率A、位相差φについて上層保
護膜の膜厚依存性の光学計算結果を示したものである。
図9において、未記録部の反射率をRC、吸収率をA
C、記録部の反射率をRA、吸収率をAAとする。上層
保護膜の膜厚が90nm近傍の領域では、記録部と未記
録部との反射率差が25%あり位相差も最大で、かつ未
記録部と記録部との吸収率が等しく消し残りの影響が少
なく、未記録部の反射率が15%近傍となっている。
【0045】図10は、下層保護膜として150nmの
CaF2 、記録膜として75nmのIn0.47Se0.53
上層保護膜としてCaF2 を用い、レーザ波長780n
mに対する反射率R、吸収率A、位相差φについて上層
保護膜の膜厚依存性の光学計算結果を示したものであ
る。図10において、未記録部の反射率をRC、吸収率
をAC、記録部の反射率をRA、吸収率をAAとする。
上層保護膜の膜厚が150nm近傍の領域では、記録部
と未記録部との反射率差が25%あり位相差も大きくと
れ、かつ未記録部と記録部との吸収率が等しく消し残り
の影響が少なく、未記録部の反射率が36%近傍となっ
ている。
【0046】図示しないが、情報記録媒体は、射出成形
により形成された凸凹の記録ピットを有するポリカーボ
ネイト製の厚さ0.6mmの基板上に半透明反射膜をス
パッタ法により成膜し、凸凹のランド・グルーブを有す
る2P層を20μmの膜厚で形成し、蒸着法により下層
保護膜SiO2 を120nm、記録膜In0.47Se0. 53
を75nm、上層保護膜SiO2 を90nmの順に成膜
した第一の基板と、射出成形により形成された凸凹のラ
ンド・グルーブを有するポリカーボネイト製の厚さ0.
6mmの基板上に、蒸着法により下層保護膜SiO2
120nm、記録膜In0.47Se0.53を75nm、上層
保護膜SiO2 を90nmの順に成膜し、凸凹の記録ピ
ットを有する2P層を20μmの膜厚で形成し、金属反
射膜をスパッタ法により成膜した第二の基板とを、紫外
線硬化樹脂の接着層により貼り合わせ、第一の基板側か
ら紫外線を照射することで固定し作成したものである。
【0047】金属反射膜はAlで膜厚80nm、半透明
反射膜はSiO0.31のシリコン酸化膜で膜厚60nmと
した。また、本実施例の情報記録媒体の貼り合わせ方法
は、第一実施例と同じである。本実施例の情報記録媒体
の収差を補正する収差補正フィルムも、第一実施例と同
じものである。
【0048】次に、本実施例の情報記録媒体は、0.6
mmのポリカーボネイト製の基板上で焦点が合うように
設計されている、波長780nmレーザ光で再生を行っ
た。また、再生専用の情報記録層同士の読み分け、又は
書き可能な情報記録層同士の読み分けは、焦点を上下に
ジャンプさせることにより行った。再生評価の結果、再
生専用の情報記録層におけるジッタ値は8%と良好な値
を示し、書き可能な情報記録層におけるC/Nは48d
Bと良好な値であった。
【0049】
【発明の効果】請求項1記載の情報記録媒体又は請求項
2記載の情報記録媒体の再生方法によれば、光学系の解
析限界距離以内に存在する情報記録層の再生は収差を補
正する必要がなくなり、光学系の解析限界距離を越えて
積層された情報記録層に対しては、解析限界距離程度の
厚みの補正を行えばよい。そのため、収差補正板の数を
大幅に削減できるととともに、収差補正板の厚みを薄く
することが可能となるので、情報記録層を多層化しても
基板の厚みを薄く抑えられ、光学ヘッドの作動距離によ
り限定されていた情報記録層の積層数の大幅な増加が可
能となり、通常に市販されている作動距離が1mm〜2
mmの光学ヘッドを用いることが可能となり、光学系の
コストの低減が可能となる。
【0050】請求項3記載の情報記録媒体又は請求項4
記載の情報記録媒体の再生方法によれば、光学系の解析
限界距離以内に存在する情報記録層の再生は収差を補正
する必要がなくなり、上下の情報記録層の間隔を例えば
30μm以下としても、ある情報記録層で再生を行って
いる特定波長の光ビームはその上下の情報記録層を透過
してしまうので、光学的な干渉を回避することが可能と
なる。その結果、従来以上の多層化が可能となり、情報
記録層の基板の厚みを薄く抑えられる。したがって、光
学ヘッドの作動距離により限定されていた情報記録層の
積層数の大幅な増加が可能となるとともに、通常に市販
されている作動距離が1mm〜2mmの光学ヘッドを用
いることが可能となるので、光学系のコストの低減が可
能となる。
【0051】請求項5記載の情報記録媒体又は請求項6
記載の情報記録媒体の再生方法によれば、書き換え可能
な情報記録層と再生専用の情報記録層を交互に積層して
いるため、光学レンズ系の解析限界距離以内に書き換え
可能な情報記録層が1層のみ存在する構成をとれる。そ
のため、書き換え可能な情報記録層に記録する時に他の
書き換え可能な情報記録層に記録された情報を消去する
ことを防止できるとともに、従来以上の多層化を可能と
し、情報記録層の基板の厚みを薄く抑えられる。したが
って、光学ヘッドの作動距離により限定されていた情報
記録層の積層数の大幅な増加が可能となるとともに、通
常に市販されている作動距離が1mm〜2mmの光学ヘ
ッドを用いることが可能となるので、光学系のコストの
低減が可能となる。
【0052】請求項7記載の情報記録媒体によれば、上
層保護膜及び下層保護膜によって、記録膜の記録・消去
時の熱の影響による基板又はその他の情報記録層への悪
影響を防止できるとともに、上層保護膜、下層保護膜及
び記録膜の膜厚調整により反射率、吸収率、透過率、位
相差等の光学調整が可能となる。また、記録膜にIn
0.47Se0.53を用いることにより、透過率を高く、多層
化が可能となり、記録部と未記録部の吸収率を等しくで
きるのでオーバライト時の消し残りが無くなり、再生時
のクロストークが著しく改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態を示す概略断面図であ
る。
【図2】本発明の第一実施形態を示す概略断面図であ
る。
【図3】本発明の第二実施形態を示す概略断面図であ
る。
【図4】本発明の第三実施形態を示す概略断面図であ
る。
【図5】本発明の第四実施形態を示す概略断面図であ
る。
【図6】本発明の第一実施形態をより具体化した第一実
施例を示す概略断面図である。
【図7】本発明の第二実施形態をより具体化した第二実
施例における、半透明反射膜の反射率の膜厚依存性を示
すグラフである。
【図8】本発明の第二実施形態をより具体化した第二実
施例を示す概略断面図である。
【図9】本発明の第三実施形態をより具体化した第三実
施例における、上層保護膜の膜厚依存性を示すグラフで
ある。
【図10】本発明の第三実施形態をより具体化した第三
実施例における、上層保護膜の膜厚依存性を示すグラフ
である。
【図11】第一従来技術を示す概略断面図である。
【図12】第二従来技術を示す概略断面図である。
【図13】第三従来技術を示す概略断面図である。
【符号の説明】
10,30,40,50 情報記録媒体 12 基板 141〜150,321〜324,421〜424,5
21〜524 情報記録層 16 保護膜 18 フィルム基板 20 対物レンズ 21 収差補正フィルム 22 収差補正板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層された複数の情報記録層を備え、こ
    れらの情報記録層に対する収束光の照射により情報が再
    生される情報記録媒体において、 前記情報記録層は三層以上設けられ、前記情報記録層の
    間隔は、前記収束光を照射する光学系の解析限界距離以
    下であることを特徴とする情報記録媒体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報記録媒体に対して情
    報を再生する方法であって、前記複数の情報記録層のい
    ずれかに前記収束光を照射して収差が生じた場合に収差
    補正板を用いる、情報記録媒体の再生方法。
  3. 【請求項3】 積層された複数の情報記録層を備え、こ
    れらの情報記録層に対する収束光の照射により情報が再
    生される情報記録媒体において、 前記情報記録層は、それぞれ特定波長の光に対して大き
    い反射率を有するとともにこの特定波長以外の光を透過
    させる性質を有し、かつ異なる前記特定波長ごとに少な
    くとも二つの種類に分けられ、同じ種類が連続しないよ
    うに積層され、 これらの種類ごとにおける前記情報記録層の間隔は、前
    記収束光を照射する光学系の解析限界距離以下であるこ
    とを特徴とする情報記録媒体。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の情報記録媒体に対して情
    報を再生する方法であって、前記情報記録層のそれぞれ
    にその情報記録層に対応する前記特定波長の前記収束光
    を照射する、情報記録媒体の再生方法。
  5. 【請求項5】 積層された複数の情報記録層を備え、こ
    れらの情報記録層に対する収束光の照射により情報が再
    生される情報記録媒体において、 前記情報記録層は、再生専用の情報記録層と書き換え可
    能な情報記録層とが交互に積層され、前記情報記録層の
    間隔は、前記収束光を照射する光学系の解析限界距離以
    下であることを特徴とする情報記録媒体。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の情報記録媒体に対して情
    報を再生する方法であって、前記複数の情報記録層のい
    ずれかに前記収束光を照射して収差が生じた場合に収差
    補正板を用いる、情報記録媒体の再生方法。
  7. 【請求項7】 前記情報記録層が下層保護膜、記録膜及
    び上層保護膜を備え、前記記録膜がIn0.47Se0.53
    ある、請求項1,3又は5記載の情報記録媒体。
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