JPH09287788A - 換気装置 - Google Patents
換気装置Info
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- JPH09287788A JPH09287788A JP10275896A JP10275896A JPH09287788A JP H09287788 A JPH09287788 A JP H09287788A JP 10275896 A JP10275896 A JP 10275896A JP 10275896 A JP10275896 A JP 10275896A JP H09287788 A JPH09287788 A JP H09287788A
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- sensor
- ceiling surface
- ceiling
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 住宅等の建物へ換気装置を設備するに当た
り、天井面に設ける吸気口に多機能センサが装備された
センサ基盤を一体に組み込むことにより、多機能センサ
を吸気口と別途に施工する必要をなくし、コストの軽
減、施工費用の削減、並びに天井面の違和感を無くし、
見栄えのよい施工が行える換気装置を提供する。 【解決手段】 建物の居室等の天井裏の空間に屋外への
排気口に連通する排気ダクト5の配設された換気用機器
4が設けられ、この換気用機器4より吸気ダクト1b、
2b、3bが配設された吸気口1a、2a、3aが天井
面に設けられてなる建物用の換気装置であって、上記吸
気口1a、2a、3aに多機能センサが装備されたセン
サ基盤が一体に組み込まれている。
り、天井面に設ける吸気口に多機能センサが装備された
センサ基盤を一体に組み込むことにより、多機能センサ
を吸気口と別途に施工する必要をなくし、コストの軽
減、施工費用の削減、並びに天井面の違和感を無くし、
見栄えのよい施工が行える換気装置を提供する。 【解決手段】 建物の居室等の天井裏の空間に屋外への
排気口に連通する排気ダクト5の配設された換気用機器
4が設けられ、この換気用機器4より吸気ダクト1b、
2b、3bが配設された吸気口1a、2a、3aが天井
面に設けられてなる建物用の換気装置であって、上記吸
気口1a、2a、3aに多機能センサが装備されたセン
サ基盤が一体に組み込まれている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センサによる検知
機能により自動的に作動される建物用の換気装置に関す
る。
機能により自動的に作動される建物用の換気装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、一般の住宅等の建物の居室等の室
内空気の湿度、汚染状況等を天井面に設けた多機能セン
サにより検知し、天井裏の空間に設けられた換気扇等の
換気用機器を自動的に作動させ、建物内の空気を屋外に
排出させるようにした建物用の換気装置が普及してい
る。上記従来の換気装置における換気の流路は、例え
ば、図9に示すようなシステムで構成されている。
内空気の湿度、汚染状況等を天井面に設けた多機能セン
サにより検知し、天井裏の空間に設けられた換気扇等の
換気用機器を自動的に作動させ、建物内の空気を屋外に
排出させるようにした建物用の換気装置が普及してい
る。上記従来の換気装置における換気の流路は、例え
ば、図9に示すようなシステムで構成されている。
【0003】即ち、居室Aと、この居室Aに隣接する居
室Bの2室の空気を換気するような場合、これらの居室
の上方の天井裏に設けた換気用機器100からは、屋外
に連通する排気ダクト200が接続され、一方、換気用
機器100の吸気側からは、上記居室Aと居室Bとにそ
れぞれ連通さる吸気ダクト300と400とが、居室A
と居室Bの天井面にそれぞれ設けられた吸気口310と
410に配設されている。又、居室内の空気の湿度、汚
染状況等を感知するため、居室A、及びBの天井面にそ
れぞれ多機能センサ320、420が設けられ、上記換
気用機器100に信号を送信するセンサ回路の配線がな
されている。
室Bの2室の空気を換気するような場合、これらの居室
の上方の天井裏に設けた換気用機器100からは、屋外
に連通する排気ダクト200が接続され、一方、換気用
機器100の吸気側からは、上記居室Aと居室Bとにそ
れぞれ連通さる吸気ダクト300と400とが、居室A
と居室Bの天井面にそれぞれ設けられた吸気口310と
410に配設されている。又、居室内の空気の湿度、汚
染状況等を感知するため、居室A、及びBの天井面にそ
れぞれ多機能センサ320、420が設けられ、上記換
気用機器100に信号を送信するセンサ回路の配線がな
されている。
【0004】上記従来の換気装置の天井面に取り付けさ
れる吸気口の構造は、図10に示すように、天井裏側に
突出する吸気ダクトの接続口510とフランジ520よ
り構成される本体500の上記フランジ520に、フィ
ルター530とカバー540とがこの順に取り付けられ
て一体となり、上記フランジ520を天井面にビス等に
より固定するようになっている。
れる吸気口の構造は、図10に示すように、天井裏側に
突出する吸気ダクトの接続口510とフランジ520よ
り構成される本体500の上記フランジ520に、フィ
ルター530とカバー540とがこの順に取り付けられ
て一体となり、上記フランジ520を天井面にビス等に
より固定するようになっている。
【0005】一方、天井裏に設けらた換気用機器の換気
扇を作動させる回路が構成された多機能センサは、上記
吸気口とは別途に天井面に取り付けられ、居室内の空気
の湿度、汚染状況等を感知して換気扇を作動させるよう
になっている。従って、換気扇の作動により、吸気口よ
り吸い込まれた空気は吸気ダクト、換気扇、排気ダクト
を経由して屋外に排出される仕組みとなっている。
扇を作動させる回路が構成された多機能センサは、上記
吸気口とは別途に天井面に取り付けられ、居室内の空気
の湿度、汚染状況等を感知して換気扇を作動させるよう
になっている。従って、換気扇の作動により、吸気口よ
り吸い込まれた空気は吸気ダクト、換気扇、排気ダクト
を経由して屋外に排出される仕組みとなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記説
明のような従来の換気装置においては、その機能は十分
に満足のいくものではあるが、換気のための吸気口と多
機能センサとを、別途に居室等の天井面にそれぞれに施
工する必要があるため、コストが割高となり、施工費用
が嵩むといった問題や、省資源の観点よりも好ましいも
のではない。更に、居室等の狭い天井面に幾つもの機器
が装備されることによる違和感や見栄えが良くないとい
った問題がある。
明のような従来の換気装置においては、その機能は十分
に満足のいくものではあるが、換気のための吸気口と多
機能センサとを、別途に居室等の天井面にそれぞれに施
工する必要があるため、コストが割高となり、施工費用
が嵩むといった問題や、省資源の観点よりも好ましいも
のではない。更に、居室等の狭い天井面に幾つもの機器
が装備されることによる違和感や見栄えが良くないとい
った問題がある。
【0007】本発明は、従来のこのような上記の問題点
に着目してなされたものであり、その目的とするところ
は、これらの問題点を解消し、住宅等の建物へ換気装置
を設備するに当たり、天井面に設ける吸気口に多機能セ
ンサが装備されたセンサ基盤を一体に組み込むことによ
り、多機能センサを吸気口と別途に施工する必要をなく
し、コストの軽減、施工費用の削減、並びに天井面の違
和感を無くし、見栄えのよい施工が行える換気装置を提
供するものである。
に着目してなされたものであり、その目的とするところ
は、これらの問題点を解消し、住宅等の建物へ換気装置
を設備するに当たり、天井面に設ける吸気口に多機能セ
ンサが装備されたセンサ基盤を一体に組み込むことによ
り、多機能センサを吸気口と別途に施工する必要をなく
し、コストの軽減、施工費用の削減、並びに天井面の違
和感を無くし、見栄えのよい施工が行える換気装置を提
供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の換気装置におい
ては、建物の居室等の天井裏の空間に屋外への排気口に
連通する排気ダクトを配設した換気用機器が設けられ、
この換気用機器より吸気ダクトが配設された吸気口が天
井面に設けられてなる建物用の換気装置であって、上記
吸気口に多機能センサが装備されたセンサ基盤が一体に
組み込まれていることを特徴とする。
ては、建物の居室等の天井裏の空間に屋外への排気口に
連通する排気ダクトを配設した換気用機器が設けられ、
この換気用機器より吸気ダクトが配設された吸気口が天
井面に設けられてなる建物用の換気装置であって、上記
吸気口に多機能センサが装備されたセンサ基盤が一体に
組み込まれていることを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するため、本発明において
は吸気口の本体の吸気ダクトの接続口の周囲に張り出し
て設けられるフランジ部に、多機能センサが装備された
センサ基盤を、接続口を覆うフィルターとともに、一体
に設ける構造とする。
は吸気口の本体の吸気ダクトの接続口の周囲に張り出し
て設けられるフランジ部に、多機能センサが装備された
センサ基盤を、接続口を覆うフィルターとともに、一体
に設ける構造とする。
【0010】又、上記センサ基盤には、電源線や換気用
機器に至る送信線等の配線経路を確保(フランジ部の取
り付けられる天井補強桟と吸気ダクトの接続口との間に
確保)するとともに、センサ基盤を外部より保護するた
めに中蓋を設け、この中蓋の外側に美観を確保するため
に、外観意匠性が優れたカバーを取り付けるようにする
ものである。
機器に至る送信線等の配線経路を確保(フランジ部の取
り付けられる天井補強桟と吸気ダクトの接続口との間に
確保)するとともに、センサ基盤を外部より保護するた
めに中蓋を設け、この中蓋の外側に美観を確保するため
に、外観意匠性が優れたカバーを取り付けるようにする
ものである。
【0011】更に、必要に応じて換気用機器に逆流防止
機能が付加されてもよい。
機能が付加されてもよい。
【0012】
【作用】本発明の換気装置においては、吸気口に多機能
センサが装備されたセンサ基盤を一体に組み込むように
したことにより、多機能センサを吸気口と別途に天井面
に設ける必要がなくなり、コストの軽減、施工費用の削
減し、更に天井面の違和感を無くし、見栄えのよいもの
とすることが可能となった。
センサが装備されたセンサ基盤を一体に組み込むように
したことにより、多機能センサを吸気口と別途に天井面
に設ける必要がなくなり、コストの軽減、施工費用の削
減し、更に天井面の違和感を無くし、見栄えのよいもの
とすることが可能となった。
【0013】即ち、別途に設ける場合に比べ、多機能セ
ンサの部材の削減、配線回路の簡略化、フィルターサイ
ズの縮小化等により施工工数が大幅に削減され、同時に
天井面の煩雑さがなくなり、見栄えのよいものとするこ
とが可能となった。
ンサの部材の削減、配線回路の簡略化、フィルターサイ
ズの縮小化等により施工工数が大幅に削減され、同時に
天井面の煩雑さがなくなり、見栄えのよいものとするこ
とが可能となった。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1、及び図2は、本発明の換気
装置の一例を示す透視斜視図である。図1に示す実施例
は、住宅に設けられた3室の換気装置であり、互いに隣
接する洗面室1、浴室2、及びトイレ3の天井面にそれ
ぞれ吸気口1a、2a、3aが設けられ、洗面室1の天
井裏の空間に換気用機器4が設けられている。
を参照して説明する。図1、及び図2は、本発明の換気
装置の一例を示す透視斜視図である。図1に示す実施例
は、住宅に設けられた3室の換気装置であり、互いに隣
接する洗面室1、浴室2、及びトイレ3の天井面にそれ
ぞれ吸気口1a、2a、3aが設けられ、洗面室1の天
井裏の空間に換気用機器4が設けられている。
【0015】上記吸気口1a、2a、3aからは、換気
用機器4に吸気ダクト1b、2b、3bが配設され、更
に、換気用機器4からは1系列で排気ダクト5が配設さ
れ、屋外への排気が行われるようになっている。
用機器4に吸気ダクト1b、2b、3bが配設され、更
に、換気用機器4からは1系列で排気ダクト5が配設さ
れ、屋外への排気が行われるようになっている。
【0016】図2に示す実施例は、上記実施例と同様の
住宅に設けられた2室の換気装置であり、互いに隣接す
る洗面室1、浴室2の天井面にそれぞれ吸気口1a、2
aが設けられ、浴室2近傍の天井裏の空間に換気用機器
4が設けられている。
住宅に設けられた2室の換気装置であり、互いに隣接す
る洗面室1、浴室2の天井面にそれぞれ吸気口1a、2
aが設けられ、浴室2近傍の天井裏の空間に換気用機器
4が設けられている。
【0017】上記吸気口1a、2aからは、換気用機器
4に吸気ダクト1b、2bが配設され、更に、換気用機
器4からは1系列で排気ダクト5が配設され、屋外への
排気が行われるようになっている。
4に吸気ダクト1b、2bが配設され、更に、換気用機
器4からは1系列で排気ダクト5が配設され、屋外への
排気が行われるようになっている。
【0018】上記実施例において、吸気口1a、2a、
3aには、それぞれに多機能センサが装備されたセンサ
基盤と、換気用機器4の換気扇を作動させる自動スイッ
チが設けられ、洗面室1、浴室2、及びトイレ3の吸気
の必要性は上記多機能センサにより感知され、換気扇を
作動させるシステムが構成されている。
3aには、それぞれに多機能センサが装備されたセンサ
基盤と、換気用機器4の換気扇を作動させる自動スイッ
チが設けられ、洗面室1、浴室2、及びトイレ3の吸気
の必要性は上記多機能センサにより感知され、換気扇を
作動させるシステムが構成されている。
【0019】図3は、本発明の換気装置の吸気口の一例
を示す分解斜視図である。本実施例の吸気口は、本体1
0、センサ基盤20、中蓋30、グリル(カバー)4
0、及び上記中蓋に嵌め込まれるフィルター50とによ
り構成され、又、この順に組み立てられて一体となると
ともに、天井面にビス等により固着されるようになって
いる。
を示す分解斜視図である。本実施例の吸気口は、本体1
0、センサ基盤20、中蓋30、グリル(カバー)4
0、及び上記中蓋に嵌め込まれるフィルター50とによ
り構成され、又、この順に組み立てられて一体となると
ともに、天井面にビス等により固着されるようになって
いる。
【0020】上記本体10は、吸気ダクトの接続口11
と、その周囲に設けられた角形のフランジ部12とによ
り構成され、合成樹脂等を用いて一体に成形加工されて
いる。上記フランジ部12の端部の対向位置には、グリ
ル40がセットされる係止部12aが設けられ、又、フ
ランジ部12の角寄りには、電気配線のための配線孔1
2bが設けられている。
と、その周囲に設けられた角形のフランジ部12とによ
り構成され、合成樹脂等を用いて一体に成形加工されて
いる。上記フランジ部12の端部の対向位置には、グリ
ル40がセットされる係止部12aが設けられ、又、フ
ランジ部12の角寄りには、電気配線のための配線孔1
2bが設けられている。
【0021】センサ基盤20は、上記のフランジ部12
の内側の枠部13に嵌め込まれるため、その外形が枠部
13の形状に合わせたものとなっており、中心部には空
気の流路を確保するための丸穴が設けられている。この
センサ基盤20の下方には、多機能センサ21が組み込
まれ、この反対側には、配線22aの接続のためのコネ
クタ22が取り付けられている。
の内側の枠部13に嵌め込まれるため、その外形が枠部
13の形状に合わせたものとなっており、中心部には空
気の流路を確保するための丸穴が設けられている。この
センサ基盤20の下方には、多機能センサ21が組み込
まれ、この反対側には、配線22aの接続のためのコネ
クタ22が取り付けられている。
【0022】中蓋30には、中心部に空気の流路となる
丸穴31が設けられ、この丸穴31の大きさに合わせた
フィルター50が嵌め込まれるようになっている。又、
下方には、上記多機能センサ21と対向する位置に、そ
の保護のためのセンサーグリル32が設けられている。
更に、この中蓋30の裏側には、下記のようにセンサ基
盤20が取り付けられるようになっている。
丸穴31が設けられ、この丸穴31の大きさに合わせた
フィルター50が嵌め込まれるようになっている。又、
下方には、上記多機能センサ21と対向する位置に、そ
の保護のためのセンサーグリル32が設けられている。
更に、この中蓋30の裏側には、下記のようにセンサ基
盤20が取り付けられるようになっている。
【0023】グリル40は、上記センサ基盤20とフィ
ルター50が嵌め込まれた中蓋30を挟持するようにし
て、左右の端部の対向位置に設けられた凹部41(左右
の2箇所に設けたのは、グリル40の着脱が容易に行え
るようにするため)を、上記本体10の係止部12aに
係止されることにより、本体10に取り付けられた状態
となる。又、グリル40の下方には、中蓋30のセンサ
ーグリル32が覗く貫通孔42が設けられ、中央部には
意匠性を考慮した通気口となるルーバー43が設けられ
ている。
ルター50が嵌め込まれた中蓋30を挟持するようにし
て、左右の端部の対向位置に設けられた凹部41(左右
の2箇所に設けたのは、グリル40の着脱が容易に行え
るようにするため)を、上記本体10の係止部12aに
係止されることにより、本体10に取り付けられた状態
となる。又、グリル40の下方には、中蓋30のセンサ
ーグリル32が覗く貫通孔42が設けられ、中央部には
意匠性を考慮した通気口となるルーバー43が設けられ
ている。
【0024】更に、上記吸気口の本体と中蓋の機能と構
造に関して図4を参照して説明する。中蓋30には、中
蓋30の周縁に設けられた複数の突起33を裏側に曲折
するようにして、センサ基盤20が取り付けられる。
又、中蓋30の丸穴31の周縁には、補強とセンサ基盤
20に対する防水のための補強用リブ34が設けられて
いる。
造に関して図4を参照して説明する。中蓋30には、中
蓋30の周縁に設けられた複数の突起33を裏側に曲折
するようにして、センサ基盤20が取り付けられる。
又、中蓋30の丸穴31の周縁には、補強とセンサ基盤
20に対する防水のための補強用リブ34が設けられて
いる。
【0025】本体10の空気の通路である丸穴14の内
周面に沿って、排水孔15が不連続に設けられている。
この排水孔15は、天井裏や、金属製の吸気ダクトの温
度変化により、吸気ダクトに結露が発生することがあ
り、この水滴を上記排水孔15より下方に位置するフィ
ルター50に導き、乾燥を速やかに行わせるためと、セ
ンサ基盤20の電子回路を湿気より保護するために設け
られている。即ち、フィルター50の湿気を多機能セン
サ21が感知すると換気扇が作動し、気化熱により乾燥
させることができる。
周面に沿って、排水孔15が不連続に設けられている。
この排水孔15は、天井裏や、金属製の吸気ダクトの温
度変化により、吸気ダクトに結露が発生することがあ
り、この水滴を上記排水孔15より下方に位置するフィ
ルター50に導き、乾燥を速やかに行わせるためと、セ
ンサ基盤20の電子回路を湿気より保護するために設け
られている。即ち、フィルター50の湿気を多機能セン
サ21が感知すると換気扇が作動し、気化熱により乾燥
させることができる。
【0026】図5は、吸気口の取付態様を示す断面図で
ある。吸気口の本体10は、そのフランジ部12を、天
井板(面材)を介して、その裏側に設けられた補強木桟
(或いは木桟)7、7のそれぞれにネジ止めにより固定
される。又、本体10の枠部13には、センサ基盤20
の取り付けられた中枠30が嵌め込まれ、更に、中央部
の丸孔14にはフィルター50がセットされた状態とな
る。
ある。吸気口の本体10は、そのフランジ部12を、天
井板(面材)を介して、その裏側に設けられた補強木桟
(或いは木桟)7、7のそれぞれにネジ止めにより固定
される。又、本体10の枠部13には、センサ基盤20
の取り付けられた中枠30が嵌め込まれ、更に、中央部
の丸孔14にはフィルター50がセットされた状態とな
る。
【0027】一方、本体10の配線孔12bより引き出
された配線22aの先端のコネクタ22は、他方のコネ
クタ33に接続され、その先の配線33aは換気用機器
4(図1、或いは図2に示す)に至っている。
された配線22aの先端のコネクタ22は、他方のコネ
クタ33に接続され、その先の配線33aは換気用機器
4(図1、或いは図2に示す)に至っている。
【0028】図6〜図8に示すグリル43A、43B、
43Cは上記グリル43の意匠設計を行った例であり、
天井面に露呈して見える部分であるために、外観意匠性
が配慮され、特に通気口となるルーバー(図3に示す4
3と同等)を意識してデザインしたものである。
43Cは上記グリル43の意匠設計を行った例であり、
天井面に露呈して見える部分であるために、外観意匠性
が配慮され、特に通気口となるルーバー(図3に示す4
3と同等)を意識してデザインしたものである。
【0029】上記これらのグリルの着脱は、内部のフィ
ルター50の交換時であるが、その着脱を容易にするた
めに、上述のように、左右の対向位置2箇所に凹部41
を設け、本体10の係止部12aに容易に係止できる構
造となっている。又、フィルター50の周囲の中蓋30
の裏側に固定されたセンサ基盤20は、フィルター50
の交換時に露呈したり、邪魔になることなく収められれ
ており、視覚的にも違和感を持たせるようなことのない
吸気口となっている。
ルター50の交換時であるが、その着脱を容易にするた
めに、上述のように、左右の対向位置2箇所に凹部41
を設け、本体10の係止部12aに容易に係止できる構
造となっている。又、フィルター50の周囲の中蓋30
の裏側に固定されたセンサ基盤20は、フィルター50
の交換時に露呈したり、邪魔になることなく収められれ
ており、視覚的にも違和感を持たせるようなことのない
吸気口となっている。
【0030】
【発明の効果】本発明の換気装置においては、吸気口に
多機能センサが装備されたセンサ基盤を一体に組み込む
ようにしたことにより、多機能センサを吸気口と別途に
天井面に設ける必要がなくなり、コストの軽減、施工費
用の削減し、更に天井面の違和感を無くし、見栄えのよ
いものとすることが可能となった。
多機能センサが装備されたセンサ基盤を一体に組み込む
ようにしたことにより、多機能センサを吸気口と別途に
天井面に設ける必要がなくなり、コストの軽減、施工費
用の削減し、更に天井面の違和感を無くし、見栄えのよ
いものとすることが可能となった。
【0031】即ち、別途に設ける場合に比べ、多機能セ
ンサの部材の削減、配線回路の簡略化、フィルターサイ
ズの縮小化等により施工工数が大幅に削減され、同時に
天井面の煩雑さがなくなり、見栄えのよいものとするこ
とが可能となった。従って、換気装置として好適であ
る。
ンサの部材の削減、配線回路の簡略化、フィルターサイ
ズの縮小化等により施工工数が大幅に削減され、同時に
天井面の煩雑さがなくなり、見栄えのよいものとするこ
とが可能となった。従って、換気装置として好適であ
る。
【図1】本発明の換気装置の一例を示す透視斜視図。
【図2】本発明の換気装置の一例を示す透視斜視図。
【図3】本発明の換気装置の吸気口の一例を示す分解斜
視図。
視図。
【図4】図3に示す吸気口の本体と中枠の詳細構造を示
す斜視図。
す斜視図。
【図5】本発明の換気装置の吸気口の取付態様を示す断
面図。
面図。
【図6】吸気口のグリルの数例を示す斜視図。
【図7】吸気口のグリルの数例を示す斜視図。
【図8】吸気口のグリルの数例を示す斜視図。
【図9】従来の換気装置のシステム図。
【図10】従来の換気装置の吸気口の構造を示す分解斜
視図。
視図。
1 洗面室 1a、2a、3a 吸気口 1b、2b、3b 吸気ダクト 2 浴室 3 トイレ 4 換気用機器 5 排気ダクト 10 本体 11 接続口 12 フランジ部 12a 係止部 12b 配線孔 13 枠部 14、31 丸孔 15 排水孔 20 センサ基盤 21 多機能センサ 22 コネクタ 22a 配線 30 中枠 32 センサグリル 33 突起 34 補強リブ 40、40A、40B、40C グリル 41 凹部 42 貫通孔 43 ルーバー
Claims (1)
- 【請求項1】 建物の居室等の天井裏の空間に屋外への
排気口に連通する排気ダクトを配設した換気用機器が設
けられ、この換気用機器より吸気ダクトが配設された吸
気口が天井面に設けられてなる建物用の換気装置であっ
て、上記吸気口に多機能センサが装備されたセンサ基盤
が一体に組み込まれていることを特徴とする換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10275896A JPH09287788A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10275896A JPH09287788A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 換気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09287788A true JPH09287788A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14336108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10275896A Pending JPH09287788A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09287788A (ja) |
-
1996
- 1996-04-24 JP JP10275896A patent/JPH09287788A/ja active Pending
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