JPH09286583A - 乗客コンベアの欄干 - Google Patents
乗客コンベアの欄干Info
- Publication number
- JPH09286583A JPH09286583A JP10492796A JP10492796A JPH09286583A JP H09286583 A JPH09286583 A JP H09286583A JP 10492796 A JP10492796 A JP 10492796A JP 10492796 A JP10492796 A JP 10492796A JP H09286583 A JPH09286583 A JP H09286583A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handrail
- frame
- conductor
- balustrade
- escalator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ハンドレール及びハンドレールフレーム内の静
電気を効率良く取り除き、ハンドレールに傷つけること
無く、安全性の高いエスカレータの欄干を提供する。 【解決手段】ハンドレールフレーム1とエスカレータ等
のフレーム2を静電気を導きやすい導線3により接続す
ることを特徴とする欄干。
電気を効率良く取り除き、ハンドレールに傷つけること
無く、安全性の高いエスカレータの欄干を提供する。 【解決手段】ハンドレールフレーム1とエスカレータ等
のフレーム2を静電気を導きやすい導線3により接続す
ることを特徴とする欄干。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエスカレータや移動
道路等の乗客コンベアに関わり、特に安全性の高い欄干
構成に関する。
道路等の乗客コンベアに関わり、特に安全性の高い欄干
構成に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にエスカレータ等の乗客コンベアの
ハンドレールは、ハンドレールフレーム及びガイドロー
ラによって導かれ、循環運動をしている。その為、相互
の摩擦によって生じる静電気はどこにも放電されずに、
主にハンドレールやハンドレールフレームに蓄電され危
険な為、安全性の面で改善が望まれている。
ハンドレールは、ハンドレールフレーム及びガイドロー
ラによって導かれ、循環運動をしている。その為、相互
の摩擦によって生じる静電気はどこにも放電されずに、
主にハンドレールやハンドレールフレームに蓄電され危
険な為、安全性の面で改善が望まれている。
【0003】通常前述のガイドローラは、回転し易くす
る為に合成樹脂等の軽量のものが使われているが、非導
体の為、静電気が逃げていかないという欠点があり、さ
らに、合成樹脂を使っている為にハンドレールと相互接
触を通して逆に静電気を誘発していた。
る為に合成樹脂等の軽量のものが使われているが、非導
体の為、静電気が逃げていかないという欠点があり、さ
らに、合成樹脂を使っている為にハンドレールと相互接
触を通して逆に静電気を誘発していた。
【0004】これを解決する手段として、ガイドローラ
を黄銅等の導体の材料を用いて使われる例があるが、こ
の場合ガイドローラが重くなり回転抵抗が増加し、ハン
ドレール表面との接触面にすべりを生じてハンドレール
表面に傷がつくという問題があった。また、細い導電性
のワイヤをハンドレール表面に接触させて静電気を取り
除くという例があるが、この場合も同様にハンドレール
表面に傷が付き易いという問題があった。
を黄銅等の導体の材料を用いて使われる例があるが、こ
の場合ガイドローラが重くなり回転抵抗が増加し、ハン
ドレール表面との接触面にすべりを生じてハンドレール
表面に傷がつくという問題があった。また、細い導電性
のワイヤをハンドレール表面に接触させて静電気を取り
除くという例があるが、この場合も同様にハンドレール
表面に傷が付き易いという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
のようなハンドレールに傷つけること無くハンドレール
及びハンドレールフレーム内の静電気を効率良く取り除
き、安全性の高いエスカレータ等の欄干を提供すること
にある。
のようなハンドレールに傷つけること無くハンドレール
及びハンドレールフレーム内の静電気を効率良く取り除
き、安全性の高いエスカレータ等の欄干を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】さて、上記従来方式に対
し、本発明による欄干は、ハンドレールフレームとエス
カレータ等のフレームを静電気を導きやすい導線等によ
り接続することを特徴とする欄干である。
し、本発明による欄干は、ハンドレールフレームとエス
カレータ等のフレームを静電気を導きやすい導線等によ
り接続することを特徴とする欄干である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例をエスカ
レータについて図1ないし図3によって説明する。
レータについて図1ないし図3によって説明する。
【0008】図1及び図2は、本発明から成る乗客コン
ベアの実施例を示したもので、下階床及び上階床に位置
する乗降口FA及び乗降口FB,無端状に回動しながら
乗客を運ぶ踏段S,踏段Sと同一方向に同一速度で回動
するハンドレール5,ハンドレール5を案内支持するハ
ンドレールフレーム1を支持する欄干パネル4、そして
これら全体を支えるエスカレータフレーム2等から構成
されている。
ベアの実施例を示したもので、下階床及び上階床に位置
する乗降口FA及び乗降口FB,無端状に回動しながら
乗客を運ぶ踏段S,踏段Sと同一方向に同一速度で回動
するハンドレール5,ハンドレール5を案内支持するハ
ンドレールフレーム1を支持する欄干パネル4、そして
これら全体を支えるエスカレータフレーム2等から構成
されている。
【0009】欄干は図1に示すように、エスカレータの
ハンドレールフレーム1とエスカレータ本体のフレーム
2を静電気を導き易い導体3にて接続する。ハンドレー
ルフレーム1と導体3の接続は、ハンドレールフレーム
1と欄干パネル4の間に導体3をはさみつける形にし、
導体3とエスカレータフレーム2との接続は、ボルト1
0等に巻き付けて固定すれば安価で済む。これにより、
ハンドレール5やハンドレールフレーム1に溜まった静
電気を、この導体によりエスカレータ利用客が触れるこ
とのないエスカレータフレーム2に簡単で経済的にアー
スさせることができる。また、導体3を欄干パネル4の
隙間δに取り付ければ、意匠上の問題も解決される。導
体1本では静電気を取りきれない場合には、複数個ある
欄干パネル4にそれぞれ導体3を取り付ければ、より多
くの静電気をエスカレータフレーム2にアースさせるこ
とが可能である。
ハンドレールフレーム1とエスカレータ本体のフレーム
2を静電気を導き易い導体3にて接続する。ハンドレー
ルフレーム1と導体3の接続は、ハンドレールフレーム
1と欄干パネル4の間に導体3をはさみつける形にし、
導体3とエスカレータフレーム2との接続は、ボルト1
0等に巻き付けて固定すれば安価で済む。これにより、
ハンドレール5やハンドレールフレーム1に溜まった静
電気を、この導体によりエスカレータ利用客が触れるこ
とのないエスカレータフレーム2に簡単で経済的にアー
スさせることができる。また、導体3を欄干パネル4の
隙間δに取り付ければ、意匠上の問題も解決される。導
体1本では静電気を取りきれない場合には、複数個ある
欄干パネル4にそれぞれ導体3を取り付ければ、より多
くの静電気をエスカレータフレーム2にアースさせるこ
とが可能である。
【0010】また、図3のように欄干パネル4がガラス
の場合には、導体3を、さらにガラス内に斜線状に交差
させて多数埋めこみ、ガラス上面から導体3を露出させ
てハンドレールフレーム1と接続させるとともに、下方
から露出させた導体3はエスカレータフレーム2に接続
させることにより、静電気はエスカレータフレーム2に
アースさせることができる。またこの場合、万一、ガラ
スが割れた場合にもガラスの破片が回りに飛散すること
が無く、安全性も高めた欄干を提供することができる。
の場合には、導体3を、さらにガラス内に斜線状に交差
させて多数埋めこみ、ガラス上面から導体3を露出させ
てハンドレールフレーム1と接続させるとともに、下方
から露出させた導体3はエスカレータフレーム2に接続
させることにより、静電気はエスカレータフレーム2に
アースさせることができる。またこの場合、万一、ガラ
スが割れた場合にもガラスの破片が回りに飛散すること
が無く、安全性も高めた欄干を提供することができる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、ハンドレール及びハン
ドレールフレーム内の静電気を効率良く取り除き、ハン
ドレールに傷つけること無く、安全性の高いエスカレー
タ等の欄干を提供することができる。
ドレールフレーム内の静電気を効率良く取り除き、ハン
ドレールに傷つけること無く、安全性の高いエスカレー
タ等の欄干を提供することができる。
【図1】本発明の一実施例によるエスカレータの側面
図。
図。
【図2】本発明の一実施例によるエスカレータ欄干の断
面図。
面図。
【図3】本発明の一実施例によるエスカレータ欄干の側
面図。
面図。
1…ハンドレールフレーム、2…エスカレータフレー
ム、3…導体、4…欄干パネル、5…ハンドレール。
ム、3…導体、4…欄干パネル、5…ハンドレール。
Claims (3)
- 【請求項1】無端状に配列されて回動するステップ及び
ハンドレール、上記ハンドレールの下方に直立する欄
干、上記欄干を構成する欄干パネル、上記欄干パネル上
端に配置されたハンドレールフレーム、そしてこれらを
支えるフレームを備えたものにおいて、上記ハンドレー
ルと上記ハンドレールフレームやガイドローラとの摩擦
によって上記ハンドレール及び上記ハンドレールフレー
ム内に生じる静電気を導線により乗客コンベアのフレー
ムにアースする機能を有したことを特徴とする乗客コン
ベアの欄干。 - 【請求項2】請求項1において、上記欄干パネルをガラ
スで構成し、ガラス内に通電可能な導線を配設した乗客
コンベアの欄干。 - 【請求項3】上記ガラス製欄干パネルのガラス内に配設
した導線を2本以上で交差状に埋設して、上記ハンドレ
ールの静電気を上記フレームにアースさせる機能とガラ
スの飛散防止機能を有した請求項1または請求項2に記
載の乗客コンベアの欄干。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10492796A JPH09286583A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 乗客コンベアの欄干 |
IN680CA1997 IN191883B (ja) | 1996-04-25 | 1997-04-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10492796A JPH09286583A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 乗客コンベアの欄干 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09286583A true JPH09286583A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14393740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10492796A Pending JPH09286583A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 乗客コンベアの欄干 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09286583A (ja) |
IN (1) | IN191883B (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001068501A1 (de) * | 2000-03-17 | 2001-09-20 | Kone Corporation | Einrichtung zum ableiten elektrostatischer aufladungen an rolltreppen und rollsteigen |
WO2001068500A1 (de) * | 2000-03-17 | 2001-09-20 | Kone Corporation | Einrichtung zum ableiten elektrostatischer aufladungen an rolltreppen und rollsteigen |
CN108473284A (zh) * | 2016-01-21 | 2018-08-31 | 三菱电机株式会社 | 乘客输送机 |
-
1996
- 1996-04-25 JP JP10492796A patent/JPH09286583A/ja active Pending
-
1997
- 1997-04-21 IN IN680CA1997 patent/IN191883B/en unknown
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001068501A1 (de) * | 2000-03-17 | 2001-09-20 | Kone Corporation | Einrichtung zum ableiten elektrostatischer aufladungen an rolltreppen und rollsteigen |
WO2001068500A1 (de) * | 2000-03-17 | 2001-09-20 | Kone Corporation | Einrichtung zum ableiten elektrostatischer aufladungen an rolltreppen und rollsteigen |
CN108473284A (zh) * | 2016-01-21 | 2018-08-31 | 三菱电机株式会社 | 乘客输送机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IN191883B (ja) | 2004-01-10 |
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