JPH0928628A - 床ノズル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 集塵性能が良く、かつ操作性の良い床ノズル
を提供する。 【構成】 床ノズル本体の吸込口に無限軌道のベルト３
０を配し、ベルト３０を２つの回転軸体２７により張架
している。ベルト３０の表面には切り込み２９を設け、
回転軸体２７で曲げられる被掃除面側では、切り込み２
９が開き突起２８が出現する構成である。切り込み２９
が開きゴミを挟み込んで床ノズル本体内に運ぶ構成であ
る。さらに、ベルト３０には溝２８を形成し、被掃除面
と切り込み２９との接触抵抗を抑制し、ベルト３０の移
動性をを高める構成である。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は被掃除面のゴミを掻き上
げる捕集する床ノズルに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来この種の床ノズルは、特開平５ー３
１７２２６号公報に示す構成のものがある。図１１、図
１２により従来の床ノズルの構成を説明する。すなわ
ち、回転軸５の周囲に複数のブレード４を放射状に設け
た回転ブラシ２を有するのが一般的であった。このブレ
ード４も、ナイロンや豚毛のブラシ毛から髪の毛等の絡
み付き防止のための軟質ゴムブレードなどが使用されて
いる。

【０００３】具体的には、床ノズル本体１（以下単に本
体と称する）内には、回転ブラシ２を設けている。回転
ブラシ２はその一端をローラー３に接続されており、ロ
ーラー３の両端は軸受けで回動自在に支持されている。
よって、ローラー３を回転させるとこの回転に連動して
回転軸５が回転し、複数のブレード４を有した回転ブラ
シ２が回転する。なお、回転ブラシ２の回転駆動のため
モーターを使うこともある。

【０００４】以上の構成で、使用者が清掃を行うと、回
転ブラシ２は、回転によりブレード４が絨毯内の塵埃を
掻き上げる役目をしている。絨毯等へ絡み付いたゴミな
どを取るのに効果がある。また、床、畳などのゴミを掃
き上げる効果もある。さらにその効果を高めるために、
ブレード４の先端部に静電植毛加工の微小径で毛足の長
い微小突起毛６を設け、より細かな埃、塵を掻き上げる
ようにしている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかるに、このような
従来の床ノズルでは、絨毯などのカーペット上で、回転
ブラシ２が回転することにより、前記ブレード４が絨毯
表面への回転摩擦力により絨毯に付着したゴミを押し出
したり、跳ね飛ばしたりしてゴミを分離するが、絨毯に
絡み付いた綿ゴミやペットの毛などの繊維質のゴミは、
ブレード４の掻き上げ力や押し出し力だけでは十分にと
れないという課題を有していた。また、砂などの重量の
あるゴミはかえって絨毯の毛がバネとなったり、床・畳
上でブレード４により跳ね飛ばされて本体１外に飛び散
ってしまうという問題があった。

【０００６】本発明はこのような問題点を解決するもの
で、より集塵性能がよく、操作性も良い床ノズルを提供
することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明の第１の課題解決手段は、表面に独立した突起
あるいは切り込みを有するベルトを有し、被掃除面と当
接する部分に前記ベルトを円弧状に変形させる部材を配
し、かつ前記ベルトの表面に、斜めあるいは横方向に任
意の間隔で溝を設け、前記円弧状に変形させる部材上を
移動させるように構成したものである。

【０００８】第２の課題解決手段は、上記第１の課題解
決手段におけるベルトを無限軌道として床ノズル本体内
に収容し、前記ベルトの内側に配した複数の回転軸体の
少なくとも１つを被掃除面に対向させたものである。

【０００９】第３の課題解決手段は、真空掃除機本体の
吸引側に接続される床ノズル本体と、この床ノズル本体
内に配したベルトとを備え、前記ベルトはその表面に独
立した突起あるいは切り込みを形成すると共に、空気を
通過させるように構成したものである。

【００１０】第４の課題解決手段は、第３の課題解決手
段におけるベルトを無限軌道として床ノズル本体内に収
容し、前記ベルトの内側に配した複数の回転軸体の少な
くとも１つを被掃除面に対向させ、床ノズル内の回転軸
体で、吸引側に位置する回転軸体を空気が通過できるよ
うに構成したものである。

【００１１】第５の課題解決手段は、第３の課題解決手
段におけるベルトを無限軌道として床ノズル本体内に収
容し、前記ベルトの内側に配した複数の回転軸体の少な
くとも１つを被掃除面に対向させ、この被掃除面側に対
向させた回転軸体を空気が通過できるように構成したも
のである。

【００１２】第６の課題解決手段は、第３の課題解決手
段におけるベルトを無限軌道として床ノズル本体内に収
容し、前記ベルトの内側に配した複数の回転軸体の少な
くとも１つを被掃除面に対向させ、この被掃除面に対向
させた回転軸体と床ノズル本体内で吸引側に位置する回
転軸体の両方を空気が通過できる部材で構成したもので
ある。

【００１３】

【作用】第１の課題解決手段では、ベルトを円弧状に変
形させると、ベルトの内周と外周との伸びの差によりそ
の突起あるいは切り込みが開き、被掃除面に付着あるい
は絡み付いているゴミを突起あるいは切り込みの開口部
内に導き、ベルトを被掃除面から遠ざけるとその突起あ
るいは切り込みの開口部が閉じ、突起あるいは切り込み
間のゴミを挟み込み引き出す。また、ベルトの表面に、
斜めあるいは横方向に任意の間隔で溝を設けた構成とし
ているため、突起あるいは切り込みが被掃除面のゴミを
挟み込む面積を小さくすことができ、被掃除面からの抵
抗が軽減され操作性が良くなるものである。

【００１４】第２の課題解決手段では、無限軌道のベル
トの内周に複数の回転軸体を設け、この回転軸体の少な
くとも１つを被掃除面に対向させて配しているので、被
掃除面近くでベルト表面の突起あるいは切り込みが開い
て閉じる動作を行う。また、床ノズル本体内に収容した
回転軸体はベルト表面の突起あるいは切り込みを開か
せ、被掃除面で挟んできたゴミを床ノズル本体内に落と
すことで、ゴミを捕集する。

【００１５】第３の課題解決手段では、ベルトを空気が
通過するように構成しているので、吸い込み力を受ける
床ノズル本体内に配したベルトが吸い込み空気の妨げと
なることを抑制でき、また、ベルトに挟み込んだゴミは
ベルトを通過する空気の作用により離れやすくなる。

【００１６】第４の課題解決手段では、吸引側の回転軸
体に移動してきたベルトはその突起あるいは切り込みを
開き、ゴミを挟み込んでいた状態からゴミを離す状態に
変わる。この状態、すなわち、ゴミを離すために突起な
どが開いた状態のときに、回転軸体から空気が通過し、
ベルトを通してが空気が流れる。その結果、ゴミは空気
に押されて離れ易くなりゴミがベルトに残ることがなく
なる。

【００１７】第５の課題解決手段では、回転軸体におい
て被掃除面側の回転軸体を空気が通過できるように構成
しているため、被掃除面からゴミを挟み込み引き出すと
きに、吸い込み気流の作用によってベルト表面にゴミを
誘い込みやすくなり、より掃除性能が向上するものであ
る。

【００１８】第６の課題解決手段では、被掃除面側の回
転軸体とゴミを床ノズル本体内で吸引側の回転軸体の両
方を、空気が通過できるように構成しているため、ゴミ
を効率よく挟み込みまた離すことができるものである。

【００１９】

【実施例】以下、本発明の第１の実施例を図１〜図４に
より説明する。図において、２１は床ノズル本体２１
で、バンパー２２を介して上本体２３と下本体２４と結
合して構成している。床ノズル本体２１内部には下方に
吸い込み口２５を設けた吸い込み室２６がある。吸い込
み室２６内には、前後２カ所に配した回転軸体２７を配
し、回転軸体２７の間には柔軟性のベルト３０を張架し
て無限軌道を構成している。

【００２０】ベルト３０の表面は図２に示すように切り
込み２９が設けられ、回転軸体２７により曲げられる際
に図１のＡ部に示すように切り込み２９の間隙が広が
り、突起２８が現れるようにしている。回転軸体２７は
被掃除面側と吸引側の連通管３１側にそれぞれ配されて
おり、また、図３に示すように、ベルト３０を吸い込み
口２５幅に対して３枚、間隔があくように設けている。
これは吸い込み気流の通路を確保するためである。

【００２１】回転軸体２７の径は連通管３１側の直径が
２０ｍｍ、被掃除面側の直径が８ｍｍとなるように設定
している。ベルト３０の厚みは３ｍｍで、このベルト３
０は切り込み２９加工をしてあり、その深さは２ｍｍと
している。このベルト３０の表面上の切り込みは種々の
パターンが考えられる。すなわち、切り込み２９のパタ
ーンを横だけとしたもの、切り込み２９を斜めにクロス
させたパターンのものがあるが、斜めにクロスさせたパ
ターンの方が集塵性能がよいことが解っている。

【００２２】また、切り込み２９を設ける以外にベルト
３０の表面に微小突起を近接させ複数形成してもよく、
この場合、突起がゴミを挟み込むことができるように各
突起間の距離を調整する必要がある。

【００２３】以上のように構成された本実施例の作用を
図１により説明する。すなわち、床ノズル２１を移動さ
せて掃除を行うことにより、ベルト３０が被掃除面であ
る絨毯面との間で摩擦力により回転する。ベルト３０は
絨毯面側の小径の回転軸体２７の外周に沿って曲げられ
る。この曲げられる際に、ベルト３０の厚みによって内
周と外周との間に差が発生し、ベルト３０の外周部に伸
びが生じる。その伸びによりベルト３０表面に設けた切
り込み２９が開口し、突起２８が出現する。この状態で
絨毯面上を回転していき絨毯の中の綿ゴミなどが開いた
口の中へ入った状態となる。さらに、ベルト３０が回転
軸体２７から離れていくと、前述した差による伸びがな
くなり、開口が閉じて、ゴミをベルト３０が挟み込む状
態となる。

【００２４】このような動作を繰り返し繰り返し行い、
絨毯上のゴミを挟み込んでは確実にピックアップし集塵
を行うものである。そして反対側の回転軸体２７のとこ
ろでベルト３０の切り込み２９が上述した原理で開口
し、挟んだゴミは連通管３１の吸い込み力により掃除機
本体へと吸い込まれていく。前記開口の幅はベルト３０
の厚み、回転軸体２７の径、切り込み２９の間隔や形状
などにより変わってくる。また、回転軸体２７の本数も
２本以上で有れば必ず構成できるため、床ノズル本体２
１の大きさによる制限、コストなどの要因を配慮して最
適な構成とすればよい。

【００２５】なお、本実施例では回転軸体２７を軸受け
で保持する構成としたが、メタル等で保持してもよい。

【００２６】特に本実施例では、図２に示すように、ベ
ルト３０の表面に、斜めあるいは横方向の位置に任意の
間隔で溝３２を設けた構成としている。溝３２を設けて
いるため、図４に示すように絨毯への抵抗がこの溝３２
の所でなくなる。すなわち、被掃除面からの抵抗が軽減
され操作性が良くなるものである。ただ、溝３２を設け
ても挟み込むための切り込み２９は充分確保している。

【００２７】第２の実施例を図５、図６により説明す
る。図に示すように、ベルト３０にはその表面と裏面と
を貫通した小孔３３を複数個設けている。

【００２８】上記実施例では、吸い込み力を持つ真空掃
除機の床ノズル本体にベルトを配した場合でも、ベルト
３０に設けた小孔３３を介して、吸い込むための空気が
ベルト３０を通過していくため、ゴミをベルト３０の方
へ誘いやすく、今まで挟み込むことができていないゴミ
まで吸い付けることでき、非常に効率よくゴミを集塵す
る事ができるものである。また、ゴミを吸い込み側の回
転軸体２７で離す場合にも、ベルト３０を介して空気が
流れるのでベルト３０からゴミを効果的に離すことがで
きる。

【００２９】なお、上記実施例では空気が通過するよう
にベルトを構成するため、ベルトに複数の小孔を設けた
が、空気を通過させることができる部材であれば良く、
例えば通気性のある繊維で編んだものの表面に、ゴミを
挟み込むことができる複数の突起を設ける構成でも良
い。

【００３０】第３の実施例を図７により説明する。回転
軸体２７においてゴミを床ノズル２１内で離す側の回転
軸体２７を空気が通過できる部材で構成している。本実
施例では、通気性のある繊維で編んだものを使用してい
る。

【００３１】上記実施例では、上記小孔３３を有するベ
ルト３０がゴミを離すために開口したときに回転軸体２
７が通気性を持っているためベルト３０を通して気流が
流れる。その結果、ゴミは気流に押されて離れ易くなり
ゴミがベルト３０に残ることがなくなる。なお、回転軸
体２７を多孔質体のセラミックの焼結体で構成しても良
く、また、図８に示すように、中空の回転軸体２７に複
数の切り込み２７aを設け、空気が矢印のように通過で
きるように構成しても良い。

【００３２】第４の実施例を図９により説明する。回転
軸体２７において被掃除面側の回転軸体２７を空気が通
過できる部材で構成している。

【００３３】上記実施例では、被掃除面からゴミを挟み
込み引き出すときに、ゴミが切り込み２９の中に入り込
まないとうまく挟み込めないという課題を解決するもの
であり、吸い込み気流の作用によってベルト３０表面に
も回転軸体２７を気流が通り吸い付けることによってゴ
ミを誘い込みやすくでき、掃除性能が格段に向上するも
のである。従来のベルト３０では、気流がベルト３０の
面によってさえぎられるため、被掃除面から吸い込み流
によるゴミの浮き上がりが全く期待できないものであっ
た。

【００３４】第５の実施例を図１０により説明する。回
転軸体２７において被掃除面側の回転軸体２７とゴミを
床ノズル２１内で離す側の回転軸体２７を共に空気が通
過できる部材で構成しているため、上記に説明したよう
にゴミを効率よく挟み込みまた離すことができるもので
ある。

【００３５】なお、上記第４及び第５の実施例でも、回
転軸体２７を図８に示すようような構造としても良いこ
とはいうまでもない。

【００３６】

【発明の効果】以上の説明から明かな通り、請求項１の
発明では、ベルトの突起あるいは切り込みによって被掃
除面に付着あるいは絡み付いているゴミを挟み込み引き
出すことができるので、床ノズル本体外にゴミを飛ばす
ことなく、確実にゴミを捕集することができる。また、
ベルトの表面に溝を設けることにより、ベルトと被掃除
面との接触抵抗を小さくすることができ、操作性を向上
させることができる。

【００３７】請求項２の発明では、無限軌道のベルトの
内周に複数の回転軸体を設け、この回転軸体の少なくと
も１つを被掃除面に対向させて配しているので、被掃除
面近くでゴミを挟み、床ノズル本体内で回転軸体がゴミ
を離させるように働くので、被掃除面で挟んできたゴミ
を床ノズル本体内に落とし、効果的にゴミを捕集するこ
とができる。

【００３８】請求項３の発明では、空気が通過するよう
にベルトを構成しているので、吸い込み流による掃除の
効果、ゴミを保持する効果が期待でき、スムーズにゴミ
の捕集を行うことができる。

【００３９】請求項４の発明では、回転軸体においてゴ
ミを床ノズル内で離す側の回転軸体を空気が通過できる
ように構成しているため、ゴミを離すために開口したと
きにベルトを通して空気が流れる。その結果、ゴミは空
気に押されて離れ易くなりゴミがベルトに残ることがな
くなる。

【００４０】請求項５の発明では、回転軸体において被
掃除面側の回転軸体を空気が通過できるように構成して
いるため、被掃除面からゴミを挟み込み引き出すとき
に、吸い込み空気の作用によってゴミを誘い込みやすく
なり、より掃除性能が格段に向上するものである。

【００４１】請求項６の発明では、被掃除面側の回転軸
体とゴミを離す側の回転軸体の両方を、空気が通過でき
るように構成しているため、ゴミを効率よく挟み込みま
た離すことができるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施例を示す床ノズルの断面図

【図２】同床ノズルに設けたベルトの要部斜視図

【図３】同床ノズルを下方から見た平面図

【図４】同床ノズルに設けたベルトの拡大断面図

【図５】本発明の第２の実施例を示す床ノズルに設けた
ベルトの要部斜視図

【図６】同ベルトの側断面図

【図７】本発明の第３の実施例を示す床ノズルのベルト
の断面図

【図８】他の実施例を示す回転軸体の斜視図

【図９】本発明の第４の実施例を示す床ノズルのベルト
の断面図

【図１０】本発明の第５の実施例を示す床ノズルのベル
トの断面図

【図１１】従来の床ノズルの断面図

【図１２】同床ノズルの回転ブラシの斜視図

【符号の説明】

２７ 回転軸体 ２８ 突起 ２９ 切り込み ３０ ベルト ３２ 溝 ３３ 小孔

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 表面に独立した突起あるいは切り込みを
   有するベルトを有し、被掃除面と当接する部分に前記ベ
   ルトを円弧状に変形させる部材を配し、かつ前記ベルト
   の表面に、斜めあるいは横方向に任意の間隔で溝を設
   け、前記円弧状に変形させる部材上を移動させるように
   構成した床ノズル。
2. 【請求項２】 ベルトを無限軌道として床ノズル本体内
   に収容し、前記ベルトの内側に配した複数の回転軸体の
   少なくとも１つを被掃除面に対向させた請求項１記載の
   床ノズル。
3. 【請求項３】 真空掃除機本体の吸引側に接続される床
   ノズル本体と、この床ノズル本体内に配したベルトとを
   備え、前記ベルトはその表面に独立した突起あるいは切
   り込みを形成すると共に、表面から裏面に貫通した複数
   の孔を設けた真空掃除機用床ノズル。
4. 【請求項４】 ベルトを無限軌道として床ノズル本体内
   に収容し、前記ベルトの内側に配した複数の回転軸体の
   少なくとも１つを被掃除面に対向させ、床ノズル内の回
   転軸体で、吸引側に位置する回転軸体を空気が通過でき
   るように構成した請求項３記載の真空掃除機用床ノズ
   ル。
5. 【請求項５】 ベルトを無限軌道として床ノズル本体内
   に収容し、前記ベルトの内側に配した複数の回転軸体の
   少なくとも１つを被掃除面に対向させ、この被掃除面側
   に対向させた回転軸体を空気が通過できるように構成し
   た請求項３記載の真空掃除機用床ノズル。
6. 【請求項６】 ベルトを無限軌道として床ノズル本体内
   に収容し、前記ベルトの内側に配した複数の回転軸体の
   少なくとも１つを被掃除面に対向させ、この被掃除面に
   対向させた回転軸体と床ノズル本体内で吸引側に位置す
   る回転軸体の両方を空気が通過できる部材で構成した請
   求項３記載の真空掃除機用床ノズル。