JPH09286033A - 成形品の排出自動確認システム - Google Patents
成形品の排出自動確認システムInfo
- Publication number
- JPH09286033A JPH09286033A JP10175596A JP10175596A JPH09286033A JP H09286033 A JPH09286033 A JP H09286033A JP 10175596 A JP10175596 A JP 10175596A JP 10175596 A JP10175596 A JP 10175596A JP H09286033 A JPH09286033 A JP H09286033A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molded product
- chute
- press machine
- molding
- vibration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 成形に伴う不良の発生を最小限に抑えること
のできる成形品の排出自動確認システムを提供する。 【解決手段】 樹脂組成物を成形するプレス機1、プレ
ス機1から自動的に排出され、落下する成形品2を受け
取り、この成形品2を滑りながら搬送するシュート3、
このシュート3に連接し、成形品2のバリを除去するバ
リ取り器4を備え、さらに、上記シュート3の落下箇所
の近傍に取り付けた振動センサー5、この振動センサー
5からの信号により、該成形品2の重量、及び、成形周
期の正常または異常を判定する判別機6、及び、この判
別機6で設定範囲と異なる振動度と判定した際にプレス
機1の停止、及び、警報を発する指示装置7を備える。
これにより、成形毎に異常の有無を判定し、異常発生の
際は素早くプレス機1を停止する。
のできる成形品の排出自動確認システムを提供する。 【解決手段】 樹脂組成物を成形するプレス機1、プレ
ス機1から自動的に排出され、落下する成形品2を受け
取り、この成形品2を滑りながら搬送するシュート3、
このシュート3に連接し、成形品2のバリを除去するバ
リ取り器4を備え、さらに、上記シュート3の落下箇所
の近傍に取り付けた振動センサー5、この振動センサー
5からの信号により、該成形品2の重量、及び、成形周
期の正常または異常を判定する判別機6、及び、この判
別機6で設定範囲と異なる振動度と判定した際にプレス
機1の停止、及び、警報を発する指示装置7を備える。
これにより、成形毎に異常の有無を判定し、異常発生の
際は素早くプレス機1を停止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプレス機を用いて成
形される樹脂製の成形品の排出自動確認システムに関す
るものである。
形される樹脂製の成形品の排出自動確認システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】自動的に供給された樹脂組成物を成形
し、自動的に機外へ排出するプレス機が知られている。
プレス機から排出した成形品は、シュートに落下し、バ
リ取り器に搬送されて成形品のバリが除去される。
し、自動的に機外へ排出するプレス機が知られている。
プレス機から排出した成形品は、シュートに落下し、バ
リ取り器に搬送されて成形品のバリが除去される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この成形品の成形に伴
う不良を少なくするためには、なによりも、成形機が正
常に稼働しているかを素早く知ることが必要である。そ
のために、人手によらない監視システムが求められてい
る。
う不良を少なくするためには、なによりも、成形機が正
常に稼働しているかを素早く知ることが必要である。そ
のために、人手によらない監視システムが求められてい
る。
【0004】本発明は上記事実に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、成形に伴う不良の発生を
最小限に抑えることのできる成形品の排出自動確認シス
テムを提供することにある。
で、その目的とするところは、成形に伴う不良の発生を
最小限に抑えることのできる成形品の排出自動確認シス
テムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
成形品の排出自動確認システムは、設定された樹脂量、
温度、圧力で樹脂組成物を成形するプレス機1、プレス
機1から自動的に排出され、落下する成形品2を受け取
り、この成形品2を滑りながら搬送するシュート3、こ
のシュート3に連接し、成形品2のバリを除去するバリ
取り器4を備えると共に、上記シュート3の落下箇所の
近傍に取り付けた振動センサー5、この振動センサー5
からの信号により、該成形品2の重量、及び、成形周期
の正常または異常を判定する判別機6、及び、この判別
機6で設定範囲と異なる振動度と判定した際にプレス機
1の停止、及び、警報を発する指示装置7を備えること
を特徴とする。上記構成により、成形毎に異常の有無を
判定し、異常発生の際は素早くプレス機1を停止する。
成形品の排出自動確認システムは、設定された樹脂量、
温度、圧力で樹脂組成物を成形するプレス機1、プレス
機1から自動的に排出され、落下する成形品2を受け取
り、この成形品2を滑りながら搬送するシュート3、こ
のシュート3に連接し、成形品2のバリを除去するバリ
取り器4を備えると共に、上記シュート3の落下箇所の
近傍に取り付けた振動センサー5、この振動センサー5
からの信号により、該成形品2の重量、及び、成形周期
の正常または異常を判定する判別機6、及び、この判別
機6で設定範囲と異なる振動度と判定した際にプレス機
1の停止、及び、警報を発する指示装置7を備えること
を特徴とする。上記構成により、成形毎に異常の有無を
判定し、異常発生の際は素早くプレス機1を停止する。
【0006】本発明の請求項2に係る成形品の排出自動
確認システムは、請求項1記載の成形品の排出自動確認
システムにおいて、上記判別機6は、設定された成形周
期毎に設定範囲を超える落下衝撃の振動度が有るかない
かにより判定を行うことを特徴とする。
確認システムは、請求項1記載の成形品の排出自動確認
システムにおいて、上記判別機6は、設定された成形周
期毎に設定範囲を超える落下衝撃の振動度が有るかない
かにより判定を行うことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の成形品の排出自動確認シ
ステムを図面に基づいて説明する。図1は本発明の成形
品の排出自動確認システムの概略を示したブロック図で
ある。
ステムを図面に基づいて説明する。図1は本発明の成形
品の排出自動確認システムの概略を示したブロック図で
ある。
【0008】本発明の成形品の排出自動確認システムは
樹脂組成物を成形するプレス機1、プレス機1から排出
される成形品2を受け取るシュート3、シュート3から
搬送された成形品2のバリを除去するバリ取り器4を備
える。上記樹脂組成物を構成する樹脂は、フェノール樹
脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂等の熱硬化性樹脂、ま
た、塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂等の熱可塑性樹
脂の単体、変成物、混合物が挙げられる。成形される成
形品の品質に係わる樹脂量、温度、圧力は予め設定され
る。上記成形品2はプレス機1から自動的に排出され、
シュート3内に落下し、滑りながら搬送される。上記バ
リ取り器4としては、成形品2を投入したかごを回転さ
せながら、成形品2に粒状の投射材を吹き付け、バリを
取る装置が例示される。
樹脂組成物を成形するプレス機1、プレス機1から排出
される成形品2を受け取るシュート3、シュート3から
搬送された成形品2のバリを除去するバリ取り器4を備
える。上記樹脂組成物を構成する樹脂は、フェノール樹
脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂等の熱硬化性樹脂、ま
た、塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂等の熱可塑性樹
脂の単体、変成物、混合物が挙げられる。成形される成
形品の品質に係わる樹脂量、温度、圧力は予め設定され
る。上記成形品2はプレス機1から自動的に排出され、
シュート3内に落下し、滑りながら搬送される。上記バ
リ取り器4としては、成形品2を投入したかごを回転さ
せながら、成形品2に粒状の投射材を吹き付け、バリを
取る装置が例示される。
【0009】本発明においては、上記シュート3の落下
箇所の近傍に振動センサー5が取り付けられている。取
り付け箇所とてはシュート3の裏面で、成形品2の落下
する真下が例示される。さらに、上記振動センサー5に
接続して判別機6、及び、この判別機6に接続して指示
装置7を備える。上記判別機6は、振動センサー5で感
知した強弱の振動度により該成形品2の重量、及び、成
形周期が正常であるか異常かを判定する。上記判定は、
設定された成形周期毎に設定範囲を超える落下衝撃の振
動度が有るかないかにより行われる。図2に時間と振動
度を模式的に示す。プレス機1及びバリ取り器4は稼働
しているが成形品2の排出がなされていない場合は振動
度がBの水準を示し、プレス機1から成形品2が排出さ
れシュート3内に落下した場合は、その落下衝撃により
振動度がCの水準まで上がる。この際、BとCの間の水
準で、Bより明らかに高いAの水準に判定基準値を設定
し、このAの水準を超えた振動度を検知したときに排出
が有ったと判定される。従って、正常の場合は予め設定
された成形周期毎にAの水準を超えた振動度を検知し、
このAの水準を超えた振動度を検知しなかった場合は異
常と判定する。異常と判定した場合は、指示装置7から
の指示信号に基づいてプレス機1の停止が行われ、ま
た、警報が発せられる。なお、振動度Cの水準を上げる
ため、シュート3は厚みを薄くして振動し易くしておく
ことが好ましい。
箇所の近傍に振動センサー5が取り付けられている。取
り付け箇所とてはシュート3の裏面で、成形品2の落下
する真下が例示される。さらに、上記振動センサー5に
接続して判別機6、及び、この判別機6に接続して指示
装置7を備える。上記判別機6は、振動センサー5で感
知した強弱の振動度により該成形品2の重量、及び、成
形周期が正常であるか異常かを判定する。上記判定は、
設定された成形周期毎に設定範囲を超える落下衝撃の振
動度が有るかないかにより行われる。図2に時間と振動
度を模式的に示す。プレス機1及びバリ取り器4は稼働
しているが成形品2の排出がなされていない場合は振動
度がBの水準を示し、プレス機1から成形品2が排出さ
れシュート3内に落下した場合は、その落下衝撃により
振動度がCの水準まで上がる。この際、BとCの間の水
準で、Bより明らかに高いAの水準に判定基準値を設定
し、このAの水準を超えた振動度を検知したときに排出
が有ったと判定される。従って、正常の場合は予め設定
された成形周期毎にAの水準を超えた振動度を検知し、
このAの水準を超えた振動度を検知しなかった場合は異
常と判定する。異常と判定した場合は、指示装置7から
の指示信号に基づいてプレス機1の停止が行われ、ま
た、警報が発せられる。なお、振動度Cの水準を上げる
ため、シュート3は厚みを薄くして振動し易くしておく
ことが好ましい。
【0010】上述の如く、成形毎に振動センサー5から
の出力信号に基づいて判別機6で成形品2の排出の異常
の有無を判定するので、異常発生の際は素早くプレス機
1を停止するため、成形に伴う不良の発生を最小限に抑
えることのできる。
の出力信号に基づいて判別機6で成形品2の排出の異常
の有無を判定するので、異常発生の際は素早くプレス機
1を停止するため、成形に伴う不良の発生を最小限に抑
えることのできる。
【0011】
【発明の効果】本発明の請求項1又は請求項2に係る成
形品の排出自動確認システムによると、シュート3の落
下箇所の近傍に振動センサー5、この振動センサー5に
接続して判別機6、及び、この判別機6に接続して指示
装置7を備えるので、成形毎に振動センサー5からの出
力信号に基づいて判別機6で成形品2の排出の異常の有
無を判定するため、成形に伴う不良の発生を最小限に抑
えることのできる。
形品の排出自動確認システムによると、シュート3の落
下箇所の近傍に振動センサー5、この振動センサー5に
接続して判別機6、及び、この判別機6に接続して指示
装置7を備えるので、成形毎に振動センサー5からの出
力信号に基づいて判別機6で成形品2の排出の異常の有
無を判定するため、成形に伴う不良の発生を最小限に抑
えることのできる。
【図1】本発明の成形品の排出自動確認システムの概略
を示したブロック図である。
を示したブロック図である。
【図2】時間と振動度を模式的に示したグラフである。
1 プレス機 2 成形品 3 シュート 4 バリ取り器 5 振動センサー 6 判別機 7 指示装置
Claims (2)
- 【請求項1】 設定された樹脂量、温度、圧力で樹脂組
成物を成形するプレス機(1)、プレス機(1)から自
動的に排出され、落下する成形品(2)を受け取り、こ
の成形品(2)を滑りながら搬送するシュート(3)、
このシュート(3)に連接し、成形品(2)のバリを除
去するバリ取り器(4)を備えると共に、上記シュート
(3)の落下箇所の近傍に取り付けた振動センサー
(5)、この振動センサー(5)からの信号により、該
成形品(2)の重量、及び、成形周期の正常または異常
を判定する判別機(6)、及び、この判別機(6)で設
定範囲と異なる振動度と判定した際にプレス機(1)の
停止、及び、警報を発する指示装置(7)を備えること
を特徴とする成形品の排出自動確認システム。 - 【請求項2】 上記判別機(6)は、設定された成形周
期毎に設定範囲を超える落下衝撃の振動度が有るかない
かにより判定を行うことを特徴とする請求項1記載の成
形品の排出自動確認システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10175596A JPH09286033A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 成形品の排出自動確認システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10175596A JPH09286033A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 成形品の排出自動確認システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09286033A true JPH09286033A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14309058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10175596A Pending JPH09286033A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 成形品の排出自動確認システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09286033A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7901201B2 (en) | 2005-07-25 | 2011-03-08 | Kojima Press Industry Co., Ltd. | Press-molding machine and press-molding method |
-
1996
- 1996-04-24 JP JP10175596A patent/JPH09286033A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7901201B2 (en) | 2005-07-25 | 2011-03-08 | Kojima Press Industry Co., Ltd. | Press-molding machine and press-molding method |
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