JPH09285948A - 製造装置の停止時間スケジューリングシステム - Google Patents
製造装置の停止時間スケジューリングシステムInfo
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造装置の停止時間を全体の効率を考慮して
決定することを可能とすることにより、製造ラインの効
率が装置停止により低下しないスケジューリングシステ
ムを提供する。 【解決手段】 本製造装置の停止時間スケジューリング
システムは、製造ラインに仕掛かるロットの工程フロー
情報取得手段と、該ロットの進捗情報取得手段と、前記
製造ラインを構成する製造装置の処理停止予定情報の取
得手段と、該製造装置の停止時間を決定し通知する手段
を有するものである。この構成により、全体の工程を考
慮して、装置の停止時間を決定することにより、ライン
全体の効率を向上することができる。
決定することを可能とすることにより、製造ラインの効
率が装置停止により低下しないスケジューリングシステ
ムを提供する。 【解決手段】 本製造装置の停止時間スケジューリング
システムは、製造ラインに仕掛かるロットの工程フロー
情報取得手段と、該ロットの進捗情報取得手段と、前記
製造ラインを構成する製造装置の処理停止予定情報の取
得手段と、該製造装置の停止時間を決定し通知する手段
を有するものである。この構成により、全体の工程を考
慮して、装置の停止時間を決定することにより、ライン
全体の効率を向上することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は製造ラインにおける
効率向上のために用いられる製造装置の停止時間のスケ
ジューリングシステムに関する。
効率向上のために用いられる製造装置の停止時間のスケ
ジューリングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】製造ラインを構成する製造装置は、突発
的な故障が生じ、修理のために処理を停止する場合があ
る。また、突発的な故障を減らすため及び装置性能を維
持するためにメンテナンスが行われ、その間も装置によ
る処理を停止しなければならない。このメンテナンス
は、あらかじめ設定されたメンテナンスの頻度を考慮し
て、装置管理担当者が関係者と調整して実施日時を設定
していた。
的な故障が生じ、修理のために処理を停止する場合があ
る。また、突発的な故障を減らすため及び装置性能を維
持するためにメンテナンスが行われ、その間も装置によ
る処理を停止しなければならない。このメンテナンス
は、あらかじめ設定されたメンテナンスの頻度を考慮し
て、装置管理担当者が関係者と調整して実施日時を設定
していた。
【0003】一方、製造ラインの効率を向上することは
重大な課題となっている。そのための手段として、ロッ
トの進行をより効率的に進めるスケジューリングシステ
ムが開発されている。
重大な課題となっている。そのための手段として、ロッ
トの進行をより効率的に進めるスケジューリングシステ
ムが開発されている。
【0004】従来のスケジューリングシステムでは、装
置の故障は突発的なものであり、装置のメンテナンスに
よる停止時間も装置管理担当者が決定するものであるの
で、スケジューリングをする対象とはしていなかった。
つまり、装置の停止期間は、スケジューリングシステム
の外部より与えられる情報として、それらの状態に適す
るようにロットの進行のみをスケジューリングしてい
た。
置の故障は突発的なものであり、装置のメンテナンスに
よる停止時間も装置管理担当者が決定するものであるの
で、スケジューリングをする対象とはしていなかった。
つまり、装置の停止期間は、スケジューリングシステム
の外部より与えられる情報として、それらの状態に適す
るようにロットの進行のみをスケジューリングしてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の装置停止時間の設定では、装置メンテナン
ス担当者の都合や関係部署の都合で決められているのみ
で、製造ラインの効率を考慮して決められていなかっ
た。特定のロットの進行効率のみならば考慮することが
可能であったが、全体の効率を考慮することはできなか
った。また、これまでの製造ラインのスケジューリング
システムは、製造装置の停止時間のスケジューリングは
行っておらず、与えられた製造装置の停止時間にあわせ
てもっとも効率のよいロットの処理順を決めるのみであ
った。
ような従来の装置停止時間の設定では、装置メンテナン
ス担当者の都合や関係部署の都合で決められているのみ
で、製造ラインの効率を考慮して決められていなかっ
た。特定のロットの進行効率のみならば考慮することが
可能であったが、全体の効率を考慮することはできなか
った。また、これまでの製造ラインのスケジューリング
システムは、製造装置の停止時間のスケジューリングは
行っておらず、与えられた製造装置の停止時間にあわせ
てもっとも効率のよいロットの処理順を決めるのみであ
った。
【0006】本発明は、上記のように、製造装置の停止
時間が全体の効率を考慮して決定されていないため、製
造ラインの効率が低下するという問題を解決しようとす
るものである。
時間が全体の効率を考慮して決定されていないため、製
造ラインの効率が低下するという問題を解決しようとす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本製造装置の停止時間スケジューリングシステム
は、製造ラインに仕掛かるロットの工程フロー情報取得
手段と、該ロットの進捗情報取得手段と、前記製造ライ
ンを構成する製造装置の処理停止予定情報の取得手段
と、該製造装置の停止時間を決定し通知する手段を有す
るものである。
めに本製造装置の停止時間スケジューリングシステム
は、製造ラインに仕掛かるロットの工程フロー情報取得
手段と、該ロットの進捗情報取得手段と、前記製造ライ
ンを構成する製造装置の処理停止予定情報の取得手段
と、該製造装置の停止時間を決定し通知する手段を有す
るものである。
【0008】本発明は上記した構成によって、製造装置
の処理停止予定とロットの工程フローと進捗状況の情報
から、最も効率の良い装置停止時間をスケジューリング
するものである。
の処理停止予定とロットの工程フローと進捗状況の情報
から、最も効率の良い装置停止時間をスケジューリング
するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例の製造装
置の停止時間スケジューリングシステムについて、図面
を参照しながら説明する。
置の停止時間スケジューリングシステムについて、図面
を参照しながら説明する。
【0010】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例
における製造装置の停止時間スケジューリングシステム
の概略図である。図1において、1は製造装置の停止予
定の情報である。2はラインに仕掛かるロットの工程フ
ロー情報、3はロットの進捗情報である。4は装置停止
時間スケジューリング部であり、5は装置停止スケジュ
ールの出力、6はロット進行スケジュールの出力であ
る。
における製造装置の停止時間スケジューリングシステム
の概略図である。図1において、1は製造装置の停止予
定の情報である。2はラインに仕掛かるロットの工程フ
ロー情報、3はロットの進捗情報である。4は装置停止
時間スケジューリング部であり、5は装置停止スケジュ
ールの出力、6はロット進行スケジュールの出力であ
る。
【0011】以上のように構成された製造装置の停止時
間スケジューリングシステムについて、半導体製造ライ
ンにおける例を以下図1及び図2、3、4を用いてその
内容を説明する。
間スケジューリングシステムについて、半導体製造ライ
ンにおける例を以下図1及び図2、3、4を用いてその
内容を説明する。
【0012】半導体製造ラインでは、数十台の製造装置
を用いてロットが処理される。その一部の装置を例とし
て製造装置A、製造装置B、製造装置Cとして図1に示
す。ロットは、工程フローと呼ばれる処理内容情報に基
づいてこれらの装置を用いて処理が行われる。工程フロ
ー2には、各工程毎の使用する製造装置名、処理の詳細
な内容と、それら工程の順番の情報が含まれている。
を用いてロットが処理される。その一部の装置を例とし
て製造装置A、製造装置B、製造装置Cとして図1に示
す。ロットは、工程フローと呼ばれる処理内容情報に基
づいてこれらの装置を用いて処理が行われる。工程フロ
ー2には、各工程毎の使用する製造装置名、処理の詳細
な内容と、それら工程の順番の情報が含まれている。
【0013】半導体の製造ラインには、数百以上のロッ
トが仕掛かっており、それぞれのロットがどの工程を処
理されているか、どの工程が終了しているか、またそれ
らの開始終了時刻などの情報がロット進捗情報3であ
る。
トが仕掛かっており、それぞれのロットがどの工程を処
理されているか、どの工程が終了しているか、またそれ
らの開始終了時刻などの情報がロット進捗情報3であ
る。
【0014】一方、製造装置は、突発的な故障による停
止が発生するとロットの進行や計画に大きな影響を与
え、ロットの処理中に故障した場合には大きな損失を与
える。そこで、故障を防ぐために、一定の処理枚数ある
いは一定の期間が経過した時点でメンテナンスを行う。
また、装置が不調になってきたことがわかった場合に
は、故障する前にメンテナンスを行う必要が生じる。装
置の管理担当者は、これら装置の状態を基に、メンテナ
ンスを実際に行う担当者や社外のサービスマン等と実施
予定日時を決定する。その際、装置停止によるロットの
進行への影響を考慮して予定を決定するが、特定のロッ
トとの調整は可能であるが全体を調整することは不可能
であった。
止が発生するとロットの進行や計画に大きな影響を与
え、ロットの処理中に故障した場合には大きな損失を与
える。そこで、故障を防ぐために、一定の処理枚数ある
いは一定の期間が経過した時点でメンテナンスを行う。
また、装置が不調になってきたことがわかった場合に
は、故障する前にメンテナンスを行う必要が生じる。装
置の管理担当者は、これら装置の状態を基に、メンテナ
ンスを実際に行う担当者や社外のサービスマン等と実施
予定日時を決定する。その際、装置停止によるロットの
進行への影響を考慮して予定を決定するが、特定のロッ
トとの調整は可能であるが全体を調整することは不可能
であった。
【0015】ロットの進行にあたえる影響を図3、4を
用いて説明する。図3、4は横軸に時間をとってあり、
ロットX,Y,Z,Wそれぞれの工程の進行を模式的に
示した図である。図3は、メンテナンスの設定により装
置Aが停止した場合に、それぞれのロットがどのように
進行するかを示した図である。この図では簡単のため
に、装置Aを使用する工程を工程A、装置Bを使用する
工程を工程B、装置Dを使用する工程を工程Dと呼んで
いる。図のように、ロットX,Z,Wはそれぞれ工程A
21、工程D22、工程B23が連続する工程の並びを
有するとする。また簡単のため、装置A、装置D、装置
Bはそれぞれ1つのロットしか処理できないとする。
用いて説明する。図3、4は横軸に時間をとってあり、
ロットX,Y,Z,Wそれぞれの工程の進行を模式的に
示した図である。図3は、メンテナンスの設定により装
置Aが停止した場合に、それぞれのロットがどのように
進行するかを示した図である。この図では簡単のため
に、装置Aを使用する工程を工程A、装置Bを使用する
工程を工程B、装置Dを使用する工程を工程Dと呼んで
いる。図のように、ロットX,Z,Wはそれぞれ工程A
21、工程D22、工程B23が連続する工程の並びを
有するとする。また簡単のため、装置A、装置D、装置
Bはそれぞれ1つのロットしか処理できないとする。
【0016】図のように、装置Aがある時間帯停止する
ことが決定していた場合、ロットXの工程Aは、装置A
が停止後稼動開始した時点より処理が開始される。その
後、工程D22、工程B23、と続けて処理が行われて
いく。ロットYについては、装置Aの停止時間10と重
なる時間がないため連続して処理が進められていく。ロ
ットZに関しては、装置Aの稼動開始後ロットXの工程
Aを処理するのを待ち、処理終了後ロットZの工程Aを
処理開始する。ロットWの場合は、工程AがロットZの
工程Aが終了した時点で処理開始される。
ことが決定していた場合、ロットXの工程Aは、装置A
が停止後稼動開始した時点より処理が開始される。その
後、工程D22、工程B23、と続けて処理が行われて
いく。ロットYについては、装置Aの停止時間10と重
なる時間がないため連続して処理が進められていく。ロ
ットZに関しては、装置Aの稼動開始後ロットXの工程
Aを処理するのを待ち、処理終了後ロットZの工程Aを
処理開始する。ロットWの場合は、工程AがロットZの
工程Aが終了した時点で処理開始される。
【0017】次に、図4に示すように、装置Bの停止が
ロット全体のスケジュールを考慮せず、ロットX及びロ
ットYのスケジュールのみを考慮して停止した場合のロ
ット進行について述べる。図のように、ロットX及びロ
ットYについては装置Bの停止による影響はなく、図3
と同様のロット進行が行われる。しかしながら、ロット
Z及びロットWについては、工程Bを行う予定の時間帯
に装置Bの停止時間11が設定されたため、ロットZの
工程Bについては装置Bが稼動開始後に、ロットWの工
程BはさらにロットZの工程Bが終了後にそれぞれ処理
が開始される。このように、ロットZ及びロットWにお
いて装置B停止による処理待ち時間が発生し、全体の効
率が低下している。
ロット全体のスケジュールを考慮せず、ロットX及びロ
ットYのスケジュールのみを考慮して停止した場合のロ
ット進行について述べる。図のように、ロットX及びロ
ットYについては装置Bの停止による影響はなく、図3
と同様のロット進行が行われる。しかしながら、ロット
Z及びロットWについては、工程Bを行う予定の時間帯
に装置Bの停止時間11が設定されたため、ロットZの
工程Bについては装置Bが稼動開始後に、ロットWの工
程BはさらにロットZの工程Bが終了後にそれぞれ処理
が開始される。このように、ロットZ及びロットWにお
いて装置B停止による処理待ち時間が発生し、全体の効
率が低下している。
【0018】ここで、本発明のスケジューリングシステ
ムでは、ロットX、Y、Z、Wそれぞれの進行状況及び
それぞれの工程でどの装置を用いるかといったプロセス
フロー情報、装置Aが停止する時間や装置Bの停止を予
定しなければならないといった装置停止予定情報に基づ
き、装置Bの停止時間をどの時間に行えば効率が良いか
をスケジューリングする。つまり、図1に示すところの
装置停止予定情報1と工程フロー情報2、ロット進捗情
報3を基に、装置停止時間スケジューリング部4におい
て最適な装置停止時間を決定し、装置停止スケジュール
5及びロット進行スケジュール6として結果を出力す
る。図4の例の場合に本スケジューリングシステムの出
力がどのようになるかを以下に示す。
ムでは、ロットX、Y、Z、Wそれぞれの進行状況及び
それぞれの工程でどの装置を用いるかといったプロセス
フロー情報、装置Aが停止する時間や装置Bの停止を予
定しなければならないといった装置停止予定情報に基づ
き、装置Bの停止時間をどの時間に行えば効率が良いか
をスケジューリングする。つまり、図1に示すところの
装置停止予定情報1と工程フロー情報2、ロット進捗情
報3を基に、装置停止時間スケジューリング部4におい
て最適な装置停止時間を決定し、装置停止スケジュール
5及びロット進行スケジュール6として結果を出力す
る。図4の例の場合に本スケジューリングシステムの出
力がどのようになるかを以下に示す。
【0019】本例のように工程A、D、Bという工程の
並びが多い場合には、装置Aの稼動開始直後に処理を始
めたロットXの工程Bが処理を開始する予定の時刻まで
に装置Bのメンテナンスを行うのが最も効率が良い。そ
こで、図2に示すような装置Bの装置停止スケジュール
5とその装置停止予定にあわせたロット進行スケジュー
ル6が出力される。図からわかるように、図3のロット
進行と全く一致するロット進行が得られ、装置Bの停止
による効率の低下を防ぐことができている。
並びが多い場合には、装置Aの稼動開始直後に処理を始
めたロットXの工程Bが処理を開始する予定の時刻まで
に装置Bのメンテナンスを行うのが最も効率が良い。そ
こで、図2に示すような装置Bの装置停止スケジュール
5とその装置停止予定にあわせたロット進行スケジュー
ル6が出力される。図からわかるように、図3のロット
進行と全く一致するロット進行が得られ、装置Bの停止
による効率の低下を防ぐことができている。
【0020】本実施例のように、ロット数が少なく工程
の並びが単純でない場合にも、全体の効率を考慮して装
置Bの停止時間を決定することにより、ライン全体の効
率を向上することができる。
の並びが単純でない場合にも、全体の効率を考慮して装
置Bの停止時間を決定することにより、ライン全体の効
率を向上することができる。
【0021】さらには、全体の効率を考慮すると、故障
を未然に防ぐために、ロット進行に影響のない時間帯を
スケジューリングシステムが指示した場合に、メンテナ
ンス予定より早くてもメンテナンスを実施し、長期的に
は装置停止による全体の効率を低下させることなく装置
の故障を未然に防ぐ装置管理方法を取り入れることが可
能となる。
を未然に防ぐために、ロット進行に影響のない時間帯を
スケジューリングシステムが指示した場合に、メンテナ
ンス予定より早くてもメンテナンスを実施し、長期的に
は装置停止による全体の効率を低下させることなく装置
の故障を未然に防ぐ装置管理方法を取り入れることが可
能となる。
【0022】
【発明の効果】本製造装置の停止時間スケジューリング
システムは、製造ラインに仕掛かるロットの工程フロー
情報取得手段と、該ロットの進捗情報取得手段と、前記
製造ラインを構成する製造装置の処理停止予定情報の取
得手段と、該製造装置の停止時間を決定し通知する手段
を有することにより、製造装置の停止時間が全体の効率
を考慮して決定されていないため、製造ラインの効率が
低下するという問題を解決するものである。
システムは、製造ラインに仕掛かるロットの工程フロー
情報取得手段と、該ロットの進捗情報取得手段と、前記
製造ラインを構成する製造装置の処理停止予定情報の取
得手段と、該製造装置の停止時間を決定し通知する手段
を有することにより、製造装置の停止時間が全体の効率
を考慮して決定されていないため、製造ラインの効率が
低下するという問題を解決するものである。
【図1】本発明の第1の実施例における製造装置の停止
時間スケジューリングシステムの概略図
時間スケジューリングシステムの概略図
【図2】本発明の第1の実施例のロット進行のチャート
図
図
【図3】本発明の第1の実施例の装置が1台のみ停止し
た場合のロット進行のチャート図
た場合のロット進行のチャート図
【図4】装置が2台停止した場合の従来のロット進行の
チャート図
チャート図
1 装置停止予定情報 2 工程フロー情報 3 ロット進捗情報 4 装置停止時間スケジューリング部 5 装置停止スケジュール 6 ロット進行スケジュール 10 装置Aの停止時間 11 装置Bの停止時間 21 工程A 22 工程D 23 工程B
Claims (2)
- 【請求項1】 製造ラインに仕掛かるロットの工程フロ
ー情報取得手段と、該ロットの進捗情報取得手段と、前
記製造ラインを構成する製造装置の処理停止予定情報の
取得手段と、該製造装置の停止時間を決定し通知する手
段を有することを特徴とした製造装置の停止時間スケジ
ューリングシステム。 - 【請求項2】 製造装置の停止時間の決定は、複数の製
造装置の停止時間とそれら製造装置で処理される工程そ
れぞれの間の工程の処理予定時間を用いて決定されるこ
とを特徴とする請求項1記載の製造装置の停止時間スケ
ジューリングシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9822096A JPH09285948A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 製造装置の停止時間スケジューリングシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9822096A JPH09285948A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 製造装置の停止時間スケジューリングシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09285948A true JPH09285948A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14213890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9822096A Pending JPH09285948A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 製造装置の停止時間スケジューリングシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09285948A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004185358A (ja) * | 2002-12-04 | 2004-07-02 | Komatsu Ltd | メンテナンススケジューリング装置及び方法 |
JP2009205387A (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-10 | Hitachi Ltd | スケジューリング装置、プログラム及びスケジューリング方法 |
JP2010282353A (ja) * | 2009-06-03 | 2010-12-16 | Hitachi Ltd | 動的保守計画装置 |
JP2011039751A (ja) * | 2009-08-10 | 2011-02-24 | Canon Inc | 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム |
JP2016167129A (ja) * | 2015-03-09 | 2016-09-15 | 株式会社神戸製鋼所 | 製鋼工場における物流の処理スケジュール作成装置 |
CN109870985A (zh) * | 2019-01-29 | 2019-06-11 | 迈克医疗电子有限公司 | 一种调度系统及其控制方法 |
JP2021064255A (ja) * | 2019-10-16 | 2021-04-22 | 富士通株式会社 | メンテナンススケジュール作成プログラム、メンテナンススケジュール作成方法、及びメンテナンススケジュール作成装置 |
WO2023074371A1 (ja) * | 2021-10-26 | 2023-05-04 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 保守作業通知システム及び保守作業通知方法 |
-
1996
- 1996-04-19 JP JP9822096A patent/JPH09285948A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US8442666B2 (en) | 2009-06-03 | 2013-05-14 | Hitachi, Ltd. | Dynamic maintenance planning apparatus |
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WO2023074371A1 (ja) * | 2021-10-26 | 2023-05-04 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 保守作業通知システム及び保守作業通知方法 |
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