JPH09284707A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH09284707A
JPH09284707A JP8114440A JP11444096A JPH09284707A JP H09284707 A JPH09284707 A JP H09284707A JP 8114440 A JP8114440 A JP 8114440A JP 11444096 A JP11444096 A JP 11444096A JP H09284707 A JPH09284707 A JP H09284707A
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JP
Japan
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recording
power supply
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recorded
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JP8114440A
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English (en)
Inventor
Katsumi Kimura
勝己 木村
Shigeru Kato
茂 加藤
Masataka Mukai
正孝 向
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】撮影操作以外のモードで記録停止されても、イ
ンデックス情報および記録位置情報の欠落を防止する。 【解決手段】外部バッテリー100が抜かれて電源供給
が停止されると、記録は停止される。そして、外部バッ
テリー100がセットされて電源供給が復旧されると、
このことをダウン・復旧 検出部82−3が検出して全
体制御部81へ検出信号を送る。全体制御部81は、電
源バッファ82−2によりバックアップされているタイ
ムコード生成部82−1に保持されているタイムコード
に基づいて生成した記録位置情報をフラッシュメモリ9
2に書き込む。また、電源バッファ82−2によりバッ
クアップされているフレームメモリ77に保持されてい
るインデックス情報をビデオテープ91の所定位置に記
録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録したイメージ
データの確認や所望のイメージデータの検索を効率的に
行えるようにしたイメージデータの記録装置に関するも
のであり、特に、当該装置の電源が断となった時にも検
索を行うために必要とするデータ内容に支障を来たさな
いようにした技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラ等の撮影装置により撮影さ
れ、ビデオテープなどの記録媒体に記録されたビデオテ
ープデータは、通常順次入力される長短さまざまなカッ
トの連続として記録されることが一般的である。すなわ
ち、カットはある程度連続して撮影された映像とされて
いたり、そのビデオテープデータがアニメーションの場
合は、一こまごとの一連のビデオテープデータとされて
いる。そのため、撮影後に撮影内容の確認や編集を実行
する場合等には、必要とする所望のカットを検索する作
業が必要となる。特にニュース取材の為に撮影された記
録媒体等のようにその編集作業に一分一秒を争う場合
は、その媒体を用いての編集作業では必要なカットを迅
速に選び出す必要がある。
【0003】そのような、ビデオテープ上のデータ検索
・編集を高速に行う為の手段・方法としては、本出願人
に係わる特開平7-154731号公報及び特開平7-154740号公
報等に開示されている方法等がある。この方法では、撮
影したビデオデータおよびオーディオデータを記録媒体
上に記録する際に、記録カットごとに、そのカットの一
部、例えばその最初のフレームのデータや、必要に応じ
て映像データに関連したコメント等の音声データを、高
能率符号化方法により情報圧縮してインデックス情報を
生成し、そのインデックス情報を記録されたカットに続
けて記録したり、あるいは別の記録媒体に記録するよう
にする。さらに、記録媒体上における当該インデックス
情報や、その他の記録の記録位置情報を記憶装置に記憶
させておく。記録位置情報としては、記録時間情報やタ
イムコード情報を用いる。
【0004】そして編集作業を行う時には、これら記録
位置情報をよりどころにインデックス情報やその他の記
録の記録位置情報を検索して参照し、編集作業に入る前
に編集に必要な情報を得るようにする。これにより、編
集を効率良く実行できるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な編集を実現する為に、インデックス情報等を上記ビデ
オテープなどの記録媒体に記録し、記録位置情報を、上
記ビデオテープテープを収容したビデオテープカセット
に内蔵した半導体メモリー等に予め記録しておくように
している。したがって、インデックス情報等を記録媒体
に記録し、その記録位置情報を、記録する動作が完了す
るまで、この動作を行う部分に電源を供給し続けること
が、従来の方法では不可欠となる。
【0006】しかしながら、ニュース取材あるいは野外
ロケ等でインデックス情報を記録できる記録システム
(例えば、VTR とカメラの組み合せ、あるいは両者一体
型)を使用するケースでは、そのシステムの取回しを良
くすることから、電源としてはバッテリーを使用する例
が一般的とされている。このため、このような記録シス
テムでは、バッテリーの交換を容易にする必要から上記
システムに対してバッテリーを着脱自在な取付構造と
し、さらに取付部分は記録システムのケース外に突出さ
せるようにしている。さらに、重量化を避ける為にバッ
テリーは小型化されている。このため、撮影作業の途上
においてバッテリー交換をする必要が生じることにな
る。
【0007】この場合、一度撮影状態を終了させてから
バッテリー交換作業を行うようにすれば上記インデック
ス情報及び記録位置情報がシステムとしての仕様通り記
録されるのでなんら問題は生じない。しかしながら、通
常この様な記録システムでは、バッテリーを外せば撮影
モードが終了するような仕様とされているので、上記終
了操作を失念してバッテリーを交換してしまうことがあ
った。また、バッテリーは着脱操作子(着脱レバー)を
操作することにより外すようにしているが、着脱操作子
が外部から操作可能な構造になっているので、この操作
子が不用意に操作されるとバッテリー側の電気接点がシ
ステム側の接点から外れてしまうことがあった。
【0008】さらに、撮影対象によっては、バッテリー
ビフォアーエンドアラーム表示灯が点灯しても、そのま
まバッテリー電源がシャツトダウンするまで撮影を強行
する場合がある。このように、撮影停止操作以外のモー
ドで撮影停止する場合が考えられ、これらの場合には、
撮影停止された時点の上記インデックス情報及び上記記
録位置情報の記録が行われないで記録終了してしまうこ
とになる。したがって、正常の状態であれば記録されて
いるインデックス情報及び記録位置情報が欠落してしま
うことになり、編集作業において編集作業に入る前にこ
の欠落部分の補正作業が必要になり編集作業の進行を遅
らせてしまうという問題点があった。
【0009】そこで、本発明は撮影停止操作以外のモー
ドで撮影停止された場合であっても、インデックス情報
及び記録位置情報が欠落しないようにした記録装置を提
供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決しようとする手段】上記目的を達成するた
めに、本発明の記録装置は、カセットに収容された記録
媒体にイメージデータを記録する記録手段と、前記記録
媒体に記録された前記イメージデータ毎に、前記イメー
ジデータを識別可能な索引イメージデータを抽出し、該
抽出された索引イメージデータに基づいて前記記録媒体
に記録された前記イメージデータを検索する検索用イメ
ージデータを生成して、前記記録媒体に記録する検索用
イメージデータ記録手段と、前記イメージデータの記録
された位置、および前記検索用イメージデータの記録さ
れた位置を示す位置情報を生成する位置情報生成手段
と、該位置情報生成手段により生成された位置情報を前
記カセットに収容された情報メモリー手段に書き込む書
き込み手段と、前記生成された位置情報を一時的に記憶
する電源バッファ手段によりバックアップされている一
時メモリー手段と、主電源の供給が異常となった後、主
電源の供給が正常に戻ったことが検知された時に、前記
主電源の供給が異常となった時点の位置情報を、前記一
時メモリー手段から読み取り、該読み取った位置情報を
前記情報メモリー手段に記録するようにした制御手段と
を備えている。
【0011】さらに、本発明の他の記録装置は、カセッ
トに収容された記録媒体にイメージデータを記録する記
録手段と、前記記録媒体に記録された前記イメージデー
タ毎に、前記イメージデータを識別可能な索引イメージ
データを抽出し、該抽出された索引イメージデータに基
づいて前記記録媒体に記録された前記イメージデータを
検索する検索用イメージデータを生成して、前記記録媒
体に記録する検索用イメージデータ記録手段と、前記生
成された検索用イメージデータを一時的に記憶する電源
バッファ手段によりバックアップされている一時メモリ
ー手段と、前記イメージデータの記録された位置、およ
び前記検索用イメージデータの記録された位置を示す位
置情報を生成する位置情報生成手段と、該位置情報生成
手段により生成された位置情報を前記カセットに収容さ
れた情報メモリー手段に書き込む書き込み手段と、主電
源の供給が異常となった後、主電源の供給が正常に戻っ
たことが検知された時に、前記主電源の供給が異常とな
った時点での検索用イメージデータを、前記一時メモリ
ー手段から読み取り、該読み取った検索用イメージデー
タを前記検索用イメージデータ記録手段により前記記録
媒体の所定の位置に記録するようにした制御手段を備え
ている。
【0012】さらにまた、本発明の他の記録装置は、カ
セットに収容された記録媒体にイメージデータを記録す
る記録手段と、前記記録媒体に記録された前記イメージ
データ毎に、前記イメージデータを識別可能な索引イメ
ージデータを抽出し、該抽出された索引イメージデータ
に基づいて前記記録媒体に記録された前記イメージデー
タを検索する検索用イメージデータを生成して、前記記
録媒体に記録する検索用イメージデータ記録手段と、前
記イメージデータの記録された位置、および前記検索用
イメージデータの記録された位置を示す位置情報を生成
する位置情報生成手段と、該位置情報生成手段により生
成された位置情報を前記カセットに収容された情報メモ
リー手段に書き込む書き込み手段と、前記生成された検
索用イメージデータ、および前記生成された位置情報を
一時的に記憶する電源バッファ手段によりバックアップ
されている一時メモリー手段と、主電源の供給が異常と
なった後、主電源の供給が正常に戻ったことが検知され
た時に、前記主電源の供給が異常となった時点での位置
情報および検索用イメージデータを、前記一時メモリー
手段から読み取り、該読み取った位置情報を前記情報メ
モリー手段に記録すると共に、該読み取った検索用イメ
ージデータを前記検索用イメージデータ記録手段により
前記記録媒体の所定の位置に記録するようにした制御手
段を備えている。
【0013】さらにまた、上記した本発明の記録装置に
おいて、上記制御手段は、主電源の供給が異常となった
後、主電源の供給が正常に戻ったことが検知された時
に、前記一時メモリー手段から読み取った前記主電源の
供給が異常となった時点の位置情報と、前記主電源の供
給が異常となった時点において前記情報メモリー手段に
書き込まれている位置情報とを比較し、該比較結果が不
一致となった時に、前記一時メモリー手段から読み取っ
た前記主電源の供給が異常となった時点の位置情報によ
り、前記主電源の供給が異常となった時点において前記
情報メモリー手段に書き込まれている位置情報を書き換
えるようにしてもよい。
【0014】このような本発明によれば、記録装置の電
源が途絶えた際に、途絶えた時点の位置情報を保持させ
るようにしていると共に、記録装置の電源が復旧したと
きに、保持された位置情報を記録するようにしたので、
記録装置の電源系統の異常停止があった場合でも、記録
位置情報が欠落しないようにした記録装置とすることが
できる。したがって、編集作業において不都合が生じな
いようにすることができる。また、記録装置の電源が途
絶えた際に、途絶えた時点での検索用イメージデータを
保持させるようにすると共に、記録装置の電源が復旧し
たときに、保持された検索用イメージデータを記録する
ようにしたので、記録装置の電源系統の異常停止があっ
た場合でも、インデックス情報が欠落しないようにした
記録装置とすることができ、編集作業において不都合が
生じないようにすることができる。
【0015】さらに、記録装置の電源が途絶えた際に、
途絶えた時点の位置情報、および途絶えた時点での検索
用イメージデータを保持させるようにすると共に、記録
装置の電源が復旧したときに、保持された位置情報およ
び検索用イメージデータを記録するようにしたので、記
録装置の電源系統の異常停止があった場合でも、記録位
置情報およびインデックス情報が欠落しないようにした
記録装置とすることができ、編集作業において不都合が
生じないようにすることができる。さらにまた、記録さ
れている途絶えた時点の位置情報と、保持されている位
置情報とを比較して、両位置情報が不一致の場合は、保
持されている位置情報により記録されている位置情報を
書き換えるようにする。これにより、位置情報を書き込
み中に電源系統の異常停止があっても正確な位置情報を
記録することができるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の記録装置の実施の形態例
であるカメラ一体型ディジタルビデオテープレコーダ
(以下、ディジタルカムコーダと記す。)の構成を示す
ブロック図を図1に示す。この図に示すディジタルカム
コーダは、カメラ部10、圧縮部30、誤り訂正符号付
与部50、記録部60、インデックス画像生成部70を
主な構成部としており、撮影して得られたビデオデータ
を高能率圧縮して、半導体メモリ内蔵の1/4インチビ
デオカセットテープ90に記録するVTR装置とされて
いる。
【0017】ディジタルカムコーダにセットされるビデ
オカセットテープ90は、内部に1/4インチのビデオ
テープが収容されており、現行のテレビジョン信号であ
れば最大で4時間30分の信号を記録することができ
る。このビデオカセットテープ90はディジタルカムコ
ーダに着脱自在にセットされる。また、ビデオカセット
テープ90にはカセットケースの内部にフラッシュメモ
リ92が収容されている。このフラッシュメモリ92に
はビデオカセットテープ90の図示しない誤消去防止用
つめの近傍に設けられた4本の端子を介して電源、クロ
ックおよびデータが供給されている。
【0018】フラッシュメモリ92には、後述する5バ
イトからなるデータパックを単位としてデータの書き込
みおよび読み出しが行われ、テープ厚、テープの種類、
テープの品種などの記録媒体情報のデータ、ビデオカセ
ットテープを識別する識別データ、ビデオテープに記録
されたビデオデータの記録位置を示すデータ、およびビ
デオテープに記録されたインデックス画像の記録位置を
示すデータが記憶される。
【0019】次に、ディジタルカムコーダの構成につい
て説明すると、カメラ部10は、CCD11、カメラ処
理部12、およびこれらを制御する制御部13とから構
成される。そして、全体制御部81からの制御信号に基
づいて、CCD11により撮像された信号をテレビジョ
ン信号に変換してフィルタ部21に出力している。フィ
ルタ部21では、カメラ部10より入力されたビデオ信
号を4:2:2方式から4:1:1方式に変換する等の
処理が行われる。なお、この3つの比率はビデオ信号の
水平方向のラインに含まれる輝度情報(Y)と色差情報
(Cb,Cr)の比率である。またフィルタ部21から
出力されたビデオ信号はブロック分割部22に入力さ
れ、ブロック分割部22において、フィルタ部21から
入力されたビデオ信号と、インデックス画像生成部70
から入力されたインデックス画像信号の各フレームが8
×8のマクロブロックに分割されて圧縮部30に出力さ
れている。
【0020】圧縮部30は、DCT部31、動き検出部
32、並べ替え部33、量子化部34、および符号量推
定部35からなっている。DCT部31では、ブロック
分割部22より入力されたビデオ信号にフーリエ変換の
一種であるDCT(DiscreteCosine Transform )変換
を施すことにより、周波数分解を行っている。そして、
量子化部34においてDCT部31の周波数分解された
出力を量子化することにより圧縮を行っている。なお、
圧縮部30においては、ブロック分割部22より入力さ
れた8×8のマクロブロック毎のビデオ信号に対して、
動き検出部32で動き検出を行い、DCT部31でDC
T変換を行い、並べ替え部33においてDC成分が所定
の位置になるように周波数分解された成分を並べ替え
る。そして、その結果に基づいて符号量推定部35にお
いて符号量を推定し、その推定値に基づいて量子化部3
4の量子化レベルを決定するようにしている。
【0021】圧縮部30により圧縮処理の行われたビデ
オ信号は、可変長符号化部40に入力され、出現頻度が
高くなるに従い割り当てられる符号長が短くされる可変
長符号化が行われる。可変長符号化部40では、例えば
2次元ハフマン符号化が行われ、生成された符号化デー
タは誤り訂正符号付与部50に出力される。
【0022】誤り訂正符号付与部50では、可変長符号
化部40より入力される符号化データに対して、パリテ
ィが付加されて記録データが生成される。この場合、例
えば、誤り訂正符号付与部50では誤り訂正ブロックを
2次元で構成したリード・ソロモン積符号が用いられ
る。すなわち、誤り訂正符号付与部50はシャッフリン
グ部51、およびエラーコード付与部52とを有し、入
力された符号化データに対してまずエラーコード付与部
において外符号パリティが付加され、シャッフリング部
51でシャッフリングが行われた後に、同期信号および
ID符号が付加される。さらに、再びエラーコード付与
部52において内符号パリティが付加される。
【0023】このようにして誤り訂正符号付与部50か
ら出力されたパリティの付加された記録データは、記録
部60に入力され、ビデオテープ91の所定の位置に記
録される。記録部60は、チャネルデコーディング部6
1、記録アンプ62、および記録ヘッド63からなり、
記録データはチャネルデコーディング部61においてビ
デオテープ91の磁気記録特性に適合したディジタルビ
ット系列に変換され、記録アンプ62により増幅されて
記録ヘッド63に印加される。これにより、ビデオテー
プ91の所定位置に記録データを記録することができ
る。
【0024】また、インデックス画像生成部70は、圧
縮部30より出力されるビデオ信号に基づいて、各カッ
トの内容を検索するのに適した画像を抽出し、さらに複
数のカットについて抽出されたその画像を用いてインデ
ックス画像(インデックスピクチャー)を生成し、各カ
ットのビデオデータが記録された後にビデオテープ91
に記録されるように、所定のタイミングでブロック分割
部22に出力される。このインデックス画像生成部70
は、制御部71、サンプリング部72、タイミングパル
ス生成部73、ROM74、SRAM75、SRAM7
5のアドレスコントローラ78、フレームメモリ77、
およびフレームメモリ77のアドレスコントローラ78
から構成されている。
【0025】制御部71は、全体制御部81からの制御
信号に基づいてインデックス画像生成部70を構成する
各部を制御する。サンプリング部72は、タイミングパ
ルス生成部73から入力されるパルスに基づいて所定の
タイミングで、圧縮部30の並べ替え部33より並べ替
えられたDCT結果の係数を読込み、そのDC成分を抽
出してROM74に出力する。タイミングパルス生成部
73は、各カットの最初の映像データからインデックス
画像に用いる画像を抽出するように、サンプリング部7
2に対してパルスを生成する。ROM74には変換テー
ブルが記憶されており、サンプリング部72から入力さ
れる9ビットのDC成分のデータを8ビットに変換して
SRAM75に出力している。
【0026】SRAM75は、アドレスコントローラ7
6によりそのアドレスが制御されると共に、制御部71
によりデータの書き込み/読み出しタイミングが制御さ
れている。そして、SRAM75にはROM74から出
力される各マクロブロック当たり1つのデータを順次記
憶し、最終的に各カットの最初の映像データに対応する
画像を格納する。なお、サンプリング部72からは、8
×8のマクロブロック毎に1つのDC成分が、その画素
値として順次出力されるので、SRAM75に最終的に
格納される前記画像は、元の映像データを縦横の各々を
1/8に縮小した画像となる。また、アドレスコントロ
ーラ76は、制御部71からの制御信号に基づいて、R
OM74よりSRAM75に順次入力される画素データ
が、SRAM75に記憶されて1枚の画像が形成される
ように、SRAM75のアドレスを制御している。
【0027】さらに、フレームメモリ77は、映像デー
タのフレームに対応するデータを記憶可能とされてお
り、例えばフレームメモリ77は7フレーム分の映像デ
ータを記憶できる容量を有している。このフレームメモ
リ77は、アドレスコントローラ78よりそのアドレス
が制御され、制御部71から入力される制御信号に基づ
いて、SRAM75内に順次形成される各カット毎の縮
小された画像が順次記憶される。フレームメモリ77
は、揮発性メモリあるいは不揮発性メモリにより構成さ
れるが、揮発性メモリにより構成される場合は、外部バ
ッテリー100が抜かれた場合に記憶内容を一時保持し
ておくように後述する電源バッファ82−2によりバッ
クアップされる。また、フラッシュメモリ等の不揮発性
メモリにより、フレームメモリ77が構成された場合
は、外部バッテリー100が抜かれても記憶内容は保持
される。
【0028】なお、SRAM75に記憶される画像は前
述したように元の映像データを1/64に縮小した画像
とされるので、1枚のフレームメモリに64個の画像を
格納することができる。アドレスコントローラ78は、
制御部71からの制御信号に基づいて、SRAM75か
らフレームメモリ77に入力される画像データが適切な
位置に格納されるように、フレームメモリ77のアドレ
スを制御している。
【0029】タイムコード生成手段82は、タイムコー
ド生成部82−1と電源バッファ82−2からなり、タ
イムコード生成部82−1は記録データの記録位置を示
す指標となるタイムコードを生成し、全体制御部81に
出力すると共に、そのタイムコードを一時的に記憶して
いる。このため、タイムコード生成部82−1は電源バ
ッファ82−2によりバックアップされている。なお、
タイムコードは絶対時間か、ビデオカセットテープ90
の着脱やユーザのリセットボタンの操作などによりリセ
ットされる相対的な時間とされ、その選択は任意に行う
ことができる。
【0030】テープ制御部83は、全体制御部81から
の制御信号に基づいて、入力されたビデオ信号あるいは
インデックス画像生成部70で生成されたインデックス
画像の信号を、ビデオテープ91の任意の位置に記録で
きるように、ビデオカセットテープ90のビデオテープ
91のテープ走行を精度よく制御している。また、操作
/表示部84は、ユーザがディジタルカムコーダに対し
てカメラの撮像条件の制御や、記録開始、記録終了、マ
ーキングなどの指示を入力したり、ユーザに対してディ
ジタルカムコーダの動作状態などを知らせたりするユー
ザインターフェース部とされている。
【0031】外部バッテリー100は、ディジタルカム
コーダに対して接栓を介して着脱自在とされており、外
部バッテリー100からは主電源が各部に供給されてい
る。そして、外部バッテリー100が抜かれた時に、こ
のことをダウン・復旧検出部82−3が検出し、その後
外部バッテリー100がセットされたことを検出して、
全体制御部81にその検出信号を与えて、後述する制御
を行わせることにより、編集時に編集作業において不都
合が生じないようにしている。
【0032】なお、全体制御部81は、ディジタルカム
コーダが所望の動作をするようにディジタルカムコーダ
を構成する各部を制御している。例えば、操作/表示部
84を介してユーザが入力したカメラコントロール、ビ
デオデータの記録開始/終了などの指示に基づいて、カ
メラ部10に対するカメラの制御、カメラ部10からの
ビデオ信号の生成・出力を行わせると共に、圧縮部30
以降の信号処理系に対する動作の制御、およびテープ制
御部83に対するビデオテープの駆動の制御や、操作/
表示部84に対する動作状況・処理結果の表示などを行
っている。
【0033】次に、ディジタルカムコーダの本発明にか
かる動作を説明する。全体制御部81の制御の基で、順
次入力されてくるビデオデータに対して、通常のビデオ
データの撮影が所定時間行われて、あるカットがビデオ
カセットテープ90に記録されたとする。この場合は、
カットの後に、インデックス画像生成部70で生成され
たそのカットに対するインデックス画像をビデオカセッ
トテープ90に記録するようにする。この場合、インデ
ックス画像生成部70からブロック分割部22にインデ
ックス画像を出力することにより、これを実現してい
る。この時、そのカットおよびそのインデックス画像が
記録されているビデオテープ91上の位置を、ビデオカ
セットテープ90のフラッシュメモリ92に記憶させ
る。
【0034】このビデオデータの記録位置を示すデータ
は、5バイトからなるデータパックを単位としており、
このデータパック毎にフラッシュメモリ92に書き込み
/読み出しが行われる。このデータパックのフォ−マッ
トを図2および図3に示す。図2(a)(b)はカット
のイン点およびアウト点の位置を示すデータパックのフ
ォ−マットを示している。また、図3(a)はインデッ
クス画像の記録位置を示すデータパックのフォ−マット
を示しており、同図(b)は撮影者がマーキングした画
像の位置を示すデータパックのフォ−マットを示してい
る。
【0035】各データパックは、各行が1バイト(8ビ
ット)とされた5行で構成されており、第1行の1バイ
トはヘッダとされており、各データパックの種類を識別
するコードが記録されている。図2および図3に示すデ
ータパックは、すべてビデオデータのビデオテープ91
上の記録位置を示すデータパックとされているので、ヘ
ッダにはFDhが記録される。さらに、各データパック
の第2行の1バイトの第7ビット(b2)、第6ビット
(b1)、および第3行の1バイトの(b0)の3ビッ
トによりサブヘッダが構成されている。このサブヘッダ
により各データパックのデータ内容が識別され、それに
応じてデータパックのデータフォ−マットを判別するこ
とができるようにされている。このサブヘッダとデータ
パックの種類およびデータ内容の対応を示す図表を図6
に示す。
【0036】次に、各データパックの説明を行うと、図
2(a)(b)に示すカットのイン点およびアウト点の
記録位置を示すピクチャクリップ1,ピクチャクリップ
2におけるピクチャクリップ1においては、カットの識
別情報が第2行ないし第4行のバイトに記録される。具
体的にはユーザが操作/表示部84を操作することによ
り入力された識別情報、すなわち、シーンのシーン番
号、テイク番号、および、そのカットがOKかNGかを
識別するデータなどが記録される。また、ビデオテープ
91に記録されたカットの記録位置の先頭位置を示す情
報は、ピクチャクリップ2の第2行ないし第4行のバイ
トに記録される。例えば、記録位置はビデオテープ91
上での記録時間により示され、第2行のバイトに時間
(H)、第3行のバイトに分(M)、第4行のバイトに
秒(S)が記録される。
【0037】さらに、そのカットの記録領域の終了位置
を示す情報は、先頭の記録位置からの相対値で示され
る。すなわち、そのカットの記録領域の終了位置が、先
頭位置から何秒後、あるいは、何フレーム目の位置にあ
るかということが、その終了位置の情報として記録され
る。この終了位置を示す情報は、ピクチャクリップ1の
第5行のバイトおよびピクチャクリップ2の第5行のバ
イトにOUT点相対値として記録される。この終了位置
は、秒を単位として記録されても、フレームを単位とし
て記録されてもよい。なお、記録幅は16ビットなの
で、秒を単位とした相対値とされた場合には最大18時
間、フレームを単位とした場合には最大約36分のカッ
トに対処することができる。いずれにするかは、ユーザ
が必要に応じて任意に決定することができる。
【0038】また、図3(a)に示すピクチャクリップ
アドレスは、ビデオテープ91に記録されたインデック
ス画像のビデオテープ91上の記録位置の情報を示すデ
ータパックである。図示する場合、記録位置は各インデ
ックス画像のフレーム毎に示されている。すなわち、第
2行のバイトに時間(H)、第3行のバイトに分
(M)、第4行のバイトに秒(S)、第5行のバイトに
その秒内のフレーム番号が記録される。さらに、同図
(c)に示すデータパックは、ユーザが操作/表示部8
4に設けられたキューボタンを操作してそのビデオデー
タにマーキングを行った時に、その位置を記録するため
に生成されるデータパックである。このデータパック
は、ピクチャクリップアドレスのデータパックと同様
に、第2行のバイトに時間(H)、第3行のバイトに分
(M)、第4行のバイトに秒(S)、第5行のバイトに
その秒内のフレーム番号が記録されている。
【0039】このようなデータパックが、全体制御部8
1により生成されて、ビデオカセットテープ90内のフ
ラッシュメモリ92に適宜記録されるようになる。例え
ば、テレビジョン放送局などにおける取材において、数
分程度のカットが順次撮影されてビデオカセットテープ
90に記録された場合は、カメラ部10において撮影さ
れたビデオデータが、圧縮部30において圧縮処理され
て、さらに可変長符号化部40においてさらに圧縮され
る。次いで、誤り訂正符号付与部50で誤り訂正符号が
付加され、記録部60において記録信号に変換される。
【0040】そして、この記録信号を記録すべきビデオ
テープ91の記録領域に記録ヘッド63から記録され
る。この制御は全体制御部81からの制御信号に基づい
てテープ制御部83がビデオテープ91の位置を制御す
ることにより行われる。この場合、このカットの記録信
号の記録を開始したビデオテープ91上の位置の情報
は、全体制御部81からフラッシュメモリ92に、図2
(a)(b)に示したデータパックのフォ−マットで書
き込まれるようになる。同様にして、順次撮影されたカ
ットの記録信号が、ビデオテープ91の所定の記録位置
に順次記録され、その記録位置の先頭位置の情報がフラ
ッシュメモリ92に書き込まれるようになる。
【0041】また、カットが撮影され始めた時に、イン
デックス画像生成部70においては、入力され始めたカ
ットの最初のビデオデータを圧縮部30より入力し、前
述したように、そのマクロブロック毎のDC成分のみの
データをサンプリング部72により抽出する。抽出され
たDC成分はSRAM75に書き込まれて、そのカット
を識別するための縮小されたインデックス画像が形成さ
れる。このインデックス画像はフレームメモリ77に書
き込まれる。そして、ユーザがそのカットの記録を終了
しようとして操作/表示部84のRECボタンを再操作
すると、その終了指示が全体制御部81に入力され、全
体制御部81は、そのカットの信号に続いて、インデッ
クス画像生成部70で生成されたインデックス画像を図
4(a)に示すようにビデオテープ91に記録するよう
にする。
【0042】この時、フレームメモリ77に書き込まれ
ているインデックス画像は、ブロック分割部22に入力
され、圧縮部30、可変長符号化部40、誤り訂正符号
付与部50を介して記録ヘッド63によりカットの信号
に連続されてビデオテープ91に記録される。また、こ
のカットの記録信号の終了位置の情報とインデックス画
像の記録位置が、全体制御部81からフラッシュメモリ
92に記録される。この場合、すでに記録されている図
2(a)(b)に示すピクチャクリップ1,2のデータ
パックがフラッシュメモリ92から一旦読み出され、第
5行のバイトにOUT点相対値が書き込まれて、生成さ
れた図3(a)に示すインデックス画像の記録位置を示
すピクチャクリップアドレスのデータパックと共に再び
フラッシュメモリ92に書き込まれる。
【0043】この時、第1のカットの記録に続いて第2
のカット、第3のカット、・・・と連続して記録した場
合の、ビデオテープ91に記録されるカットとインデッ
クス画像の記録態様を図4に示す。この場合、ユーザは
コンティニューモードを選択して各カットを記録するも
のとする。コンティニューモードが選択されて第2のカ
ットが記録される場合は、全体制御部81は第1のカッ
トのデータ記録領域に連続して第2のカットの記録信号
を記録するように、ビデオテープ91を若干巻き戻すよ
うにする。すなわち、インデックス画像は更新してその
上から第2のカットの記録信号を記録し始めるようにす
る。
【0044】次いで、第2のカットの終了指示が全体制
御部81に入力されると、全体制御部81は、第2のカ
ットの信号に続いて、インデックス画像生成部70で生
成されてフレームメモリ77に記憶されている第1のカ
ットおよび第2のカットのインデックス画像を、図4
(b)に示すようにビデオテープ91に記録する。第2
のカットに続いて、第3のカット、第4のカット、第5
のカットをコンティニューモードで記録した場合も上述
と同様に動作され、最終的に図4(e)に示すように第
1のカット、第2のカット、第3のカット、第4のカッ
ト、第5のカットの記録信号が連続されてビデオテープ
91に記録され、第5のカットの記録信号に連続して、
第1のカット、第2のカット、第3のカット、第4のカ
ット、第5のカットのインデックス画像が連続されてビ
デオテープ91に記録される。これらの各カットの記録
位置の情報および各カットのインデックス画像の記録位
置の情報は、フラッシュメモリ92にそれぞれ書き込ま
れるようになる。
【0045】また、図5に時間を横軸として示したタイ
ムチャートを示す。図5において、ユーザが操作/表示
部84のRECボタンを操作して記録モードにしたとす
る。これにより、ビデオテープ91の記録開始位置(M
K.IN)のタイムコードがタイムコード生成部82から
全体制御部81に取り込まれて、カットのMK.IN点を示
すピクチャクリップ1,2のデータパックが生成され
る。また、そのカットを識別できるインデックス画像
(PC)がインデックス画像生成部70において生成さ
れて、フレームメモリ77に記憶されるようになる。ま
た、RECボタンが再度操作されて記録終了が指示され
た時は、タイムコード生成部82から記録終了位置(M
K.OUT )のタイムコードが全体制御部81に取り込ま
れて、ピクチャクリップ1,2のデータパックにMK.OU
T 点の位置情報が記録される。生成されたピクチャクリ
ップ1,2のデータパックは、フラッシュメモリ92に
記憶される。なお、タイムコード生成部82−1は生成
されたタイムコードが保持されるように電源バッファ8
2−2によりバックアップされている。
【0046】次いで、コンティニューモードで再度記録
モードとされると、ビデオテープ91の記録開始位置
(MK.IN)のタイムコードがタイムコード生成部82か
ら全体制御部81に取り込まれて、次のカットのMK.IN
点を示すピクチャクリップ1,2のデータパックが生成
される。そして、このカットの途中において突発的なシ
ーンや期待したシーンが発生してユーザがその映像デー
タを検索し易いようにしたい場合は、操作/表示部84
に設けられているキューボタン(Cue )を操作する。す
ると、図3(b)に示すキューのデータパックが全体制
御部81により生成されて、このシーンのビデオテープ
91上の記録位置がフラッシュメモリ92に記録され
る。これにより、このシーンのビデオテープ91からの
検索を容易に行うことができるようになる。
【0047】ここで、外部バッテリー100の残り容量
が少なくなり、ユーザが外部バッテリー100を抜く
か、あるいは外部バッテリー100がシャットダウンし
たとする。すると、ディジタルカムコーダに電源が供給
されなくなり、ディジタルカムコーダが停止され記録モ
ードが解除される。しかし、電源バッファ82−2によ
りバックアップされているタイムコード生成部82−1
は、電源が供給されなくなった時点のタイムコードを記
憶し続ける。また、同じく電源バッファ82−2により
バックアップされているフレームメモリ77も記憶され
ているインデックス画像のデータを記憶し続けるように
なる。
【0048】そして、容量の十分ある外部バッテリー1
00が新たにディジタルカムコーダにセットされ接栓に
接続されると、電源が再び供給されるようになり、ダウ
ン・復旧 検出部82−3が電源がダウン後に復旧した
ことを示す検出信号を出力する。この検出信号は全体制
御部81に送られる。これにより、全体制御部81はタ
イムコード生成部82−1に記憶されていたタイムコー
ドを取り込んで、カットのMK.OUT 点を電源が停止され
たタイムコードとする終了位置情報を生成して、フラッ
シュメモリ92に書き込まれていた図2(a)(b)に
示すピクチャクリップ1,2のデータパックを書き換え
る。すなわち、図5に破線で示す記録終了位置(MK.OU
T )の情報を含むデータパックがフラッシュメモリ92
に記録されることになる。
【0049】また、全体制御部81は、電源復旧後にユ
ーザが行った操作に応じて、次のような処理を行う。 (1)電源復旧時に、記録したい画があってすぐにコン
ティニューモードによらず、記録を開始した場合は、ビ
デオテープ91にカメラ部10で撮像されている画像が
すぐに記録されるようになる。しかしながら、この場合
はフレームメモリ77には新たな画像によるカットのイ
ンデックス画像が先頭位置から書き込まれるようにな
り、それまでのカットのインデックス画像はビデオテー
プ91に記録されないようになる(クラッシュRE
C)。なお、記録開始時にタイムコード生成部82−1
のタイムコードが全体制御部81に取り込まれて、記録
開始位置(MK.IN)を示すピクチャクリップ1,2のデ
ータパックが生成されてフラッシュメモリ92に上書き
される。
【0050】(2)電源復旧時にコンティニュモードで
記録を開始した場合は、電源供給が停止された時に続け
て次のカットがつなぎ撮りされるようになる。すなわ
ち、電源停止時を記録終了位置(MK.OUT )とするピク
チャクリップ1,2のデータパックが生成されてフラッ
シュメモリ92に記録される。さらに、フレームメモリ
77に記憶されていたそれまでのカットのインデックス
画像と、つなぎ撮りされたカットの新たにフレームメモ
リ77に記憶されたインデックス画像が、図4に示すよ
うに該カットの記録が終了された時に、そのカットに続
けて記録されるようになる。なお、記録開始時に記録開
始位置(MK.IN)を示すピクチャクリップ1,2のデー
タパックが生成されて、フラッシュメモリ92に続けて
記録される。 (3)電源復旧時に早送り、あるいは巻き戻しを行った
後に記録する場合は、コンティニュモードを選択せずに
クラッシュRECした時は、前記(1)のような動作と
なり、コンティニュモードを選択して記録開始した場合
は、前記(2)のような動作となる。
【0051】さらに、フラッシュメモリ92にデータパ
ックを書き込んでいる最中に電源が停止された場合は、
ダウン・復旧 検出部82−3が電源の復旧を検出した
時に、全体制御部81が書き込んでいたフラッシュメモ
リ92内の記録位置を示すデータパック内のデータと、
電源バッファ82−2によりバックアップされているタ
イムコード生成部82−1に記憶されているタイムコー
ドとを比較する。そして、比較の結果データが一致しな
い場合は、タイムコード生成部82−1に記憶されてい
たタイムコードに基づいて生成されたデータパックによ
り、フラッシュメモリ92内の書き損じたデータパック
を書き直すようにする。
【0052】なお、本発明は、以上の実施の態様に限ら
れるものではなく、種々の改変が可能である。例えば、
電源が停止後に復旧された時に、電源バッファ82−2
によりバックアップされているフレームメモリ77に記
憶されているインデックス画像をビデオテープ91の所
定位置に記録するようにしてもよい。この場合、このイ
ンデックス画像のビデオテープ91上の記録位置の情報
をフラッシュメモリ92に記録するようにするのが好適
である。また、インデックス画像を書き込み中に電源が
停止された場合には、書き込み途中のインデックス画像
を復旧後に記録し直してもよい。なお、電源バッファ8
2−2としては、リチウムボタン電池やスーパキャパシ
タ等の一時的に電源を供給することのできる電源手段で
あればどのようなものでもよい。
【0053】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、記録装置の主電源がシャツトダウンした際でも、そ
の時点での位置情報及び又はインデックス情報といった
重要な情報を保護することができ、しかも、この様な効
果を得る為に、記録装置全体に対して電源バックアップ
を実施する必要がなく、タイムコード発生部、さらに必
要に応じてインデックス情報のメモリ部のみに村する電
源をバックアップすれば良いので、バックアップ電源の
所要容量は極めて少容量で済み、例えば時間情報の保護
のみであれば、タイムコード発生部を形成する回路基板
上に搭載可能な程度の、小形の電解コンデンサ等で十分
目的を達成することができる。これにより、カメラ部を
含めた記録装置全体の軽量化を図ることができ、無用な
装置全体の形状の大型化を招かない等の、記録装置の取
り回しを向上することができる等の効果を奏することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録装置の実施の態様の一例であるデ
ィジタルカムコーダの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すディジタルカムコーダにおける記録
開始位置および記録終了位置の情報を示すデータパック
のフォ−マットを示す図である。
【図3】図1に示すディジタルカムコーダにおけるイン
デックス画像の記録位置およびマーキングした画像の記
録位置の情報を示すデータパックのフォ−マットを示す
図である。
【図4】図1に示すディジタルカムコーダにおいて、カ
ットをコンティニューモードで連続して記録した時のビ
デオテープ上に記録されるデータを示す。
【図5】図1に示すディジタルカムコーダの動作を示す
タイムチャートである。
【図6】サブヘッダとデータパックの種類およびデータ
内容の対応を示す図表である。
【符号の説明】
10 カメラ部、11 CCD、12 カメラ処理部、
13 制御部、21 フィルタ部、22 ブロック分割
部、30 圧縮部、31 DCT部、32 動き検出
部、33 並べ替え部、34 量子化部、35 符号量
推定部、40 可変長符号化部、50 誤り訂正符号付
与部、51 シャッフリング部、52 エラー訂正符号
付与部、60 記録部、61 チャネルコーディング
部、62 記録アンプ、63 記録ヘッド、70 イン
デックス画像生成部、71 制御部、72 サンプリン
グ部、73 タイミングパルス生成部、74 ROM、
75 SRAM、76 アドレスコントローラ、77
フレームメモリ、78 アドレスコントローラ、81
全体制御部、82 タイムコード生成手段、82−1
タイムコード生成部、82−2 電源バッファ、82−
3 ダウン・復旧 検出部、83 テープ制御部、90
ビデオカセットテープ、91 ビデオテープ、92
フラッシュメモリ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットに収容された記録媒体にイメー
    ジデータを記録する記録手段と、 前記記録媒体に記録された前記イメージデータ毎に、前
    記イメージデータを識別可能な索引イメージデータを抽
    出し、該抽出された索引イメージデータに基づいて前記
    記録媒体に記録された前記イメージデータを検索する検
    索用イメージデータを生成して、前記記録媒体に記録す
    る検索用イメージデータ記録手段と、 前記イメージデータの記録された位置、および前記検索
    用イメージデータの記録された位置を示す位置情報を生
    成する位置情報生成手段と、 該位置情報生成手段により生成された位置情報を前記カ
    セットに収容された情報メモリー手段に書き込む書き込
    み手段と、 前記生成された位置情報を一時的に記憶する電源バッフ
    ァ手段によりバックアップされている一時メモリー手段
    と、 主電源の供給が異常となった後、主電源の供給が正常に
    戻ったことが検知された時に、前記主電源の供給が異常
    となった時点の位置情報を、前記一時メモリー手段から
    読み取り、該読み取った位置情報を前記情報メモリー手
    段に記録するようにした制御手段とを備えることを特徴
    とする記録装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、主電源の供給が異常と
    なった後、主電源の供給が正常に戻ったことが検知され
    た時に、前記一時メモリー手段から読み取った前記主電
    源の供給が異常となった時点の位置情報と、前記主電源
    の供給が異常となった時点において前記情報メモリー手
    段に書き込まれている位置情報とを比較し、 該比較結果が不一致となった時に、前記一時メモリー手
    段から読み取った前記主電源の供給が異常となった時点
    の位置情報により、前記主電源の供給が異常となった時
    点において前記情報メモリー手段に書き込まれている位
    置情報を書き換えるようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 カセットに収容された記録媒体にイメー
    ジデータを記録する記録手段と、 前記記録媒体に記録された前記イメージデータ毎に、前
    記イメージデータを識別可能な索引イメージデータを抽
    出し、該抽出された索引イメージデータに基づいて前記
    記録媒体に記録された前記イメージデータを検索する検
    索用イメージデータを生成して、前記記録媒体に記録す
    る検索用イメージデータ記録手段と、 前記生成された検索用イメージデータを一時的に記憶す
    る電源バッファ手段によりバックアップされている一時
    メモリー手段と、 前記イメージデータの記録された位置、および前記検索
    用イメージデータの記録された位置を示す位置情報を生
    成する位置情報生成手段と、 該位置情報生成手段により生成された位置情報を前記カ
    セットに収容された情報メモリー手段に書き込む書き込
    み手段と、 主電源の供給が異常となった後、主電源の供給が正常に
    戻ったことが検知された時に、前記主電源の供給が異常
    となった時点での検索用イメージデータを、前記一時メ
    モリー手段から読み取り、該読み取った検索用イメージ
    データを前記検索用イメージデータ記録手段により前記
    記録媒体の所定の位置に記録するようにした制御手段を
    備えていることを特徴とする記録装置。
  4. 【請求項4】 カセットに収容された記録媒体にイメー
    ジデータを記録する記録手段と、 前記記録媒体に記録された前記イメージデータ毎に、前
    記イメージデータを識別可能な索引イメージデータを抽
    出し、該抽出された索引イメージデータに基づいて前記
    記録媒体に記録された前記イメージデータを検索する検
    索用イメージデータを生成して、前記記録媒体に記録す
    る検索用イメージデータ記録手段と、 前記生成された検索用イメージデータを一時的に記憶す
    る電源バッファ手段によりバックアップされている一時
    メモリー手段と、 該位置情報生成手段により生成された位置情報を前記カ
    セットに収容された情報メモリー手段に書き込む書き込
    み手段と、 前記生成された検索用イメージデータ、および前記生成
    された位置情報を一時的に記憶する電源バッファ手段に
    よりバックアップされている一時メモリー手段と、 主電源の供給が異常となった後、主電源の供給が正常に
    戻ったことが検知された時に、前記主電源の供給が異常
    となった時点での位置情報および検索用イメージデータ
    を、前記一時メモリー手段から読み取り、該読み取った
    位置情報を前記情報メモリー手段に記録すると共に、該
    読み取った検索用イメージデータを前記検索用イメージ
    データ記録手段により前記記録媒体の所定の位置に記録
    するようにした制御手段を備えていることを特徴とする
    記録装置。
  5. 【請求項5】 上記制御手段は、主電源の供給が異常と
    なった後、主電源の供給が正常に戻ったことが検知され
    た時に、前記一時メモリー手段から読み取った前記主電
    源の供給が異常となった時点の位置情報と、前記主電源
    の供給が異常となった時点において前記情報メモリー手
    段に書き込まれている位置情報とを比較し、 該比較結果が不一致となった時に、前記一時メモリー手
    段から読み取った前記主電源の供給が異常となった時点
    の位置情報により、前記主電源の供給が異常となった時
    点において前記情報メモリー手段に書き込まれている位
    置情報を書き換えるようにしたことを特徴とする請求項
    4記載の記録装置。
JP8114440A 1996-04-12 1996-04-12 記録装置 Withdrawn JPH09284707A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0984455A1 (en) * 1998-08-31 2000-03-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Recording and reproducing apparatus
JP2001216726A (ja) * 1999-11-05 2001-08-10 Sony United Kingdom Ltd オーディオ信号及び/又はビデオ信号生成装置、及びオーディオ信号及び/又はビデオ信号生成方法
CN100364008C (zh) * 2000-10-30 2008-01-23 皇家菲利浦电子有限公司 使用音频特征检测视频节目中的精彩部分的系统和方法

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