JPH09284506A - 原稿読取装置及びこの装置の有効読取幅設定方法 - Google Patents

原稿読取装置及びこの装置の有効読取幅設定方法

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JPH09284506A
JPH09284506A JP8098011A JP9801196A JPH09284506A JP H09284506 A JPH09284506 A JP H09284506A JP 8098011 A JP8098011 A JP 8098011A JP 9801196 A JP9801196 A JP 9801196A JP H09284506 A JPH09284506 A JP H09284506A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CCD等の読取デバイスの取付位置調整を容
易かつ精度良く行うこと。 【解決手段】 原稿6の読取位置Rを照射する光源2
と、原稿6の読取位置Rに沿って配設された反射板1
と、取付位置の調整可能に設けられ反射板1からの反射
光を受光するCCD等の読取デバイス4と、この読取デ
バイス4の出力に基づいて当該読取デバイス4の有効読
取幅Mに応じた画像データを生成する画処理部26とを
備えている。そして、原稿6の読取範囲の中央に読取デ
バイス4の取付位置調整用の点光源3を光源2とは別に
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿読取装置及び
この装置の有効読取幅設定方法に係り、特に、原稿を読
み取る読取デバイス(CCD等)の取付位置を調整する
必要のある原稿読取装置及びこの装置の有効読取幅設定
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、CCDによる原稿読取装置で
は、原稿の読み込み位置を最適なものとするために装置
の製造段階においてCCDの取付位置の調整が行われて
いる。この調整は人手により行われるが微妙な作業であ
り、最適な取付位置に調整するためには非常な労力を要
する。
【0003】これに対し、特開平4−361472号公
報の「原稿読取装置」のように、CCD読取範囲に沿っ
て設けられたマーク入りの白板をレンズを介しCCDで
読み取り、その読み取りデータのどこにマークを示すデ
ータがあるかを検出し、そのデータを元に原稿の読み取
り位置を調整することにより、製造段階でのCCD取付
位置の調整の廃止を図ったものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、CCD
の位置調整はその大部分が未だ人手により行われてい
る。また、上記公報記載の例にあっても、マークが原稿
読取範囲の端部に配置されるため、読取原稿の中央部分
では公差等の光学的なバラツキ(レンズの収差、倍率、
または光路長)の影響を生じることは歪めず、その精度
は熟練技師の人手による調整に劣る場合があった。
【0005】
【発明の目的】そこで、本発明では、上記従来例の有す
る不都合を改善し、特に、CCD等の読取デバイスの取
付位置調整を容易かつ精度良く行うことのできる原稿読
取装置及びこの装置の有効読取幅設定方法を提供するこ
とを、その目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、原稿の読取位置を照射す
る光源と、原稿の読取位置に沿って配設された反射板
と、取付位置の調整可能に設けられ反射板からの反射光
を受光するCCD等の読取デバイスと、この読取デバイ
スの出力に基づいて当該読取デバイスの有効読取幅に応
じた画像データを生成する画処理部とを備えている。そ
して、原稿の読取範囲の中央に読取デバイスの取付位置
調整用の点光源を上記光源とは別に設けた、という構成
を採っている。
【0007】本発明では、原稿読取範囲の中央に設けら
れた点光源の照射光が読取デバイスに入力され、この読
取デバイスの出力に表れた点光源の照射光の位置が当該
読取デバイスの有効画素の中央に一致するように該読取
デバイスの取付位置が調整される。
【0008】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
原稿読取装置において、光源及び点光源のうち点光源だ
けを択一的に点灯可能な点灯制御部と、読取デバイスの
出力より点光源の照射光が読取デバイスにおける有効画
素の何画素目に表れているかを計数する計数部と、この
計数部より算出された点光源が表れた画素と読取デバイ
スにおける有効画素の中央画素とのずれ状態を判別し,
当該ずれ状態を示す信号を出力する判別部とを備えた、
という構成を採っている。
【0009】請求項3記載の発明では、判別部の出力信
号に基づいてずれ状態を表示する表示部を備えた、とい
う構成を採っている。
【0010】これらの発明では、点灯制御部により点光
源のみが択一的に点灯され、その照射光が読取デバイス
に入力されると、計数部により、読取デバイスの出力に
表れた点光源の照射光が有効画素の何画素目にあるかが
計数され、判別部により、点光源の表れた画素と読取デ
バイスにおける有効画素の中央画素とのずれ状態が判別
され、信号として出力される。例えば、このずれ状態は
表示部に表示され、作業者は、当該表示を見やりながら
ずれ量が少なくなるように読取デバイスの取付位置を調
整する。
【0011】請求項4記載の発明では、読取デバイスの
有効画素数をN,読取デバイスの有効読取幅の画素数を
M,読取デバイスの取付位置調整後における点光源が表
れた画素と該読取デバイスの有効画素の中央画素とのず
れ画素数を±δとした場合に、読取デバイスの有効読取
幅の第1画素目yをy=(N/2)−(M/2)±δに
設定する、という方法を採っている。
【0012】本発明では、点光源による読取デバイスの
照射画素と読取デバイスの有効読取範囲の中央とが一致
するように有効読取範囲の第1画素目が設定される。
【0013】これらにより、前述した目的を達成しよう
とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図4に基づいて説明する。
【0015】図1は、読取部の物理的な構成を示す概略
構成図である。読取部100には、読取位置Rを照射す
る光源2と,読取位置Rに沿って設けられた反射用の白
板1と,この白板1又は原稿からの反射光を集光するレ
ンズ5と,このレンズ5を透過した反射光を受光し当該
反射光に示された画像情報を電気信号として出力するC
CD4とが従来一般的な配置により固定装備されてい
る。符号3は、読取位置Rを照射する赤色のLEDを示
す。このLED3は、原稿読取範囲の中央部に固定装備
されている。ここで、CCD4は、調整治具による取付
位置の調整が可能であり、また、調整後の再固定が可能
となっている。
【0016】図2は、LED3の取付位置を明らかにす
る構成図である。従来一般的な配置により取り付けられ
た白板1,光源2,CCD4,レンズ5に対し、LED
3は、白板1とCCD4とを結ぶ直線を軸におよそ光源
2と線対称となる位置に取り付けられている。また、L
ED3は、CCD4の読取動作時に障害とならない位置
に固定され、照射光が白板1をしてCCD4に有効に照
射される向きに設定されている。符号6は読取対称とな
る原稿を示し、白板1と光源2及びLED3との間を白
板1に沿いながら図2の上方から下方に通過するように
なっている。
【0017】ここで、LED3の代わりに、点光源とし
て豆電球等を用いても良い。LEDや豆電球等の素子
は、安価であり制御も容易という特徴を有する。また、
点光源の発光色はCCD4がその点灯を識別可能な色で
あれば良い。LEDでは、消費電力低減の見地から、本
実施形態のように発光効率の高い赤色を使用するのが望
ましい。
【0018】図3は、制御系の構成を示すブロック図で
ある。図3の制御系は、読取部100の光源2又はLE
D3を駆動する発光制御系200と、CCD4の出力信
号に基づいて画像データを生成する画処理系300と、
CCD4の出力信号に基づいて当該CCD4の取付位置
と予め設定された規定位置との誤差を表示するCCD取
付位置誤差算出系400と、CCDの有効読取幅を設定
するCCD有効読取幅設定系500とに分けられる。こ
れら各系の動作タイミングは、装置の主制御部(図示
略)により制御されるようになっている。ここで、主制
御部は、外部より設定可能な原稿読取モード,CCD取
付位置調整モード,及びCCDの有効読取幅設定モード
を備えている。
【0019】発光制御系200は、光源2を発光させる
光源点灯回路10と、LED3を点灯させるLED点灯
回路11と、各点灯回路10,11に光源2又はLED
3のいずれか一方の点灯を指示する点灯制御部12とを
備えている。点灯制御部12は、主制御部の指示により
画像読取モードでは光源2のみを点灯させる一方、CC
D取付位置調整モードではLED3のみを点灯させるよ
うになっている。これにより、両光源が同時に点灯する
ことによるCCD4の読取異常が防止されている。ここ
で、LED点灯回路10の出力は、LED3がCCD4
を十分飽和する輝度となるように設定されている。これ
により、後にCCD4の出力を二値化する際の誤検出が
防止される。
【0020】一方、画処理系300は、画処理部26を
備え、従来一般的な処理によりCCD4の出力信号から
画像データを生成する機能を備えている。この画処理部
26は、主制御部の指示により、原稿読取モードにおい
て機能し、他のモードでは機能しないようになってい
る。
【0021】これに対し、CCD取付位置誤差算出系4
00は、主制御部の指示により、CCD取付位置調整モ
ードにおいて機能し、他のモードでは機能しないように
なっている。このCCD取付位置誤差算出系400は、
CCD4の出力信号(以下、画素情報という)をLED
3による照射画素とそれ以外の画素とに二分する二値化
部21と、二値化された画素情報からLED3による照
射画素がCCD4の有効画素の何番目の画素に位置する
かを計数する計数部22と、この計数結果に基づきLE
D3による照射画素がCCD4の有効画素のほぼ中央の
画素に位置するかを判別する判別部と23、この判別結
果を表示する表示部24とを備えている。
【0022】また、CCD有効読取幅設定系500は、
主制御部の指示により、CCDの有効読取幅設定モード
において機能するようになっており、判別部23の出力
に基づいてCCDの有効読取幅を設定するようになって
いる。
【0023】次に、上記実施形態の全体動作を説明す
る。
【0024】〔CCD取付位置調整モード〕
【0025】CCD取付位置調整モードは、主として、
装置の製造段階において実行される。
【0026】外部操作によりCCD取付位置調整モード
が設定されると、主制御部の指示を受けた点灯制御回路
12は、LED点灯回路11をして、点光源たるLED
3を点灯させる。LED3を点灯させると白板1の原稿
読取位置の中央のみが照明される。また、これと同時
に、駆動部20はCCD4を読取可能な状態に設定す
る。これにより、白板1中央の一部照明を受けて、CC
D4の出力は部分的に高レベルの画信号として出力され
る。
【0027】以下、LED3による点灯光がCCD4に
入力された以降の処理を図4に基づいて説明する。
【0028】まず、CCD4の出力信号は、二値化部2
1に入力され、LED3により照明された画素とそうで
ない画素とに弁別される。ここで、CCD4の有効画素
数をN画素とし、原稿読取装置としての有効読取幅をM
画素とする(但し、N>M)。
【0029】二値化された画素は順次計数部22に入力
され、LED3で照明された画素がCCD4の有効画素
Nの何番目の画素に位置するかが計数される。本実施形
態において、計数部22は、LED3の照明位置がCC
D4のX1画素目からX2画素目にあることを計数し
(ステップS1)、(X1+X2)/2をLED3によ
る照明箇所の中央画素Xとして出力する(ステップS
2)。ここで、X1画素目,X2画素目は、二値化部2
1において二値化された画素情報のうちハイレベル(又
はローレベルでも良い)で示された複数のLED照明画
素の両端にあたる画素である。また、計数部22は、本
実施形態によらず、X1,X2をそのまま出力しても良
い。
【0030】続いて、計数部22の出力(中央画素)X
は判別部23に入力され、LED3により照明された部
分が、CCD4の有効画素Nのほぼ中央の画素と一致す
るか否かが判別される。ここで、判別部23は、LED
照射光を示す中央画素XがCCD4の有効画素の中央部
(N/2:以下、n=N/2と記す)に調整されたか判
別するために、Xとnとを比較し、X−nの比較結果が
±k(一定)画素以内であれば適正位置にあると判定
し、+k画素より大であれば右にずれていると判定し、
−k画素より小であれば左にずれていると判定し、その
判定結果を出力する(ステップS3,S4)。ここで、
ずれ方向の左右と+−の関係は逆でも良い。
【0031】そして、この判別結果、即ち、CCD4の
取付位置が中央より右にずれているか、左にずれている
か、又は適正位置かが表示部24に表示される。これに
加え、表示部24には、ズレ量X−(N/2)の値も表
示される。作業者は、これらの表示を確認しながら、C
CD4の取付位置を所定方向に調整する(ステップS
5,S6)。CCD4の取付位置が変更されると、上記
処理の繰り返しにより表示部24の表示が逐次変更され
る。作業者は、表示部24を確認しつつ、上記比較結果
がある値以下になるまで設定作業を繰り返し、取付位置
が適正範囲内にある状態でCCD4を固定する。これに
より、CCD4の取付位置の調整を完了した後、CCD
取付位置調整モードを終了する(ステップS7)。この
段階では、CCD4の取付位置は±δ(=X−n)の誤
差を含んでいる。
【0032】〔CCD有効読取幅設定モード〕
【0033】CCD有効読取幅設定モードは、主とし
て、CCD取付位置調整モードの終了後に実行される。
【0034】外部操作によりCCD有効読取幅設定モー
ドが設定されると、主制御部の指示を受けた有効読取幅
設定部25により、CCD4の有効画素N中に有効読取
幅Mを設定するための処理が実行される。本処理は、C
CD4について、原稿読取装置として機能する際の第1
画素を何番目に設定するかの処理である。これは、何番
目の画素までを無効画素とするかの処理と同義である。
【0035】今、CCD取付位置調整モードの実行によ
り、CCD4は、光学的に読取位置の略中央に調整され
ている。ここで、有効読取幅設定部25は、有効読取幅
M画素の中央画素m=M/2と、CCD4における有効
画素の中央画素n=N/2との差分に基づいて第1画素
を設定する。この際、判別部23において算出された誤
差±δを考慮し、第1画素y=n−m±δを算出する
(ステップS8)。そして、この算出値yをCCD4の
有効読取幅を成す第1画素として設定する(ステップS
9)。以上により一連の処理が完了される。
【0036】このように、本実施形態によれば、原稿読
取範囲の中央に読取デバイス(CCD)の取付位置調整
用の点光源(LED)を設けたので、点光源から読取デ
バイスに最短距離で入射された光の位置を基準に読取デ
バイスの取付位置を調整することができ、公差等の光学
的なバラツキ(レンズの収差、倍率、または光路長)の
影響を抑制した高精度な読取デバイスの取付位置調整を
実現することができる。
【0037】また、判別部が、読取デバイスの有効画素
の中央画素と点光源による照射光との位置ずれを判別す
るので、この位置ずれ量が0に近づくように読取デバイ
スの取付位置が調整されることによって、作業経験等に
よらず精度の高い位置調整を確実に行うことができる。
【0038】更に、表示部が、ずれ状態を表示するの
で、当該表示を確認しながら、取付位置調整を迅速に行
うことができる。
【0039】これに加え、点光源の照射位置と読取デバ
イスにおける有効画素の中央画素とが一致するように有
効読取範囲の第1画素を設定するので、原稿に対し左右
のバラツキのない常にセンター振り分けの安定した読み
取り画像を得ることができる。
【0040】また、読取光源とは独立した点光源を使う
ため、画質の優劣に関係なく位置検出にのみ必要な特性
(CCDの飽和レベルの確保等)の光源を選定でき、光
学調整のためのCCDからの出力信号をCCDの飽和レ
ベルで検出するように設定できるため、誤検出がなくか
つ安価な原稿読取装置を提供できる。更に、点光源は、
読み取り用の光源とは独立しているため、読取光源のよ
うに、読取画質を考慮した光源設計は不要となり、読取
デバイスが点灯・消灯を識別できるものであればなんで
も良いため、安価なものを選択できる。
【0041】ここで、本発明は、原稿読取装置内のみな
らず、調整治具上に設けられていても良い。また、表示
部24に加え又は表示部24に代えて、読取デバイスの
取付位置を当該読取デバイスの長手方向に移動させるリ
ニアパルスモータ等のスライド手段と、このスライド手
段を前記判別部の出力するずれ量±δが0となるように
駆動制御する駆動制御手段とを備えていても良い。これ
によると、読取デバイスの取付位置を自動的に最適位置
に設定することができる。また、白板1の中央部は数画
素分照明されるが、原稿の中央が通過する位置を含んだ
微少な領域を照明する構造とすることが望ましい。
【0042】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され機能す
るので、これによると、原稿読取範囲の中央に読取デバ
イスの取付位置調整用の点光源を設けたので、点光源か
ら読取デバイスに最短距離で入射された光の位置を基準
に読取デバイスの取付位置を調整することができ、公差
等の光学的なバラツキ(レンズの収差、倍率、または光
路長)の影響を抑制した高精度な読取デバイスの取付位
置調整を実現することができる。
【0043】請求項2記載の発明では、判別部が、読取
デバイスの有効画素の中央画素と点光源による照射光と
の位置ずれを判別するので、この位置ずれ量が0に近づ
くように読取デバイスの取付位置が調整されることによ
って、作業経験等によらず精度の高い位置調整を確実に
行うことができる。
【0044】請求項3記載の発明では、表示部が、ずれ
状態を表示するので、当該表示を確認しながら、取付位
置調整を迅速に行うことができる。
【0045】請求項4記載の発明では、点光源の照射位
置と読取デバイスにおける有効画素の中央画素とが一致
するように有効読取範囲の第1画素を設定するので、原
稿に対し左右のバラツキのない常にセンター振り分けの
安定した読み取り画像を得ることができる、という従来
にない優れた原稿読取装置及びこの装置の有効読取幅設
定方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における読取部の構成を示
す概略構成図である。
【図2】本発明の一実施形態の読取部におけるLEDの
取付位置を明らかにする構成図である。
【図3】本発明の一実施形態における制御系の構成を示
すブロック図である。
【図4】図3に示すCCD取付位置調整系及びCCD有
効読取幅設定系の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 白板(反射板) 2 光源 3 LED(点光源) 4 CCD(読取デバイス) 5 レンズ 6 原稿 12 点灯制御部 22 計数部 23 判定部 24 表示部 26 画処理部 R 原稿の読取位置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の読取位置を照射する光源と、前記
    原稿の読取位置に沿って配設された反射板と、取付位置
    の調整可能に設けられ前記反射板からの反射光を受光す
    るCCD等の読取デバイスと、この読取デバイスの出力
    に基づいて当該読取デバイスの有効読取幅に応じた画像
    データを生成する画処理部とを備えた原稿読取装置にお
    いて、 前記原稿の読取範囲の中央に前記読取デバイスの取付位
    置調整用の点光源を前記光源とは別に設けたことを特徴
    とする原稿読取装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の原稿読取装置において、 前記光源及び点光源のうち点光源だけを択一的に点灯可
    能な点灯制御部と、前記読取デバイスの出力より前記点
    光源の照射光が前記読取デバイスにおける有効画素の何
    画素目に表れているかを計数する計数部と、この計数部
    より算出された前記点光源が表れた画素と前記読取デバ
    イスにおける有効画素の中央画素とのずれ状態を判別
    し,当該ずれ状態を示す信号を出力する判別部とを備え
    たことを特徴とする原稿読取装置。
  3. 【請求項3】 前記判別部の出力信号に基づいて前記ず
    れ状態を表示する表示部を備えたことを特徴とする請求
    項2記載の原稿読取装置。
  4. 【請求項4】 前記読取デバイスの有効画素数をN,前
    記読取デバイスの有効読取幅の画素数をM,前記読取デ
    バイスの取付位置調整後における前記点光源が表れた画
    素と該読取デバイスの有効画素の中央画素とのずれ画素
    数を±δとした場合に、前記読取デバイスの有効読取幅
    の第1画素目yをy=(N/2)−(M/2)±δに設
    定することを特徴とした請求項2記載の原稿読取装置の
    有効読取幅設定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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