JPH03175309A - 曲面性状検査装置 - Google Patents

曲面性状検査装置

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JPH03175309A
JPH03175309A JP31485289A JP31485289A JPH03175309A JP H03175309 A JPH03175309 A JP H03175309A JP 31485289 A JP31485289 A JP 31485289A JP 31485289 A JP31485289 A JP 31485289A JP H03175309 A JPH03175309 A JP H03175309A
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JP
Japan
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light
hue
imaging
curved surface
section
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JP31485289A
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English (en)
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Shigeki Kobayashi
茂樹 小林
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Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、表面の曲面性状が異なる方向に配向してい
る多数の曲面要素の集合より成る曲面体につき、各曲面
要素の配向性を検出するのに通用される曲面性状検査装
置に関連し、殊にこの発明は、基板上に実装された部品
につき、そのハンダ付は部分の形状などを検査するのに
好適な曲面性状検査装置に関する。
〈従来の技術〉 多配向性曲面をもつ曲面体として、基板上に実装された
部品におけるハンダ付は部位の表面形状がその代表例に
挙げられる。従来このハンダ付は部位は、目視検査によ
り検査されており、ハンダ付は状態の良否、すなわちハ
ンダの有無。
量、溶解性、短絡、導通不良などがこの目視検査によっ
て判定されている。
ところがこのような目視検査による方法では、検査ミス
の発生が避けられず、判定結果も検査する者によりまち
まちであり、また検査処理能力にも限界がある。
そこで近年、この種の検査を自動的に行うことができる
自動検査装置が各種提案されている。
ところでハンダ付は部位の表面形状は、3次元の拡がり
をもつ立体形状であって、これを検査するには、3次元
の形状情報を検出できることが不可欠の条件となる。
第3図はこの条件を満たす自動検査装置の一例を示すも
のであり、レーザなどの光源から板状をなすスリット光
1を基板2上のハンダ付は部位へ照射している。このス
リット光1の照射により、ハンダ付は部位を含む基板2
の表面には、立体形状に沿って歪を受けた光切断llA
3が生成されるもので、その光切断線3の反射光像を撮
像装置4で撮像して、その撮像パターンの歪状態をチエ
ツクすることにより、“ハンダ付は部位の立体形状を検
出する。
ところがこの検査方法の場合、スリット光1が照射され
た部分の形状情報が得られるのみであって、それ以外の
部分の立体形状を把握することは困難である。
この問題を解消する方法として、ハンダ付は部位の表面
へ入射角が異なる光を照射してハンダ付は部位の各反射
光像のパターンを撮像することにより、ハンダ付は部位
が有する曲面要素の配向性を検出するという方法が存在
している。
この方法は、一定パターンの光束を検査対象に当てたと
き、その反射光束のパターンが検査対象の立体的形状に
応じた変形を受けることに着目したもので、その変形パ
ターンから検査対象の形状を推定するというものである
第4図は、この方法の原理説明図であり、光源5と撮像
部6とから成る検出系と、検査対象であるハンダ付は部
位7との位置関係を示している。
同図において、光源5よりハンダ付は部位7の表面へ入
射角iで光束8を投光すると、角度i’  (=i)の
反射光束9が真上位置の撮像部6に入射して検出される
。これにより前記光束8で照明されたハンダ付は部位7
の曲面要素は基準面10に対してiの角度をなして配向
していることが検出されたことになる。従って異なる方
向に配向する多数の曲面要素から成るハンダ付は部位7
に対して、入射角が異なる複数の投光装置による投光を
行えば、それぞれの入射角に対応する曲面要素の群が撮
像部6により検出され、これによりハンダ付は部位7の
各曲面要素がそれぞれどんな配向をしているか、すなわ
ちハンダ付は部位の表面性状がどのようであるかを検出
できる。
また光源5が、入射角がi+Δiからi−Δiまで2Δ
iの幅をもつ光束8を投光するならば、その幅に対応し
た幅を有する反射光束9が撮像部6により検出されるこ
とになる。すなわちこの場合は、基準面10となす傾斜
角がi十Δiからi−Δiまでの幅の角度をもつ曲面要
素を検出できることになる。
さらに光源5が、第5図に示す如く、基準面10に対し
て水平に設置された円環状の光源であれば、ハンダ付は
部位7の表面が基準面10に垂直な軸に対してどのよう
な回転角をもっていても、光源5とハンダ付は部位7と
の距離は一定であり、曲面要素の回転角方向の配向性は
消去されるので、基準面10となす傾斜角だけが検出さ
れることになる。
またこの第5図に示すように、光源5をハンダ付は部位
7への入射角が異なる複数の円環状光源11,12.1
3をもって構成すれば、各光源による光束14,15.
16の入射角に対応した配向をもつ曲面要素がそれだけ
詳細に検出できることは前述したとおりである。
いま半径がrll  (ただしn=1.2.3 )の3
個の円環状の光源11,12.13を基準面10に対し
て高さhti  (n=1.2.3 )の位置に水平に
設置すれば、ハンダ付は部位7への各光束14.15.
16の入射角はそれぞれi、  (n=1.2.3 )
となり、ハンダ付は部位7における傾斜角がそれぞれ1
7である各曲面要素を撮像部6により検出することがで
きる。このとき各光源11.12.13からハンダ付は
部位7の表面を経て撮像部6に至る全光路長に比して曲
面要素の大きさが十分に小さいので、次式により入射角
、すなわち検出しようとする曲面要素の1頃斜角を定め
ればよい。
上記の原理に基づきハンダ付は部位の外観を検査する方
法として、前記の各光源11.1213に白色光源を用
いたものが提案されている(特開昭6L293657号
)。この検査方法においては、ハンダ付は部位に対する
入射角の異なる3個の光源11,12.13による反射
光像を相互に識別するために、それぞれ光源1工12.
13を時間的に異なったタイミングで点灯させ、また消
灯させている。
ところがこの方法では、異なる投光タイミングで得た各
画像を貯蔵するためのメモリや、これら画像を同一視野
像として演算処理するための演算装置や、各発光体を瞬
間的に点灯動作させるための点灯装置などが必要であり
、技術面での煩雑さが多く、またそれがコスト面や信顛
性の面で問題となる。
そこでこのタイム・シェアリング方式の課題を一挙に解
消するため、この発明の発明者は、先般、新たな基板検
査装置を提案した。この基板検査装置は、その詳細は後
述するが、ハンダ付は部位の表面へ異なる色相光を入射
角を違えて照射するための投光部と、ハンダ付は部位の
表面からの反射光像を部品の真上位置で各色相側に撮像
する撮像部と、この撮像部で得た撮像パターンよりハン
ダ付は部位の有する各曲面要素の性状を検出してハンダ
付けの良否を判定する処理部とで構成されるもので、前
記投光部には、例えば赤色光、緑色光、青色光をそれぞ
れ発生する3個の円環状光源が用いである。
また前記撮像部には、赤、緑、青の三原色の加法混合を
原理とする通常のカラーテレビカメラが用いられており
、内蔵する三色分解光学系により入射光を三原色に分解
した上で各色の光量を検出している。このようなカラー
テレビカメラの三色分解光学系の色分解特性は、第6図
に示すような分光スペクトルパターンを有し、赤色、緑
色、青色の各分光スペクトルパターン(R) (G) 
(B)がそれぞれ100 n1mの帯域幅をもつ上、各
帯域の相接する領域で相互に重畳している。
上記の基板検査装置によれば、ハンダ付は部位に対し異
なる入射角をもって各光源から赤色光、緑色光、青色光
を照射すると、ハンダ付は部位の表面からの赤色、緑色
、青色の各反射光像がその真上位置の撮像部により同時
に分離して検出される。
第7図は、ハンダ付けが良好であるとき、部品が欠落し
ているとき、ハンダ不足の状態にあるときのそれぞれハ
ンダ44の断面形態と、各場合の撮像パターン、赤色パ
ターン、緑色パターン、青色パターンとの関係を一覧表
で示したものであり、いずれか色相パターン間には明確
な差異が現われるため、部品の有無やハンダ付けの良否
が判定できることになる。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら前記カラーテレビカメラの三色分解光学系
の色分解特性は、各色相光の分光スペクトルパターンが
相互に重畳する波長領域を有するため、このカラーテレ
ビカメラで撮像される各色相パターンは第7図に示すよ
うな理想形態とはならず、実際には第8図に示すような
色相パターンとなる。
第8図中、点線で囲まれた領域が、第7図の理想パター
ンに追加された領域である。この追加領域は前記重畳す
る波長領域(第6図に示す)に起因して混入したパター
ンであって、この種の基板検査にとって有害な画像信号
、すなわち各色相に相当するハンダ付は部位の配向角度
以外の配向角度をもつハンダ付は部位について相当する
配向角度をもつものと誤って自動判定させてしまう画像
信号となるものである。
この発明は、上記問題に着目してなされたもので、理想
形態の各色相パターンが得られるよう撮像部の構成を工
夫することにより、良質な立体形状情報を得られて高精
度の検査を実現できる新規な曲面性状検査装置を提供す
ることを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、この発明では、曲面体の表面
へ入射角が異なる赤色光、緑色光。
青色光を照射するための円環状光源と、曲面体の表面か
らの反射光を各色相別に撮像するための撮像手段と、撮
像手段で得た撮像パターンより曲面体の有する各曲面要
素の性状を検出する処理手段とで曲面性状検査装置を構
成すると共に、前記撮像手段には、赤色、緑色、青色の
各色相光の分光スペクトルパターンが相互に重畳する波
長領域が存在しないような分光手段を具備させるように
した。
く作用〉 撮像手段は、赤色、緑色、青色の各色相光の分光スペク
トルパターンが相互に重畳する波長領域が存在しないよ
うな分光手段を備えているので、この撮像手段で得られ
る各色相パターンは第7図に示すような理想形態となる
。このため誤判定の要因となる有害な画像信号は発生せ
ず、曲面性状の検査精度が向上する。
〈実施例〉 第1図は、この発明の一実施例にかかる基板検査装置の
概略構成を示している。
図示例の基板検査装置は、位置決め基板203を撮像し
て得られた前記位置決め基板2O3上にある各部品21
Sの検査領域のパラメータ(判定データ)と、被検査基
Fi、20Tを撮像して得られた前記被検査基板20T
上にある各部品21Tの検査領域のパラメータ(被検査
データ)とを比較して、これらの各部品21Tが正しく
実装されかつハンダ付けされているかどうかを検査する
ためのものであって、X軸テーブル部22.Y軸テーブ
ル部23.投光部24゜撮像部25.処理部26などを
その構成として含んでいる。
X軸テーブル部22およびY軸テーブル部23は、それ
ぞれ処理部26からの制御信号に基づいて動作するモー
タ(図示せず)を備えており、これらモータの駆動によ
りX軸テーブル部22が撮像部25をX方向へ移動させ
、またY軸テーブル部23が基板20S、20Tを支持
するコンベヤ27をY方向へ移動させる。
これら基板203,20Tは、投光部24からの照射光
を受けつつ撮像部25により撮像される。
投光部24は、処理部26からの制御信号に基づき赤色
光、緑色光、青色光をそれぞれ発生して検査対象へ異な
る入射角で照射するための3個の円環状光源2B、29
.30を備えており、これら光源2B、29.30を発
した三原色光の混合した光により前記基板203,20
Tを投光して、その反射光像を撮像部25で得て電気信
号に変換する。この実施例の場合、前記の各党a28.
29.aoは白色光源に赤色。
緑色、青色の各フィルタを被せた構造のものを用いてい
るが、三原色の各色相光を発生させるものであれば、こ
のような構成に限られないことは勿論である。
またこの投光部24は、その照明下で基板2O3,2O
T上の部品に関する情報(部品番号、極性、カラーコー
ドなど)や基板パターン情報(種々のマークなど)を検
出することを可能となすため、各党162B、29.3
0が発する各色相の光が混色されると完全な白色光とな
るような工夫を施しである。すなわち各光源28.29
.30は、混色により白色光となるような対波長発光エ
ネルギー分布を有する赤色光スペクトル、緑色光スペク
トル、青色光スペクトルの光を発する発光体をもって構
成すると共に、各光源28,29.30から照射された
赤色光、緑色光、青色光が混色して白色光となるように
、撮像コントローラ31により各色相光の光量の調整を
可能としている。
つぎに撮像部25は、前記投光部24の上方に位置させ
たカラーテレビカメラ32を備えており、前記基板20
Sまたは20Tからの反射光はこのカラーテレビカメラ
32によって三原色のカラー信号R,G、Bに変換され
て処理部26へ供給される。
前記カラーテレビカメラ32は、三原色の加法混合をそ
の原理とするもので、内蔵する三色分解光学系により入
射光を三原色に分解した上で各色の光量を検出する。こ
の発明にががる基板検査装置では、前記三色分解光学系
として各色相光の分光スペクトルパターンが相互に重畳
しないような色分解特性をもつものが使用してあり、こ
れにより第7図に示すような理想形態の各色相パターン
を得ている。具体的には、前記三色分解光学系として、
第2図に示すような分光スペクトルパターンをもつ3色
相分解用の光学的フィルタを用いることになる。第2図
によれば、各色相光の分光スペクトルパターン(R) 
(G) (B)は相互に重畳する波長領域が存在してお
らず、この点で第6図の分光スペクトルパターンと相違
するものである。このような光学的分解特性の良好な光
学的フィルタは、実際、干渉フィルタによって実現され
ているが、干渉フィルタ以外の手段により上記重畳領域
が存在しないようになした3色分解光学系を用いても勿
論良い。
処理部26は、A/D変換部33.メモリ38゜ティー
チングテーブル352画像処理部34゜判定部36.X
、Yテーブルコントローラ37゜撮像コントローラ31
、CR7表示部41.プリンタ42.キーボード40.
  フロンピディスク装置43.制御部(CPU)39
などから構成されるもので、ティーチングモードのとき
、位置決め基板203についてのカラー信号R3G、B
を処理しハンダ付は状態が良好な各部品213の所定領
域につき赤色、緑色、青色の各色相パターンを検出して
判定データファイルを作成し、また検査モードのとき、
被検査基板20Tについてのカラー信号R,G、Bを処
理し基板上の各部品21Tの所定領域につき同様の各色
相パターンを検出して被検査データファイルを作成する
。そしてこの被検査データファイルと前記判定データフ
ァイルとを比較して、この比較結果から被検査基板2O
T上の所定の部品21Tにつきハンダ付は部分の良、不
良を自動的に判定する。
A/D変換部33は前記撮像部25がらカラー信号R,
G、Bが供給されたときに、これをアナログ・ディジタ
ル変換して制御部39へ出力する。メモリ38はRAM
などを備え、制御部39の作業エリアとして使われる。
画像処理部34は制御部39を介して供給された画像デ
ータを画像処理して前記被検査データファイルや判定デ
ータファイルを作成し、これらを制御部39や判定部3
6へ供給する。
ティーチングテーブル35はティーチング時に制御部3
9から判定データファイルが供給されたとき、これを記
憶し、また検査時に制御部39が転送要求を出力したと
き、この要求に応じて判定データファイルを読み出して
、これを制御部39や判定部36などへ供給する。
判定部36は、検査時に制御部39から供給された判定
データファイルと、前記画像処理部34から転送された
被検査データファイルとを比較して、その被検査基板2
0Tにつきハンダ付は状態の良否を判定し、その判定結
果を制御部39へ出力する。
撮像コントローラ31は、制御部39と投光部24およ
び撮像部25とを接続するインターフェースなどを備え
、制御部39の出力に基づき投光部24の各光源28,
29.30の光量を調整したり、撮像部25のカラーテ
レビカメラ32の各色相光出力の相互バランスを保つな
どの制御を行う。
X、Yテーブルコントローラ37は制御部39と前記X
軸テーブル部22およびY軸テーブル部23とを接続す
るインターフェースなどを備え、制御部39の出方に基
づきX軸テーブル部22およびY軸テーブル部23を制
御する。
CR7表示部41はブラウン管(CRT)を備え、制御
部39がら画像データ、判定結果、キー人力データなど
が供給されたとき、これを画面上に表示する。プリンタ
42は制御部39から判定結果などが供給されたとき、
これを予め決められた書式(フォーマット)でプリント
アウトする。キーボード4oは操作情報や位置決め基板
20Sに関するデータ、この位置決め基板20S上の部
品21Sに関するデータなどを人力するのに必要な各種
キーを備えており、このキーボード40から入力された
情報やデータなどは制御部39へ供給される。
制御部39は、マイクロプロセッサなどを備えており、
つぎに述べる手順に沿って動作する。
まず新たな被検査基板20Tを検査するときには、制御
部39は、ティーチングを実行するために装置各部を制
御して投光部24や撮像部25をオンし、また撮像条件
やデータの処理条件を整える。つぎにY軸テーブル“部
23上に位置決め基板2O3がセットされると、制御部
39はX軸テーブル部22およびY軸テーブル部23を
制御して位置決め基板2O3を位置出しした後、撮像部
25のカラーテレビカメラ32に位置決め基板2O3を
撮像させる。この撮像動作で得られた三原色のカラー信
号R,G、BはA/D変換部33でA/D変換され、そ
の変換結果はメモリ38にリアルタイムで記憶される。
ついで制御部39は、前記メモリ38より各色相に対応
する画像データを画像処理部34へ転送させ、この画像
処理部34にて各色相の画像データを各色相側の適当な
しきい値で2値化するなどして、赤色、緑色、青色のパ
ターンを検出する。この場合に前記カラーテレビカメラ
32は、各色相光の分光スペクトルパターンが相互に重
畳する波長領域が存在しないような分光手段を備えてい
るので、各色相パターンは第7図に示すような理想形態
となる。また制御部39は、画像処理部34を制御し、
各部品213の撮像パターンにつき各部分(電極など)
の明度をチエツクするなどして各部品213の電極の位
置や極性マークの位置などを識別させる。
この後制御部39は、前記の各色相パターンと前記の識
別結果とに基づいて、被検査基板20Tを検査するのに
必要な判定データファイルを作成し、これをティーチン
グテーブル35に記憶させた後、ティーチングを終了す
る。
つぎに検査モードに移行すると、制御部39はティーチ
ングテーブル35やキーボード40からその日の日付デ
ータや、被検査基板20TのIDナンバ(識別番号)を
取り込むとともに、ティーチングテーブル35から判定
データファイルを読み出して、これを判定部36に供給
する。
この後、制御部39は、撮像条件やデータの処理条件を
整えた後、Y軸テーブル部23上に被検査基板20Tが
セットされたかどうかをチエツクする。
もしセットされておれば、制御部39は前記と同様、画
像処理部34にて各色相パターンの検出および電極や極
性マークの識別を順次行わせた後、各色相パターンと前
記の識別結果とに基づき被検査データファイルを作成す
る。この場合の各色相パターンも第7図に示すような理
想形態をなすものである。ついで制御部39は、前記被
検査データファイルを判定部36に転送させ、この被検
査データファイルと前記判定データファイルとを比較さ
せて、被検査基板20T上の所定の部品21’Tにつき
ハンダ付けの良否を判定させると共に、この判定結果を
CRT表示部41やプリンタ42に供給して、これらを
表示させ、またプリントアウトさせる。
〈発明の効果〉 この発明は上記の如く、撮像手段に赤色、緑色、青色の
各色相光の分光スペクトルパターンが相互に重畳する波
長領域が存在しないような分光手段を具備させているか
ら、曲面体を撮像して得た各色相パターンとして理想形
態のものを得ることができる。このため誤判定の要因と
なる有害な画像信号の発生を防止でき、曲面性状の検査
精度を向上できるなど、発明目的を達成した顕著な効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例にかかる基板検査装置の全
体構成を示す説明図、第2図はこの発明の装置に用いら
れたカラーテレビカメラの色分解光学系の分光スペクト
ルパターンを示す説明図、第3図〜第5図は従来のハン
ダ付は状態の自動検査装置を示す原理説明図、第6図は
従来のカラーテレビカメラの色分解光学系の分光スペク
トルパターンを示す説明図、第7図はハンダ付は状態の
良否と理想形態の撮像パターンとの関係を示す説明図、
第8図はハンダ付は状態の良否と実際の撮像パターンと
の関係を示す説明図である。 24・・・・投光部    25・・・・撮像部26・
・・・処理部    28,29,30.・・・光源3
2・・・・カラーテレビカメラ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 曲面体表面の状態を検査するための曲面性状検査装置で
    あって、 曲面体の表面へ入射角が異なる赤色光、緑色光、青色光
    を照射するための円環状光源と、曲面体の表面からの反
    射光を各色相別に撮像するための撮像手段と、撮像手段
    で得た撮像パターンより曲面体の有する各曲面要素の性
    状を検出する処理手段とから成り、 前記撮像手段は、赤色、緑色、青色の各色相光の分光ス
    ペクトルパターンが相互に重畳する波長領域が存在しな
    いような分光手段を具備して成る曲面性状検査装置。
JP31485289A 1989-12-04 1989-12-04 曲面性状検査装置 Pending JPH03175309A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05332746A (ja) * 1992-03-31 1993-12-14 Toshiba Corp はんだペースト形状認識装置
WO2017150778A1 (ko) * 2016-03-02 2017-09-08 주식회사 맥스젠테크놀로지 곡면부를 가진 휴대기기에 부착되는 복합 보호시트 및 그 제조방법

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