JPH09283996A - 基板支持装置 - Google Patents

基板支持装置

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JPH09283996A
JPH09283996A JP8121076A JP12107696A JPH09283996A JP H09283996 A JPH09283996 A JP H09283996A JP 8121076 A JP8121076 A JP 8121076A JP 12107696 A JP12107696 A JP 12107696A JP H09283996 A JPH09283996 A JP H09283996A
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JP
Japan
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substrate
supporting
board
brush
mounting
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JP8121076A
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English (en)
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Yutaka Toi
裕 戸井
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基板のチツプ部品実装面側をチツプ部品の実装
領域に制限されずに容易に支持する。 【解決手段】チツプ部品(11、12)が実装された面
(10B)をブラシ(32)で支持することにより、チ
ツプ部品(11、12)が高密度に実装された基板(1
0)に対しても基板(10)の空領域に合わせることな
く容易に基板(10)を支持することができる。また支
持面(10B)におけるチツプ部品(11、12)の実
装位置が変更されても同様に設置されたブラシ(32)
で基板(10)を支持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基板支持装置に関
し、例えば基板上にチツプ部品をマウントするチツプ部
品実装装置の基板支持装置に適用して好適なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の基板支持装置として図9
に示すような構成のものがある。すなわち図9において
1は全体としてチツプ部品実装装置を示し、基板保持レ
ール3によつて所定位置に位置決めされた基板10の支
持面10B側を基板支持装置20によつて支持する。
【0003】基板支持装置20は複数の嵌合孔22が形
成された支持板21と、嵌合孔22に嵌合固定された支
持ピン25とによつて構成されている。支持ピン25は
複数の嵌合孔22のなかから所定の嵌合孔22を選択的
に使用するようになされている。すなわち支持ピン21
によつて支持する基板10の支持面10B側には複数の
チツプ部品11、12が予め実装されており、当該基板
10を支持ピン25によつて支持しようとする場合、当
該チツプ部品11、12が実装されていない空領域に支
持ピン25を当接する必要がある。
【0004】従つてこの領域に対応する位置に形成され
た嵌合孔22を予め選択して支持ピン25をこれに嵌合
する。かくして所定位置に位置決めされた基板10に対
して基板支持装置20を上昇させることにより、支持ピ
ン25が基板10の支持面10Bの空領域に当接する。
【0005】かくしてこの状態でチツプ部品吸着装置1
4の吸着ノズル15に吸着されたチツプ部品13を基板
10の実装面10Aに予め形成されたランド17にマウ
ントすることにより基板10にチツプ部品13を実装す
ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで基板実装装置
1によつてチツプ部品11、12及び13を実装する基
板10においては、チツプ部品11、12及び13を高
密度で実装することにより、基板全体を小型化し得ると
考えられている。
【0007】従つてかかる構成の基板支持装置20を用
いて基板10を支持面10B側から支持しようとする
と、支持ピン25を支持面10Bの空領域に対応して配
置しなければならず、チツプ部品11、12が高密度で
実装された支持面10Bにおいては支持ピン25を当接
する空領域が少なくなり、この空領域に対応して配置し
た支持ピン25においては、互いに隣合う支持ピン25
の間隔Lが大きくなることを避け得ない。
【0008】この結果チツプ部品13のマウント工程に
おいて吸着ノズル15に吸着されたチツプ部品13を基
板10の実装面10Aに当接すると、基板10の撓みに
よつて基板10に振動が発生し、チツプ部品13を正確
な位置に実装することが困難になる問題があつた。
【0009】また従来の基板支持装置20においては、
支持板21に形成された嵌合孔22の形成位置がそのま
ま支持ピン25によつて基板10を支持する位置になる
ことから、基板10の支持面10Bにチツプ部品11、
12を実装する際の実装領域を支持ピン25の支持位置
を避けて予め形成しておく必要があり、基板の設計にお
いて制約が生じる問題があつた。
【0010】また従来の基板支持装置20においては、
チツプ部品13を実装しようとする基板10の機種が変
更になる毎に実装面10B側の空領域に合わせて支持ピ
ン25の位置を変更する必要があり、複数種類の基板に
容易に対応し得ない問題があつた。
【0011】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、一段と容易に基板を支持し得る基板支持装置を提案
しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、基板の支持面を柔軟性のある毛状
の支持部材によつて支持する。
【0013】本発明では、柔軟性のある毛状の支持部材
が基板の支持面に予め実装されたチツプ部品を避けて支
持面を支持する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0015】図1においてチツプ部品実装装置29は所
定の駆動手段(図示せず)によつて実装作業領域AR内
を移動する基板保持レール3Aを有し、基板搬入用保持
レール3Bに送りこまれた基板10が基板保持レール3
A上に載置されると、図2に示すように基板搬送レール
3Aは実装作業領域AR内を移動し、基板10を実装ポ
イントPTに位置決めする。
【0016】基板保持レール3Aによつて保持された基
板10の下方には、図3に示すように、当該基板保持レ
ール3Aとともに実装作業領域AR内を移動する可動テ
ーブル28が設けられている。可動テーブル28は油圧
シリンダ等の駆動手段によつて上下動し得るようになさ
れており、この可動テーブル28上に基板支持装置30
が設けられている。
【0017】基板支持装置30は可動テーブル28上に
載置された支持板21に複数の単位セグメントに分割さ
れたブラシ部品33を固定してなり、当該基板支持装置
30を載せた可動テーブル28を上方に移動し、ブラシ
部品33に植毛されたブラシ32の先端部が基板10の
支持面10Bに所定の接触圧を以て接触する位置で当該
可動テーブル28の移動を停止することにより、図4に
示すようにブラシ32によつて基板10を支持する。
【0018】ここで図5はブラシ部品33の構成と基台
31に対するブラシ部品33の固定方法とを示し、ブラ
シ部品33は例えば天然毛又は樹脂等でなる柔軟性を持
つた毛状部材を複数本集合させて板状の基台31に植毛
することによりブラシ32を形成し、基台31の裏面側
に形成された突起部35を支持板21の嵌合孔22に嵌
合することにより、支持板21に固定される。支持板2
1には複数の嵌合孔22が形成されており、支持しよう
とする基板10の形状に応じて複数のブラシ部品33を
配置することができる。
【0019】図6は複数のブラシ部品33を支持板21
に配置した状態を示し、略々四角形状に配置されたブラ
シ部品33全体で基板10(図3)を支持する。かくし
て基板10の実装面10Aに所定のチツプ部品13を実
装終了すると、図7に示すように、基板保持レール3A
は実装作業領域AR内の初期位置に戻るとともに基板排
出コンベア3Cが基板保持レール3Aに接近する。この
とき基板搬入用レール3Bには既にあらたな基板16が
送りこまれており、これに続いて図8に示すようにチツ
プ部品実装済の基板10が基板排出コンベア3Cに載せ
られるとともに基板保持レール3A上にあらたな基板1
6が送りこまれる。実装済の基板10を保持した基板排
出コンベア3Cは実装作業領域AR外に移動して基板1
0を排出する。
【0020】以上の構成において、図3の状態から基板
支持装置30を載せた可動テーブル28を矢印で示す上
方に移動させるとブラシ32の先端部がチツプ部品1
1、12に接する。この状態からさらに可動テーブル2
8を上方に移動させると、図4に示すようにブラシ32
はその柔軟性によつて基板10の支持面10B側に実装
されている複数のチツプ部品11、12を略々避け、各
チツプ部品11、12の間を通つて支持面10Bに接す
る。ここでブラシ32の先端部が所定の押圧力を以て基
板10の支持面10Bを支持する位置において可動テー
ブル28が停止するようなされている。
【0021】このように略々すべてのブラシ32が各チ
ツプ部品11、12の間隙を介して支持面10Bを支持
する状態において、チツプ部品13を吸着した吸着ノズ
ル15を降下させ、所定の押圧力を以てチツプ部品13
を実装面10Aにマウントする。このときブラシ32は
各チツプ部品11、12の間隙に集中して支持面10B
を支持しており、各間隙においてまとまつたブラシ32
は実用上十分な支持力で基板10を支持する。かくして
基板10は全体としてブラシ32によつて略々均一に支
持され、吸着ノズル15(すなわちチツプ部品13)に
よつて実装面10Aを押圧されても大きな撓みを生じな
い。従つてチツプ部品13の実装時において基板10に
振動が発生することが回避され、これによりチツプ部品
13が正確な位置に実装される。
【0022】以上の構成によれば、ブラシ部品33を基
板10の形状に応じて配置し、ブラシ32によつて基板
10を支持することにより、基板10の支持面10B側
にチツプ部品11、12が高密度で実装されている場合
においても、当該支持面10Bに支持用の空領域を形成
することなく基板10を支持することができる。
【0023】またブラシ32が各チツプ部品11、12
の間隙を介して支持面10Bを支持することにより、支
持板21におけるブラシ部品33の配列はチツプ部品1
1、12の実装位置に制限されることがない。従つて支
持しようとする基板10の機種が変わつてもブラシ部品
33の配列を変更することなく対処することができる。
【0024】また、基板支持装置30においては、複数
のブラシ部品33を並べることによつて基板10に対応
する支持面積を得るようにしたことにより、ブラシ32
の一部が消耗した場合、このブラシ32を有するブラシ
部品33だけを交換するといつた簡単な方法によつてブ
ラシ32の保守を行うことができる。
【0025】なお上述の実施例においては、複数のブラ
シ部品33の基台31の裏面側に形成された突起部35
を支持板21の嵌合孔22に嵌合することにより当該ブ
ラシ部品33を支持板21に固定する場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、ねじ締め又は磁石を用い
る等、種々の固定方法を適用することができる。
【0026】また上述の実施例においては、複数のセグ
メントに分けられたブラシ部品33を配列して支持しよ
うとする基板10に対応させる場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、基板10の形状に合わせて複数
のブラシ部品33を一体化したものを用いても良い。
【0027】また上述の実施例においては、基板10の
支持面10Bを全面に亘つてブラシ32で支持する場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、所定の単位
領域だけを支持するようにしても良い。
【0028】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、チツプ部
品が実装された面をブラシで支持することにより、チツ
プ部品が高密度に実装された基板に対しても基板の空領
域に合わせて支持部材の配置を変更することなく容易に
基板を支持することができる。また支持面におけるチツ
プ部品の実装位置が変更されても同様に設置されたブラ
シで基板を支持することができる。かくして容易に基板
を支持し得る基板支持装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による基板支持装置を用いた実装装置に
おける基板の搬入状態を示す略線的平面図である。
【図2】本発明による基板支持装置を用いた実装装置に
おける基板の位置決め状態を示す略線的平面図である。
【図3】本発明による基板支持装置の一実施例を示す断
面図である。
【図4】ブラシによる基板の支持状態を示す断面図であ
る。
【図5】本発明によるブラシ部品を示す略線的斜視図で
ある。
【図6】本発明によるブラシ部品の配置状態を示す略線
的斜視図である。
【図7】本発明による基板支持装置を用いた実装装置に
おけるチツプ部品実装終了後の状態を示す略線的平面図
である。
【図8】本発明による基板支持装置を用いた実装装置に
おける実装終了基板の排出状態を示す略線的平面図であ
る。
【図9】従来の基板支持装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1、29……チツプ部品実装装置、3A……基板搬送ア
ーム、10……基板、10A……実装面、10B……支
持面、11、12、13……チツプ部品、20、30…
…基板支持装置、21……支持板、31……基台、32
……ブラシ、33……ブラシ部品。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の支持面を所定の支持部材によつて支
    持する基板支持装置において、 柔軟性のある毛状部材でなる上記支持部材を具えたこと
    を特徴とする基板支持装置。
  2. 【請求項2】上記支持部材は、上記毛状の支持部材の集
    合体で形成されたブラシでなることを特徴とする請求項
    1に記載の基板支持装置。
  3. 【請求項3】上記基板支持装置は、 上記支持部材を担持するとともに所定の単位セグメント
    に分割された基台と、 複数の上記基台を上記基板の形状に応じて配列する支持
    板とを具えることを特徴とする請求項1に記載の基板支
    持装置。
JP8121076A 1996-04-18 1996-04-18 基板支持装置 Pending JPH09283996A (ja)

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JP8121076A JPH09283996A (ja) 1996-04-18 1996-04-18 基板支持装置

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JP8121076A JPH09283996A (ja) 1996-04-18 1996-04-18 基板支持装置

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ID=14802264

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JP8121076A Pending JPH09283996A (ja) 1996-04-18 1996-04-18 基板支持装置

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JP (1) JPH09283996A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111819915A (zh) * 2018-03-15 2020-10-23 株式会社富士 安装关联装置及安装系统

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111819915A (zh) * 2018-03-15 2020-10-23 株式会社富士 安装关联装置及安装系统

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