JPH09282988A - タッチパネルスイッチ - Google Patents

タッチパネルスイッチ

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JPH09282988A
JPH09282988A JP9697096A JP9697096A JPH09282988A JP H09282988 A JPH09282988 A JP H09282988A JP 9697096 A JP9697096 A JP 9697096A JP 9697096 A JP9697096 A JP 9697096A JP H09282988 A JPH09282988 A JP H09282988A
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JP
Japan
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switch
touch
switch plate
plate
touch panel
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JP9697096A
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English (en)
Inventor
Shuji Takiguchi
修司 滝口
Keizo Nishitani
啓三 西谷
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タッチパネルの表示画面が大画面になって
も、車載されている他のスイッチと同様のストローク感
とクリック感とを得ることができるタッチパネルスイッ
チを提供すること。 【解決手段】 光透過性材料で形成されて画面表示手段
3のスイッチ画面上を覆ってスイッチ操作のためのタッ
チ面6を提供するスイッチプレート7は、該スイッチプ
レート7の両側端面上に設定された一対の回転支持部1
3,13を揺動支点として揺動支持機構15によってシ
ーソ状に揺動自在に支持しておき、スイッチプレート7
のそれぞれの揺動端7a,7bの下方には、揺動端の押
下量が一定量に達した時に節度感を発生させるクリック
感発生手段17を装備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載用スイッチな
どに適用して好適なタッチパネルスイッチに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】最近、自動車の操作スイッチに、タッチ
パネルスイッチが使用されるようになってきた。図4
は、従来の抵抗膜方式のタッチパネルスイッチ100を
示す。このタッチパネルスイッチ100は、ガラス基板
101及びシート102にそれぞれ透明導電膜で電極1
03、104が形成され、この電極103、104上に
透明導電性塗料膜が塗布されている。そして、シート1
02の任意位置を押すと、押された位置の電極103、
104同士が接触し、この電極103、104に応じた
スイッチが動作する。なお、タッチパネルスイッチの機
構としては、上記抵抗膜方式の他に、光電マトリクス方
式、静電容量検出方式、荷重検出方式、音響方式などが
開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動車の室
内の操作スイッチには、各種のプッシュスイッチが多数
使用されており、プッシュスイッチは、押下時のストロ
ーク感と節度感(クリック感)を指で感じ取れるように
なっている。しかし、このように指で操作感を確認でき
るプッシュスイッチと、例えば図4に示したようなタッ
チパネルスイッチ100とを混在させて使用すると、操
作上で違和感が生じるだけでなく、誤操作を生じさせる
虞がある。この原因としては、タッチパネルスイッチ1
00には、指で直接感じ取れる操作感がないため、耳で
感じ取る電子音や画面の色変化を視認することで操作感
を補っていたことによる。
【0004】そこで、図5に示したタッチパネルスイッ
チ110が、提案されている。このタッチパネルスイッ
チ110は、プリント配線基板111に表示ユニット1
12を取り付け、表示ユニット112の中央にプッシュ
スイッチ113を取り付け、表示ユニット112の上方
に配置したカバー114を押圧することにより、一辺が
プリント配線基板111に支持された枠板115の自由
端116を支点117から傾斜させてプッシュスイッチ
113を押下するようになっている。なお、118は感
圧センサ、119はケースである。このような構成で
は、カバー114の押圧時には、それに伴う自由端11
6の押下動作によってストローク感を確保すると同時
に、自由端116によって押下操作されるプッシュスイ
ッチ113の動作によってクリック感を確保することが
でき、タッチパネルスイッチに、既存のプッシュスイッ
チと同様の感触を持たせることが可能になる。
【0005】しかし、このタッチパネルスイッチ110
では、枠板115の自由端116が支点117から一方
向にしか傾斜しないので、小型で長方形の画面には有効
であるが、例えば5インチ以上の画面を有するものでは
短辺寸法が70mm以上であるため、画面端部を押圧操
作した時にカバー114のストロークが足りなくてクリ
ック感が発生しなかったり、プッシュスイッチ113が
正常に動作しなくなる虞がある。また、タッチ位置によ
って、操作力に大きな違いが生じるという問題も生じ
る。そのため、タッチ位置によって操作力やストローク
に大きな差が生じないように、使用するプッシュスイッ
チの数を増やすことも提案されているが、むやみにプッ
シュスイッチを増やすと、タッチ位置によっては、同時
あるいは若干の時間差で複数のプッシュスイッチが作動
するダブルクリックが生じるという新たな問題が生じる
虞がある。
【0006】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、タッチパネルの表示画面が大画面になっても、適度
のストローク感とクリック感とを確保することができる
と同時に、ダブルクリックといった不都合を招くことが
ない優れた操作性のタッチパネルスイッチを提供し、車
載用スイッチに適用した場合、車載される他のスイッチ
との操作時の感触の相異に起因した誤操作の発生を防止
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るタッチパネルスイッチは、スイッチ画面
を表示する画面表示手段と、光透過性材料で形成されて
前記画面表示手段のスイッチ画面上を覆ってスイッチ操
作のためのタッチ面を提供するスイッチプレートと、こ
のスイッチプレートの上に被せられて外観を提供すると
共に、前記スイッチプレートのタッチ面を露出させるス
イッチ操作用開口を有した化粧パネルと、前記スイッチ
プレートのタッチ面を押圧時に該スイッチプレートの押
圧側の端部が押下動作をするように、該スイッチプレー
トの両側端面上に設定された一対の回転支持部によって
該スイッチプレートをシーソ状に揺動自在に支持する揺
動支持機構と、前記スイッチプレートの二つの揺動端の
下方にそれぞれ配備されて、前記タッチ面の押圧による
揺動端の押下量が一定量に達するとスイッチの応答動作
を示す節度感を発生させる一対のクリック感発生手段
と、前記スイッチプレート上のタッチ位置を検出するタ
ッチ位置検出手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】また、上記のタッチパネルスイッチにおい
て、前記揺動支持機構による一対の回転支持部を結ぶ回
転軸線が前記スイッチプレートの二つの揺動端のほぼ中
央を通るように前記回転支持部の位置を設定し、この回
転支持部を結ぶ回転軸線上に重ならないように、該回転
軸線により略2等分に分割されたスイッチプレート上の
各領域内にスイッチ操作のためのタッチ領域を設定した
ことを特徴としてもよい。
【0009】さらに、上記のタッチパネルスイッチにお
いて、前記タッチ位置検出手段は、前記スイッチ操作用
開口の開口縁部の相対向する位置に配備した受発光素子
によって、前記スイッチプレートのタッチ面上に格子状
に光線網を形成し、タッチ操作時に遮断される光線によ
ってタッチ位置を検出する構成とし、前記節度感発生手
段の作動時における前記タッチ位置検出手段による検出
位置が、スイッチ信号として出力されることを特徴とし
てもよい。
【0010】そして、このタッチパネルスイッチは、ス
イッチプレートが揺動支持機構によってシーソ状に揺動
自在に支持されていて、スイッチプレートのタッチ面が
押圧されると、その押圧を受けた側のスイッチプレート
の揺動端が押し下げられ、これによって、タッチ操作時
におけるストローク感を与えることができる。そして、
スイッチプレートの揺動端の押下量が一定量に達する
と、その揺動端の下に配備されているクリック感発生手
段が作動して、タッチ操作に対するスイッチ応答を示す
クリック感を発生する。
【0011】また、スイッチプレートのそれぞれの揺動
端の下にクリック感発生手段が装備されているが、スイ
ッチプレートはシーソ状に揺動するため、一方の揺動端
がクリック感発生手段を作動させるとき、他方の揺動端
は逆にクリック感発生手段から離れるように動き、二つ
のクリック感発生手段がほぼ同時に作動するという不都
合が生じない。
【0012】そして、前記揺動支持機構による一対の回
転支持部を結ぶ回転軸線がスイッチプレートの二つの揺
動端のほぼ中央を通るように、一対の回転支持部の位置
を設定し、この一対の回転支持部を結ぶ回転軸線上に重
ならないように、該回転軸線により略2等分に分割され
たスイッチプレート上の各領域内にスイッチ操作のため
のタッチ領域を設定しておけば、回転軸線で分割された
いずれのタッチ領域においても、同等の操作力、ストロ
ークでスイッチを作動させることが可能になり、タッチ
位置によって操作力やストロークに大きな差が生じるこ
とを防止することができる。
【0013】また、前記タッチ位置検出手段は、前記ス
イッチ操作用開口の開口縁部の相対向する位置に配備し
た受発光素子によって、スイッチプレートのタッチ面上
に格子状に光線網を形成し、タッチ操作時に遮断される
光線によってタッチ位置を検出する構成とすると共に、
前記クリック感発生手段の作動時における前記タッチ位
置検出手段よる検出位置が、スイッチ信号として出力さ
れる構成とすれば、クリック感発生手段が作動するまで
確実に押下されない限り、スイッチ出力がなされること
がなくなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るタッチパネル
スイッチの好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説
明する。図1乃至図3は本発明に係るタッチパネルスイ
ッチの一実施形態を示したもので、図1はタッチパネル
スイッチの分解斜視図、図2は図1のA−A線に沿う断
面図、図3はタッチパネルスイッチの作用を説明する断
面図である。
【0015】このタッチパネルスイッチ1は、スイッチ
画面を表示する画面表示手段である矩形板状のLCD
(液晶ディスプレイ)3と、光透過性材料で形成されて
LCD3の表面(スイッチ画面)4上を覆ってスイッチ
操作のためのタッチ面6を提供するスイッチプレート7
と、このスイッチプレート7の上に被せられて外観を提
供すると共に前記スイッチプレート7のタッチ面6を露
出させるスイッチ操作用開口9を有した化粧パネル11
と、前記スイッチプレート7のタッチ面6を押圧時に該
スイッチプレート7の押圧側の端部が押下動作をするよ
うに、該スイッチプレート7の両側端面上に設定された
一対の回転支持部13、13によって該スイッチプレー
ト7をシーソ状に揺動自在に支持する揺動支持機構15
と、前記スイッチプレート7の二つの揺動端7a、7b
の下方にそれぞれ配備されて、前記タッチ面6の押圧に
よる揺動端7a、7bの押下量が一定量に達するとスイ
ッチの応答動作を示す節度感を発生させる一対のクリッ
ク感発生手段17、17と、前記スイッチプレート7上
のタッチ位置を検出するタッチ位置検出手段19とを備
えて構成される。
【0016】ここに、前記LCD3は、該LCD3の制
御回路等を搭載したプリント配線基板21に取り付けら
れている。また、回転支持部13は、この実施形態の場
合、スイッチプレート7に一体形成した軸状の突起で、
これらの一対の回転支持部13、13を結ぶ回転軸線2
3が、スイッチプレート7の二つの揺動端7a、7bの
ほぼ中央を通るように、スイッチプレート7の左右側端
面の長さの中央に装備されている。また、揺動支持機構
15は、この実施形態の場合、化粧パネル11の左右の
内側面に形成された軸支持用の穴で、前記回転支持部1
3が滑らかに回転できるように、寸法設定されている。
回転支持部13は、スイッチプレート7を若干撓ませて
化粧パネル11内に入れることで、前記揺動支持機構1
5に嵌合されるようになっている。
【0017】スイッチプレート7は、回転支持部13を
揺動支持機構15に嵌合させることによって化粧パネル
11に取り付けられ、該化粧パネル11をプリント配線
基板21に組み付けることで、LCD3上を覆った状態
に組み付けられる。LCD3上に組み付けられたスイッ
チプレート7とLCD3の表面4との間には、図2に示
すように、スイッチプレート7が揺動するための隙間2
5が確保される。
【0018】また、スイッチ操作のためのタッチ領域
は、一対の回転支持部13、13を結ぶ回転軸線23上
に重ならないように、該回転軸線23により略2等分に
分割されたスイッチプレート7上の各領域内に、回転軸
線23から一定距離離間させて、配分される。
【0019】一対のクリック感発生手段17、17は、
この一実施形態の場合、プリント配線基板21上に設置
されたプッシュスイッチで、所定量の押下で、クリック
感を発生すると共に、プリント配線基板21上の所定の
電気回路を開閉して、一定の電気信号を出力する。それ
ぞれのクリック感発生手段17、17の設置位置は、L
CD3の上辺の上方中央、および下辺の下方中央に設定
されている。
【0020】前記タッチ位置検出手段19は、いわゆる
光電マトリクス方式のもので、図1及び図2に示すよう
に、前記スイッチ操作用開口9の開口縁部の相対向する
位置に配備した発光素子28及び受光素子29によっ
て、スイッチプレート7のタッチ面6上に格子状に光線
網31を形成し、図3に示すように、タッチ操作時に光
線が手指33によって遮断されることによってタッチ位
置を検出する構成となっている。この実施形態の場合、
発光素子28は赤外線発光素子であり、受光素子29は
赤外線受光素子であるが、可視光による受発光素子の利
用も考えられる。
【0021】スイッチプレート7の位置は、前記タッチ
位置検出手段19による赤外線格子の位置よりも奥にあ
るため、手指33等がスイッチプレート7に触れる時に
は、既に、赤外線格子が遮断されており、タッチ位置の
検出が可能である。しかし、この実施形態では、赤外線
格子が遮断されると直にタッチ位置が出力されるのでは
なく、図3に示すように、タッチ操作による押圧力でス
イッチプレート7の一方の揺動端7aが押し下げられて
クリック感発生手段17が作動するのを待って、タッチ
位置がスイッチ信号として出力されるようになってい
る。
【0022】以上のタッチパネルスイッチ1では、図3
に示すように、スイッチプレート7のタッチ面6が手指
33によって押圧されると、その押圧を受けた側のスイ
ッチプレート7の揺動端7aが押し下げられ、これによ
って、タッチ操作時におけるストローク感を与えること
ができる。そして、スイッチプレート7の揺動端の押下
量が一定量に達すると、その揺動端の下に配備されてい
るクリック感発生手段17が作動して、タッチ操作に対
するスイッチ応答を示すクリック感を発生する。従っ
て、スイッチ操作時には、車載されている他のスイッチ
と同様にストローク感とクリック感とを得ることができ
て、操作時の感触の相異による誤操作を防止することが
できる。
【0023】そして、スイッチプレート7のそれぞれの
揺動端7a、7bの下にクリック感発生手段17を装備
しているが、スイッチプレート7はシーソ状に揺動する
ため、一方の揺動端7aがクリック感発生手段17を作
動させるとき、他方の揺動端7bは逆にクリック感発生
手段17から離れるように動き、二つのクリック感発生
手段17がほぼ同時に作動するダブルクリックといった
不都合が生じない。
【0024】そして、スイッチプレート7上のタッチ領
域は回転軸線23によって上下に2等分された格好で、
いずれのタッチ領域においても、同等の操作力、ストロ
ークでスイッチを作動させることが可能になり、タッチ
位置によって操作力やストロークに大きな差が生じるこ
とを防止して、誤操作や誤動作の発生を回避することが
可能になると同時に、タッチパネルの表示画面が5イン
チを超す大画面になっても、適度のストローク感とクリ
ック感とを確保することが可能になる。
【0025】また、クリック感発生手段17の作動を待
ってタッチ位置検出手段19によるタッチ位置の検出信
号が出力されるため、クリック感発生手段17が作動す
るまで確実に押下されない限り、スイッチ出力がなされ
ることがなく、誤ってタッチ面6に軽く触れた程度でス
イッチが作動するという不都合を回避することができ、
比較的に簡単な構成で信頼性の高いスイッチを構成する
ことが可能になる。
【0026】なお、本発明で使用するタッチ位置検出手
段は、前記の実施形態で示した光電マトリクス方式のも
のに限定されるものではない。例えば、抵抗膜方式や静
電容量検出方式等を採用することも可能である。
【0027】また、スイッチプレート7をシーソ状に揺
動させるための回転支持部13の装備位置は、スイッチ
プレート7の二つの揺動端7a、7bの中間に在ればよ
く、二つの揺動端7a、7b間を正確に2等分する位置
に限定する必要はない。また、揺動支持機構15も、化
粧パネル11と一体である必要はなく、例えば化粧パネ
ル11とは別体のものを、プリント配線基板21上に立
設するようにしてもよい。但し、合成樹脂による一体成
形品である化粧パネル11に揺動支持機構15を一体的
に形成した一実施形態の構成では、部品点数や組み立て
工数を低減させて、生産コストの低減を図ることが可能
になる。
【0028】
【発明の効果】以上、本発明のタッチパネルスイッチに
よれば、スイッチプレートは揺動支持機構によってシー
ソ状に揺動自在に支持されていて、スイッチプレートの
タッチ面が押圧されると、その押圧を受けた側のスイッ
チプレートの揺動端が押し下げられるので、タッチ操作
時におけるストローク感を与えることができる。そし
て、スイッチプレートの揺動端の押下量が一定量に達す
ると、その揺動端の下に配備されているクリック感発生
手段が作動して、タッチ操作に対するスイッチ応答を示
すクリック感を発生する。従って、スイッチ操作時に
は、車載されている他のスイッチと同様にストローク感
とクリック感とを得ることができて、操作時の感触の相
異による誤操作を防止することができる。そして、スイ
ッチプレートのそれぞれの揺動端の下にクリック感発生
手段を装備しているが、スイッチプレートはシーソ状に
揺動するため、一方の揺動端がクリック感発生手段を作
動させるとき、他方の揺動端は逆にクリック感発生手段
から離れるように動き、二つのクリック感発生手段がほ
ぼ同時に作動するダブルクリックといった不都合が生じ
ない。そして、前記揺動支持機構による一対の回転支持
部を結ぶ回転軸線がスイッチプレートの二つの揺動端の
ほぼ中央を通るように、一対の回転支持部の位置を設定
し、この一対の回転支持部を結ぶ回転軸線上に重ならな
いように、該回転軸線により略2等分に分割されたスイ
ッチプレート上の各領域内にスイッチ操作のためのタッ
チ領域を設定しておけば、回転軸線で分割されたいずれ
のタッチ領域においても、同等の操作力、ストロークで
スイッチを作動させることが可能になり、タッチ位置に
よって操作力やストロークに大きな差が生じることを防
止して、誤操作や誤動作の発生を回避することが可能に
なると同時に、例えば、タッチパネルの表示画面が5イ
ンチを超す大画面になっても、適度のストローク感とク
リック感とを確保することが可能になる。また、前記タ
ッチ位置検出手段は、前記スイッチ操作用開口の開口縁
部の相対向する位置に配備した受発光素子によって、ス
イッチプレートのタッチ面上に格子状に光線網を形成
し、タッチ操作時に遮断される光線によってタッチ位置
を検出する構成とすると共に、前記クリック感発生手段
の作動時における前記タッチ位置検出手段よる検出位置
が、スイッチ信号として出力される構成とすれば、クリ
ック感発生手段が作動するまで確実に押下されない限
り、スイッチ出力がなされることがなく、誤ってタッチ
面に軽く触れた程度でスイッチが作動するという不都合
を回避することができ、比較的に簡単な構成で信頼性の
高いスイッチを構成することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るタッチパネルスイッチの一実施形
態による分解斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】タッチパネルスイッチの作用を説明する断面図
である。
【図4】従来のタッチパネルスイッチの構成を示す分解
斜視図である。
【図5】従来の他のタッチパネルスイッチの構成を示す
分解斜視図である。
【符号の説明】
1 タッチパネルスイッチ 3 LCD(画面表示手段) 6 タッチ面 7 スイッチプレート 9 スイッチ操作用開口 11 化粧パネル 13 回転支持部 15 揺動支持機構 17 クリック感発生手段(プッシュスイッチ) 19 タッチ位置検出手段 21 プリント配線基板 23 回転軸線 25 隙間 28 発光素子 29 受光素子 31 光線網

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ画面を表示する画面表示手段
    と、 光透過性材料で形成されて前記画面表示手段のスイッチ
    画面上を覆ってスイッチ操作のためのタッチ面を提供す
    るスイッチプレートと、 このスイッチプレートの上に被せられて外観を提供する
    と共に、前記スイッチプレートのタッチ面を露出させる
    スイッチ操作用開口を有した化粧パネルと、 前記スイッチプレートのタッチ面を押圧時に該スイッチ
    プレートの押圧側の端部が押下動作をするように、該ス
    イッチプレートの両側端面上に設定された一対の回転支
    持部によって該スイッチプレートをシーソ状に揺動自在
    に支持する揺動支持機構と、 前記スイッチプレートの二つの揺動端の下方にそれぞれ
    配備されて、前記タッチ面の押圧による揺動端の押下量
    が一定量に達するとスイッチの応答動作を示す節度感を
    発生させる一対のクリック感発生手段と、 前記スイッチプレート上のタッチ位置を検出するタッチ
    位置検出手段と、 を備えたことを特徴としたタッチパネルスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記揺動支持機構による一対の回転支持
    部を結ぶ回転軸線が前記スイッチプレートの二つの揺動
    端のほぼ中央を通るように前記回転支持部の位置を設定
    し、この回転支持部を結ぶ回転軸線上に重ならないよう
    に、該回転軸線により略2等分に分割されたスイッチプ
    レート上の各領域内にスイッチ操作のためのタッチ領域
    を設定したことを特徴とする請求項1に記載のタッチパ
    ネルスイッチ。
  3. 【請求項3】 前記タッチ位置検出手段は、前記スイッ
    チ操作用開口の開口縁部の相対向する位置に配備した受
    発光素子によって、前記スイッチプレートのタッチ面上
    に格子状に光線網を形成し、タッチ操作時に遮断される
    光線によってタッチ位置を検出する構成とし、 前記節度感発生手段の作動時における前記タッチ位置検
    出手段による検出位置が、スイッチ信号として出力され
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載のタッチパネ
    ルスイッチ。
JP9697096A 1996-04-18 1996-04-18 タッチパネルスイッチ Pending JPH09282988A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015125518A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 アルプス電気株式会社 タッチパッド入力装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015125518A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 アルプス電気株式会社 タッチパッド入力装置

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