JPH09282370A - チェーンストアシステム - Google Patents

チェーンストアシステム

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JPH09282370A
JPH09282370A JP8811496A JP8811496A JPH09282370A JP H09282370 A JPH09282370 A JP H09282370A JP 8811496 A JP8811496 A JP 8811496A JP 8811496 A JP8811496 A JP 8811496A JP H09282370 A JPH09282370 A JP H09282370A
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JP
Japan
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store
stores
emergency contact
telephone number
telephone
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JP8811496A
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Masahide Ogawa
昌秀 小川
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TEC CORP
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 店舗毎にその店舗の緊急連絡先となる他店舗
を選出し、その選出した他店舗の電話番号を各店舗の店
舗システムに設定する業務を自動化する。 【解決手段】 本部システムにおいて、店舗システム毎
に自店舗システムの電話番号と他店舗システムの電話番
号との差を調べ、その差が小さい順に所定数の他店舗シ
ステムを選択する。そして、この選択した所定数の他店
舗システムの電話番号を電話通信網を介して各店舗シス
テムに設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンビニエンスス
トアやスーパーマーケット等のチェーンストアで使用す
るチェーンストアシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば大規模なコンビニエンスストア向
けのチェーンストアシステムとして、地域内に点在する
複数の店舗にそれぞれ設置される店舗システムと、その
地域を統括管理する本部に設置される本部システムと
を、ISDN(サービス総合ディジタル網)等の電話通
信網で接続してネットワークを構成し、各店舗システム
でそれぞれ処理された商品販売業務に関するデータを本
部システムが電話通信網を通じて収集するようにして、
売上集計、在庫管理等のデータ管理を本部で一元的に行
なえるようにしたものが知られている。
【0003】ところで、このチェーンストアシステムを
採用するコンビニエンスストアの多くは少人数の店員で
深夜等の客の少ない時間帯も営業しているため、信頼性
の高い防犯対策が強く求められている。そこで従来、店
舗内で強盗等の犯罪が発生した場合に犯人に気付かれな
いようにほぼリアルタイムで警察等に緊急連絡できるシ
ステムとして、店舗システムを構成するPOS(販売時
点情報管理)ターミナルの記憶部に例えば警察署等の緊
急連絡先の電話番号情報を予め設定するとともに、キー
ボードに緊急連絡を指令するキーを設け、この緊急連絡
を指令するキーの入力により、緊急連絡先の電話番号情
報に基づいて緊急連絡先を発呼し、回線が接続されると
所定の緊急メッセージデータを自動的に送信するように
したシステムがあった(特開平5−298555号等参
照)。
【0004】ここで、各店舗における緊急連絡先として
は、警察や本部の他に近接する他の店舗が考えられる。
緊急連絡先として他の店舗も含むものとすると、従来は
本部にて各店舗の住所から店舗毎に近接する他の店舗を
人為的に選出するしかなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は緊
急連絡先として近接する他の店舗を選出するには人為的
な労力に頼らざるを得なかった。しかも、新規開店や店
舗閉鎖がある毎に選出し直さなければならない面倒もあ
り、実用的でなかった。
【0006】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たものであり、その目的とするところは、本部システム
側は店舗毎に緊急連絡先としての他店舗を自動的に選出
してその店舗の店舗システムに設定でき、各店舗システ
ム側は本部システムより緊急連絡先として設定された他
店舗に緊急連絡ができるチェーンストアシステムを提供
しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明は、各店舗にそ
れぞれ設置されその店舗での商品販売業務を制御する複
数の店舗システムと、各店舗を統括管理する本部に設置
され各店舗の店舗システムからのデータ集計等を行なう
本部システムとを、電話通信網で接続してなるチェーン
ストアシステムにおいて、本部システムに、各店舗シス
テムの電話番号を記憶する全店舗電話番号記憶手段と、
この記憶手段による記憶情報をもとに店舗システム毎に
自店舗システムの電話番号と他店舗システムの電話番号
との差を調べ、その差が小さい順に所定数の他店舗シス
テムを選択する他店舗システム選択手段と、各店舗シス
テムにそれぞれ他店舗システム選択手段により選択した
所定数の他店舗システムの電話番号を電話通信網を介し
て設定する電話番号設定手段とを設け、各店舗システム
に、本部システムから電話通信網を介して設定される所
定数の他店舗システムの電話番号を記憶する他店舗電話
番号記憶手段と、緊急連絡を指令する指令手段と、この
指令手段による緊急連絡の指令入力に応動して他店舗電
話番号記憶手段により記憶した所定数の他店舗システム
の電話番号によって自動発呼し回線が接続されると所定
の緊急メッセージデータを送信する緊急連絡手段と、電
話通信網を通じて他店舗システムから緊急メッセージデ
ータの着信を受けるとその緊急メッセージを報知する報
知手段とを設けたもので、このような構成により、各店
舗システムには、自店舗と電話番号が近い所定数の他店
舗が緊急連絡先として自動的に設定される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。図1は本実施の形態のチェーンス
トアシステムの概要を示しており、地域内に点在する多
数の店舗にそれぞれ設置される店舗システム1と、その
地域を統括管理する本部に設置される本部システム2と
を、ISDN3で接続してネットワークを構成してい
る。因みに、店舗システム1は、その店舗での商品販売
業務を制御するものである。本部システム2は、各店舗
システム1でそれぞれ処理された商品販売業務に関する
データをISDN3を通じて収集して、売上集計、在庫
管理等のデータ管理を一元的に行うものである。
【0009】図2は前記本部システム2の要部構成を示
すブロック図である。この本部システム2は、図示する
ように、マイクロコンピュータ等で形成した本部コント
ローラ21に、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)
等の記憶部22と、キーボードを接続するキーボードイ
ンタフェース23と、CRTディスプレイ等の表示器を
接続する表示器インタフェース24と、ISDNの網終
端装置25を接続するISDNインタフェース26とを
電気的に接続して構成している。前記記憶部22には、
図3に示すように、各店舗システム1を識別するIDコ
ードに対応して、店舗名,住所,電話番号等の店舗デー
タを予め設定記憶した全店舗電話番号記憶手段としての
店舗マスタテーブルSMTと、図4に示すように、各店
舗システムのIDコード別に、その店舗の緊急連絡先と
して選出した10店舗のデータ(IDコード,電話番号
の差データX)を記憶する緊急連絡先テーブルEMTと
を形成している。なお、IDコードは[1]から[N
(店舗数)]までの連続番号とする。
【0010】図5は前記店舗システム1の要部構成を示
すブロック図である。この店舗システム1は、図示する
ように、マイクロコンピュータ等で形成した店舗コント
ローラ11に、RAM等の記憶部12と、ISDNの網
終端装置13を接続するISDNインタフェース14
と、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)インタ
フェース15と、I/Oポート16とを電気的に接続し
て構成している。前記記憶部12には、図6に示すよう
に、緊急連絡先として選出した警察署,本部及び近接す
る10店舗の電話番号情報を記憶する他店舗電話番号記
憶手段としての緊急連絡先メモリEMMと、所定の緊急
メッセージデータを記憶するメッセージメモリMEMと
を形成している。なお、緊急メッセージデータとして
は、強盗侵入等の報知したい内容と自店舗の住所、電話
番号等を予め設定しておく。前記LANインタフェース
15には、LAN回線17を介して複数台のPOSター
ミナル18を接続している。各POSターミナル18は
商品販売データを登録処理する周知のもので、ただしそ
のキーボード上の特定キー(緊急連絡キーk)を緊急連
絡を指令する指令手段として設定している。前記I/O
ポート16には、緊急メッセージを表示,ブザー音等で
報知する報知手段としての報知部19を接続している。
【0011】しかして、前記本部システム2の本部コン
トローラ21は、特に図8の流れ図に示す緊急連絡先設
定業務を実行するようになっている。すなわち、例えば
キーボードインタフェース23に接続したキーボードか
ら緊急連絡先設定業務の開始コマンドが入力されると、
この業務処理を開始し、先ず,ST(ステップ)1とし
てコントローラ内に設けた設定店舗IDカウンタnと、
比較店舗IDカウンタmと、抽出数カウンタAとをそれ
ぞれ“0”にリセットする。また、緊急連絡先テーブル
EMTもクリアする。次に、ST2として上記設定店舗
IDカウンタnを“1”だけカウントアップしたなら
ば、ST3としてこの設定店舗IDカウンタnが店舗数
Nを越えたか否かを判断する。
【0012】ここで、越えていない場合には、ST4と
して上記比較店舗IDカウンタmを“1”だけカウント
アップしたならば、ST5として比較店舗IDカウンタ
mが上記設定店舗IDカウンタnに一致するか否かを判
断する。そして、一致する場合には比較店舗は自店舗な
のでST4に戻り、比較店舗IDカウンタmをさらに
“1”だけカウントアップする。
【0013】ST5にて比較店舗IDカウンタmが設定
店舗IDカウンタnに一致しない場合には、ST6とし
て上記比較店舗IDカウンタmが店舗数Nを越えたか否
かを判断する。ここで、越えていない場合には、ST7
として店舗マスターテーブルSMTから上記設定店舗I
Dカウンタnに相当するIDコード[n]の店舗システ
ムの電話番号のうち市外局番と市内局番の6桁の数値を
取得し、データT1として保持する。また、同じく店舗
マスターテーブルSMTから上記比較店舗IDカウンタ
mに相当するIDコード[m]の店舗システムの電話番
号のうち市外局番と市内局番の6桁の数字を取得し、デ
ータT2として保持する。さらに、前記抽出数カウンタ
Aを“1”だけカウントアップする。
【0014】次に、ST8としてデータT1とデータT
2との差(絶対値)を算出し、この差をデータXとして
保持する。
【0015】次に、ST9として前記抽出数カウンタA
が緊急連絡先として選出する店舗数[10]を越えたか
否かを判断する。そして越えていない場合には、緊急連
絡先テーブルEMTの前記設定店舗IDカウンタnに相
当するIDコード[n]の対応エリアに前記比較店舗I
Dカウンタmに相当するIDコード[m]と、ST8に
て算出した差データXとを格納する。しかる後、ST1
1として上記緊急連絡先テーブルEMTのIDコード
[n]対応エリアの内容を近接店1エリア側から差デー
タXが小さい順になるように並べ換えたならば、ST4
に戻り、比較店舗IDカウンタmをさらに“1”だけカ
ウントアップして、ST5以降の処理を繰り返す。
【0016】ST9にて抽出数カウンタAが緊急連絡先
として選出する店舗数[10]を越えている場合には、
ST12として緊急連絡先テーブルEMTの前記設定店
舗IDカウンタnに相当するIDコード[n]の対応エ
リアにおける最大の差データ、つまり近接店10エリア
内の差データX10と、ST8にて算出した差データXと
を比較する。その結果、ST13として今回の差データ
Xが最大の差データX10より小さい場合には、ST14
として上記緊急連絡先テーブルEMTのIDコード
[n]対応エリアから近接店10エリアの内容をクリア
したならば、ST10としてこのクリアした近接店10
エリアに前記比較店舗IDカウンタmに相当するIDコ
ード[m]と、ST8にて算出した差データXとを格納
する。しかる後、ST11として上記緊急連絡先テーブ
ルEMTのIDコード[n]対応エリアの内容を近接店
1エリア側から差データXが小さい順になるように並べ
換えたならば、ST4に戻り、比較店舗IDカウンタm
をさらに“1”だけカウントアップして、ST5以降の
処理を繰り返す。
【0017】ST13にて今回の差データXが最大の差
データX10以上の場合には、上記ST14,ST10,
ST11の処理を行うことなくST4に戻り、比較店舗
IDカウンタmをさらに“1”だけカウントアップし
て、ST5以降の処理を繰り返す。
【0018】こうして、ST6にて比較店舗IDカウン
タmが店舗数Nを越えたならば、IDコード[n]の店
舗に対する緊急連絡先10店舗の選出が終了したので、
ST2に戻り、設定店舗IDカウンタnを“1”だけカ
ウントアップして、ST3以降の処理を繰り返す。(他
店舗システム選択手段) そして、ST3にて設定店舗IDカウンタnが店舗数N
を越えたならば、ST15として緊急連絡先テーブルE
MTの内容をそれぞれ該当する店舗システム1に配信し
たならば、この緊急連絡先設定業務を終了する。
【0019】ここで、ST15の配信処理について説明
する。本部コントローラ21は、ST15の配信処理に
入ると、先ず緊急連絡先テーブルEMTの先頭IDコー
ド[1]に対応する近接店1〜10エリアの内容を読出
す。そしてこの近接店1〜10エリアの内容のうち各I
Dコード[m]を、店舗マスタテーブルSMTを参照し
てそれぞれ該当店舗の電話番号情報に置換する。また、
店舗マスタテーブルSMTからIDコード[1]に対応
する電話番号情報を読出し、この電話番号情報によりI
SDNインタフェース26を介して自動発呼する。これ
により、IDコード[1]の店舗システム1との回線が
接続されたならば、図7に示すように、始めに緊急連絡
先更新要求コマンドを送信し、店舗システム1からAC
K応答を受信したならば、近接店1エリアのIDコード
[m]を置換した電話番号情報から近接店10エリアの
IDコード[m]を置換した電話番号情報まで順に送信
する。そして、全電話番号情報の送信を完了したなら
ば、終了要求コマンドを送信し、店舗システム1からA
CK応答を受信したならば、IDコード[1]の店舗シ
ステム1との回線を切断する。
【0020】次に、緊急連絡先テーブルEMTのIDコ
ード[2]に対応する近接店1〜10エリアの内容を読
出す。そしてこの近接店1〜10エリアの内容のうちI
Dコード[m]を、上記と同様にして該当店舗の電話番
号情報に置換する。また、店舗マスタテーブルSMTか
らIDコード[2]に対応する電話番号情報を読出し、
この電話番号情報によりISDNインタフェース26を
介して自動発呼する。これにより、IDコード[2]の
店舗システム1との回線が接続されたならば、上記と同
様にして近接店1〜10エリアのIDコード[m]を置
換した各電話番号情報を順に送信したならば、IDコー
ド[2]の店舗システム1との回線を切断する。
【0021】その後、同様の処理をIDコード[3]か
ら[10]の各店舗システム1に対して実行する。(電
話番号設定手段) なお、本部システム2から緊急連絡先更新要求コマンド
を受信した店舗システム1の店舗コントローラ11は、
緊急連絡先メモリEMMのうち近接店1〜10エリアを
クリアする。しかる後、このクリアした近接店1〜10
エリアに本部システム2より受信した10種類の電話番
号情報を順に格納して、緊急連絡先メモリEMMを更新
するものとなっている。
【0022】また、各店舗システム1の店舗コントロー
ラ11は、特に図9の流れ図に示す緊急連絡業務を実行
するようになっている。すなわち、店舗コントローラ1
1は、ST21として各POSターミナル18にそれぞ
れ設けられている緊急連絡キーkのいずれかか入力され
るのを待機しており、この緊急連絡キーkが入力された
ことをLANインタフェース15を介して入力される信
号により確認したならば、ST22として緊急連絡先メ
モリEMMから順に電話番号情報を読出し、この電話番
号情報によりISDNインタフェース26を介して自動
発呼する。そして、ST23として相手局との回線が接
続されたならば、ST24としてメッセージメモリME
Mに予め設定しておいた所定の緊急メッセージデータを
発信する。また、回線が接続された電話番号情報に対応
する発信済フラグfをセットする。
【0023】この処理を、ST25として緊急連絡先メ
モリEMM内の全ての電話番号情報の相手局と回線が接
続されるまでか、もしくはST26として緊急連絡キー
kの信号を受信したから十分な時間が経過するまで実行
し、ST25にて緊急連絡先メモリEMMの全ての発信
済フラグfがセットされるか、ST26にてタイムアウ
トになったならば、今回の緊急連絡業務を終了する。
(緊急連絡手段) なお、他店舗との回線が接続され、その後、緊急メッセ
ージデータを受信した店舗システム1の店舗コントロー
ラ11は、報知部19を駆動してその緊急メッセージを
報知出力するようになっている。
【0024】このように構成した本実施の形態のチェー
ンストアシステムにおいては、例えば店舗の新規開店や
店舗閉鎖がある毎に本部システム2において緊急連絡先
設定業務を実行する。そうすると、店舗毎に自店舗の電
話番号と他店舗の電話番号とが比較される。そして、市
外局番と市内局番からなる6桁の数値が等しい他店舗が
近接店として最大10店舗まで選出される。また、市外
局番と市内局番の6桁が等しい他店舗が10店舗に満た
ない場合には、この市外局番と市内局番の6桁の差が小
さい順に10店舗になるまで他店舗が近接店として選出
される。こうして、店舗毎に電話番号の近い10店舗が
近接店として選出されたならば、各店舗の店舗システム
1における緊急連絡先メモリEMMに、近接店10店舗
の各電話番号情報が自動的に設定される。
【0025】一方、各店舗の従業員は、例えば強盗等に
入られた場合に,POSターミナル1の緊急連絡キーk
を押下する。なお、この緊急連絡キーkの押下が犯人に
気付かれないように、例えばドロワを開放させる預/現
計キーとともに押下するとき有効とする等の配慮が必要
なのは、特願平5−298555号の場合と同様であ
る。
【0026】こうして、緊急連絡キーkが押下される
と、店舗システム1においては、緊急連絡先メモリEM
Mに設定されている各電話番号情報により、ISDN網
3を通じて警察署,本部及び近接店10店舗にそれぞれ
自動ダイヤルされ、回線が接続される毎に、メッセージ
メモリMEMに予め設定された緊急メッセージデータが
発信される。この緊急メッセージデータを受信した他店
舗においては、報知部19が駆動して緊急メッセージが
出力される。
【0027】このように本実施の形態のチェーンストア
システムにおいては、各店舗の緊急連絡先となる近接店
として、自動的に自店舗の電話番号と市外局番及び市内
局番の6桁の数値の差が小さい順に他店舗が10店舗選
出され、その選出された他店舗の電話番号が自店舗の店
舗システム1における緊急連絡先メモリEMMに自動的
に設定される。我が国において、電話番号の市外局番は
南へ行くほど大きくなる。また市内局番も地域によって
ほぼまとまっている。したがって、電話番号の市外局番
及び市内局番を6桁の数値と見なしたとき、その差の大
きさが店舗間の相対的な距離に相当すると考えられる。
【0028】したがって、本実施の形態によれば、本部
システム2は店舗毎に緊急連絡先として自動的に近接し
た他店舗を選出して、その選出した他店舗の電話番号情
報を各店舗の店舗システム1にそれぞれ設定することが
できる。また、店舗システム1は本部システム2より緊
急連絡先として設定された他店舗に簡単な操作で緊急連
絡することができる。その結果、緊急連絡先として他店
舗を選出し各店舗に設定する業務を人為的に行う必要が
なくなり、本部担当者の負担を軽減できる上、緊急連絡
先設定業務を簡単にかつ短時間で行えるので、新規開店
や店舗閉鎖による緊急連絡先の変更にも速やかに対処で
きるようになる。
【0029】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではない。例えば前記実施の形態では、電話番号
のうちの市外局番と市内局番を6桁の数値と見なし、他
店舗のそれと比較して大小判別を行ったが、加入者番号
を含む10桁の数値と見なして大小判別を行ってもよ
い。なお、地域によっては市外局番と市内局番が5桁の
ところもあるが、この場合は市内局番に1桁(例えば
0)を追加して大小判別を行えば問題はない。
【0030】また、前記実施の形態では緊急連絡先とし
て近接10店舗以外に警察や本部を含めたが、緊急連絡
の内容を複数種類に区分し、その種類数だけ緊急連絡キ
ーを設けることによって、緊急連絡の種類別に連絡先を
選別できるようにしてもよい。こうすることにより、近
接する店舗間だけで必要となる緊急連絡にも本発明を適
用できるようになる。なお、緊急連絡先としての店舗数
は10店舗に限定されないのはいうまでもないことであ
る。
【0031】また、前記実施の形態では店舗コントロー
ラ11の記憶部12に緊急連絡先メモリ12を設けた
が、各POSターミナル18内のメモリにそれぞれ緊急
連絡先メモリ12を設けるとともに、各POSターミナ
ル18にISDNインタフェースを設けて網制御装置1
3に接続し、各POSターミナル18のCPUが緊急連
絡キーkの入力を検知すると、図9に示した緊急連絡業
務を実行するように構成してもよい。この他、本部シス
テム2と各店舗システム1とを接続する電話通信網とし
てISDN以外の専用回線網や公衆回線網を用いるな
ど、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能
であるのは勿論である。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
本部システム側は店舗毎に緊急連絡先としての他店舗を
自動的に選出してその店舗の店舗システムに設定でき、
各店舗システム側は本部システムより緊急連絡先として
設定された他店舗に緊急連絡ができ、新規開店や店舗閉
鎖に伴う緊急連絡先の変更に容易に対処できるチェーン
ストアシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態であるチェーンストア
システムの概要図。
【図2】 同実施の形態における本部システムの要部ブ
ロック図。
【図3】 図2に示す店舗マスタテーブルSMTの構成
図。
【図4】 図2に示す緊急連絡先テーブルEMTの構成
図。
【図5】 同実施の形態における店舗システムの要部ブ
ロック図。
【図6】 図5に示す緊急連絡先メモリEMMの構成
図。
【図7】 同実施の形態の本部システムと店舗システム
との間の緊急連絡先設定業務における要部通信シーケン
スを示す図。
【図8】 同実施の形態の本部コントローラによる緊急
連絡先設定業務を示す流れ図。
【図9】 同実施の形態の店舗コントローラによる緊急
連絡業務を示す流れ図。
【符号の説明】
1…店舗システム 2…本部システム 3…ISDN(サービス総合ディジタル網) 11…店舗コントローラ 18…POSターミナル 19…報知部 21…本部コントローラ SMT…店舗マスタテーブル EMT…緊急連絡先テーブル EMM…緊急連絡先メモリ MEM…メッセージメモリ k…緊急連絡キー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各店舗にそれぞれ設置されその店舗での
    商品販売業務を制御する複数の店舗システムと、各店舗
    を統括管理する本部に設置され各店舗の店舗システムか
    らのデータ集計等を行なう本部システムとを、電話通信
    網で接続してなるチェーンストアシステムにおいて、 前記本部システムは、各店舗システムの電話番号を記憶
    する全店舗電話番号記憶手段と、この記憶手段による記
    憶情報をもとに店舗システム毎に自店舗システムの電話
    番号と他店舗システムの電話番号との差を調べ、その差
    が小さい順に所定数の他店舗システムを選択する他店舗
    システム選択手段と、各店舗システムにそれぞれ前記他
    店舗システム選択手段により選択した所定数の他店舗シ
    ステムの電話番号を前記電話通信網を介して設定する電
    話番号設定手段とを具備し、 前記各店舗システムは、前記本部システムから前記電話
    通信網を介して設定される所定数の他店舗システムの電
    話番号を記憶する他店舗電話番号記憶手段と、緊急連絡
    を指令する指令手段と、この指令手段による緊急連絡の
    指令入力に応動して前記他店舗電話番号記憶手段により
    記憶した所定数の他店舗システムの電話番号によって自
    動発呼し回線が接続されると所定の緊急メッセージデー
    タを送信する緊急連絡手段と、前記電話通信網を通じて
    他店舗システムから緊急メッセージデータの着信を受け
    るとその緊急メッセージを報知する報知手段とを具備し
    たことを特徴とするチェーンストアシステム。
JP8811496A 1996-04-10 1996-04-10 チェーンストアシステム Pending JPH09282370A (ja)

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