JPH09282309A - 文書編集校正処理装置 - Google Patents

文書編集校正処理装置

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JPH09282309A
JPH09282309A JP8095322A JP9532296A JPH09282309A JP H09282309 A JPH09282309 A JP H09282309A JP 8095322 A JP8095322 A JP 8095322A JP 9532296 A JP9532296 A JP 9532296A JP H09282309 A JPH09282309 A JP H09282309A
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JP
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JP8095322A
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English (en)
Inventor
Michio Kawabe
道大 川辺
Toshio Tamura
歳雄 田村
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書編集校正処理装置の操作性の向上を図
る。 【解決手段】 原稿41には編集指示記号として紫色の
線42と赤色の線43が付加されている。原稿41をカ
ラー画像イメージ入力手段2から入力し、編集校正処理
を行うと、線42および線43はそれぞれ手書き文字認
識手段9で編集指示記号として認識されると共に、色認
識手段10で線42の色は紫色であり、線43の色は赤
色であることが認識される。編集校正処理手段5は認識
された編集指示記号および色を表40に定義されている
内容と比較照合し、(a)の紫色の線42は(b)に示
すようにアンダーライン45に、(a)の赤色の線43
は(b)に示す抹消線46として処理され、編集処理後
の文書44となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は文書編集校正処理装
置に関し、特に活字印刷された原稿に手書きされた編集
校正記号を読み取り、あるいはワードプロセッサー等の
表示画面上に直接電子ペンなどで手書きされた編集校正
記号を認識して、編集校正を行う文書編集校正処理装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】用紙
に印刷された、あるいは手書きされた文字を文字読取装
置を用いて読み取り、文字認識処理を行って文字コード
に変換したり、原稿の校正処理を行うことは従来より知
られている。
【0003】例えば、特開平5−266883号公報に
は、原稿等に書かれた手書き文字を読み取って原稿の校
正処理を行う技術が開示されており、ここでは読み込ま
せる原稿等の本文は用紙の文字枠内に記し、校正記号は
この文字枠内に入らないようにして行間に記すようにな
っている。
【0004】しかしながら、この技術の場合には本文原
稿の文字と手書きされる校正記号は絶対に重なってはな
らないため、実用上での使い辛さがあった。
【0005】また、校正記号は通常赤色で記されること
から、それぞれ赤フィルターと青フィルターを付けた2
つの読取装置を用いて読み取ったデータを使って色分離
を行い、原稿の文字と校正記号を分離するようにしてい
るが、読取装置が2組必要なことと、読取装置に取り付
けられているカラーフィルターの色成分だけしか色消し
処理ができないため、校正記号が赤色以外の色で書かれ
ているような場合には物理的なカラーフィルターを書か
れている校正記号の色に合わせて交換する必要があるな
ど、実使用面での制約があった。
【0006】一方、ペンとタブレットを用いた手書き編
集操作についても従来より知られている。
【0007】例えば、特開平5−298304号公報に
は、表示画面上に設けた透明タブレットとペンを用い、
ペンでタブレット上に校正記号を手書きして文書の編集
校正処理を行うとともに編集校正の履歴を残すことが開
示されている。
【0008】しかしながら、ペンで書かれる編集校正記
号は常に同色であり、編集校正記号色の違いによって処
理内容を変えるということはできなかった。
【0009】また、特開平5−189618号公報に
は、同様にペンとタブレットを用いたオンライン手書き
編集方法についての開示があるが、特開平5−2983
04号公報と同様、ペンの色を変えることによって処理
内容を変えることができなかった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決
を目的としてなされたものであって、請求項1記載の発
明では、カラー画像情報を入力するカラー画像情報入力
手段と、前記カラー画像情報入力手段によって入力され
たカラー画像情報から文書情報を認識する文書情報認識
手段と、前記カラー画像情報入力手段によって入力され
たカラー画像情報から編集校正記号とその色を認識する
編集校正記号認識手段と、編集校正記号、色および編集
校正内容を対応つけて記憶する編集校正記憶手段と、前
記編集校正記憶手段の記憶情報を参照して、前記文書情
報認識手段によって認識された文書情報に対して前記編
集校正記号認識手段によって認識された編集校正記号と
その色に対応した編集校正処理を実行する編集校正実行
手段とを具備したことを特徴とする文書編集校正処理装
置である。
【0011】また、請求項2記載の発明では、文書情報
を記憶する文書情報記憶手段と、前記文書情報記憶手段
に記憶された文書情報を表示する表示手段と、前記表示
手段に表示された文書情報に対して編集校正記号を手書
き入力する手書き入力手段と、前記手書き入力手段によ
って入力された編集校正記号とその色を認識する編集校
正記号認識手段と、編集校正記号、色および編集校正内
容を対応つけて記憶する編集校正記憶手段と、前記編集
校正記憶手段の記憶情報を参照して、前記表示手段に表
示された文書情報に対して前記編集校正記号認識手段に
よって認識された編集校正記号とその色に対応した編集
校正処理を実行する編集校正実行手段とを具備したこと
を特徴とする文書編集校正処理装置である。
【0012】また、請求項3記載の発明では、前記編集
校正記号認識手段の認識処理において、認識処理を実行
する色を指定することができることを特徴とする請求項
1または請求項2記載の文書編集校正処理装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図をもとに説
明する。図1は本発明の文書編集校正処理装置の構成を
示した図である。図示するように、本処理装置は制御手
段1とカラー画像イメージ入力手段2と汎用入力手段3
と手書き入力手段4と編集校正処理手段5と記憶手段6
と表示手段7と活字文字認識手段8と手書き文字認識手
段9と色認識手段10と画像処理手段11とから構成さ
れる。
【0014】制御手段1は本処理装置全体の処理動作を
制御するものであって、一般的な中央処理装置や入出力
制御装置などで構成されている。また、カラー画像入力
手段2は例えば一般的なカラースキャナ装置やカラービ
デオ画像入力装置で構成され、編集校正処理するための
文字原稿をカラーイメージ画像として本装置に入力する
のに使用される。また、汎用入力手段3は一般的にキー
ボードやマウスなどの入力装置で構成され、キーボード
から文字を入力したり、表示画面上のカーソル位置を指
定したり、各種の処理指示などに使用される。
【0015】また、手書き入力手段4はタブレット装置
とペンなどで構成され、タブレット面上のペンの軌跡を
座標値の変化として取り出し手書き文字認識手段9に与
えることによって文字等を入力する。また、編集校正処
理手段5は、後で述べる認識手段によって認識された編
集記号や校正記号に基づいて、文書の編集あるいは校正
の処理を行う。また、記憶手段6はROM、RAM、磁
気記憶装置などで構成され、本処理装置を制御するため
のプログラムや、各入力手段から入力されたデータを記
憶し、あるいは各種処理を行う際の一時記憶に使用した
り、処理結果を記憶する等のために使用される。
【0016】また、表示手段7はカラーCRT表示装置
やカラー液晶表示装置などで構成され、各入力手段から
入力されたデータや記憶手段に記憶されたデータ、ある
いは処理出力データ等を表示するのに使用される。ま
た、活字文字認識手段8は、カラー画像入力装置2から
入力された活字文字原稿の画像イメージから活字文字を
認識し文字コードとして記憶手段6へ出力する。また、
手書き文字認識手段9は手書き入力手段4から入力され
た手書き文字や記号を認識し文字コードとして記憶手段
6へ出力する。
【0017】また、色認識手段10はカラー画像入力手
段2や手書き入力手段4から入力された文字や記号のデ
ータの色を認識し、カラーイメージ画像中の特定の色の
部分だけを取り出すカラーフィルターの働きを行う。ま
た、画像処理手段11はカラー画像入力手段2から入力
され記憶手段6に記憶されているカラーイメージ画像デ
ータ中の指定の色を他の指定の色に変換したり、画像の
一部を切り出したりする処理に使用される。そして、各
手段はバス12を介してデータの入出力を行う。
【0018】図2は記憶手段6の内部構成の一例を示し
た図である。図示するように、記憶手段6はROM2
1、RAM22、磁気記憶装置33などで構成される。
以下に、ROM21、RAM22の詳細を説明するが、
これによってROM21、RAM22の使い分けが限定
されるものではない。まず、ROM21はシステム全体
の制御プログラム23、活字文字認識辞書24、手書き
文字認識辞書25、標準カラーパレット26、標準編集
校正記号辞書27といった領域から構成される。
【0019】システム全体の制御プログラム23には制
御手段1がシステム全体の動作を制御するために使用す
るプログラムが格納されており、制御手段1はこのプロ
グラムによって各手段が整然と作動するように制御を行
う。
【0020】また、活字文字認識用辞書24にはカラー
画像入力手段2から入力され記憶手段6に記憶された活
字文字のイメージデータを認識して文字コードへ変換す
る処理における活字イメージデータと文字パターンとの
パターンマッチングに使用される辞書が格納されてい
る。
【0021】また、手書き文字認識用辞書25には手書
き入力手段4から入力された手書き文字や記号などを認
識する際に使用されると共に、カラー画像入力手段2か
ら入力されたイメージ画像の中に含まれる手書きの編集
校正記号や文字を認識する際にも使用される辞書が格納
されている。さらに、上記のように使用するために、手
書き文字認識辞書25にはオンライン手書き認識のため
の辞書データとオフラインパターンマッチングによる認
識処理のための辞書データの両方が格納されている。
【0022】また、標準カラーパレット26には表示手
段7が表示できる色数に対応した標準的なカラーデー
タ、例えば8色、16色、256色などのカラーデータ
を記憶しており、色認識手段10や画像処理手段11に
おける処理で参照される。
【0023】また、標準編集校正記号辞書27には標準
的な編集校正記号によって処理すべき内容が収められて
おり、編集校正処理手段5で編集校正処理を行う際に参
照される。
【0024】次に、RAM22は入力イメージデータ記
憶部28、活字文字イメージデータ記憶部29、手書き
編集校正記号イメージデータ記憶部30、文書データ記
憶部31、編集校正記号記憶部32といった領域から構
成される。
【0025】入力イメージデータ記憶部28にはカラー
画像入力手段2から入力されたカラーイメージ画像デー
タを記憶する部分であり、図3に示すように色の三原色
であるレッド・グリーン・ブルー(あるいはイエロー・
マゼンタ・シアン)に対応した同じ記憶容量を有する3
つの記憶部で構成されている。カラー画像イメージ入力
手段2で読み込まれたイメージデータはカラー画像イメ
ージ入力手段2の中でレッド・グリーン・ブルー(ある
いはイエロー・マゼンタ・シアン)の3原色に分離され
るとともにγ補正も行われるが、これは公知であり尚且
つ本論ではないので特に説明はしない。以下、本実施例
ではレッド・グリーン・ブルーの3原色の場合について
述べる。
【0026】また、活字文字イメージデータ記憶部29
には入力イメージデータ記憶部28に記憶されているカ
ラーイメージデータから活字文字のイメージデータだけ
を分離して記憶し、活字文字認識処理を行うためのデー
タとなる。この記憶部29に記憶されるデータは後処理
において色認識を必要としないので、分離すべき活字文
字イメージの色指定が行われた場合であっても、白黒2
値のデータで記憶処理することにより必要な記憶容量が
カラーイメージの場合より少なくてすむようになってい
る。
【0027】また、手書き編集校正記号イメージデータ
記憶部30は入力イメージデータ記憶部28に記憶され
ているカラーイメージデータから活字文字イメージデー
タ記憶部29に記憶している活字イメージデータを除去
した残りのデータが記憶される。記憶部30に記憶され
るイメージデータは編集校正記号の色認識処理が必要と
なるので、図3に示すようにレッド・グリーン・ブルー
の三原色で記憶される。
【0028】また、文書データ記憶部31は活字文字認
識手段8で認識処理の完了した文字データが文字コード
で格納され、あるいは汎用入力手段3または手書き入力
手段4から入力された文書としての文字データが格納さ
れ、また記憶手段2に保存されている特に図示しない既
存の文書を呼び出して処理する場合にも文書データ記憶
部31が使用される。
【0029】また、編集校正記号記憶部32は手書き編
集校正記号イメージデータ記憶部30に記憶されている
イメージデータから手書き文字認識手段9および色認識
手段10によって認識された編集校正記号と、それら記
号が文書データ上のどの位置にあるかを示す位置情報が
記憶される。また、文書を表示している表示装置6の画
面上に配置されたタブレットに直接編集校正記号がペン
で手書きされた場合にも、手書き文字認識された編集校
正記号と文書データ上における位置情報が記憶部32に
記憶される。
【0030】さらに、編集校正記号によっては、該記号
の近傍に記号の示す意味、即ち編集校正処理の内容や被
修正文字列に対する正しい文字列が書き込まれるため、
認識された編集校正記号の近傍に手書きされたデータの
有無を調べ、該当のデータが存在する場合にはそのデー
タについても文字認識処理を行う。この際、認識結果で
得られた文字列に対して編集校正記号の意味を示す文字
列であるか否かを編集校正記号と比較判断し、編集校正
記号の意味と前記文字列の意味する内容が一致しない場
合は、原文を修正するための正しい文字列データとして
編集校正記号記憶部32に格納する。
【0031】図4に標準編集校正記号辞書27の一例を
示す。図4に示すように、標準編集校正記号辞書27は
編集指示記号と色とその記号および色によって処理され
る編集内容が対応して記憶されている。
【0032】図5に本発明による編集校正処理の一例を
示す。(a)は編集校正処理前の原稿41であり、
(b)は編集校正処理後の文書44である。
【0033】原稿41には編集指示記号として紫色の線
42と赤色の線43が付加されている。原稿41をカラ
ー画像イメージ入力手段2から入力し、編集校正処理を
行うと、線42および線43はそれぞれ手書き文字認識
手段9で編集指示記号として認識されると共に、色認識
手段10で線42の色は紫色であり、線43の色は赤色
であることが認識される。編集校正処理手段5は認識さ
れた編集指示記号および色を表40に定義されている内
容と比較照合し、(a)の紫色の線42は(b)に示す
ようにアンダーライン45に、(a)の赤色の線43は
(b)に示す抹消線46として処理され、編集処理後の
文書44となる。
【0034】この処理については既に処理装置に入力さ
れている文書を表示手段7の表示画面に表示し、該表示
画面上に編集校正記号を手書きして処理する場合でも同
じである。
【0035】以下、図6乃至図9のフローチャート図を
もとに本発明の処理について説明する。
【0036】図6は活字原稿に編集校正記号等を手書き
した被処理文書をカラー画像イメージ入力手段2の一つ
であるカラーイメージスキャナをで読み取って入力し処
理する場合のフローを示したものである。
【0037】まず、編集校正処理する原稿をカラーイメ
ージスキャナで読み取り(S101)、読み取ったイメ
ージデータを表示手段7に表示し(S102)、オペレ
ータの操作を待つ(S103)。
【0038】原稿が上手く読み取られなかったとか、原
稿を間違ったような場合にはS103で再読み込みの指
示を入力することによりS104で分岐してS101に
戻り、再度原稿の読み取り操作を行う。
【0039】S103での操作が再読み取り指示以外の
場合にはS105に進み、画面に表示されている原稿を
読み取ったイメージデータを入力イメージデータ記憶部
28に格納する(S105)。
【0040】S103での操作が色指定であった場合に
は(S106)S107に分岐し、入力された色の指定
データを記憶手段に記憶し(S107)、S103に戻
る。
【0041】S103での操作が色変更の処理指示であ
った場合には(S108)S109に分岐し、表示手段
7に表示されている原稿のカラーイメージの被指定色の
部分を指定色に変更してS103に戻る。
【0042】S103での操作が認識処理の開始指示で
あった場合には(S110)S111に分岐して、入力
イメージデータ記憶部28に記憶されているイメージデ
ータから活字文字のイメージデータを抽出して活字イメ
ージデータ記憶部29記憶すると共に、活字文字認識手
段8によって認識処理を行い、その認識結果を文書デー
タとして文書データ記憶部31に格納し、活字文字以外
のイメージデータを手書き編集校正記号イメージデータ
記憶部30に記憶すると共に、手書き文字認識手段9に
よって編集校正記号を認識処理して編集校正記号記憶部
32に格納する(S111)。
【0043】そして、編集校正処理手段5は編集校正記
号記憶部32に格納された情報に基づいて、文書データ
記憶部31に格納されている文書を編集し、あるいは校
正を行う(S112)。
【0044】S103での操作が処理終了指示であった
場合には(S113)すべての処理を終了する。S10
3での操作がS104、S106、S108、S110
あるいはS113で判断できないものであった場合には
無効操作と判断してS113からS103に戻る。
【0045】S111で行う活字文字認識処理について
は、活字文字認識辞書24に格納されている文字パター
ンと活字文字イメージデータ記憶部29のデータを比較
する、一般的なパターンマッチングで実現できるが、こ
こでは特に言及しない。
【0046】次に、図7は図6のS111における手書
き編集校正記号の認識処理のフローを示したものであ
る。
【0047】まず、手書き編集校正記号イメージデータ
記憶部30から編集校正記号のイメージデータを切り出
し(S150)、切り出されたイメージが認識対象の色
成分を含んでいるかを色認識手段10を用いてチェック
し(S151)、認識対象色を含まない場合はS150
に戻って次の処理に移る。
【0048】任意の色は色の3原色レッド・グリーン・
ブルーの混合比率で表し得るので、指定された認識対象
色をレッド・グリーン・ブルーに分解したデータと、イ
メージデータから切り出された部分に含まれるピクセル
のレッド・グリーン・ブルー成分を比較することによっ
て色の認識処理が行われる。
【0049】一方、S151においてイメージが認識対
象色を含んでいる場合には、手書き文字認識手段9で手
書き文字認識辞書25とのパターンマッチングによって
文字の認識を行う(S152)。認識された結果が編集
校正記号であるか否かを判別し(S153)、編集校正
記号でない場合には文字か否かを判別する(S15
4)。文字で無い場合はイメージデータの切り出しに失
敗したものと判断してS154からS150へ戻る。S
154で文字であると判断された場合にはその文字の近
傍に編集校正記号の有無を調べ(S155)、近傍にそ
のようなイメージが無い場合はS150に戻ってイメー
ジの切り出しをやり直す。近傍に編集校正記号と思われ
るイメージがあると判断された場合にはそのイメージを
切り出し(S156)てS151に戻り認識処理を行
う。
【0050】一方、S153で編集校正記号であると判
断された場合には、その記号が編集校正記号の色として
指定されている色であるか否かを判別する(S15
7)。指定色でない場合には処理対象外の編集校正記号
として無視し、S150に戻る。
【0051】指定色であった場合には有効な編集校正記
号であると判断し、その編集校正記号の位置座標のデー
タを入力イメージデータ記憶部28に記憶しているデー
タを参照しながら、本文の何行目の何文字目にあるか、
また編集校正記号が連続した複数の文字を対象にしてい
る場合には対象となる文字数や行数の範囲の情報も併せ
て取得し(S158)、編集校正記号の文字コードと位
置座標の情報を編集校正記号記憶部32に格納する(S
159)。
【0052】さらに、編集校正記号の近傍に指示文など
が書かれている場合があるので、その有無をチェックす
る(S160)。近傍に手書き文字が無ければS165
へ進み、手書き編集校正記号イメージデータ記憶部30
の全域の処理が終わったか否かをチェックし(S16
5)、完了していなければS150に戻り処理を継続す
る。データ全域の処理が完了した場合には処理を終え
る。
【0053】一方、S160で編集校正記号の近傍に文
字があると判断された場合には、該当部分のイメージデ
ータを切り出し、手書き文字認識処理を行い(S16
1)、認識された文字あるいは文字列が編集校正記号の
意味を示したものであるか否かを判断し(S162)、
編集校正記号の意味を示した文字列であると判断された
場合には意味コードを編集校正記号記憶部32に追加格
納し(S164)、編集校正記号の意味を示す文字列で
はない判断された場合には本文修正用の文字列として編
集校正記号記憶部32に追加格納して(S163)、S
165に進む。
【0054】以上の処理で手書き編集校正記号イメージ
データ記憶部30に記憶されているイメージデータから
取り出された有効な編集校正記号と関連情報は、すべて
編集校正記号記憶部32に格納されているので、編集校
正処理手段5は編集校正記号記憶部32の情報を使用し
て、文書データ記憶部31に記憶されている文書データ
に対して編集校正処理を行う。
【0055】次に、編集校正記号を表示手段7にある特
に図示しない表示装置の画面上に、手書き入力手段4を
用いて直接記述しながら編集校正処理する場合につい
て、図8のフローチャート図もとに説明する。
【0056】まず、S201で新規文書作成あるいは既
に作成してある文書を読み出し、文書データ記憶部31
に格納するが、これは文書処理装置一般で行われている
ので詳細説明は省略する。
【0057】作成あるいは記憶装置から読み出された文
書は表示手段7にある表示装置の表示画面上に表示し
(S202)、オペレータの操作あるいは処理指示を待
つ(S203)。
【0058】S203で再読み出しが指示された場合に
はS204からS201に戻って最初からやり直す。再
読み出し指示でなかった場合にはS205で、例えばペ
ン先の色の指定であるかをチェックし(S205)、そ
うである場合にはS206で色指定データの入力と記憶
を行ってS206に戻り、次の操作あるいは処理指示を
待つ。
【0059】S203での入力が色変更処理であった場
合にはS207でS208に分岐し、表示画面上の指定
された1点から得た被指定色の情報に基づき、画面に表
示されている被指定色を指定色に置換し、S203に戻
って次の操作あるいは処理指示入力を待つ。
【0060】S203で手書き文字あるいは記号などが
入力された場合には、S209でS210へ分岐し、手
書き文字および手書き編集校正記号の認識処理を行い
(S210)、認識結果が正しいか否かをS211で判
別し、正しくないと判断された場合にはS203へ戻っ
て次の入力を待つ。S211で認識結果が正しいと判断
された場合にはS212へ進み、認識結果の編集校正記
号に基づいて、文書データ記憶部31に格納されている
文書データに対して編集校正処理を行う。
【0061】次に、図9に手書き編集校正記号の認識処
理のフローを示す。図9をもとに、図8のS210の手
書き編集校正記号の認識処理の詳細を説明する。
【0062】まず、S221でペンなどによる手書き文
字入力を待っている。ペンによる入力があるとS222
に進み、まずペン先の色指定であるか否かを判断する
(S222)。色指定であった場合にはS223で指定
色に対する処理内容の設定有無を判断し(S223)、
処理内容が設定さてれていない場合にはS224で処理
内容の設定を入力してS221に戻る。S223で既に
処理内容が設定されている場合にはそのままS221に
戻る。
【0063】一方、S222で色指定以外の入力と判断
された場合にはS225へ進んで文字及び記号類である
か否かを判断する(S225)。入力されたものが文字
あるいは記号類で無いと判断された場合には、何も処理
しないでS221に戻る。一方、S225で文字あるい
は記号類と判断されたときには、それが認識対象色で書
かれたか否かを判断し(S226)、認識対象色以外の
色であった場合には入力を無視してS221に戻る。認
識対象色であった場合には手書き文字認識処理を行う
(S227)。
【0064】手書き文字認識結果が編集校正記号で無か
った場合には(S228)S221に戻る。手書き文字
認識結果が編集校正記号であると判断された場合には、
前記編集校正記号が手書きされた表示画面上の位置座標
から文書データ記憶部31に格納されている文書データ
中の該当部分のデータ位置を取得し(S229)、編集
校正記号と共に対象位置データを記憶し(S230)す
る。
【0065】次に前記編集校正記号が手書きされた位置
の近傍に文字が手書きされているか否かを判断し(S2
31)、無い場合は処理を終了する。一方、手書き文字
がある場合には手書き文字認識処理を行い(S23
2)、前記文字あるいは文字列が編集校正記号の意味を
示すものであるか否かを判断し(S233)、そうであ
る場合はその文字列に対応した意味コードに変換して編
集校正記号記憶部32に編集校正記号およびその位置座
標とともに格納して処理を終わる。文字あるいは文字列
が前記の意味を示すものでないと判断(S233)され
た場合には、前記編集校正記号による編集校正処理の際
に文書データを修正するための文字あるいは文字列であ
るとして、編集校正記号およびその座標位置データとと
もに前記文字あるいは文字列データを編集校正記号記憶
部32に格納して処理を終了する。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、請求項1記載の発明で
は、カラー画像情報入力手段によって入力されたカラー
画像情報から文書情報を認識し、また、編集校正記号と
その色を認識して、編集校正記憶手段の記憶情報を参照
して、認識された文書情報に対して認識された編集校正
記号とその色に対応した編集校正処理を実行するので、
従来のモノクローム画像読み込み手段で色消しのために
必要とされていた物理的なカラーフィルターの色特性に
依存する部分を無くすことができ、また、さまざまな編
集校正処理が可能となる。
【0067】また、請求項2記載の発明では、表示手段
に表示された文書情報に対して編集校正記号を手書き入
力し、この入力された編集校正記号とその色を認識し、
編集校正記憶手段の記憶情報を参照して、表示手段に表
示された文書情報に対して認識された編集校正記号とそ
の色に対応した編集校正処理を実行するので、一旦印刷
した原稿に入った編集校正指示を見ながら処理すること
も、また、校正用の印刷出力をすることなく、直接表示
画面で本文を確認しながら編集校正処理することもでき
る。編集校正記号の色を指定できることによって、同じ
記号であっても色の違いによって処理する内容を変える
ことができるので、少ない種類の編集校正記号を用いた
場合でも、多数の異なる編集校正記号を用いたのと同様
の効果が得られる。
【0068】また、請求項3記載の発明では、編集校正
記号認識手段の認識処理において、認識処理を実行する
色を指定することができるので、編集校正原稿上に、本
文および編集校正記号の色と異なる色でコメントなどを
入れることが可能になる。また、認識処理において指定
色を通過させるバンドパスフィルター、あるいは指定色
を除去するバンドリジェクトフィルターを用いることに
よって、誤認識の原因となるカラーノイズの影響を避け
る効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図である。
【図2】記憶手段の構成例を示す図である。
【図3】カラーイメージデータの記憶例を示す図であ
る。
【図4】標準編集校正記号辞書の一例を示す図である。
【図5】本発明による編集校正処理の一例を示す図であ
る。
【図6】編集校正原稿読み取りによる処理のフローチャ
ート図である。
【図7】編集校正記号認識処理のフローチャート図であ
る。
【図8】編集校正記号手書き入力による処理のフローチ
ャート図である。
【図9】手書き入力編集校正記号認識処理のフローチャ
ート図である。
【符号の説明】
1 制御手段 2 カラー画像イメージ入力手段 3 汎用入力手段 4 手書き入力手段 5 編集校正処理手段 6 記憶手段 7 表示手段 8 活字文字認識手段 9 手書き文字認識手段 10 色認識手段 11 画像処理手段 12 バスライン 21 ROM 22 RAM 23 システム全体の制御プログラム 24 活字文字認識辞書 25 手書き文字認識辞書 26 標準カラーパレット 27 標準構成記号辞書 28 入力イメージデータ記憶部 29 活字文字イメージデータ記憶部 30 手書き編集校正記号イメージデータ記憶部 31 文書データ記憶部 32 編集校正記号記憶部 33 磁気記憶装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像情報を入力するカラー画像情
    報入力手段と、 前記カラー画像情報入力手段によって入力されたカラー
    画像情報から文書情報を認識する文書情報認識手段と、 前記カラー画像情報入力手段によって入力されたカラー
    画像情報から編集校正記号とその色を認識する編集校正
    記号認識手段と、 編集校正記号、色および編集校正内容を対応つけて記憶
    する編集校正記憶手段と、 前記編集校正記憶手段の記憶情報を参照して、前記文書
    情報認識手段によって認識された文書情報に対して前記
    編集校正記号認識手段によって認識された編集校正記号
    とその色に対応した編集校正処理を実行する編集校正実
    行手段とを具備したことを特徴とする文書編集校正処理
    装置。
  2. 【請求項2】 文書情報を記憶する文書情報記憶手段
    と、 前記文書情報記憶手段に記憶された文書情報を表示する
    表示手段と、 前記表示手段に表示された文書情報に対して編集校正記
    号を手書き入力する手書き入力手段と、 前記手書き入力手段によって入力された編集校正記号と
    その色を認識する編集校正記号認識手段と、 編集校正記号、色および編集校正内容を対応つけて記憶
    する編集校正記憶手段と、 前記編集校正記憶手段の記憶情報を参照して、前記表示
    手段に表示された文書情報に対して前記編集校正記号認
    識手段によって認識された編集校正記号とその色に対応
    した編集校正処理を実行する編集校正実行手段とを具備
    したことを特徴とする文書編集校正処理装置。
  3. 【請求項3】 前記編集校正記号認識手段の認識処理に
    おいて、認識処理を実行する色を指定することができる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の文書編
    集校正処理装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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