JPH09282276A - 情報管理システム - Google Patents

情報管理システム

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JPH09282276A
JPH09282276A JP9721796A JP9721796A JPH09282276A JP H09282276 A JPH09282276 A JP H09282276A JP 9721796 A JP9721796 A JP 9721796A JP 9721796 A JP9721796 A JP 9721796A JP H09282276 A JPH09282276 A JP H09282276A
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group information
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Pending
Application number
JP9721796A
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English (en)
Inventor
Yuji Wada
裕二 和田
Akira Kawamura
旭 川村
Matsukeebu Furanshisu
マッケーブ フランシス
Masatoshi Shiouchi
正利 塩内
Yoshiaki Teramoto
良明 寺本
Hiroshi Takada
裕志 高田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ネットワークを利用して利用者情
報を管理する情報管理システムに関し、ネットワークを
利用した利用者の個人情報およびグループ情報を効率的
に管理し得るシステムを構築することを目的とする。 【解決手段】 利用者に対応づけて設け当該利用者の個
人情報および他の利用者との間のグループ情報を管理す
る分身と、この分身に対応づけてネットワーク上に設け
当該分身から通知された個人情報を一貫性を持って管理
すると共に、当該分身から通知されたグループ情報につ
いてネットワーク上の該当する他の本体と通信して当該
グループ情報を一貫性を持って管理する本体とを備える
ように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを利
用して利用者情報を管理する情報管理システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】計算機技術の発展に伴い、ネットワーク
で繋がった複数の計算機上で動作するシステムが開発さ
れるようになってきている。例えばネットワーク上でス
ケジュールを管理するシステムなどがこれに当たる。こ
のようなシステムを構築する場合、従来は、図10に示
すように、全利用者のスケジュールを管理するためにサ
ーバを用意し、各利用者はサーバに対してクライアント
としてアクセスし、各スケッジュールなどを登録、更新
などすることが行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した図10の従来
のサーバに全利用者がクライアントとしてアクセスし、
スケジュールを登録、更新などすると、以下のような問
題が発生する。
【0004】(1) サーバに負荷が集中してしまう。
例えばスケジュール管理システムの場合、システム利用
者の全ての情報をサーバで集中管理し、各利用者の個人
のスケジュールや、更にミーティングなどの複数の利用
者で共有するスケジュールも管理することが可能となる
が、各利用者の個人スケージュルや共有するグループス
ケジュールのいずれも常にサーバにアクセスする必要が
生じてしまう。このため、多数の利用者でこのようなス
ケジュール管理システムを使用すると、個々の利用者の
サーバに対する負荷が小さくても、大規模なシステムの
場合にはサーバに負荷が集中して非常に重くなってしま
い、応答が遅くなってしまうという問題がある。
【0005】(2) ネットワークの速度が遅い場合、
システムの動作速度が遅くなる。例えばスケジュール管
理システムの場合に、利用者が個人のスケジュールの登
録、更新などの場合でも、常にサーバにアクセスが必要
となり、通信容量が小さい通信路を用いてサーバと接続
していた場合や、ネットワークの負荷が非常に高い場合
には、システム自身の動作速度が遅くなってしまい、ネ
ットワークの速度に依存して遅くなってしまうという問
題がある。
【0006】(3) サーバにアクセスできない環境で
は利用できない。例えば利用者の端末がサーバに接続で
きない情況(携帯端末がサーバと接続できない情況)の
場合には、スケジュールの登録、更新などができなくな
ってしまい、サービスを受けられなくなってしまう問題
がある。
【0007】本発明は、これらの問題を解決するため、
利用者の分身に対応づけてネットワーク上に本体を設け
て当該利用者の個人情報を管理および他の利用者の本体
と通信してグループ情報を管理すると共に、分身が本体
と通信できないときは当該分身内で情報を保留し通信可
能となったときに本体に送信して管理し、ネットワーク
を利用した利用者の個人情報およびグループ情報を効率
的に管理し得るシステムを構築することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図1において、分身1
は、利用者に対応づけて設け当該利用者の個人情報およ
び他の利用者との間のグループ情報を管理する端末であ
る。
【0009】本体2は、分身1に対応づけてネットワー
ク3上に設け分身1から通知された個人情報を一貫性を
持って管理したり、分身1から通知されたグループ情報
についてネットワーク3上の該当する他の本体2と通信
して当該グループ情報を一貫性を持って管理したりなど
するものである。
【0010】ネットワーク2は、本体2などが相互に情
報の授受を行うネットワークである。次に、動作を説明
する。
【0011】利用者の個人情報および他の利用者との間
のグループ情報を管理する分身1を設け、この分身1に
対応づけてネットワーク3上に本体2を設け、当該本体
2に分身1から通知された個人情報を一貫性を持って管
理する手段および分身1から通知されたグループ情報に
ついてネットワーク3上の該当する他の本体2と通信し
て当該グループ情報を一貫性を持って管理する手段を持
たせるようにしている。
【0012】この際、ネットワーク3上に設けた本体2
が対応する分身1に個人情報およびグループ情報を通知
して一貫性を保持させるようにしている。また、ネット
ワーク3上の本体2が該当する他の本体2にグループ情
報を通知して全ての本体2からグループ情報の更新のO
Kの旨の通知に対応してその旨を全ての本体2に通知し
て一貫性を持ってグループ情報を更新するようにしてい
る。
【0013】また、分身1が対応する本体2と通信不可
のときに当該分身1内の個人情報あるいはグループ情報
を更新し、通信可となったときに変更分を本体2に通知
して当該本体2が一貫性を持って個人情報およびグルー
プ情報を管理しその一貫性を持たせた個人情報およびグ
ループ情報を分身2に通知して当該分身2内の個人情報
およびグループ情報の一貫性を保持させるようにしてい
る。
【0014】従って、利用者の分身1に対応づけてネッ
トワーク3上に本体2を設けて当該利用者の個人情報を
管理および他の利用者の本体2と通信してグループ情報
を管理すると共に、分身1が本体2と通信できないとき
は当該分身1内で情報を保留して通信可能となったとき
に本体2に送信して管理することにより、ネットワーク
3を利用した利用者の個人情報およびグループ情報を効
率的に管理し得るシステムを構築することが可能とな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、図2から図9を用いて本発
明の実施の形態および動作を順次詳細に説明する。
【0016】図2は、本発明の分身の構成図を示す。こ
れは、図1の分身1の構成例である。図2において、通
信部11は、ネットワーク3との間でデータの授受を行
うものであって、例えば後述する図8に示す通信パケッ
トを送受信するものである。
【0017】制御部12は、各種制御を行うものであっ
て、全体を統括制御するものである。入出力部13は、
入出力装置14との間でデータの入出力を行うと共に、
入出力するデータを制御部12との間で受渡しするもの
である。
【0018】入出力装置14は、データを表示して利用
者に知らせたり、利用者がキーあるいは画面から入力し
たデータを取り込んだりなどするものである。記録部1
5は、入力されたデータやネットワーク3から受信した
データなどをファイルに記録データ16として記録させ
たり、ファイルから記録データ16を読みだしたりなど
するものである。
【0019】記録データ16は、各種データを記憶した
ものであって、ここでは、例えば利用者の個人情報ある
いはグループ情報などについて登録、変更などしたとき
の元の情報との変更分を記録するものである。
【0020】ファイル17は、通信時に必要な各種デー
タを保存するものであって、ここでは通信用テーブル
(分身)17−1を保存するものである。通信用テーブ
ル(分身)17−1は、例えば後述する図7の(c)に
示すように、分身1と、対応する本体2のアドレスとを
対応づけて保存するものである。
【0021】スケジュールデータ操作部18は、スケジ
ュールデータ19を操作(登録、更新、変更、削除な
ど)を行うものである。スケジュールデータ19は、利
用者に関するスケジュールデータであって、利用者の個
人情報に対応する個人用のスケジュールデータ19−
1、およびグループ情報に対応するグループ用のスケジ
ュールデータ19−2を保存したものである。
【0022】以上のように、分身1が通信用テーブル
(分身)を持ち、当該分身1に対応する本体2にアドレ
スを用いて通信することが可能となると共に、スケジュ
ールデータ(個人用)19−1およびスケジュールデー
タ(グループ用)19−2を個別に持ち、利用者の個人
情報および複数の利用者に関係するグループ情報をそれ
ぞれ管理することが可能となる。
【0023】図3は、本発明の本体の構成図を示す。こ
れは、図1の本体2の構成例である。図3において、通
信部21は、ネットワーク3との間でデータの授受を行
うと共に対応する分身1との間でデータの授受を行うも
のであって、例えば後述する図8に示す通信パケットを
送受信するものである。
【0024】制御部22は、各種制御を行うものであっ
て、全体を統括制御するものである。入出力部23は、
入出力装置24との間でデータの入出力を行うと共に、
入出力するデータを制御部22との間で受渡しするもの
である。
【0025】入出力装置24は、データを表示したり、
キーあるいは画面から入力したデータを取り込んだりな
どするものである。ファイル27は、通信時に必要な各
種データを保存するものであって、ここでは通信用テー
ブル27−1および通信用テーブル(本体)27−2を
保存するものである。通信用テーブル27−1は、後述
する図7の(a)に示すように、利用者名に対応づけて
そのアドレスを登録したものである。通信用テーブル
(本体)27−2は、後述する図7の(b)に示すよう
に、本体2に対応する分身1のアドレスを登録したもの
である。
【0026】スケジュールデータ操作部28は、スケジ
ュールデータ29を操作(登録、更新、変更、削除な
ど)を行うものである。スケジュールデータ29は、利
用者に関するスケジュールデータであって、利用者の個
人情報に対応する個人用のスケジュールデータ29−
1、およびグループ情報に対応するグループ用のスケジ
ュールデータ29−2を保存したものである。ここで、
本体2の個人用のスケジュールデータ29−1、および
グループ情報に対応するグループ用のスケジュールデー
タ29−2について、一貫性を常に保持するようにして
おり、一貫性を保持させた後に対応する分身1に通知し
て既述した図2の個人用のスケジュールデータ19−
1、およびグループ情報に対応するグループ用のスケジ
ュールデータ19−2を更新し、一貫性を保持するよう
にしている。
【0027】以上のように、本体2が通信用テーブル2
7−1および通信テーブル(本体)27−2を持ち、他
の利用者の本体2に通信したり、当該本体2に対応する
分身1にアドレスを用いて通信したりすることが可能と
なると共に、スケジュールデータ(個人用)29−1お
よびスケジュールデータ(グループ用)29−2を個別
に持ち、一貫性を保持させたこれらを対応する分身1に
通知して当該分身1のスケジュールデータ(個人用)1
9−1およびスケジュールデータ(グループ用)19−
2を更新して一貫性を保持させることが可能となる。
【0028】次に、図4のフローチャートに示す順序に
従い、図1ないし図3の構成のもとで、分身1と本体2
2との情報交換について詳細に説明する。図4は、本発
明の分身と本体との情報交換フローチャートを示す。
【0029】図4において、S1は、本体のアドレスを
通信用テーブルに登録する。これは、後述する図7の
(a)の本体2が持つ通信用テーブル27−1に本体の
アドレスを登録する。例えば利用者Aに対応する本体1
“#11”に対応づけてそのアドレス“#01”を図示
のように登録する。これにより、利用者Aの本体2が
“#1”であって、そのアドレスが“#01”である旨
が登録され、当該通信用テーブル27−1は、全ての本
体2に通知されて保持され、本体2は任意の利用者の本
体2との間で通信することが可能となる。
【0030】S2は、本体と分身の通信用テーブルを作
成する。これは、後述する図7の(b)の通信用テーブ
ル(本体)27−2および図7の(c)の通信用テーブ
ル(分身)27−1をそれぞれ作成し、本体2と分身1
に保持させる。ここで、通信用テーブル(本体)27−
2は、本体2が持ち、本体2“#1”に対応づけて分身
1のアドレス“#001”が登録され、本体2が対応す
る分身1に通信することが可能となる。同様に、通信用
テーブル(分身)17−1は、分身1が持ち、分身1
“#11”に対応づけて本体2のアドレス“#01”が
登録され、分身1が対応する本体2に通信することが可
能となる。
【0031】S3は、分身が本体と通信して情報を交換
する。これは、分身1がS2で作成した通信テーブル
(分身)17−1を参照して対応する本体2のアドレス
に後述する図8の通信パケットを送信すると共に、本体
2がS2で作成した通信テーブル(本体)17−2を参
照して対応する分身1のアドレスに後述する図8の通信
パケットを送信し、情報を交換する。
【0032】以上の通信テーブル27−1、通信テーブ
ル(本体)27−2、および通信テーブル(分身)17
−1を作成することにより、分身1と本体2、更に本体
2の対応する利用者の本体2との間で相互に情報を交換
することが可能となる。
【0033】図5は、本発明のグループスケジュール処
理フローチャートを示す。図5において、S11は、利
用者からグループスケジュールの依頼を受ける。これ
は、利用者が分身1を操作してグループスケジュールの
依頼を対応する本体2に、後述する図8の通信パケット
を送信する。
【0034】S12は、参加者を調べる。これは、S1
1で依頼を受けた本体2が通信パケットを参照、例えば
後述する図8の通信パケットのデータ中の参加者のフィ
ールドを参照して当該グループスケジュールへの参加者
がここでは、“A、B、C”である旨を調べる。
【0035】S13は、参加者の本体のアドレスを探
す。これは、S12で調べた参加者(例えばA、B、
C)について、図7の(a)の通信テーブル27−1を
参照してその参加者の本体2のアドレス(ここでは、#
01、#02、#03)を探す。
【0036】S14は、参加者の本体にグループスケジ
ュールを依頼する。これは、S13で探した全ての参加
者のアドレスに、グループスケジュールを送信してその
本体2に依頼する。
【0037】S15は、全ての本体が依頼を受理したか
判別する。YESの場合には、S14で参加者の本体2
にグループスケジュールの依頼を行い、当該本体2でス
ケジュールが取れたのでそのOKという受理した旨を全
ての本体2から返信を受けたと判明したので、S16で
グループスケジュールの成功した旨を全ての参加者に通
知し、全ての参加者の本体2が対応するグループ用のス
ケジュールデータを一貫性を持って更新する(図6を用
いて詳述する)。一方、S15のNOの場合には、グル
ープスケジュールについていずれかの本体2で失敗した
と判明したので、S17でグループスケジュールの失敗
した旨を全ての参加者に通知し、グループスケジュール
の依頼を破棄する。そして、グループスケジュールに失
敗した旨を依頼元の分身1に通知し、その利用者に知ら
せる。
【0038】以上によって、利用者が分身1を操作して
グループスケジュールを依頼すると、当該分身1が対応
する本体2に依頼し、当該本体2がグループスケジュー
ル中から参加者を見つけてその参加者の全ての本体2に
グループスケジュールの依頼を行い、全ての本体2から
OKの旨を受け取ったときに成功を全ての本体2に通知
して本体2が持つグループスケジュールを更新する。こ
れにより、ある利用者が分身1を介して本体2に参加者
を指定してグループスケジュールを送信して依頼するの
みで、自動的に参加者の本体2に取い合わせてグループ
スケジュールすることが可能となる。
【0039】図6は、本発明の本体のグループスケジュ
ール処理フローチャート(その2)を示す。これは、既
述した図5のS14で他の本体からグループスケジュー
ルの依頼を受けたときの処理である。
【0040】図6において、S21は、他の本体からグ
ループスケジュールの依頼を受ける。これは、例えば既
述した図5のS14で、本体(A)2から参加者である
B、Cの本体2がグループスケジュールの依頼を受け
る。
【0041】S22は、スケジュールを調べる。これ
は、S21でスケジュールの依頼を受けた本体2が、ス
ケジュールデータを調べる。S23は、S22で調べた
結果、スケジュールに空きがあるか判別する。YESの
場合には、S24でスケジュールの依頼を受理し、S2
5で受理を通知(依頼元の本体2に受理した旨を通知)
する。そして、他の全ての本体2から受理した旨の通知
を依頼元の本体2が受けたときに、スケジュール成功の
旨が通知されるので、このときにグループスケジュール
を更新して一貫性を保持すると共に依頼元の分身1にグ
ルークスケジュールに成功した旨を知らせる。一方、S
23のNOの場合には、S26で依頼を拒否し、S27
で拒否を通知(依頼元の本体2に拒否する旨を通知)す
る。そして、依頼元の本体2は拒否の旨を参加者の本体
2に通知してグループスケジュールの更新を中止すると
共に依頼元の分身1にグループスケジュールが失敗した
旨を知らせる。
【0042】図7は、本発明のテーブル例を示す。図7
の(a)は、通信用テーブルを示す。これは、ネットワ
ーク3に接続された全ての本体2が共通に保持するもの
であって、利用者名に対応づけてその本体2のアドレス
を登録したものである。これにより、例えば既述したグ
ループスケジュールの依頼を受けたある本体2が当該グ
ループスケジュール中の参加者に対応する本体2のアド
レスを、この通信用テーブル27−1から見つけて通信
パケットを送信することが可能となる。
【0043】図7の(b)は、通信用テーブル(本体)
を示す。これは、本体2が持つものであって、本体2が
対応する分身1に通信するときのアドレスを登録したも
のである。
【0044】図7の(c)は、通信用テーブル(分身)
を示す。これは、分身1が持つものであって、分身1が
対応する本体2に通信するときのアドレスを登録したも
のである。
【0045】図8は、本発明の通信パケット例を示す。
この通信パケットは、分身1と本体2、本体2と他の本
体2との間で情報を交換するときの例である。ここで
は、図示のように下記の項目を設定する。
【0046】 ・送信元アドレス: ・送信先アドレス: ・操作属性 ・ローカル:分身と本体との間の情報の交換を表す ・リモート:分子と本体と他の本体との間の情報の交換を表す。
【0047】 ・データ ・スケジュールデータ: ・操作:挿入、削除、変更など ・日付: ・イベント: ・参加者:例えばA、B、C ・その他 図9は、本発明の分身の処理フローチャートを示す。
【0048】図9において、S31は、分身内でスケジ
ュールデータの更新(個人用とグループ用を分けて)す
る。S32は、データの変更分を保存(個人用とグルー
プ用を分けて)する。これらS31、S32は、利用者
が分身1を操作してスケジュールデータの更新を行った
場合、当該分身1が持つ個人用のスケジュールデータ
と、グループ用のスケジュールデータとを分けてそれぞ
れ更新し、この更新したときの変更分のみを別途保存す
る。
【0049】S33は、分身が本体と通信可能か判別す
る。YESの場合には、S34に進む。NOの場合に
は、分身1が本体2と通信不可と判明したので、分身1
内でのみS31の更新と、S32の変更分の保存との個
人用とグループ用に分けて行う。これにより、分身1が
本体2と通信不可のときであっても、分身1が保持する
個人用およびグループ用のスケジュールデータを参照し
て更新することが可能となる。
【0050】S34は、S33のYESで分身1が本体
2と通信可能と判明したので、変更分(個人用)のみを
本体に送信する。S35は、本体で変更分(個人用)の
スケジュールデータの更新する。
【0051】S36は、本体が分身に変更(個人用)処
理終了を通知する。以上のS33のYESからS36に
よって、分身1と本体2とが通信可能となったときに、
分身1から変更分(個人用)を本体2に送信して本体2
の個人用のスケジュールデータを更新し、更新が終了し
たときに分身1にその旨を通知し、本体2と分身1との
個人用のスケジュールデータの一貫性が確保されたこと
となる。
【0052】S37は、変更分(グループ用)のスケジ
ュールデータを本体に送信する。S38は、本体で変更
分(グループ用)のスケジュールデータの更新する。S
39は、既述した図5のS11〜S17の処理を行う。
これにより、本体2がグループ用のスケジュールデータ
中の参加者の全ての本体2にグループスケジュール依頼
を行い、その応答(成功、失敗)を受け取る。
【0053】S40は、全部成功か判別する。これは、
S39でグループスケジュールの受け取った結果が全部
成功か判別する。YESの場合には、S41で成功を全
本体と分身に通知する。これにより、グループスケジュ
ールの参加者の本体2でグループスケジュールが更新さ
れることとなる。一方、NOの場合には、S42で失敗
を全本体と分身に通知する。これにより、グループスケ
ジュールの参加者の本体2が失敗を知り、グループスケ
ジュールを更新を中止し、グループスケジュールを依頼
した依頼元の分身1はその依頼が失敗した旨を利用者に
表示して知らせる。
【0054】S41は、本体のスケジュールデータを分
身に送信する。これは、本体2で一貫性の保持したグル
ープ用のスケジュールデータおよび個人用のスケジュー
ルデータについて、対応する分身1に送信する。
【0055】S42は、分身がスケジュールデータを更
新する。これは、S41で受信した一貫性の保持された
グループ用のスケジュールデータおよび個人用のスケジ
ュールデータで、当該分身1が保持するそれぞれのデー
タを更新し、本体1との一貫性を保持させる。
【0056】以上によって、分身1内で個人用とグルー
プ用に分けてスケジュールデータを更新および変更分を
保存し、分身1が本体2と通信可能のとき、あるいは通
信可能となったときに本体2に送信して当該本体2の個
人用のスケジュールデータを更新して一貫性を保持、お
よび当該本体2のグループ用のスケジュールデータにつ
いては他の参加者に依頼して成功したときに更新して一
貫性を保持させた後、対応する分身1に個人用およびグ
ループ用のスケジュールデータを送信して分身1のスケ
ジュールデータの一貫性を保持させることが可能とな
る。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
利用者の分身1に対応づけてネットワーク3上に本体2
を設けて当該利用者の個人情報を管理および他の利用者
の本体2と通信してグループ情報を管理すると共に、分
身1が本体2と通信できないときは当該分身1内で情報
を保留して通信可能となったときに本体2に送信して管
理する構成を採用しているため、ネットワーク3を利用
した利用者の個人情報およびグループ情報を効率的に管
理し得るシステムを構築することができた。これによ
り、 (1) 従来のシステム時のサーバに負荷を集中する事
態を無くし、高速処理を実現できた。
【0058】(2) ネットワークの速度の遅い環境で
あっても、分身1内の情報を参照でき、動作速度が遅く
なる事態を無くすことができた。 (3) 従来のサーバにアクセスできない環境であって
も、分身1内の情報を参照してスケジュールなどを行う
ことができ、しかも通信可能となったときに自動的にス
ケジュールなどの一貫性を保持させることが可能となっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図である。
【図2】本発明の分身の構成図である。
【図3】本発明の本体の構成図である。
【図4】本発明の分身と本体との情報交換フローチャー
トである。
【図5】本発明の本体のグループスケジュール処理フロ
ーチャートである。
【図6】本発明の本体のグループスケジュール処理フロ
ーチャート(その2)である。
【図7】本発明のテーブル例である。
【図8】本発明の通信パケット例である。
【図9】本発明の分身の処理フローチャートである。
【図10】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1:分身 11、21:通信部 12、22:制御部 13、23:入出力部 14、24:入出力装置 15:記録部 16:記録データ 17、27:ファイル 17−1:通信用テーブル(分身) 18、28:スケジュールデータ操作部 19、29:スケジュールデータ 19−1、29−1:個人用のスケジュールデータ 19−2、29−2:グループ用のスケジュールデータ 2:本体 27−1:通信用テーブル 27−2:通信用テーブル(本体) 3:ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランシス マッケーブ 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 塩内 正利 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 寺本 良明 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 高田 裕志 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークを利用して利用者情報を管理
    する情報管理システムにおいて、 利用者に対応づけて設け当該利用者の個人情報および他
    の利用者との間のグループ情報を管理する分身と、 この分身に対応づけてネットワーク上に設け当該分身か
    ら通知された個人情報を一貫性を持って管理すると共
    に、当該分身から通知されたグループ情報についてネッ
    トワーク上の該当する他の本体と通信して当該グループ
    情報を一貫性を持って管理する本体とを備えたことを特
    徴とする情報管理システム。
  2. 【請求項2】上記ネットワーク上に設けた本体が対応す
    る分身に上記個人情報およびグループ情報を通知して一
    貫性を保持させることを特徴とする請求項1記載の情報
    管理システム。
  3. 【請求項3】上記ネットワーク上の本体が該当する他の
    本体にグループ情報を通知して全ての本体からグループ
    情報の更新のOKの旨の通知に対応してその旨を全ての
    本体に通知して一貫性を持ってグループ情報を更新する
    ことを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載のいず
    れかの情報管理システム。
  4. 【請求項4】上記分身が対応する本体と通信不可のとき
    に当該分身内の個人情報あるいはグループ情報を更新お
    よび変更分を保存し、通信可となったときに変更分を本
    体に通知して当該本体が一貫性を持って個人情報および
    グループ情報を管理しその一貫性を持たせた個人情報お
    よびグループ情報を分身に通知して当該分身内の個人情
    報およびグループ情報の一貫性を保持させることを特徴
    とする請求項1ないし請求項3記載のいずれかの情報管
    理システム。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06124263A (ja) * 1992-10-12 1994-05-06 Toshiba Corp コンピュータネットワークにおけるスケジュール調整方式
JPH07509333A (ja) * 1992-12-02 1995-10-12 コンパック・コンピュータ・コーポレイション ホストコンピュータとの自動データ同期化機能を有するハンドヘルドコンピュータ

Patent Citations (2)

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