JPH09281908A - 表示装置 - Google Patents
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- JPH09281908A JPH09281908A JP8095209A JP9520996A JPH09281908A JP H09281908 A JPH09281908 A JP H09281908A JP 8095209 A JP8095209 A JP 8095209A JP 9520996 A JP9520996 A JP 9520996A JP H09281908 A JPH09281908 A JP H09281908A
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Landscapes
- Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 目に優しく、しかもコントラストや応答性に
優れ、且つ耐久性にも優れた表示装置を提供する。 【解決手段】 正電荷が優位な正電荷領域28と負電荷
が優位な負電荷領域26とに電気的に分極された多数の
分極微粒子24をそれぞれ回転可能に担持した微粒子層
8と、露光により電荷が発生し、且つその電荷が移動可
能に構成された光導電体層12とが積層形成された表示
体5と、画像情報に基づいて、前記光導電体層12を選
択的に露光する露光手段30とを備え、前記露光手段3
0により前記光導電体層12を選択的に露光し、その露
光した部分に対応する前記微粒子層8の分極微粒子24
を回転させることにより正電荷領域28あるいは負電荷
領域26によって画像を表示する。
優れ、且つ耐久性にも優れた表示装置を提供する。 【解決手段】 正電荷が優位な正電荷領域28と負電荷
が優位な負電荷領域26とに電気的に分極された多数の
分極微粒子24をそれぞれ回転可能に担持した微粒子層
8と、露光により電荷が発生し、且つその電荷が移動可
能に構成された光導電体層12とが積層形成された表示
体5と、画像情報に基づいて、前記光導電体層12を選
択的に露光する露光手段30とを備え、前記露光手段3
0により前記光導電体層12を選択的に露光し、その露
光した部分に対応する前記微粒子層8の分極微粒子24
を回転させることにより正電荷領域28あるいは負電荷
領域26によって画像を表示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字や図形等の画
像を表示する為の表示装置に関する。
像を表示する為の表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、小説等をデジタル記録した電子ブ
ック等の表示装置には液晶ディスプレイが多数採用され
ている。これらの液晶ディスプレイを構成する液晶素子
は、自らは発光しないため、電力消費量が少なく、且つ
携帯性にも優れている。また、CRT(冷陰極管)やL
ED(発光ダイオード)等の発光素子を使ったディスプ
レイと比べて、目が疲れにくいという利点を有してい
た。
ック等の表示装置には液晶ディスプレイが多数採用され
ている。これらの液晶ディスプレイを構成する液晶素子
は、自らは発光しないため、電力消費量が少なく、且つ
携帯性にも優れている。また、CRT(冷陰極管)やL
ED(発光ダイオード)等の発光素子を使ったディスプ
レイと比べて、目が疲れにくいという利点を有してい
た。
【0003】しかしながら、バックライトを使用しない
タイプの表示装置ではコントラストが悪く、長時間画面
に集中すると使用者は目にかなりの負担が生じるという
欠点があった。一方、バックライトを使用するタイプの
表示装置では見やすいという利点があるものの、CRT
と同様に目が疲れやすいという欠点があった。
タイプの表示装置ではコントラストが悪く、長時間画面
に集中すると使用者は目にかなりの負担が生じるという
欠点があった。一方、バックライトを使用するタイプの
表示装置では見やすいという利点があるものの、CRT
と同様に目が疲れやすいという欠点があった。
【0004】これらの問題を解決するために、帯電した
微粒子の電気泳動を利用した表示装置が、特開平4−6
560号公報に開示されている。この表示装置は、帯電
した微粒子を、その電界の作用により、微粒子の有する
電荷と逆極性の電極に泳動し、電極上に堆積し、逆の電
界を印加すると反対側の電極上に堆積するという原理を
利用したものである。
微粒子の電気泳動を利用した表示装置が、特開平4−6
560号公報に開示されている。この表示装置は、帯電
した微粒子を、その電界の作用により、微粒子の有する
電荷と逆極性の電極に泳動し、電極上に堆積し、逆の電
界を印加すると反対側の電極上に堆積するという原理を
利用したものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
式は電気分解などの電気化学的な変化を起こしやすく、
電気的な耐久性に問題が生じやすかった。また、電気泳
動を利用しているため、微粒子の移動速度が遅く、その
ため、表示の応答速度が遅くなるという問題があった。
式は電気分解などの電気化学的な変化を起こしやすく、
電気的な耐久性に問題が生じやすかった。また、電気泳
動を利用しているため、微粒子の移動速度が遅く、その
ため、表示の応答速度が遅くなるという問題があった。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、目に優しく、しかもコントラス
トや応答性に優れ、且つ耐久性にも優れた表示装置を提
供することを目的とする。
になされたものであり、目に優しく、しかもコントラス
トや応答性に優れ、且つ耐久性にも優れた表示装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の表示装置は、正電荷が優
位な正電荷領域と負電荷が優位な負電荷領域とに電気的
に分極され、且つその正電荷領域と負電荷領域とが異な
る表示態様に構成された多数の分極微粒子をそれぞれ回
転可能に担持した微粒子層と、露光により電荷が発生
し、且つその電荷が移動可能に構成された光導電体層と
が積層形成された表示体と、画像情報に基づいて、前記
光導電体層を選択的に露光する露光手段とを備え、前記
露光手段により前記光導電体層を選択的に露光し、その
露光した部分に対応する前記微粒子層の分極微粒子を回
転させることにより正電荷領域あるいは負電荷領域によ
って画像を表示するように構成している。従って、前記
露光手段により、前記光導電体層を露光すると前記微粒
子層に印加される電界が変化し、前記分極微粒子は電界
の変化によって向きが反転する。分極微粒子は正電荷領
域と負電荷領域とでは表示態様が異なるため、画像情報
に基づいて、選択的に反転させることにより画像を表示
することができる。
に、本発明の請求項1に記載の表示装置は、正電荷が優
位な正電荷領域と負電荷が優位な負電荷領域とに電気的
に分極され、且つその正電荷領域と負電荷領域とが異な
る表示態様に構成された多数の分極微粒子をそれぞれ回
転可能に担持した微粒子層と、露光により電荷が発生
し、且つその電荷が移動可能に構成された光導電体層と
が積層形成された表示体と、画像情報に基づいて、前記
光導電体層を選択的に露光する露光手段とを備え、前記
露光手段により前記光導電体層を選択的に露光し、その
露光した部分に対応する前記微粒子層の分極微粒子を回
転させることにより正電荷領域あるいは負電荷領域によ
って画像を表示するように構成している。従って、前記
露光手段により、前記光導電体層を露光すると前記微粒
子層に印加される電界が変化し、前記分極微粒子は電界
の変化によって向きが反転する。分極微粒子は正電荷領
域と負電荷領域とでは表示態様が異なるため、画像情報
に基づいて、選択的に反転させることにより画像を表示
することができる。
【0008】また、請求項2に記載の表示装置は、前記
表示態様が色彩に基づいたものである。従って、簡単な
構成により所望の色彩の画像を表示することができる。
表示態様が色彩に基づいたものである。従って、簡単な
構成により所望の色彩の画像を表示することができる。
【0009】また、請求項3に記載の表示装置は、前記
分極微粒子が、マイクロカプセル内に収納されている。
従って、前記微粒子層に印加される電界の変化により、
前記分極微粒子が回転する。
分極微粒子が、マイクロカプセル内に収納されている。
従って、前記微粒子層に印加される電界の変化により、
前記分極微粒子が回転する。
【0010】また、請求項4に記載の表示装置は、前記
分極微粒子が、電界の変化に対して所定のヒステリシス
を有して反転するように構成している。従って、前記分
極微粒子が静電的なノイズ等により誤って反転すること
がなく、また、バイアス電界が遮断された状態でも画像
表示を確実に保持することができる。
分極微粒子が、電界の変化に対して所定のヒステリシス
を有して反転するように構成している。従って、前記分
極微粒子が静電的なノイズ等により誤って反転すること
がなく、また、バイアス電界が遮断された状態でも画像
表示を確実に保持することができる。
【0011】また、請求項5に記載の表示装置は、前記
分極微粒子の反転に対するヒステリシスを、その分極微
粒子の質量や表面状態などによって設定している。従っ
て、電界による反転の感度及び画像の保持特性を、所望
の値に設定することができる。
分極微粒子の反転に対するヒステリシスを、その分極微
粒子の質量や表面状態などによって設定している。従っ
て、電界による反転の感度及び画像の保持特性を、所望
の値に設定することができる。
【0012】また、請求項6に記載の表示装置は、前記
表示体の両面にそれぞれ透明電極を設け、それらの両透
明電極間にバイアス電圧を印加する電圧印加手段を備え
ている。従って、順バイアスを印加することで電界の変
化を生じやすくすることができ、また、逆バイアスを印
加することで画像を簡単に消去することができる。
表示体の両面にそれぞれ透明電極を設け、それらの両透
明電極間にバイアス電圧を印加する電圧印加手段を備え
ている。従って、順バイアスを印加することで電界の変
化を生じやすくすることができ、また、逆バイアスを印
加することで画像を簡単に消去することができる。
【0013】また、請求項7に記載の表示装置は、前記
光導電体層が、露光により電荷を発生する電荷発生層
と、前記電荷発生層において発生した電荷を輸送する電
荷輸送層との積層構造により形成している。従って、前
記光導電体層を構成する材料の選択性が広く、また電界
変化の大きさを電荷発生層及び電荷輸送層の層厚と誘電
率とで制御することができる。
光導電体層が、露光により電荷を発生する電荷発生層
と、前記電荷発生層において発生した電荷を輸送する電
荷輸送層との積層構造により形成している。従って、前
記光導電体層を構成する材料の選択性が広く、また電界
変化の大きさを電荷発生層及び電荷輸送層の層厚と誘電
率とで制御することができる。
【0014】また、請求項8に記載の表示装置は、前記
露光手段が、発光手段と、その発光手段が発した光を前
記光導電体層上に走査する光走査手段とから構成されて
いる。従って、高精度で、前記光導電体層を選択露光す
ることができる。
露光手段が、発光手段と、その発光手段が発した光を前
記光導電体層上に走査する光走査手段とから構成されて
いる。従って、高精度で、前記光導電体層を選択露光す
ることができる。
【0015】また、請求項9に記載の表示装置は、前記
微粒子層が、正電荷領域若しくは負電荷領域の色彩が互
いに異なる複数種類の分極微粒子を回転可能に担持して
いる。従って、前記複数種類の分極微粒子を画像情報に
基づいて選択的に回転させることにより、カラー画像の
表示を行うことができる。
微粒子層が、正電荷領域若しくは負電荷領域の色彩が互
いに異なる複数種類の分極微粒子を回転可能に担持して
いる。従って、前記複数種類の分極微粒子を画像情報に
基づいて選択的に回転させることにより、カラー画像の
表示を行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
形態を図面を参照して説明する。
形態を図面を参照して説明する。
【0017】まず、本発明の第1の実施の形態の表示装
置1の構成及び基本原理について図1を参照しながら説
明する。
置1の構成及び基本原理について図1を参照しながら説
明する。
【0018】本実施の形態の表示装置1に用いられる表
示体5は、保護層4、上方透明電極6、表示微粒子8が
担持された微粒子層10、光導電体層12、下方透明電
極14の順に構成された多層膜構造となっている。
示体5は、保護層4、上方透明電極6、表示微粒子8が
担持された微粒子層10、光導電体層12、下方透明電
極14の順に構成された多層膜構造となっている。
【0019】光導電体層12は、有機感光体(OPC)
等の感光体から成り、微粒子層10側に形成された電荷
輸送層16と下方透明電極14側に形成された電荷発生
層18とから構成されている。
等の感光体から成り、微粒子層10側に形成された電荷
輸送層16と下方透明電極14側に形成された電荷発生
層18とから構成されている。
【0020】上方透明電極6と下方透明電極14にはバ
イアス印加手段20が接続されており、順バイアスE1
及び逆バイアスE2を適時印加可能である。ここで、上
方透明電極6側を負電極、下方透明電極14側を正電極
とする方向を順バイアス、その逆向きを逆バイアスと定
義する。尚、上方透明電極6、下方透明電極14、及び
バイアス印加手段20は本発明の電圧印加手段を構成す
るものである。
イアス印加手段20が接続されており、順バイアスE1
及び逆バイアスE2を適時印加可能である。ここで、上
方透明電極6側を負電極、下方透明電極14側を正電極
とする方向を順バイアス、その逆向きを逆バイアスと定
義する。尚、上方透明電極6、下方透明電極14、及び
バイアス印加手段20は本発明の電圧印加手段を構成す
るものである。
【0021】上方透明電極6と下方透明電極14とは、
酸化インジウムや酸化スズで被膜したガラス板等が好適
に用いられる。
酸化インジウムや酸化スズで被膜したガラス板等が好適
に用いられる。
【0022】保護層4は、前記上方透明電極6を保護す
るために上方透明電極6上に設けられ、ポリエチレンテ
レフタレート(PET)フィルム等が好適に用いられ
る。
るために上方透明電極6上に設けられ、ポリエチレンテ
レフタレート(PET)フィルム等が好適に用いられ
る。
【0023】微粒子層11には、表示微粒子8が、二次
元的、つまり、縦横に規則正しく平面的に配置されてい
る。
元的、つまり、縦横に規則正しく平面的に配置されてい
る。
【0024】表示微粒子8は、直径が数十マイクロメー
トルの透明なマイクロカプセル22中に、電気的に分極
した球状の分極微粒子24を回動可能に格納して構成さ
れている。
トルの透明なマイクロカプセル22中に、電気的に分極
した球状の分極微粒子24を回動可能に格納して構成さ
れている。
【0025】分極微粒子24は、酸化チタン(Ti
O2)添加ガラス等の材質からなり、その表面が球の中
心を通る断面を境に光の反射率が異なる領域に分かれて
いて、その反射率の異なった領域が分極の方向と対応し
ており、光の反射率が高い領域は負電荷が優位な負電荷
領域26とされ、また、光の反射率が低い領域は正電荷
が優位な正電荷領域28とされる。そして、前記負電荷
領域26の表面は白く見え、正電荷領域28の表面は黒
く見える。この構成により、分極微粒子24は、電界に
よって、負電荷領域26と正電荷領域28の方向を制御
できる。この構成の分極微粒子24は反転によって白色
と黒色とを変化させるとことができるので電気泳動によ
って微粒子を移動させる従来方式よりも応答速度が速
く、しかも電気化学的な現象を利用していないため、気
体の発生や電極の劣化が無く耐久性に優れている。
O2)添加ガラス等の材質からなり、その表面が球の中
心を通る断面を境に光の反射率が異なる領域に分かれて
いて、その反射率の異なった領域が分極の方向と対応し
ており、光の反射率が高い領域は負電荷が優位な負電荷
領域26とされ、また、光の反射率が低い領域は正電荷
が優位な正電荷領域28とされる。そして、前記負電荷
領域26の表面は白く見え、正電荷領域28の表面は黒
く見える。この構成により、分極微粒子24は、電界に
よって、負電荷領域26と正電荷領域28の方向を制御
できる。この構成の分極微粒子24は反転によって白色
と黒色とを変化させるとことができるので電気泳動によ
って微粒子を移動させる従来方式よりも応答速度が速
く、しかも電気化学的な現象を利用していないため、気
体の発生や電極の劣化が無く耐久性に優れている。
【0026】保護層4と下方透明電極14とは、可視光
をよく透過するため、保護層4側から分極微粒子24の
色を確認できる。
をよく透過するため、保護層4側から分極微粒子24の
色を確認できる。
【0027】図2に、表示微粒子8中の分極微粒子24
の方向と電界強度の関係を示す。ここでは、保護層4側
を黒い領域すなわち正電荷が優位な領域が向く方向をA
方向、その逆方向をB方向と定義する。また、電界は順
バイアス方向を正とする。
の方向と電界強度の関係を示す。ここでは、保護層4側
を黒い領域すなわち正電荷が優位な領域が向く方向をA
方向、その逆方向をB方向と定義する。また、電界は順
バイアス方向を正とする。
【0028】分極微粒子24は電界を変化させた際、一
定のヒステリシスをもって反転する。すなわち、電界が
−Ecよりも十分小さい逆バイアスを印加した場合、す
べての分極微粒子24はB方向を示すが、この状態で順
バイアスを印加しても、電界がEc以上とならない限
り、ほとんどの粒子は反転しない。順バイアスを増加さ
せ、電界がEcより十分大きくなるとすべての粒子が反
転し、A方向を示す。さらに、この状態から電界の方向
を切り替え、逆バイアスを増加させていった場合でも同
様であり、逆バイアスによる電界が−Ec以下にならな
い限りほとんどの分極微粒子24はA方向に向いたまま
であり、さらに逆バイアスを増加させて、電界が−Ec
より十分小さくなった時点ですべての分極微粒子24が
B方向に向きをそろえる。
定のヒステリシスをもって反転する。すなわち、電界が
−Ecよりも十分小さい逆バイアスを印加した場合、す
べての分極微粒子24はB方向を示すが、この状態で順
バイアスを印加しても、電界がEc以上とならない限
り、ほとんどの粒子は反転しない。順バイアスを増加さ
せ、電界がEcより十分大きくなるとすべての粒子が反
転し、A方向を示す。さらに、この状態から電界の方向
を切り替え、逆バイアスを増加させていった場合でも同
様であり、逆バイアスによる電界が−Ec以下にならな
い限りほとんどの分極微粒子24はA方向に向いたまま
であり、さらに逆バイアスを増加させて、電界が−Ec
より十分小さくなった時点ですべての分極微粒子24が
B方向に向きをそろえる。
【0029】このように、Ecで表されるヒステリシス
の大きさは、分極微粒子24の質量、分極微粒子24と
マイクロカプセル22の摩擦係数等に影響されるため、
分極微粒子の質量や表面状態を制御することにより、所
望の値に設定することができる。これにより、分極微粒
子24の反転の感度、安定性を容易に設定可能である。
また、分極微粒子24がマイクロカプセル中22に構成
されていることにより、粒子の大きさをそろえやすく、
反転に必要な電界強度のばらつきを小さくすることがで
きるという効果も生じる。
の大きさは、分極微粒子24の質量、分極微粒子24と
マイクロカプセル22の摩擦係数等に影響されるため、
分極微粒子の質量や表面状態を制御することにより、所
望の値に設定することができる。これにより、分極微粒
子24の反転の感度、安定性を容易に設定可能である。
また、分極微粒子24がマイクロカプセル中22に構成
されていることにより、粒子の大きさをそろえやすく、
反転に必要な電界強度のばらつきを小さくすることがで
きるという効果も生じる。
【0030】また、露光手段30は、前記下方透明電極
14側から前記光導電体層12を選択的にレーザ光36
を露光できるように設置されている。露光手段30は、
レーザプリンタ等に使用されるもので、半導体レーザ3
2とポリゴンスキャナー34とから構成されている。
尚、半導体レーザ32は本発明の発光手段を、ポリゴン
スキャナー34は光走査手段をそれぞれ構成するもので
ある。
14側から前記光導電体層12を選択的にレーザ光36
を露光できるように設置されている。露光手段30は、
レーザプリンタ等に使用されるもので、半導体レーザ3
2とポリゴンスキャナー34とから構成されている。
尚、半導体レーザ32は本発明の発光手段を、ポリゴン
スキャナー34は光走査手段をそれぞれ構成するもので
ある。
【0031】次に、以上の構成の表示装置1の動作につ
いて説明を行う。
いて説明を行う。
【0032】まず、最初に逆バイアス−E0が、分極微
粒子24に印加されるように、バイアス印加手段の電圧
及び極性を設定する。逆バイアス−E0が、印加される
と分極微粒子24がすべてB方向を向き、保護層4側か
ら見た場合、微粒子層10は一面すべて白く見える。こ
こで、逆バイアス−E0は、−E0<−Ecの条件を満た
している。
粒子24に印加されるように、バイアス印加手段の電圧
及び極性を設定する。逆バイアス−E0が、印加される
と分極微粒子24がすべてB方向を向き、保護層4側か
ら見た場合、微粒子層10は一面すべて白く見える。こ
こで、逆バイアス−E0は、−E0<−Ecの条件を満た
している。
【0033】次に、バイアス印加手段20の極性及び電
圧を切り替え、順バイアス電界E1が分極微粒子24に
印加されるように設定する。このとき、順バイアスE1
は、E1<Ecを満たしているため、順バイアスに拘ら
ず、分極微粒子24は反転しない。
圧を切り替え、順バイアス電界E1が分極微粒子24に
印加されるように設定する。このとき、順バイアスE1
は、E1<Ecを満たしているため、順バイアスに拘ら
ず、分極微粒子24は反転しない。
【0034】この状態で露光手段30により光導電体層
12を露光すると、電荷発生層18で、負電荷(電子)
100と正電荷(ホール)101が発生する。そして、
負電荷100は下方透明電極14の正電荷103と中和
し、正電荷101は電荷輸送層16を移動して電荷輸送
層16内の微粒子層10との界面近辺に蓄積される。こ
のように、正電荷101が蓄積された点では分極微粒子
24に印加される電界の大きさがE2まで増加する。こ
のとき、電界E2は、E2>Ecを満たすように設定され
ており、分極微粒子24は反転する。すなわち、露光手
段20により選択的に露光された点に存在する分極微粒
子24のみが反転し、保護層4側から見た場合黒色とな
る。従って、画像情報に従って光導電体層12を露光す
ることで選択的に表示微粒子8を白もしくは黒に設定で
き、所望の画像を表示することができる。さらに、画像
を書き変える場合は、この一連の動作を繰り返せばよ
い。
12を露光すると、電荷発生層18で、負電荷(電子)
100と正電荷(ホール)101が発生する。そして、
負電荷100は下方透明電極14の正電荷103と中和
し、正電荷101は電荷輸送層16を移動して電荷輸送
層16内の微粒子層10との界面近辺に蓄積される。こ
のように、正電荷101が蓄積された点では分極微粒子
24に印加される電界の大きさがE2まで増加する。こ
のとき、電界E2は、E2>Ecを満たすように設定され
ており、分極微粒子24は反転する。すなわち、露光手
段20により選択的に露光された点に存在する分極微粒
子24のみが反転し、保護層4側から見た場合黒色とな
る。従って、画像情報に従って光導電体層12を露光す
ることで選択的に表示微粒子8を白もしくは黒に設定で
き、所望の画像を表示することができる。さらに、画像
を書き変える場合は、この一連の動作を繰り返せばよ
い。
【0035】なお、光導電体層12を露光することによ
る電界の変化は、電荷輸送層16及び電荷発生層18の
膜厚および誘電率に大きく影響する。このため、変化量
を制御するためには材料選択性が広く、設計の自由度が
大きい積層タイプの光導電体層が適している。もちろ
ん、材料の特性が適していれば、電荷輸送層中に電荷発
生部を分散させた単層タイプの光導電体層を用いること
も可能である。
る電界の変化は、電荷輸送層16及び電荷発生層18の
膜厚および誘電率に大きく影響する。このため、変化量
を制御するためには材料選択性が広く、設計の自由度が
大きい積層タイプの光導電体層が適している。もちろ
ん、材料の特性が適していれば、電荷輸送層中に電荷発
生部を分散させた単層タイプの光導電体層を用いること
も可能である。
【0036】この表示装置1で形成された画像は、発光
素子によるものではないため、ちらつきがなく、目に負
担が生じない。また、実際に白色の面と黒色の面を直
接、選択的に変換するため、コントラストがよく、実際
に紙に印刷された画像に近い自然な画像が得られる。ま
た、前記分極微粒子24が電界の変化に対して、所定の
ヒステリシスとを有して反転するため、静電的なノイズ
に強く、またバイアス電界が遮断された後も画像を保持
する事も可能である。
素子によるものではないため、ちらつきがなく、目に負
担が生じない。また、実際に白色の面と黒色の面を直
接、選択的に変換するため、コントラストがよく、実際
に紙に印刷された画像に近い自然な画像が得られる。ま
た、前記分極微粒子24が電界の変化に対して、所定の
ヒステリシスとを有して反転するため、静電的なノイズ
に強く、またバイアス電界が遮断された後も画像を保持
する事も可能である。
【0037】なお、前記実施の形態では分極微粒子24
の表面を、反射率が高い領域と反射率が低い領域の2つ
に分け、白色と黒色のスイッチングを行ったが、表面を
異なった2つの色、例えば赤色と青色で形成することに
よっても画像を形成することができる。
の表面を、反射率が高い領域と反射率が低い領域の2つ
に分け、白色と黒色のスイッチングを行ったが、表面を
異なった2つの色、例えば赤色と青色で形成することに
よっても画像を形成することができる。
【0038】次に、本発明の第2の実施の形態の表示装
置2について説明する。尚、前記第1の実施の形態と同
一の部材については同一の名称及び符号を引用し、その
詳細な説明を省略する。
置2について説明する。尚、前記第1の実施の形態と同
一の部材については同一の名称及び符号を引用し、その
詳細な説明を省略する。
【0039】表示装置2は、図3に示すように、分極微
粒子を3種類用意し、それらの粒子を順に配列した微粒
子層11を設けてカラー画像を表示するように構成した
表示体7を備えたものである。
粒子を3種類用意し、それらの粒子を順に配列した微粒
子層11を設けてカラー画像を表示するように構成した
表示体7を備えたものである。
【0040】表示微粒子は、イエロー表示微粒子40、
マゼンダ表示微粒子42、シアン表示微粒子44の3種
類から構成されており、それぞれマイクロカプセル22
中に、球状のイエロー分極微粒子46、マゼンダ分極微
粒子48、シアン分極微粒子50が回転可能に保持され
ている。イエロー分極微粒子46は、中心を通る断面を
境に、イエローの領域と、白い領域に分かれており、イ
エローの領域は正電荷が優位であり、白い領域は負電荷
が優位である。従って、電界の変化によりイエロー表示
微粒子40の色を、イエローと白色のいずれか所望の色
に制御できる。同様に、マゼンダ分極微粒子48は、中
心を通る断面を境に、マゼンダの領域と、白い領域に分
かれており、マゼンダの領域は正電荷が優位であり、白
い領域は負電荷が優位である。従って、電界の変化によ
りマゼンダ表示微粒子42の色を、マゼンダと白色いず
れか所望の色に制御できる。同様に、シアン分極微粒子
50は、中心を通る断面を境に、シアンの領域と、白い
領域に分かれており、シアンの領域は正電荷が優位であ
り、白い領域は負電荷が優位である。従って、電界の変
化によりシアン表示微粒子44の色を、シアンと白色い
ずれか所望の色に制御できる。
マゼンダ表示微粒子42、シアン表示微粒子44の3種
類から構成されており、それぞれマイクロカプセル22
中に、球状のイエロー分極微粒子46、マゼンダ分極微
粒子48、シアン分極微粒子50が回転可能に保持され
ている。イエロー分極微粒子46は、中心を通る断面を
境に、イエローの領域と、白い領域に分かれており、イ
エローの領域は正電荷が優位であり、白い領域は負電荷
が優位である。従って、電界の変化によりイエロー表示
微粒子40の色を、イエローと白色のいずれか所望の色
に制御できる。同様に、マゼンダ分極微粒子48は、中
心を通る断面を境に、マゼンダの領域と、白い領域に分
かれており、マゼンダの領域は正電荷が優位であり、白
い領域は負電荷が優位である。従って、電界の変化によ
りマゼンダ表示微粒子42の色を、マゼンダと白色いず
れか所望の色に制御できる。同様に、シアン分極微粒子
50は、中心を通る断面を境に、シアンの領域と、白い
領域に分かれており、シアンの領域は正電荷が優位であ
り、白い領域は負電荷が優位である。従って、電界の変
化によりシアン表示微粒子44の色を、シアンと白色い
ずれか所望の色に制御できる。
【0041】表示装置2は、カラー画像に対応した画像
情報に基づいて前記光導電体層12を露光し、前記3種
類の表示微粒子の回転を制御することにより、カラー画
像を表示することが可能である。
情報に基づいて前記光導電体層12を露光し、前記3種
類の表示微粒子の回転を制御することにより、カラー画
像を表示することが可能である。
【0042】その他、本発明の要旨を超えない範囲で様
々な変更を加えることが可能である。
々な変更を加えることが可能である。
【0043】例えば、前記各実施の形態においては、分
極微粒子をマイクロカプセル内に収納したが、前記微粒
子層に前記分極微粒子が回転可能な孔を多数設けて構成
してもよい。
極微粒子をマイクロカプセル内に収納したが、前記微粒
子層に前記分極微粒子が回転可能な孔を多数設けて構成
してもよい。
【0044】また、前記各実施の形態においては、上方
透明電極6、下方透明電極14、及びバイアス印加手段
20からなる電圧印加手段を設けたが、これを設けるこ
となく外部の電界発生手段により電界を変化させるよう
に構成しても構わない。
透明電極6、下方透明電極14、及びバイアス印加手段
20からなる電圧印加手段を設けたが、これを設けるこ
となく外部の電界発生手段により電界を変化させるよう
に構成しても構わない。
【0045】また、前記各実施の形態においては、使用
者が表示装置1若しくは2の保護層4側から見るように
構成したが、光導電体層12を透明な材質により構成す
れば下方透明電極14側から見るように構成することも
可能である。
者が表示装置1若しくは2の保護層4側から見るように
構成したが、光導電体層12を透明な材質により構成す
れば下方透明電極14側から見るように構成することも
可能である。
【0046】また、前記各実施の形態においては、露光
手段30を半導体レーザ32とポリゴンスキャナー34
とから構成したが、LEDアレイ等の発光素子アレイに
より構成することも可能である。
手段30を半導体レーザ32とポリゴンスキャナー34
とから構成したが、LEDアレイ等の発光素子アレイに
より構成することも可能である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の請求項1に記載の表示装置は、正電荷が優位な
正電荷領域と負電荷が優位な負電荷領域とに電気的に分
極され、且つその正電荷領域と負電荷領域とが異なる表
示態様に構成された多数の分極微粒子をそれぞれ回転可
能に担持した微粒子層と、露光により電荷が発生し、且
つその電荷が移動可能に構成された光導電体層とが積層
形成された表示体と、画像情報に基づいて、前記光導電
体層を選択的に露光する露光手段とを備え、前記露光手
段により前記光導電体層を選択的に露光し、その露光し
た部分に対応する前記微粒子層の分極微粒子を回転させ
ることにより正電荷領域あるいは負電荷領域によって画
像を表示するように構成している。従って、前記露光手
段により、前記光導電体層を露光すると前記微粒子層に
印加される電界が変化し、前記分極微粒子は電界の変化
によって向きが反転する。分極微粒子は、正電荷領域と
負電荷領域とでは表示態様が異なるため、画像情報に基
づいて、選択的に反転させることにより画像を表示する
ことができる。そして、この表示画像は発光素子による
ものではなく、しかもコントラストが大きいため、目に
負担の少ない画像を形成することができる。
本発明の請求項1に記載の表示装置は、正電荷が優位な
正電荷領域と負電荷が優位な負電荷領域とに電気的に分
極され、且つその正電荷領域と負電荷領域とが異なる表
示態様に構成された多数の分極微粒子をそれぞれ回転可
能に担持した微粒子層と、露光により電荷が発生し、且
つその電荷が移動可能に構成された光導電体層とが積層
形成された表示体と、画像情報に基づいて、前記光導電
体層を選択的に露光する露光手段とを備え、前記露光手
段により前記光導電体層を選択的に露光し、その露光し
た部分に対応する前記微粒子層の分極微粒子を回転させ
ることにより正電荷領域あるいは負電荷領域によって画
像を表示するように構成している。従って、前記露光手
段により、前記光導電体層を露光すると前記微粒子層に
印加される電界が変化し、前記分極微粒子は電界の変化
によって向きが反転する。分極微粒子は、正電荷領域と
負電荷領域とでは表示態様が異なるため、画像情報に基
づいて、選択的に反転させることにより画像を表示する
ことができる。そして、この表示画像は発光素子による
ものではなく、しかもコントラストが大きいため、目に
負担の少ない画像を形成することができる。
【0048】また、請求項2に記載の表示装置は、前記
表示態様が色彩に基づいたものである。従って、簡単な
構成により所望の色彩の画像を表示することができる。
表示態様が色彩に基づいたものである。従って、簡単な
構成により所望の色彩の画像を表示することができる。
【0049】また、請求項3に記載の表示装置は、前記
分極微粒子が、マイクロカプセル内に収納されている。
従って、前記微粒子層に印加される電界の変化により、
前記分極微粒子が回転する。また、前記分極微粒子の大
きさをそろえやすく、反転に必要な電界強度のばらつき
を小さくすることができる。
分極微粒子が、マイクロカプセル内に収納されている。
従って、前記微粒子層に印加される電界の変化により、
前記分極微粒子が回転する。また、前記分極微粒子の大
きさをそろえやすく、反転に必要な電界強度のばらつき
を小さくすることができる。
【0050】また、請求項4に記載の表示装置は、前記
分極微粒子が、電界の変化に対して所定のヒステリシス
を有して反転するように構成している。従って、前記分
極微粒子が静電的なノイズ等により誤って反転すること
がなく、また、バイアス電界が遮断された状態でも画像
表示を確実に保持することができる。
分極微粒子が、電界の変化に対して所定のヒステリシス
を有して反転するように構成している。従って、前記分
極微粒子が静電的なノイズ等により誤って反転すること
がなく、また、バイアス電界が遮断された状態でも画像
表示を確実に保持することができる。
【0051】また、請求項5に記載の表示装置は、前記
分極微粒子の反転に対するヒステリシスを、その分極微
粒子の質量や表面状態などによって設定している。従っ
て、電界による反転の感度及び画像の保持特性を、所望
の値に設定することができる。
分極微粒子の反転に対するヒステリシスを、その分極微
粒子の質量や表面状態などによって設定している。従っ
て、電界による反転の感度及び画像の保持特性を、所望
の値に設定することができる。
【0052】また、請求項6に記載の表示装置は、前記
表示体の両面にそれぞれ透明電極を設け、それらの両透
明電極間にバイアス電圧を印加する電圧印加手段を備え
ている。従って、順バイアスを印加することで電界の変
化を生じやすくすることができ、また、逆バイアスを印
加することで画像を簡単に消去することができる。
表示体の両面にそれぞれ透明電極を設け、それらの両透
明電極間にバイアス電圧を印加する電圧印加手段を備え
ている。従って、順バイアスを印加することで電界の変
化を生じやすくすることができ、また、逆バイアスを印
加することで画像を簡単に消去することができる。
【0053】また、請求項7に記載の表示装置は、前記
光導電体層が、露光により電荷を発生する電荷発生層
と、前記電荷発生層において発生した電荷を輸送する電
荷輸送層との積層構造により形成している。従って、前
記光導電体層を構成する材料の選択性が広く、また電界
変化の大きさを電荷発生層及び電荷輸送層の層厚と誘電
率とで制御することができる。
光導電体層が、露光により電荷を発生する電荷発生層
と、前記電荷発生層において発生した電荷を輸送する電
荷輸送層との積層構造により形成している。従って、前
記光導電体層を構成する材料の選択性が広く、また電界
変化の大きさを電荷発生層及び電荷輸送層の層厚と誘電
率とで制御することができる。
【0054】また、請求項8に記載の表示装置は、前記
露光手段が、発光手段と、その発光手段が発した光を前
記光導電体層上に走査する光走査手段とから構成されて
いる。従って、高精度で、前記光導電体層を選択露光す
ることができる。
露光手段が、発光手段と、その発光手段が発した光を前
記光導電体層上に走査する光走査手段とから構成されて
いる。従って、高精度で、前記光導電体層を選択露光す
ることができる。
【0055】また、請求項9に記載の表示装置は、前記
微粒子層が、正電荷領域若しくは負電荷領域の色彩が互
いに異なる複数種類の分極微粒子を回転可能に担持して
いる。従って、前記複数種類の分極微粒子を画像情報に
基づいて選択的に回転させることにより、カラー画像の
表示を行うことができる。
微粒子層が、正電荷領域若しくは負電荷領域の色彩が互
いに異なる複数種類の分極微粒子を回転可能に担持して
いる。従って、前記複数種類の分極微粒子を画像情報に
基づいて選択的に回転させることにより、カラー画像の
表示を行うことができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態の表示装置の構成を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図2】分極微粒子の電界と方向の関係を示す説明図で
ある。
ある。
【図3】本発明の第2の実施の形態の表示装置の構成を
示す説明図である。
示す説明図である。
1 表示装置 2 表示装置 5 表示体 6 上方透明電極 7 表示体 10 微粒子層 11 微粒子層 12 光導電体層 14 下方透明電極 16 電荷輸送層 18 電荷発生層 20 バイアス印加手段 22 マイクロカプセル 24 分極微粒子 26 負電荷領域 28 正電荷領域 30 露光手段 32 半導体レーザ 34 ポリゴンスキャナー 46 イエロー分極微粒子 48 マゼンダ分極微粒子 50 シアン分極微粒子
Claims (9)
- 【請求項1】 正電荷が優位な正電荷領域と負電荷が優
位な負電荷領域とに電気的に分極され、且つその正電荷
領域と負電荷領域とが異なる表示態様に構成された多数
の分極微粒子をそれぞれ回転可能に担持した微粒子層
と、露光により電荷が発生し、且つその電荷が移動可能
に構成された光導電体層とが積層形成された表示体と、 画像情報に基づいて、前記光導電体層を選択的に露光す
る露光手段とを備え、 前記露光手段により前記光導電体層を選択的に露光し、
その露光した部分に対応する前記微粒子層の分極微粒子
を回転させることにより正電荷領域あるいは負電荷領域
によって画像を表示するように構成したことを特徴とす
る表示装置。 - 【請求項2】 前記表示態様は、色彩に基づくことを特
徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 【請求項3】 前記分極微粒子は、マイクロカプセル内
に収納されていることを特徴とする請求項1若しくは2
に記載の表示装置。 - 【請求項4】 前記分極微粒子は、電界の変化に対して
所定のヒステリシスを有して反転するように構成したこ
とを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の表示
装置。 - 【請求項5】 前記分極微粒子の反転に対するヒステリ
シスを、その分極微粒子の質量や表面状態などによって
設定したことを特徴とする請求項4に記載の表示装置。 - 【請求項6】 前記表示体の両面にそれぞれ透明電極を
設け、それらの両透明電極間にバイアス電圧を印加する
電圧印加手段を、 更に備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
に記載の表示装置。 - 【請求項7】 前記光導電体層は、露光により電荷を発
生する電荷発生層と、前記電荷発生層において発生した
電荷を輸送する電荷輸送層との積層構造により形成した
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の表
示装置。 - 【請求項8】 前記露光手段は、発光手段と、その発光
手段が発した光を前記光導電体層上に走査する光走査手
段とから構成されることを特徴とする請求項1乃至7の
いずれかに記載の表示装置。 - 【請求項9】 前記微粒子層は、正電荷領域若しくは負
電荷領域の色彩が互いに異なる複数種類の分極微粒子を
回転可能に担持したことを特徴とする請求項1乃至8の
いずれかに記載の表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8095209A JPH09281908A (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8095209A JPH09281908A (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | 表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09281908A true JPH09281908A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=14131366
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8095209A Pending JPH09281908A (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | 表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09281908A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002017009A3 (en) * | 2000-08-21 | 2003-01-16 | Donnelley & Sons Co | Methods and apparatus for imaging electronic paper |
| JP2007533051A (ja) * | 2004-04-07 | 2007-11-15 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 電気泳動インクラベルを有する書込可能または書換可能なディスク |
| US7632163B2 (en) | 1999-02-19 | 2009-12-15 | Seiko Epson Corporation | Method of producing display panel and display panel |
| KR101222965B1 (ko) * | 2006-02-16 | 2013-01-17 | 엘지디스플레이 주식회사 | 전기영동 표시장치 및 그 구동방법 |
| KR101232141B1 (ko) * | 2005-12-29 | 2013-02-12 | 엘지디스플레이 주식회사 | 전기영동 표시장치의 구동방법 |
-
1996
- 1996-04-17 JP JP8095209A patent/JPH09281908A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7632163B2 (en) | 1999-02-19 | 2009-12-15 | Seiko Epson Corporation | Method of producing display panel and display panel |
| US8169142B2 (en) | 1999-02-19 | 2012-05-01 | Seiko Epson Corporation | Display panel with plurality of microcapsules |
| WO2002017009A3 (en) * | 2000-08-21 | 2003-01-16 | Donnelley & Sons Co | Methods and apparatus for imaging electronic paper |
| JP2007533051A (ja) * | 2004-04-07 | 2007-11-15 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 電気泳動インクラベルを有する書込可能または書換可能なディスク |
| KR101232141B1 (ko) * | 2005-12-29 | 2013-02-12 | 엘지디스플레이 주식회사 | 전기영동 표시장치의 구동방법 |
| KR101222965B1 (ko) * | 2006-02-16 | 2013-01-17 | 엘지디스플레이 주식회사 | 전기영동 표시장치 및 그 구동방법 |
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