JPH0928094A - サーボコントローラー - Google Patents
サーボコントローラーInfo
- Publication number
- JPH0928094A JPH0928094A JP7175752A JP17575295A JPH0928094A JP H0928094 A JPH0928094 A JP H0928094A JP 7175752 A JP7175752 A JP 7175752A JP 17575295 A JP17575295 A JP 17575295A JP H0928094 A JPH0928094 A JP H0928094A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- space
- servo controller
- resistor
- cooling fan
- power converter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 サーボコントローラーの小型化にともなう温
度上昇をおさえることを目的とする。 【構成】 サーボコントローラーのパワー部分と回生処
理を行う回生処理抵抗を別々の空間に配置させ、かつ一
つの冷却ファンによりパワー部分と回生処理抵抗を同時
に冷却する構成を有し、小型のサーボコントローラーを
実現する。
度上昇をおさえることを目的とする。 【構成】 サーボコントローラーのパワー部分と回生処
理を行う回生処理抵抗を別々の空間に配置させ、かつ一
つの冷却ファンによりパワー部分と回生処理抵抗を同時
に冷却する構成を有し、小型のサーボコントローラーを
実現する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は産業用ロボットなどに使
用されるサーボモータを駆動制御するサーボコントロー
ラーに関するものである。
用されるサーボモータを駆動制御するサーボコントロー
ラーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】産業用ロボットなどに使用されるサーボ
モータは、この用途により容量が数１０Ｗから数ｋＷ以
上のものまで幅広く使用されている。特に数ｋＷ以上の
サーボモータを駆動制御するサーボコントローラーは、
パワー変換器が大容量となるため高い熱を発生する。こ
の冷却のためにアルミニウム製の大型放熱器などが使用
される。また回生処理を行う回生処理抵抗もサーボモー
タの用途により大型な大電力タイプのものが必要となる
場合がある。さらにサーボドライバー内部の温度上昇を
おさえるため冷却ファンなどを用いた強制冷却が行われ
る場合もある。
モータは、この用途により容量が数１０Ｗから数ｋＷ以
上のものまで幅広く使用されている。特に数ｋＷ以上の
サーボモータを駆動制御するサーボコントローラーは、
パワー変換器が大容量となるため高い熱を発生する。こ
の冷却のためにアルミニウム製の大型放熱器などが使用
される。また回生処理を行う回生処理抵抗もサーボモー
タの用途により大型な大電力タイプのものが必要となる
場合がある。さらにサーボドライバー内部の温度上昇を
おさえるため冷却ファンなどを用いた強制冷却が行われ
る場合もある。
【０００３】以下に従来のサーボコントローラーについ
て説明する。図５，図６に示すように大容量のサーボコ
ントローラーの構成は、底板１、前パネル２、後パネル
３、カバー４で囲まれたひとつの空間である筐体５の内
部に、パワー変換器６，パワー回路基板７，制御回路基
板８，放熱器９，回生処理抵抗１０などが配置され、後
パネル部には冷却ファン１１が取り付けられている。筐
体５内部の熱源は前パネルに設けた風穴１３ａから吸い
込んだ空気を冷却ファンで吐出することにより強制冷却
する構造となっている。
て説明する。図５，図６に示すように大容量のサーボコ
ントローラーの構成は、底板１、前パネル２、後パネル
３、カバー４で囲まれたひとつの空間である筐体５の内
部に、パワー変換器６，パワー回路基板７，制御回路基
板８，放熱器９，回生処理抵抗１０などが配置され、後
パネル部には冷却ファン１１が取り付けられている。筐
体５内部の熱源は前パネルに設けた風穴１３ａから吸い
込んだ空気を冷却ファンで吐出することにより強制冷却
する構造となっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし近年ロボットな
どの小型化にともないサーボコントローラーも小型化が
望まれるため大容量サーボコントローラーのパワー部分
を放熱する放熱器や回生処理抵抗も小さくする必要が生
じてきた。そのため、ひとつの空間である筐体５に配置
された回生処理抵抗１０の熱源とパワー変換器６の熱源
の両方が、小型化された放熱器９をあぶり、冷却ファン
だけでは充分に熱を奪い取ることができず温度上昇をお
さえることができなくなってきた。
どの小型化にともないサーボコントローラーも小型化が
望まれるため大容量サーボコントローラーのパワー部分
を放熱する放熱器や回生処理抵抗も小さくする必要が生
じてきた。そのため、ひとつの空間である筐体５に配置
された回生処理抵抗１０の熱源とパワー変換器６の熱源
の両方が、小型化された放熱器９をあぶり、冷却ファン
だけでは充分に熱を奪い取ることができず温度上昇をお
さえることができなくなってきた。
【０００５】本発明は、上記課題を解決するもので小型
の大容量サーボコントローラーを提供することを目的と
している。
の大容量サーボコントローラーを提供することを目的と
している。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためにパワー変換器を有するパワー部分と回生処
理を行う回生処理抵抗を別々の空間に配置させ、かつ一
つの冷却ファンによりパワーと回生処理抵抗を同時に冷
却する構成をなすものである。
成するためにパワー変換器を有するパワー部分と回生処
理を行う回生処理抵抗を別々の空間に配置させ、かつ一
つの冷却ファンによりパワーと回生処理抵抗を同時に冷
却する構成をなすものである。
【０００７】
【作用】本発明は、上記した構成によりパワー変換器の
熱源と回生処理抵抗の熱源が互いに干渉することなく、
一つの冷却ファンでそれらの熱源を冷却することができ
るものである。
熱源と回生処理抵抗の熱源が互いに干渉することなく、
一つの冷却ファンでそれらの熱源を冷却することができ
るものである。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【０００９】図１，図２に示すように筐体５は、底板
１，前パネル２，後パネル３，カバー４で囲まれた空間
１５と、底板１，抵抗取付板１２で囲まれた空間１６で
構成されている。空間１５にはパワー変換器６，パワー
回路基板７，制御回路基板８，放熱器９が設置され、空
間１６には回生処理抵抗１０が配置されている。
１，前パネル２，後パネル３，カバー４で囲まれた空間
１５と、底板１，抵抗取付板１２で囲まれた空間１６で
構成されている。空間１５にはパワー変換器６，パワー
回路基板７，制御回路基板８，放熱器９が設置され、空
間１６には回生処理抵抗１０が配置されている。
【００１０】この構成により、パワー変換器６を有する
パワー部分と回生処理抵抗１０は別々の空間に配置され
ることになる。
パワー部分と回生処理抵抗１０は別々の空間に配置され
ることになる。
【００１１】図３に示すように、底板１と後パネル部３
にはそれぞれ冷却ファン１１用吐出口１４ａ・１４ｂが
設けられてある。
にはそれぞれ冷却ファン１１用吐出口１４ａ・１４ｂが
設けられてある。
【００１２】上記構成において動作を説明する図４に示
すように、前パネル２に設けられた風穴１３ａから吸い
込まれた空気は空間１５を通り開口部１４ａから、抵抗
取付板１２の横に設けた隙間１３ｂから吸い込まれた空
気は空間１６を通り開口部１４ｂから、それぞれ冷却フ
ァン１１により吐出されるようになっている。そのため
空間１５に配置されているパワー変換器６を有するパワ
ー部分と空間１６に配置されている回生処理抵抗１０を
同時に冷却することができるのである。
すように、前パネル２に設けられた風穴１３ａから吸い
込まれた空気は空間１５を通り開口部１４ａから、抵抗
取付板１２の横に設けた隙間１３ｂから吸い込まれた空
気は空間１６を通り開口部１４ｂから、それぞれ冷却フ
ァン１１により吐出されるようになっている。そのため
空間１５に配置されているパワー変換器６を有するパワ
ー部分と空間１６に配置されている回生処理抵抗１０を
同時に冷却することができるのである。
【００１３】以上のように本実施例のサーボコントロー
ラーによればパワー変換器６を有するパワー部分と回生
処理抵抗１０を別々の空間に配置させることにより互い
の熱源の干渉を防ぎ、かつ一つの冷却ファンによりそれ
ぞれの熱源を冷却させることができる。
ラーによればパワー変換器６を有するパワー部分と回生
処理抵抗１０を別々の空間に配置させることにより互い
の熱源の干渉を防ぎ、かつ一つの冷却ファンによりそれ
ぞれの熱源を冷却させることができる。
【００１４】なお、図２に示す空間１５，空間１６の容
積比率および図３に示す後パネル３，底板の開口部１４
ａ，１４ｂの面積は、パワー変換器６を有するパワー部
分と回生処理抵抗１０の冷却の必要性の比重により大き
さを決めればよい。
積比率および図３に示す後パネル３，底板の開口部１４
ａ，１４ｂの面積は、パワー変換器６を有するパワー部
分と回生処理抵抗１０の冷却の必要性の比重により大き
さを決めればよい。
【００１５】
【発明の効果】以上のように本発明は、パワー変換器を
有するパワー部分と回生処理抵抗を別々の空間に配置
し、一つの冷却ファンによりそれぞれを冷却する構造と
しているので、不必要に放熱器を大きくすることなく、
小型の大容量サーボコントローラーが提供できる。
有するパワー部分と回生処理抵抗を別々の空間に配置
し、一つの冷却ファンによりそれぞれを冷却する構造と
しているので、不必要に放熱器を大きくすることなく、
小型の大容量サーボコントローラーが提供できる。
【図１】本発明の一実施例におけるサーボコントローラ
ーの外形図
ーの外形図
【図２】本発明の一実施例におけるサーボコントローラ
ーの内部構成図
ーの内部構成図
【図３】本発明の一実施例におけるサーボコントローラ
ーの底板・後パネル・冷却ファンの部分組立図
ーの底板・後パネル・冷却ファンの部分組立図
【図４】本発明の一実施例におけるサーボコントローラ
ーの冷却ファンの風の流れを示す図
ーの冷却ファンの風の流れを示す図
【図５】従来のサーボコントローラーの外形図
【図６】従来のサーボコントローラーの内部構成図
１ 底板 ２ 前パネル ３ 後パネル ４ カバー ５ 筐体 ６ パワー変換器 ７ パワー回路基板 ８ 制御回路基板 ９ 放熱器 １０ 回生処理抵抗 １１ 冷却ファン １２ 抵抗取付板 １３ａ 風穴 １３ｂ 隙間 １４ａ 開口部（後パネル） １４ｂ 開口部（底板） １５ 空間（パワー部） １６ 空間（回生処理抵抗部）
Claims (1)
- 【請求項１】パワー変換器を有するパワー部分と回生処
理を行う回生処理抵抗を別々の空間に設置させ、かつ一
つの冷却ファンによりパワー部分と回生処理抵抗を同時
に冷却することを特徴とするサーボコントローラー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7175752A JPH0928094A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | サーボコントローラー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7175752A JPH0928094A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | サーボコントローラー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0928094A true JPH0928094A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16001642
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7175752A Pending JPH0928094A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | サーボコントローラー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0928094A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6292363B1 (en) | 1998-04-16 | 2001-09-18 | Fanuc Ltd. | Servo amplifier unit |
| EP1793289A1 (en) * | 2005-11-29 | 2007-06-06 | Seiko Epson Corporation | Robot control device and robot system |
| EP2073616A3 (de) * | 2007-12-21 | 2010-06-23 | Robert Bosch GmbH | Geräteeinheit mit Kühlluftkanälen |
| WO2012046495A1 (ja) * | 2010-10-07 | 2012-04-12 | エドワーズ株式会社 | 真空ポンプ制御装置及び真空ポンプ |
| CN102854906A (zh) * | 2011-07-01 | 2013-01-02 | 上海御能动力科技有限公司 | 用于寒冷工况下伺服控制器的辅助加热装置 |
| CN106602967A (zh) * | 2017-01-05 | 2017-04-26 | 四川埃姆克伺服科技有限公司 | 一种集成型电机驱动单元结构 |
-
1995
- 1995-07-12 JP JP7175752A patent/JPH0928094A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6292363B1 (en) | 1998-04-16 | 2001-09-18 | Fanuc Ltd. | Servo amplifier unit |
| EP1793289A1 (en) * | 2005-11-29 | 2007-06-06 | Seiko Epson Corporation | Robot control device and robot system |
| US7769489B2 (en) | 2005-11-29 | 2010-08-03 | Seiko Epson Corporation | Robot control device and robot system |
| US8599555B2 (en) | 2005-11-29 | 2013-12-03 | Seiko Epson Corporation | Robot control device and robot system |
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| CN102985699A (zh) * | 2010-10-07 | 2013-03-20 | 埃地沃兹日本有限公司 | 真空泵控制装置及真空泵 |
| JP5952191B2 (ja) * | 2010-10-07 | 2016-07-13 | エドワーズ株式会社 | 真空ポンプ制御装置及び真空ポンプ |
| US10215191B2 (en) | 2010-10-07 | 2019-02-26 | Edwards Japan Limited | Vacuum pump control device and vacuum pump |
| CN102854906A (zh) * | 2011-07-01 | 2013-01-02 | 上海御能动力科技有限公司 | 用于寒冷工况下伺服控制器的辅助加热装置 |
| CN106602967A (zh) * | 2017-01-05 | 2017-04-26 | 四川埃姆克伺服科技有限公司 | 一种集成型电机驱动单元结构 |
| CN106602967B (zh) * | 2017-01-05 | 2023-11-14 | 四川埃姆克伺服科技有限公司 | 一种集成型电机驱动单元结构 |
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