JPH09280935A - 組合せ計量装置 - Google Patents

組合せ計量装置

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JPH09280935A
JPH09280935A JP11850296A JP11850296A JPH09280935A JP H09280935 A JPH09280935 A JP H09280935A JP 11850296 A JP11850296 A JP 11850296A JP 11850296 A JP11850296 A JP 11850296A JP H09280935 A JPH09280935 A JP H09280935A
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cleaning
weighing
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Yoshimitsu Takada
良光 高田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホッパの清掃を簡単に行なえるようにするこ
と。 【解決手段】 清掃用開閉パターン記憶手段95には、
予め各ホッパのホッパの清掃用の開閉パターン情報が記
憶されており、動作モード指定手段90によって清掃モ
ードが指定されると、ホッパ開閉制御手段94は、清掃
用開閉パターン記憶手段95から開閉パターン情報を読
み出し、この開閉パターンにしたがって各ホッパを開閉
動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被計量物を計量す
るための計量ホッパを含んで上下に複数段並んだホッパ
群を複数組有し、各ホッパ群の計量ホッパでの計量結果
に基づいて被計量物の組合せを選定し、選定した被計量
物を集合排出する組合せ計量装置において、ホッパの清
掃を簡単を行なうための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】個々に重量のバラツキのある物品を効率
よく目標量分ひとまとめにして排出するために、従来よ
り組合せ計量装置が用いられている。
【0003】組合せ計量装置は、各プールホッパから計
量ホッパに被計量物をそれぞれ供給して計量し、その計
量結果に基づいて被計量物の最適組合せを選定し、この
組合せに選定された被計量物を、集合排出するように構
成されている。
【0004】ところで食品等を計量する組合せ計量装置
では、定期的にあるいは被計量物の種類を切り替える際
に各ホッパを含む被計量物の移送経路を清掃する必要が
ある。このため、従来の組合せ計量装置では、各ホッパ
を装置本体から取外しできるように構成し、装置本体か
ら取り外したホッパを個々に水洗いできるようにしてい
た。
【0005】ところが、漬物や調理済み肉製品のように
粘着性の強い被計量物の場合、清掃作業を頻繁に行なわ
なければならず、前記したように、各ホッパを装置本体
から取り外して水洗いしそれを装置本体に取り付ける作
業は、極めて煩雑で多大な労力と時間を要することにな
る。
【0006】これを解決する技術として、実公平6−3
2584号には、全てのホッパを開状態に保持させるこ
とによって、ホッパを取り外すことなく計量装置本体の
上方からホッパ内へ水を流して清掃作業を行なえるよう
にすることが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ように全てのホッパを開状態に保持して、被計量物の移
送経路に沿って水を流す方法では、ホッパのシャッタが
スライド式の場合やシャッタの開き角度が大きい回動式
の場合に、シャッタの被計量物の接触面を洗浄すること
ができないので、各ホッパのシャッタ部分を個別に洗浄
しなければならなかった。
【0008】本発明は、この問題を解決し、ホッパの構
造によらず、清掃が容易に行なえる組合せ計量装置を提
供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の組合せ計量装置は、被計量物を計量するた
めの計量ホッパを含んで上下方向に複数段並んだホッパ
群を複数組有し、各計量ホッパの計量結果に基づいて被
計量物の組合せを選定し、該選定した被計量物を集合排
出する組合せ計量装置において、該組合せ計量装置の動
作を清掃モードに指定するための動作モード指定手段
と、前記清掃モード用のホッパ開閉パターンを予め記憶
している清掃用開閉パターン記憶手段と、前記動作モー
ド指定手段によって清掃モードが指定されたとき、前記
清掃用開閉パターン記憶手段に記憶されているホッパ開
閉パターンにしたがって、各ホッパ群のホッパを開らく
ホッパ開閉制御手段と備えている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。図1〜図6は、粘着性を有する被
計量物を計量する一実施形態の組合せ計量装置20の外
観および各部の概略構造を示している。
【0011】これらの図において、組合せ計量装置20
の基台21の上には、略直方体状の筐体22が支持され
ている。筐体22内の上部には、電磁式の振動装置23
が筐体22の幅方向に一列に並んで複数(この例では1
0個)配置され、各振動装置23の振動軸23aが筐体
22の上面22aから突出している。
【0012】各振動軸23aの上端には、樋状に形成さ
れた搬送トラフ24が、筐体22の前方へ向くようにそ
れぞれ取り付けられている。各搬送トラフ24には、図
示しないシュートやバケットコンベアあるいは手投入に
よって被計量物が供給される。各振動装置23は所定時
間の通電によって、各搬送トラフ24を振動させて、搬
送トラフ24上の被計量物を前端側へ搬送する。
【0013】各搬送トラフ24の前端の下方には、上下
が略四角形に開口された中空角筒状のプールホッパ25
がそれぞれ配置されている。プールホッパ25は、図4
に示すように、合成樹脂で形成され、上部の開口面より
やや小さな下部の開口面の前後の縁部には鍔部26が延
設され、一方の鍔部26には、2つの係止穴27が設け
られている。
【0014】各プールホッパ25は、筐体22の前面2
2bの左右に取り付けられた枠体28に支持されてい
る。即ち、各枠体28の前板28aの内側には、ピン固
定板29が5個ずつ所定間隔に取り付けられており、各
ピン固定板29には、プールホッパ25の係止穴27と
同一な間隔で係止ピン31が2本ずつ立設されている。
また、枠体28の前板28aと筐体22の前面22bと
の間には、それぞれ一対のガイド軸32が一対の係止ピ
ン31の両側に平行に架設され、各一対のガイド軸32
の上には、シャッタ33がそれぞれ支持されている。各
シャッタ33は、その背面側で一方のガイド軸32と係
合して、前後方向にスライド自在な状態で支持されてい
る。
【0015】各プールホッパ25は、一対の係止ピン3
1に係止穴27を係止された状態で、シャッタ33上に
載置されるようにして支持されている。
【0016】各シャッタ33は、プールホッパ25の下
側開口面を塞ぐ大きさの略長方形に形成され、その一方
の側部の後部側は、筐体22の前面22bから突出する
シリンダ軸34aの先端に着脱自在に連結されている。
筐体22内に設けられた各シリンダ34は、シャッタ3
3の前端がプールホッパ25の後側の鍔部の下にくるま
で各シリンダ軸34aを引き込んで、各プールホッパの
下側開口面を開き、シャッタ33の前端がプールホッパ
25の前側の鍔部の下にくるまで各シリンダ軸34aを
押し出して、各プールホッパ25の下側開口面を閉じ
る。シャッタ33の上面は、ホッパの下縁に接した状態
でスライド移動するので、シャッタ上に付着した被計量
物はホッパの下縁でかき落とされる。
【0017】各プールホッパ25の下方には、プールホ
ッパ25と同一形状の計量ホッパ35が横方向に一列に
配置されている。各計量ホッパ35は、プールホッパ2
5と前後の向きが逆になる向きに支持されており、図5
に示すように、一方の鍔部36に設けられた2つの係止
穴37は、筐体22の前面22bに支持された各ホッパ
支持体40に支持されている。
【0018】ホッパ支持体40の上面には2つの係止ピ
ン41が突設され、ホッパ支持体40の両端部には、係
止ピン41の間隔よりやや広い間隔で前方に向かって平
行に延びた一対のガイド軸42が取り付けられ、そのガ
イド軸42の上には、この一対のガイド軸42によって
ガイドされて、前後方向にスライド自在なシャッタ43
がそれぞれ支持されている。各計量ホッパ35は、一対
の係止ピン41に係止穴37を係止された状態でシャッ
タ43上に載置されるようにして支持されている。
【0019】各シャッタ43は、プールホッパ25のシ
ャッタ33と全く同様に計量ホッパ35の下側開口面を
塞ぐ大きさの長方形に形成され、その一方の側部の後部
側は、筐体22の前面から突出するシリンダ軸44aの
先端に着脱自在に連結されている。筐体22内に設けら
れた各シリンダ44は、各シリンダ軸44aを押し出し
て、各シャッタ43を前方に移動させて各計量ホッパ3
5の下側開口面を開き、各シリンダ軸44aを引き込ん
で、各シャッタ43を筐体側に移動させて各計量ホッパ
35の下側開口面を閉じる。
【0020】各ホッパ支持体40は、筐体22の前面に
配置された円板状の連結板45に係止機構46を介して
着脱自在にそれぞれ連結されている。各連結板45は、
筐体内に計量器として固定された各計量器47に支持さ
れており、また、各シリンダ44も連結板45に対して
固定され、そのシリンダ軸44aは、連結板45を挿通
するようにして、筐体22の前方へ突出している。
【0021】したがって、各計量器47には、計量ホッ
パ35、ホッパ支持体40、ガイド軸42、シャッタ4
3、シリンダ44、連結板45および係止機構46の荷
重が定常的に加わりこの定常負荷に被計量物による荷重
が付加されることになる。
【0022】各計量ホッパ35の下方には、プールホッ
パ25と同一形状のタイミングホッパ50がそれぞれ配
置されている。各タイミングホッパ50は、プールホッ
パ25と全く同様に筐体22の前面側に横一列に支持さ
れている。即ち、図4に示しているように、各タイミン
グホッパ50の下端の一方の鍔部51に設けられた2つ
の係止穴52は、筐体22の前面22bの左右に固定さ
れた枠体53の前板53aの内縁のピン固定板54に突
設された係止ピン56に係止され、枠体53の前板53
aと筐体前面との間に平行に架設された1対のガイド軸
58の上に支持されて前後にスライドするシャッタ59
の上に載置されている。
【0023】各シャッタ59は、タイミングホッパ50
の下側開口面を塞ぐ大きさの長方形に形成され、その一
方の側部の後部側は、筐体22の前面から突出するシリ
ンダ軸60aの先端に着脱自在に連結されている。筐体
22内の各シリンダ60は、各シリンダ軸60aを引き
込んで、各シャッタ59を筐体22側に移動させて各タ
イミングホッパ50の下側開口面を開き、各シリンダ軸
60aを押し出して、各シャッタ59を前方に移動させ
て各タイミングホッパ50の下側開口面を閉じる。
【0024】複数(この実施形態では10個)のタイミ
ングホッパ50の下方には、2つのコンベア65、66
が左右に配置されている。2つのコンベア65、66
は、左右対称に形成されており、左側のコンベア65は
左側5個のタイミングホッパから排出される被計量物を
受けて右端に搬送し、右側のコンベア66は右側5個の
タイミングホッパから排出される被計量物を受けて左端
に搬送する。
【0025】2つのコンベア65、66は、一対のロー
ラ67、68と、そのローラ間に掛け渡された搬送ベル
ト69と、筐体22内にあって一方のローラ67を回転
駆動するモータ70からなり、一対のローラ67、68
は、その一端側を筐体22の前面22bに回動自在に支
持され、筐体22の前面に直交する向きで横方向に平行
に並んでおり、各タイミングホッパ50から排出される
被計量物を搬送ベルト69の上面でそれぞれ受けて、一
方のローラ67側へ搬送する。
【0026】なお、各コンベア65、66のローラ間に
は、搬送ベルト69をその下面から支えて、被計量物の
重みによる搬送ベルトの撓みを防止するため部材(図示
せず)が設けられている。
【0027】2つのコンベア65、66の間の下方に
は、漏斗状の集合シュート80が支持されている。集合
シュート80の上部開口面81は、図6に示すように、
コンベア65、66の端から搬出される被計量物を受け
入れるのに必要最小限の大きさの四角形状に形成され、
受け入れた粘着性のある被計量物を確実に排出できるよ
うに、上部開口面81から下部の排出口82までの内壁
面の傾斜は急になっている。
【0028】集合シュート80は、筐体22の前面22
bから前方へ平行に突設された一対の支持材83によっ
て前方への引出しが自在な状態で支持されている。集合
シュート80の上部開口面81の左側の縁部とコンベア
65の右端の下面との間および上部開口面81の右側の
縁部とコンベア66の左端の下面との間には、長板状の
戻り規制板84、85が、各コンベアの幅方向に沿って
配置されている。
【0029】戻り規制板84、85は、薄い長方形状で
ほぼコンベア65、66のベルト幅にほぼ等しい長さを
有し、その上縁部84a、85aが、コンベア65、6
6の下面側の搬送ベルトに近接(ほとんど接している)
する状態で、下縁部84b、85bが筐体22の前面か
ら前方へ向かって平行に突出する1対の回転軸86、8
7に固定されている。
【0030】回転軸86、87は、筐体22内に設けら
れた2つのモータ88、89によって、戻り規制板8
4、85を集合シュート80の内方側へ向かって所定角
度回転して、元の位置に戻るように駆動される。
【0031】前述した各振動装置23、シリンダ34、
44、60、モータ88、89は、図7に示す制御部に
よって制御される。
【0032】即ち、動作モード指定手段90は、この組
合せ計量装置の動作を、計量モードと清掃モードのいず
れかに指定するためのものであり、例えば、キー操作で
いずれかのモードを指定できるようになっている。
【0033】重量検出手段92は、プールホッパ25か
ら被計量物を受けた計量ホッパ35の計量器47の信号
が安定したタイミングにその計量値を取り込んで、各計
量ホッパに供給された被計量物の重量を算出する。組合
せ選定手段93は、重量検出手段92で重量が検出され
た被計量物のうち、合計重量が予め設定された目標重量
範囲内となる組合せを選定する。
【0034】重量検出手段92および組合せ選定手段9
3は、動作モード指定手段90で計量モードが指定され
ているときに上記の動作を行い、清掃モードが指定され
ているときには、上記動作を停止する。
【0035】ホッパ開閉制御手段94は、動作モード指
定手段90によって計量モードが指定されているときに
は、組合せ選定手段93によって選定された被計量物を
集合排出し、空になったホッパにその上段のホッパから
新たな被計量物を収容させる。
【0036】例えば、図8の(a)に示すように組合せ
に選定された被計量物を収容している4つの計量ホッパ
35を開閉してタイミングホッパ50に排出させた後、
同図の(b)に示すように、空になった計量ホッパの上
段側のプールホッパ25を開閉して各計量ホッパへ新た
な被計量物を収容させるとともに、同図の(b)から
(e)のように、計量ホッパから被計量物を受けたタイ
ミングホッパ50をコンベア速度に合わせて集合シュー
ト80から遠い順に開閉してコンベア65、66上のほ
ぼ同一位置に被計量物を集合させながら、集合シュート
80側に搬送させる。
【0037】また、このホッパ開閉制御手段94は、動
作モード指定手段90によって清掃モードが指定される
と、清掃用開閉パターン記憶手段95に予め記憶されて
いる清掃のための各ホッパの開閉パターン情報を読み出
し、スイッチ96が操作される毎に、その開閉パターン
にしたがって、プールホッパ25、計量ホッパ35およ
びタイミングホッパ50の開閉動作を順次進行させる。
【0038】清掃用開閉パターン記憶手段95には、各
ホッパを例えば図9に示すように開閉させるための情報
が記憶されている。即ち、動作モード指定手段90によ
って清掃モードが指定されてから、最初にスイッチ96
が操作されると、図9の(a)のように上下3段のホッ
パを全て開状態として、計量運転が停止したときに各ホ
ッパ内に残っていた被計量物Wを全てコンベア65、6
6上に排出させる。
【0039】次にスイッチ96が操作されると、図9の
(b)のように全てのホッパを閉じ、以後スイッチ96
が操作される毎に、同図の(c)から(e)に示すよう
に、最上段のプールホッパ25から下段へ順に開らいて
ゆき、最下段のタイミングホッパ50を開いた後に同図
の(b)の状態に戻る、という動作を繰り返し行なう。
【0040】フィーダ駆動手段97は、計量モード状態
では、空になったプールホッパに対応する振動装置23
を所定時間駆動して被計量物をプールホッパに供給さ
せ、清掃モード状態では動作を停止している。
【0041】戻り規制板駆動手段98は、コンベア6
5、66の搬送面に付着した被計量物を集合シュート8
0内へかき落とすために、コンベア65、66上に排出
された被計量物が集合シュート80へ搬出される毎に各
戻り規制板84、85を集合シュート80側へ所定角度
回動させて再び元の位置に戻す。
【0042】以上のように構成された組合せ計量装置で
は、動作モード指定手段90によって計量モードが指定
されている間は、図8に示したように、組合せに選定さ
れた被計量物が計量ホッパ35からタイミングホッパ5
0へ排出され、空になった計量ホッパの上段のプールホ
ッパが開閉して、新たな被計量物が計量ホッパに供給さ
れ、空になったプールホッパには搬送トラフ24から被
計量物が供給されるという動作が繰り返される。また、
タイミングホッパ50に収容された被計量物は、集合シ
ュート80から遠い順に排出されてコンベア65、66
上で集合され、集合シュート80からひとまとめにして
排出される。
【0043】そして、清掃が必要な時期がきて、動作モ
ード指定手段90によって清掃モードが指定されると、
重量検出手段92、組合せ選定手段93、フィーダ駆動
手段97は機能を停止した状態となり、ホッパ開閉制御
手段94が清掃用開閉パターン記憶手段95に記憶され
ている開閉パターン情報を読み出し、スイッチ96が操
作される毎に、図9に示したように、各ホッパの開閉制
御をその開閉パターンにしたがって1ステップずつ進行
させる。
【0044】この清掃モード中に、作業者は各搬送トラ
フ24上へ洗浄水を連続的に流す。このとき、図9の
(b)に示すように、プールホッパ、計量ホッパおよび
タイミングホッパが閉じているとすると、搬送トラフ2
4上に付着していた残留物wとともに洗浄水が最上段の
プールホッパ25へ落下して一旦収容される。搬送トラ
フ24から落下する洗浄水は、プールホッパ25の内壁
やシャッタ33の上面に付着していた残留物wを遊離さ
せる。
【0045】次に、図9の(b)に示したように、プー
ルホッパ25のシャッタ33がスライドしてホッパが開
くと、プールホッパ内の洗浄水は残留物wとともに、計
量ホッパ35内へ落下して一旦収容され、前記同様に、
その計量ホッパ内に付着していた残留物wが遊離され
る。以下図9の(c)、(d)に示しているように、洗
浄水が残量物wとともに下段側のホッパへ移され、同図
の(e)のように最下段のタイミングホッパ50が開い
てタイミングホッパ内の洗浄水と残留物wとがコンベア
65、66に排出された後、図9の(b)の状態へ戻
り、以下同様の動作が繰り返される。なお、この間搬送
トラフ24上からの洗浄水が連続的に流れ落ちているの
で、ホッパに残留物wが再付着することがなく、また、
この洗浄水の移送で落ちなかった残留物wもこの連続的
に流れる洗浄水によって流される。
【0046】また、コンベア65、66および戻り規制
板84、85を計量運転時と同様に作動状態にしておけ
ば、コンベア65、66上に流れ落ちた残留物wの一部
を集合シュート80で集めることができ、また、コンベ
アや戻り規制板自体も洗浄することができる。
【0047】図9では、プールホッパ25、計量ホッパ
35およびタイミングホッパ50の一組の動作を示して
いるが、他の組のホッパについてもこれと同期した動作
になる。
【0048】なお、全ての組を同期させずに、左端の組
から右端の組まで一組ずつ(あるいは複数組ずつ)順に
開閉動作するパターンや、また、左側の5組と右側の5
組を交互に開閉動作させるパターンを用いてもよい。こ
の場合には、例えば予め各ホッパ群毎にランプを設けて
おき、清掃モードによる開閉動作を繰り返しているホッ
パ群に対応したランプを点灯駆動して、作業者に洗浄水
の流し込みを促すようにすれば、無駄な注水がなくな
る。
【0049】また、ホッパを開く際にシャッタを単純に
開き方向へ動かさずに、例えば、図10のように、各段
のシャッタを短時間の間に複数回連続的に開閉させてか
ら開状態となるパターンを用いれば、ホッパ内の洗浄水
の動きが激しくなり、シャッタ上に付着した残留物が剥
がれやすくなるので、洗浄効果がより高くなる。
【0050】なお、前記実施形態では、残留物の量等を
見ながら清掃が行えるように、スイッチ96の操作で開
閉パターンを進行させるようにしていたが、スイッチ操
作によらず、開閉パターンを所定時間が経過する毎に自
動的に進行させるようにしてもよい。
【0051】また、一人の作業者が注水作業をしながら
スイッチ操作できるように、このスイッチ96リモート
コントロール式にしてもよく、その際に、スイッチと装
置本体とをコードで接続したり、あるいは、電波や赤外
線による通信機を介して無線式に接続してもよい。
【0052】また、前記したような各開閉パターンを複
数組記憶しておき、被計量物の種類に応じて清掃パター
ンを選択操作できるようにしてもよい。
【0053】また、この実施形態では、3つのホッパが
上下に並んでいる場合について説明したが、ホッパが2
段や4段以上の場合にも本発明を同様に適用できる。ま
た、この実施形態では、各ホッパのシャッタがスライド
して開閉する構造を有していたが、シャッタを回動して
開閉する構造のホッパを有する組合せ計量装置につい
も、本発明を同様に適用できる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の組合せ計
量装置では、清掃モードが指定されると、予め清掃用開
閉パターン記憶手段に記憶されている開閉パターンにし
たがって各ホッパ群のホッパを開閉動作させることがで
きるので、ホッパのシャッタがスライド式であっても回
動式であっても、シャッタの付着物を含めて簡単に洗い
流すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の外観を示す概略斜視図
【図2】一実施形態の概略正面図
【図3】一実施形態の概略側面図
【図4】一実施形態の要部の拡大斜視図
【図5】一実施形態の要部の拡大斜視図
【図6】一実施形態の要部の拡大斜視図
【図7】一実施形態の制御部の構成を示すブロック図
【図8】一実施形態の計量運転中の動作を説明するため
の概略図
【図9】一実施形態の清掃運転中の動作を説明するため
の概略図
【図10】一実施形態の清掃運転中の他の動作を説明す
るための概略図
【符号の説明】
20 組合せ計量装置 25 プールホッパ 35 計量ホッパ 50 タイミングホッパ 90 動作モード指定手段 92 重量検出手段 93 組合せ選定手段 94 ホッパ開閉制御手段 95 清掃用開閉パターン記憶手段 96 スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被計量物を計量するための計量ホッパを含
    んで上下方向に複数段並んだホッパ群を複数組有し、各
    計量ホッパの計量結果に基づいて被計量物の組合せを選
    定し、該選定した被計量物を集合排出する組合せ計量装
    置において、 該組合せ計量装置の動作を清掃モードに指定するための
    動作モード指定手段と、 前記清掃モード用のホッパ開閉パターンを予め記憶して
    いる清掃用開閉パターン記憶手段と、 前記動作モード指定手段によって清掃モードが指定され
    たとき、前記清掃用開閉パターン記憶手段に記憶されて
    いるホッパ開閉パターンにしたがって、各ホッパ群のホ
    ッパを開らくホッパ開閉制御手段とを備えたことを特徴
    とする組合せ計量装置。
  2. 【請求項2】前記ホッパ開閉制御手段は、前記ホッパ開
    閉パターンによるホッパの開閉動作を手動スイッチの操
    作を受ける毎に順次進行させるように構成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の組合せ計量装置。
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