JPH09280912A - 渦流量計 - Google Patents

渦流量計

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JPH09280912A
JPH09280912A JP9209296A JP9209296A JPH09280912A JP H09280912 A JPH09280912 A JP H09280912A JP 9209296 A JP9209296 A JP 9209296A JP 9209296 A JP9209296 A JP 9209296A JP H09280912 A JPH09280912 A JP H09280912A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 渦流量計の流量変換部を共通化し安価な渦流
量計を提供する。 【解決手段】 流量計本体1の渦発生体2の後流側に、
カルマン渦に応動する振動管21を取り付けた本体部1
5を複数の配管に接続しておく。これら複数の本体部1
5に対して渦センサ23を取り付けた1つの流量変換部
4を用意しておき、流量をモニタする対象となる本体部
15に対して流量変換部4の渦センサ23を振動管21
のセンサ挿入穴21cに挿入して本体1と基台5bを固
定して渦信号を検出する。この操作を、必要に応じて他
の本体部に対しても行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、渦流量計に関し、
より詳細には、渦発生体を支持した複数の渦流量計の本
体部に対し、任意に、一つの流量変換部を着脱自在に装
着することができる渦流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】渦流量計は、周知のように、流管内に設
けられた渦発生体から発生するカルマン渦の単位時間当
りの数が、所定レイノルズ数範囲内において流速に比例
していることを利用した推測形の流量計である。また、
渦流量計は、レイノルズ数が定まると、口径毎に定めら
れた一定のメータ係数をもった渦信号が得られる。しか
も、簡単な構成であるため広範囲な流量計測に使用され
ている。
【0003】渦発生体から発生するカルマン渦を検出す
る渦センサの信号は、流速に比例した近似正弦波信号で
あるが、一般に微弱であり、流れの乱れや外部雑音が重
畳されるのでSN比が悪い。このため、正確な流量の重
みをもった流量パルスを得るためには、波形成形増幅回
路と高価なフィルタ回路及び流量パルスにメータ係数を
乗算して正確な流量に変換する流量変換器が必要であ
り、これらの電気回路を内蔵した流量変換部は、渦流量
計本体部に一体に取り付けられて渦流量計を構成してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】渦流量計は、口径に応
じた流量計本体と渦発生体とからなる本体部と、口径に
応じたメータ係数を設定する回路以外は、定められた電
気回路をもった流量変換部とで構成されているので、口
径が小さくなると流量変換部のコストが相対的に高価に
なる。しかし、流体工業に用いられる渦流量計は、高精
度な積算流量を計測するためだけではなく、単に流量の
モニタを行うために取り付けられているケースも多い。
このような流量のモニタは必要に応じて行われるが、一
般にその機会は少ない。このため高価な流量変換部は、
希に行われる流量モニタのために使用されるだけであ
る。
【0005】本発明は、上述の実情に鑑みてなされたも
ので、渦センサを一体に取り付けた流量変換器と、流量
計本体に渦発生体を取り付けた本体部とを別体構造とし
て、流量変換部を共通化し、必要に応じて同一口径や異
口径の複数の本体部に着脱自在に装着可能とし、安価な
渦流量計を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、流体
が流れる複数の流量計本体に渦発生体をそれぞれ液密に
支持し、該渦発生体に渦センサ挿入穴を一端側を開放し
て設け、該渦センサ挿入穴に、流量変換部に固定してお
いた渦センサを着脱自在に固着するとともに、1つの流
量変換部を前記複数の流量計本体に着脱自在に装着でき
るようにしたものである。
【0007】請求項2の発明は、流体が流れる複数の流
量計本体に圧力導入口を有する渦発生体をそれぞれ液密
に支持し、該渦発生体に振動管挿入穴を一端側を開放し
て設け、該振動管挿入穴に一端側を開放した渦センサ挿
入穴を有する振動管を挿入し前記流量計本体に固定し、
前記渦センサ挿入穴に、流量変換部に固定しておいた渦
センサを着脱自在に固着するとともに、1つの流量変換
部を前記複数の流量計本体に着脱自在に装着できるよう
にしたものである。
【0008】請求項3の発明は、流体が流れる複数の流
量計本体に渦発生体を、該渦発生体の後流側に振動管
を、それぞれ液密に支持し、該振動管に渦センサ挿入穴
を一端側を開放して設け、該渦センサ挿入穴に、流量変
換部に固定しておいた渦センサを着脱自在に固着すると
ともに、1つの流量変換部を前記複数の流量計本体に着
脱自在に装着できるようにしたものである。
【0009】請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れ
かに記載の渦流量計において、前記渦センサと流量変換
部との結合をコネクタを介して着脱自在にしたものであ
る。
【0010】請求項5の発明は、流体が流れる複数の流
量計本体に渦発生体と温度センサおよび圧力センサを、
前記渦発生体の後流側に渦センサを、それぞれ液密に支
持し、前記渦センサ,温度センサおよび圧力センサの各
信号と流量変換部との接続をコネクタを介して着脱自在
に固着するとともに、1つの流量変換部を前記複数の流
量計本体に着脱自在に装着できるようにしたものであ
る。
【0011】請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れ
かに記載の渦流量計において、流量変換部に、流量計本
体の口径に応じたメータ係数を設定するメータ係数設定
器を有するようにしたものである。
【0012】請求項7の発明は、請求項1乃至5の何れ
かに記載の渦流量計において、流量計本体に該流量計本
体の口径を識別する口径識別ピンを、流量変換部に該口
径識別ピンと結合するコネクタを設け、前記流量変換部
を前記流量計本体に装着したとき、前記口径識別ピンに
より定められた前記流量計本体の口径に対応したメータ
係数を自動で設定するようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
(請求項1の発明)図1は、本発明による渦流量計の第
1の実施形態を説明するための流れ方向断面図であり、
図中、1は流量計本体(以後、本体と記す)、2は渦発
生体、2aはセンサ挿入穴、3は渦センサ、4は流量変
換部、5aは基台、6は外筺、7は流量演算器(以後、
演算器と記す)、8は流量表示器(以後、表示器と記
す)、9は係数設定器、10は電池、11は電池充電用
コネクタ、12は表示切換スイッチ、15は本体部であ
る。なお、図1以降の図において、図1の場合と同様の
動作をする部分には、図1と同じ参照番号を付すことと
する。
【0014】図1において、本体1は流体が流れる筒状
体で、本体1には、矢印の流れ方向Fに直角に渦発生体
2が液密に両端固着され、渦発生体2の軸方向に本体1
の一方側壁面と連通して開口するセンサ挿入穴2aが設
けられて渦流量計の本体部15を構成している。
【0015】流量変換部4は、本体1の外壁に固定され
た基台5aと、この基台5aにフランジ3aで取り付け
られた渦センサ3とから構成される。基台5aには、外
筐6が一体に取り付けられる。外筐6内には、演算器
7,表示器8,係数設定器9,電池10,表示切換スイ
ッチ12等が収納されている。
【0016】渦センサ3は、フランジ3aと検出筒3b
および板ばね3cとからなる。板ばね3cは、検出筒3
bの先端に渦センサ3の軸と略直角方向に面をもって固
着され、該板ばね3cの外周がセンサ挿入穴2a内壁面
に接し、渦発生体2に作用するカルマン渦による揚力を
受ける。そして、揚力を、例えば、検出筒3b内に内蔵
された圧電素子等の力検出素子、又は、ひずみ検出素子
等の渦検出素子により渦信号として検出する。検出され
た渦信号は演算器7に入力され増幅整形後パルス信号に
変換される。このパルス信号を係数設定器9のスイッチ
又はピン9aを操作して本体1の口径に従って定められ
たメータ係数により流量演算を施し、流量の重みをもっ
た流量パルスに変換して、表示器8に流量表示する。
【0017】演算器7の電源は電池10であり、表示器
8を必要時のみ表示切換スイッチ12により切り換える
ことで電池10の寿命を延ばすようにしている。なお、
外筺6には電池10を充電するための電池充電用コネク
タ11が取り付けられている。
【0018】以上の如く構成された流量変換部4は、外
筺6の基台5a側に渦センサ3が突出した形状になって
おり、渦センサ3の検出筒3bをセンサ挿入穴2aに挿
入するとともに、基台5aを本体1の外壁に固定するこ
とにより、渦発生体2の揚力変動を板ばね3cを介して
渦センサ3の渦検出素子に伝達し渦信号を検出可能とし
ている。
【0019】渦センサ3は、本体1の口径とは関係なく
一定形状とし、センサ挿入穴2aの寸法も一定に定めて
ある。従って、流量変換部4はすべての口径の本体部1
5に共通して使用可能となる。なお、センサ挿入穴2a
の寸法を一定にすると大口径の本体部15の場合渦発生
体2の剛性が大きくなり充分な検出感度を得ることが不
能となる。
【0020】(請求項2の発明)図2は、本発明による
渦流量計の第2の実施形態を説明するための流れと直角
方向の本体部断面図であり、図中、13は圧力導入口、
14は振動管、14bは振動管挿入穴である。図2に示
した渦流量計は、渦発生体2に振動管挿入穴14bと連
通する圧力導入口13を流れと直角な方向に設けて、振
動管挿入穴14bに有底筒状のセンサ挿入穴2aを有す
る振動管14を挿入し、該振動管14を取り付けフラン
ジ14aで片持ち状に固定して渦流量計の本体部15を
構成している。
【0021】板ばね3cを先端に固定した渦センサ3
は、図1の場合と同様に流量変換部4(図示せず)に固
定されている。このように、流量変換部4に取り付けら
れた渦センサ3を振動管14内に挿入して先端を板ばね
3cで支持して渦発生体2を有する本体1と、流量変換
部4とが組み立てられる。圧力導入口13からカルマン
渦による交番圧力が導入され、この交番圧力は振動管1
4を加振して渦センサ3がこれを検知する。渦センサ3
は、本体1の口径の大小に関係なく、一定形状としたも
のであるから、図2に示した渦流量計の実施形態による
と、すべての口径の本体部15に対して一定した感度の
渦信号が検出される。
【0022】(請求項3の発明)図3は、本発明による
渦流量計の第3の実施形態を説明するための流れ方向断
面図であり、図中、21は振動管、22は凹部、23は
渦センサである。
【0023】図3に示す渦流量計の本体部15は、本体
1と渦発生体2及び渦発生体2の後流側に渦発生体2と
は別体に設けた振動管21とで構成している。振動管2
1は軸方向にセンサ挿入穴21bを有する有底の筒状体
である。振動管21には、開口側に取付けフランジ21
aが設けられている。取付けフランジ21aを本体1に
片持状に液密に支持し、筒状体部分は本体1を流れる流
体内に突出している。このように取り付けられた振動管
21はカルマン渦の交番圧力に応動して交番変位する。
【0024】一方、流量変換部4の基台5bには、振動
管21の取付けフランジ21aに対応する位置に凹部2
2が、且つ、その中央部に取付けフランジ23aで取り
付けられた渦センサ23が設けられている。流量変換部
4を本体1に装着した状態では、振動管21の取付けフ
ランジ21aは基台5bの凹部22内に収納されてい
る。このとき、振動管21の振動を検出するための渦セ
ンサ23の検出筒23bは振動管21のセンサ挿入穴2
1bに挿入され、端部が板ばね23cの外周で支持され
た状態となっている。なお、凹部22を基台5bに設け
たが、凹部22は本体1側に設けるようにしてもよい。
【0025】渦センサ23は、振動管21の交番圧力を
検出して渦信号を出力し、第1の実施形態と同様に演算
され、表示器8に流量表示される。この場合、振動管2
1は、本体の口径が異なる場合でも一定の形状をもって
おり、従って、渦センサ23もすべての口径の本体1に
共通して使用できる。
【0026】(請求項4の発明)図4は、本発明による
渦流量計の第4の実施形態を説明するための流れ方向断
面図であり、図中、24は渦センサ、25はコネクタで
ある。
【0027】図4に示す渦流量計は、図3に示した振動
管21を渦センサ24に置き換えたもので、渦センサ2
4の渦信号は、渦センサ24の取付けフランジ24aの
外側及び該取付けフランジ24aに対応する凹部を有す
る流量変換部4の基台5cに取り付けられたコネクタ2
5を介して演算器7に接続される。従って、この場合
は、流量変換部4にはコネクタ25が取り付けられてい
るだけであり、渦センサ24は本体1に固着されている
ので、渦信号を確実に安定して検出することができる。
なお、図4において、渦発生体2と渦センサ24とを別
体としたが、これらを一体構造としてコネクタ25を介
して流量変換部4と接続できるようにしてもよい。
【0028】(請求項5の発明)図5は、本発明による
渦流量計の第5の実施形態を説明するための流れ方向断
面図であり、図中、26は温度センサ、27は圧力セン
サ、28,29はコネクタである。
【0029】図5に示す渦流量計は、図4に示した渦流
量計に対し、更に、本体1に温度センサ26及び圧力セ
ンサ27を設けたものである。温度センサ26にはコネ
クタ28が、圧力センサ27にはコネクタ29が各々取
り付けられており、基台5dに渦センサ24,温度セン
サ26,圧力センサ27の位置に対応して設けられたコ
ネクタ25,28,29を介して、本体1と流量変換部
4とが接合される。
【0030】図5に示す渦流量計は、渦信号以外に流体
の温度,圧力信号が検出され、演算器7では、渦センサ
24で検出された流量信号から得られた体積流量に対
し、温度,圧力を補正し、流体の基準温度,圧力状態の
流量、即ち質量流量を求めることができる。
【0031】(請求項6の発明)なお、図1乃至図5に
示す渦流量計の流量変換部4には、係数設定器9が取り
付けられており、スイッチ又はピン9aの操作により流
量変換部4が装着される流量計本体1の口径に応じたメ
ータ係数を設定できる。
【0032】(請求項7の発明)図6は、本発明による
渦流量計の第6の実施形態を説明するためのコネクタ接
合部の部分断面図であり、図中、31はコネクタ、32
は口径識別ピンである。
【0033】図6に示したコネクタ接合部には、図4に
示す渦センサ24の場合と同様にコネクタ31が取り付
けられており、コネクタ31には、演算器7と接続され
た複数の口径識別ピン32(図6の場合は32a,32
b,32c,32d)が植え込まれている。本体部15
に流量変換部4を装着すると、本体部15側に本体1の
口径に応じて設けられた口径識別ピン32(図6の場合
は、口径識別ピン32a,32b)に対応する位置に設
定されているマークを口径識別ピン32(32a,32
b,32c,32d)が読みとり、演算器7内で口径を
識別する。演算器7内では、係数設定器9の操作なしに
識別された口径のメータ係数を自動設定して流量演算を
施すようになっている。
【0034】なお、本発明による渦流量計は、流量モニ
タの対象となる渦流量計の本体1に流量変換部4を装着
して流量計測するものであるから、計測対象外の本体部
15には流量変換部4は装着されておらず、このため、
センサ挿入穴、又はコネクタは開放されているので、雨
水侵入等による不都合が生ずる不具合があるので、非使
用時はキャップ(図示せず)を被せておく。また、電池
10は充電用コネクタ11を介して適宜充電される。
【0035】
【発明の効果】請求項1に対応する効果:流体が流れる
複数の流量計本体に渦発生体をそれぞれ液密に支持し、
該渦発生体に渦センサ挿入穴を一端側を開放して設け、
該渦センサ挿入穴に、流量変換部に固定しておいた渦セ
ンサを着脱自在に固着するとともに、1つの流量変換部
を前記複数の流量計本体に着脱自在に装着できるように
したので、本体の口径の如何を問わず、一定の渦センサ
を使用でき、かつ複数の流量計本体に対し一台の流量変
換部で計測できるので、経済的な効果が大きい。
【0036】請求項2に対応する効果:流体が流れる複
数の流量計本体に圧力導入口を有する渦発生体をそれぞ
れ液密に支持し、該渦発生体に振動管挿入穴を一端側を
開放して設け、該振動管挿入穴に一端側を開放した渦セ
ンサ挿入穴を有する振動管を挿入し前記流量計本体に固
定し、前記渦センサ挿入穴に、流量変換部に固定してお
いた渦センサを着脱自在に固着するとともに、1つの流
量変換部を前記複数の流量計本体に着脱自在に装着でき
るようにしたので、請求項1と同様の効果が得られると
ともに、本体口径の大小に影響されず、一定感度の渦信
号が得られる。
【0037】請求項3に対応する効果:流体が流れる複
数の流量計本体に渦発生体を、該渦発生体の後流側に振
動管を、それぞれ液密に支持し、該振動管に渦センサ挿
入穴を一端側を開放して設け、該渦センサ挿入穴に、流
量変換部に固定しておいた渦センサを着脱自在に固着す
るとともに、1つの流量変換部を前記複数の流量計本体
に着脱自在に装着できるようにしたので、請求項1と同
じ効果が得られる。
【0038】請求項4に対応する効果:請求項1乃至3
の何れかに記載の渦流量計において、前記渦センサと流
量変換部との結合をコネクタを介して着脱自在にしたの
で、本体部と流量変換部との接合部分はコネクタだけと
なるので、請求項1の効果に加え、接続が容易となる。
【0039】請求項5に対応する効果:流体が流れる複
数の流量計本体に渦発生体と温度センサおよび圧力セン
サを、前記渦発生体の後流側に渦センサを、それぞれ液
密に支持し、前記渦センサ,温度センサおよび圧力セン
サの各信号と流量変換部との接続をコネクタを介して着
脱自在に固着するとともに、1つの流量変換部を前記複
数の流量計本体に着脱自在に装着できるようにしたの
で、本体部と流量変換部との接合部分はコネクタだけと
なるので、請求項4と同様の効果がある。
【0040】請求項6に対応する効果:請求項1乃至5
の何れかに記載の発明において、流量変換部に、流量計
本体の口径に応じたメータ係数を設定するメータ係数設
定器を有したので、口径に応じたメータ係数の設定が流
量変換部表面で容易に行うことが可能となった。
【0041】請求項7に対応する効果:請求項1乃至5
の何れかに記載の発明において、流量計本体に該流量計
本体の口径を識別する口径識別ピンを、流量変換部に該
口径識別ピンと結合するコネクタを設け、前記流量変換
部を前記流量計本体に装着したとき、前記口径識別ピン
により定められた前記流量計本体の口径に対応したメー
タ係数を自動で設定するようにしたので、係数設定操作
が不要となるとともに、設定ミスをなくすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による渦流量計の第1の実施形態を説
明するための流れ方向断面図である。
【図2】 本発明による渦流量計の第2の実施形態を説
明するための本体部の流れと直角方向断面図である。
【図3】 本発明による渦流量計の第3の実施形態を説
明するための流れ方向断面図である。
【図4】 本発明による渦流量計の第4の実施形態を説
明するための流れ方向断面図である。
【図5】 本発明による渦流量計の第5の実施形態を説
明するための流れ方向断面図である。
【図6】 本発明による渦流量計の第6の実施形態を説
明するためのコネクタ接合部の部分断面図である。
【符号の説明】
1…流量計本体、2…渦発生体、2a,21c…センサ
挿入穴、3,23,24,30…渦センサ、4…流量変
換部、5a,5b,5c,5d…基台、6…外筺、7…
流量演算器、8…流量表示器、9…係数設定器、10…
電池、11…電池充電用コネクタ、12…表示切換スイ
ッチ、13…圧力導入口、14,21…振動管、14a
…振動管挿入穴、15…本体部、22…凹部、25,2
8,29,31…コネクタ、26…温度センサ、27…
圧力センサ、32…口径識別ピン。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体が流れる複数の流量計本体に渦発生
    体をそれぞれ液密に支持し、該渦発生体に渦センサ挿入
    穴を一端側を開放して設け、該渦センサ挿入穴に、流量
    変換部に固定しておいた渦センサを着脱自在に固着する
    とともに、1つの流量変換部を前記複数の流量計本体に
    着脱自在に装着できるようにしたことを特徴とする渦流
    量計。
  2. 【請求項2】 流体が流れる複数の流量計本体に圧力導
    入口を有する渦発生体をそれぞれ液密に支持し、該渦発
    生体に振動管挿入穴を一端側を開放して設け、該振動管
    挿入穴に一端側を開放した渦センサ挿入穴を有する振動
    管を挿入し前記流量計本体に固定し、前記渦センサ挿入
    穴に、流量変換部に固定しておいた渦センサを着脱自在
    に固着するとともに、1つの流量変換部を前記複数の流
    量計本体に着脱自在に装着できるようにしたことを特徴
    とする渦流量計。
  3. 【請求項3】 流体が流れる複数の流量計本体に渦発生
    体を、該渦発生体の後流側に振動管を、それぞれ液密に
    支持し、該振動管に渦センサ挿入穴を一端側を開放して
    設け、該渦センサ挿入穴に、流量変換部に固定しておい
    た渦センサを着脱自在に固着するとともに、1つの流量
    変換部を前記複数の流量計本体に着脱自在に装着できる
    ようにしたことを特徴とする渦流量計。
  4. 【請求項4】 前記渦センサと流量変換部との結合をコ
    ネクタを介して着脱自在にしたことを特徴とする請求項
    1乃至3の何れかに記載の渦流量計。
  5. 【請求項5】 流体が流れる複数の流量計本体に渦発生
    体と温度センサおよび圧力センサを、前記渦発生体の後
    流側に渦センサを、それぞれ液密に支持し、前記渦セン
    サ,温度センサおよび圧力センサの各信号と流量変換部
    との接続をコネクタを介して着脱自在に固着するととも
    に、1つの流量変換部を前記複数の流量計本体に着脱自
    在に装着できるようにしたことを特徴とする渦流量計。
  6. 【請求項6】 流量変換部に、流量計本体の口径に応じ
    たメータ係数を設定するメータ係数設定器を有すること
    を特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の渦流量
    計。
  7. 【請求項7】 流量計本体に該流量計本体の口径を識別
    する口径識別ピンを、流量変換部に該口径識別ピンと結
    合するコネクタを設け、前記流量変換部を前記流量計本
    体に装着したとき、前記口径識別ピンにより定められた
    前記流量計本体の口径に対応したメータ係数を自動で設
    定するようにしたことを特徴とする請求項1乃至5の何
    れかに記載の渦流量計。
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