JPH09280705A - 氷粒投入装置 - Google Patents

氷粒投入装置

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JPH09280705A
JPH09280705A JP11436496A JP11436496A JPH09280705A JP H09280705 A JPH09280705 A JP H09280705A JP 11436496 A JP11436496 A JP 11436496A JP 11436496 A JP11436496 A JP 11436496A JP H09280705 A JPH09280705 A JP H09280705A
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Japan
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ice
particle
casing
rotor
charging device
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JP11436496A
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Inventor
Hiroko Ichinomiya
弘子 一ノ宮
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GUROOKARU KK
Original Assignee
GUROOKARU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型化が図れ、容易に運搬し得る氷粒投入装置
を提供する。 【解決手段】氷粒投入装置は、氷粒を製造する氷粒製造
装置と、氷粒を送り出す氷粒送出装置3とで構成されて
いる。氷粒送出装置3は、氷粒送出手段4および氷粒加
速手段5で構成されている。氷粒送出手段4は、環状の
溝42が形成されたケーシング41と、ケーシング41
に回転可能に支持されたロータ43とを有している。ロ
ータ43の外周部には、溝42に挿入された8枚の羽根
が立設されている。氷粒加速手段5は、縮径部511を
備えた管路51と、ノズル521を備えた空気送出部5
2とを有している。氷粒製造装置で製造された氷粒は、
氷粒送出手段4の溝42内に落下し、ロータ43の羽根
により溝42に沿って移送され、氷粒加速手段5により
加速されて、所定の位置に投入される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、氷粒を投入する氷
粒投入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】氷粒を投入する氷粒投入装置が知られて
いる。氷粒投入装置は、氷粒を製造する氷粒製造装置
と、この氷粒製造装置により製造された氷粒を送り出す
氷粒送出装置とで構成されている。
【0003】そして、従来の氷粒投入装置では、前記氷
粒送出装置が、氷粒を所定位置へ移送するフラットコン
ベアと、このフラットコンベアによって移送された氷粒
を装置の外部に吹き飛ばす手段とで構成されている。
【0004】しかしながら、従来の氷粒投入装置では、
氷粒製造装置と氷粒送出装置とを合わせた高さ、すなわ
ち、氷粒投入装置の高さが5m程度あるので、装置の運
搬が困難である。
【0005】例えば、氷粒投入装置をトラック等で運搬
する場合、装置の高さが道路交通法における高さの上限
(3.8m)を超えているので、装置を組み立てた状態
では運搬することができず、このため、装置を分解して
運搬しなければならないという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、小型
化が図れ、容易に運搬し得る氷粒投入装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(11)の本発明により達成される。
【0008】(1) 氷粒を製造する氷粒製造装置と、
この氷粒製造装置により製造された氷粒を送り出す氷粒
送出装置とを有する氷粒投入装置であって、前記氷粒送
出装置は、円弧状の内壁と、この内壁の接線方向へ延び
る吐出路とを備えたケーシングと、該ケーシング内に収
納され、複数の羽根を備えたロータと、該ロータを回転
させる駆動手段とを有する氷粒送出手段と、前記吐出路
から吐出した氷粒を加速する氷粒加速手段とを有するこ
とを特徴とする氷粒投入装置。
【0009】(2) 前記ケーシングは、その内部へ空
気を供給する空気供給路を有する上記(1)に記載の氷
粒投入装置。
【0010】(3) 前記空気供給路は、前記内壁の接
線方向に向って配置されている上記(2)に記載の氷粒
投入装置。
【0011】(4) 前記空気供給路のケーシング内側
の開口と、前記吐出路のケーシング内側の開口との、前
記ロータの回転中心に対する中心角θが60°以上であ
る上記(2)または(3)に記載の氷粒投入装置。
【0012】(5) 前記ロータの回転速度は、1〜3
600rpmである上記(1)ないし(4)のいずれか
に記載の氷粒投入装置。
【0013】(6) 前記氷粒加速手段は、前記吐出路
から所定距離離間した位置に負圧状態を作り、これによ
り生じた高速の空気流により氷粒を加速するよう構成さ
れている上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の氷
粒投入装置。
【0014】(7) 前記氷粒加速手段は、前記吐出路
から所定距離離間した位置に内径が縮径する縮径部を備
えた管路と、前記管路内に空気を噴出するノズルを備え
た空気送出部とを有し、前記管路内に供給された空気が
前記縮径部において高速流を形成し、これにより氷粒を
加速するよう構成されている上記(1)ないし(5)の
いずれかに記載の氷粒投入装置。
【0015】(8) 前記管路を流れる空気の流量は、
0.01〜5m3 /分である上記(7)に記載の氷粒投
入装置。
【0016】(9) 前記氷粒製造装置は、冷却された
内壁を備えたハウジングと、前記ハウジング内に回転可
能に支持され、前記内壁に付着した氷をかき落とすかき
落とし部材を備えたかき落とし手段と、前記かき落とし
手段によりかき落とされた氷粒が落下する落下部とを有
し、前記落下部に前記ケーシングの内部が連通している
上記(1)ないし(8)のいずれかに記載の氷粒投入装
置。
【0017】(10) 前記かき落とし手段の回転中心
と、前記ロータの回転中心とが同心的に配置されている
上記(9)に記載の氷粒投入装置。
【0018】(11) 前記氷粒の平均粒径は、0.5〜
50mmである上記(1)ないし(10)のいずれかに記載
の氷粒投入装置。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の氷粒投入装置を添
付図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明の氷粒投入装置の構成例を
示す斜視図である。同図に示すように、氷粒投入装置1
は、氷粒を投入する装置であり、氷粒を製造する氷粒製
造装置2と、この氷粒製造装置2により製造された氷粒
を送り出す氷粒送出装置3とで構成されている。
【0021】図2は、図1に示す氷粒製造装置2を示す
平面図、図3は、図1に示す氷粒送出装置3を示す平面
図、図4は、図2中のA−A線での断面図である。
【0022】図4に示すように、氷粒製造装置2は、ハ
ウジング21を有している。ハウジング21には、螺旋
状の冷媒管22と、断熱材23とが設けられている。
【0023】そして、ハウジング21の外側には、冷媒
が貯留されているアキュームレータ61が設けられてい
る。冷媒としては、例えば、フロン系の冷媒(R22)
が用いられる。
【0024】また、ハウジング21内には、回転軸(減
速機軸)24が回転可能に支持されている。
【0025】回転軸24には、支持部材251により、
フレーム252が固定されている。この場合、フレーム
252は、回転軸24とほぼ平行となるように配置され
ている。
【0026】このフレーム252には、複数のL字状の
かき落とし部材253が設けられている。各かき落とし
部材253は、それぞれ、フレーム252の長手方向
(図4中上下方向)に沿って配置されている。
【0027】なお、前記回転軸24、支持部材251、
フレーム252およびかき落とし部材253により、ハ
ウジング21の内壁211に付着した氷をかき落とすか
き落とし手段が構成される。
【0028】また、ハウジング21の外側には、水を貯
留する水タンク62と、ポンプ63と、管路64とが設
けられている。管路64の一端は、水タンク62に接続
されている。
【0029】回転軸24の図4中上側であって、その内
部には、図示しない中空部が形成されており、前記管路
64の他端は、その中空部に連通している。なお、管路
64の他端の近傍には、バルブ66が設けられている。
【0030】また、図1に示すように、回転軸24の上
部には、支持部材261により、C字状の水路262が
支持されている。回転軸24の上部と、水路262との
間には、複数の管路264が設けられており、これら管
路264の一端は、それぞれ回転軸24の図示しない中
空部に連通し、他端は、それぞれ水路262の側部に接
続されている。そして、水路262の底部には、ハウジ
ング21内に水を供給する複数の供給管263が設けら
れている。
【0031】また、回転軸24の下部には、支持部材2
71により、傘部材(傘状の部材)272が支持されて
いる。この傘部材272は、外周側の高さが内周側の高
さより低くなっている。
【0032】そして、この傘部材272には、所定角度
分切欠かれた切欠き部273が設けられている。なお、
この切欠き部273の位置に、前記かき落とし部材25
3が配置されている。
【0033】氷粒製造装置2は、傘部材272の図1中
下側に、水を受けるための環状の受け部材28を有して
いる。
【0034】この受け部材28と、水タンク62との間
には、管路65が設けられており、この管路65の一端
は、受け部材28に接続され、他端は、水タンク62に
接続されている。
【0035】なお、受け部材28の開口281と切欠き
部273とは連通しており、これら開口281および切
欠き部273等により、内壁211からかき落とされた
氷粒が落下する落下部が構成される。
【0036】図2に示すように、ハウジング21の外側
には、モータ71と、このモータ71からの動力を回転
軸24へ伝達する動力伝達機構72とが設けられてい
る。
【0037】この氷粒製造装置2は、氷粒の平均粒径
が、0.5〜50mm程度、特に、1〜10mm程度となる
よう構成するのが好ましい。
【0038】氷粒の平均粒径が前記範囲内であると、特
に、氷粒の移送、投入をより確実に行うことができる。
【0039】図1に示すように、この氷粒製造装置2の
受け部材28の図1中下側には、氷粒送出装置3が配置
されている。
【0040】図3に示すように、氷粒送出装置3は、氷
粒送出手段4と、空気流により氷粒を加速する氷粒加速
手段5とで構成されている。
【0041】氷粒送出手段4は、ケーシング41を有し
ている。このケーシング41の内部は、前述した落下
部、すなわち、開口281および切欠き部273に連通
している。
【0042】ケーシング41には、環状の溝42が形成
されている。この溝42には、ケーシング41の内部、
すなわち溝42内に空気を供給し、円弧状の内壁411
の接線方向に延びる空気供給路421と、内壁411の
接線方向に延びる吐出路422とが、それぞれ連通して
いる。この場合、空気供給路421と吐出路422とが
垂直になるように配置されている。
【0043】ここで本発明では、空気供給路421のケ
ーシング内側の開口423と、吐出路422のケーシン
グ内側の開口424との、ロータ43の回転中心に対す
る中心角θが、60°以上、特に、90°以上であるの
が好ましい。
【0044】中心角θが前記範囲の場合には、溝42内
での空気流が円滑に流れて、氷粒の排出効率が向上す
る。
【0045】ケーシング41の空気供給路421の一端
(図3中上側端)には、空気供給口44が設けられてい
る。この空気供給口44には、吸入する空気中の塵等を
除去するフィルター441が装着されている。また、ケ
ーシング41の吐出路422の一端(図3中右側端)に
は、吐出口45が設けられている。
【0046】図4に示すように、ケーシング41の底部
には、モータ46が固定されている。そして、ケーシン
グ41の上部には、ロータ43が回転可能に支持されて
いる。このロータ43は、前記モータ46の回転軸に接
合されている。従って、モータ46により、ロータ43
を回転させる駆動手段が構成される。
【0047】なお、ロータ43の回転中心と、回転軸2
4の回転中心(かき落とし手段の回転中心)とが同心的
に配置されている。
【0048】図3および図4に示すように、ロータ43
の外周部には、8枚の羽根431がロータ中心から放射
状に立設されている。各羽根431は、それぞれ、溝4
2内に配置されている。
【0049】なお、本発明では、羽根431の数は、8
枚に限定されず、複数であればよい。また、羽根431
は、湾曲しているものでもよい。
【0050】ここで、ロータ43の回転速度は、1〜3
600rpm程度、特に、5〜500rpm程度が好ま
しい。
【0051】ロータ43の回転速度が前記範囲内である
と、特に、氷粒の投入をより確実に行うことができる。
【0052】図4に示すように、ケーシング41には、
断熱材47が設けられている。この断熱材47により、
ケーシング41内での氷の融解が抑制(防止)される。
【0053】図3に示すように、氷粒加速手段5は、管
路51を有しており、この管路51は、氷粒送出手段4
の吐出口45に連通している。
【0054】そして、この管路51は、吐出口45側か
ら順に、大径部513と、テーパ部512と、内径が縮
径する縮径部511とを有している。前記テーパ部51
2では、吐出口45側から縮径部511側に向って、管
路51の内径(中空部の断面積)が漸減している。
【0055】また、縮径部511と、吐出口45との間
には、空気送出部52が設けられている。
【0056】空気送出部52は、管路51内に空気を噴
出するノズル521を有している。このノズル521の
噴出口は、縮径部511側を向いており、これにより、
ノズル521から噴出された空気が、縮径部511側に
向って流れるようになっている。
【0057】このような氷粒加速手段5は、管路51を
流れる空気の流量が、0.01〜5m3 /分程度、特
に、0.02〜1m3 /分程度となるよう構成するのが
好ましい。
【0058】管路51を流れる空気の流量が前記範囲内
であると、特に、氷粒の投入をより確実に行うことがで
きる。
【0059】次に、氷粒投入装置1の作用を説明する。
図4に示すように、氷粒投入装置1が作動すると、冷媒
が、アキュームレータ61から送出され、冷媒管22に
沿って流れる。これにより、ハウジング21の内壁21
1は、例えば、−25〜−30℃程度に冷却される。
【0060】また、図2に示すように、モータ71が駆
動し、その回転力は、動力伝達手段72により減速され
て、回転軸24へ伝達され、図1に示すように、回転軸
24が図1中時計回りに所定速度で回転する。
【0061】図1に示すように、バルブ66を所定開度
とすると、水タンク62に貯留されている水は、ポンプ
63の作動により、管路64内を流れ、回転軸24の中
空部および管路264を経て、水路262へ移送され
る。そして、図4に示すように、この水は、水路262
から供給管263を経て、ハウジング21の内壁211
に供給され、その内壁211に沿って、下方に流れる。
この際、水は、内壁211によって冷却され、凝固し、
氷になって内壁211に付着する。
【0062】図4に示すように、内壁211に付着した
氷は、かき落とし部材253によりかき取られ、これに
より、氷粒が製造される。図1に示すように、この氷粒
は、内壁211から落下し、切欠き部273を通過し
て、氷粒送出装置3の氷粒送出手段4、すなわち、ケー
シング41の溝42内に供給される。
【0063】一方、図1に示すように、凝固しなかった
水は、ハウジング21の内壁211に沿って下方に流
れ、傘部材272上に落下し、さらに、傘部材272に
沿って流れ、受け部材28に集まる。この水は、管路6
5内を流れて、受け部材28から水タンク62へ移送さ
れ、水タンク62に貯留されて、再度、氷粒の製造に利
用される。
【0064】図3および図4に示すように、氷粒送出装
置3の氷粒送出手段4では、モータ46が駆動し、これ
により、ロータ43が図3中反時計回りに所定速度で回
転する。
【0065】ケーシング41の溝42内に落下した氷粒
は、ロータ43の各羽根431により、内壁411に沿
って吐出路422の近傍まで移送される。
【0066】図3に示すように、氷粒加速手段5では、
図示しないエアーコンプレッサーから空気送出部52へ
圧縮空気が送出される。この空気は、ノズル521から
管路51内へ噴出され、管路51に沿って縮径部511
側へ流れ、これにより、縮径部511において高速流が
形成される。このため縮径部511が負圧状態となり、
管路51内に高速の空気流が生じ、吐出路422および
管路51内で氷粒が図3中B方向に加速される。
【0067】すなわち、吐出路422の近傍まで移送さ
れた溝42内の氷粒は、前記空気流により加速され、吐
出路422に沿って移送され、吐出口45から氷粒加速
手段5の管路51に吸い込まれ、さらに、管路51に沿
って移送され、縮径部511を通過後、所定の位置へ投
入される。この排出に伴って、空気供給口44からケー
シング41内に空気(外気)が吸い込まれる。
【0068】例えば、氷粒投入装置1を人工雪投入装置
として用いる場合には、氷粒製造装置2で製造された氷
粒は、人工雪として、スキー場のゲレンデに投入され
る。
【0069】また、氷粒投入装置1により製造した氷粒
と、水とを混合して、混相流を製造することもできる。
【0070】氷粒投入装置1では、氷粒送出装置3がい
わゆるターボ型であり、氷粒送出装置3の高さが比較的
低い。
【0071】このため、氷粒投入装置1の高さを、道路
交通法における高さの上限(3.8m)を超えない高さ
(例えば、3.8m以下、特に、3m以下)にすること
ができる。
【0072】従って、氷粒投入装置1を、組み立てた状
態で、例えば、トラック等で運搬することができる。す
なわち、氷粒投入装置1では、装置を分解せずに運搬す
ることができるので、装置の運搬や、その設置等が容易
であるという利点を有する。
【0073】ここで、氷粒製造装置2は、製氷を効率よ
く行うための機能上、外部と連通する開口部が少ないの
で、氷粒製造装置2から氷粒送出手段4のケーシング4
1内への空気の供給が十分にはできない。このため、ケ
ーシング41に空気供給路421が設けられている。よ
って、氷粒投入装置1では、この空気供給路421によ
り、ケーシング41内への空気の供給が十分になされ、
氷粒の排出が円滑となる。
【0074】また、氷粒投入装置1では、吐出路422
が内壁211の接線方向に向かって配置されており、さ
らに、空気供給路421が内壁211の接線方向に向か
って配置されているので、溝42内でロータ回転方向の
渦流が形成され、よって、円滑に氷粒を排出することが
できる。
【0075】また、氷粒投入装置1では、氷粒を空気流
で加速する氷粒加速手段5を有しているので、氷粒を円
滑かつ確実に、所定の位置へ移送、投入することができ
る。
【0076】なお、本発明の氷粒投入装置の用途は、前
述した人工雪の製造、投入や、混相流の製造に限定され
るものではない。
【0077】また、氷粒製造装置は、例えば、フレーク
アイス、プレートアイス、クラッシュアイスのような氷
粒を製造するものであり、その構成は、図示のものに限
定されない。
【0078】以上、本発明の氷粒投入装置を、図示の構
成例に基づいて説明したが、本発明はこれに限定される
ものではない。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の氷粒投入
装置によれば、構造が簡単であり、装置の小型化、特
に、装置の高さを低くすることができる。このため、装
置の運搬、設置が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の氷粒投入装置の構成例を示す斜視図で
ある。
【図2】図1に示す氷粒製造装置を示す平面図である。
【図3】図1に示す氷粒送出装置を示す平面図である。
【図4】図2中のA−A線での断面図である。
【符号の説明】
1 氷粒投入装置 2 氷粒製造装置 21 ハウジング 211 内壁 22 冷媒管 23 断熱材 24 回転軸 251 支持部材 252 フレーム 253 かき落とし部材 261 支持部材 262 水路 263 供給管 264 管路 271 支持部材 272 傘部材 273 切欠き部 28 受け部材 281 開口 3 氷粒送出装置 4 氷粒送出手段 41 ケーシング 411 内壁 42 溝 421 空気供給路 422 吐出路 423、424 開口 43 ロータ 431 羽根 44 空気供給口 441 フィルター 45 吐出口 46 モータ 47 断熱材 5 氷粒加速手段 51 管路 511 縮径部 512 テーパ部 513 大径部 52 空気送出部 521 ノズル 61 アキュームレータ 62 水タンク 63 ポンプ 64、65 管路 66 バルブ 71 モータ 72 動力伝達機構

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 氷粒を製造する氷粒製造装置と、この氷
    粒製造装置により製造された氷粒を送り出す氷粒送出装
    置とを有する氷粒投入装置であって、 前記氷粒送出装置は、 円弧状の内壁と、この内壁の接線方向へ延びる吐出路と
    を備えたケーシングと、該ケーシング内に収納され、複
    数の羽根を備えたロータと、該ロータを回転させる駆動
    手段とを有する氷粒送出手段と、 前記吐出路から吐出した氷粒を加速する氷粒加速手段と
    を有することを特徴とする氷粒投入装置。
  2. 【請求項2】 前記ケーシングは、その内部へ空気を供
    給する空気供給路を有する請求項1に記載の氷粒投入装
    置。
  3. 【請求項3】 前記空気供給路は、前記内壁の接線方向
    に向って配置されている請求項2に記載の氷粒投入装
    置。
  4. 【請求項4】 前記空気供給路のケーシング内側の開口
    と、前記吐出路のケーシング内側の開口との、前記ロー
    タの回転中心に対する中心角θが60°以上である請求
    項2または3に記載の氷粒投入装置。
  5. 【請求項5】 前記ロータの回転速度は、1〜3600
    rpmである請求項1ないし4のいずれかに記載の氷粒
    投入装置。
  6. 【請求項6】 前記氷粒加速手段は、前記吐出路から所
    定距離離間した位置に負圧状態を作り、これにより生じ
    た高速の空気流により氷粒を加速するよう構成されてい
    る請求項1ないし5のいずれかに記載の氷粒投入装置。
  7. 【請求項7】 前記氷粒加速手段は、前記吐出路から所
    定距離離間した位置に内径が縮径する縮径部を備えた管
    路と、前記管路内に空気を噴出するノズルを備えた空気
    送出部とを有し、前記管路内に供給された空気が前記縮
    径部において高速流を形成し、これにより氷粒を加速す
    るよう構成されている請求項1ないし5のいずれかに記
    載の氷粒投入装置。
  8. 【請求項8】 前記管路を流れる空気の流量は、0.0
    1〜5m3 /分である請求項7に記載の氷粒投入装置。
  9. 【請求項9】 前記氷粒製造装置は、冷却された内壁を
    備えたハウジングと、 前記ハウジング内に回転可能に支持され、前記内壁に付
    着した氷をかき落とすかき落とし部材を備えたかき落と
    し手段と、 前記かき落とし手段によりかき落とされた氷粒が落下す
    る落下部とを有し、 前記落下部に前記ケーシングの内部が連通している請求
    項1ないし8のいずれかに記載の氷粒投入装置。
  10. 【請求項10】 前記かき落とし手段の回転中心と、前
    記ロータの回転中心とが同心的に配置されている請求項
    9に記載の氷粒投入装置。
  11. 【請求項11】 前記氷粒の平均粒径は、0.5〜50
    mmである請求項1ないし10のいずれかに記載の氷粒投
    入装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102087062A (zh) * 2011-02-21 2011-06-08 青岛澳润商用设备有限公司 水帘片
JP2016090207A (ja) * 2014-11-11 2016-05-23 アイスマン株式会社 人工降雪装置

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