JP3545321B2 - 雪質調整用砕氷システム - Google Patents

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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C2303/00Special arrangements or features for producing ice or snow for winter sports or similar recreational purposes, e.g. for sporting installations; Special arrangements or features for producing artificial snow
    • F25C2303/042Snow making by using solid ice, e.g. ice crushing

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  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、製雪機により製造された氷粒を粉砕し粉雪にすることができる雪質調整用砕氷システム装置に関する。本発明は、大型製雪機で作られたフレークアイス(例えば、厚さ3〜5mmの薄板状氷粒)を粉砕しスキーゲレンデに好適な粉雪にして散布することができる雪質調整用砕氷システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
スキー場に導入されている人口降雪システムには、−1℃以下の外気温を利用し造雪する型式のものと、外気温度にかかわらず造雪が可能な製氷型のものがあり、近年後者の需要が高まっている。この製氷型には、製氷機で作られた氷粒を一旦製雪機に貯蔵する貯氷型と、製氷機で作られた氷粒を貯蔵せずそのままゲレンデに搬送するユニット型がある。貯氷型は、圧縮空気搬送により短時間に大量の氷粒を搬送するため、搬送管内部において氷粒が粉砕され粉雪が発生することで滑走性の良い自然雪に近い雪を作ることができる。
【0003】
ユニット型は、氷粒を貯蔵せず通常少量の氷粒をブロワー使用により送風搬送するため、また搬送距離も通常50m程度と小さいため、氷粒は、搬送管内において粉砕されず、製氷機で作られた氷粒がそのままの状態でゲレンデに搬送されるため、ざくざくで滑走性が悪く、空気層が多くしまりもなく、解け易い等の問題を生じ、スキーヤーの安全確保にも不利な雪質となる場合があった。
【0004】
特許第2996949号公報は、氷塊を供給して氷雪状に破砕し、遠方に放出する人口雪の製造装置を開示する。この製造装置は、氷塊入口及び氷塊出口を有するケーシング並びにケーシング内を回転して氷塊を定量供給する回転羽根を有する氷塊定量供給機と、氷塊定量供給機から供給される氷塊を氷雪に粉砕する回転羽根を有する送風式破砕機を備える。この製造装置は、送風式破砕機に定量で氷塊を供給する氷塊定供給機を設けることにより送風式破砕機の回転羽根による氷塊の破砕が常に均一に行われるようにしている。この装置の送風式破砕機は、各回転羽根に高い強度及び剛性を必要とする。
【0005】
特許第2546814号公報は、氷雪供給手段を備える管路、管路の一方に配置される送風手段、及び管路の他方に配置される氷雪散布手段を備える氷雪圧送装置を開示する。この装置は、氷雪供給手段と氷雪散布手段の間の管路部分に流速可変換手段を設け、管路部分の流速を変えることにより粒径を制御可能にしている。この装置は、氷雪が主に管路内壁と衝突し粉砕されるので、高い圧力の空気が必要である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、従来の人造雪製造散布装置の短所を解消し、氷粒を粉砕し粉雪にすることができる雪質調整用砕氷システム、特に大型製雪機で作られたフレークアイス(薄板状氷粒)を粉砕しスキーゲレンデに好適な粉雪にし空気搬送する雪質調整用砕氷システムを提供することである。本発明の他の目的は、フレークアイス(薄板状氷粒)を効率的に粉砕し粉雪にする堅固で耐久性のある粉砕機構を備える砕氷システムを提供することである。本発明の別の目的は、氷粒の粉砕の程度を制御し雪質の調整が可能な砕氷システムを提供することである。本発明の更に別の目的は、氷粒供給機構と氷粒粉砕機構をコンパクトに配置した砕氷システムを提供することである。本発明のその他の目的及び利点は、図面を参照する以下の記載から明かにされる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の雪質調整用砕氷システムは、氷粒入口、送風入口及び氷粒出口を備え、氷粒出口に連結される第1搬送管内へ搬送空気及び氷粒の流れを送出する氷粒供給機構、氷粒供給機構へ搬送空気を供給する給気機構、氷粒供給源から氷粒を氷粒供給機構へ案内する氷粒案内機構、及び第1搬送管を介して供給される氷粒を粉砕し第2搬送管へ送出する粉砕機構を備える。粉砕機構は、第1搬送管に連結される氷粒入口及び第2搬送管に連結される氷粒出口を備えるケーシング、ケーシング内で回転軸に固着され回転される円板部材並びに回転軸及び円板部材に固着し放射状に配置される複数の半径板部材を備える。粉砕機構は、氷粒入口を介してケーシング内へ供給される氷粒を円板部材及び半径板部材に衝突させることにより粉砕し氷粒出口を介し第2搬送管内へ送出する。
【0008】
本発明の雪質調整用砕氷システムは、次の構成を備えることができる。(1)氷粒供給源は製雪機を含み、氷粒案内機構はコンベアを備える。(2)製雪機の出口がコンベアの入口の上方に配置される。(3)コンベアの出口が氷粒供給機構の氷粒入口の上方に配置される。(4)氷粒供給機構の氷粒出口が第1搬送管に連結される。(5)コンベアは、回転軸に固着された螺旋羽根を備えるスクリューコンベアである。(6)スクリューコンベアの回転軸は、着氷防止用空気通路を備える。(7)製雪機の出口及びコンベアの入口が複数個設けられる。(8)コンベアの出口と氷粒供給機構の氷粒入口の間に氷粒の塊を砕くための氷崩し器が配置される。(9)氷崩し器は、水平固定棒の間を通り水平回転軸により回転される複数の棒体を含む。(10)粉砕機構の回転軸は、インバーター付きのモーターにより駆動され、回転速度が可変である。(11)氷粒は厚さ3〜5mmのフレークアイスである。(12)第2搬送管は、可撓性のホース部分を有する。(13)給気機構は、空気ブロワから供給される圧力空気を冷却器により冷却し氷粒供給機構の送風入口へ供給する。
【0009】
本発明の氷粒供給機構と粉砕機構の組合せにおいて、氷粒供給機構は、搬送空気及び氷粒の流れを作るものであり、粉砕機構は、搬送空気中の氷粒を粉砕し搬送空気と共に第2搬送管内へ送出するものである。氷粒供給機構は、水平方向の回転軸、回転軸に固着され放射状に配置される複数の回転板、回転軸と同心の円筒面からなる内周面、及び内周面の両端に端面を有するケーシング、内周面の上方部分に形成される氷粒入口、一方の端面の下方に形成される送風入口、及び他方の端面の下方に形成される氷粒出口を備える。氷粒供給機構の各回転板の外方端と円筒形内周面との間の間隙及び各回転板の両側縁と両端面の間の間隙が最少にされ、氷粒入口が複数の回転板により送風入口又は氷粒出口とほぼ連通を遮断される。
【0010】
本発明の氷粒供給機構と粉砕機構の組合せにおいて、粉砕機構は、水平方向の回転軸、回転軸に固着される円板部材並びに回転軸及び円板部材に固着される複数の放射状の半径板部材、回転軸と同心の円筒面からなる内周面、及び内周面の両端に配置される端面を有するケーシング、一方の端面の下方に形成される氷粒入口、内周面の上方部分に形成される氷粒出口を備える。氷粒供給機構の氷粒出口と粉砕機構の氷粒入口が第1搬送管により連通され、氷粒供給機構の回転軸と粉砕機構の回転軸がほぼ直列である。
【0011】
本発明の氷粒供給機構と粉砕機構の組合せは、次の構成を含むことができる。(14)氷粒供給機構の氷粒出口と粉砕機構の氷粒入口が隣接し水平方向の第1搬送管により連通にされる。(15)氷粒供給機構の氷粒入口に氷粒の塊を砕くための氷崩し器が配置される。(16)氷崩し器は、水平固定棒の間を通り水平回転軸により回転される複数の棒体を含む。(17)粉砕機構の回転軸は、インバーター付きのモーターにより駆動され、回転速度が可変である。(18)氷粒は厚さ3〜5mmのフレークアイスである。(19)給気機構は、空気ブロワから供給される圧力空気を冷却器により冷却し氷粒供給機構の送風入口へ供給する。
【0012】
【作用】
製雪機用冷凍機及び製雪機を作動し、製雪機に雪の原料の水を供給することにより、製雪機内において氷粒が製造される。製造された氷粒は、製雪機の下方の製雪機出口からコンベアの入口へ落下し、コンベアにより移送されコンベア出口から氷粒供給機構の氷粒入口へ落下される。氷粒供給機構の氷粒入口へ落下された氷粒は、回転羽根により順次送風入口側へ移送され送風入口から供給される搬送空気の流れと混合され搬送空気と共に氷粒出口から送出される。搬送空気は、空気ブロワにより送風され空気冷却器を介し冷却され氷粒供給機構へ送られるので、氷粒を解かすことなく搬送する。氷粒供給機構の氷粒出口から送出された氷粒及び搬送空気は、粉砕機構に導かれ、氷粒が粉砕機構の回転する円板部材及び半径板部材と衝突し粉砕され粉雪とされ、搬送空気により第2搬送管内を搬送されゲレンデ等へ散布される。
【0013】
【発明の実施の態様】
図面を参照し本発明の実施の態様を説明する。図1は、本発明の実施例の雪質調整用砕氷システムを示す配置図であり、図2は、本発明の砕氷システムに使用される氷粒供給機構及び氷粒粉砕機構の1実施例を示す側面図であり、図3Aは、図2の直線A−Aに沿う断面図、図3Bは、図2の直線B−Bに沿う断面図である。図面において、同一の部材には、同一の符号を付し重複説明を省いている。図1に示すように、本発明の雪質調整用砕氷システム1は、例えば、60トン/日の造雪能力を有するものであり、氷粒供給源20、氷粒供給機構40、氷粒供給機構40へ搬送空気を供給する給気機構70、氷粒供給源20から氷粒3を氷粒供給機構40へ案内する氷粒案内機構30、及び第1搬送管61を介して供給される氷粒を粉砕し第2搬送管62へ送出する粉砕機構50を備える。
【0014】
図2及び図3Aに示すように、氷粒供給機構40は、氷粒入口39、送風入口79及び氷粒出口42を備え、氷粒出口42に連結される第1搬送管61内へ搬送空気及び氷粒の流れを送出する。氷粒供給機構40は、ロータリーフィーダーの構造を有し、水平方向の回転軸44、回転軸44に固着され放射状に配置される複数の回転板46、回転軸44と同心の円筒面からなる内周面47、及び内周面47の両端に配置される端面(図示されない)を有するケーシング43を有する。氷粒供給機構40の氷粒入口39は、内周面47の上方部分に形成され、送風入口79は、一方の端面の下方に形成される。氷粒出口42は、他方の端面の下方に形成され、第1搬送管61に連通される。氷粒入口51は、ホッパーの構造を有し、好ましくは氷粒の付着拡大を防止するためのヒーターを外部に備える。
【0015】
図2及び図3Bに示すように、粉砕機構50は、第1搬送管61に連結される氷粒入口51及び第2搬送管62に連結される氷粒出口52を備えるケーシング53、ケーシング53内で回転軸54に固着され回転される円板部材55並びに回転軸54及び円板部材55に固着し放射状に配置される複数の半径板部材56を備える。粉砕機構50は、氷粒入口51を介して搬送空気と共にケーシング53内へ供給される氷粒を円板部材53及び半径板部材55に衝突させることにより粉砕し氷粒出口52を介し第2搬送管62内へ送出する。粉砕機構50の回転軸54は、インバーター付きのモーター58及び減速機により、例えば1460rpmで回転駆動され、回転速度は可変とされる。
【0016】
氷粒供給源20は2つの製雪機22を備える。1基の製雪機22の造雪能力は、例えば30トン/日である。氷粒案内機構30はスクリューコンベア24を備える。製雪機22の出口23がスクリューコンベア24の入口25の上方に配置され、スクリューコンベアの出口26が氷粒供給機構40の氷粒入口39の上方に配置され、氷粒供給機構40の氷粒出口42が第1搬送管61に連結される。製雪機22の出口23及びその下方のスクリューコンベア24の入口25の組合せは、複数個設けるのがスクリューコンベア24の氷粒詰まりを防止する上で好適である。スクリューコンベア24は、回転軸28に固着された螺旋羽根27を備える。スクリューコンベアの回転軸28は、着氷防止用空気通路29を備える。
【0017】
スクリューコンベアの出口26と氷粒供給機構の氷粒入口39の間に、必要に応じて、氷粒の塊を砕くための氷崩し器31を配置することができる。氷崩し器31は、水平固定棒32の間を通り水平回転軸33により回転される複数の運動棒体34を含む。氷崩し器31を設けることにより、粉砕機構を損傷したり粉砕不良を生じたりするような大きな氷粒が供給されることをなくすることができる。
【0018】
氷粒供給機構40は、ロータリーフィーダーの構造を有し、氷粒供給機構40の各回転板46の外方端と円筒形内周面47との間の間隙及び各回転板46の両側縁と両端面の間の間隙が最少にされ、それにより氷粒入口39が複数の回転板46により送風入口79又は氷粒出口42と常に連通をほぼ遮断される。この遮断により送風入口79から氷粒入口39へ漏洩する搬送空気は最少となる。この遮断状態が維持されながら、回転板46が回転され、隣接する回転板の間の氷粒が氷粒入口39から送風入口79の方へ移送される。送風入口付近へ移送された氷粒は、送風入口79を介して供給される搬送空気と混合され、搬送空気の流れにより氷粒出口42を介し第1搬送管61内へ送出される。氷粒供給機構40の回転板46の回転数は、例えば、1430rpmである。
【0019】
図2、図3A及び図3Bに示すように、氷粒供給機構40の氷粒出口42と粉砕機構50の氷粒入口51が隣接し、両者が第1搬送管61により連通され、氷粒供給機構40の回転軸44と粉砕機構50の回転軸54が互いに同軸又は平行に配置され、設置面積や全体の寸法が最小であるようにされる。粉砕機構50の氷粒出口52は、第2搬送管62と連結される。第2搬送管62は、可撓性のホース部分を有し、このホース部分は、例えば、内径125mm×長さ40m、内径100mm×長さ73mである。
【0020】
給気機構70は、空気ブロワ72から供給される圧力空気を冷却器74により冷却し送風管76を介して氷粒供給機構40の送風入口79へ供給する。空気ブロワ72の仕様は、例えば、11kw、送風量12m3/分である。
【0021】
【発明の効果】
本発明の雪質調整用砕氷システムは、氷粒を貯蔵せず小型であり氷粒をブロワー使用により送風搬送するに拘わらず、搬送中に氷粒を粉砕しスキーゲレンデに好適な空気及び水分の含有量の少ない粉雪を供給することができる。本発明のシステムは、比較的簡単な構造の粉砕機構により氷粒を粉砕しスキーゲレンデ用に好適なさらさらの粉雪として供給散布することができる。本発明のシステムは、ロータリーフィーダーの構造の氷粒供給機構及び回転型の粉砕機構が回転軸がほぼ直列となるように隣接配置されるから設置面積が小さく装置全体がコンパクトである。
【0022】
本発明において氷粒を粉砕する粉砕機構の駆動は、インバーター付きモーターにより回転数可変であるから、氷粒の状態、ゲレンデの状態等に応じて最適の程度に氷粒を粉砕することができ、常に最適の雪質を供給することができる。製雪機の氷粒出口及びコンベアの入口がそれぞれ複数個設けられ、分割された量の氷粒がコンベアにより搬送され、コンベアその他において氷粒の詰まりが生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の雪質調整用砕氷システムを示す配置図。
【図2】本発明の砕氷システムに使用される氷粒供給機構及び氷粒粉砕機構の1実施例を示す側面図。
【図3】図3Aは、図2の直線A−Aに沿う断面図、図3Bは、図2の直線B−Bに沿う断面図。
【図4】図4Aは、氷崩し器の概略平面図、図4Bは、氷崩し器の概略側断面図である。
【符号の説明】
1:雪質調整用砕氷システム、3:氷粒、5:粉雪、20:氷粒供給源、22:製雪機、23:製雪機出口、24:コンベア、25:コンベア入口、26:コンベア出口、27:螺旋羽根、28:回転軸、29:着氷防止用空気通路、30:氷粒案内機構、31:氷崩し器、32:固定棒体、33:回転軸、34:回転棒体、39:氷粒入口、40:氷粒供給機構、42:氷粒出口、43:ケーシング、44:回転軸、46:回転板、47:内周面、48:モーター、50:粉砕機構、51:氷粒入口、52:氷粒出口、53:ケーシング、54:回転軸、55:円板部材、56:半径板部材、57:内周面、58:モーター、61:第1搬送管、62:第2搬送管、70:給気機構、72:空気ブロワ、74:空気冷却器、76:エアホース、79:送風入口。

Claims (7)

  1. 雪質調整用砕氷システムであって、氷粒出口に連結される第1搬送管内へ搬送空気及び氷粒の流れを送出する氷粒供給機構(40)、氷粒供給機構へ搬送空気を供給する給気機構(70)、氷粒供給源(20)から氷粒を氷粒供給機構へ案内する氷粒案内機構(30)、及び第1搬送管を介して供給される氷粒を粉砕し第2搬送管へ送出する粉砕機構(50)を備え、氷粒供給機構は、氷粒入口、送風入口及び氷粒出口を備え、粉砕機構(50)は、第1搬送管に連結される氷粒入口及び第2搬送管に連結される氷粒出口を備えるケーシング、ケーシング内で水平方向の回転軸(54)に固着され回転される円板部材(55)並びに回転軸及び円板部材に固着し放射状に配置される複数の半径板部材(56)を備え、氷粒入口を介してケーシング内へ供給される氷粒を円板部材及び半径板部材に衝突させることにより粉砕し氷粒出口を介し第2搬送管内へ送出するものであり、前記氷粒は、厚さ3〜5mmのフレークアイスであり、前記氷粒供給源(20)は製雪機を含み、氷粒案内機構(30)はコンベア(24)を備え、製雪機の出口がコンベアの入口の上方に配置され、コンベアの出口が氷粒供給機構(40)の氷粒入口の上方に配置され、氷粒供給機構の氷粒出口が第1搬送管に連結され、前記コンベア(24)は、回転軸(28)に固着された螺旋羽根を備えるスクリューコンベアであり、スクリューコンベアの回転軸は、着氷防止用空気通路(29)を備える雪質調整用砕氷システム。
  2. 前記コンベアの出口と氷粒供給機構の氷粒入口の間に氷粒の塊を砕くための氷崩し器が配置され、氷崩し器は、水平固定棒の間を通り水平回転軸により回転される複数の棒体を含むものである請求項の雪質調整用砕氷システム。
  3. 前記粉砕機構の回転軸は、インバーター付きのモーターにより駆動され、回転速度が可変である請求項1又は2の雪質調整用砕氷システム。
  4. 前記第2搬送管は、可撓性のホース部分を有する請求項1乃至のいずれか1項の雪質調整用砕氷システム。
  5. 前記給気機構は、空気ブロワから供給される圧力空気を冷却器により冷却し氷粒供給機構の送風入口へ供給するものである請求項1乃至4のいずれか1項の雪質調整用砕氷システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項の雪質調整用砕氷システムであって、
    氷粒供給機構(40)は、水平方向の回転軸(44)、回転軸に固着され放射状に配置される複数の回転板(46)、回転軸と同心の円筒面からなる内周面、及び内周面の両端に端面を有するケーシング(43)、内周面の上方部分に形成される氷粒入口、一方の端面の下方に形成される送風入口、及び他方の端面の下方に形成される氷粒出口を備え、各回転板の外方端と円筒形内周面との間の間隙及び各回転板の両側縁と両端面の間の間隙が最少にされ、氷粒入口が複数の回転板により送風入口又は氷粒出口とほぼ連通を遮断され、
    粉砕機構(50)は、水平方向の回転軸(54)、回転軸(54)に固着される円板部材(55)並びに回転軸及び円板部材に固着される複数の放射状の半径板部材(56)、回転軸と同心の円筒面からなる内周面、及び内周面の両端に配置される端面を有するケーシング、一方の端面の下方に形成される氷粒入口、内周面の上方部分に形成される氷粒出口を備え、
    氷粒供給機構の氷粒出口と粉砕機構の氷粒入口が第1搬送管により連通され、氷粒供給機構の回転軸と粉砕機構の回転軸がほぼ直列である雪質調整用砕氷システム
  7. 前記氷粒供給機構の氷粒出口と粉砕機構の氷粒入口が隣接し水平方向の第1搬送管により連通にされる請求項6の雪質調整用砕氷システム
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