JPH09277797A - 組紐を用いた飾り物 - Google Patents
組紐を用いた飾り物Info
- Publication number
- JPH09277797A JPH09277797A JP9110096A JP9110096A JPH09277797A JP H09277797 A JPH09277797 A JP H09277797A JP 9110096 A JP9110096 A JP 9110096A JP 9110096 A JP9110096 A JP 9110096A JP H09277797 A JPH09277797 A JP H09277797A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ornament
- braided cord
- head
- braid
- doll
- Prior art date
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- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 組紐自体のものの風合を生かした飾り物の提
供。 【解決手段】 所望長さに切截して両端面のほつれを防
止した組紐1を飾り本体aとし、この飾り本体aの端面
3に人形,動物などの頭体4を取付けて成ることを特徴
とする。
供。 【解決手段】 所望長さに切截して両端面のほつれを防
止した組紐1を飾り本体aとし、この飾り本体aの端面
3に人形,動物などの頭体4を取付けて成ることを特徴
とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種組紐を利用
して簡単に製作可能な興趣あふれる新規な組紐を用いた
飾り物に関する。
して簡単に製作可能な興趣あふれる新規な組紐を用いた
飾り物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、木材を飾り本体として人形や動物
の飾り物として生産されている所謂こけしが知られてい
る。
の飾り物として生産されている所謂こけしが知られてい
る。
【0003】このこけしは、木製品であり、円柱状の単
純で素朴な形状を備えることと、その優美な形状が好ま
れ曽っては一地方の名産品として生産販売されていた
が、今では全国的な規模で広く生産され販売されてい
る。
純で素朴な形状を備えることと、その優美な形状が好ま
れ曽っては一地方の名産品として生産販売されていた
が、今では全国的な規模で広く生産され販売されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、素材は木
材であり、作品自体に木質の暖かさは表現できても、着
物など着衣の雰囲気に欠けるという問題が考えられる。
材であり、作品自体に木質の暖かさは表現できても、着
物など着衣の雰囲気に欠けるという問題が考えられる。
【0005】この発明は、組紐の持つ豊かな日本的な表
現を生かすと共に組紐の新しい用途として、これを本体
として人形や動物などを飾装体として表現するようにし
た飾り物を提供することを目的とする。
現を生かすと共に組紐の新しい用途として、これを本体
として人形や動物などを飾装体として表現するようにし
た飾り物を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
所望長さに切截して両端面のほつれを防止した組紐を飾
り本体とし、この飾り本体の端面に人形,動物などの頭
体を取付けて成ることを特徴とし、かつその組紐はその
中心に芯材を内包させて形成し、さらに前記含飾り物を
載置台板または吊り下げ具を設けて成ることを特徴とす
る。
所望長さに切截して両端面のほつれを防止した組紐を飾
り本体とし、この飾り本体の端面に人形,動物などの頭
体を取付けて成ることを特徴とし、かつその組紐はその
中心に芯材を内包させて形成し、さらに前記含飾り物を
載置台板または吊り下げ具を設けて成ることを特徴とす
る。
【0007】
【作用】組紐独自の有する糸の風合いが着物や動物など
の外観としてのイメージを与え、しかも組紐の表面に現
われる組み柄模様が、きわめて優雅に人の眼に映り、装
飾体として広く、土産品や郷土民芸品として提供でき
る。
の外観としてのイメージを与え、しかも組紐の表面に現
われる組み柄模様が、きわめて優雅に人の眼に映り、装
飾体として広く、土産品や郷土民芸品として提供でき
る。
【0008】特に、人形以外にも犬,虎など好みの動物
に擬した飾り物しても広く利用できる。
に擬した飾り物しても広く利用できる。
【0009】また、全体を置物とか吊り下げ具などでマ
スコット人形やキーホルダーとしても広く利用できる。
スコット人形やキーホルダーとしても広く利用できる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、こけし人形に対応するも
のとして実施できる人形の飾り物の一実施例の一部切欠
正面図を示す。
のとして実施できる人形の飾り物の一実施例の一部切欠
正面図を示す。
【0011】1は組紐を示し、同じ組紐や集束糸などの
小径など芯材2を包持させて、直径1cm程度かそれ以上
の太さのものを熱線または熱板を用いて上下部を切截
し、所望の長さの飾り本体aを形成する。なお、芯材2
は省いても良く、組紐1の撚り方は、何等その撚数、ま
たは撚り方法も特定されることはなく自由である。
小径など芯材2を包持させて、直径1cm程度かそれ以上
の太さのものを熱線または熱板を用いて上下部を切截
し、所望の長さの飾り本体aを形成する。なお、芯材2
は省いても良く、組紐1の撚り方は、何等その撚数、ま
たは撚り方法も特定されることはなく自由である。
【0012】しかし、組紐1を構成する糸はヒータなど
の熱線で熱溶融して端面3,3のほつれ防止が可能な固
化できる合成繊維である方が好ましい。熱線で熱溶融し
ない素材だと組紐1の両端面3,3がほつれ易く図示し
ないが、テープとか止め金などでほつれを防ぐ処置が必
要となる。
の熱線で熱溶融して端面3,3のほつれ防止が可能な固
化できる合成繊維である方が好ましい。熱線で熱溶融し
ない素材だと組紐1の両端面3,3がほつれ易く図示し
ないが、テープとか止め金などでほつれを防ぐ処置が必
要となる。
【0013】また、組紐1を構成する原糸は、同一着色
のものや異なる着色のものを用いることができる。同一
着色のものにあっては、無地の着物のイメージが表現さ
れるが異なる着色の糸を用いた時は、柄付生地として豪
華さを表現できるなどの特徴を奏し得る。
のものや異なる着色のものを用いることができる。同一
着色のものにあっては、無地の着物のイメージが表現さ
れるが異なる着色の糸を用いた時は、柄付生地として豪
華さを表現できるなどの特徴を奏し得る。
【0014】4は頭体で、長い髪5と顔6で形成されて
おり、この頭体4の下端は棒杆7を設けて、この棒杆7
を前記組紐1の端部3に突きさして頭体4を確実に組紐
1の飾り本体aに固着できるものである。
おり、この頭体4の下端は棒杆7を設けて、この棒杆7
を前記組紐1の端部3に突きさして頭体4を確実に組紐
1の飾り本体aに固着できるものである。
【0015】8は飾り本体aの中央部や、上部に巻き付
けた飾り帯を示す。
けた飾り帯を示す。
【0016】なお、図示しないが必要に応じ、襟部とか
合わせ部あるいは、袖部などの附属部材を接着または簡
単な突きさし針を用いて飾り本体aの表面に付設でき
る。
合わせ部あるいは、袖部などの附属部材を接着または簡
単な突きさし針を用いて飾り本体aの表面に付設でき
る。
【0017】また、図1では載置台9上に飾り本体aの
下端面3を固着して載置させてあるが、組紐1自体の径
が大きければ載置台9を省いても良い。
下端面3を固着して載置させてあるが、組紐1自体の径
が大きければ載置台9を省いても良い。
【0018】図2は吊り下げ具を設けてマスコット用に
利用する場合を示した人形の飾り物の一実施例を示す正
面図である。
利用する場合を示した人形の飾り物の一実施例を示す正
面図である。
【0019】載置台を省いているが他の具体的構成は、
図1と実質同一であるので、個々の構成の説明は省く。
図1と実質同一であるので、個々の構成の説明は省く。
【0020】10は頭体4の頂部に下端を連結した吊り
下げ具を示し、紐または金属鎖などを用い、例えばリン
グ状の止環11で鞄とか、マイカーのウインドウなどに
吊り下げて所謂マスコット人形として利用できるように
なっている。
下げ具を示し、紐または金属鎖などを用い、例えばリン
グ状の止環11で鞄とか、マイカーのウインドウなどに
吊り下げて所謂マスコット人形として利用できるように
なっている。
【0021】図3は、動物として犬を擬制した飾り本体
aの側面図を示し、図1および図2と同様に所望の長さ
に切截した組紐1を横方向にして所望の好みの材料より
構成される足脚12を固着し、飾り本体aの一方の端面
3には、犬の頭体4aを、また他方の端面3には尾体4
bをそれぞれ固着してそのまま、または載置板上あるい
は吊り下げ具などを用いて、図1または図2のように構
成できるものである。
aの側面図を示し、図1および図2と同様に所望の長さ
に切截した組紐1を横方向にして所望の好みの材料より
構成される足脚12を固着し、飾り本体aの一方の端面
3には、犬の頭体4aを、また他方の端面3には尾体4
bをそれぞれ固着してそのまま、または載置板上あるい
は吊り下げ具などを用いて、図1または図2のように構
成できるものである。
【0022】このような動物の場合も組紐1の撚り数、
撚り方さらには原糸の色彩など好みのものを自由に選択
して用いることができる。図示の犬の場合、飾り本体a
の外周には、犬の模様13を貼着できる。
撚り方さらには原糸の色彩など好みのものを自由に選択
して用いることができる。図示の犬の場合、飾り本体a
の外周には、犬の模様13を貼着できる。
【0023】なお、動物の飾り体としてはその他、虎,
豹,牛,馬など好みのものを表現できる。
豹,牛,馬など好みのものを表現できる。
【0024】以上の実施例において特に頭体4,4a
は、飾り本体aとの端面3での取付けについて、図示の
ように棒杆7を用いて固着してあるが、コイルばねを用
いて揺動させたり、あるいは図3の犬のような動物の場
合は、張り子の虎のように吊り下げて振り子揺動ができ
るように構成することができる。
は、飾り本体aとの端面3での取付けについて、図示の
ように棒杆7を用いて固着してあるが、コイルばねを用
いて揺動させたり、あるいは図3の犬のような動物の場
合は、張り子の虎のように吊り下げて振り子揺動ができ
るように構成することができる。
【0025】
【発明の効果】この発明によれば、長尺な長さで撚り加
工されて製作できる組紐を所望の長さで切截し、これを
飾り本体として用いることができ、組紐自体のもつ外観
の綺麗なそして優美な風合いをそのまま飾り物の重要な
部分とし表現し、全く新しい芸術性,美術性豊かな飾り
物が得られるので組紐の新しい用途が開発でき、地場産
業の発展育成に貢献できると共に、製造が簡単であり、
その用途が広範であるなど幾多の特徴を有する。
工されて製作できる組紐を所望の長さで切截し、これを
飾り本体として用いることができ、組紐自体のもつ外観
の綺麗なそして優美な風合いをそのまま飾り物の重要な
部分とし表現し、全く新しい芸術性,美術性豊かな飾り
物が得られるので組紐の新しい用途が開発でき、地場産
業の発展育成に貢献できると共に、製造が簡単であり、
その用途が広範であるなど幾多の特徴を有する。
【図1】 人形の飾り物とした一実施例の一部切欠正面
図
図
【図2】 吊り下げ用の飾り物とした場合の正面図
【図3】 動物を擬制した場合の側面図
1 組紐 2 芯材 3,3 両端面 4,4a 頭体 7 棒杆 8 飾り帯 9 載置台 10 吊り下げ具 12 足脚 a 飾り本体
Claims (3)
- 【請求項1】 所望長さに切截して両端面のほつれを防
止した組紐を飾り本体とし、この飾り本体の端面に人
形,動物などの頭体を取付けて成ることを特徴とする組
紐を用いた飾り物。 - 【請求項2】 組紐はその中心に芯材を内包させてなる
請求項1記載の組紐を用いた飾り物。 - 【請求項3】 飾り本体に載置台板または吊り下げ具を
設けて成ることを特徴とする請求項1記載の組紐を用い
た飾り物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9110096A JPH09277797A (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | 組紐を用いた飾り物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9110096A JPH09277797A (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | 組紐を用いた飾り物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09277797A true JPH09277797A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=14017110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9110096A Withdrawn JPH09277797A (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | 組紐を用いた飾り物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09277797A (ja) |
-
1996
- 1996-04-12 JP JP9110096A patent/JPH09277797A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030701 |