JPH09277599A - 電子写真プリンタ - Google Patents
電子写真プリンタInfo
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- JPH09277599A JPH09277599A JP9215996A JP9215996A JPH09277599A JP H09277599 A JPH09277599 A JP H09277599A JP 9215996 A JP9215996 A JP 9215996A JP 9215996 A JP9215996 A JP 9215996A JP H09277599 A JPH09277599 A JP H09277599A
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- JP
- Japan
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- liquid crystal
- crystal shutter
- laser beam
- smoothing
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- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 主走査方向傾きのスムージング効果を向上さ
せ、主走査方向傾きと副走査傾きのスムージング効果を
均一に得ること。 【解決手段】 上位装置から送信された印刷データを展
開するプリンタコントローラ１と、このプリンタコント
ローラ１によって展開されたビットマップデータを印刷
出力する印刷部７とを備え、印刷部７が、レーザー光を
走査するレーザー光走査部８と、このレーザー光走査部
８によって走査されたレーザー光により静電潜像を形成
する感光体１０とを備えている。しかも、レーザ光走査
部８に、前記レーザー光走査部８によって走査されるレ
ーザー光を部分的に遮光する複数のシャッタを有する液
晶シャッタ５を併設し、プリンタコントローラ１に、前
記ビットマップデータの特徴に基づいて前記液晶シャッ
タ５の開閉を制御する液晶シャッタ制御部４を併設して
いる。
せ、主走査方向傾きと副走査傾きのスムージング効果を
均一に得ること。 【解決手段】 上位装置から送信された印刷データを展
開するプリンタコントローラ１と、このプリンタコント
ローラ１によって展開されたビットマップデータを印刷
出力する印刷部７とを備え、印刷部７が、レーザー光を
走査するレーザー光走査部８と、このレーザー光走査部
８によって走査されたレーザー光により静電潜像を形成
する感光体１０とを備えている。しかも、レーザ光走査
部８に、前記レーザー光走査部８によって走査されるレ
ーザー光を部分的に遮光する複数のシャッタを有する液
晶シャッタ５を併設し、プリンタコントローラ１に、前
記ビットマップデータの特徴に基づいて前記液晶シャッ
タ５の開閉を制御する液晶シャッタ制御部４を併設して
いる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光ドラムに向け
てレーザビームを照射し、その感光面に形成した静電潜
像にトナーを付着させ、ヒーターを用いてトナーを用紙
に定着させる事で印刷を行う電子写真プリンタにおけ
る、特に画像データの補正を行うスムージング処理技術
を用いたページプリンタに関する。
てレーザビームを照射し、その感光面に形成した静電潜
像にトナーを付着させ、ヒーターを用いてトナーを用紙
に定着させる事で印刷を行う電子写真プリンタにおけ
る、特に画像データの補正を行うスムージング処理技術
を用いたページプリンタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、画像データのスムージング処理を
行う場合、プリンタコントローラにおいてＭ個のＦＩＦ
Ｏメモリにシリアル画像データをＭ行ライトし、Ｍ行×
Ｎ画素のマトリクスを用いて画像の形状を認識し、スム
ージング処理を行った画像データと入れ替えてプリンタ
エンジンに出力する方法がある。
行う場合、プリンタコントローラにおいてＭ個のＦＩＦ
Ｏメモリにシリアル画像データをＭ行ライトし、Ｍ行×
Ｎ画素のマトリクスを用いて画像の形状を認識し、スム
ージング処理を行った画像データと入れ替えてプリンタ
エンジンに出力する方法がある。
【０００３】また、副走査方向のスムージング手段とし
てデジタル画像信号を入力し、マトリクスを用いて所定
の条件に該当する否かを判断し、該当すると判断した場
合にデジタル画像信号の内で画素を形成しない部分のデ
ジタル画像信号を画素を形成する部分のデジタル画像信
号に変更し、遅延手段によって遅延操作されたクロック
でレーザ出力部にデジタル画像信号を出力する方法があ
る（例えば、特開平５−３１６３４６号公報）。
てデジタル画像信号を入力し、マトリクスを用いて所定
の条件に該当する否かを判断し、該当すると判断した場
合にデジタル画像信号の内で画素を形成しない部分のデ
ジタル画像信号を画素を形成する部分のデジタル画像信
号に変更し、遅延手段によって遅延操作されたクロック
でレーザ出力部にデジタル画像信号を出力する方法があ
る（例えば、特開平５−３１６３４６号公報）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のスムージング処
理で用いられる画像データは、図７に示すように、スム
ージング対象となる画素の横幅を変化させ、更に画素の
中心位置を調整した画像データである。副走査方向傾き
に対するスムージング処理、画素を左右にずらして行う
ため画像データを削る、加えるだけで効果の高い結果が
得られる。しかし、主走査方向傾きに対するスムージン
グ処理は、画素を上下にずらして行うため、画像データ
を削り又は加えるだげでは効果の高い結果が得られず、
このため、周囲の電荷量も考慮に入れた画像データを設
定する必要があった。
理で用いられる画像データは、図７に示すように、スム
ージング対象となる画素の横幅を変化させ、更に画素の
中心位置を調整した画像データである。副走査方向傾き
に対するスムージング処理、画素を左右にずらして行う
ため画像データを削る、加えるだけで効果の高い結果が
得られる。しかし、主走査方向傾きに対するスムージン
グ処理は、画素を上下にずらして行うため、画像データ
を削り又は加えるだげでは効果の高い結果が得られず、
このため、周囲の電荷量も考慮に入れた画像データを設
定する必要があった。
【０００５】
【発明の目的】本発明は、主走査方向傾きのスムージン
グ効果を向上させ、主走査方向傾きと副走査傾きのスム
ージング効果を均一に得ることを、その目的とする。
グ効果を向上させ、主走査方向傾きと副走査傾きのスム
ージング効果を均一に得ることを、その目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、上
位装置から送信された印刷データを展開するプリンタコ
ントローラと、このプリンタコントローラによって展開
されたビットマップデータを印刷出力する印刷部とを備
え、印刷部が、レーザー光を走査するレーザー光走査部
と、このレーザー光走査部によって走査されたレーザー
光により静電潜像を形成する感光体とを備えている。し
かも、レーザ光走査部に、前記レーザー光走査部によっ
て走査されるレーザー光を部分的に遮光する複数のシャ
ッタを有する液晶シャッタを併設し、プリンタコントロ
ーラに、前記ビットマップデータの特徴に基づいて前記
液晶シャッタの開閉を制御する液晶シャッタ制御部を併
設した、等の構成を採っている。すなわち、画像データ
の左右幅を変化させる従来のスムージング処理に加え、
上下幅を変化させる液晶シャッタと、ビットマップデー
タを用いて液晶シャッタの開閉を制御する液晶シャッタ
制御部を備えることにより、前述した目的を達成しよう
とするものである。
位装置から送信された印刷データを展開するプリンタコ
ントローラと、このプリンタコントローラによって展開
されたビットマップデータを印刷出力する印刷部とを備
え、印刷部が、レーザー光を走査するレーザー光走査部
と、このレーザー光走査部によって走査されたレーザー
光により静電潜像を形成する感光体とを備えている。し
かも、レーザ光走査部に、前記レーザー光走査部によっ
て走査されるレーザー光を部分的に遮光する複数のシャ
ッタを有する液晶シャッタを併設し、プリンタコントロ
ーラに、前記ビットマップデータの特徴に基づいて前記
液晶シャッタの開閉を制御する液晶シャッタ制御部を併
設した、等の構成を採っている。すなわち、画像データ
の左右幅を変化させる従来のスムージング処理に加え、
上下幅を変化させる液晶シャッタと、ビットマップデー
タを用いて液晶シャッタの開閉を制御する液晶シャッタ
制御部を備えることにより、前述した目的を達成しよう
とするものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。電子写真プリンタは、上位装置から送信さ
れた印刷データを展開するプリンタコントローラ１と、
このプリンタコントローラ１によって展開されたビット
マップデータを印刷出力する印刷部７とを備え、印刷部
７が、レーザー光を走査するレーザー光走査部８と、こ
のレーザー光走査部８によって走査されたレーザー光に
より静電潜像を形成する感光体１０とを備えている。
て説明する。電子写真プリンタは、上位装置から送信さ
れた印刷データを展開するプリンタコントローラ１と、
このプリンタコントローラ１によって展開されたビット
マップデータを印刷出力する印刷部７とを備え、印刷部
７が、レーザー光を走査するレーザー光走査部８と、こ
のレーザー光走査部８によって走査されたレーザー光に
より静電潜像を形成する感光体１０とを備えている。
【０００８】しかも、レーザ光走査部８に、前記レーザ
ー光走査部８によって走査されるレーザー光を部分的に
遮光する複数のシャッタを有する液晶シャッタ５を併設
し、プリンタコントローラ１に、前記ビットマップデー
タの特徴に基づいて前記液晶シャッタ５の開閉を制御す
る液晶シャッタ制御部４を併設している。
ー光走査部８によって走査されるレーザー光を部分的に
遮光する複数のシャッタを有する液晶シャッタ５を併設
し、プリンタコントローラ１に、前記ビットマップデー
タの特徴に基づいて前記液晶シャッタ５の開閉を制御す
る液晶シャッタ制御部４を併設している。
【０００９】レーザー光走査部は、図２に示すように、
発光部８Ａと、この発光部８Ａによって照射され、液晶
シャッタ５によって部分的に遮光されたレーザ光を感光
ドラム１０に反射させるポリゴンミラー８Ｂとを備えて
いる。
発光部８Ａと、この発光部８Ａによって照射され、液晶
シャッタ５によって部分的に遮光されたレーザ光を感光
ドラム１０に反射させるポリゴンミラー８Ｂとを備えて
いる。
【００１０】液晶シャッタ制御部４が、液晶シャッタ５
の開閉を制御し、液晶シャッタ５が、この制御に従って
レーザー光を部分的に遮光するため、液晶シャッタの構
成に応じてレーザ光の照射の大きさを可変とすることが
でき、このため、ジャギーのないなめらかなエッジを印
刷出力することができる。
の開閉を制御し、液晶シャッタ５が、この制御に従って
レーザー光を部分的に遮光するため、液晶シャッタの構
成に応じてレーザ光の照射の大きさを可変とすることが
でき、このため、ジャギーのないなめらかなエッジを印
刷出力することができる。
【００１１】また、プリンタコントローラ１が、前記ビ
ットマップデータの形状から主走査方向及び副走査方向
のエッジをスムーズにするスムージングデータを生成す
るスムージングデータ生成部２を備え、液晶シャッタ５
が、前記レーザー光を副走査方向に遮光する方向に前記
シャッタを複数有している。
ットマップデータの形状から主走査方向及び副走査方向
のエッジをスムーズにするスムージングデータを生成す
るスムージングデータ生成部２を備え、液晶シャッタ５
が、前記レーザー光を副走査方向に遮光する方向に前記
シャッタを複数有している。
【００１２】さらに、プリンタコントローラ１に、前記
スムージングデータ生成部２によって生成された主走査
方向のスムージングデータに基づいて前記レーザ光走査
部の主走査方向にスムージング処理を制御するスムージ
ング制御部６を併設し、液晶シャッタ制御部４が、前記
スムージングデータ生成部２によって生成された副走査
方向のスムージングデータに基づいて前記液晶シャッタ
のシャッタの開閉を制御するシャッタ開閉制御機能を備
えている。
スムージングデータ生成部２によって生成された主走査
方向のスムージングデータに基づいて前記レーザ光走査
部の主走査方向にスムージング処理を制御するスムージ
ング制御部６を併設し、液晶シャッタ制御部４が、前記
スムージングデータ生成部２によって生成された副走査
方向のスムージングデータに基づいて前記液晶シャッタ
のシャッタの開閉を制御するシャッタ開閉制御機能を備
えている。
【００１３】シャッタ開閉制御機能により、副走査方向
のスムージング処理を行い、また、スムージング制御部
６により、主走査方向のスムージング処理を行う。
のスムージング処理を行い、また、スムージング制御部
６により、主走査方向のスムージング処理を行う。
【００１４】また、スムージングデータ生成部６は、前
記ビットマップデータの形状に基づいて当該ビットマッ
プデータのエッジ部分にドットを付加するドット付加機
能を有している。そして、液晶シャッタ制御部４が、前
記ドット付加機能によって付加されたドットに応じたレ
ーザー光を前記スムージングデータに基づいて遮光させ
る制御をする付加ドット遮光制御機能を備えている。
記ビットマップデータの形状に基づいて当該ビットマッ
プデータのエッジ部分にドットを付加するドット付加機
能を有している。そして、液晶シャッタ制御部４が、前
記ドット付加機能によって付加されたドットに応じたレ
ーザー光を前記スムージングデータに基づいて遮光させ
る制御をする付加ドット遮光制御機能を備えている。
【００１５】このドット付加機能により、まずドットを
付加し、さらに、付加ドット遮光制御機能により、付加
したドットを遮光するため、スムーズなエッジの印刷が
可能となる。
付加し、さらに、付加ドット遮光制御機能により、付加
したドットを遮光するため、スムーズなエッジの印刷が
可能となる。
【００１６】また、液晶シャッタ制御部４が、前記スム
ージングデータ生成部によって生成されたスムージング
データによるスムージング処理の対象外の画素の一部を
遮光させる省トナー印刷制御機能を備えている。このた
め、テスト印刷を行うときには、エッジのなめらかさを
維持しながらトナーの消費量を削減することができる。
ージングデータ生成部によって生成されたスムージング
データによるスムージング処理の対象外の画素の一部を
遮光させる省トナー印刷制御機能を備えている。このた
め、テスト印刷を行うときには、エッジのなめらかさを
維持しながらトナーの消費量を削減することができる。
【００１７】これを詳細に説明する。
【００１８】図３は、本発明の一実施例の画像データの
補正を行うスムージング処理関係の構成を示すブロック
図である。図３に示すように、本実施例は、主走査方向
の画像データを１行分ライトできる容量を持つＦＩＦＯ
メモリ１と、Ｍ行×Ｎ画素のマトリクス２と、スムージ
ングデータを格納するメモリ３と、液晶シャッタの開閉
を制御する液晶シャッタ制御部４と、液晶シャッタ５
と、スムージング制御部６と、プリンタエンジン（印刷
部）７とから構成される。
補正を行うスムージング処理関係の構成を示すブロック
図である。図３に示すように、本実施例は、主走査方向
の画像データを１行分ライトできる容量を持つＦＩＦＯ
メモリ１と、Ｍ行×Ｎ画素のマトリクス２と、スムージ
ングデータを格納するメモリ３と、液晶シャッタの開閉
を制御する液晶シャッタ制御部４と、液晶シャッタ５
と、スムージング制御部６と、プリンタエンジン（印刷
部）７とから構成される。
【００１９】まず、プリンタコントローラにおいてホス
トからのデータを描画展開し、プリンタエンジンに転送
するためにパラレル／シリアル画像データをＦＩＦＯメ
モリ１にＭ行分ライトする。ＦＩＦＯメモリ１一個には
主走査方向の画像データを１行分ライトできる容量があ
るものを用い、ＦＩＦＯメモリはＭ個用意する。
トからのデータを描画展開し、プリンタエンジンに転送
するためにパラレル／シリアル画像データをＦＩＦＯメ
モリ１にＭ行分ライトする。ＦＩＦＯメモリ１一個には
主走査方向の画像データを１行分ライトできる容量があ
るものを用い、ＦＩＦＯメモリはＭ個用意する。
【００２０】Ｍ行×Ｎ画素マトリクス２を用いて、ＦＩ
ＦＯメモリ１のデータから画像の形状を認識し、スムー
ジングデータを格納したメモリ３に対するアドレスを生
成する。マトリクス２の画素数は、液晶シャッタの個数
の等価、またはそれ以上とする。メモリ３には画像の特
徴によって画素の付加及び画素の左右幅を調整するスム
ージングデータと画素の上下幅を調整する液晶シャッタ
５の開閉データが格納されている。
ＦＯメモリ１のデータから画像の形状を認識し、スムー
ジングデータを格納したメモリ３に対するアドレスを生
成する。マトリクス２の画素数は、液晶シャッタの個数
の等価、またはそれ以上とする。メモリ３には画像の特
徴によって画素の付加及び画素の左右幅を調整するスム
ージングデータと画素の上下幅を調整する液晶シャッタ
５の開閉データが格納されている。
【００２１】プリンタエンジン７への画像データ転送レ
ートと同期をとり、メモリ３から読み出されたデータは
スムージングデータがスムージング制御部６へ、液晶シ
ャッタ開閉データは液晶シャッタ制御部４へ転送され
る。液晶シャッタ開閉データは、液晶シャッタ制御部４
においてエンコードされ液晶シャッタ５の開閉信号とな
る。
ートと同期をとり、メモリ３から読み出されたデータは
スムージングデータがスムージング制御部６へ、液晶シ
ャッタ開閉データは液晶シャッタ制御部４へ転送され
る。液晶シャッタ開閉データは、液晶シャッタ制御部４
においてエンコードされ液晶シャッタ５の開閉信号とな
る。
【００２２】液晶シャッタ５は、図２に示すようににレ
ーザビームの出力部に取り付けられる。また、液晶シャ
ッタ５は、図４に示す様にレーザビームの照射を部分的
に仕切るために用いる。図４は液晶シャッタの開閉例を
示す図であり、図４（Ａ）は上部のシャッタから閉じて
いった場合を示し、図４（Ｂ）は下部のシャッタから閉
じていった場合を示す。
ーザビームの出力部に取り付けられる。また、液晶シャ
ッタ５は、図４に示す様にレーザビームの照射を部分的
に仕切るために用いる。図４は液晶シャッタの開閉例を
示す図であり、図４（Ａ）は上部のシャッタから閉じて
いった場合を示し、図４（Ｂ）は下部のシャッタから閉
じていった場合を示す。
【００２３】図５に本発明を用いた主走査方向へのスム
ージング処理例を示す。図５（Ａ）は、ホストからの入
力された画像データがＦＩＦＯメモリ２１にライトされ
た結果である。図５（Ｂ）は、スムージング制御部６で
スムージング処理された結果であり、ドット付加機能に
より付加ドット６ａが段差部分に付加される。図５
（Ｃ）は、液晶シャッタ５によってレーザビームが仕切
られた結果である。
ージング処理例を示す。図５（Ａ）は、ホストからの入
力された画像データがＦＩＦＯメモリ２１にライトされ
た結果である。図５（Ｂ）は、スムージング制御部６で
スムージング処理された結果であり、ドット付加機能に
より付加ドット６ａが段差部分に付加される。図５
（Ｃ）は、液晶シャッタ５によってレーザビームが仕切
られた結果である。
【００２４】上述したように本実施形態によると、液晶
シャッタを用いてレーザビームを仕切ることで画像デー
タの上下幅変化を可能にしたので、図５に示す様に主走
査方向傾きのスムージング性能を向上させ、主走査方向
傾きと副走査方向傾きのスムージング効果を均一とする
という結果を有する。
シャッタを用いてレーザビームを仕切ることで画像デー
タの上下幅変化を可能にしたので、図５に示す様に主走
査方向傾きのスムージング性能を向上させ、主走査方向
傾きと副走査方向傾きのスムージング効果を均一とする
という結果を有する。
【００２５】さらに、試し刷りなどで最良の印刷結果を
求めないがトナーの消費を最小限としたい場合、スムー
ジング対象外の画素をマトリクスによって抜き出すと、
図６に示すように、画素の一部を液晶シャッタで仕切る
ことで、エッジのシャープさを変化させず感光ドラムへ
のトナーの付着量を減少させてトナー消費を節約すると
いう結果を有する。具体的には、図６（Ｂ）に示す隙間
６ｂ分トナー消費量が削減される。
求めないがトナーの消費を最小限としたい場合、スムー
ジング対象外の画素をマトリクスによって抜き出すと、
図６に示すように、画素の一部を液晶シャッタで仕切る
ことで、エッジのシャープさを変化させず感光ドラムへ
のトナーの付着量を減少させてトナー消費を節約すると
いう結果を有する。具体的には、図６（Ｂ）に示す隙間
６ｂ分トナー消費量が削減される。
【００２６】
【発明の効果】本発明は上述のように構成され機能する
ので、これによると、液晶シャッタ制御部が、液晶シャ
ッタの開閉を制御し、液晶シャッタが、この制御に従っ
てレーザー光を部分的に遮光するため、液晶シャッタの
構成に応じてレーザ光の照射の大きさを可変とすること
ができ、このため、ジャギーのないなめらかなエッジを
印刷出力することができ、特に、液晶シャッタによりス
ムージングを行うため、従来難しかった副走査方向への
スムージング処理を行うことができ、従って、主走査方
向傾きのスムージング効果を向上させ、さらに、従来の
スムージング処理と併用することで、主走査方向傾きの
スムージング効果と副走査傾きのスムージング効果を均
一することができる従来にない優れた電子写真プリンタ
を提供することができる。
ので、これによると、液晶シャッタ制御部が、液晶シャ
ッタの開閉を制御し、液晶シャッタが、この制御に従っ
てレーザー光を部分的に遮光するため、液晶シャッタの
構成に応じてレーザ光の照射の大きさを可変とすること
ができ、このため、ジャギーのないなめらかなエッジを
印刷出力することができ、特に、液晶シャッタによりス
ムージングを行うため、従来難しかった副走査方向への
スムージング処理を行うことができ、従って、主走査方
向傾きのスムージング効果を向上させ、さらに、従来の
スムージング処理と併用することで、主走査方向傾きの
スムージング効果と副走査傾きのスムージング効果を均
一することができる従来にない優れた電子写真プリンタ
を提供することができる。
【図１】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図２】図１に示した印刷部の構成を示す概略斜視図で
ある。
ある。
【図３】図１に示したスムージングデータ生成部の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図４】図１に示す液晶シャッタの開閉例を示す説明図
であり、図４（Ａ）は上部のシャッタから閉じていった
場合を示す図で、図４（Ｂ）は下部のシャッタから閉じ
ていった場合を示す図である。
であり、図４（Ａ）は上部のシャッタから閉じていった
場合を示す図で、図４（Ｂ）は下部のシャッタから閉じ
ていった場合を示す図である。
【図５】図１に示す液晶シャッタを用いたスムージング
例を示す説明図で、図５（Ａ）はビットマップデータを
示す図で、図５（Ｂ）は付加ドットを付加した状態を示
す図で、図５（Ｃ）は遮光によりスムージングされた状
態を示す図である。
例を示す説明図で、図５（Ａ）はビットマップデータを
示す図で、図５（Ｂ）は付加ドットを付加した状態を示
す図で、図５（Ｃ）は遮光によりスムージングされた状
態を示す図である。
【図６】図１に示した液晶シャッタを用いたトナー節約
例を示す説明図であり、図６（Ａ）はビットマップデー
タを示す図で、図６（Ｂ）は遮光により省トナーとした
場合の一例を示す説明図である。
例を示す説明図であり、図６（Ａ）はビットマップデー
タを示す図で、図６（Ｂ）は遮光により省トナーとした
場合の一例を示す説明図である。
【図７】従来のスムージング処理例を示す説明図であ
る。
る。
１ プリンタコントローラ ２ スムージングデータ生成部 ４ 液晶シャッタ制御部 ５ 液晶シャッタ ６ スムージング制御部 ７ プリンタエンジン（印刷部） ８ レーザー光走査部 ２１ ＦＩＦＯメモリ ２２ Ｍ行×Ｎ画素マトリクス ２３ メモリ
Claims (4)
- 【請求項１】 上位装置から送信された印刷データを展
開するプリンタコントローラと、このプリンタコントロ
ーラによって展開されたビットマップデータを印刷出力
する印刷部とを備え、 前記印刷部が、レーザー光を走査するレーザー光走査部
と、このレーザー光走査部によって走査されたレーザー
光により静電潜像を形成する感光体とを備えた電子写真
プリンタにおいて、 前記レーザ光走査部に、前記レーザー光走査部によって
走査されるレーザー光を部分的に遮光する複数のシャッ
タを有する液晶シャッタを併設し、 前記プリンタコントローラに、前記ビットマップデータ
の特徴に基づいて前記液晶シャッタの開閉を制御する液
晶シャッタ制御部を併設したことを特徴とする電子写真
プリンタ。 - 【請求項２】 前記プリンタコントローラが、前記ビッ
トマップデータの形状から主走査方向及び副走査方向の
エッジをスムーズにするスムージングデータを生成する
スムージングデータ生成部を備え、 前記液晶シャッタが、前記レーザー光を副走査方向に遮
光する方向に前記シャッタを複数有し、 前記プリンタコントローラに、前記スムージングデータ
生成部によって生成された主走査方向のスムージングデ
ータに基づいて前記レーザ光走査部の主走査方向にスム
ージング処理を制御するスムージング制御部を併設し、 前記液晶シャッタ制御部が、前記スムージングデータ生
成部によって生成された副走査方向のスムージングデー
タに基づいて前記液晶シャッタのシャッタの開閉を制御
するシャッタ開閉制御機能を備えたことを特徴とする請
求項１記載の電子写真プリンタ。 - 【請求項３】 前記スムージングデータ生成部が、前記
ビットマップデータの形状に基づいて当該ビットマップ
データのエッジ部分にドットを付加するドット付加機能
を有し、 前記液晶シャッタ制御部が、前記ドット付加機能によっ
て付加されたドットに応じたレーザー光を前記スムージ
ングデータに基づいて遮光させる制御をする付加ドット
遮光制御機能を備えたことを特徴とする請求項２記載の
電子写真プリンタ。 - 【請求項４】 前記液晶シャッタ制御部が、前記スムー
ジングデータ生成部によって生成されたスムージングデ
ータによるスムージング処理の対象外の画素の一部を遮
光させる省トナー印刷制御機能を備えたことを特徴とす
る請求項１記載の電子写真プリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9215996A JPH09277599A (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | 電子写真プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9215996A JPH09277599A (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | 電子写真プリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09277599A true JPH09277599A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=14046656
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9215996A Pending JPH09277599A (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | 電子写真プリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09277599A (ja) |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01272457A (ja) * | 1988-04-26 | 1989-10-31 | Minolta Camera Co Ltd | レーザビーム記録装置 |
| JPH052318A (ja) * | 1991-06-24 | 1993-01-08 | Ricoh Co Ltd | 光書き込み装置 |
| JPH0546003A (ja) * | 1991-08-14 | 1993-02-26 | Nec Eng Ltd | 電子写真プリンタ |
| JPH0569591A (ja) * | 1991-09-13 | 1993-03-23 | Tokyo Electric Co Ltd | 端面発光型露光装置 |
| JPH05119590A (ja) * | 1991-10-29 | 1993-05-18 | Ricoh Co Ltd | 画像書込装置 |
| JPH06997A (ja) * | 1992-06-23 | 1994-01-11 | Canon Inc | 画像処理装置 |
-
1996
- 1996-04-15 JP JP9215996A patent/JPH09277599A/ja active Pending
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01272457A (ja) * | 1988-04-26 | 1989-10-31 | Minolta Camera Co Ltd | レーザビーム記録装置 |
| JPH052318A (ja) * | 1991-06-24 | 1993-01-08 | Ricoh Co Ltd | 光書き込み装置 |
| JPH0546003A (ja) * | 1991-08-14 | 1993-02-26 | Nec Eng Ltd | 電子写真プリンタ |
| JPH0569591A (ja) * | 1991-09-13 | 1993-03-23 | Tokyo Electric Co Ltd | 端面発光型露光装置 |
| JPH05119590A (ja) * | 1991-10-29 | 1993-05-18 | Ricoh Co Ltd | 画像書込装置 |
| JPH06997A (ja) * | 1992-06-23 | 1994-01-11 | Canon Inc | 画像処理装置 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980908 |