JPH09276990A - 鋳型及び/又は中子を粉末によって被覆するための方法及び装置 - Google Patents

鋳型及び/又は中子を粉末によって被覆するための方法及び装置

Info

Publication number
JPH09276990A
JPH09276990A JP29282696A JP29282696A JPH09276990A JP H09276990 A JPH09276990 A JP H09276990A JP 29282696 A JP29282696 A JP 29282696A JP 29282696 A JP29282696 A JP 29282696A JP H09276990 A JPH09276990 A JP H09276990A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
core
mold
mixture
base material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29282696A
Other languages
English (en)
Inventor
Joachim Laempe
レムぺ ヨアヒム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DEIPUROOMU ING REMUPE GmbH
DIPL ING LAEMPE GmbH
Original Assignee
DEIPUROOMU ING REMUPE GmbH
DIPL ING LAEMPE GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DEIPUROOMU ING REMUPE GmbH, DIPL ING LAEMPE GmbH filed Critical DEIPUROOMU ING REMUPE GmbH
Publication of JPH09276990A publication Critical patent/JPH09276990A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C23/00Tools; Devices not mentioned before for moulding
    • B22C23/02Devices for coating moulds or cores

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mold Materials And Core Materials (AREA)
  • Casting Devices For Molds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 凝固する鋳造体内に侵入するガスに対して鋳
型及び/又は中子2と鋳造材料との間のバリアを形成す
るための粉末を用いて鋳型若しくは中子を被覆するため
の方法において、粉末を十分に永続的にかつ強く鋳型若
しくは中子上に付着させて、粉末で被覆すべき構成部分
が負圧にさらされる必要がなく若しくは被覆のために用
いられる粒子が摩擦電気的に充電させる必要がないよう
にする。 【解決手段】 粉末を鉱物質の粒状の基礎材料若しくは
砂と混合して、鋳型及び/又は中子の粉末による被覆の
ために鉱物質の乾燥した粒状の基礎材料と粉末とから成
る混合物3を鋳型及び/又は中子に打ち寄せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、凝固する鋳造体内
に侵入するガスに対して耐火性の成分、特に砂及び有利
には流動性の結合成分から成る鋳型及び/又は中子と鋳
造材料との間のバリアを形成するための粉末を用いて鋳
型若しくは中子を被覆するための方法に関する。
【0002】さらに本発明は、凝固する鋳造体内に侵入
するガスに対して鋳型及び/又は中子(2)と鋳造材料
との間のバリアを形成するための粉末を用いて鋳型若し
くは中子を被覆するための方法を実施するための装置で
あって、粒状の基礎材料及び粉末から成る混合物のため
の収納容器(1)を備えている形式のものに関する。
【0003】
【従来の技術】鋳造工場においては、鋳型及び中子を用
いて処理され、鋳型及び中子は液状の金属若しくは鉄か
ら成る鋳造材料に抗するために一連の技術的な要求を満
たさねばならない。鋳型若しくは中子は耐火性の成分、
たいてい適当な粒度の砂、例えば石英・砂、ジルコン・
砂、亜クロム酸塩・砂(Chromit-Sand)など、及び少なく
とも1つの流動性の結合成分から成っており、成形され
た鋳型若しくは中子の固定を、硬化によって化学的に行
う。
【0004】最新の結合剤は合成樹脂ベースで製造され
ている。その硬化は適当な有機硬化剤を用いて行われ
る。鋳型を金属溶融物で充填する場合に、硬化された結
合剤ポリマーの炭化水素が金属と鋳型若しくは中子との
境界で部分的に分解され、これによってガスが生じる。
このようなガスは金属質の鋳造体内に残っていてはなら
ず、それというのは残留ガスによって機械的な特性が低
下するからである。別のガス源が鋳型若しくは中子内で
凝縮されたアルコール、溶剤、及び又は水である。
【0005】従って、凝固する鋳造体内への前述のガス
の侵入に対して鋳型若しくは中子と金属質の鋳造体と接
触面にのりつけを施すことによって逆作用を生ぜしめる
ことは公知である。
【0006】さらに、ドイツ連邦共和国特許出願第27
24705号明細書により、鋳型及び中子に粉末を振り
かけて保護層を形成することが公知である。しかしなが
らこの場合、良好な付着を得るために、同時に鋳型若し
くは中子内に負圧を形成して、粉末を鋳型若しくは中子
内に吸い込まねばならないという問題がある。これによ
って著しい費用がかかり、さらに鋳型若しくは中子に負
圧を生ぜしめて、振りまかれた粉末を均一に内部に吸い
込むことは困難である。
【0007】ヨーロッパ特許第0024067号明細書
から、溶融金属と接触するサブストレートを被覆するた
めに粒子を摩擦電気的に充電し、サブストレートを接地
し、かつ充電された粒子を接地されたサブストレートに
接触させることが公知である。このような被覆処理にと
って、充電可能な粒子が必要とされ、かつ相応の電子技
術的な構成が設けられねばならない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
に述べた形式の方法及び装置を改善して、一方で鋳型若
しくは中子と他方で鋳造材料との間のバリアを形成する
粉末を十分に永続的にかつ強く鋳型若しくは中子上に付
着させて、粉末で被覆すべき構成部分が負圧にさらされ
る必要がなく若しくは被覆のために用いられる粒子が摩
擦電気的に充電させる必要がないようにすることであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の方法では、粉末を鉱物質の粒状の基礎材料若
しくは砂と混合して、鋳型及び/又は中子の粉末による
被覆のために鉱物質の乾燥した粒状の基礎材料と粉末と
から成る混合物を鋳型及び/又は中子に打ち寄せるよう
になっている。
【0010】
【発明の効果】本発明の前記方法により、粉末が被覆す
べき部分に簡単に振りかけられ、若しくは塗り付けられ
るのではなく、粉末と粒状のばら材(Schuettgut)、有利
には砂との混合が効果的に行われ、被覆すべき構成部分
が周囲に粉末を打ち寄せられる。これによって、粒状の
基礎混合物の粒子に付着する粉末が鋳型若しくは中子上
へ強烈に移動させられ、鋳型若しくは中子の表面内にも
たらされ、その結果、表面の細孔がほぼ閉鎖され、従っ
て構成部分の粗さも著しく小さくされる。表面の細孔の
閉鎖によって、鋳造過程に際して最初の凝固段階で鋳型
若しくは中子からのガスの放出が避けられる。混合物に
含まれる粒状の基礎材料若しくは砂材は鋳型若しくは中
子に付着せず、それというのは基礎材料若しくは砂材は
乾燥していて、従って粉末のための搬送体として、並び
に塗布手段として役立つからである。
【0011】特に有利には鋳型若しくは中子への打ち寄
せ過程のために、基礎材料と粉末とから成る混合物を鋳
型及び/又は中子の領域で流動状態にほぐす。粒状若し
くは粉末状の物質若しくは材料を流動体と類似の流動特
性の得られる程度にほぐすこと自体は公知である。
【0012】基礎材料・粉末混合物若しくは砂・粉末混
合物をバイブレーション、音響、若しくは搬送媒体、特
に圧縮空気によって、若しくはこれらを組み合わせた手
段によってほぐすと、特に有利である。基礎材料・粉末
混合物の領域に存在する鋳型若しくは中子が、混合物の
ほぐしに基づき混合物によって打ち寄せられ、その結
果、粉末が混合物から少なくとも部分的に鋳型若しくは
中子の表面に引き渡され、基礎材料・粉末混合物の粒状
の成分によって表面に塗布されて、擦り込まれる。従っ
て、粉末による永続的な所望の被覆が、鋳型若しくは中
子の表面から内部に作用して粉末を表面内にもたらす負
圧に鋳型若しくは中子をさらすことなしに、得られる。
【0013】特に有利には、混合物の基礎材料若しくは
砂の粒子を被う粉末が鋳型若しくは中子の表面における
摩擦によって該表面上へ移動させられ、かつ特に表面の
細孔内に導入さる。これによって表面が同時に平滑にさ
れ、その結果、鋳型若しくは中子の構造組織(Struktu)
が改善され、かつ後の鋳造品の精度が高められる。鋳型
若しくは中子の細孔内への粉末成分の導入によって、分
離されたガスのための所望のバリアが得られる。
【0014】特に前述の方法段階の組合せによって、鋳
型若しくは中子の表面処理のための工学的に有利な作業
スペース及びエネルギーの少ない生産性の方法が得ら
れ、これによって粉末の振りかけ若しくは塗り付けに基
づく従来慣用の塗布手段を鋳造品の品質損失なしに用い
ることができる。実際に粉末が表面の細孔内に導入さ
れ、その結果、細孔がほぼ閉鎖され、従って少なくとも
鋳造段階及び最初の凝縮段階において流出するガスに対
する良好なバリアが形成され、これによって鋳型若しく
は中子の表面粗さが小さくされ、ひいては鋳造品の品質
が改善される。この場合、基礎材料若しくは砂及び粉末
から成る混合物を鋳型若しくは中子の周囲に打ち寄せる
ことは、例えば流動ベッド(Fliessbett)の形で問題なく
行われる。
【0015】特に経済的に有利には、基礎材料若しくは
砂及び粉末から成る混合物を繰り返し使用して、該混合
物に時々あらたに粉末を混合する。前述の方法におい
て、基礎材料若しくは砂は基礎材料若しくは砂に付着す
る粉末を部分的に鋳型若しくは中子へ放出して、混合物
内の粉末の割合が次第に減少していく。基礎材料若しく
は砂の量は変わらず、従って混合物に時々再び粉末を加
えて混合するだけでよく、これによって別の鋳型若しく
は中子が被覆できる。
【0016】前述の方法を実施するためのすでに冒頭に
述べた形式の装置において、本発明に基づき、装置に配
設された収納容器にバイブレーター及び/又は音響源及
び/又は圧縮空気機構が接続されており、収納容器内に
単数若しくは複数の鋳型若しくは中子と一緒に存在する
基礎材料・粉末混合物をほぐしかつ流動化させるように
なっている。
【0017】従って、収納容器内に鋳型若しくは中子を
基礎材料・粉末混合物と一緒に入れるだけで十分であ
り、次いで基礎材料・粉末混合物が収納容器に接続され
たバイブレーター及び/又は音響源及び/又は圧縮空気
機構を用いてほぐされ、その結果、混合物が被覆すべき
構成部分の周囲を流れ、粉末成分が混合物から既に述べ
たように鋳型若しくは中子の表面内に押し込まれる。
【0018】収納容器が底部を有しており、底部に混合
物が直接に載せられており、混合物に鋳型及び/又は中
子が載せられるようになっている。これにより、簡単な
収納容器内で鋳型若しくは中子への基礎材料・粉末混合
物の打ち寄せが行われる。
【0019】別の実施態様では、収納容器内で通気性の
プレート、ネット若しくは類似のものが、鋳型及び/又
は中子を支えるための底部の上側に配置されており、若
しくは鋳型若しくは中子のための支持装置が収納容器の
底部上に配置されている。これによって、収納容器内で
鋳型及び/又は中子が底部よりもいくらか高く支承さ
れ、その結果、鋳型及び/又は中子への粉末の良好な打
ち寄せ、ひいては良好な被覆が可能である。
【0020】収納容器への圧縮空気供給路内に圧縮空気
乾燥器及び場合によっては減圧装置が配置されていてよ
い。これによって、収納容器内の流動化のため若しくは
流動ベッドの形成のために用いられる圧縮空気が必要な
乾燥状態を維持し、従って基礎材料・粉末混合物が吹き
上げ若しくはほぐしを湿気によって妨げられることはな
い。
【0021】
【発明の実施の形態】図1乃至図4に示す装置は、収納
容器(Aufnahmebehaelter)を有しており、収納容器内に
は鋳型若しくは中子2が基礎材料・粉末混合物(Grundst
off-Pulver-Gemisch)3と一緒に受容されている。基礎
材料は、例えば砂であってよい。
【0022】収納容器1はバイブレーター4及び/又は
音響源5、及び/又は圧縮空気機構6を備えており、こ
れによって基礎材料・粉末混合物3が運動させられてほ
ぐされ(auflockern)、その結果、基礎材料・粉末混合物
が図1及び図3に示すように単に基礎材料・粉末混合物
上に載せられた鋳型若しくは中子2の周囲に打ち寄せる
(umspuelen)。
【0023】図1及び図2の実施例では収納容器1の底
部の上に通気性のプレート7を取り付けてあり、該プレ
ートが圧縮空気機構6によって供給された圧縮空気の導
入及び均一な分配を可能にしている。この場合、プレー
ト7は固定エレメント8間に組み込まれている。プレー
トのメッシュ若しくは孔は基礎材料・粉末混合物3内に
含まれる鉱物質の基礎材料の平均的な粒子の大きさより
も小さくなっており、その結果、底部とプレート7との
間の中間室は基礎材料・粉末混合物3を排除している。
図1には出発位置を示してあり、出発位置では鋳型若し
くは中子2が基礎材料・粉末混合物3上に載っており、
基礎材料・粉末混合物自体はプレート7上に層を形成し
ている。
【0024】図2には、鋳型若しくは中子2を基礎材料
・粉末混合物によってどのように被覆するが示されてい
る。バイブレーター4若しくは音響源5のスイッチオン
によって、基礎材料・粉末混合物3がほぐされる。付加
的に圧縮空気機構6がスイッチオンされる。これによっ
て、基礎材料・粉末混合物3が流動化して、実質的に流
動ベッド(Fliessbett)を成し、その結果、基礎材料・粉
末混合物によって鋳型若しくは中子2が基礎材料・粉末
混合物によって打ち寄せられ、即ち基礎材料・粉末混合
物内の粉末が鋳型若しくは中子2へ放出される。
【0025】圧縮空気機構6は概略的に示してあるよう
に、圧縮空気源9、圧縮空気乾燥器10、減圧装置1
1、並びに導管、弁及び接続部から成っている。
【0026】基礎材料・粉末混合物3の成分及び粒子が
ほぐしによって強烈に運動させられて、鋳型若しくは中
子2のすべての接触表面(Kontaktoberflaeche)に打ち寄
せる。基礎材料・粉末混合物3の運動エネルギは粉末の
摩擦及び鋳型若しくは中子2の孔内への粉末の導入のた
めに用いられる。このような処理の結果として、鋳型若
しくは中子2の粗さが著しく小さくされる。
【0027】図5及び図6を比較した場合、1つの鋳型
若しくは1つの中子2の表面が著しく拡大してかつ概略
的にまず図5では処理の前で、かつ図6では処理の後で
示してある。この場合、砂材であってよい基礎材料成分
30及び基礎材料成分間に存在する結合成分31が見ら
れる。
【0028】図6では、基礎材料成分は表面を粉末粒子
32によって被われて、閉鎖されており、粉末粒子32
が外側に対する明らかなバリアを形成しており、その結
果、鋳型若しくは中子2内に鋳造の際に生じるガスがま
ず流出できず、従って鋳造製品を損傷させない。
【0029】図3及び図4の装置は図1及び図2の装置
にほぼ相応している。もっぱら付加的にプレート7の上
側にさらに、孔の開けられた別の1つのプレート13が
設けられており、該プレート上に鋳型若しくは中子2が
載せられる。従って、鋳型若しくは中子は出発位置で、
かつ処理中にも通気性のプレート7に対して所定の間隔
を有している。
【0030】別のプレート13は減衰エレメント12に
支承されており、従って振動による粉末の打ち寄せの場
合に振動が減衰エレメント12によって補償され、その
結果、プレート13上にある鋳型若しくは中子2が振動
によって損傷されることはない。
【0031】この場合にも、バイブレーター及び/又は
音響源及び/又は圧縮空気機構の相応の操作によって混
合物3のほぐしが行われ、その結果、該混合物が鋳型若
しくは中子2に打ち寄せて、第1の実施例で述べたよう
に粉末で表面を被覆し、その結果、図6に相応する結果
が得られる。
【0032】この場合、圧縮空気は効率的に乾燥され、
従って混合物3内の粉末が空気中の湿気によって使用で
きなくなるようなことはない。圧縮空気による打ち寄せ
の強さが減圧装置11を介して制御される。打ち寄せの
時間は収納容器1の寸法、鋳型若しくは中子の幾何学形
状、基礎材料の粒度並びに粉末の粒度に関連していて、
広い範囲で変化される。
【0033】一方で図1及び図2並びに他方で図3及び
図4の両方の装置を用いて、単数若しくは複数の鋳型及
び/又は中子2が粉末で被覆され、この場合、粉末は鉱
物質の粒状の基礎材料若しくは砂とまず混合され、従っ
て図面ではすでに出来上がっている混合物3が形成さ
れ、次いで鋳型及び/又は中子2が粉末による被覆のた
めに、乾燥された鉱物質の粒状の基礎材料及び粉末から
成る混合物3によって打ち寄せられ、その結果、大粒の
基礎材料が該基礎材料に付着する粉末を鋳型及び中子2
の表面へ渡して、あるていど表面に擦り込み、これによ
って表面が滑らかにされる。存在する細孔は閉鎖され、
その結果、所望のバリアを形成し、バリアが少なくとも
鋳造過程の最初の段階において鋳型若しくは中子2から
のガスの漏れ及びこれによる鋳造品の損傷を防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】鋳型及び/又は中子を粉末によって被覆するた
めの本発明に基づく装置の出発位置での縦断面図
【図2】図1の装置の、鋳型及び/又は中子の処理中の
縦断面図
【図3】鋳型及び/又は中子を粉末によって被覆するた
めの本発明に基づく装置の別の実施例の出発位置での縦
断面図
【図4】図3の装置の、鋳型及び/又は中子の処理中の
縦断面図
【図5】中子砂若しくは鋳型砂の基礎材料成分から成る
中子若しくは鋳型の表面の、基礎材料・粉末混合物によ
る処理の前の拡大概略図
【図6】図5の中子若しくは鋳型の表面の、基礎材料・
粉末混合物による処理の後の拡大概略図
【符号の説明】
1 収納容器、 2 鋳型若しくは中子、 3 基
礎材料・粉末混合物、4 バイブレーター、 5 音
響源、 6 圧縮空気機構、 7 プレート、
8 固定エレメント、 9 圧縮空気源、 10
圧縮空気乾燥器、 11 減圧装置、 12 減衰
エレメント、 13 プレート、30 基礎材料成
分、 31 結合成分、 32 粉末粒子

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凝固する鋳造体内に侵入するガスに対し
    て鋳型及び/又は中子(2)と鋳造材料との間のバリア
    を形成するための粉末を用いて鋳型若しくは中子を被覆
    するための方法において、粉末を鉱物質の粒状の基礎材
    料若しくは砂と混合して、鋳型及び/又は中子(2)の
    粉末による被覆のために鉱物質の乾燥した粒状の基礎材
    料と粉末とから成る混合物(3)を鋳型及び/又は中子
    に打ち寄せることを特徴とする、鋳型及び/又は中子を
    粉末によって被覆するための方法。
  2. 【請求項2】 基礎材料と粉末とから成る混合物(3)
    を鋳型及び/又は中子の領域で流動状態にほぐす請求項
    1記載の方法。
  3. 【請求項3】 基礎材料・粉末混合物若しくは砂・粉末
    混合物をバイブレーション、音響、若しくは搬送媒体、
    特に圧縮空気によって、若しくはこれらを組み合わせた
    手段によってほぐす請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 混合物の基礎材料若しくは砂の粒子を被
    う粉末を鋳型若しくは中子の表面における摩擦によって
    該表面上へ移動させ、かつ特に表面の細孔内に導入させ
    る請求項1から3のいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 基礎材料若しくは砂及び粉末から成る混
    合物(3)を繰り返し使用して、該混合物に時々あらた
    に粉末を混合する請求項1から4のいずれか1項記載の
    方法。
  6. 【請求項6】 凝固する鋳造体内に侵入するガスに対し
    て鋳型及び/又は中子(2)と鋳造材料との間のバリア
    を形成するための粉末を用いて鋳型若しくは中子を被覆
    するための方法を実施するための装置であって、粒状の
    基礎材料及び粉末から成る混合物のための収納容器
    (1)を備えている形式のものにおいて、収納容器
    (1)に、基礎材料・粉末混合物をほぐしかつ流動化さ
    せるためにバイブレーター(4)及び/又は音響源
    (5)及び/又は圧縮空気機構(6)が接続されている
    ことを特徴とする、鋳型及び/又は中子を粉末によって
    被覆するための装置。
  7. 【請求項7】 収納容器(1)が底部を有しており、底
    部に混合物(3)が直接に載せられており、混合物に鋳
    型及び/又は中子(2)が載せられるようになっている
    請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】 収納容器(1)内で通気性のプレート
    (7)、ネット若しくは類似のものが、鋳型及び/又は
    中子を支えるための底部の上側に配置されており、若し
    くは鋳型若しくは中子のための支持装置が収納容器の底
    部上に配置されている請求項6又は7記載の装置。
  9. 【請求項9】 収納容器(1)への圧縮空気供給路内に
    圧縮空気乾燥器(10)及び場合によっては減圧装置
    (11)が配置されている請求項6から8のいずれか1
    項記載の装置。
JP29282696A 1995-11-02 1996-11-05 鋳型及び/又は中子を粉末によって被覆するための方法及び装置 Pending JPH09276990A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE1995140799 DE19540799C1 (de) 1995-11-02 1995-11-02 Verfahren und Vorrichtung zur Beschichtung von Gießereiformen und/oder Gießereikernen mit einem Pulver
DE19540799.7 1995-11-02

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09276990A true JPH09276990A (ja) 1997-10-28

Family

ID=7776419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29282696A Pending JPH09276990A (ja) 1995-11-02 1996-11-05 鋳型及び/又は中子を粉末によって被覆するための方法及び装置

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP0774312A1 (ja)
JP (1) JPH09276990A (ja)
CN (1) CN1156646A (ja)
CA (1) CA2189400A1 (ja)
DE (1) DE19540799C1 (ja)
NO (1) NO964630L (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007021578A (ja) * 2005-06-16 2007-02-01 Kao Corp 鋳物製造用構造体

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10335411B4 (de) * 2003-08-01 2009-03-19 Driam Anlagenbau Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum kontinuierlichen Beschichten von Kernen mit einer Dragiervorrichtung
DE102004004470A1 (de) 2003-08-01 2005-08-18 Driam Anlagenbau Gmbh Verfahren zum kontinuierlichen Beschichten von Kernen mit einer Dragiervorrichtung und Trennkammern

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3520711A (en) * 1966-08-22 1970-07-14 Gen Motors Corp Method of coating a permeable sand core body
DE2724705A1 (de) * 1976-06-08 1977-12-22 Wyzsza Szkola Inzynierska Verfahren zum auftragen von schutzanstrichen auf giessformen und -kerne
DE3062145D1 (en) * 1979-02-15 1983-04-07 Foseco Int Coating expendable substrates which contact molten metal
US4466989A (en) * 1983-05-25 1984-08-21 At&T Technologies, Inc. Horizontal mobility in fluidized beds
FR2559691B1 (fr) * 1984-02-21 1986-06-20 Fonderie Mecanique Ste Bretonn Procede d'enduisage automatique a sec de noyaux de fonderie
DE3870774D1 (ja) * 1987-09-05 1992-06-11 Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Kenkyusho, Aichi, Jp

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007021578A (ja) * 2005-06-16 2007-02-01 Kao Corp 鋳物製造用構造体
JP4672522B2 (ja) * 2005-06-16 2011-04-20 花王株式会社 鋳物製造用構造体

Also Published As

Publication number Publication date
NO964630D0 (no) 1996-11-01
CA2189400A1 (en) 1997-05-03
DE19540799C1 (de) 1997-02-20
NO964630L (no) 1997-05-05
CN1156646A (zh) 1997-08-13
EP0774312A1 (de) 1997-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0644809B1 (en) Three-dimensional printing techniques
US5770136A (en) Method for consolidating powdered materials to near net shape and full density
US20170136524A1 (en) Method for producing a part using a deposition technique
US7935284B2 (en) Method for fabricating concrete blocks or concrete slabs
JPH0729292B2 (ja) ブロックの成形方法及びブロックの成形装置
CA2558951C (en) Method for fabricating concrete blocks or concrete slabs
US6843303B2 (en) Method of sand coremaking
CN101180166A (zh) 用于制造聚结的石材或陶瓷材料的块体的方法和设备
JPH09276990A (ja) 鋳型及び/又は中子を粉末によって被覆するための方法及び装置
CA1185066A (en) Pattern for producing a mold and method for manufacture of the pattern
US3362463A (en) Method of making a porous investment mold
US3520711A (en) Method of coating a permeable sand core body
JPH02501721A (ja) 鋳物砂からの鋳型製造用不均質多孔性型具及びその製法
WO2002000370A1 (fr) Technique de fabrication mixte d'un moule ou de noyaux et appareil associe
JPH01306063A (ja) 真空反重力金属鋳造方法
US4440806A (en) Rainfall sander
Piwonka Aggregate molding materials
JPS6048256B2 (ja) 鋳型造型方法
MXPA96005299A (en) Procedure and device for the covering of a powder of collar molds and / or nucleos de col
JP2639977B2 (ja) 鋳造用鋳型の表面処理方法および鋳造用鋳型
JP2514533B2 (ja) 発泡合成樹脂製の模型の塗型層形成装置。
JPS6242945Y2 (ja)
US11440061B2 (en) Method for removing adhering matter
JPH06122038A (ja) 減圧造型法
JPH04100654A (ja) 鋳造用鋳型の表面処理方法