JPH09276796A - 振動発生装置 - Google Patents

振動発生装置

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JPH09276796A
JPH09276796A JP9541096A JP9541096A JPH09276796A JP H09276796 A JPH09276796 A JP H09276796A JP 9541096 A JP9541096 A JP 9541096A JP 9541096 A JP9541096 A JP 9541096A JP H09276796 A JPH09276796 A JP H09276796A
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battery
vibration
vibration generator
magnetic field
coil
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JP9541096A
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Koji Yamashita
紘治 山下
Yasutsugu Shirakawa
泰嗣 白川
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小形かつ振動効率の良い、安価な振動発生装置
の提供。 【解決手段】呼出信号によりスイッチ5がオンとなる
と、電池1の電力によりコイル4に電流が流れ、コイル
4に磁界が生じる。この磁界と直角方向に電磁力を生じ
るので、電池1は移動してバネ2との接触が断たれ、電
磁力は消滅して電池1は元の位置へ復帰する。これら動
作を繰り返して振動を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動発生装置に関
し、特に、相手先からの呼出を検出して機器携帯者にそ
れを報知するための振動発生装置に関する。
【0001】
【従来の技術】携帯電話等の移動無線電話機や個別呼出
受信機等では、鳴音やバイブレータによる呼出の報知が
行われている。バイブレータによる報知は騒音が大きい
環境下や電子音の聞き取りにくい場所、音声報知を行い
たくない環境下等で有効である。
【0002】また、移動無線電話機や個別呼出受信機本
体とは別に独立した呼出報知器を設け、この呼出報知器
にバイブレータを内蔵するものが提案されている。この
ような独立した呼出報知器は電話機や受信機本体等と比
較してもさらに小型であるため、衣類等に付けたりポケ
ットに入れていても邪魔にならず、たとえ電話機や受信
機本体を鞄等に入れている場合でも、電話機や受信機本
体を鞄等から取り出すことなく、呼出報知器を操作する
ことにより簡単に呼び出し報知を停止できる。
【0003】このように利用されるバイブレータとして
は、従来図7に示すものが知られている。
【0004】図7(a)および(b)はそれぞれバイブ
レータの正面図および側面図を示している。
【0005】図7において、バイブレータは、電極配線
20、偏心重り21および小型モータ22で構成され
る。このバイブレータでは、小型モータ22の外側の軸
に設けられた偏心重り21が回転することにより振動が
発生する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
バイブレータでは、電極配線に接続してモータを駆動す
るための電源を必要とし、電源とモータとの物理的大き
さより小さな呼出報知器を設計することができない。こ
れは電話機や受信機本体に用いても同様である。
【0007】また、モータの駆動および偏心重りの回転
により振動音が発生する。
【0008】本発明の目的は、上述した課題を解決し、
モータとモータ用の偏心重りを使用しない振動発生装置
を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、小形かつ振動効率の
良い安価な振動発生装置を提供することにある。
【0010】本発明のさらに他の目的は、振動による騒
音の低下を可能にする振動発生装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明による振動発生装置は、電源を供給する
電池と、前記電池と電気的接続を行い、かつ前記電池を
保持するバネと、前記電池からの電流が流れることによ
り電磁力を発生し、前記電池の位置を移動させることに
より振動を発生させるコイルと、を備えている。
【0012】前記電磁力により前記電池が前記バネと非
接触状態となり、前記バネの弾性力により前記電池の元
の位置に戻ることが好ましい。
【0013】前記コイルの電磁力のオン・オフを発振回
路により制御することも可能である。
【0014】前記コイルにて発生した電磁力により電気
的接触を断とすることで前記電磁力を断とすることが好
ましい。
【0015】本発明の振動発生装置は、さらに、前記振
動を開始するための信号を受信する受信機と、前記受信
機による受信に応じて前記電池からの電流供給を開始す
るスイッチと、を備えることができる。
【0016】この場合、前記スイッチが、電波、音波、
光、温度等の非接触センサーによる入力信号にて動作す
ることが好ましい。
【0017】また、本発明の振動発生装置は着信呼出に
適用されることも可能である。
【0018】このように、本発明による振動発生装置
は、電源用の電池を振動発生部材として、コイルへの電
流供給により電磁力を発生させ、これにより電池を振動
させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0020】図1および2は、本発明の一実施例を示す
部分縦断面図である。
【0021】図1および2において、振動発生装置は、
電池1、電極バネ2および3、磁界発生コイル4、スイ
ッチ5および増幅回路6から構成される。磁界発生コイ
ル4は電池1の長手方向外周を覆うよう巻かれている。
また、磁界発生コイル4は電池1全体を覆っても良い
し、一部だけを覆っても良い。
【0022】図1は通常状態であり、スイッチ5はオフ
状態にあり、電池1の正極端子および負極端子はそれぞ
れ電極バネ2および3に接続され、保持されている。ま
た、電極バネ2および3は弾性力を有し、電池1との接
続状態では所定の収縮状態にある。
【0023】一方、スイッチ5がオンとなると、通電し
て電池電力により、電池1の正極端子からの電流は電極
バネ2、スイッチ5、増幅回路6、磁界発生コイル4お
よび電極バネ3を介して電池1の負極端子に供給され
る。磁界発生コイル4への電流の流れにより、磁界発生
コイル4に磁界が発生する。
【0024】このとき、フレミングの左手の法則にある
ように、この磁界と直角方向に力を生じて電池1が矢線
Aの方向に引き込まれる。そして、電池1の正極端子が
電極バネ2から離れることにより(図2参照)、電気的
接続も切断される。この結果、磁界発生コイル4の磁界
は消滅し、電極バネ3の収縮による作用により矢印Aと
反対の方向に電池1を押圧する。これにより、電池1は
元の位置に戻り、再度電池1の正極端子が電極バネ2と
接触するため、再び磁界発生コイル4に磁界が発生す
る。この磁界の発生により、電池1は矢線Aの方向に移
動する。
【0025】このように、スイッチ5がオンの間、これ
ら一連の動作を繰り返し、電池1の位置が長手方向に移
動することにより振動が発生する。
【0026】振動の際発生する力Fは質量mと加速度a
との積であり、電池の質量は大きいので効率良く振動を
伝えることができる。
【0027】図3は、上述した振動発生装置を呼出報知
器として使用した場合の外観斜視図を示す。
【0028】図3において、呼出報知器は、ケース1
0、受信部11およびクリップ12からなる。
【0029】ケース10内に前述の振動発生装置が収納
され、クリップ12は衣類等に引っかけることができる
ようにするものである。
【0030】受信部11は、移動体無線機あるいは個別
呼出受信機等の本体から着呼時に送出される信号を受信
するためのものである。受信部11は本体からの信号を
受信すると、図1に示したスイッチ5をオンとし、電池
1を振動させる。携帯者は電池1の振動をケース10を
介して感知して、図示せぬスイッチを操作することによ
り振動を停止することができる。
【0031】受信部11としては、本体からの特定の信
号周波数を検知するセンサーが好ましい。この場合、こ
のセンサーを図1に示したスイッチ5と連動するように
構成することにより、センサーにおける本体からの信号
周波数の検知に応じてスイッチ5をオンとすることがで
きる。
【0032】上述した実施例では、電極バネと電池との
接続・不接続により電池の振動を得ているが、発振回路
を利用してコイルへの電流のオン・オフを制御すること
により電池の振動を得ることも可能である。
【0033】図4乃至6は発振回路を使用した本発明の
他の実施例を示す構成ブロック図である。
【0034】図4乃至6において、本発明の振動発生装
置は、電池1と、電極バネ2および3と、磁界発生コイ
ル4と、スイッチ5と、増幅回路6と、発振回路7とか
ら構成される。図1および2に示した実施例との相違
は、新たに発振回路7を設けた点と、電極バネ2が電池
1の正極端子に接続されたままである点にある。
【0035】図4は、スイッチ50のオフ状態を示し、
図5はスイッチ5がオンでかつ発振回路7により磁界発
生コイル4に電流が流れる状態を示し、図6はスイッチ
5がオンでかつ発振回路7により磁界発生コイル4に電
流が流れない状態を示す。
【0036】図4では、スイッチ5がオフである通常状
態であり、電池1の正極端子および負極端子はそれぞれ
電極バネ2および3に接続され、保持されている。ま
た、電極バネ2および3は弾性力を有し、電池1との接
続状態では所定の収縮状態にある。
【0037】一方、スイッチ5がオンとなると、通電し
て発振回路が発振を開始する。この発振により磁界発生
コイル4への電池1からの電流がオン・オフを繰り返
す。すなわち、磁界発生コイル4への電流の流れによ
り、磁界発生コイル4に磁界が発生し、この磁界と直角
方向に生じた力により電池1は矢線Aの方向に引き込ま
れる(図5参照)。
【0038】つぎに、発振回路7により磁界発生コイル
4への電池1の電流がオフとなると、電気的接続が切断
され、磁界発生コイル4の磁界は消滅し、電極バネ3の
伸張による作用により矢印Aと反対の方向に電池1を押
圧する。これにより、電池1は元の位置に戻る。
【0039】このように、スイッチ5がオンの間、発振
回路のオン・オフ動作により、これら一連の動作を繰り
返し、電池1の位置が長手方向に移動することにより振
動が発生する。
【0040】上述した実施例では、磁界発生コイルを電
池の長手方向に配置したが、これに限ることなく、短手
方向に配置することにより電池を短手方向に振動させる
ことができる。
【0041】また、電流の流れを反対にすることにより
発生する磁界や力の方向を逆にすることもできる。
【0042】さらに、上述した実施例では磁界発生コイ
ルを電池の外周に巻くようにしたが、コイルを電池の相
対する位置の2箇所に配置しても良い。
【0043】上述した実施例では、振動発生装置を呼出
報知用として説明したが、これに限ることなく、種々利
用できることは明らかである。また、受信センサーとし
ては、信号周波数に限ることなく、光、電波、音波、温
度等の検出センサーを適用できる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、外周
あるいは両端面に渦巻き状に巻かれたコイルに電流を流
したときに発生する磁界方向と直角方向に電池を配置
し、コイルに電流を流して励磁することにより振動を得
ることができる。
【0045】また、電源を別に持つことなく効率良く振
動を伝えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の部分縦断面図。
【図2】図1に示した電池が引き込まれた状態を示す部
分縦断面図。
【図3】図1に示した本発明を呼出装置に適用したとき
の外観斜視図
【図4】本発明の他の実施例の部分縦断面図。
【図5】図4に示した電池が引き込まれた状態を示す部
分縦断面図。
【図6】図4に示した電池が元の位置に戻った状態を示
す部分縦断面図
【図7】従来の振動発生装置の外観斜視図。
【符号の説明】
1 ・・・ 電池 2 ・・・ 電極バネ 3 ・・・ 電極バネ 4 ・・・ 磁界発生コイル 5 ・・・ スイッチ 6 ・・・ 増幅回路 7 ・・・ 発振回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動を発生する振動発生装置において、 電源を供給する電池と、 前記電池と電気的接続を行い、かつ前記電池を保持する
    バネと、 前記電池からの電流が流れることにより電磁力を発生
    し、前記電池の位置を移動させることにより振動を発生
    させるコイルと、 を備えることを特徴とする振動発生装置。
  2. 【請求項2】 前記電磁力により前記電池が前記バネと
    非接触状態となり、前記バネの弾性力により前記電池の
    元の位置に戻ることを特徴とする請求項1記載の振動発
    生装置。
  3. 【請求項3】前記コイルの電磁力のオン・オフを発振回
    路により制御することを特徴とする請求項1記載の振動
    発生装置。
  4. 【請求項4】前記コイルにて発生した電磁力により電気
    的接触を断とすることで前記電磁力を断とすることを特
    徴とする請求項1記載の振動発生装置。
  5. 【請求項5】 前記振動を開始するための信号を受信す
    る受信機と、 前記受信機による受信に応じて前記電池からの電流供給
    を開始するスイッチと、 を備えることを特徴とする請求項1記載の振動発生装
    置。
  6. 【請求項6】 前記スイッチが、電波、音波、光、温度
    等の非接触センサーによる入力信号にて動作することを
    特徴とする請求項5記載の振動発生装置。
  7. 【請求項7】前記振動は着信呼出であることを特徴とす
    る請求項1記載の振動発生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010026883A1 (ja) * 2008-09-05 2010-03-11 三洋電機株式会社 リニアモータおよびリニアモータを備えた携帯機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010026883A1 (ja) * 2008-09-05 2010-03-11 三洋電機株式会社 リニアモータおよびリニアモータを備えた携帯機器

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