JPH09276167A - 浴槽湯の清浄化装置 - Google Patents

浴槽湯の清浄化装置

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JPH09276167A
JPH09276167A JP8118354A JP11835496A JPH09276167A JP H09276167 A JPH09276167 A JP H09276167A JP 8118354 A JP8118354 A JP 8118354A JP 11835496 A JP11835496 A JP 11835496A JP H09276167 A JPH09276167 A JP H09276167A
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hot water
conductivity
pipe
bathtub
power source
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JP8118354A
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Takumi Ando
巧 安藤
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Janome Corp
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Janome Sewing Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】漏電ブレーカでは検知できないような僅かな漏
電が起きても、これを素早く検知して適切な処置を採
り、感電事故の危険が全くないようにした浴槽湯の清浄
化装置。 【課題解決手段】濾過タンク5、循環ポンプ6等の清浄
化処理用の機器類が連結管で直列に連結され、同時に蓄
熱ヒータ15で加熱した熱湯が貯められた蓄熱タンク1
4の入湯管16と出湯管18とがバルブ17及びアスピ
レータ19を介して接続された浴槽1内の湯2に対する
清浄化管路13の途中に、絶縁管30内に導電率測定回
路33に接続する2本の電極31及び32を挿入した導
電率測定装置29を配備し、商用電源25と絶縁した測
定電源を利用して清浄化管路を流れる湯の導電率を測定
した結果を制御装置23に送り、制御装置は、導電率が
規定に値より大きくなったら循環ポンプと蓄熱ヒータに
対する商用電源の供給を断つと同時に表示装置24に湯
の導電率の異常を表示するよう制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浴槽装置に係り、特
に浴槽湯を清浄化管路を強制循環させて清浄かつ設定温
度に保温する浴槽湯の清浄化装置の漏電に対する安全装
置に関するものである。
【0002】
【従来技術】最近、浴槽内の湯を循環ポンプにより各種
清浄化装置の配備された清浄化管路の中を強制的に循環
さ、湯中に浮遊した垢や毛等の汚れを濾過タンクで濾過
し、殺菌装置で殺菌したりして湯を清浄化する浴槽湯の
清浄化装置が開発され盛んに利用されるようになってき
た。
【0003】さらに最近は、単に湯を清浄化するだけで
なく、湯の温度も利用者が設定した温度で絶えず適温に
保ち24時間いつでも快適に入浴できるいわゆる24時
間風呂にしたり、さらに、清浄化処理された湯の浴槽へ
の排出口にジエツトノズルを設けてジエツト流を噴出さ
せ、いわゆる泡バスも楽しめるようにしたりもするよう
になった。
【0004】浴槽湯の保温は従来は清浄化管路に保温用
の電気ヒータを配備し、この電気ヒータで加熱して湯を
設定温度に保温していたので電気代がかなり掛かり、同
時にヒータの容量をそれほど大きくできないので加熱速
度が遅く、湯の交換をした際には設定温度にまで加熱す
るのに1昼夜も掛かってしまった。
【0005】そこで湯の加熱源として料金の安い深夜電
力を利用し、同時に加熱速度も速くできるようにするた
め、深夜電力で湯を加熱し熱湯として蓄熱タンクに貯め
て置き、この熱湯を適量混合して湯を設定温度に保温す
るような装置も開発された。
【0006】このような深夜電力利用の蓄熱タンクで湯
を保温し浴槽内の湯を絶えず清浄かつ適温に保ち、24
時間いつでも快適に入浴でき、しかも水の節約にもな
る、浴槽湯の清浄化装置、すなわち24時間風呂装置の
1例は図6に示す通りである。
【0007】1が浴槽、2が湯、3が浴槽1内の湯2を
汲み上げるための吸湯管、4が吸湯管3で汲み上げられ
た湯を清浄化処理するための機器類をまとめて配備した
装置本体、8が装置本体4で処理された湯を浴槽1内に
再び噴出させるための噴湯管である。
【0008】装置本体4には、浴槽湯中の汚れを取り除
くため、活性炭、活性石、多孔質セラミツクボール等の
各種の粒状濾材や繊維状フイルタが単独或いは複合して
装填された濾過タンク5、湯を強制循環するための循環
ポンプ6、湯をオゾン殺菌するためのオゾン発生装置と
してのオゾナイザ7等の清浄化処理機器が配備されてい
る。
【0009】9は大きな汚れを装置本体4に汲み上げる
前に予め取り除くため吸湯管3の先端に取り付けたプレ
フイルタであり、10は清浄化処理の終わった湯を流速
の早いジエツト流として浴槽1内に噴出する吸気管11
がエジエクタ部に接続するジエツトノズルである。
【0010】前記したように各種の処理機器類を接続管
で互いに直列に接続し吸湯管3から噴湯管8に至る清浄
化管路13が形成され、噴湯管8の先端のジエツトノズ
ル10のエジエクタ部に接続する吸気管11には管路を
開閉するための電磁弁12と吸い込んだ空気をオゾン化
するオゾナイザ7とが配備されている。
【0011】14が蓄熱ヒータ15で深夜電力を利用し
て湯を加熱し熱湯として貯めて置く蓄熱タンクであり、
この蓄熱タンク14は、下部の入湯口に接続する入湯管
16がバルブ17を介して清浄化管路13に接続し、こ
の入湯管16の接続部の下流で上部の出湯口に接続する
出湯管18がアスピレータ19を介して清浄化管路13
に接続している。
【0012】また清浄化管路13には、管路を流れる湯
の温度を検知するための湯温センサ20と、管路の湯が
抜けたりして循環ポンプ6が空運転しているのを吸い込
み側と吐出側との圧力差で検知するための差圧センサ2
1とが配備されている。
【0013】装置本体4には前記した各種清浄化処理機
器の他に転倒を検知するための転倒センサ22や装置を
全体的に制御する制御装置23、装置の運転状態を表示
する表示装置24が配備されている。
【0014】さらに浴室外のAC10Vの商用電源コン
セント25から装置本体4に電源を供給する電源ケーブ
ル26には漏電を検知して電源の供給を断つ漏電ブレー
カ27と、装置に異常が起きた際に制御装置23の制御
に基づいて電源の供給を断つ電源遮断装置28とが配備
されている。
【0015】以上のような構成において、清浄化の処理
のために循環ポンプ6が作動すると、浴槽1内の湯2は
清浄化管路13を強制的に循環され、吸湯管3の先端の
プレフイルタ10で大きな汚れを取り除かれ噴湯管8の
先端のジエツトノズル10から浴槽1に再び噴出され
る。
【0016】この際、吸気管11の電磁弁12を開くと
吸い込まれた空気が湯に混入されて泡風呂となり、さら
にオゾナイザ7を作動すると、吸い込まれた空気がオゾ
ン化されて浴槽1内の湯2がオゾン殺菌される。
【0017】また湯温センサ20が湯温が設定温度より
下がったことを検知すると、バルブ17が開き清浄化管
路13を流れている浴槽湯は一部が入湯管16方向にも
流れて蓄熱タンク14に下部の入湯口から入る。
【0018】すると蓄熱タンク14に貯まっていた熱湯
は上部の出湯口から下部の入湯口から入った浴槽湯の分
だけ押し出され出湯管18を通ってアスピレータ19で
吸引されながら清浄化管路13を循環している湯に混合
され、この蓄熱タンク14に深夜電力を利用して貯めた
熱湯を設定温度になるまで続け、湯の保温が行われる。
【0019】このようにして浴槽1内の湯2は、清浄化
管路13を循環している際に濾過や殺菌により清浄化さ
れると同時に熱湯を混入して設定温度に保温されて再び
噴出され、清浄かつ適温に保たれるようになる。
【0020】以上のようにして清浄化の処理をしている
際に、制御装置23は、差圧センサ21が循環ポンプ6
の空運転を検知すると循環ポンプ6への電源の供給を断
って装置の損傷や過熱に伴い火災事故が起きるのを防
ぎ、転倒センサ22が装置本体4が転倒したのを検知す
ると、電源遮断装置28を作動して装置本体4への電源
の供給を断って漏電や火災の事故が起きるのを防ぐよう
にする。
【0021】また当然のことながら装置本体4に漏電が
起きると、漏電ブレーカ27がこれを検知して装置本体
4への電源の供給を断って入浴者が感電したり火災が起
きたりするのを防ぐ。
【0022】また図6に示す実施例では蓄熱タンク14
の蓄熱ヒータ15に対する電源は装置本体4に対してと
同一電源となっているので、差圧センサ21、転倒セン
サ22、或いは漏電ブレーカ27が作動した場合には蓄
熱ヒータ15への電源の供給も断たれる。
【0023】さら高温の熱湯を多量に蓄熱タンク14に
貯めて置くためにヒータ容量を大きくするために装置本
体4とは別の専用の深夜電力電源から蓄熱ヒータ15に
電源が供給されている場合でも当然のことながら電源供
給回路には漏電ブレーカが配備され漏電が起きたら直ち
に電源の供給が断たれるようになってる。
【0024】浴槽湯の清浄化装置には以上のように事故
を防ぐため様々な安全装置が施されているが、蓄熱ヒー
タ15で湯を直接加熱していることもあって漏電に伴い
入浴者が感電する事故が起きるのが特に心配される。
【0025】このため装置はシリコンゴム管のような絶
縁材料で配管したり、配管の一部に絶縁管を挿入したり
して絶縁性を高くし、前記したように電源の供給回路に
漏電ブレーカを配備して漏電に伴って感電事故が起きな
いようにしている。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、処理さ
れる湯は綺麗な水道水とは違って湯垢で非常に汚れてお
り、しかも入浴剤としての塩類が添加されている場合が
多いので導電率が非常に高くなっている。
【0027】このため電気回路の絶縁が少しでも壊れる
と漏電が起きて湯中に大きな電流が流れて非常に感電し
易くなるので前記したような従来の安全装置だけでは安
心できない。
【0028】本発明は前記した安全装置に加えてさらに
わずかでも漏電が起きたらこれを素早く検知し感電事故
が絶対に起きないようにして、安心して快適な入浴を楽
しめるような装置を提供することを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、浴槽
内の湯を循環ポンプにより吸湯管から汲み上げ清浄化管
路を強制的に循環させ、濾過タンクで汚れの濾過、殺菌
装置での殺菌等の所定の清浄化処理をし、同時に蓄熱タ
ンクに蓄熱ヒータで加熱して貯められた熱湯を湯温に応
じて混合して設定温度に保温し、清浄かつ適温に保たれ
た湯を噴湯管から浴槽に再び噴出させる浴槽湯の清浄化
装置において、前記清浄化管路に漏電を検知するため循
環する湯の導電率を測定する導電率測定装置を配備し、
この導電率測定装置で測定された湯の導電率に基づいて
僅かな漏電でも素早く検知して、異常に対する適切な処
置を素早く採って感電事故が起きないようにするよう構
成する。
【0030】また前記の構成における導電率測定装置
が、絶縁パイプ内に配備された2本の電極間の湯の導電
率を導電率検知回路で検知するよう構成され、導電率検
知回路の電源は商用電源と絶縁されていて、導電率測定
装置そのものからの漏電を防いで安全な状態で湯の導電
率を測定できるように構成する。
【0031】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面に基づいて説明する。
【0032】先ず図1の配管図に基づいて配管の構成に
ついて説明すると、配管は基本的には従来例と同一の構
成なので同一の構成要素に同一の符号が付しこれらの説
明を省略し、新規な構成の部分についてのみ説明する。
【0033】29が流れる湯の導電率を測定するために
清浄化管路13の適所に配備された漏電率測定装置であ
り、この導電率測定装置29は、管路に挿入される絶縁
管30内に第1及び第2の電極31及び32を所定の間
隔で配備し、この両電極31及び32を導電率測定回路
33と接続し、導電率の測定結果を制御装置23に送る
ように構成されている。
【0034】次に図2の制御ブロツク図に基づいて、前
記した導電率測定装置29による湯の導電率の測定結果
に基づく制御を含めた装置の全体的な制御について説明
する。
【0035】34が装置の運転/停止及び湯温、ジエッ
ト、殺菌等の各種の運転条件を入力するための複数のキ
ーが配備されたキー入力装置であり、制御装置23は中
央演算処理装置としてのCPU35、各種の制御のため
のデータやプログラムを記憶した記憶装置としてのRO
M36及び演算処理のためのデータの一時記憶装置とし
てのRAM37から成るマイクロコンピユータである。
【0036】したがって装置は、制御装置23としての
マイクロコンピユータが、キー入力装置34からの入力
に基づいて運転条件を設定すると同時に、湯温センサ2
0、差圧センサ21、転倒センサ22、及び導電率測定
装置29からの入力と制御プログラムとに基づいて循環
ポンプ6、蓄熱ヒータ15、バルブ17、表示装置2
4、電源遮断装置28等の運転を各々の駆動回路38、
39、40、41、42を介して制御する。
【0037】この制御装置23による導電率測定装置2
9により測定された湯の導電率に基づいての制御のプロ
グラムは図3のフローチヤートに示す通りであり、まず
第1ステップと1で導電率測定装置29により清浄化管
路13を流れている湯の導電率の測定をし、第2ステッ
プS2で導電率が規定値以内であるか否かを判別する。
【0038】第2ステップS2で導電率が規定値以内で
あると判別された場合は装置は漏電が全く起きていない
安全な状態であるので、第3ステップS3で循環ポンプ
6を作動し、第4ステップS4で湯温センサ20で検知
した湯温に基づいてバルブ17を開閉し蓄熱タンク14
に貯められた熱湯を混合しながら、キー入力装置を利用
して設定された湯温を保つような温度制御を始め、通常
の清浄化処理の運転を行う。
【0039】一方第2ステップS2で導電率が規定値以
上と判別された場合は、漏電ブレーカ27が作動しなく
てもわずかな漏電が起きてる危険があるので、先ず第5
ステップS5で蓄熱ヒータ15を切り、次いで第6ステ
ップS6で循環ポンプ6の作動を停止しする。
【0040】さらにこのように湯の導電率が異常を示し
た場合には表示装置24に導電率が異常であることを表
示して、利用者が漏電に伴い感電事故等の大きな事故が
起きるのを未然に防ぐための適切な処置を素早く採れる
ようにする。
【0041】次に図4の電気配線ブロック図により導電
率測定装置29に関連する電気回路について説明する。
【0042】浴室外のAC100Vの商用電源のコンセ
ント25に電源ケーブル26のプラグ43を差し込むこ
とにより、100V交流電源が循環ポンプ6、蓄熱ヒー
タ15、及び絶縁トランス44に供給され、循環ポンプ
6と蓄熱ヒータ15とは制御装置23からの指令で作動
が制御されるようになっている。
【0043】絶縁トランス44からは供給された商用電
源とは絶縁した状態の電源が制御装置23と導電率測定
装置29とに供給され、導電率測定装置29ではこの絶
縁トランス44によりAC100Vの商用電源と絶縁し
た感電の危険のない安全な電源により電極(1)31と
電極(2)32との両電極間の湯の導電率を測定するよ
うになっている。
【0044】導電率測定装置29で測定された電極
(1)31と電極(2)32との間の湯の導電率の値が
制御装置23に送られ、制御装置23は前記したように
導電率測定装置29から送られて来た湯の導電率の値が
規定値より大きな場合には循環ポンプ6と蓄熱ヒータ1
5とへの商用電源の供給を止め、同時に表示装置24に
湯の導電率が異常であるとの警告を表示するようになっ
ている。
【0045】また蓄熱ヒータ15に対する電源が深夜電
力電源から供給される場合もあるが、この場合も、導電
率測定装置29で測定した湯の導電率が規定値より大き
な場合には制御装置23は蓄熱ヒータ15への電源の供
給を断つような制御をする。
【0046】次に図5により導電率測定装置29で導電
率を測定する電気回路を説明する。
【0047】導電率測定装置29を作動するための電源
は、絶縁トランス44で絶縁したAC100Vの商用電
源を整流ダイオード45で整流し、コンデンサ46で平
滑化し、定電圧IC47により安定化して、制御装置2
3としてのマイクロコンピユータを作動する電源と共に
作られる。
【0048】導電率測定装置29を作動する電源とし
て、前記したようにAC100Vの商用電源を絶縁、整
流、平滑化、安定化して作らないで、乾電池のようなA
C100Vの商用電源と全く別の電源を利用しても勿論
良い。
【0049】導電率測定装置29の導電率測定回路33
は、電極(1)31と電極(2)32との両電極に対す
る定電圧IC47からの電源供給回路に抵抗器48が挿
入され、定電圧IC47の電源電圧が、抵抗器48と、
電極31と32との間の湯の電気抵抗すなわち電極間抵
抗とで分圧され、マイクロコンピユータ23のA/D入
力端子49に電極間抵抗に応じた電圧が入力される回路
で構成されている。
【0050】したがってマイクロコンピユータ23は、
電極31と32との間の湯の抵抗すなわち電極間抵抗の
変化に応じて電源電圧を分圧した電圧がA/D入力端子
49に入力されるので、入力された電圧に基づいて湯の
導電率を演算し、この演算結果の値を規定値比較して異
常の有無を判別する、前記図3のフローチヤートで説明
したプログラムに基づく制御をする。
【0051】このように湯の導電率を絶えず測定するこ
とによって、漏電ブレーカが作動するような漏電が起き
る前に僅かな漏電が起きてもこれ検知して素早く適切な
処置を採り、汚れや入浴剤の影響で導電率が高く、しか
も管路に保温用の電気ヒータが配備されていて漏電に伴
う感電事故を起こし易い装置でも、感電事故が絶対起き
ない安全な装置とする。
【0052】しかも湯の漏電率の測定のために湯中に配
備された電極に電源を与え続けても、測定用電源が商用
電源と絶縁されているので、湯の導電率が高くなっても
測定用電源からの感電事故は絶対に起きない。
【0053】
【発明の効果】本発明は以上のような構成及び作用のも
のであり、清浄かつ適温の湯で24時間何時でも快適に
感電事故を心配しないで安心して入浴できる浴槽湯の清
浄化装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例配管図、
【図2】 制御ブロツク図、
【図3】 制御フローチヤート、
【図4】 電気ブロツク図、
【図5】 導電率測定回路図、
【図6】 従来例配管図。
【符号の説明】
1 浴槽 2 湯 3 吸湯管 4 装置本体 5 濾過タンク 6 循環ポンプ 8 噴湯管 13 清浄化管路 14 蓄熱タンク 15 蓄熱ヒータ 16 入湯管 17 バルブ 18 出湯管 23 制御装置 24 表示装置 25 商用電源 29 導電率測定装置 30 絶縁管 31 電極(1) 32 電極(2) 33 導電率測定回路 44 絶縁トランス 48 抵抗器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽内の湯を循環ポンプにより吸湯管から
    汲み上げて循環して、濾過タンクで汚れの濾過、殺菌装
    置での殺菌等の所定の清浄化処理をし、加熱手段で加熱
    して、清浄かつ適温に保たれた湯を噴湯管から浴槽に再
    び噴出させる清浄化管路を備えた浴槽湯の清浄化装置に
    おいて、前記清浄化管路に循環する湯の導電率を測定す
    る導電率測定装置を配備し、この導電率測定装置で測定
    された湯の導電率と予め定めた導電率の基準データであ
    る規定値とを比較判別して、規定値以上との判別に基づ
    いて警告表示する制御装置を備えたことを特徴とする浴
    槽湯の清浄化装置。
  2. 【請求項2】前記制御装置は更に循環ポンプ又は加熱手
    段の少なくともいずれか一方を停止制御することを特徴
    とする請求項1に記載の浴槽湯の清浄化装置。
  3. 【請求項3】前記導電率測定装置が、循環パイプ内に配
    備されて他と絶縁状態の2本の電極間の湯の導電率を導
    電率検知回路で検知するよう構成され、導電率検知回路
    の電源は商用電源と絶縁されていることを特徴とする請
    求項1または2に記載の浴槽湯の清浄化装置。
JP8118354A 1996-04-16 1996-04-16 浴槽湯の清浄化装置 Pending JPH09276167A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103431797A (zh) * 2013-09-21 2013-12-11 安徽科技学院 一种方便加水的洗澡盆

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103431797A (zh) * 2013-09-21 2013-12-11 安徽科技学院 一种方便加水的洗澡盆

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