JPH09275873A

JPH09275873A - 虫退治用具

Info

Publication number: JPH09275873A
Application number: JP12623796A
Authority: JP
Inventors: Sayo Noguchi; サヨ野口
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1996-04-12
Filing date: 1996-04-12
Publication date: 1997-10-28

Abstract

(57)【要約】【課題】この発明は空中に飛んでいる蚊やハエ、ハ
チ、ガ又天井や床、壁面に這っている虫等を薬剤や電気
器具を使わずに空気を汚さず戸外でも使える虫退治用具
に関するものである。【解釈手段】粘着紙取付枠体（１）に柄（２）を備え
た器具に少なくとも１枚以上の積層からなる粘着紙
（３）と剥離紙（４）とからなるものを取付けたことを
特徴とする虫退治用具。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は空中に飛んでいる
蚊やハエ、ハチ、ガ又天井や床、壁面に這っている虫等
を薬剤や電気器具を使わずに空気を汚さず戸外でも使え
る虫退治用具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来より空中に飛んでいる蚊やハエ、ガ
等又床や天井、壁に這っている虫等を退治する時は殺虫
剤や蚊取線香、その他電気を使っての殺虫方法やハエタ
タキ等を使っていた。又蜂等、戸外で襲われた時は殺虫
剤を使っても効果は遅く、かえってあばれて襲われる危
険性が多い。食事の出ている場所や子供の寝ている部屋
で殺虫剤を使うには、片づけるか、何か、かぶせるかし
なければならない。又、食事やレストランで虫が飛んで
いても、殺虫剤を使う事も出来ない。たとえ使っても、
どこに落ちて死ぬか分からず、不安である。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】

（イ）室内にうるさく飛んでいる蚊やハエ、ゴキブリ等
退治する時、殺虫剤を使うには例えば、食事が出ている
場合、何か、かぶせるか片付けなければならない。（ロ）幼児や病人が寝ている部屋で殺虫剤を使う事は健
康上、良くない場合がある。（ハ）来客がある時、急いで退治するには、殺虫剤では
匂いが気になるし、効果も遅く、又どこに落ちたか、確
認するのが大変である。（ニ）戸外で蜂に襲われて生命をおとす人があるが、逃
げても襲ってくるし、殺虫剤を使っても効果が出る迄、
時間がかかり、蜂を刺激して更に襲われる可能性があ
る。（ホ）従来の殺虫剤はフロンガスを使っている為、地球
環境を守る上からも良くないと考えられる。（ヘ）蚊取線香は目やのどを痛めるし、落ちた虫がどこ
に居るか分からずに踏んだりして衛生上良くない。（ト）従来のハエタタキは、たたいた虫のしみが壁やふ
すまについてしまう。（チ）ハエタタキで、たたいた虫がどこに落ちたか分か
らず探すのに苦労する。本発明は以上の欠点を解決する
ためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】粘着紙取付枠体（１）に
柄（２）を備えた機具に粘着剤を全面に塗布した粘着紙
（３）に複数の孔（５）を空け、粘着剤塗布面に剥離紙
を設ける。枠体（１）には柄（２）がついていて、折り
たたみ出来る。柄（２）は枠体（１）の中心部分から直
角に曲がる。使用しない時は、粘着紙（３）の部分に蓋
（６）をする。本発明は、以上の構成より成る虫退治用
具である。

【０００５】

【発明の実施の形態】本発明を使用する時は、空中に虫
が飛んでいる時、粘着部分の粘着紙（３）を出し、虫を
めがけてたたくと虫がくっつき、退治出来る。何回も使
用して効果が薄くなった時は、その粘着紙（３）を取り
外し、下の剥離紙をはがして新しい粘着紙（３）を使用
する。柄（２）は戸外へ出掛ける時の為に携帯しやすい
様に、長さが半分に折れ曲がる。床や天井、壁面に使用
する時は軸点部分から曲がり、直角にすると使い易い。

【０００６】

【実施例】以下本発明の実施例について説明する。（イ）粘着剤を全面に塗布した粘着紙（３）に複数の孔
（５）を空ける。（ロ）粘着紙（３）の表面には剥離紙（４）をセットす
る。（ハ）粘着紙（３）は積層になっていて、剥離紙（４）
と一緒に剥がれる様になっている。（ニ）枠体（１）には囲りに渕があり従軸と横軸が通っ
ている。（ホ）枠体（１）には柄（２）がついている。軸点から
直角に曲がる様になる。（ヘ）粘着紙（３）は枠体（１）に固定する。本発明は以上の構成になっている。本発明を使用する時
は、粘着剤を塗布した粘着紙（３）を出して、飛んでい
る虫をめがけてたたくと、虫が粘着紙（３）にくっつい
て退治する事が出来る。何回か使用して粘着部分が希薄
になった場合は、その粘着紙（３）と次の剥離紙を剥が
して、次の新しい台紙を使用する。天井や壁、床に這っ
ている虫を退治する時は、柄を軸点から直角に曲げると
使いやすくなる。使用しない時は蓋（６）をしておく
と、衛生的で見たもきれいである。携帯する時は柄を短
くすると便利である。戸外でも、蜂やハエ等を薬剤を使
わずに退治出来て確実に処理出来る。食物がある処で
も、人が居る処でも、空気を汚さず、無害で退治する事
が出来る。

【０００７】

【発明の効果】本発明を使用することによって、空中に
飛んでいる虫や天井、壁、床に這っている虫を殺虫剤や
電気を使わずに場所を選ばず、空気を汚さず退治する事
が出来る。柄は折りたためるので、携帯に便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図である。

【図２】本発明の枠体の斜視図である。

【図３】本発明の粘着紙と剥離紙の斜視図である。

【図４】本発明に蓋をつけた状態を示した斜視図であ
る。

【図５】本発明の剥離紙の斜視図である。

【図６】本発明の使用状態を示した斜視図である。

【符号の説明】

１粘着紙取付枠体２柄３粘着紙４剥離紙５孔６蓋

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】粘着紙取付枠体（１）に柄（２）を備えた
機具に、少なくとも１枚以上の積層からなる粘着紙
（３）と剥離紙（４）とからなるものを取付けたことを
特徴とする虫退治用具。