JPH09275663A - 外扇形回転電機 - Google Patents

外扇形回転電機

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JPH09275663A
JPH09275663A JP7862196A JP7862196A JPH09275663A JP H09275663 A JPH09275663 A JP H09275663A JP 7862196 A JP7862196 A JP 7862196A JP 7862196 A JP7862196 A JP 7862196A JP H09275663 A JPH09275663 A JP H09275663A
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JP
Japan
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fan
cover
outer fan
cylinder
sub
Prior art date
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Application number
JP7862196A
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Inventor
Hiroshi Goto
博 後藤
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外扇の過大な圧力を制御し、風量を増加して冷
却を向上させて騒音を低下させる。 【解決手段】外被2を貫通する軸端1aに遠心形の外扇
3を取付ける。外扇3を、底4aと筒4bとからなる外
扇カバー4で覆う。外扇カバー4の底4a側の中央部に
吸込口5を形成し、筒4b側の開放端と外被2との間に
環状の吐出口6を形成する。外扇カバー4の外側に外筒
7を配置する。外筒7の内側の一方に副吸込口8を開放
して形成し、他方に軸方向の副吐出口9を開放して形成
する。外扇3によって、外扇カバー4の吐出口6から吐
き出される主流10aは、隣接する外筒7の副吐出口9
から空気を副流10bとして誘引する。このため、主流
10aと副流10bとは混合してジェットファン作用を
発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、外扇形回転電機
の冷却フアンに関し、なかでも、インバータで駆動され
て回転数が毎分3600回転以上の5000を超えて回
転する電動機のようなものに適した冷却ファンに係わ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、外被を貫通する軸端に外扇を取付
け、外扇を覆い底と筒とからなる外扇カバーの一方の底
側の中央部に吸込口を形成し、他方の筒側の開放端と外
被との間に環状の吐出口を形成し、外扇の冷却風を外被
の外周に送風して外被を冷却する外扇形回転電機が慣用
される。外扇は、遠心形か遠心形に近い斜流形が使用さ
れるが、軸流形も使用される。逆回転使用に対応するた
めに、遠心形では径方向羽根とすることが多く、軸流形
では逆回転のときに外扇を交換する。外被は、円筒形で
あったり、円筒に軸方向の冷却フィンを持ったりする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来例におい
て、外扇の流体的負荷は外被の円筒ないし冷却フィンの
流体摩擦損が主であり、その流れ長さも回転電機の軸方
向長さまでであり、配管ダクトのように長くない。冷却
のために風速を大きくしたいが、外扇は風速のための動
圧のみを必要として静圧をほとんど必要としない。これ
に対して、遠心形ファンは比速度が小さくて高圧力−少
風量の形に分類されるので、特性曲線において、最高効
率の風量より大きい極めてファン効率の低い作動点で使
用され、騒音も大きい。そして、同一ファンの回転数を
変化させると、風量は回転数に比例、圧力は回転数の二
乗で変化することが流体力学の相似則から導かれている
から、回転電機の外扇をより高回転速度で運転すると、
ますます圧力が過大になり風量はあまり増えないし、騒
音は否応なく増大する。高回転速度においては当然に外
扇を小形にするが、遠心形の外扇が最高効率の風量より
大きい極めてファン効率の低い特性曲線上の作動点で使
用され、騒音も大きいという事情はますます悪くなる。
軸流形外扇は遠心形より比速度が大きくて少圧力−大風
量の形に分類されるが、回転電機の流体的負荷に対して
は、まだ最高効率の風量より大きいファン効率の低い作
動点で使用され、騒音も大きくなりがちであり、高回転
速度では相似則が働いて遠心形と事情はあまり変わらな
い。
【0004】この発明の課題は、外扇の過大な圧力を制
御し、風量を増加して冷却を向上させて騒音を低下でき
る外扇形回転電機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】発明1の外扇形回転電機
は、外被を貫通する軸端に外扇を取付け、外扇を覆い底
と筒とからなる外扇カバーの一方の底側の中央部に吸込
口を形成し、他方の筒側の開放端と外被との間に環状の
吐出口を形成し、外扇カバーの外側にこれと同軸心の外
筒を配置し、外筒の内側の一方に副吸込口を他方に軸方
向の副吐出口を形成するものである。
【0006】発明1の外扇形回転電機によれば、外扇に
よって外扇カバーの吐出口から吐き出される主流は、隣
接する外筒の副吐出口から空気を副流として誘引し、主
流と副流とは混合してジェットファン作用を発生する。
主流と混合する副流は外扇の流体的負荷となる。このた
め、外扇はより高い圧力を必要として特性曲線上の作動
点がより高い圧力で作動してファン効率が改善される。
一方、主流は多少減少するが、副流は減少分より多いの
で、主流と副流との混合流の総合風量は、当然に外扇単
独のときの風量より増加する。このため、回転電機の外
被はよりよく冷却されて騒音も低下する。外扇カバーの
底と筒とは、例えば、全体でテーパ状にしても底と筒と
の成分があればよい。外扇形回転電機には開放形と全閉
形とがあり、この発明群の実施例は全閉形について説明
するが、開放形にも適応が可能である。
【0007】発明2は発明1において、外扇カバーの筒
の開放端を周方向において波打たせて周方向凹凸を形成
するものである。発明2によれば、周方向凹凸によって
主流と副流とはほぼ同一半径で混合してジェットファン
作用は良好になる。外筒は外扇カバーの凸部に接近でき
るから、主流と副流との混合流の半径方向厚さはより薄
くできて、外被をよりよく冷却する。外扇カバーの底と
筒とは、例えば、全体でテーパ状にしても底と筒との成
分があればよい。
【0008】発明3は発明1又は発明2において、外扇
カバーを外扇に固着して回転可能にするものである。発
明3によれば、回転する外扇カバーは、摩擦ファン作用
を発揮して風量を増加させる。発明4の外扇形回転電機
は、外被を貫通する軸端に外扇を取付け、外扇を覆い底
と筒とからなる外扇カバーの一方の底側の中央部に吸込
口を形成し、他方の筒側の開放端と外被との間に環状の
吐出口を形成し、外扇カバーの内側を貫通して、一方側
に副吸込口を他方側に軸方向の副吐出口を持つ複数の副
流管を周方向に隙間を置いて配列するものである。
【0009】発明4の外扇形回転電機によれば、外扇に
よって外扇カバーの吐出口から吐き出される主流は、隣
接する副流管の副吐出口から空気を副流として誘引し、
主流と副流とは混合してジェットファン作用を発生す
る。主流と混合する副流は外扇の流体的負荷となる。こ
のため、外扇はより高い圧力を必要として特性曲線上の
作動点がより高い圧力で作動してファン効率が改善され
る。一方、主流は多少減少するが、副流は減少分より多
いので、主流と副流との混合流の総合風量は、当然に外
扇単独のときの風量より増加する。このため、回転電機
の外被はよりよく冷却されて騒音も低下する。そして副
流管は周方向に隙間を置いて配列されるので、主流と副
流とはほぼ同一半径で混合してジェットファン作用は良
好になる。外筒がなく外扇カバーの内側に副流管が配置
されるから、主流と副流との混合流の半径方向厚さはよ
り薄くできて、外被をよりよく冷却する。
【0010】発明5の外扇形回転電機は、外被を貫通す
る軸端に外扇を取付け、外扇を覆い底と筒とからなる外
扇カバーの一方の底側の中央部に吸込口を形成し、他方
の筒側の開放端と外被との間に環状の吐出口を形成し、
外扇カバーの筒の開放端を周方向において波打たせて軸
方向に延びる周方向凹凸を形成し、筒を外気に曝すもの
である。
【0011】発明5の外扇形回転電機によれば、外扇カ
バーの周方向凹凸を形成する筒の直接に外気に曝される
凹部は、凸部の主流により副流を生じてジェットファン
作用を発生する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は実施例1の回転図示断面図
を含む正断面図、図2は実施例2の正断面図、図3は実
施例3の回転図示断面図を含む正断面図、図4は実施例
4の正断面図、図5は実施例5の正断面図、図6は実施
例6の正断面図、図7は実施例7の正断面図、図8は実
施例8の要部正断面図、図9は図8の左側面図、図10
は実施例9の要部正断面図、図11は実施例10の回転
図示断面図を含む正断面図である。各図において同一符
号を付ける部分はおよそ同一機能を持ち説明を省くこと
がある。
【0013】図1の実施例1において、軸1と図示しな
い固定子や回転子を囲む外被2は、脚2aで据付けられ
る。外被2を貫通する軸端1aに遠心形の外扇3を取付
け、外扇3を底4aと筒4bとからなる外扇カバー4で
覆う。外扇カバー4の一方の底4a側の中央部に吸込口
5を形成し、他方の筒4b側の開放端と外被2との間に
環状の吐出口6を形成する。外扇カバー4の外側にこれ
と同軸心の外筒7を配置する。外筒7の内側の一方に副
吸込口8を開放して形成し、他方に軸方向の副吐出口9
を開放して形成する。吸込口5に保護網5aを設け、筒
4bより外筒7を軸方向に突出させるとよい。外扇3を
斜流ファンや軸流ファンに代えてもよい。
【0014】実施例1によれば、外扇3によって、外扇
カバー4の吐出口6から吐き出される主流10aは、隣
接する外筒7の副吐出口9から空気を副流10bとして
誘引する。主流10aと副流10bとは混合してジェッ
トファン作用を発生する。主流10aと混合する副流1
0bは外扇3の流体的負荷となる。このため、外扇3は
より高い圧力を必要として特性曲線上の作動点がより高
い圧力で作動してファン効率が改善される。一方、主流
10aは多少減少するが、副流10bは減少分より多い
ので、主流10aと副流10bとの混合流の総合風量
は、当然に外扇3単独のときの風量より増加する。この
ため、回転電機の外被2はよりよく冷却されて騒音も低
下する。
【0015】図2の実施例2が図1と異なる点を説明す
る。外扇3を覆う外扇カバー4の底4aに更に吸管4c
を延設して吸込口5を形成する。外扇カバー4の外側の
外筒7の一方にガイド7aを延設して吸管4cとの間に
副吸込口8aを開放して形成する。外筒7の他方に絞り
7bを設けるとよい。実施例2によれば、吸込口5にお
ける主流10aは、隣接する副吸込口8aの副流10b
を誘引して吸込側でもジェットファン作用を発生する。
絞り7bは主流10aと副流10bとの混合流を外被2
の外周によく吹き付ける。
【0016】図3の実施例3は、図1において、外扇カ
バーの筒の開放端を周方向において波打たせて周方向凹
凸を形成するものである。外扇3を底4aと筒34bと
からなる外扇カバー34で覆う。外扇カバー34の筒3
4bの開放端を周方向において波打たせて周方向凹凸3
4wを形成する。外扇カバー34の底4a側の中央部に
吸込口5を形成し、他方の筒34bと外被2との間に環
状の周方向において波打たせた吐出口36を形成する。
外扇カバー34の外側にこれと同軸心の外筒7を配置す
る。外筒7の内側の一方に副吸込口8を形成し、他方に
周方向において波打たせた軸方向の副吐出口39を形成
する。外被2に冷却リブ2bを設けるとよいし、周方向
凹凸34wは図示のサイン波形の他、のこぎり波形、矩
形波形、きのこ状形でもよい。
【0017】実施例3によれば、外扇3によって、外扇
カバー34の吐出口36から吐き出される主流10a
は、隣接する外筒7の副吐出口39から空気を副流10
bとして誘引する。主流10aと副流10bとは混合し
てジェットファン作用を発生する。外扇カバー34の周
方向凹凸34wによって主流10aと副流10bとはほ
ぼ同一半径で混合してジェットファン作用は良好にな
る。外筒7は外扇カバー34の凸部に接近できるから、
主流10aと副流10bとの混合流の半径方向厚さはよ
り薄くできて、外被2をよりよく冷却する。
【0018】図4の実施例4は実施例3の変形である。
図において、外扇カバー44の筒44bを周方向におい
て波打たせて周方向凹凸44wを形成する。外扇カバー
44の底44aと筒44bとは、全体でテーパ状にな
り、底44aと筒44bとの区別がないが、底と筒の成
分はある。図5の実施例5は実施例4のさらなる変形で
あり、外筒7の一方にガイド7aを延設して副吸込口8
aを形成する。なお、図4と図5には、図3の回転図示
断面図と類似する断面があるが図示を省略する。
【0019】図6の実施例6及び図7の実施例7の要点
は、実施例1の外扇カバーを外扇に固着して回転可能に
するものである。図6において、外扇カバー64の底4
aを外扇3に固着して回転可能にし、外扇カバー64の
外側にこれと同軸心の外筒7を配置する。外扇カバー6
4の筒4bは軸方向に短いが必須である。接触保護のた
めに、外筒7に保護網7nを設ける。図7において、外
筒7のガイド7aに保護網7nを設ける。
【0020】実施例6又は実施例7によれば、回転する
外扇カバー64は、摩擦ファン作用を発揮して風量を増
加させる。実施例4又は実施例5の外扇カバー44を外
扇3に固着して回転可能にできる。図8及び図9の実施
例8において、外被2を貫通する軸端1aに外扇3を取
付ける。外扇3を覆い底4aと筒4bとからなる外扇カ
バー84の一方の底4a側の中央部に吸込口5を形成
し、他方の筒4b側の開放端と外被2との間に環状の吐
出口6を形成する。この実施例の特徴として、外扇カバ
ー84の内側を貫通して、一方側に副吸込口88を他方
側に軸方向の副吐出口89を持つ複数の副流管87を周
方向に隙間を置いて配列する。この実施例では、底4a
の外周付近に、コ字状の中辺が外周になるように切り込
み87aを入れ、切り込み87aを根本から外被2側に
曲げることにより、副流管87を形成して副吸込口88
と副吐出口89とを形成する。このため、副流管87は
周方向に閉じていなくて完全な管ではないが、部品点数
と工数とが少ない。切り込み87aを使用しないで、普
通の円管又は矩形管を使用してもよい。
【0021】実施例8によれば、外扇3によって外扇カ
バー84の吐出口6から吐き出される主流10aは、隣
接する副流管87の副吐出口89から空気を副流10b
として誘引し、主流10aと副流10bとは混合してジ
ェットファン作用を発生する。主流10aと混合する副
流10bは外扇3の流体的負荷となる。このため、外扇
3はより高い圧力を必要として特性曲線上の作動点がよ
り高い圧力で作動してファン効率が改善される。一方、
主流10aは多少減少するが、副流10bは減少分より
多いので、主流10aと副流10bとの混合流の総合風
量は、当然に外扇単独のときの風量より増加する。この
ため、回転電機の外被2はよりよく冷却されて騒音も低
下する。そして副流管87は周方向に隙間を置いて配列
されるので、主流10aと副流10bとはほぼ同一半径
で混合してジェットファン作用は良好になる。外筒がな
く外扇カバー84の内側に副流管87が配置されるか
ら、主流10aと副流10bとの混合流の半径方向厚さ
はより薄くできて、外被2をよりよく冷却する。
【0022】図10の実施例9は実施例8の変形であ
り、外扇カバー94の筒4bの底4a付近に、コ字状の
中辺が外被側になるように切り込み97aを入れ、切り
込み97aを根本から内側に曲げることにより、副流管
97を形成して副吸込口98と副吐出口99とを形成す
る。このため、副流管97は周方向に閉じていなくて完
全な管ではないが、部品点数と工数とが少ない。
【0023】図11の実施例10は、構造的には実施例
3の外筒7を削除したものであるが、技術思想が異な
る。図において、外被2を貫通する軸端1aに外扇3を
取付ける。外扇3を覆い底4aと筒34bとからなる外
扇カバー34の一方の底4a側の中央部に吸込口5を形
成し、他方の筒34b側の開放端と外被2との間に環状
の吐出口36を形成する。外扇カバー34の筒34bの
開放端を周方向において波打たせて軸方向に延びる周方
向凹凸34wを形成し、周方向凹凸34を持つ筒34b
を外気に曝す。外被2に冷却リブ2bを設けるとよい
し、周方向凹凸34wは図示のサイン波形の他、のこぎ
り波形、矩形波形、きのこ状形でもよい。
【0024】実施例10によれば、外扇カバー34の周
方向凹凸34wを形成する筒34bの直接に外気に曝さ
れる凹部は、凸部の主流10aにより副流10bを生じ
てジェットファン作用を発生する。周方向凹凸34wは
軸方向に延びる必要があり、実施例4又は実施例5の外
筒を削除したものは、主流10aと副流10bとの混合
流が外被2をあまり冷却しない。
【0025】
【発明の効果】発明1の外扇形回転電機によれば、外扇
の主流は、副吐出口から空気を副流として誘引してジェ
ットファン作用を発生し、特性曲線上の作動点がより高
い圧力で作動してファン効率が改善される一方、主流と
副流との混合流の総合風量は、外扇単独のときの風量よ
り増加して回転電機の外被はよりよく冷却されて騒音も
低下するという効果がある。
【0026】発明2によれば、周方向凹凸によって主流
と副流とはほぼ同一半径で混合してジェットファン作用
はより良好になり、外被をよりよく冷却するという効果
がある。発明3によれば、回転する外扇カバーは、摩擦
ファン作用を発揮して風量を増加させるという効果があ
る。
【0027】発明4の外扇形回転電機によれば、外扇の
主流は、副流管から空気を副流として誘引してジェット
ファン作用を発生し、特性曲線上の作動点がより高い圧
力で作動してファン効率が改善される一方、主流と副流
との混合流の総合風量は、外扇単独のときの風量より増
加して回転電機の外被はよりよく冷却されて騒音も低下
するという効果がある。
【0028】発明5の外扇形回転電機によれば、外扇カ
バーの周方向凹凸を形成する筒の直接に外気に曝される
凹部は、凸部の主流により副流を生じてジェットファン
作用をするという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の回転図示断面図を含む正断面図
【図2】実施例2の正断面図
【図3】実施例3の回転図示断面図を含む正断面図
【図4】実施例4の正断面図
【図5】実施例5の正断面図
【図6】実施例6の正断面図
【図7】実施例7の正断面図
【図8】実施例8の要部正断面図
【図9】図8の左側面図
【図10】実施例9の要部正断面図
【図11】実施例10の回転図示断面図を含む正断面図
【符号の説明】
1 軸 1a 軸端 2 外被 2a 脚 2b 冷却リブ 3 外扇 4 外扇カバー 4a 底 4b 筒 4c 吸管 5 吸込口 5a 保護網 6 吐出口 7 外筒 7a ガイド 7b 絞り 8 副吸込口 8a 副吸込口 9 副吐出口 10a 主流 10b 副流 34 外扇カバ
ー 34b 筒 34w 周方向凹
凸 36 吐出口 39 副吐出口 44 外扇カバー 44a 底 44b 筒 44w 周方向凹
凸 64 外扇カバー 84 外扇カバ
ー 87 副流管 87a 切り込み 88 副吸込口 89 副吐出口 94 外扇カバー 94 外扇カバ
ー 97 副流管 97a 切り込み 98 副吸込口 99 副吐出口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外被を貫通する軸端に外扇を取付け、外扇
    を覆い底と筒とからなる外扇カバーの一方の底側の中央
    部に吸込口を形成し、他方の筒側の開放端と外被との間
    に環状の吐出口を形成し、外扇カバーの外側にこれと同
    軸心の外筒を配置し、外筒の内側の一方に副吸込口を他
    方に軸方向の副吐出口を形成することを特徴とする外扇
    形回転電機。
  2. 【請求項2】請求項1記載の外扇形回転電機において、
    外扇カバーの筒の開放端を周方向において波打たせて周
    方向凹凸を形成することを特徴とする外扇形回転電機。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の外扇形回転電機にお
    いて、外扇カバーを外扇に固着して回転可能にすること
    を特徴とする外扇形回転電機。
  4. 【請求項4】外被を貫通する軸端に外扇を取付け、外扇
    を覆い底と筒とからなる外扇カバーの一方の底側の中央
    部に吸込口を形成し、他方の筒側の開放端と外被との間
    に環状の吐出口を形成し、外扇カバーの内側を貫通し
    て、一方側に副吸込口を他方側に軸方向の副吐出口を持
    つ複数の副流管を周方向に隙間を置いて配列することを
    特徴とする外扇形回転電機。
  5. 【請求項5】外被を貫通する軸端に外扇を取付け、外扇
    を覆い底と筒とからなる外扇カバーの一方の底側の中央
    部に吸込口を形成し、他方の筒側の開放端と外被との間
    に環状の吐出口を形成し、外扇カバーの筒の開放端を周
    方向において波打たせて軸方向に延びる周方向凹凸を形
    成し、筒を外気に曝すことを特徴とする外扇形回転電
    機。
JP7862196A 1996-04-01 1996-04-01 外扇形回転電機 Pending JPH09275663A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000050575A (ja) * 1998-07-31 2000-02-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自冷ファン付きモータ
JP2018162718A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 豊興工業株式会社 油圧装置
WO2019151186A1 (ja) * 2018-02-01 2019-08-08 株式会社荏原製作所 電動機組立体
JPWO2020202391A1 (ja) * 2019-03-29 2020-10-08

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