JPH09274944A - El発光パネル用コネクタ装置 - Google Patents

El発光パネル用コネクタ装置

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JPH09274944A
JPH09274944A JP8102079A JP10207996A JPH09274944A JP H09274944 A JPH09274944 A JP H09274944A JP 8102079 A JP8102079 A JP 8102079A JP 10207996 A JP10207996 A JP 10207996A JP H09274944 A JPH09274944 A JP H09274944A
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JP
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terminal
emitting panel
light emitting
cable
cover
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JP8102079A
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English (en)
Inventor
Shunji Nagaoka
俊二 長岡
Yoshiaki Miyauchi
義明 宮内
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Seiko Precision Inc
Terada Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Seiko Precision Inc
Terada Electric Works Co Ltd
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Publication date
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  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 EL発光パネルの電極層に電源を接続するに
あたり、従来の半田付けや挿入端子に対する挿着による
不具合をなくし、簡単且つ安全確実に外部ケーブルとE
L発光パネルの電極とを接続できるようにしたEL発光
パネル用コネクタ装置を提供する。 【構成】 ハウジング本体1の一端にケーブル入口部
4、他端にEL発光パネル5の電極端末入口部6を形成
し、両方の入口部4,6間に端子2を装着するための凹
溝7A,7Bを凹設する。端子2の一端にUスリット部
10を形成し、他端にEL発光パネル5の電極端末8と
の接触導通部14を形成する。端子2を装着したハウジ
ング本体1の上面にカバー体3を着脱自在に嵌着する。
EL発光パネル5の電極端末8を、端子2の接触導通部
14の上面側又は下面側に挿着できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は面発光体としてのE
L発光パネルの電極部に電源を供給するためのEL発光
パネル用コネクタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】蛍光体粉末からなる発光層を平板状の電
極層ではさみ、電界を印加することで発光するEL発光
パネルは、発光面にムラがなく均質な面光源が得られる
と共に、全体が偏平板状であり、しかも発熱ロスがない
ところから、これらの特性が活かせるディスプレー装置
や液晶表示装置のバックライト、あるいはその他各種表
示装置等の分野において最近盛んに利用されるようにな
ってきている。
【0003】ところで、EL発光パネルの発光層を発光
させるには、発光層をはさむ2枚の電極層に電源を接続
しなければならない。そのため、従来のEL発光パネル
には、実公昭61−31519号公報や、同62−42
479号公報によって示されているように、板状の電極
リードが2枚、外方に向け突出されており、当該EL発
光パネルから突出されている2枚の電極リードと外部ケ
ーブルとを半田付けによって接続したり、場合によって
は電極リードの先端部を、外部ケーブルの端末部に付設
してある挿入端子の中に挿着させることによって接続を
図るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、従来
はEL発光パネルの側縁から外方に向け突出させた電極
リードと外部ケーブルとを、半田付けや、電極リードの
先端部を外部ケーブルの先端に設けた挿入端子の中に挿
着させる方法で接続するようにしていた。
【0005】しかしながら、周知のように半田付けには
一定の熟練が必要であり、接続作業に多くの手間を要す
るという不具合がある。また、一般に半田付け作業は発
熱を伴うものであるため、電極リードと電源側端子の半
田付け作業中に、電極リードを伝ってEL発光パネル本
体の周縁部分が熱せられ、ヒートシール部分が熱変形を
起こしたり、極端な場合には、電極リードに沿ったシー
ル部分から空気が入って、樹脂外皮フィルムとEL発光
パネル本体の密着不良を生じ、発光層に発光ムラを生じ
て商品価値を減ずるという大きな問題がある。
【0006】さらに、外部ケーブルの先端に付設した挿
入端子の中に、電極リードの先端部を挿着して接続する
方法によった場合には、元々電極リード自体が薄い板状
のもので腰がないため、挿着の際に座屈現象を起こし接
触が不完全になるという不具合がある。
【0007】そこで、本発明はEL発光パネルの電極層
に電源を接続するにあたり、従来の半田付けや、挿入端
子に対する挿着による不具合をなくし、簡単且つ安全確
実に外部ケーブルとEL発光パネル電極とを接続できる
ようになしたEL発光パネル用コネクタ装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の構成を詳述すれば、請求項1に係る発明は、
一端にケーブル入口部を形成すると共に、他端にEL発
光パネルの電極端末入口部を形成し、両方の入口部間に
端子装着用の凹溝を凹設した絶縁材よりなるハウジング
本体と、一端にケーブルの芯線との導通を図るUスリッ
ト部を形成すると共に、他端にEL発光パネルの電極端
末との接触導通部を形成し、前記ハウジング本体の凹溝
内に、Uスリット部がケーブル入口部側に、接触導通部
が電極端末入口部側になるようにして装着する端子と、
当該端子を装着したハウジング本体の上面に着脱自在に
嵌着する絶縁材よりなるカバー体とから構成されること
を特徴とするEL発光パネル用コネクタ装置である。
【0009】請求項2に係る発明は、一端にケーブル入
口部を形成すると共に、他端にEL発光パネルの電極端
末入口部を形成し、両方の入口部間に端子装着用の凹溝
を凹設した絶縁材よりなるハウジング本体と、一端にケ
ーブルの芯線との導通を図るUスリット部を形成すると
共に、他端にEL発光パネルの電極端末との接触導通部
を形成し、前記ハウジング本体の凹溝内に、Uスリット
部がケーブル入口部側に、接触導通部が電極端末入口部
側になるようにして装着する端子と、当該端子を装着し
たハウジング本体の上面に着脱自在に嵌着する絶縁材よ
りなるカバー体とから構成され、前記端子の接触導通部
は上面及び下面の両方にEL発光パネルの電極端末と当
接し得る曲面部を形成し、EL発光パネルの電極端末
を、接触導通部の上面側又は下面側に挿着して導通を図
ることができるようになしたことを特徴とするEL発光
パネル用コネクタ装置である。
【0010】また、請求項3に係る発明は、一端にケー
ブル入口部を形成すると共に、他端にEL発光パネルの
電極端末入口部を形成し、両方の入口部間に端子装着用
の凹溝を凹設した絶縁材よりなるハウジング本体と、一
端にケーブルの芯線との導通を図るUスリット部を形成
すると共に、他端にEL発光パネルの電極端末との接触
導通部を形成し、前記ハウジング本体の凹溝内に、Uス
リット部がケーブル入口部側に、接触導通部が電極端末
入口部側になるようにして装着する端子と、当該端子を
装着したハウジング本体の上面に着脱自在に嵌着する絶
縁材よりなるカバー体とから構成され、前記カバー体は
ハウジング本体のケーブル入口部側を覆うケーブル側カ
バーと、EL発光パネルの電極端末入口部側を覆うEL
発光パネル側カバーと、このケーブル側カバーとEL発
光パネル側カバーの中間に位置し、ハウジング本体の中
央部分に突設したピンに嵌め付ける小孔を具えたセンタ
ーカバーとからなり、ケーブル側カバー及びEL発光パ
ネル側カバーはセンターカバーに薄肉部を介してそれぞ
れ開閉自在に連結されていることを特徴とするEL発光
パネル用コネクタ装置である。
【0011】さらに、請求項4に係る発明は、ケーブル
側カバーの裏面に、施蓋時ケーブルを端子のUスリット
部内に押し込むことのできる突起部を突設すると共に、
EL発光パネル側カバーの裏面に、施蓋時EL発光パネ
ルの電極端末を押さえ付けることのできる突出部を突設
したことを特徴とする請求項3記載のEL発光パネル用
コネクタ装置である。
【0012】本発明EL発光パネル用コネクタ装置によ
った場合、ハウジング本体のケーブル入口部側から被覆
したままのケーブルを挿着し、端子のUスリット部内に
圧入することで被覆部が潰れて電気的導通を得ることが
できると共に、EL発光パネルの電極端末をハウジング
本体の電極端末入口部側から挿入して端子の接触導通部
と接触導通させることができ、従来の半田付けや挿入端
子によらずにEL発光パネルの電極層に安定して電源を
供給することが可能となる。
【0013】特に、端子の接触導通部に、EL発光パネ
ルの電極端末と当接し得る曲面部を、上面及び下面にそ
れぞれ突成するようにした場合には、EL発光パネルの
電極端末を、端子の接触導通部の上面側のみならず下面
側に挿着しても導通を図ることができ、操作性のきわめ
て良好なコネクタ装置を提供することができる。また、
EL発光パネルの電極端末を端子の接触導通部の下面側
に挿着した場合には、EL発光パネルの発光面とハウジ
ング本体の段差を極めて少なくすることもできる。
【0014】さらに、ハウジング本体の上面を覆ってE
L発光パネルの電極端末とケーブルの導通状態を電気的
に保護するカバー体を三つの部分、すなわちケーブル側
カバー、EL発光パネル側カバー及びセンターカバーに
区分し、ケーブル側カバーとEL発光パネル側カバー
を、センターカバーから合成樹脂のヒンジ特性を利用し
て開閉自在となした場合には、たとえば配線替え等の
際、ハウジング本体の必要な箇所だけを開けて作業を行
うことができるようになる。
【0015】前記したケーブル側カバーの裏面に、ケー
ブルを端子のUスリット部内に押し込むことのできる突
起部を突成した場合には、ケーブル側カバーをハウジン
グ本体に嵌着する際、当該突起部がケーブルを押し下げ
る作用をなし、これによってケーブルは端子のUスリッ
ト部内に押し込まれ、特別な工具を用いずに導通を図る
ことができるようになる。
【0016】さらに、EL発光パネル側カバーの裏面
に、EL発光パネルの電極端末を押さえ付けることので
きる突出部を突成した場合には、当該突出部によってE
L発光パネルの電極端末が押さえられ、安定してEL発
光パネルの電極層に電源を供給することができるもので
ある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明EL発光パネル用コ
ネクタ装置の具体的構成を図示の実施例に基づき詳細に
説明する。図1はハウジング本体、端子、カバー体の分
解状態斜視図、図2はハウジング本体の一実施例を示す
平面図、図3は図2のA−A線に沿った断面図、図4は
図2のB−B線に沿った断面図、図5はカバー体の一実
施例を示す平面図、図6は図5のC−C線に沿った断面
図、図7は図5のD−D線に沿った断面図、図8は端子
の一実施例を示す側面図、図9はカバー体を取り外して
ケーブルとEL発光パネルの電極端末の接続状態を示す
平面図である。
【0018】図中1は絶縁材よりなるハウジング本体、
2はこのハウジング本体1内にセットする2系列からな
る端子、3は端子2を装着したハウジング本体1の上面
に嵌着する絶縁材よりなるカバー体である。
【0019】先ず、ハウジング本体1は一端に2系列の
ケーブル入口部4を形成すると共に、他端にEL発光パ
ネル5の電極端末入口部6を形成してあり、この両方の
入口部4,6の間に端子装着用の凹溝を凹設してある。
図示する実施例では、ケーブル入口部4側の凹溝7A
は、端子2の幅方向長さが収まり得る程度の細幅状とな
っているが、電極端末入口部6側の凹溝7Bは、EL発
光パネル5のやや広幅状をなす電極端末8が挿着し得る
よう広幅状の凹溝となっており、両方の凹溝7A,7B
は、略中央に設けた段差9を介して連通状態となってい
る。
【0020】なお、上記凹溝7Aのケーブル入口部4寄
りには端子2に形成してあるUスリット部10の側縁が
入り込み得る細溝11を形成してあると共に、凹溝7B
の電極端末入口部6寄りの略中央にはカバー体3の裏面
に突設してある突起12が嵌入し得る切欠部13を形成
してある。
【0021】次に、端子2は一端にケーブルの芯線との
導通を図るUスリット部10を形成すると共に、他端に
EL発光パネル5の電極端末8との接触導通部14を形
成してある。接触導通部14は特に図示しないが、上面
側のみにEL発光パネル5の電極端末8と当接し得る曲
面部を形成するようにしてもよいが、図1及び図8に示
すように、上面及び下面の両方にEL発光パネル5の電
極端末8と当接し得る曲面部15,15を形成するよう
にすると後述するように、甚だ使い勝手の良好なコネク
タ装置となる。
【0022】なお、ハウジング本体1内に配設される端
子2は、その略中央からUスリット部10側が前記ハウ
ジング本体1に形成した細幅状の凹溝7Aの底面に当接
係止される状態となるが、接触導通部14側は凹溝7B
の底面とは接触せず、当該底面とは一定の間隔を存して
接触導通部14のバネ弾性が作用するようになってい
る。すなわち、前記したように凹溝7A,7Bは略中央
に形成した段差9を介して連通状態となっているもの
で、凹溝7B側の底面は凹溝7A側の底面より低くなっ
ているため、凹溝7Bの底面と接触導通部14の間には
段差9分の空間が生ずるものであり、接触導通部14は
その材質及び形状によってもたらされるバネ弾性が有効
に発揮される。
【0023】次に、端子2を装着したハウジング本体1
の上面に着脱自在に嵌着する絶縁材よりなるカバー体3
は、図5乃至図7に示すように、ハウジング本体1のケ
ーブル入口部4側を覆うケーブル側カバー16と、EL
発光パネル5の電極端末入口部6側を覆うEL発光パネ
ル側カバー17と、このケーブル側カバー16とEL発
光パネル側カバー17の中間に位置し、ハウジング本体
1の中央部分に上方に向けて突設したピン18に嵌め付
ける小孔19を具えたセンターカバー20の3つの部分
に区分されており、ケーブル側カバー16及びEL発光
パネル側カバー17はセンターカバー20に薄肉部21
を介してそれぞれ開閉自在に連結してある。
【0024】なお、各カバー16,17,20は、いず
れもハウジング本体1の側面部を覆うことのできる側板
部22を具えており、ケーブル側カバー16とEL側カ
バー17の各側板部22には、その内側下端寄りにハウ
ジング本体1の側面部に形成した凹所23に係合し得る
突起24を突設してある。
【0025】上記したように、カバー体3は3つの部分
に区分されており、ケーブル25を端子2のUスリット
部10内に挿着するときは、ケーブル側カバー16を上
方に持ち上げて挿着操作を行い、また、EL発光パネル
5の電極端末8を端子2の接触導通部14に繋ぐとき
は、EL発光パネル側カバー17を持ち上げて操作を行
うものである。
【0026】前記したカバー体3のうち、ケーブル側カ
バー16の裏面に、図6及び図7に示すような突起部2
6を突設しておくと、施蓋の際にケーブル25を端子2
のUスリット部10内に押し込むことができ、特別な工
具を使用せずに接続導通を図ることができるようにな
る。また、EL発光パネル側カバー17の裏面に、EL
発光パネル5の電極端末8を押さえ付けることのできる
突出部27を突成しておくと、当該EL発光パネル側カ
バー17を閉じたとき、当該突出部27によってEL発
光パネル5の電極端末8が端子2の接触導通部14をな
す曲面部15に圧着され確実な導通状態を得ることがで
きる。
【0027】図示する実施例では、前記したようにカバ
ー体3を、ケーブル側カバー16、EL発光パネル側カ
バー17及びセンターカバー20の3つの部分に区分し
てある。しかしながら、特に図示しないが、これを一体
となしたカバー体となしてもよく、その場合、端子2の
Uスリット部10に対応するカバー体の裏面にケーブル
押し下げ用の突起を突設すると共に、端子2の接触導通
部14に対応するカバー体の裏面にEL発光パネル5の
電極端末8を押さえ付ける突出部を突設するようにする
こともできる。
【0028】本発明EL発光パネル用コネクタ装置は以
上のような構成からなり、使用にあたっては、先ず、ハ
ウジング本体1の上面略中央部分に突設してあるピン1
8に、カバー体3のセンターカバー20に穿設してある
小孔19を嵌着し、ケーブル側カバー16がハウジング
本体1のケーブル入口部4側にくるようにしてカバー体
3をハウジング本体1の上面にセットする。
【0029】次いで、ケーブル側カバー16を押し上げ
て、被覆したままのケーブル25の端末部を端子2のU
スリット部10と交差するようにして載置し、ケーブル
側カバー16を押し下げる。すると、ケーブル側カバー
16の裏面に少しの間隔を存して並設してある突起部2
6,26がケーブル25をUスリット部10内に強制的
に押し込むこととなり、ケーブル25の被覆部が潰され
て芯線が露出し、端子2と導通した状態となる。なお、
ケーブル側カバー16はその側板部22に設けてある突
起24がハウジング本体1の側面部に形成してある凹所
23内に係合してロック状態が保持される。
【0030】一方、端子2の接触導通部14にEL発光
パネル5の電極端末8を接続するには、ハウジング本体
1の凹溝7B側を覆っているEL発光パネル側カバー1
7を開放し、EL発光パネル5の電極端末8をハウジン
グ本体1の凹溝7B内に挿着する。その際、電極端末8
は端子2の接触導通部14の上面側に挿着してもよい
し、あるいは接触導通部14の下面側に挿着するように
してもよい。すなわち、接触導通部14には上面側のほ
か下面側にも曲面部15を形成してあるので、電極端末
8はいずれの側にも挿着することができるものである。
【0031】そして、EL発光パネル側カバー17を閉
じると、裏面に突設してある突出部27が接触導通部1
4を下方に押し付けるので接触導通部14に設けてある
曲面部15に電極端末8が圧着され、バネ弾性が作用し
て安定した導通状態が得られるものである。なお、EL
発光パネル5の電極端末8の所定箇所に、EL発光パネ
ル側カバー17の裏面に突設してある突起12が嵌入し
得る通孔28を穿設しておくと、当該通孔28内に突起
12が嵌入してEL発光パネル5の抜け止めが図られ
る。
【0032】また、配線替え等のため接続を解除するに
は、当該部分のカバーを開放して、Uスリット部10か
らケーブル25を外したり、電極端末8をハウジング本
体1の凹溝7Bから外すことによってなされるもので、
その際、必要のない箇所はカバーを被せたままで作業を
行うことができるものである。
【0033】
【発明の効果】従って、本発明EL発光パネル用コネク
タ装置によれば、ハウジング本体のケーブル入口部側か
ら被覆したままのケーブルを挿着し、端子のUスリット
部内に圧入することで被覆部が潰れて電気的導通を得る
ことができると共に、EL発光パネルの電極端末をハウ
ジング本体の電極端末入口部側から挿着して端子の接触
導通部と接続することができ、従来の半田付けや挿入端
子によらずにEL発光パネルの電極層に安定して電源を
供給することが可能となる。また、端子の接触導通部の
上面のみならず下面にもEL発光パネルの電極端末と当
接し得る曲面部を突設形成した場合には、EL発光パネ
ルの電極端末を、端子の接触導通部の上面側のみならず
下面側に挿着しても導通を図ることができ、作業性のき
わめて良好なコネクタ装置となるものである。また、E
L発光パネルの電極端末を端子の接触導通部の下面側に
挿着した場合にはEL発光パネルの発光面とハウジング
本体の段差を極めて少なくすることもできる。
【0034】さらに、ハウジング本体の上面を覆ってE
L発光パネルの電極端末とケーブルの導通状態を電気的
に保護するカバー体を三つの部分に区分し、ケーブル側
カバーとEL発光パネル側カバーを、センターカバーか
ら合成樹脂のヒンジ特性を利用して開閉自在となした場
合には、たとえば配線替え等の際、ハウジング本体の必
要な箇所だけを開ければ作業を行えるという利点を奏す
ることができると共に、ケーブル側カバーの裏面に、ケ
ーブルを端子のUスリット部内に押し込むことのできる
突起部を突成した場合には、ケーブル側カバーをハウジ
ング本体に嵌着する際、当該突起部がケーブルを押し下
げる作用をなし、これによってケーブルは端子のUスリ
ット部内に押し込まれ、特別な工具を用いずに導通を図
ることができるようになる。また、EL発光パネル側カ
バーの裏面に、EL発光パネルの電極端末を押さえ付け
ることのできる突出部を突成した場合には、当該突出部
によってEL発光パネルの電極端末が押さえられ、安定
してEL発光パネルの電極層に電源を供給することが可
能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハウジング本体、端子、カバー体の分解状態斜
視図である。
【図2】ハウジング本体の一実施例を示す平面図であ
る。
【図3】図2のA−A線に沿った断面図である。
【図4】図2のB−B線に沿った断面図である。
【図5】カバー体の一実施例を示す平面図である。
【図6】図5のC−C線に沿った断面図である。
【図7】図5のD−D線に沿った断面図である。
【図8】端子の一実施例を示す側面図である。
【図9】カバー体を取り外してケーブルとEL発光パネ
ルの電極端末の接続状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1:ハウジング本体 2:端子 3:カバー体 4:ケーブル入口
部 5:EL発光パネル 6:電極端末入口
部 7A:凹溝 7B:凹溝 8:電極端末 9:段差 10:Uスリット部 11:細溝 12:突起 13:切欠部 14:接触導通部 15:曲面部 16:ケーブル側カバー 17:EL発光パ
ネル側カバー 18:ピン 19:小孔 20:センターカバー 21:薄肉部 22:側板部 23:凹所 24:突起 25:ケーブル 26:突起部 27:突出部 28:通孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端にケーブル入口部を形成すると共
    に、他端にEL発光パネルの電極端末入口部を形成し、
    両方の入口部間に端子装着用の凹溝を凹設した絶縁材よ
    りなるハウジング本体と、一端にケーブルの芯線との導
    通を図るUスリット部を形成すると共に、他端にEL発
    光パネルの電極端末との接触導通部を形成し、前記ハウ
    ジング本体の凹溝内に、Uスリット部がケーブル入口部
    側に、接触導通部が電極端末入口部側になるようにして
    装着する端子と、当該端子を装着したハウジング本体の
    上面に着脱自在に嵌着する絶縁材よりなるカバー体とか
    ら構成されることを特徴とするEL発光パネル用コネク
    タ装置。
  2. 【請求項2】 一端にケーブル入口部を形成すると共
    に、他端にEL発光パネルの電極端末入口部を形成し、
    両方の入口部間に端子装着用の凹溝を凹設した絶縁材よ
    りなるハウジング本体と、一端にケーブルの芯線との導
    通を図るUスリット部を形成すると共に、他端にEL発
    光パネルの電極端末との接触導通部を形成し、前記ハウ
    ジング本体の凹溝内に、Uスリット部がケーブル入口部
    側に、接触導通部が電極端末入口部側になるようにして
    装着する端子と、当該端子を装着したハウジング本体の
    上面に着脱自在に嵌着する絶縁材よりなるカバー体とか
    ら構成され、前記端子の接触導通部は上面及び下面の両
    方にEL発光パネルの電極端末と当接し得る曲面部を形
    成し、EL発光パネルの電極端末を、接触導通部の上面
    側又は下面側に挿着して導通を図ることができるように
    なしたことを特徴とするEL発光パネル用コネクタ装
    置。
  3. 【請求項3】 一端にケーブル入口部を形成すると共
    に、他端にEL発光パネルの電極端末入口部を形成し、
    両方の入口部間に端子装着用の凹溝を凹設した絶縁材よ
    りなるハウジング本体と、一端にケーブルの芯線との導
    通を図るUスリット部を形成すると共に、他端にEL発
    光パネルの電極端末との接触導通部を形成し、前記ハウ
    ジング本体の凹溝内に、Uスリット部がケーブル入口部
    側に、接触導通部が電極端末入口部側になるようにして
    装着する端子と、当該端子を装着したハウジング本体の
    上面に着脱自在に嵌着する絶縁材よりなるカバー体とか
    ら構成され、前記カバー体はハウジング本体のケーブル
    入口部側を覆うケーブル側カバーと、EL発光パネルの
    電極端末入口部側を覆うEL発光パネル側カバーと、こ
    のケーブル側カバーとEL発光パネル側カバーの中間に
    位置し、ハウジング本体の中央部分に突設したピンに嵌
    め付ける小孔を具えたセンターカバーとからなり、ケー
    ブル側カバー及びEL発光パネル側カバーはセンターカ
    バーに薄肉部を介してそれぞれ開閉自在に連結されてい
    ることを特徴とするEL発光パネル用コネクタ装置。
  4. 【請求項4】 ケーブル側カバーの裏面に、施蓋時ケー
    ブルを端子のUスリット部内に押し込むことのできる突
    起部を突設すると共に、EL発光パネル側カバーの裏面
    に、施蓋時EL発光パネルの電極端末を押さえ付けるこ
    とのできる突出部を突設したことを特徴とする請求項3
    記載のEL発光パネル用コネクタ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2000069025A1 (en) * 1999-05-06 2000-11-16 Cabit S.R.L. Terminal board for the connection of wires, in particular of electric energy conductors
WO2009029398A1 (en) * 2007-08-24 2009-03-05 3M Innovative Properties Company Termination tool, insulation displacement connector (idc) block and method for electrically connecting an electrical conductor to an idc block
US7867013B2 (en) 2008-08-04 2011-01-11 3M Innovative Properties Company In-line splice connector

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