JPH09274804A - 灯具保持装置 - Google Patents

灯具保持装置

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Publication number
JPH09274804A
JPH09274804A JP8082412A JP8241296A JPH09274804A JP H09274804 A JPH09274804 A JP H09274804A JP 8082412 A JP8082412 A JP 8082412A JP 8241296 A JP8241296 A JP 8241296A JP H09274804 A JPH09274804 A JP H09274804A
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JP
Japan
Prior art keywords
lamp
frame
electric
lamp holder
lamp frame
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8082412A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Takiguchi
勲 滝口
Shigeo Yamaji
茂夫 山路
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、主として車両用灯具を収納して車
体に装着する灯具保持装置に関し、灯具周りの配線が簡
素化され、製造工程の生産性および車両本体に対する組
付け工程の作業性の優れた灯具保持装置を提供すること
を課題とする。 【解決手段】 灯具装着孔4を設けたランプフレーム1
の背壁1aに電線6、6′を埋設し、灯具装着孔の近傍
に電線6、6′の一部6b、6b′を露出させると共
に、電線6、6′の端末部6a、6a′をランプフレー
ム1のコネクタハウジング5に導出し、灯具を収容した
灯具保持体を灯具装着孔4に嵌着してコネクタハウジン
グ5を車体本体のコネクタに接続するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として車両用灯
具を収納して車体に装着する灯具保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車体に、リヤランプなどの車
両用灯具を装着する際の装着構造としては、たとえば、
図13に示すような、ランプコードの取り回し構造が実
開平1−164606号公報に開示されている。この図
13に示す例においては、灯具aの裏側にワイヤハーネ
スbを取り回し、コネクタcを介して車体側のワイヤハ
ーネスと接続するようにしている。そのため、ワイヤハ
ーネスbを取り回す煩雑な作業を必要とする欠点があ
る。
【0003】一方、灯具aを接続するワイヤハーネスb
の代わりにフレキシブルプリントサーキット(FPCと
略称する)や、ブスバーと呼ばれる細幅金属板を使用す
る例もある。しかし、図14および図15に示すよう
に、従来のランプフレームdの裏側は、灯具の数に対応
して隔壁eにより仕切られており、反射板fの関係で深
しぼりが形成されている。そのため、この面に沿って三
次元形状の回路体をFCPやブスバーで形成することは
難しく、とくに灯具の数や種類が多い場合は適用が極め
て困難なる問題点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に着目してなされたもので、灯具周りの配線が簡素化
され、製造工程の生産性および車両本体に対する組付け
工程の作業性の優れた灯具保持装置を提供することを課
題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明の灯具保持装置は、車両本体の電気配線に接
続する電気接続部を有するランプフレームと、該ランプ
フレームに設けた灯具装着孔に嵌着する灯具保持体とを
備え、該ランプフレームに点灯用導体を配設して、該灯
具装着孔の近傍に該点灯用導体の一部を露出させると共
に、該点灯用導体の端末部を該ランプフレームの電気接
続部に導出し、該灯具保持体に灯具の電極と導通する電
気接触片を備えた灯具収容部を設け、灯具装着孔に該灯
具保持体を嵌着することにより、該電気接触片と該点灯
用導体とを接続すると共に、該電気接続部を介して車両
本体の電気配線と接続するようにしたことを特徴とす
る。
【0006】点灯用導体が、ランプフレームの背壁に埋
設されていることが好ましい(請求項2)。ランプフレ
ームの電気接続部が、該ランプフレームから突出したコ
ネクタハウジングに点灯用導体を並設した電気接続部で
あり、車両本体側コネクタと嵌合して電気的接続を行う
ようにすることが有効である(請求項3)。
【0007】灯具保持体が、先端部に係止鍔を設けた筒
状の灯具収容部内に灯具を嵌入して灯具の一方の電極と
接合するソケットを備え、該灯具収容部の周壁から該ソ
ケットに接続した一方の電気接触片と、灯具の他方の電
極と接合する他方の電気接触片とを突出させた灯具保持
体であることが好適である(請求項4)。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。図1は、本発明の実施例に係わる灯具保持装置
を構成するランプフレーム1の背部を示す斜視図であ
り、図2は、ランプフレーム1に嵌着する灯具保持体2
を示す斜視図である。
【0009】ランプフレーム1は、自動車のリヤランプ
用のランプフレームとして作成されたもので、合成樹脂
材の成形加工により形成された箱状の内部に複数の灯具
(図1においては4個)を収容し、前面にレンズ3を装
着するようにしている。ランプフレーム1の背壁1aに
は、複数の灯具装着孔4が設けられており、それぞれの
灯具装着孔4の周囲には、背壁1aより一段窪んだ段部
4a、4a′が対向して設けられている。
【0010】ランプフレーム1の背壁1aの一端には、
相手側の車体本体に接続するための電気接続部1bとし
て、相手側のコネクタと嵌合するコネクタハウジング5
が突設されている。ランプフレーム1の背壁1aには、
灯具に接続される点灯用導体としてプラス側の複数本
(本実施例においては4本)の電線6と、1本のマイナ
ス側の電線6′とが埋設されている。電線6および6′
は、図3に示すように、コネクタハウジング5に、それ
ぞれ端末部6a、6a′が露出した状態で並設されてい
る。
【0011】プラス側の電線6の他方の端末部6b、お
よびマイナス側の電線6′の中間部または他方の端末部
6b′は、図4および図5に示すように、それぞれ灯具
装着孔4の周囲の段部4a、4a′上に露出しており、
電線6、6′の他の部分は、図6に示すように、ランプ
フレーム1の背壁1a内に埋設されている。
【0012】灯具保持体2は、円形の周壁2aの内側に
筒状の灯具収容部7を備えている。灯具収容部7は、灯
具保持体2の底壁2bの中心部から立設され、周壁8の
先端部に扇形の係止鍔9、9が対向して付設されてい
る。灯具収容部7内には、図7に示すように、電気接触
片10を備えたソケット11が収容されており、ソケッ
ト11は灯具Lのマイナス側の電極12と接続するよう
にしてある。電気接触片10は、灯具収容部7の周壁8
に設けた挿通孔13を貫通して外側に突出している。
【0013】また、挿通孔13と対向する周壁8の位置
に、別の挿通孔13′が設けられており、灯具Lのプラ
ス側の電極14と接続する電気接触片15を電気接触片
10の反対側に突出させている。灯具Lを装着した際に
は、電気接触片10とマイナス側の電線6′の中間部ま
たは他方の端末部6b′とが接合し、電気接触片15と
プラス側の電線6の他方の端末部6bとが接合するよう
にしている。
【0014】電線6を埋設する方法は、電気接続部1b
と灯具装着孔4の段部4aとを結ぶランプフレーム1の
背壁1aに、配索溝16を刻設しておく。配索溝16
は、図8に示すように、両側壁16a、16aが背壁1
aから隆起した形状に形成されており、図9に示すよう
に、配索溝16に電線6または6′を配索した後、超音
波加熱処理等によって配索溝16の両側壁16a、16
aを含む電線6、6′の周囲の背壁1aを溶融して一体
化する。溶融一体化することにより、電線6、6′は、
図6に示したように、電ランプフレーム1の背壁1aに
埋設される。
【0015】溶融したランプフレーム1の背壁1aの表
面は、平滑に仕上げておくことが好ましい。その理由
は、図7に示したように、防水パッキン17を介して灯
具保持体2を装着するため、背壁1aと防水パッキン1
7との密着性を高める必要があるからである。なお、図
10に示すように、ランプフレーム1の背壁1aの谷部
1bを越えて配索溝を形成する必要があるときは、橋絡
部1cを設けて配索溝16′を形成して電線を埋設する
ことが好ましい。
【0016】上記の灯具保持装置を車体本体に接続する
には、先ず、灯具Lを装着した灯具保持体2の係止鍔
9、9をランプフレーム1の灯具装着孔4に嵌入し、灯
具保持体2を約90度回転すると、係止鍔9、9が灯具
装着孔4の段部4aの下側に位置して灯具保持体2がラ
ンプフレーム1の背壁1aに装着する。
【0017】そして、図11に示すように、車体本体の
ランプ装着部18に設けられたコネクタ19に、ランプ
フレーム1の電気接続部1aのコネクタハウジング5を
嵌入し、ねじ20をランプフレーム1の装着孔21を通
じて、車体本体のランプ装着部18の固定用孔22に螺
合することにより、車体本体のランプ装着部18にラン
プフレーム1を固定する。
【0018】車体本体のコネクタ19内に嵌入したコネ
クタハウジング5は、図12に示すように、コネクタ1
9内に設けた弾性押圧片23がコネクタハウジング5を
押圧して、コネクタ19内に装着された端子金具24と
コネクタハウジング5に並設された電線6、6′の端末
部6a、6a′とが接合し、端子金具24に接続された
車体内のワイヤハーネスWと、ランプフレーム1内の灯
具Lとが電気的に接続される。
【0019】
【発明の効果】本発明の灯具保持装置は、ランプフレー
ムの背壁に点灯用導体を配設すると共に、灯具を収容し
た灯具保持体をランプフレームに嵌着し、ランプフレー
ムに設けた電気接続部を介して車体本体側のコネクタに
接続するようにしているため、点灯用導体の配索と電気
接続部とが一体に形成され、製造工程の生産性が向上す
ると共に、ランプフレーム周りのワイヤハーネスの配索
が不要となり、車体本体に対する組付け作業が極めて簡
素化される。また、複雑な形状のランプフレームに対す
る配索が容易であり、多種類のランプレレームに適用で
きるなどの多くの利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる灯具保持装置を構成す
るランプフレームの背部を示す斜視図である。
【図2】図1のランプフレームに嵌着する灯具保持体を
示す斜視図である。
【図3】図1のランプフレームの電気接続部を示す斜視
図である。
【図4】図1のランプフレームの灯具装着孔の周囲を示
す斜視図である。
【図5】図4のX−X線断面図である。
【図6】図4のY−Y線断面図である。
【図7】図1のランプフレームの灯具装着孔に灯具を装
着した灯具保持体を嵌着した状態を示す断面図である。
【図8】図1のランプフレームの背壁に形成する配索溝
を示す断面図である。
【図9】図8の配索溝に電線を収容した状態を示す断面
図である。
【図10】図1のランプフレームの谷部に橋絡部を形成
して配索溝を形成した例を示す説明図である。
【図11】図1のランプフレームを車体本体に装着する
過程を示す説明図である。
【図12】図11の車体本体側のコネクタとランプフレ
ームのコネクタハウジングとの接続状態を示す断面図で
ある。
【図13】従来の車両用灯具のランプコードの取り回し
構造を示す断面図である。
【図14】従来のランプフレームの背部を示す斜視図で
ある。
【図15】図14のZ−Z線断面図である。
【符号の説明】
L 灯具 1 ランプフレーム 1a 背壁 1b 電気接続部 2 灯具保持体 4 灯具装着孔 5 コネクタハウジング 6、6′ 電線 6a、6a′ 端末部 7 灯具収容部 8 周壁 9 係止鍔 10 一方の電気接触片 11 ソケット 12 一方の電極 14 他方の電極 15 他方の電気接触片

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両本体の電気配線に接続する電気接続
    部を有するランプフレームと、該ランプフレームに設け
    た灯具装着孔に嵌着する灯具保持体とを備え、該ランプ
    フレームに点灯用導体を配設して、該灯具装着孔の近傍
    に該点灯用導体の一部を露出させると共に、該点灯用導
    体の端末部を該ランプフレームの電気接続部に導出し、
    該灯具保持体に灯具の電極と導通する電気接触片を備え
    た灯具収容部を設け、灯具装着孔に該灯具保持体を嵌着
    することにより、該電気接触片と該点灯用導体とを接続
    すると共に、該電気接続部を介して車両本体の電気配線
    と接続するようにしたことを特徴とする灯具保持装置。
  2. 【請求項2】 点灯用導体が、ランプフレームの背壁に
    埋設されていることを特徴とする請求項1記載の灯具保
    持装置。
  3. 【請求項3】 ランプフレームの電気接続部が、該ラン
    プフレームから突出したコネクタハウジングに点灯用導
    体を並設した電気接続部であり、車両本体側コネクタと
    嵌合して電気的接続を行うようにしたことを特徴とする
    請求項1または請求項2記載の灯具保持装置。
  4. 【請求項4】 灯具保持体が、先端部に係止鍔を設けた
    筒状の灯具収容部内に灯具を嵌入して灯具の一方の電極
    と接合するソケットを備え、該灯具収容部の周壁から該
    ソケットに接続した一方の電気接触片と、灯具の他方の
    電極と接合する他方の電気接触片とを突出させた灯具保
    持体であることを特徴とする請求項1、請求項2または
    請求項3記載の灯具保持装置。
JP8082412A 1996-04-04 1996-04-04 灯具保持装置 Withdrawn JPH09274804A (ja)

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JP8082412A JPH09274804A (ja) 1996-04-04 1996-04-04 灯具保持装置

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JPH09274804A true JPH09274804A (ja) 1997-10-21

Family

ID=13773882

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JP8082412A Withdrawn JPH09274804A (ja) 1996-04-04 1996-04-04 灯具保持装置

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JP (1) JPH09274804A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007115658A (ja) * 2005-09-22 2007-05-10 Toshiba Lighting & Technology Corp ランプ装置及び照明器具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007115658A (ja) * 2005-09-22 2007-05-10 Toshiba Lighting & Technology Corp ランプ装置及び照明器具

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030701