JPH09274451A - マトリックス・ディスプレイのグレー・スケール変調の方法及び装置 - Google Patents
マトリックス・ディスプレイのグレー・スケール変調の方法及び装置Info
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Abstract
制御をビデオ信号により行う。 【解決手段】 FED(field emission display)のグレ
ー・スケール変調は、NTSC信号のビデオ・データ部
をサンプリングして、該ディスプレイの各行のエミッタ
の位置に時間的に対応する複数個のサンプルを得ること
によって行なわれる。得られたサンプルは、該サンプル
の大きさに対応するパルス幅を有するパルスをそれぞれ
発生させるのに用いられる。発生されたパルスにより、
NTSC信号の水平帰線部の期間中に各エミッタがロー
にされる。選択された行のエクストラクション・グリッ
ドを、水平帰線部の期間中は、ハイにされ、この選択さ
れた行および列のエミッタに電子を放出させる。そし
て、選択された行のエクストラクション・グリッドが、
水平帰線期間の終点でローにされ、電子の放出が停止す
る。
Description
ects Agency)により受注された契約DABT63-93-C-0025に
基づく米国政府の援助により発明された。米国政府は本
発明に一定の権利を有する。
し、特に、マトリクス・ディスプレイのグレイスケール
制御をビデオ信号によって行なう方法および装置に関す
る。
ビデオ情報を表示するための主要な装置であった。CR
Tは、カラーと、ブライトネスと、コントラストと、解
像度特性は充分であるが、割合に嵩張り、重く、しか
も、電力消費量が多い。ポータブル・ラップトップ・コ
ンピュータと、ポータブル・テレビおよびモニタと、ビ
デオカムコーダ用ファインダと、その他の小型軽量の電
子装置が出現したことを考え合わせても、このような欠
点のあるCRTより、小型軽量で電力効率のよいディス
プレイに対する要望が益々高まってきた。
用可能な技術の1つに、フラット・パネルLCD(liqui
d crystal display)装置がある。LCDは、現在、ラッ
プトップ・コンピュータに用いられている。しかし、慣
用のLCD装置は、CRT技術と比較すると、表示特性
が比較的悪い。しかも、カラーLCD装置は電力消費速
度が速過ぎ、コストは同等のCRTより遥かに高い。
ちの幾つかの欠点は既に述べた)を考慮して、FED(f
ield emission display)が開発された。FEDは、先の
尖った薄膜状の冷間電界放出エミッタのアレイが、発光
スクリーンを形成する蛍光塗布された陽極と組み合わせ
て利用されている。エミッタから陽極への電子の流れ
は、各エミッタを取り囲むエクストラクション・グリッ
ド(extraction grid) によって制御されるのが典型的で
ある。
の間の差電圧が制御されて、エミッタから陽極スクリー
ンへの電子の流れがスイッチ・オン/スイッチ・オフさ
れて、ピクセル、すなわち、スクリーンの一部のイルミ
ネーション(illumination)がスイッチ・オン/スイッチ
・オフされる。
るには、蛍光発光スクリーンが発光する光の強度は、
「グレイスケール」、すなわち、「ブライトネス」に幅
を持たせるため、実質的なダイナミック・レンジがなけ
ればならない。この機能を提供するため、幾つかの技術
が提案されている。例えば、米国特許第5,103,144 号
(発明者:Dunham)と、米国特許第5,103,145 号(発明
者:Doran )には、フラットパネル・ディスプレイのブ
ライトネスとルミナンスを制御する方法が開示されてい
る。
イに共通に供給される信号の1つのタイプは、NTSC
(National Television Standards Committee )により
指定され、NTSC信号として知られている。NTSC
信号は各ラインがビデオ信号と水平帰線信号の2つの信
号により構成されている。ビデオ信号は継続時間が5
3.2μsec のアナログ信号である。任意の時点でのビ
デオ信号の振幅は、ビデオ・ディスプレイの行上のポイ
ントの輝度、すなわち、画素の輝度に対応する。よっ
て、例えば、ビデオ信号の最初の部分は1つの行の左端
でのディスプレイの輝度を指示し、ビデオ信号の中間部
分は当該行の中間でのディスプレイの輝度に対応し、ビ
デオ信号の最後の部分は当該行の右端でのディスプレイ
の輝度を指示している。水平帰線信号の直後にビデオ信
号が続き、水平帰線信号は下向きのパルスを含み、この
下向きのパルスによりビデオ・ディスプレイは次の行の
始点にリセットする。ビデオ・ディスプレイは多数の
行、例えば、525本のラインすなわち行よりなるのが
典型的である。
ssion display)のグレイスケールを制御する1つのアプ
ローチは、係属中の特許出願第08/060,111号(発明者:
Hush他)に開示されている。FED10は、図1に示す
ように、冷陰極エミッタ30〜38のアレイを含む。各
列50〜58の零陰極エミッタ30〜38は、各零陰極
エミッタ30〜38に同一電圧が供給されるように相互
結合されている。よって、例えば、列52の零陰極エミ
ッタ32a〜eは相互結合されている。
8アレイと同様に配置されたエクストラクション・グリ
ッド40〜48アレイが含まれる。具体的には、各行6
0〜68のエクストラクション・グリッド40〜48
は、各エクストラクション・グリッドに同一電圧が供給
されるように、相互結合されている。よって、例えば、
行62のエクストラクション・グリッド42a〜eは相
互結合されている。
クリーン(図1には図示せず)が含まれており、このス
クリーンが陽極としてサーブするように、このスクリー
ンに正の高電圧が印加される。動作時には、零陰極エミ
ッタ30〜38が電子を放出するように、零陰極エミッ
タ30〜38およびエクストラクション・グリッド40
〜48に適正な電圧が印加される。そして、放出された
電子は陰極発光スクリーンへ引き込まれ、電子が衝突し
た陰極発光スクリーン上の位置で、可視光を発光する。
一実施例では、零陰極エミッタ30〜38と、零陰極エ
ミッタ30〜38に隣接するエクストラクション・グリ
ッド40V〜48との差電圧が、40〜80Vの間のタ
ーンオン閾値を超えると、零陰極エミッタ30〜38は
電子を放出する。本実施例では、当該零陰極エミッタ3
0〜38を含む列50〜58をグランドに接続し、しか
も、隣接するエクストラクション・グリッド40〜48
を含む行60〜68を駆動して、零陰極エミッタ30〜
38から電子を放出させる。例えば、列52をグランド
に接続し、しかも、行62を80Vにすることにより零
陰極エミッタ32bから電子が放出される。実質的に0
Vを超える電圧(例えば、40V)が残りの列50およ
び列54〜58に印加され、実質的に80V未満の電圧
(例えば、40V)が残りの行60および行64〜68
に印加される。よって、選択された零陰極エミッタ32
bおよびグリッド42bの零陰極エミッタ/グリッド電
圧差は80Vであり、選択された列52のその他の全て
の零陰極エミッタ32aおよび32c〜32eと、選択
された行62のその他の全てのグリッド42aおよび4
2c〜42eの電圧差は40Vであり、その他の全ての
零陰極エミッタ30および34〜38と、その他の全て
のグリッド40および44〜48の電圧差は0Vであ
る。このような状態では、零陰極エミッタ32bのみが
電子を放出するので、零陰極エミッタ32bに隣接する
陰極発光スクリーン上で、可視光が発光する。
のグレイスケールへのアプローチを図2に示す。NTS
Cビデオ信号がパルス幅変換器70に印加されると、パ
ルス幅変換器70により、まず、ディスプレイの列上の
各位置における輝度に対応する複数のサンプルが獲得さ
れ、ついで、これらの各サンプルが、対応するパルス幅
に変換される。そして、パルス幅変換器70により生成
されたパルス幅信号72が、零陰極エミッタ制御回路7
6の零陰極エミッタであって、サンプル・タイムに対応
するポジションに位置する零陰極エミッタに印加され
る。そして、NMOSトランジスタ84が既にイネーブ
ルにされているので、このパルス幅信号72によりNM
OSトランジスタ80がスイッチングされ、陰極30が
抵抗器82を介してグランドに接続される。そして、零
陰極エミッタ30の電圧が、零陰極エミッタ30の零入
力レベルである約40Vからさらに低い電圧に降下す
る。エクストラクション・グリッド40が80Vに維持
されているので、エクストラクション・グリッド40と
零陰極エミッタ30間には、零陰極エミッタ30に電子
を放出させるだけの差電圧が存在する。このような状態
では、電子が零陰極エミッタ30から、1000Vに維
持されている陽極90に流れる。
かも、図2に示したアプローチによれば、零陰極エミッ
タ30の位置に対応する時点でのビデオ信号の振幅に対
応する継続時間中、電流が零陰極エミッタ30から陽極
90に流れる。Hush他の特許出願に記載されたアプロー
チは、従来の技術を改良したものであり、受動マトリク
スFEDに用いるのは実用的でない。能動マトリクスF
EDでは、零陰極エミッタおよび/またはエクストラク
ション・グリッドに対するスイッチング・トランジスタ
は、ディスプレイのサブストレート(substrate) 上に形
成されている。そのため、スイッチング電圧を比較的低
くすることができる。
い付いていくだけの速度で、これらの比較的低い電圧を
スイッチングすることができる。しかし、受動マトリク
スFEDには比較的高いスイッチング電圧を印加しなけ
ればならない。NTSC信号のデータレートに実時間で
追い付けるだけの速度で、これらの比較的高い電圧をス
イッチングすることは、一般的に、不可能である。ディ
スプレイ回路が、NTSC信号のデータ部分が現われる
53.2μsec の間に、これらの高電圧を何百回もスイ
ッチングしなければならないだけでなく、グレイスケー
ル制御回路は何百ものサンプルを供給し、供給されたサ
ンプルを、対応するパルス幅に変換し、変換して得られ
たパルス幅のパルスを、対応する零陰極エミッタに印加
しなければならない。零陰極エミッタおよびエクストラ
クション・グリッドにより形成される負荷の性質から言
って、零陰極エミッタおよびエクストラクション・グリ
ッドの電圧を、特に比較的小さい回路(電力を最小限に
抑え、制御回路を小型化する上で望ましい)を用いて、
高速でスイッチングするのは困難である。零陰極エミッ
タおよびエクストラクション・グリッドが、本質的に容
量性の負荷であるので、電圧を高速でスイッチングする
のに、比較的低いインピーダンスの電圧源を必要とする
というのが、基本的な問題である。図3Aを説明する。
例えば、コンデンサ100で表したエミッタは、抵抗器
102を介して、比較的高い電圧+Vにバイアスされて
おり、NMOSトランジスタ104によりグランドにス
イッチングされる。NMOSトランジスタが占めるスペ
ースはPMOSトランジスタに比較して大幅に狭く、制
御回路を比較的小型にすることができるので、トランジ
スタとしてはNMOSトランジスタが望ましい。比較的
高い電圧をスイッチングするので、トランジスタ・チャ
ネル間の間隔を比較的広くとる必要があるため、ますま
す、半導体製造(fabrication) 領域を最小化する必要が
ある。図3Aに示すスイッチング回路は、図3Bの波形
図に示すように、電圧をハイからローへ高速でスイッチ
ングすることができる。というのは、NMOSトランジ
スタ104はグランドへの比較的低いインピーダンスの
パスとなるからである。しかし、コンデンサ100を抵
抗器102を介して再充電するのに必要な時間は、実質
的に、より長くなるので、このスイッチング回路はエミ
ッタを充分に高速でスイッチングすることができないこ
とになる。ローからハイへの遷移に要する時間は、充分
小さい抵抗器102を用いて短縮することができる。し
かし、そうすると、電力消費量が大幅に増加してしまう
ことになる。というのは、比較的小さい抵抗値の抵抗器
102はトランジスタ104がスイッチ・オンされたと
き、グランドに直接接続されることになるからである。
いてエクストラクション・グリッドまたはエミッタをス
イッチングする(図4に示す)場合にも見られる。図4
Aを説明する。コンデンサ100(エミッタを表す)は
抵抗器106を介してグランドにバイアスされている。
コンデンサ100はPMOSトランジスタ108により
比較的高い電圧にスイッチングされる。図4Bの波形図
に示すように、トランジスタ108はコンデンサ100
の電圧を比較的高い電圧に高速でスイッチングすること
ができる。しかし、コンデンサ100は抵抗器106を
介して比較的低速で放電される。この場合も、コンデン
サ100の電圧のハイからローへの遷移に要する時間
は、充分小さい抵抗器106を用いることにより短縮さ
せることができる。しかし、そうすると、電力消費が増
大することになる。
ッドの電圧をハイ値とロー値との間で比較的高速でスイ
ッチングする1つのアプローチを図5に示す。図5に示
すように、コンデンサ100(エミッタを表す)はPM
OSトランジスタ112とNMOSトランジスタ114
により構成されるスイッチング回路110に接続され、
これらのトランジスタのドレインは相互結合され、しか
も、コンデンサ100に接続されている。制御入力11
6がハイからローに遷移すると、トランジスタ114が
ターンオフされるとともに、トランジスタ112がター
ンオンされ、コンデンサ100が、比較的低いインピー
ダンスを介して、電源VDDに接続される。その結果、コ
ンデンサ100の電圧は比較的速くローからハイに遷移
する。スイッチング回路110への制御入力116がロ
ーからハイに遷移すると、PMOSトランジスタ112
はターンオフされるとともに、NMOSトランジスタが
ターンオンされ、コンデンサ110が比較的低いインピ
ーダンスを介してグランドに接続される。その結果、コ
ンデンサ100の電圧はハイからローへ比較的速く遷移
する。図5に示すスイッチング回路110はFEDのグ
レイスケールをNTSC信号に追従して制御することが
できるが、このスイッチング回路110はその電力消費
量が比較的大きく、半導体基板上で占める面積が比較的
広くなる。低インピーダンスPMOSトランジスタは半
導体基板上で比較的広い領域を占めるだけでなく、この
PMOSトランジスタを製造するには、マスキング工程
を追加する必要があり、そのため、製造コストが増大
し、歩留まりが低下する。
・タイムで、ビデオ信号をサンプリングして、該ビデオ
信号の振幅に対応する複数個のサンプルを得るので、慣
用の方法の限界を克服することができる。よって、得ら
れたサンプルはFEDの1つの行のエミッタの各位置に
対応する。そして、得られたサンプルは対応するパルス
幅に変換される。しかし、パルス幅信号を実時間で処理
しようとするのではなく、パルス幅信号により、各エミ
ッタと各エクストラクション・グリッドとの間の差電圧
が、その後、例えば、NTSC信号の水平帰線部中に、
変調される。よって、唯一実時間で生起されなければな
らない機能が、ビデオ信号のサンプリングである。その
後、全てのサンプルを、ビデオ信号に後続する部分、例
えば、NTSC信号の水平帰線部中に、同時に、処理す
ることができる。本発明の1つの態様によれば、ビデオ
信号の終了時点で、エミッタ電圧とエクストラクション
・グリッド電圧を比較的高い電圧に維持することによ
り、各エミッタと各エクストラクション・グリッドの間
の差電圧が比較的低い電圧(電子の放出が起こらない程
度の低さ)に維持される。ついで、エミッタ電圧は、ビ
デオ信号終了後の第1の予め定めた時間で、比較的低い
電圧にされる。エミッタ電圧はエクストラクション・グ
リッド電圧より大幅に低くなるので、電子はエミッタか
ら陽極へと流れる。その後、エクストラクション・グリ
ッド電圧が、ビデオ信号終了後の第2の予め定めた時間
で、比較的低い電圧にされるので、エミッタから陽極へ
の電子の流れが停止する。第1の予め定めた時間と第2
の予め定めた時間との間の期間の継続時間(電子がエミ
ッタから陽極へと流れる間)は、パルス幅の継続時間の
関数である。このアプローチの利点は、エミッタの「オ
ン」期間を決定する電圧遷移が、共に、ハイからローへ
の遷移であって、比較的小型のNMOSトランジスタに
より容易に行うことができる遷移である点にある。そし
て、エミッタ電圧およびエクストラクション・グリッド
電圧は、次の行のエミッタに対するビデオ信号期間中
に、それぞれ、比較的高い電圧に戻される。この期間中
のエミッタとエクストラクション・グリッドとの間の差
電圧は、電子がエミッタから陽極へ流れない程度に小さ
くなる。重要なことであるが、エミッタ電圧およびエク
ストラクション・グリッド電圧はローからハイへ高速に
遷移する必要はない。というのは、これらローからハイ
への遷移が次のビデオ信号の終了後までに完了する必要
がないからである。
「オン」時間を制御するため、エミッタおよびエクスト
ラクション・グリッドをローにしてインプリメントする
のが好ましいが、エミッタおよびエクストラクション・
グリッドをハイにしてもインプリメントすることができ
る。本発明のこの態様によれば、エクストラクション・
グリッド電圧は、ビデオ信号終了後の第1の予め定めた
時間で、比較的高い電圧にされる。エミッタ電圧はビデ
オ信号終了後に比較的低い電圧に維持されるので、第1
の予め定めた時間後に、電子がエミッタから陽極へ流れ
る。そして、エミッタ電圧は、ビデオ信号終了後の第2
の予め定めた時間で、比較的高い電圧にされるので、エ
ミッタから陽極への電子の流れが停止する。第1の予め
定めた時間と第2の予め定めた時間との間の期間の継続
時間は、パルス幅の関数である。そして、エミッタ電圧
およびエクストラクション・グリッド電圧は、次の行に
対するビデオ信号期間中に、それぞれの比較的低い電圧
に戻される。上述したように、エミッタ電圧およびエク
ストラクション・グリッド電圧がそれぞれの比較的低い
値に戻る間のリセットタイムは、クリティカルな要件で
はない。
にさらに長い時間を必要とする場合は、ビデオ信号をイ
ンタリービング方式で処理することができる。本発明の
この態様によれば、交互ビデオ信号(alternate video s
ignal)がサンプリングされ、1行おきのエミッタの各位
置に対応する複数個のサンプルが得られる。そして、エ
ミッタとエクストラクション・グリッドとの間の差電圧
が、次の2つのビデオ・データ信号を含む期間中に1列
おきに変調される。
照して説明する。本実施例は、少なくとも一部がビデオ
信号と水平帰線信号とにより構成されているNTSC信
号を例として説明する。本発明は、当然、その他のビデ
オ信号方式、例えば、周知のPAC信号方式およびSE
COM信号方式にも適用することができる。
ログ・ビデオデータ部182は、時点180から時点1
84までである。このビデオデータ部182の継続時間
は、NTSC(the National Television Standards Co
mmittee)標準により、53.2μsec である。このアナ
ログ・ビデオ信号は、図6に示すように、正の波形をし
ており、その振幅はディスプレイの行上のピクセル、す
なわち、行上の位置での輝度に相当する。ビデオ信号1
82が終わる時点184から時点192までが、水平帰
線信号190である。この水平帰線信号190には負の
パルスが含まれており、このパルスにより、ディスプレ
イの走査が次のライン、すなわち、次の行に戻される。
次に詳細に説明するが、本発明の実施例では、NTSC
信号のビデオ信号182が周期的にサンプリングされ
て、1組のサンプルが得られる。これらのサンプルは、
それぞれ、1つまたは1組のエミッタから陽極へ流れる
電子により発光される光の強さに相当する。そして、得
られたサンプルは、それぞれ、相互結合された各列のエ
ミッタに対して、パルス幅変調器の入力として用いられ
る。
ッタが電子を陽極に放出する継続時間は、発光された光
の強さに比例する。図3を参照して既に説明したよう
に、本発明の実施例では、NMOSトランジスタを利用
してエミッタを駆動し、放出グリッドをローにしてい
る。よって、時点184から、列A50と、列B52
と、列C54の3列のエミッタの電圧は、比較的高い電
圧となる。時点200では、列A50のエミッタはロー
にされ、水平帰線期間の間、ローに保たれる。選択され
た行60に接続されている全てのエクストラクション・
グリッドの電圧も、図6に示すように、全水平帰線期間
の間、比較的高くなる。よって、時点200から、電子
が、選択された行60に共通の列A50のエミッタから
流れ始める。よって、列A50の選択されたエミッタが
発光した光は、比較的明るくなる。これに対して、列B
52のエミッタは、水平帰線期間190の中間の時点で
ある時点202までは、ローにされない。よって、時点
202まで、選択された行60に共通する列B52のエ
ミッタから、電子は流れない。よって、列Bのエミッタ
により発光された光は、中程度の明るさになる。最後
に、列C54のエミッタは、水平帰線期間190のほと
んど終わりの時点204まで、ローにされない。よっ
て、時点204まで、列C54の選択されたエミッタか
ら陽極へ、電子は流れないことになる。よって、列C5
4の選択されたエミッタに対向する陽極により発光され
た光は比較的暗くなる。図6に示すように、選択された
行60のエクストラクション・グリッドの電圧が、水平
帰線期間の終点で、比較的低くされる。エクストラクシ
ョン・グリッドの電圧が比較的低くされると、当該行の
エミッタと、これらのエミッタのそれぞれのエクストラ
クション・グリッドとの間の電圧差は、エミッタに電子
を放出させるだけの電圧でなくなる。よって、全エミッ
タからの電子放出は、水平帰線期間190の終点である
時点192で終了する。上述したように、本発明の実施
例では、グランドへ至るパスのインピーダンスを比較的
低くして、エミッタおよびエクストラクション・グリッ
ドの電圧を、図6に示すように、高速でローにすること
ができるスイッチング回路を用いている。しかし、この
スイッチング回路は、電力消費量を最小化し、回路をで
きる限り小型にするため、エミッタおよびエクストラク
ション・グリッドの電圧を高速でハイにすることはでき
ない。よって、エミッタから電子が流れなくなった後
に、エミッタおよび放出グリッドの電圧は、図6に示す
ように、比較的低速で、比較的高い電圧に戻る。しか
し、本発明の技術は、エミッタを駆動して、ビデオ信号
182の期間中に、実時間で、発光させようとするもの
ではないので、エミッタおよびエクストラクション・グ
リッドの電圧がその比較的高い電圧に比較的遅く戻って
も、本実施例のパフォーマンスを制限するものではな
い。それどころか、次の行に対するビデオ信号の期間中
に、本実施例はビデオ信号のサンプルを確保しさえすれ
ばよく、ビデオ信号の終点である水平帰線信号190の
始点まで、エミッタを駆動して発光させる必要はない。
実施例を図7に示す。図7に示すマトリクス・ディプレ
イの例はFED10であり、当然、プラズマ・ディスプ
レイのようなその他のタイプのマトリクス・ディスプレ
イにも、本発明を適用することができる。
D10には、エミッタ30〜38のアレイと、放出グリ
ッド40〜48とが含まれる。FED10にも、陰極発
光被覆体により被覆された陽極が含まれる。この陽極は
図を見易くするため図7では省略してある。各列50〜
58のエミッタは相互結合され、しかも、各列ドライバ
110a〜eに接続されている。同様に、各行60〜6
8のエクストラクション・グリッド40〜48が相互結
合され、しかも、各行ドライバ114a〜eに接続され
ている。列ドライバ110は、それぞれ、各サンプリン
グおよびパルス幅変調回路120a〜eにより駆動され
る。サンプリングおよびパルス幅変調回路120a〜e
は、それぞれ、NTSC信号の帰線期間中に、適正なパ
ルス幅のパルスを各列ドライバ110に印加する。各サ
ンプリングおよびパルス幅変調回路120は、制御入力
端子122で制御信号を受信し、ビデオ入力端子124
で反転NTSC信号を受信し、列シーケンサ130から
の出力を受信する。列シーケンサ130は、53.2μ
sec を列の個数で割った値の周期を有する方形波を出力
する慣用の発振器132により駆動される。次に説明す
るように、列シーケンサ130により、サンプリングお
よびパルス幅変調回路120はNTSC信号を適正な時
点でサンプリングする。
リッド40〜48は相互結合してあり、しかも、各行ド
ライバ140に接続してある。これらの行ドライバ14
0は行シーケンサ150からの各出力により駆動され、
この行シーケンサは行クロック発振器152からの行ク
ロックパルスにより駆動される。次に説明するように、
行シーケンサ150の目的は、各NTSC信号を受信し
処理した後に、各行60〜68を順番にイネーブルにす
ることにある。
ず、第1行60に対するドライバ140aをイネーブル
にする。ついで、ドット・クロック132により、各シ
ーケンサ130は左側出力端子から右側出力端子に、順
次、サンプル・パルスを出力する。図7には、5つの列
シーケンサ出力しか示していないが、当然、実際には、
何百、何千個もの出力が、対応するサンプリングおよび
パルス幅変調回路120に印加されている。列シーケン
サ130のタイミングは、列シーケンサ130のタイミ
ングは列シーケンサ130からの出力数に無関係であ
り、NTSC信号のビデオ信号部の始点で、最左側出力
端子から、1つのサンプルパルスが生成され、NTSC
信号のビデオ信号部の終点で、最右側出力端子から、1
つのサンプルパルスが生成されるタイミングである。サ
ンプル・パルスは、列シーケンサ130のその他の出力
端子では、等しい時間間隔で生成されるのが好ましい。
よって、NTSC信号のビデオ信号部の終点では、順次
得られたサンプルが、それぞれ、各サンプリングおよび
パルス幅変調回路120a〜eにストアされる。
信号の水平帰線信号部が現われる。このことは、図6を
参照して既に説明した。この水平帰線信号の始点で、サ
ンプリングおよびパルス幅変調回路120a〜120e
に全て共通する制御入力122により、サンプリングお
よびパルス幅変調回路120a〜120eは電圧をハイ
からローに遷移させる。この遷移生起時間は、反転NT
SC信号の振幅に比例する。図6を説明すると、反転N
TSC信号が比較的小さい場合には、水平帰線期間の始
点の直後に、列A50でハイからローへの遷移が生起さ
れる。同様に、図6を参照して既に説明したように、反
転ビデオ入力信号が比較的大きい(比較的小さいNTS
Cサンプルに対応する)場合には、列C54に対するサ
ンプリングおよびパルス幅変調回路120によるハイか
らローへの遷移が、水平帰線部分の終点付近で生起され
る。これらのハイからローへの遷移は各列ドライバ11
0を介してFED10のエミッタに印加され、これらの
列ドライバは、次に詳細に説明するが、各サンプリング
およびパルス幅変調回路120からのハイからローへの
遷移に応答して、グランドへ比較的低いインピーダンス
のパスを提供する。列ドライバの各サンプリングおよび
パルス幅変調回路120からのローからハイへの遷移に
応答して、列ドライバ110はエミッタに比較的高い電
圧を比較的高いインピーダンスパスを介して印加する。
行A60に対する行ドライバ140aにより、行A60
がハイにされている間に、列A〜Eのエミッタがパルス
幅変調された後に、行クロック152は行シーケンサ1
50をインクリメントして、出力を次の行ドライバ14
0bに供給する。ついで、行B62のエクストラクショ
ン・グリッドがハイにされ、行B62に共通する列A〜
Eのエミッタが、各列ドライバ110a〜eからのパル
スに応答して、電子を放出することができる。
一例を図8に示す。列ドライバ110は、各サンプリン
グおよびパルス幅変調回路120からの入力を、NMO
Sトランジスタ212のゲートと、インバータ214の
入力端子で受信する。インバータ214の出力は第2の
NMOSトランジスタ216のゲートに印加される。よ
って、トランジスタ212、216はサンプリングおよ
びパルス幅変調回路120からの入力により交互にイネ
ーブルにされる。サンプリングおよびパルス幅変調回路
120からの入力がハイになると、トランジスタ212
がスイッチ・オンされ、トランジスタ216がスイッチ
・オフされる。他方、サンプリングおよびパルス幅変調
回路120からの入力がローになると、トランジスタ2
12がスイッチ・オフされ、トランジスタ216がスイ
ッチ・オンされる。トランジスタ212、216のドレ
インはPMOSトランジスタ220、222をそれぞれ
介して、40V電源に接続されている。既に説明したの
で、覚えていることと思うが、PMOSトランジスタの
チャネルは比較的広くする必要があるので、エミッタお
よびエクストラクション・グリッドの電圧をスイッチン
グするため、NMOSトランジスタおよびPMOSトラ
ンジスタを、共に、同一回路で用いるのは、一般的に、
避けるのが望ましい。しかし、列ドライバ110に用い
られるPMOSトランジスタ220、222は、本質的
に抵抗器として機能しているので、それらのチャネルは
比較的狭い。トランジスタ220、222のゲートは、
それぞれ、対向するスイッチング・トランジスタ21
6、212のドレインに接続されている。よって、トラ
ンジスタ212がスイッチ・オンされると、ほぼグラン
ド電圧の信号がトランジスタ222のゲートに印加され
るので、トランジスタ222がターン・オンされ、トラ
ンジスタ216のドレインがハイにされる。他方、トラ
ンジスタ212がスイッチ・オフされると、トランジス
タ216がスイッチ・オンされ、トランジスタ220が
ターン・オンされ、トランジスタ222がターン・オフ
されるので、トランジスタ216のドレインがグランド
電圧にされる。トランジスタ216のドレインが、NM
OSトランジスタ228を介して、各列のエミッタに接
続される。NMOSトランジスタ228の目的は、出力
がローからハイへスイッチングされるとき、トランジス
タ216、220をエミッタの容量性負荷から隔離し
て、トランジスタ220を急速にスイッチ・オフするこ
とにある。トランジスタ228が存在しなければ、トラ
ンジスタ212がターン・オンされた後でも、この容量
性負荷により、トランジスタ220のゲートがローに保
持されるので、40V電源が、同時にオンになるトラン
ジスタ220、212を介して、グランドに供給され
る。
は、ビデオ信号の全期間にハイになり、水平帰線信号の
最初の部分でハイになる。よって、NTSC信号のビデ
オ信号部の期間中は、トランジスタ212、222はオ
ンになり、トランジスタ216、220はオフになる。
NTSC信号のビデオ信号部の期間中は、トランジスタ
216のドレインの40Vの出力が、トランジスタ22
8のソースに印加され、NMOSトランジスタ228が
40Vでバイアスされているので、トランジスタ228
はターン・オフされる。エミッタがローにされると、列
ドライバ110への入力がローになるので、トランジス
タ212、222がターン・オフされ、トランジスタ2
16、220がターン・オンされる。ついで、トランジ
スタ216のドレインがローになって、トランジスタ2
28をターン・オンするので、列ドライバ110の出力
端子に接続されているエミッタを、比較的低いインピー
ダンスを介してローにする。列ドライバ110の入力が
ハイになると、トランジスタ216のゲートにローが印
加されるので、NMOSトランジスタ216がターン・
オフされる。同時に、トランジスタ212のゲートに、
ハイが印加されるので、トランジスタ212がターン・
オンされ、従って、PMOSトランジスタ222がター
ン・オンされ、その結果、40VがNMOSトランジス
タ228のソースに印加される。ついで、NMOSトラ
ンジスタ228がターン・オフされる。列ドライバ11
0の入力がハイになると、直ちに、NMOSトランジス
タ228のエミッタが、PMOSトランジスタ220の
ゲートから隔離される。上述したように、NMOSトラ
ンジスタ228が存在しなければ、PMOSトランジス
タ220のゲートはエミッタ電圧が40ボルトに戻るま
でのかなり長い期間の間、ローのままである。このよう
な状態では、PMOSトランジスタ220はNMOSト
ランジスタ212がオンになるのと同時にオンになるの
で、電力を著しく消費する。よって、列ドライバ110
はこれらエミッタの電圧を急速に0Vにスイッチングし
て、これらエミッタの電圧を比較的にゆっくりと40V
に戻すことができ、このローからハイへの遷移中は、ト
ランジスタ212、216、220、222をエミッタ
から隔離する。
す列ドライバ110と実質的に同様に動作する。ただ
し、行ドライバ140は出力電圧が40Vでクランプさ
れ、40Vと80Vの間でスイッチングが行われる。行
ドライバ140の入力がハイになると、NMOSトラン
ジスタ240がターン・オンされ、行ドライバ140の
入力がインバータ244により反転されるので、PMO
Sトランジスタ242はターン・オフされる。NMOS
トランジスタ240がターン・オンされると、PMOS
トランジスタ250のソース電圧が、ゲート・バイアス
電圧である40Vに達するまで、電流がPMOSトラン
ジスタ250を介して流れ込む。PMOSトランジスタ
250のソースの40Vが、PMOSトランジスタ25
2のゲートに印加されるので、トランジスタ252がタ
ーン・オンされる。そして、NMOSトランジスタ25
4のゲートに、80Vのバイアス電圧がかけてあるの
で、トランジスタ252のドレインが80Vまで上昇す
ると、NMOSトランジスタ254がターン・オンされ
る。PMOSトランジスタ252のインピーダンスは比
較的高いので、行ドライバ140の出力端子の電圧は比
較的にゆっくりと上昇して80Vになる。PMOSトラ
ンジスタ252のドレインの80Vの電圧により、PM
OSトランジスタ260がターン・オフされる。PMO
Sトランジスタ262のゲートに40Vの電圧が印加さ
れているので、この時点で、PMOSトランジスタ26
2がターン・オンされるが、上述したように、PMOS
トランジスタ262を通って電流が流れず、NMOSト
ランジスタ242がターン・オフされる。入力信号がロ
ーになると、NMOSトランジスタ240がターン・オ
フされ、NMOSトランジスタ242がターン・オンさ
れる。NMOSトランジスタ240がターン・オフする
と、PMOSトランジスタ250を介してNMOSトラ
ンジスタ240に、電流が引き込まれなくなる。同時
に、NMOSトランジスタ242がターン・オンされる
と、PMOSトランジスタ262を介してNMOSトラ
ンジスタ242に電流が引き込まれるので、PMOSト
ランジスタ262のソース電圧が降下する。
が降下すると、PMOSトランジスタ260がターン・
オンされるので、PMOSトランジスタ252のゲート
が80Vまで上昇する。そして、PMOSトランジスタ
252がターン・オフする。その結果、PMOSトラン
ジスタ262およびNMOSトランジスタ242は、8
0Vの電源からグランドへ、直接、パスを提供しなくな
る。電流がPMOSトランジスタ262およびNMOS
トランジスタ242を介して引き込まれるので、PMO
Sトランジスタ262のソース電圧が約40Vに達する
まで、PMOSトランジスタ262のソース電圧は引き
続き降下する。そして、PMOSトランジスタ262の
ゲートに40Vのバイアス電圧がかけてあるので、PM
OSトランジスタ262はターン・オフし始める。PM
OSトランジスタ262とNMOSトランジスタ242
のインピーダンスは、比較的低いので、行ドライバ14
0の出力端子の電圧が急速に40Vに降下する。
スタ254は、図8の列ドライバ110の場合のよう
に、行ドライバ140の出力端子が80Vに戻るとき、
PMOSトランジスタ260のゲートを、行ドライバ1
40の出力端子から隔離する。これは、トランジスタ2
40、250がターン・オンされたとき、PMOSトラ
ンジスタ260が依然オンになっているのを防ぐためで
ある。よって、行ドライバ140は、入力がローになる
と急速に40Vに降下し、入力がハイになるとゆっくり
と80Vに上昇する出力を供給し、出力が40Vから8
0Vへ遷移中に、行ドライバ140の出力端子を、トラ
ンジスタ240、242、250、252、260、2
62から隔離する。
幅変調回路120をより詳細に示す。反転ビデオ信号1
24がNMOSトランジスタ260を介してコンデンサ
262に印加されると、NMOSトランジスタ260が
適正な時点でクローズ(close) されたとき、入力信号1
24の電圧がコンデンサ262により記憶される。よっ
て、コンデンサ262は電界放出ディスプレイ上の列の
位置に対応する時点で、ビデオ信号のサンプルをストア
する。図7の説明から思い出されることであるが、NM
OSトランジスタ260のゲートに印加されるスイッチ
ング信号は、列シーケンサ130により生成される。
NMOSトランジスタ270のゲートに印加されると、
慣用の電流シンク272は、コンデンサ262から電流
を引き込む。NMOSトランジスタ270をターン・オ
ンする制御信号122は、インバータ274により反転
され、ORゲート276の1つの入力端子に印加され
る。よって、ORゲート276は制御信号122により
イネーブルにされる。しかし、インバータ274の出力
がローになると、ORゲート276の出力は、コンデン
サ262間に電圧があるので、直ちに、ローにはならな
い。コンデンサ262間の電圧は、水平帰線信号の始点
からある時間が経過すると、ORゲート276のスイッ
チング電圧まで降下する。そして、ORゲート276の
出力がローになる。ORゲート276の出力がハイから
ローへ遷移するのにかかる時間は、コンデンサ262の
電圧に比例する。コンデンサ262にストアされる電圧
が比較的に大きい場合は、ORゲート276のスイッチ
ング電圧に達するまでの長い期間の間、電流シンク27
2はコンデンサ262から電流を引くことができる。逆
に、コンデンサ262にストアされた電圧が低いと、O
Rゲート276に印加される電圧は、より急速にスイッ
チング電圧に達する。入力信号124は図6に示すよう
に反転ビデオ信号であるので、図6に示すように、遅延
は、ビデオ信号が大きいほど小さく、ビデオ信号が小さ
いほど大きい。よって、サンプリングおよびパルス幅変
調回路120により、NTSC信号のビデオ信号部が適
正な時点でサンプリングされ、反転ビデオ信号のサンプ
ルの振幅に比例するパルス幅を有するNTSC信号の水
平帰線信号部の期間中に、得られたサンプルが正のパル
スに変換される。
施例は実質的に図7の実施例と同一であり、構成要素は
ほとんど同一である。よって、これら構成要素の重複説
明は省略する。図11の実施例が図7の実施例と異なる
ところは、マルチプレクサ280により、ドット・クロ
ック130からの信号が個々のサンプリングおよびパル
ス幅変調回路120に入力される点である。サンプリン
グおよびパルス幅変調回路120の出力は各列ドライバ
110に印加される。上述したマルチプレクサ180に
接続された列ドライバ110は、列ドライバ110の出
力を1行おきにエミッタに印加する。その結果、NTS
C信号の水平帰線信号部より長い継続時間の間、エミッ
タが電子を放出するように、エミッタおよびエクストラ
クション・グリッドを駆動することができる。より具体
的に言うと、例えば、列ドライバ110aにより駆動さ
れたエミッタと、行ドライバ140aにより駆動された
行A60のエクストラクション・グリッドは、当該行6
0に対応する水平帰線信号の期間中だけでなく、次の行
62に対するNTSC信号が受信されている期間中に、
電子を放出することができる。この1行おきにNTSC
信号をこのようにインタリービングさせると、エミッタ
に電子を放出させる時間が大幅に増加する。
実施例では、ある列のエミッタの電圧をローに保持した
状態で、ある行のエクストラクション・グリッドを水平
帰線期間の始点で急速にハイにすることができるため、
エミッタは電子を放出する。図12に示すように、水平
帰線信号の始点から、(所望の発光強度に依存する)予
め定めた時間が経過した後に、当該列のエミッタを急速
にハイにして、電子の放出を終了させることができる。
このように動作させるには、図8に示す列ドライバと、
図9に示す行ドライバを変更する必要がある。このこと
は、当業者にとって明らかである。しかし、基本的な構
成は同一である。図12に示すように、水平帰線信号が
終了した後、ある行のエクストラクション・グリッドの
電圧と、ある列のエミッタの電圧は、徐々に、比較的低
い電圧に戻ることになる。ある列のエミッタが図7およ
び図11に示すシステムでパルス幅変調されるのと同様
の方法で、ある行のエクストラクション・グリッドがパ
ルス幅変調されるように、本システムを変更することが
できることは、勿論である。同様に、各行のエクストラ
クション・グリッドを図7および図11に示す例でスイ
ッチングしたのと同様の方法で、各列のエミッタ電圧
を、水平帰線信号の始点または終点で、スイッチングす
ることができる。よって、当業者にとって当然のことで
あるが、本発明の具体例は単に説明するためであり、本
発明の精神および範囲から逸脱しないかぎり、種々の修
正を行うことができる。
既存の方法を示すブロック図である。
クストラクション・グリッドの電圧をスイッチングする
従来技術の方法を説明するための模式図および波形図で
ある。
クストラクション・グリッドの電圧をスイッチングする
他の方法を説明するための模式図および波形図である。
電圧をスイッチングするさらに他の方法を説明するため
の模式図である。
本発明の技術の実施例を例示する波形図である。
本発明の実施例を示す模式図である。
である。
である。
びパルス幅変調回路を示す模式図である。
の本発明のさらに他の実施例を示す図である。
明によるまた他の方法を示す波形図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 複数個の行入力端子と複数個の列入力端
子とを有するとともに、複数個の局在化されたディスプ
レイ領域を有するマトリクス・ディスプレイであって、
行と列とのオーバラップにより定義される前記マトリク
ス・ディスプレイのディスプレイ領域が、選択された列
入力端子と選択された行入力端子との間の電圧差により
イネーブルにされるマトリクス・ディスプレイに対し
て、グレイスケール変調を該マトリクス・ディスプレイ
の各行に対するビデオ信号に基づいて行なうシステムに
おいて、 前記ビデオ信号を受信し、受信されたビデオ信号をサン
プリングして、各サンプル・タイムで前記ビデオ信号の
振幅に対応する複数個のサンプルを得るサンプリング回
路と、 各列の全てのエミッタに接続した複数個のパルス幅変調
器であって、前記マトリクス・ディスプレイの前記列の
当該位置に対応するサンプル・タイムを有する、前記サ
ンプリング回路からのサンプルを受信し、受信されたサ
ンプルの振幅に対応する継続時間を有するパルス幅信号
を生成する複数個のパルス幅変調器と、 該各パルス幅変調器に接続した入力端子を有し、前記デ
ィスプレイの各列入力端子に接続した出力端子とを有す
る複数個の列ドライバと、 前記各行入力端子に接続した出力端子を有する複数個の
行ドライバと、 前記列ドライバと前記行ドライバに接続した制御回路で
あって、前記ビデオ信号の各サンプルに対して、前記列
ドライバのうちの対応する1つの列ドライバをイネーブ
ルにし、前記ビデオ信号に対して、前記行ドライバのう
ちの対応する1つの行ドライバをイネーブルにする制御
回路であり、前記列ドライバと前記行ドライバは、前記
パルス幅信号の継続時間に対応する継続時間を有する期
間中に、前記各列入力端子と1つの前記行入力端子との
間の前記電圧差を印加するためにイネーブルされ、前記
行のディスプレイ領域のうちのイネーブルにされたディ
スプレイ領域が、前記期間中に、個々のサンプルの振幅
に対応する制御回路とを具えたことを特徴とするシステ
ム。 - 【請求項2】 請求項1において、前記列ドライバは、
それぞれ、クローズされたとき、前記列ドライバに接続
されている前記列入力端子を、比較的低いインピーダン
スを介して、第1の比較的低い電圧に接続し、オープン
されたとき、前記列ドライバに接続されている前記列入
力端子を、比較的高いインピーダンスを介して、第1の
比較的高い電圧に接続する列スイッチング回路を具え、 前記行ドライバは、それぞれ、クローズされたとき、前
記行ドライバに接続されている前記行入力端子を、比較
的低いインピーダンスを介して、第2の比較的低い電圧
に接続し、オープンされたとき、前記行ドライバに接続
されている前記行入力端子を、比較的高いインピーダン
スを介して、第2の比較的高い電圧に接続する行スイッ
チング回路を具え、 前記制御回路は、前記列スイッチング回路および前記行
スイッチング回路を、前記ビデオ信号の終了後にクロー
ズし、前記列スイッチング回路および前記行スイッチン
グ回路を、前記ビデオ信号の期間中はオープンして、前
記列入力端子および行入力端子の電圧を、前記ビデオ信
号の終了後に比較的高速でスイッチングし、前記ビデオ
信号の期間中は比較的低速でスイッチングすることを特
徴とするシステム。 - 【請求項3】 請求項1において、前記列ドライバは、
それぞれ、クローズされたとき、前記列ドライバに接続
されている前記列入力端子を、比較的低いインピーダン
スを介して、第1の比較的高い電圧に接続し、オープン
されたとき、前記列ドライバに接続されている前記列入
力端子を、比較的高いインピーダンスを介して、第1の
比較的低い電圧に接続する列スイッチング回路を具え、 前記行ドライバは、それぞれ、クローズされたとき、前
記行ドライバに接続されている前記行入力端子を、比較
的低いインピーダンスを介して、第2の比較的高い電圧
に接続し、オープンされたとき、前記行ドライバに接続
されている前記行入力端子を、比較的高いインピーダン
スを介して、第2の比較的低い電圧に接続する行スイッ
チング回路を具え、 前記制御回路は、前記列スイッチング回路および前記行
スイッチング回路を前記ビデオ信号の終了後にクローズ
し、前記列スイッチング回路および前記行スイッチング
回路を前記ビデオ信号の期間中はオープンして、前記エ
ミッタおよびエクストラクション・グリッドの電圧が、
前記ビデオ信号の終了後に比較的高速でスイッチングさ
れ、前記ビデオ信号の期間中は比較的低速でスイッチン
グされることを特徴とするシステム。 - 【請求項4】 請求項1において、前記サンプリング回
路は、 前記各列入力端子に対応させて複数個の各出力端子を有
し、前記ビデオ信号の終了後に連続的にサンプル・トリ
ガ・パルスを各出力端子で生成する列シーケンサであ
り、1組のトリガ・サンプル・パルスが各ビデオ信号に
対して生成されるように、前記ビデオ信号と同期して動
作する列シーケンサと、 前記ビデオ信号を受信し、前記列入力端子のうちの1つ
の列入力端子に対応するとともに、対応する列シーケン
サ出力端子に接続されており、前記シーケンサからトリ
ガ・サンプル・パルスを受信すると同時に、前記ビデオ
信号のサンプルをストアする複数個のサンプリングおよ
びホールド回路とを具えたことを特徴とするシステム。 - 【請求項5】 請求項4において、前記列シーケンサを
制御して、交互ビデオ信号の期間中に、サンプル・トリ
ガ・パルスを出力端子で1つおきに発生させて、交互ビ
デオ信号が前記各サンプリングおよびホールド回路によ
りサンプリングされるようにするインタリービング制御
装置であって、前記パルス幅変調器を制御して、時間的
に、後続のビデオ信号を超えるパルス幅信号を発生させ
るインタリービング制御装置をさらに含むことを特徴と
するシステム。 - 【請求項6】 請求項4において、前記サンプル・ホー
ルド回路にそれぞれストアされる前記サンプルは、コン
デンサに電圧としてストアされ、 前記パルス幅変調回路は、それぞれ、 電流源と、 該電流源を制御信号に応答して前記コンデンサに接続
し、該コンデンサから予め定めた速度で電流を流すスイ
ッチと、 前記コンデンサおよび前記制御信号に接続された比較器
であって、前記制御信号によりイネーブルにされ、前記
コンデンサの電圧が予め定めた値に達したとき、前記パ
ルス幅信号を比較器の出力端子から発生させるととも
に、前記制御信号により、ディスエーブルにされるとと
もに、前記パルス幅信号を終了させることにより、前記
パルス幅信号の継続時間が前記サンプルの大きさに比例
する比較器とを具えたことを特徴とするシステム。 - 【請求項7】 請求項1において、前記サンプリング回
路を制御して、交互ビデオ信号をサンプリングさせ、し
かも、後続のビデオ信号を時間的に超える期間の間、交
互列入力に対して、前記パルス幅変調器をイネーブルに
するインタリービング制御装置をさらに含むことを特徴
とするシステム。 - 【請求項8】 請求項1において、前記マトリクス・デ
ィスプレイは、 陽極と、 複数個の行および複数個の列をアレイ状に配置した複数
個のエミッタと、 該エミッタにそれぞれ隣接して配置したエクストラクシ
ョン・グリッドであって、前記エミッタと各エクストラ
クション・グリッドとの間の電圧差の関数として前記エ
ミッタから前記陽極への電子の流れを制御するエクスト
ラクション・グリッドとを有する電界放出ディスプレイ
を具え、 各列の全てのエミッタは相互結合されるとともに、各列
入力端子に接続され、 各行の全てのエクストラクション・グリッドは相互結合
されるとともに、各行入力端子に接続されることを特徴
とするシステム。 - 【請求項9】 請求項1において、前記ビデオ信号は、
該ビデオ信号に続く水平帰線信号を有するNTSC信号
の一部であり、 前記制御回路は、前記列ドライバおよび行ドライバを前
記NTSC信号の水平帰線信号の期間中にイネーブルに
することを特徴とするシステム。 - 【請求項10】 複数個の行入力端子と複数個の列入力
端子とを有するとともに、複数個の局在化されたディス
プレイ領域を有するマトリクス・ディスプレイであっ
て、行と列とのオーバラップにより定義される前記マト
リクス・ディスプレイのディスプレイ領域が、選択され
た列入力端子と選択された行入力端子との間の電圧差に
よりイネーブルにされるマトリクス・ディスプレイに対
して、グレイスケール変調を該マトリクス・ディスプレ
イの各行に対するビデオ信号に基づいて行なう方法にお
いて、 (a)前記ビデオ信号をサンプリングし、各サンプル・
タイムでの前記ビデオ信号の振幅に対応する複数のサン
プルであって、1つの列の前記ディスプレイ領域の各位
置に対応する複数個のサンプルを得るステップと、 (b)前記各サンプルを対応するパルス幅に変換するス
テップと、 (c)前記ビデオ信号の期間中に、各サンプルに対応す
るパルス幅を有する電圧で、前記各列入力端子と1つの
行入力端子との間の差電圧を変調するステップと、 (d)ステップ(a)〜(c)を前記ディスプレイの各
行に対して繰り返すステップとを具えたことを特徴とす
る方法。 - 【請求項11】 請求項10において、前記各列入力端
子と1つの行入力端子との間の差電圧は、 前記行入力端子の電圧を前記ビデオ信号の終了後に比較
的高い電圧に維持するステップと、 前記列入力端子の電圧を前記ビデオ信号終了後に比較的
高い電圧に維持し、ついで、前記列入力端子の電圧を前
記ビデオ信号終了後の第1の予め定めた時間で、比較的
低い電圧にすることにより、前記ディスプレイ領域の1
つをイネーブルにするステップと、 前記第1の予め定めた時間と第2の予め定めた時間との
間の期間の継続時間が、前記パルス幅の継続時間の関数
である前記ビデオ信号終了後の第2の予め定めた時間
で、前記行入力端子の電圧を比較的低い電圧にすること
により、前記ディスプレイ領域をディスエーブルにする
ステップと、 前記列入力端子および行入力端子の電圧をそれぞれ後続
のビデオ信号の期間中に比較的高い電圧に戻すステップ
であって、前記列入力端子と前記行入力端子との間の差
電圧を、前記ディスプレイ領域が前記ビデオ信号の期間
中に実質的にイネーブルにされないだけ小さくするステ
ップとにより変調されることを特徴とする方法。 - 【請求項12】 請求項10において、前記各列入力端
子と1つの行入力端子との間の差電圧は、 前記行入力端子の電圧を前記ビデオ信号終了後の第1の
予め定めた時間で比較的高い電圧にするステップと、 前記列の電圧を前記ビデオ信号終了後に比較的低い電圧
に維持することにより、ディスプレイ領域を前記第1の
予め定めた時間後にイネーブルにし、ついで、前記第1
の予め定めた時間と第2の予め定めた時間との間の期間
の継続時間が、前記パルス幅の関数である前記ビデオ信
号終了後の第2の予め定めた時間で、前記列の電圧を比
較的高い電圧にすることにより、前記ディスプレイ領域
をディスエーブルにするステップと、 前記列入力端子および行入力端子の電圧をそれぞれ後続
のビデオ信号の期間中にそれぞれ比較的低い電圧に戻す
ステップであって、前記列入力端子と前記行入力端子の
間の差電圧を、ディスプレイ領域が前記ビデオ信号の期
間中に実質的にイネーブルにされないだけ小さくするス
テップとにより変調されることを特徴とする方法。 - 【請求項13】 請求項10において、前記ビデオ信号
をサンプリングするステップは、交互ビデオ信号をサン
プリングして、1列おきにディスプレイ領域の各位置に
対応する複数個のサンプルを獲得するステップをさらに
含み、 前記各列入力端子と1つの行入力端子との間の差電圧を
変調するステップは、時間的に、後続のビデオ信号を超
える期間中に、前記差電圧を1列おきに変調するステッ
プを含むことを特徴とする方法。 - 【請求項14】 請求項10において、前記ビデオ信号
は、該ビデオ信号に続く水平帰線信号を有するNTSC
信号の一部であり、 前記差電圧は前記NTSC信号のうちの前記水平帰線信
号の期間中に変調されることを特徴とする方法。
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