JPH09273493A - 送風機における風量ならびに静圧調整装置 - Google Patents

送風機における風量ならびに静圧調整装置

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JPH09273493A
JPH09273493A JP8389096A JP8389096A JPH09273493A JP H09273493 A JPH09273493 A JP H09273493A JP 8389096 A JP8389096 A JP 8389096A JP 8389096 A JP8389096 A JP 8389096A JP H09273493 A JPH09273493 A JP H09273493A
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JP
Japan
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static pressure
air
blower
wind
air volume
Prior art date
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Pending
Application number
JP8389096A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamon Kiyotaki
清滝多門
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kimura Kohki Co Ltd
Original Assignee
Kimura Kohki Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、冷、暖空調機等に用いられている
送風機よりの吹出風量を任意の風量および高静圧を自動
的に調整求め得ようとするをその主な目的としている。 【構成】風胴1の一方に送風口2を開口し、且つ内部に
回転翼体3を回転自在に支承してなる送風機Aにおい
て、上記送風口2の内部近辺に送風回転翼体3の回転軌
跡に対して一定の傾斜拡角aに湾曲形成してなる風量な
らびに静圧調整板4を室内の空調能力等に応じて機力ま
たは手動を介して任意に調整自在に取付け、上記送風口
2よりの風量ならびに風圧を同時に調整行わしめるよう
に構成せしめたことを特徴とする送風機における風量な
らびに静圧調整装置である。更に上記の吹出風量及び風
圧の調整手段としては、上記風量ならびに静圧調整板4
をピストン等の開閉調整機構5を介して該吹出風量を自
動的に変更調整行わしめるべく変更自在に取付けられて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、冷、暖空調機等に用
いられている送風機よりの吹出風量を任意の風量および
高静圧を自動的且つ容易に求め得ようとするをその主な
目的とする送風機における風量ならびに静圧調整装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、空調機において室内に所定の風量
を求める場合には送風機よりの送風が直接に送風口より
送出されるが該送風時において風速の速さに応じて送風
口近辺において風圧が拡散して低静圧化し理想的な気圧
を求めることが困難であった。これを解決する手段とし
て一部の送風機では上記吹出風量と風圧との関係を風量
変更ダンバー等の機構を用いて調整されているが風量A
が大である程、風圧Bが低下し、反面に風量Aが小とな
るに従って高静圧となる、即ち送風口よりの風量Aと風
圧Bの関係がA>BまたはA<Bであるがために高回転
を求めようとする手段として相応のエアーホイルファ
ン、ターボファンの如く特殊なファンが使用されている
がかかる特殊フアンの殆どは騒振音が高く、形状も嵩高
にて重量が大である等の欠点を有し、特に回転翼体の送
風前方通路側に三角送風通路bが形成され、かかる三角
送風通路bの自然形成により回転翼体にて起成せる送風
が送風口近辺にて急速に拡散し送風能力が低下し低静圧
となる主因と謂われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記風量
=風圧の関係、A>B=A<Bの関係をきわめて簡単な
装置を送風機の風胴内に組み込むことによって上記特殊
なフアン等を全く要することなく上記A<BまたはA>
Bの関係をその空調能力に適した風量と静圧にその都
度、自動的に調整すると同時に懸念であった送風前方の
三角送風通路bにおける風速の低下を防止し、以て目的
とする室内に最適な風量及び高静圧を同時に求め得よう
とするをその主な目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的に鑑
みて開発したものであって、その概略を例示する図面に
ついて説明すると、風胴1の一方に送風口2を開口し、
且つ内部に回転翼体3を回転自在に支承してなる送風機
Aにおいて、上記送風口2の内部近辺に送風回転翼体3
の回転軌跡に対して一定の傾斜拡角aに湾曲形成してな
る風量ならびに静圧調整板4を室内の空調能力等に応じ
て機力または手動を介して任意に調整自在に取付け、上
記送風口2よりの風量ならびに風圧を同時に調整行わし
めるように構成せしめた送風機における風量ならびに静
圧調整装置である。更に上記の吹出風量及び風圧の調整
手段としては、上記風量ならびに静圧調整板4をピスト
ン、歯車機構等の開閉調整機構5を介して該吹出風量を
自動的に変更調整行わしめるべく変更自在に取付けた構
成を特徴としている。
【0005】
【作用】この発明は上記の如く、送風機Aの送風口2の
風胴1内に風量ならびに静圧調整板4を適宜の開閉調整
機構5により送風通路前面側に形成せる三角送風通路b
内に一定の傾斜拡角aでピストン等の機力または手動に
て開閉調整自在に取付けしてなるものであって上記開閉
調整機構5を作動させ調整行わしめることによって従来
懸念であった三角送風通路bにおける風圧の低下、乱回
流等を即時に防止し、送風口2よりの吹出風量と風圧を
自動的に決定し理想的な風量と静圧を容易に調整するこ
とが出来得る。因みに上記送風口2内における送風許容
通路が風量ならびに静圧調整板4により回転翼体3によ
り起成された送風が送風口2部分で風量A<高静圧Bと
なり、以て小なる風量Aで同時に非常に高静圧の風圧状
態を確実容易に求めることが出来得るのである。
【0006】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面について説明
すると、Aは送風機にて風胴1内に回転翼体3を回転自
在に支承すると共に該一方に送風口2が開口されてい
る。4は風量ならびに静圧調整板にて上記送風回転翼体
3の回転軌跡に対して一定の傾斜拡角aで且つ該回転方
向に湾曲状に形成してなるものであって、上記送風口2
の内部近辺の風胴1と回転翼体3の間隔内に適宜の開閉
調整機構5により送風通路前面側に形成せる三角送風通
路bを開閉自在に取付けられている。なお上記開閉調整
機構5により手動による可動、またはピストン、歯車機
構等の機力を介して送風通路の口巾を一定の送風口に開
閉調整行わしめる。また上記開閉傾斜拡角aは通常15mm
程度の角度が最も理想的と謂われている。
【0007】更にこの発明においては上記風量ならびに
静圧調整板4に装着せる開閉調整機構5を予め室内側に
設置せる空調環境の感知装置Sと短絡連通し、該室内へ
の能力に応じた風量ならびに風圧を自動的に制定するこ
とが出来得、以て室内環境に最適な風圧と高静圧を常
時、確実容易に求めることも出来得るのである。
【0008】
【発明の効果】上記の如く、この発明に係る送風機にお
ける風量および静圧調整装置は、送風機の風胴1内に回
転翼体3の回転軌跡に対して一定の傾斜拡角aを有した
風量ならびに静圧調整板4を開閉調整機構5を介して三
角送風通路b内の送風通路を一定の送風有効通路に規制
行わしめるように構成してなるものであるから、風胴1
内の特に回転翼体3の前部三角送風通路bにて発生せる
風圧の低下、乱回流を完全に防止し、風流を整流し送風
口2より理想的な風量と静圧を容易に調整行わしめ非常
に高静圧の空調機能に適した能力を求めることが出来得
るのである。従ってこの発明は動力が小であるのにも関
らず、きわめて高静圧の風流が風量の規定と同時に容易
に求めることが出来得、以て従来の如く高価にて嵩高、
重量の特殊フアンを毛頭用いることなく全体形状がごく
小型にて構造簡単、廉価にて故障の憂い等も毛頭なく、
且つ使用電力も少なく省エネ対策型送風機としては最適
な送風機であるは勿論、開閉調整機構5により しかも
この発明においては上記風量ならびに静圧調整板4の全
体形状が回転翼体3の回転方向に湾曲形成されているが
ために回転送風時における風圧の抵抗も少なく、送風時
に発生する騒振音を減少し非常に静粛な回転状体を求め
ることも出来得る利点がある。
【0009】更にこの発明においては請求項2項記載の
如く、上記風量ならびに静圧調整板4をピストン、歯車
機構等の開閉調整機構5により送風口巾を変更調整自在
に取付けしてなるので上記調整操作がより確実容易に行
わしめることが出来得るは勿論のこと、該開閉作動を電
動等の自動式とすることによってより至便に操作が出来
得ることは謂うまでもない。
【0010】また請求項3項記載の如く、上記風量なら
びに静圧調整板4に装着せる開閉調整機構5を予め室内
側に設置せる空調環境の感知装置Sと連通連結行わしめ
ることによって、その都度風量ならびに静圧調整板4を
開閉調整行わしめることもなく常時室内環境に最適な風
圧と高静圧を自動的且つ容易に求めることも出来得る等
の効果をも併せ有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る送風機における風量および
静圧規定装置の内部構造を略解的に示す断面図、
【図2】図2はこの発明の他の実施例を示す同上要部拡
大図である。
【符号の説明】
A 送風機 1 風胴 2 送風口 3 回転翼体 4 風量ならびに静圧調整板 5 開閉調整機構 a 傾斜拡角 b 三角送風通路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 風胴1の一方に送風口2を開口し、且つ
    内部に回転翼体3を回転自在に支承してなる送風機Aに
    おいて、上記送風口2の内部近辺に送風回転翼体3の回
    転軌跡に対して一定の傾斜拡角aに湾曲形成してなる風
    量ならびに静圧調整板4を該空調能力に応じて風量を機
    力または手動を介して任意に調整自在に取付け、上記送
    風口2よりの風量ならびに風圧を同時に調整行わしめる
    ように構成せしめたことを特徴とする送風機における風
    量ならびに静圧調整装置。
  2. 【請求項2】 上記、風胴1の送風口2内部近辺に取付
    けせる風量ならびに静圧調整板4をピストンまたは歯車
    等の開閉調整機構5を介して吹出風量を自動的に変更調
    整行わしめるべく開閉変更自在に取付けせしめたことを
    特徴とする請求項1項記載の送風機における風量ならび
    に静圧調整装置。
  3. 【請求項3】 上記、送風通路の開閉調整機構5を予め
    室内側に設置せる感知装置Sと短絡し、該室内空調環境
    に応じて上記開閉調整機構5に通電し、上記風量ならび
    に静圧調整板4を可動調整し、吹出風量を最適な条件に
    自動的に制定すべく構成せしめたことを特徴とする請求
    項1項記載の送風機における風量ならびに静圧調整装
    置。
JP8389096A 1996-04-05 1996-04-05 送風機における風量ならびに静圧調整装置 Pending JPH09273493A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104806571A (zh) * 2015-04-28 2015-07-29 湖南科技大学 一种基于计算流体力学模拟的高效离心鼓风机
CN114711017A (zh) * 2022-04-13 2022-07-08 恒运建设有限公司 一种市政园林用绿化修剪收集装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104806571A (zh) * 2015-04-28 2015-07-29 湖南科技大学 一种基于计算流体力学模拟的高效离心鼓风机
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