JPH09272892A - ドコサヘキサエン酸含有脂質組成物 - Google Patents

ドコサヘキサエン酸含有脂質組成物

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JPH09272892A
JPH09272892A JP11034796A JP11034796A JPH09272892A JP H09272892 A JPH09272892 A JP H09272892A JP 11034796 A JP11034796 A JP 11034796A JP 11034796 A JP11034796 A JP 11034796A JP H09272892 A JPH09272892 A JP H09272892A
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docosahexaenoic acid
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tocopherol
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JP11034796A
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Nobuhiro Fukushima
信浩 福嶋
Mayumi Nagagawa
真弓 永川
Norihito Sakai
紀人 酒井
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Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
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Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に揮発分発生抑制、低温における白濁防止
性能及び無着色性に優れた脂質組成物を提供することを
目的とする。 【解決手段】 ドコサヘキサエン酸含有脂質に、(1)
レシチン0.03〜0.2重量%、(2)アスコルビン
酸エステル0.005〜0.05重量%、(3)トコフ
ェロール0.05〜2.0重量%及び/又は(4)茶抽
出物0.01〜0.8重量%を配合してなるドコサヘキ
サエン酸含有脂質組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドコサヘキサエン
酸含有脂質組成物に関し、更に詳しくは、揮発分(魚
臭)発生抑制、低温における白濁防止等の安定性及び無
着色性に優れた脂質組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】魚油などに含まれるドコサヘキサエン酸
は、血小板凝集抑制作用、血液中のコレステロール低下
作用及び中性脂肪低下作用等の血栓性疾患に効果があ
り、注目されている。またドコサヘキサエン酸は人体に
おける所在が脳、母乳、精巣、網膜等であり、乳幼児の
神経系の発達に重要な役割を果たしていると考えられて
いる。
【0003】ドコサヘキサエン酸は海産動物であるカツ
オ、マグロ、イワシ、サバ、サンマ等の赤身の魚に多く
含有されており、特にそれらの魚の眼窩脂肪に多く含ま
れている。ドコサヘキサエン酸またはこれらを含む魚油
はすでにカプセルの形態で健康食品としてまた一部の一
般食品として市販されている。しかし魚油を常温で保存
すると揮発分(魚臭)が蒸発し、魚油中の臭いが空気中
に発散したり、低温で保存すると白濁してしまい、製品
価値が低下するという問題があった。ドコサヘキサエン
酸等の魚油の酸化防止を目的として、特開平5−287
294号公報には、茶抽出物1〜20重量%、δ−トコ
フェロールを50重量%以上含有するトコフェロール8
0〜98.9重量%、ならびにアスコルビン酸および/
またはアスコルビン酸脂肪酸エステル0.1〜5重量%
を含んでなる魚油戻り臭抑制剤が開示され、更にレシチ
ン等を分散剤として魚油に対して0.005〜0.02
重量%添加してもよい旨の記載がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5−287294号公報開示技術では、魚油本来の臭い
はある程度抑制できるが、魚油中の特定の揮発性成分
(魚臭)が高いため、わずかでも魚臭が残存すると、揮
発して魚臭を発する結果となる。そこで本発明ではかか
る魚臭を抑えることを目的とし、更には低温保存時に発
生する魚油の白濁を防止することを目的とし、また各種
添加剤による魚油への着色防止をも目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者等は、か
かる問題を克服すべく鋭意検討した結果、ドコサヘキサ
エン酸含有脂質に(1)レシチン0.03〜0.2重量
%、(2)アスコルビン酸エステル0.005〜0.0
5重量%、(3)トコフェロール0.1〜2.0重量%
及び/又は(4)茶抽出物0.01〜0.8重量%を配
合してなるドコサヘキサエン酸含有脂質組成物が、揮発
分(魚臭)発生抑制、低温における白濁防止等の安定性
及び無着色性(着色防止性)を満足することを見いだ
し、本発明を完成した。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳述する。
本発明で用いるドコサヘキサエン酸含有脂質は、純粋な
ドコサヘキサエン酸でもよいが、通常海産動物であるカ
ツオ、マグロ、イワシ、サバ、サンマ等の魚油、カツ
オ、マグロ等の眼窩脂肪や海産植物(海草等)が用いら
れ、好ましくは、カツオ、マグロ等の眼窩脂肪が、純度
がよいので好ましい。
【0007】本発明では上記のドコサヘキサエン酸含量
脂質をそのまま用いたり、酵素法、硝酸銀法等で濃縮、
精製してドコサヘキサエン酸含有量を高めたり、あるい
はこれらと他のドコサヘキサエン酸含有脂質を混合した
もので差し支えないが、該脂質中のドコサヘキサエン酸
の含有量は18〜80重量%が好ましく、更に好ましく
は27〜30重量%である。含有量が18重量%未満で
は、他の食品に添加する場合に、多量に添加しなければ
ならないので好ましくなく、80重量%を越えると製造
コストが高くなり好ましくない。
【0008】本発明に用いられる(1)レシチンとして
は、大豆レシチン、卵黄レシチン、これらのレシチンに
水素添加したり、水酸化などの処理を行ったリン酸脂質
誘導体等が挙げられ、好ましくは大豆レシチン、水素添
加大豆レシチンが用いられる。例えば、市販品として
は、レシノール(日光ケミカル社製)、大豆レシチン
(キシダ化学社製)、レシオン(理研ビタミン社製)、
デュレクチン(第一工業製薬社製)、メタリン(日本シ
ーベルト社製)、エルキン(光洋株式会社製)、ノムコ
ール(日清製油社製)等を用いることができる。
【0009】(1)の配合量は、ドコサヘキサエン酸含
有脂質に対して0.03〜0.2重量%加えることが必
要で、好ましくは0.05〜0.08重量%である。
0.03重量%未満では、同時に添加するアスコルビン
酸エステルの溶解性が落ちると同時に白濁防止能が弱ま
るという欠点があり、0.2重量%を越えると着色が激
しく製品価値が下がるので好ましくない。
【0010】本発明に用いられる(2)アスコルビン酸
エステルとしては、アスコルビン酸メチル、アスコルビ
ン酸エチル、アスコルビン酸プロピル、アスコルビン酸
メチルブチル、アスコルビン酸パルミテート、アスコル
ビン酸ステアレート、好ましくはアスコルビン酸パルミ
テート、アスコルビン酸ステアレートが採用される。
【0011】(2)の配合量は、ドコサヘキサエン酸含
有脂質に対して0.005〜0.05重量%加えること
が必要で、好ましくは0.01〜0.02重量%であ
る。0.005重量%未満では揮発分(魚臭)発生の抑
制効果が弱まるという欠点があり、0.05重量%を越
えると沈殿が生じるので好ましくない。
【0012】本発明に用いる(3)トコフェロールとし
て、α−トコフェロール、β−トコフェロール、γ−ト
コフェロール、δ−トコフェロール等が挙げられ、好ま
しくはδ−トコフェロールが用いられる。(3)トコフ
ェロールとしてはオレイン酸、リノール酸等の植物油脂
等の成分を含んでいてもよく、例えば、市販されている
天然ミックストコフェロール、具体的には、理研ビタミ
ン(株)製:Eオイル800、日清製油(株)製:トコ
フェロール80、エーザイ(株)製:イーミックスD等
を好適に用いることができる。
【0013】(3)の配合量は、ドコサヘキサエン酸含
有脂質に対して0.05〜2.0重量%加えることが必
要で、好ましくは0.1〜0.5重量%である。0.0
5重量%未満では揮発分(魚臭)発生の抑制効果が弱ま
るという欠点があり、2.0重量%を越えると着色が激
しく、製品価値が下がるので好ましくない。
【0014】本発明に用いられる(4)茶抽出物は、緑
茶、ウーロン茶、紅茶等の茶葉又はその加工品の抽出物
であり、新しいものを熱エタノールまたは水で抽出した
ものが好ましい。又(4)茶抽出物として市販品も使用
でき、例えばポリフェノン(三井農林(株)製)、サン
フード(三共(株)製)サンカトール(太陽化学(株)
製)等が挙げられる。
【0015】(4)茶抽出物の配合量としては、ドコサ
ヘキサエン酸含有脂質に対して0.01〜0.8重量%
であることが必要で、好ましくは0.2〜0.5重量%
で(4)の配合量が0.01重量%未満では、揮発分
(魚臭)発生の抑制効果が弱まるという欠点があり、
0.8重量%を越えると沈殿が生じるので好ましくな
い。
【0016】本発明では(3)トコフェロールと(4)
茶抽出物を併用することも有用で、その場合の配合量と
しては、ドコサヘキサエン酸含有脂質に対してトコフェ
ロール0.05〜2.0重量%及びは茶抽出物0.01
〜0.8重量%であることが好ましく、更に好ましくは
トコフェロール0.1〜0.5重量%及び茶抽出物0.
2〜0.5重量%である
【0017】本発明はドコサヘキサエン酸を含有する脂
質に上記の(1)〜(4)又は(1)〜(3)又は
(1)、(2)、(4)を混合することにより得られ
る。混合方法としては特に制限はなく、いずれの順序で
加えてもよいが、(1)に(2)を加えてから、(3)
及び又は(4)を加えるのが好ましい。
【0018】本発明のドコサヘキサエン酸含有脂質組成
物は淡黄色、透明な溶液の状態であるが、場合によって
は賦形剤を添加し、スプレードライすることにより粉末
化させたり、グリセリン脂肪酸エステル及びショ糖脂肪
酸エステル等の乳化剤を使用し、ドリンク、清涼飲料、
スープ等の液体食品中で乳化ないし分散させてもよい。
【0019】かくして得られたドコサヘキサエン酸脂質
組成物は、種々の分野、例えば、カプセル、ミルク、菓
子、ドレッシング、ドリンク、清涼飲料、スープ、練製
品等に用いることができるが、なかでも特に本発明では
カプセル、菓子として非常に有効である。
【0020】
【実施例】以下、本発明について実施例を挙げて更に詳
しく説明する。尚、実施例中「%」とあるのは、断りの
ない限り重量基準を意味する。 実施例1 ドコサヘキサエン酸を28.1%含有したマグロの眼窩
脂肪(ドコサヘキサエン酸含有脂質)100部に対し
て、大豆レシチン0.07部(0.07%)、アスコル
ビン酸パルミテート0.013部(0.013%)、δ
−トコフェロール(エーザイ(株)製:イーミックス
D)0.3部(0.3%)及び茶抽出物(太陽化学
(株)サンカトール)0.3部(0.3%)を添加し、
25℃で、2時間撹拌し、得られた組成物について以下
の評価をおこない、結果を表1に示した。
【0021】(揮発分(魚臭)発生の評価)得られた組
成物30gを50mlのフラスコに入れ、40℃の恒温
槽中で3日間放置する。その後30人のパネラーによっ
て揮発分(魚臭)の発生の有無を確認し、揮発分(魚
臭)を感じた人数を調べ、以下の様に評価した。 ○・・・5人以下 △・・・6〜15人 ×・・・15〜30人
【0022】(低温における白濁の測定)日本食品分析
法2.3.7−90(曇り点)により、試料が曇り始め
る温度を測定した。又日本食品分析法2.3.8(冷却
試験)に従って放置し、曇り始めるまでの時間を測定し
以下の様に評価した。 ○・・・3時間をこえても曇らない △・・・1〜3時間で曇る ×・・・1時間未満で曇る
【0023】(着色の測定)日本食品分析法2.3.
1.1b−71(色(ロビボンド法−人口光源による方
法))により測定を行い、着色の変化(数値)について
以下の様に評価を行った。 ○・・・0〜15 △・・・16〜25 ×・・・26以上 実施例2 実施例1においてδ−トコフェロール(エーザイ(株)
製:イーミックスD)を省略した以外は実施例1と同様
に行い、ドコサヘキサエン酸含有脂質組成物を得て、実
施例1と同様に評価し、結果を表1に示した。
【0024】実施例3 実施例1において茶抽出物(太陽化学(株)サンカトー
ル)を省略した以外は実施例1と同様に行い、ドコサヘ
キサエン酸含有脂質組成物を得て、実施例1と同様に評
価し、結果を表1に示した。
【0025】実施例4 実施例1においてδ−トコフェロール(エーザイ(株)
製:イーミックスD)をα−トコフェロールに変更した
以外は実施例1と同様に行い、ドコサヘキサエン酸含有
脂質組成物を得て、実施例1と同様に評価し、結果を表
1に示した。
【0026】実施例5 実施例1においてアスコルビン酸パルミテートをアスコ
ルビン酸ステアレートに変更した以外は実施例1と同様
に行い、ドコサヘキサエン酸含有脂質組成物を得て、実
施例1と同様に評価し、結果を表1に示した。
【0027】比較例1 レシチンを0.01部(0.01%)に変更した以外は
実施例1と同様に行い、ドコサヘキサエン酸含有脂質組
成物を得て、実施例1と同様に評価し、結果を表1に示
した。
【0028】比較例2 レシチンを0.3部(0.3%)に変更した以外は実施
例1と同様に行い、ドコサヘキサエン酸含有脂質組成物
を得て、実施例1と同様に評価し、結果を表1に示し
た。
【0029】比較例3 アスコルビン酸パルミテート0.001部(0.001
%)に変更した以外は実施例1と同様に行い、ドコサヘ
キサエン酸含有脂質組成物を得て、実施例1と同様に評
価し、結果を表1に示した。
【0030】比較例4 アスコルビン酸パルミテート0.1部(0.1%)に変
更した以外は実施例1と同様に行い、ドコサヘキサエン
酸含有脂質組成物を得て、実施例1と同様に評価し、結
果を表1に示した。
【0031】比較例5 δ−トコフェロール(エーザイ(株)製:イーミックス
D)0.01部(0.01%)及び茶抽出物(太陽化学
(株)サンカトール)0.05部(0.05%)に変更
した以外は実施例1と同様に行い、ドコサヘキサエン酸
含有脂質組成物を得て、実施例1と同様に評価し、結果
を表1に示した。
【0032】比較例6 δ−トコフェロール(エーザイ(株)製:イーミックス
D)3.0部(3.0%)及び茶抽出物(太陽化学
(株)サンカトール)1.0部(1.0%)に変更した
以外は実施例1と同様に行い、ドコサヘキサエン酸含有
脂質組成物を得て、実施例1と同様に評価し、結果を表
1に示した。
【0033】比較例7 実施例2で茶抽出物(太陽化学(株)サンカトール)
0.005部(0.005%)に変更した以外は実施例
1と同様に行い、ドコサヘキサエン酸含有脂質組成物を
得て、実施例1と同様に評価し、結果を表1に示した。
【0034】比較例8 実施例2で茶抽出物(太陽化学(株)サンカトール)
1.0部(1.0%)に変更した以外は実施例1と同様
に行い、ドコサヘキサエン酸含有脂質組成物を得て、実
施例1と同様に評価し、結果を表1に示した。
【0035】比較例9 実施例3でδ−トコフェロール(エーザイ(株)製:イ
ーミックスD)0.01部(0.01%)に変更した以
外は実施例1と同様に行い、ドコサヘキサエン酸含有脂
質組成物を得て、実施例1と同様に評価し、結果を表1
に示した。
【0036】比較例10 実施例3でδ−トコフェロール(エーザイ(株)製:イ
ーミックスD)3.0部(3.0%)に変更した以外は
実施例1と同様に行い、ドコサヘキサエン酸含有脂質組
成物を得て、実施例1と同様に評価し、結果を表1に示
した。
【0037】実施例6 実施例1でマグロの眼窩脂肪の替わりにドコサヘキサエ
ン酸を18%含有するイワシ油(ドコサヘキサエン酸含
有脂質)を用いた以外は実施例1と同様に行い、ドコサ
ヘキサエン酸含有脂質組成物を得て、実施例1と同様に
評価し、結果を表1に示した。
【0038】
【表1】 揮発分抑制 低温における白濁防止 白濁温度 冷却試験 着色 (℃) 実施例1 ○ −8.4 ○ ○ 実施例2 ○ −7.0 ○ ○ 実施例3 ○ −7.0 ○ ○ 実施例4 ○ −7.2 ○ ○ 実施例5 ○ −8.2 ○ ○実施例6 ○ −8.4 ○ ○ 比較例1 ○ −2.8 △ ○ 比較例2 ○ −10.3 ○ △ 比較例3 △ −8.2 ○ △ 比較例4 ○ 混合時(25℃)に白濁 × 比較例5 × −8.0 ○ ○ 比較例6 ○ −8.1 ○ × 比較例7 △ −7.0 ○ ○ 比較例8 ○ 混合時(25℃)に白濁 △ 比較例9 △ −8.4 ○ ○比較例10 ○ −8.2 ○ △
【0039】
【発明の効果】本発明は、ドコサヘキサエン酸含有脂質
に対して(1)レシチン0.03〜0.2重量%、
(2)アスコルビン酸エステル0.005〜0.05重
量%、(3)トコフェロール0.05〜2.0重量%及
び/又は(4)茶抽出物0.01〜0.8重量%を配合
してなるので、揮発分発生抑制、低温における白濁防止
及び無着色性に優れた効果を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドコサヘキサエン酸含有脂質に(1)レ
    シチン0.03〜0.2重量%、(2)アスコルビン酸
    エステル0.005〜0.05重量%、(3)トコフェ
    ロール0.05〜2.0重量%及び/又は(4)茶抽出
    物0.01〜0.8重量%を配合してなることを特徴と
    するドコサヘキサエン酸含有脂質組成物。
  2. 【請求項2】 ドコサヘキサエン酸含有脂質が眼窩脂肪
    であることを特徴とする請求項1記載のドコサヘキサエ
    ン酸含有脂質組成物。
JP11034796A 1996-04-04 1996-04-04 ドコサヘキサエン酸含有脂質組成物 Pending JPH09272892A (ja)

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