JPH09272612A - 立体保管棚装置 - Google Patents

立体保管棚装置

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JPH09272612A
JPH09272612A JP10858696A JP10858696A JPH09272612A JP H09272612 A JPH09272612 A JP H09272612A JP 10858696 A JP10858696 A JP 10858696A JP 10858696 A JP10858696 A JP 10858696A JP H09272612 A JPH09272612 A JP H09272612A
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JP
Japan
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columns
column
frame
stored
gate
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Pending
Application number
JP10858696A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Kobayashi
繁 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
Priority to JP10858696A priority Critical patent/JPH09272612A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】鋼材等を保管するに際して、保管の順序を
問わず先に保管した保管物を、後に保管した保管物を一
旦取り除くことなくそのまま取り出すことができ、取出
作業の容易な立体保管棚装置を提供する。 【解決手段】複数の支柱10を2列に配列し、それら支
柱から多数の受棚12を支柱10の配列方向に突出させ
る状態で上下多段に設けて、それら受棚12上に保管物
11を保管するようにする。また各支柱10はA列,B
列のそれぞれにおいて、隣接するもの同士を上端部にお
いて上部連結フレーム14により連結して門形の支持フ
レーム16を構築する。またその支持フレーム16は、
A列とB列とで互い違いとなるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は鋼材等長手状の保
管物の立体保管棚装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】長手状
の保管物、例えばバー状の鋼材を保管するに際し、従来
図3に示すようにU字状の収容部200を連ねた形態の
保管枠202を用い、その1つ1つのU字状の収容部2
00に様々な鋼種の鋼材204を下から上に順次積み上
げるようにして収め、保管するようにしていた。
【0003】ところでこのようにして保管した鋼材20
4のうち、最初に保管したU字状収容部200の最も下
側の鋼材204を取り出したい場合があり、この場合、
一旦上側に積んだ鋼材204を取り除いた上で下側の鋼
材204を取り出し、再び取り除いた上側の鋼材204
を元に戻すといった作業が必要で、保管した鋼材の取出
しが面倒且つ多大の労力を伴う問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願の発明の立体保管棚
装置はこのような課題を解決するために案出されたもの
である。而して本願の発明の立体保管棚装置は、鋼材等
の長手状の保管物を保管する装置であって、保管位置に
おいて該保管物の長手方向に該保管物よりも短い間隔を
隔てて2列に複数の支柱を配設するとともに各支柱より
該保管物の受棚を上下複数段で且つ該支柱の配列方向に
突出させる状態で設け、且つ該支柱は各列ごとに隣接す
るもの同士を上端部で1つ置きに上部連結フレームによ
り連結して門形の支持フレームを構成し、且つ一方の列
と他方の列とで該門形の支持フレームが互い違いとなる
ように前記上部連結フレームによる連結を行ったことを
特徴とする(請求項1)。
【0005】本願の別の発明の立体保管棚装置は、請求
項1において、前記門形の支持フレームを構成する支柱
間でそれらの下端部同士を下部連結フレームにて連結し
たことを特徴とする(請求項2)。
【0006】本願の更に別の発明の立体保管棚装置は、
請求項1又は2において、前記一方の列と他方の列の、
前記保管物の長手方向に対向する支柱同士を下端部にお
いて第二の下部連結フレームにより互いに連結したこと
を特徴とする(請求項3)。
【0007】本願の更に別の発明の立体保管棚装置は、
請求項1,2,3の何れかにおいて、前記支柱の上方に
おいて該支柱の配列方向及びこれと直角方向に走行する
単一のクレーン装置を設けたことを特徴とする(請求項
4)。
【0008】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1の発明
は、複数の支柱を立てて各支柱より保管物を受けるため
の受棚を上下複数段で横方向に突出させ、それら受棚に
おいて保管物を複数段に保管するようになしたもので、
本発明によれば、保管物が各受棚に分散して保管可能で
あるため、求める保管物を容易に取り出すことができ
る。
【0009】ところで単に支柱を立てて受棚を突出さ
せ、そこに鋼材等保管物を載せて保管するようにしただ
けであると、保管物の重量によって支柱が倒れる可能性
がある。
【0010】ここにおいて本発明は、各支柱を上端部に
おいて上部連結フレームで連結して門形の支持フレーム
を構築するようになしたもので、このようにすれば連結
フレームの補強効果によって支柱が倒れるのを防止する
ことができる。
【0011】しかしながらこのように支柱同士を上端部
で連結してしまうと、その上部連結フレームが邪魔とな
って保管物を支柱の受棚に載せ、或いはそこから取り出
す際に支障が生じる。
【0012】そこで本発明では、隣接する支柱を全て上
部連結フレームにて連結するのではなく、各列ごとに1
つ置きで支柱同士を連結するようにし、且つ一方の列と
他方の列とで上部連結フレームによる連結位置を互い違
いとするように成したものである。このようにした場
合、一方の列において構築された門形の支持フレームと
対向する他列側の対応部分では支柱は門形の支持フレー
ムを構築しておらず、隣接する支柱の上端部間が開放さ
れた状態にある。
【0013】従ってその開放空間を通じてクレーン装置
により保管物を支柱の受棚に容易に挿入セットし、或い
はそこから取り出すことが可能となって、保管物の保管
或いは取出しを支障なく行うことができる。
【0014】請求項2の発明は、上記門形の支持フレー
ムを構築する支柱間でそれらの下端部同士を下部連結フ
レームにて連結したもので、これにより門形の支持フレ
ームの剛性を更に効果的に高めることができ、支柱によ
る保管物の支持力を高めることができる。
【0015】請求項3の発明は、一方の列と他方の列の
間で互いに対向する支柱同士を下端部において第二の下
部連結フレームにより互いに連結したもので、これによ
り支柱の剛性を更に高めることができる。
【0016】請求項4の発明は、上記支柱の上方におい
て支柱の配列方向及びこれと直角方向に走行するクレー
ン装置を設けたもので、本発明によれば、クレーン装置
が支柱上方において支柱の配列方向及びこれと直交する
方向に走行可能に設けられているため、保管物をそのク
レーン装置によって支障なく支柱の受棚に保管でき、或
いはそこから取り出すことができる。また本発明によれ
ば、単一のクレーン装置にて保管物の保管及び取出しを
行うことができるので設備を安価となすことができる。
【0017】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において、10は2列に配列された支柱
で、その配列方向に突出する状態で長手状の保管物(こ
の例では鋼材である)11を受けるための受棚12が上
下に多段に形成されている。
【0018】本例においては、一方の列(A列)におい
て隣接する支柱10同士が上端部において1つ置きに上
部連結フレーム14により互いに連結されており、それ
ら支柱10と上部連結フレーム14とで門形の支持フレ
ーム16が構築されている。
【0019】同様に他方の列(B列)においても、隣接
する支柱10同士が上端部において1つ置きに上部連結
フレーム14により連結され、それら支柱10及び上部
連結フレーム14によって、門形の支持フレーム16が
構築されている。
【0020】但しこれら門形の支持フレーム16は、A
列とB列とで互い違いとなるようにされており、例えば
A列において構築された門形の支持フレーム16に対向
するB列の対応部分については支柱10の上端部同士が
上部連結フレーム14にて連結されておらず、同部分が
開放状態とされている。
【0021】上記支柱10は、門形の支持フレーム16
を構築するもの同士で下端部が第1の下部連結フレーム
18にて互いに連結されている。更に支柱10は、保管
物11の長手方向に相対向するA列の支持フレーム16
とB列の支持フレーム16同士が、その下端部において
第2の下部連結フレーム20により互いに連結されてい
る。
【0022】図2に示しているように、支柱10の上方
には走行車24とリフト装置26とを有し、上記保管物
11を支柱10の配列方向及びこれと直角方向に移送可
能なクレーン装置28が設けられている。このクレーン
装置28は回転可能な爪30を有し、その爪30におい
て保管物11を保持可能とされている。
【0023】本例の立体保管棚装置にあっては、クレー
ン装置28にて保管物11を保持し、図1中矢印で示す
経路に従って各受棚12上に保管されている保管物11
を取り出すことができる。或いはまた逆の経路で保管物
11を移動させることにより、保管物11を各受棚12
上に受け渡し、保管することができる。
【0024】即ち各A列,B列において隣接する支柱1
0の上端部間の開放部分を通じて保管物11を運ぶこと
により、支障なくこれを受棚12上に保管し、或いはそ
こから外部に取り出すことができる。
【0025】以上のように本例によれば保管物11を各
受棚12に分散して保管可能であるため、求める保管物
11を容易に取り出すことができる。
【0026】また本例では各支柱10を上端部において
上部連結フレーム14で連結して門形の支持フレーム1
6を構築するようにしているため、上部連結フレーム1
4の補強効果によって支柱10が倒れるのを防止するこ
とができる。
【0027】更に本例では、一方の列において構築され
た門形の支持フレーム16と対向する他列側の部分では
門形の支持フレーム16が形成されておらず、隣接する
支柱10の上端部間が開放状態となっているため、その
開放空間を通じてクレーン装置28により保管物11を
支柱10の受棚12に容易に挿入セットし、或いはそこ
から取り出すことが可能であって、保管物11の保管或
いは取出しを支障なく行うことができる。
【0028】また上記門形の支持フレーム16を構成す
る支柱10,10間でそれらの下端部同士を第二の下部
連結フレーム18にて連結しているため、更には一方の
列と他方の列の間で互いに対向する支柱10,10同士
を下端部において第二の下部連結フレーム20により互
いに連結しているため、門形の支持フレーム16の剛性
を更に効果的に高めることができ、支柱10による保管
物11の支持力を高めることができる。
【0029】本例においては、クレーン装置28が支柱
10上方において支柱の配列方向及びこれと直交する方
向に走行可能に設けられているため、保管物11をその
クレーン装置28によって支障なく支柱10の受棚12
に保管でき、或いはそこから取り出すことができる。ま
た本例によれば、単一のクレーン装置28にて保管物1
1の保管及び取出しを行うことができるので設備を安価
とすることができる。
【0030】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である立体保管棚装置の要部
斜視図である。
【図2】図1の立体保管棚装置の概略全体構成図であ
る。
【図3】従来用いられている保管枠の説明図である。
【符号の説明】
10 支柱 12 受棚 14 上部連結フレーム 16 門形の支持フレーム 18,20 下部連結フレーム 28 クレーン装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼材等の長手状の保管物を保管する装置
    であって保管位置において該保管物の長手方向に該保管
    物よりも短い間隔を隔てて2列に複数の支柱を配設する
    とともに各支柱より該保管物の受棚を上下複数段で且つ
    該支柱の配列方向に突出させる状態で設け、且つ該支柱
    は各列ごとに隣接するもの同士を上端部で1つ置きに上
    部連結フレームにより連結して門形の支持フレームを構
    成し、且つ一方の列と他方の列とで該門形の支持フレー
    ムが互い違いとなるように前記上部連結フレームによる
    連結を行ったことを特徴とする立体保管棚装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記門形の支持フレ
    ームを構成する支柱間でそれらの下端部同士を下部連結
    フレームにて連結したことを特徴とする立体保管棚装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記一方の列
    と他方の列の、前記保管物の長手方向に対向する支柱同
    士を下端部において第二の下部連結フレームにより互い
    に連結したことを特徴とする立体保管棚装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2,3の何れかにおいて、前
    記支柱の上方において該支柱の配列方向及びこれと直角
    方向に走行する単一のクレーン装置を設けたことを特徴
    とする立体保管棚装置。
JP10858696A 1996-04-03 1996-04-03 立体保管棚装置 Pending JPH09272612A (ja)

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JP (1) JPH09272612A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011105399A (ja) * 2009-11-12 2011-06-02 Daido Steel Co Ltd 自動ビレット保管搬送装置
JP2015178396A (ja) * 2014-03-18 2015-10-08 修平 向本 門型運搬格納装置、及び自動格納・取出し式の資材収容庫

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