JPH09272077A - 腕輪型工具落下防止具 - Google Patents
腕輪型工具落下防止具Info
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- JPH09272077A JPH09272077A JP8108538A JP10853896A JPH09272077A JP H09272077 A JPH09272077 A JP H09272077A JP 8108538 A JP8108538 A JP 8108538A JP 10853896 A JP10853896 A JP 10853896A JP H09272077 A JPH09272077 A JP H09272077A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25H—WORKSHOP EQUIPMENT, e.g. FOR MARKING-OUT WORK; STORAGE MEANS FOR WORKSHOPS
- B25H3/00—Storage means or arrangements for workshops facilitating access to, or handling of, work tools or instruments
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
- Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
Abstract
できるとともに、非使用時には手首に巻いておき、作業
時に確実に使用して安全性を図れるようにする。 【解決手段】 紐状体1の一端側に、工具に連結解除可
能に連結するフック3を設け、一方、他端側に環状部4
を備え、その環状部4に紐状体1を摺動状態で挿通し、
かつ、環状部4に、フック3を連結解除可能に連結する
環状部材5を取り付け、そして、紐状体1を織物で構成
して外表面の全面を粗面に形成するとともに、紐状体1
の長さを、手首の周囲長さの2倍程度の長さ(約40cm)
に設定し、工具の使用時には、紐状体1にフック3によ
り工具2を連結し、不測の落下を防止して安全に使用
し、一方、昼休みなどのような工具の非使用時には、紐
状体1を手首に巻き、フック3を環状部材5に連結して
常備しておき、作業再開時に忘れることが無いようにす
る。
Description
用機械などの組立解体作業とか、設備機器の据付け作
業、更には、それらのメンテナンス作業などのように高
所や脚立を用いての工具による作業などを行うときに使
用する腕輪型工具落下防止具に関する。
具による作業などを行うときに用いる工具落下防止具と
しては、従来、実開平5−49272号公報に開示され
ているものがあった。
て工具が落下したときの衝撃を吸収する衝撃吸収部を備
えた部材と、伸縮性の小さい紐状部とから構成されてい
る。衝撃吸収部を備えた部材の一端側には、安全ベルト
に連結するベルト連結具が取り付けられ、他端側には、
紐状部の一端側に備えられた分離フックが連結解除可能
に連結され、紐状部の他端側には工具が連結されてい
る。このような構成により、衝撃吸収部を備えた部材と
紐状部とを介して工具を安全ベルトに連結し、工具が不
測に落下しても安全を図れるようになっている。
部を備えた部材から外し、一端側に工具が連結された紐
状部を手首に何重にも巻いた状態でも使用できるように
なっている。
紐状部を手首に巻いて使用するものの場合、安全ベルト
に連結して使用するものとの兼用構成であるために、紐
状部を手首に何重にも巻かなければならず、極めて使い
勝手が悪いものであった。そこで、手首に巻いて専用に
使用するためには、紐状部の長さを短くすれば良いこと
になるが、そのように短くしたとしても、従来例のもの
では、分離フックの大きな開口内に紐状部が挿通されて
おり、工具の使用中に紐状部が緩みやすくて使い勝手が
悪く、また、不測に外れる場合が有るなど安全性が低い
欠点があった。
紐状部を手首から外しておく構成になっており、昼休み
後の作業再開後に作業場所などでいちいち探さなければ
ならないようなこともあり、この点でも使用上不便であ
り、どうしてもこのような落下防止具を使わずに作業を
行いがちになり、安全性を期する上で改善の余地があっ
た。
たものであって、請求項1に係る発明の腕輪型工具落下
防止具は、各種の工具に連結して緩みを発生せずに使用
できるとともに、非使用時には手首に巻いておき、作業
時に確実に使用して安全性を図れるようにすることを目
的とし、そして、請求項2に係る発明の腕輪型工具落下
防止具は、緩みの発生をより一層良好に防止できるよう
にすることを目的とする。
上述のような目的を達成するために、紐状体の一端側
に、工具に連結解除可能に連結するフックを設けた腕輪
型工具落下防止具において、紐状体の長さを手首の周囲
長さの 1.7倍以上で4倍以下の長さにするとともに、紐
状体の他端側に、紐状体を摺動状態で挿通する環状部を
備え、その環状部に、フックを連結解除可能に連結する
環状部材を取り付け、少なくとも環状部の内周側外表面
と、紐状体の環状部から手首の周囲長さになる箇所およ
びその近辺部分の外表面それぞれを、摺動抵抗を付与す
る粗面に形成して構成する。
下防止具は、請求項1に係る発明の腕輪型工具落下防止
具における環状部材の外表面に粗面を形成して構成す
る。
構成によれば、紐状体を摺動状態で環状部に通してお
き、それによって形成されるループ部分に手を通し、紐
状体を引っ張ることにより、手首から外れないように巻
き掛けておく。一方、紐状体の一端側に設けられたフッ
クを、使用する所望の工具に連結し、高所などでの各種
の作業を行うときに、工具の落下を防止することができ
る。このときに、環状部の内周側外表面と紐状体の外表
面それぞれに形成された粗面どうしの摺動抵抗によって
緩みを防止できる。また、非作業時には、フックを工具
から外し、紐状体を手首に巻き、フックを環状部材に連
結することにより、腕輪のようなファッション感覚で、
昼休みなどでも手首に巻いて常備しておくことができ
る。
下防止具の構成によれば、環状部材の外表面に形成され
た粗面によっても、紐状体の外表面に形成された粗面と
の間で摺動抵抗を付与することができる。
づいて詳細に説明する。
具の第1実施例の斜視図であり、紐状体1の一端側に、
工具2に連結解除可能に連結するフック3が設けられ、
一方、他端側に環状部4が備えられ、その環状部4に紐
状体1が摺動状態で挿通され、かつ、環状部4に、フッ
ク3を連結解除可能に連結する環状部材5が取り付けら
れ、腕輪型工具落下防止具が構成されている。
全面が粗面に形成されるとともに、紐状体1の長さが、
手首の周囲長さの2倍程度(約40cm)に設定され、か
つ、紐状体1の一端を折り返して縫い付けることにより
環状部4が形成され、図2の工具を連結した使用状態の
斜視図に示すように、紐状体1の一端側に形成されるル
ープ部分に手首を通し、手首に直に巻き付けて紐状体1
を締めた状態で、紐状体1の外表面と環状部4の内周面
との間で比較的大きな摺動抵抗が生じ、緩みが発生しに
くいように構成されている。
の 1.7倍以上で4倍以下の長さに設定される。 1.7倍未
満では工具2を使用するときに引っ張られる状態になっ
て扱いづらくなるとともに、工具2を使用しないときに
腕に巻きづらくなる。一方、4倍を越えるとタルミ部分
が邪魔になるからである。後述するように、使用する工
具としては、手先側で連結される工具や手元側で連結さ
れる工具など各種のものがあり、通常、手先側および手
元側で連結する工具のいずれにも適用できるような長さ
に設定されるが、予め、長めのものと短めのものとを準
備しておき、主として使用する工具が手先側で連結する
工具である場合には長めのものを使用し、一方、主とし
て使用する工具が手元側で連結する工具である場合には
短めのものを使用するようにしても良い。
付けとによってリング6が取り付けられ、そのリング6
にフック3が所定の軸芯P周りで回転自在に取り付けら
れ、紐状体1が捩じられること無く工具2を使用できる
ように構成されている。
体7に、J字形状の係止部材8を揺動可能に取り付けて
構成され、かつ、フック本体7にロックピン9を介して
固定するように構成されている。ロックピン9は、フッ
ク本体7に内蔵のスプリング(図示せず)によって突出
側に移動するように弾性付勢され、係止部材8を係止位
置に揺動することにより、弾性付勢力に抗してロックピ
ン9に容易にロックし、一方、ロックピン9を弾性付勢
力に抗して引っ張ることにより固定を解除できるように
構成されている。
述したように、図2に示すように、一端側を手首に巻い
た紐状体1の他端側にフック3により、モンキーレンチ
などの所望の工具2を連結し、不測の落下を防止して安
全に使用でき、一方、昼休みなどのような工具2の非使
用時には、図3の非使用状態を示す斜視図に示すよう
に、工具2との連結を解除し、紐状体1を手首に巻き、
フック3を環状部材5に連結して常備しておき、作業再
開時に忘れることが無いようにできる。
れるとともに模様が付され、非使用時の腕輪状態にあっ
て違和感を感じさせないようにファッショナブルに構成
されている。
2として、ケレン用のハゴ板およびボルトの打撃締付用
のハゴ板などのように、係止部材8を挿入するには小さ
い穴10しか無いようなものを使用する場合には、その
穴10に取り付けリング11を連結し、その取り付けリ
ング11にフック3を連結するようにすれば良い。
に、工具2として、ドライバーなどのように、係止部材
8を挿入する穴が無いものを使用する場合には、その柄
部分にストッパーゴム12を介して回転リング13を取
り付けるとともに、その回転リング13に取り付けリン
グ11を連結し、その取り付けリング11にフック3を
連結するようにすれば良い。
斜視図に示すように、ハンマー[図6の(a)]、菊形
打撃スパナ[図6の(b)]、ペンチ[図6の(c)]
とか、また、図示しないが、ラチェットスパナ、ラチェ
ットハンドル、片口スパナ、両口スパナ、メガネスパ
ナ、ソケットレンチ、ニッパーなど各種のものが挙げら
れる。
あり、環状部材5が、紐状体1と同材質の織物で構成さ
れ、紐状体1に対し、環状部4の内周面とともに環状部
材5の外周面の粗面によっても摺動抵抗を付与し、緩み
発生をより良好に防止できるように構成されている。
あり、第1実施例と異なるところは次の通りである。す
なわち、図8の(a)に示すように、J字形状のフック
部分7aを備えたフック本体7に、アーム部材14が揺
動可能に設けられ、このアーム部材14とフック本体7
との間に圧縮コイルスプリング15が介装され、アーム
部材14の先端をフック部分7aの先端側に当接するよ
うに付勢されている。これにより、工具や環状部材や取
り付けリング11などに連結するときに、図8の(b)
に示すように、アーム部材14の先端を圧縮コイルスプ
リング15の弾性復元力に抗してフック部分7aの先端
側から離れるように押圧し、フック3を連結しやすいよ
うに構成されている。他の構成は、第1実施例と同じで
ある。
環状部4の全面のいずれをも同材質の織物で構成するこ
とにより粗面に形成しているが、手首に巻いた状態で互
いに摺動する箇所、すなわち、少なくとも環状部4の内
周側外表面と、紐状体1の環状部4から手首の周囲長さ
になる箇所およびその近辺部分の外表面それぞれを粗面
に形成すれば良く、部分的に粗面を有する部材で形成し
たり、別途接着剤や縫い付けなどにより付設して粗面に
形成するなど、各種の構成が採用できる。
明の腕輪型工具落下防止具によれば、紐状体の一端で形
成されるループ部分を手首に巻き掛け、他端側に設けら
れたフックに工具を連結し、高所などでの各種の作業を
行うときに、工具の不測の落下を防止することができ、
しかも、環状部の内周面と紐状体の外表面それぞれに形
成された粗面どうしの摺動抵抗によって緩みを防止でき
るから、紐状体が手首から外れることを良好に防止で
き、安全性を向上できるようになった。殊に、紐状体を
手首に直に巻き付けてその弛みの発生を防止できるか
ら、例えば、ジャンパーのような厚手の袖や作業用手袋
を着用して作業を行うときに、不測に袖や作業用手袋の
外側になるように弛んで紐状体が手首から外れるといっ
たことを防止でき、実用上極めて有用である。
し、紐状体を手首に巻いてフックを環状部材に連結し、
腕輪のような感覚で、昼休みなどでも手首に巻いて常備
できるから、作業再開時に忘れることを回避でき、作業
時に確実に使用して安全性をより向上できるようになっ
た。
下防止具によれば、環状部材の外表面に形成された粗面
によっても、紐状体に摺動抵抗を付与できるから、緩み
の発生をより一層良好に防止でき、安全性をより一層向
上できるようになった。
例の斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 紐状体の一端側に、工具に連結解除可能
に連結するフックを設けた腕輪型工具落下防止具であっ
て、 前記紐状体の長さを手首の周囲長さの 1.7倍以上で4倍
以下の長さにするとともに、前記紐状体の他端側に、前
記紐状体を摺動状態で挿通する環状部を備え、その環状
部に、前記フックを連結解除可能に連結する環状部材を
取り付け、少なくとも前記環状部の内周側外表面と、前
記紐状体の前記環状部から手首の周囲長さになる箇所お
よびその近辺部分の外表面それぞれを、摺動抵抗を付与
する粗面に形成したことを特徴とする腕輪型工具落下防
止具。 - 【請求項2】 請求項1に記載の環状部材の外表面に粗
面を形成してある腕輪型工具落下防止具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8108538A JP2866052B2 (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | 腕輪型工具落下防止具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8108538A JP2866052B2 (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | 腕輪型工具落下防止具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09272077A true JPH09272077A (ja) | 1997-10-21 |
JP2866052B2 JP2866052B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=14487359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8108538A Expired - Fee Related JP2866052B2 (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | 腕輪型工具落下防止具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2866052B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102152280A (zh) * | 2011-05-05 | 2011-08-17 | 林勇 | 一种工具防掉装置 |
JP2011230246A (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-17 | Disco Corp | 工具補助具 |
WO2012094029A1 (en) * | 2011-01-07 | 2012-07-12 | Moreau Darrell A | Retrofit system for tethering a hand tool |
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PL423918A1 (pl) * | 2017-12-15 | 2019-06-17 | Monika Zielińska | Ochraniacz do pęset |
WO2021206957A1 (en) * | 2020-04-09 | 2021-10-14 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Conduit reamer |
-
1996
- 1996-04-03 JP JP8108538A patent/JP2866052B2/ja not_active Expired - Fee Related
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EP2864080A4 (en) * | 2012-06-25 | 2016-03-09 | Darrell A Moreau | RETROFIT SYSTEM FOR ATTACHING A HAND TOOL |
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WO2021206957A1 (en) * | 2020-04-09 | 2021-10-14 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Conduit reamer |
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Publication number | Publication date |
---|---|
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