JP3095708B2 - ペット用曳き綱 - Google Patents

ペット用曳き綱

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JP3095708B2
JP3095708B2 JP09122094A JP12209497A JP3095708B2 JP 3095708 B2 JP3095708 B2 JP 3095708B2 JP 09122094 A JP09122094 A JP 09122094A JP 12209497 A JP12209497 A JP 12209497A JP 3095708 B2 JP3095708 B2 JP 3095708B2
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智子 藤原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主として犬の首
環などにナス環などの留め具を介して連結するペット用
曳き綱の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の曳き綱の一例を示す斜視
図である。なお同図は曳き綱の全体を示しているが、長
い紐部は中間のA部分で切断して短く表わしている。曳
き綱1は、把持部2と継手3と紐部4及びフック5とか
らなる。そして前記把持部2は、太く編み込んだ帯状材
からなり、接着部2cを介して、手首が挿入可能な輪状
部2a(実線で表わす)と、前記継手3を繋止する小輪
部2bとが設けられている。またこの把持部2の輪状部
2aには、連結具6を介在させてあり、この連結具6
は、把持部2の一端に連結した差込部6aと該把持部2
の他端に連結した受部6bとからなり、前記差込部6a
を、図3の実線の如く、受部6b内に差し込むと、差込
部6aの先端の突起6cが受部6b内の突条に係止して
連結し把持部2が輪状となり、又、受部6bの弾性の爪
片6dを弾性に抗して押圧すると、該爪片6dにより前
記突起6cが前記突条との係止を解除して図3の鎖線の
如く差込部6aが受部6bから離間する。従ってこの離
間した状態で把持部2を木や手摺り等に回し前述の如く
差込部6aを受部6bに係止して結着すると、該把持部
2の輪状部2aにおいて木や手摺り等に引掛かった状態
でペットをつないでおくことができる。また、前記継手
3は、通孔3aを有する座環3bの両側からU字状輪環
3cを溶着した雌環3dと、前記通孔3aに遊嵌する軸
3eを突設した円板3fからU字状輪環3gを溶着した
雄環3hとからなり、前記軸3eを前記通孔3aに挿入
後、該軸3eの端部に膨大部3iを形成してそれら雌環
3dと雄環3hとを回動自在に係止している。また紐部
4は前記把持部2より細い長尺の編紐で形成され、一端
部が前記雄環3hの輪環3gに繋止されると共に、他端
部が前記フック5に繋止されている。尚、該フック5は
図示していない首輪又は胴輪のリングに係着される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記のような従
来の曳き綱では、部品数が多くて構造が複雑であり、か
つペットの行動の自由度が悪く、かつ、ほどけ易くて危
険性が大であるなどの欠点があった。
【0004】この発明は以上のような従来の欠点に鑑み
てなされたもので、立木などにつなぐのに作業がし易く
かつ安全性にすぐれ、かつ使い易くて耐久性が強くコス
ト的にも安価なペット用曳き綱を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るペット用曳き綱は、適宜長さの紐の両端の留め具に各
々掛け金具を回転自在に取付けてなる曳き綱本体部分
と、適宜長さの紐の両端に各々掛け金具を取付けてなる
持ち手部分が、分離したセパレート型に構成され、上記
曳き綱本体部分の一方の掛け金具に上記持ち手部分の両
方の掛け金具が係脱自在に接続されるように組合せ構成
したものである。
【0006】この発明の請求項2に係るペット用曳き綱
は、曳き綱本体の両端の掛け金具は各々ナス環であり、
持ち手部分の両端の掛け金具は各々金輪としたものであ
る。
【0007】この発明の請求項3に係るペット用曳き綱
は、曳き綱本体の両端の掛け金具は各々ナス環であり、
持ち手部分の一方または両方の掛け金具はナス環とした
ものである。
【0008】この発明の請求項4に係るペット用曳き綱
は、曳き綱本体部分が伸縮可能で長さを調整し得るよう
に構成されている。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるペ
ット用曳き綱を示すものである。曳き綱本体部分11
は、例えば長さ約1m程度の薄い帯状材料でなる紐部分
11aと、この紐部分11aの両端に各々連結されたほ
ぼ四角形の留め具11b,11cを介して回転自在に装
着された2個の掛け金具のナス環11d,11eとから
構成されている。そしてこの曳き綱本体部分11とは別
に分離した持ち手部分12を有し、この持ち手部分12
は、例えば長さ約20cm程度の紐部分12aと、その両
端に各々取付けられた掛け金具でなるリング状金輪12
b,12cで構成されている。従って、本発明品は、曳
き綱本体部分11とその先の持ち手部分12とがセパレ
ート型に構成されているのが特徴である。
【0010】次に上記構成における使用の態様について
説明する。使用に当っては、曳き綱本体11の紐部分1
1aの先に取付けられているナス環11d,11eのい
ずれか(ここでは11dとする)を従来どおり例えば犬
の首環の金具に係合して取付け、他方のナス環11e
に、上記持ち手部分12の紐部分12aを輪型にしてそ
の両方の金輪12b,12cを共にはめ込み係合して図
1のように連結する。そして普段は上記輪型の持ち手部
分12に手を通して犬の散歩などに用いるものである
が、ショッピングなどで、一時、立木やポールなどにく
くりつけておく必要性ができたときには、図2のように
一たん上記持ち手部分12の片方の金輪12bを上記ナ
ス環11eから外し、この持ち手部分12の紐部分12
aを木やポールなどにまわしてのち、もう一度外した方
の金輪12bを元通りに上記ナス環11eに嵌め込み係
合することによって、容易につなぐことが可能となる。
【0011】なお、持ち手部分12の紐部分12aは、
曳き綱本体11の紐11aと色違いのものを使用してカ
ラー分けが可能である。
【0012】また、持ち手部分の一方または両方の金輪
はナス環であってもよい。
【0013】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1に係る
曳き綱によれば、特に、耐久性、安全性及び実用性にお
いて次のような効果がある。 (1) 本発明は、紐本体部分と持ち手部分がセパレートで
着脱自在に構成されているので、どちらかの部分が損傷
した場合、別個に取替えることが可能である。即ち、本
発明品の場合、セパレートに構成されているので、比較
的安価な持ち手部分だけを取り替えれば足り、しかも簡
素な構造の2部品からなっているので、従来品のように
一体物のものにくらべて製作がし易くコスト安で、非常
に経済的である。およそペット用曳き綱においては、使
っている間にどうしても持ち手の部分が摩耗しやすく、
この場合、従来品であれば、持ち手と紐本体部分が一体
型になっているので、一部、つまり持ち手部分だけが傷
んでも丸ごと捨てなければならなず、従って非常に不経
済であった。また、紐本体部分と持ち手部分を色違いで
製作してカラー分けも自由にでき意匠的効果も付与し得
る。さらにまた、紐本体部分と持ち手部分を簡単かつ操
作の容易な金具で確実に着脱できる構成としたので、例
えば子供や老人或いは視力の弱い人など、細かい手先の
動作のおぼつかない人にも貢献できる。以上のように、
コスト面、構造面の改善により、幅広い消費者へ、より
安全かつ安価なペット用具を提供できる。 (2) 紐本体に対して、ペットの首輪に取付ける部分と持
ち手部分が共に回転自在のナス環とつながれており、つ
まりこの両方の接続部分が共に自由に回転するので、ど
の方向からの力にも自在に対応し、従来の曳き綱のよう
に、ペットが動いてねじれたり、絡んだりするおそれは
全くない。さらに引きによってかかってくるショックを
持ち手の連結部分で緩衝する効果があるので、驚いたり
して突発的に犬が何かを見つけて走り出した場合、ショ
ックで飼主の手から紐が離れたり、摩擦で手にすり傷を
負うことも免れる。なおこれは、くくりつけている場合
にも同様のことが言える。 (3) また上述した従来品の連結具6などの場合、構造
上、一方向の力にしか耐えられず、例えば犬などの急激
な動作で斜めねじれの方向の力が加わることにより、は
ずれたり、割れて破損する恐れがある。またこの止め具
が破損した場合、修繕や再成が困難であり、この場合も
上述したと同様に丸々廃棄されなければならない。この
点本発明では、360°どの角度からの衝撃(ショッ
ク)にも対応し、持ち手部分が持ち手や木などから外れ
るおそれは全くなく、非常に安全である。そしてこのよ
うな安全性にすぐれているということは、当然予想され
る事態、つまり犬が離れて他人に迷惑をかけるなどの突
発的事故を防止できるという点で、この種商品にとって
は重大な要素である。即ち、本発明によれば、飼い主の
安心感を高め、かつペットの紐から伝わる摩擦によるス
トレスを取り除くという二重の効果が期待できる。な
お、従来品の場合、フック5が紐部4に対して回転しな
いため、ねじれが円滑に解消されず、傷みやすくかつシ
ョックをもろに受けやすいという欠点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態を示す斜面図であ
る。
【図2】 この発明の実施の形態の使用状態を示す説明
図である。
【図3】 従来のペット用曳き綱を示す一部切欠の概略
図である。
【符号の説明】
11 曳き綱本体部分、11a 紐部分、11b,11
c 留め具、11d,11e ナス環、12 持ち手部
分、12a 紐部分、12b,12c 金輪。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜長さの紐の両端の留め具に各々掛け
    金具を回転自在の状態で取付けてなる曳き綱本体部分
    と、適宜長さの紐の両端に各々掛け金具を取付けてなる
    持ち手部分とが、分離したセパレート型に構成され、上
    記曳き綱本体部分の一方の掛け金具に上記持ち手部分の
    両方の掛け金具が係脱自在に接続されるように組合せ構
    成したことを特徴とするペット用曳き綱。
  2. 【請求項2】 曳き綱本体の両端の掛け金具は各々ナス
    環であり、持ち手部分の両端の掛け金具は各々金輪であ
    る請求項1記載のペット用曳き綱。
  3. 【請求項3】 曳き綱本体の両端の掛け金具は各々ナス
    環であり、持ち手部分の一方または両方の掛け金具はナ
    ス環である請求項1記載のペット用曳き綱。
  4. 【請求項4】 曳き綱本体部分が伸縮可能で長さを調整
    し得るように構成されていることを特徴とする請求項1
    乃至3記載のペット用曳き綱。
JP09122094A 1997-05-13 1997-05-13 ペット用曳き綱 Expired - Lifetime JP3095708B2 (ja)

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JPH10309146A JPH10309146A (ja) 1998-11-24
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GB2458668A (en) * 2008-03-27 2009-09-30 Nicholas Stewart Matthews Animal leash with openable handle
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