JPH09271965A - パターニング装置 - Google Patents

パターニング装置

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JPH09271965A
JPH09271965A JP8106296A JP10629696A JPH09271965A JP H09271965 A JPH09271965 A JP H09271965A JP 8106296 A JP8106296 A JP 8106296A JP 10629696 A JP10629696 A JP 10629696A JP H09271965 A JPH09271965 A JP H09271965A
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JP
Japan
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gas
peripheral wall
rotating
nozzle
groove
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Application number
JP8106296A
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English (en)
Inventor
Yasuo Kagawa
靖夫 香川
Shinji Fukui
慎二 福井
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NIPPON DENRO Manufacturing
NUMATA KK
Nippon Denro Mfg Co Ltd
Original Assignee
NIPPON DENRO Manufacturing
NUMATA KK
Nippon Denro Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークに迅速かつ確実に美しい仕上がりのパ
ターンを施す装置を提供することにある。 【解決手段】 高速気体Gを噴出する噴射ノズル1を、
レーザー光Sを出射する出射光学部2の軸心O廻りに回
転自在として、設け、レーザー加工進行方向35とは逆の
後方位置に噴射ノズル1を回転させて高速気体Gを噴出
するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属又は非金属製
ワークに文字・図形・記号・模様等を施すパターニング
(Patterning)装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図7に示すように、レーザー光48
とガス50にて、ワーク49の切断や溶接を行うレーザー加
工装置が用いられていた。切断加工の場合、ノズル47に
内装された光学部46からレーザー光48を出射してワーク
49表面49aを溶融し、レーザー光48を包囲するように噴
出されるガス50によって溶融部位を吹き飛ばしながらワ
ーク49を切断していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ワーク
49を切断するレーザー加工装置を(レーザー光48及びガ
ス50の出射を弱めて)パターニング(マーキング)に使
用すると、形成された溝の深さが均一とならず内面に凹
凸を生じると共に、溶融したワーク49の溶融部位がガス
50に吹き飛ばされず溝の両側へ盛り上がってバリを生じ
ていた。さらに、表面49aの加工部分が変色してしまう
こともあり、パターニング(マーキング)の仕上がりは
汚いものであった。
【0004】そこで、本発明は、迅速かつ確実に美しい
仕上がりの文字・図形・記号・模様等を施すパターニン
グ装置を提供することを目的とする。さらに、従来の加
工時に生じた(熱による)変形や、(機械加工による)
衝撃による破損・傷や、その他、材料の機械的性質の変
化(低下)を防止することを、他の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係るパターニング装置は、高速気体を噴
出する噴射ノズルを、レーザー光を出射する出射光学部
の軸心廻りに回転自在として、設け、レーザー加工進行
方向とは逆の後方位置に上記噴射ノズルを回転させて高
速気体を噴出するように構成したものである。
【0006】また、第1気体流路を有する中空の固定周
囲壁と、該固定周囲壁の内部に挿入されてレーザー光を
集光して外部へ出射する出射光学部と、上記固定周囲壁
に回転自在に外嵌されると共に上記第1気体流路に連通
する第2気体流路を有する回転周囲壁と、該回転周囲壁
の第2気体流路に連通連結する噴射ノズルと、上記回転
周囲壁を回転させるサーボモーターと、を出射部に備
え、さらに、上記出射部を二次元乃至三次元的に移動さ
せる出射部移動手段と、を具備し、レーザー加工進行方
向とは逆の後方位置に上記噴射ノズルを回転させて高速
気体を噴出するように上記サーボモーターの回転を制御
するサーボモーター制御手段を設けたものである。
【0007】また、レーザー光の焦点と高速気体の吹付
交点とが一致すると共に、出射光学部の軸心に対して20
°≦θ≦60°の角度をもって上記高速気体を噴出させる
ように噴射ノズルを配設したものである。
【0008】また、噴射ノズルの回転が出射部の移動と
連動するように、サーボモーター制御手段を出射部移動
手段の制御部に接続したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づき、本発明を詳説する。
【0010】図1は、本発明に係るパターニング装置の
実施の一形態を示し、同図(イ)は正面図、(ロ)は平
面図である。このパターニング装置は、噴射ノズル1が
設けられた出射部Aと、出射部Aを二次元乃至三次元的
に移動させる出射部移動手段Eと、サーボモーター制御
手段7と、を備えている。この出射部移動手段Eとサー
ボモーター制御手段7について、詳しくは後述する。
【0011】出射部Aは、図2の一部破断正面図と図3
の平面図に示すように、第1気体流路8を有する中空の
固定周囲壁4と、固定周囲壁4に挿入されてレーザー光
Sを集光して外部へ出射する出射光学部2と、固定周囲
壁4に回転自在に外嵌されると共に第1気体流路に連通
する第2気体流路9を有する回転周囲壁5と、回転周囲
壁5の第2気体流路9に連通連結する噴射ノズル1と、
回転周囲壁5を回転させるサーボモーター3と、を備え
ている。つまり、高速気体Gを噴出する噴射ノズル1
を、レーザー光Sを出射する出射光学部2の軸心O廻り
に回転自在として設け、レーザー加工進行方向35とは逆
の後方位置に噴射ノズル1を回転させて高速気体Gを噴
出するように構成したものである。
【0012】具体的に説明すると、正面視L字型の取付
板18の水平部18a下面に、出射光学部2が固着されてい
る。この出射光学部2は、ミラーやレンズ等を備えてお
り、光ファイバーケーブル11又はミラー導光機構と接続
されている。なお、出射光学部2は、光ファイバーを通
じて送られたレーザー光───例えば、YAGレーザー
やCO2 レーザー等───を出射光学部2下部で集光
し、焦点Pを形成する。
【0013】また、この出射光学部2の軸心Oを同一軸
心とすると共に出射光学部2を外嵌するように、円筒型
の固定周囲壁4が取付板18の下面に固着されている。固
定周囲壁4は、外周面の上下の中間付近に大きな段付部
12を有し、上記第1気体流路8が段付部12から上端面13
まで貫設されている。なお、第1気体流路8上部は、
(図外の)エアー供給部からの配管部14に連通連結され
ている。
【0014】また、回転周囲壁5は、内面の下部に固着
された軸受10,10を介して固定周囲壁4に外嵌状に連結
されているため、固定周囲壁4に対して回転自在であ
る。また、回転周囲壁5の内面には、固定周囲壁4の段
付部12に対向しかつ所定間隙をもって段付部15が設けら
れている。これによって───即ち、固定周囲壁4の外
周面及び段付部12と回転周囲壁5の内面及び段付部15と
によって───環状空隙部16が形成され、固定周囲壁4
の第1気体流路8に連通している。
【0015】さらに、回転周囲壁5は、その下端面17か
ら段付部15まで上記第2気体流路9が貫設されており、
これにより、第1気体流路8と第2気体流路9が環状空
隙部16を介して連通されている。なお、回転周囲壁5内
面で環状空隙部16の上下両側には、気体漏れ止め用のO
リング19,19が設けられている。
【0016】くの字型の噴射ノズル1は、その基端37を
回転周囲壁5の第2気体流路9に連通連結されると共
に、先端38は出射光学部2の軸心Oに向けられている。
また、サーボモーター3は、取付板18水平部18aの上面
に固着され、そのシャフト20は取付板18を貫通して下方
突出状とされている。
【0017】また、サーボモーター3のシャフト20には
小歯車21が固着されていると共に、回転周囲壁5の外周
面上部には上記小歯車21に対応する大歯車22が固着され
ており、サーボモーター3の回転駆動力を回転周囲壁5
に伝達することができる。
【0018】しかして、サーボモーター3は、サーボモ
ーター制御手段7に接続されており、シャフト20の回転
を制御されている。つまり、回転周囲壁5及び噴射ノズ
ル1の軸心O廻りの回転は、制御手段7にて制御されて
いる。さらに、制御手段7は、(エアー供給部から高速
気体Gを送る)配管部14に設けられた電磁弁34と接続さ
れており、電磁弁34の開閉制御も行う。これによって、
噴射ノズル1が所定の動き(回転)をしながら所定時─
──即ち、レーザー光Sが出射光学部2から出射される
レーザー加工時───に高速気体Gを噴出することがで
きる。
【0019】次に図1にもどって、出射部Aの噴射ノズ
ル1を二次元乃至三次元的に移動させる出射部移動手段
Eについて具体的に説明する。出射部移動手段Eは、同
図(イ)(ロ)に示す如く、支柱部23と、モーター25a
を有すると共に上下往復動する第1移動部25と、モータ
ー26aを有すると共に前後往復動する第2移動部26と、
モーター27aを有すると共に左右往復動する第3移動部
27と、を備えている。
【0020】第1移動部25は、支柱部23上部の外側面24
に長手方向に付設された第1レール部材29(例えば、ラ
ック部材)上を、モーター25aによって回転移動する図
示省略の車輪部(例えば、ピニオン部材)を備えてお
り、支柱部23に沿って上下往復動することができる。
【0021】また、第1移動部25の外側面28には棚部30
が固着され、また、この棚部30の上面には第2レール部
材31を有する水平部32が固着されている。そして、モー
ター26aの回転駆動力によって第2移動部26は、第2レ
ール部材31上を前後往復動可能とされている。
【0022】また、第2移動部26には、第3移動部27用
の第3レール部材33が設けられており、モーター27aの
回転駆動力によって第3移動部27が左右往復動可能とさ
れている。そして、上記出射部Aが、取付板18を介して
第3移動部27と連結されている。
【0023】上記説明の出射部移動手段Eには、第1、
第2、第3移動部25,26,27の移動を制御する制御部6
が備えられており、各モーター25a,26a,27aと接続
されている。つまり、この制御部6によって各モーター
25a,26a,27aは回転を制御され、第1、第2、第3
移動部25,26,27が夫々同時に移動し、出射部Aの噴射
ノズル1が二次元乃至三次元的に移動する。
【0024】さらに、噴射ノズル1の回転が出射部Aの
移動と連動するように、(上述の)サーボモーター制御
手段7を出射部移動手段Eの制御部6に接続している。
【0025】具体的には、図1と図4に示すように、レ
ーザー加工時に制御部6が出射部Aをワーク40近傍に移
動させると共に、制御部6からの電気的信号を受信した
サーボモーター制御手段7が、レーザー加工進行方向35
とは逆の後方位置に噴射ノズル1を回転させかつ電磁弁
34の開閉を制御して高速気体Gを噴出させる。
【0026】ここで、パターニング(マーキング)され
るワークを所定位置に保持するものとして、例えば、図
例(図1の仮想線)に示すようなワーク固定用装置Bを
用いるのも良い。このワーク固定用装置Bを簡単に説明
すると、上下揺動するアーム41と、コンベアー43と、を
備えており、パイプ状のワーク40をコンベアー43のロー
ラー44上に載置し、アーム41を揺動させて(アーム41先
端に設けられた)押え部42で押えてワーク40を挾持状に
固定する。
【0027】ローラー44の外周面は谷型であるため、ワ
ーク40を横ずれさせずに固定することができ、また、ア
ーム41が上下揺動するので大小のワーク40に対応でき
る。そして、ワーク40をコンベアー43に沿って長手方向
に移動させるには、例えば、押え部42のワーク40への当
接部位に、ワーク送り用の回転輪や回転ベルト等を設け
る。この場合、ワーク40が所定文字数マーキングされる
と所定分ワーク40が送られるように連動させるのが、望
ましい。なお、ワークが帯板状のものであれば、ローラ
ーを(軸心と平行な)棒状とすれば良い。なお本発明に
於て、ワーク40としては金属の他に、石、タイル等の非
金属にも応用できる。
【0028】しかして、図4に示す如く、出射部Aは、
出射光学部2から出射するレーザー光Sの焦点Pと、
( 360°回転可能な)噴射ノズル1から噴出する高速気
体Gの吹付交点とが一致するように設計されている(図
2参照)。また、出射光学部2の軸心Oに対して20°≦
θ≦60°の角度をもって高速気体Gを噴出させるように
噴射ノズル1を配設している。
【0029】従って、レーザー加工時に於て、進行方向
35とは逆の後方位置に噴射ノズル1を回転させて高速気
体Gを噴出するが、このとき、レーザー光Sの焦点Pに
よってワーク40表面40aが溶融すると共に、その溶融部
位を狙うように高速気体G───気体速度は 100〜 500
m/s ───が噴射され、溶融部位を吹き飛ばすので、
効果的にワーク40表面40aに溝36を形成することができ
る。なお、気体速度が100m/s よりも小であると、溶
融部位を十分吹き飛ばすことができず、 500m/s より
も大であると、現場環境が悪化する。
【0030】また、噴射ノズル1は、出射光学部2の軸
心Oに対して20°≦θ≦60°の角度をもって設けられて
いることから、θを小(20°〜30°)とすると、ワーク
40表面40aに対して噴射ノズル1(噴射ノズル1の軸
心)が鋭角となり、深い溝36を形成することができ、θ
を大(50°〜60°)とすると、バリ───ワーク溶融部
位の盛り上がり───が減少すると共に溝36の内面が平
滑で仕上がりの美しいものとなる。しかしながら、θが
20°よりも小であると、溶融部位が飛ばされ難く、その
ためバリの発生が多くなる。また、θが60°よりも大と
なると、溝が浅すぎてしまう。
【0031】なお、気体Gとしては、空気、N2 ガス、
2 ガス、H2 ガス、その他が使用され、O2 ガス(又
はH2 ガス)を使用した場合、深い溝(凹部)加工が可
能であり、N2 ガスでは溝(凹部)加工の深さは浅くな
るが、加工面は非常に綺麗な仕上がりとなり、空気で
は、O2 ガスとN2 ガスの中間の効果が得られ、実用的
である。
【0032】しかして、図5は、レーザー加工時の高速
気体Gの噴出方向を示し、図例の如く、レーザー加工進
行方向35とは逆の後方位置に回転移動した噴射ノズル1
から高速気体Gが噴出する。このとき、図5(イ)
(ロ)は直線状の溝加工を示し、出射部Aが進行方向35
を直進すると共に、噴射ノズル1が同方向35を維持しな
がら高速気体Gを噴射する。同図(ハ)(ニ)は曲線状
の溝加工であり、この場合、出射部Aの進行方向35が連
続的に変化するが、出射部Aの移動と連動して噴射ノズ
ル1が回転するので、進行方向35に追随する高速気体G
を噴出することができる。
【0033】また、図6は、他の実施の形態を示し、こ
れは、出射部AをロボットRのアーム45先端に取付けた
ものである。このようにすれば、(図1で説明した)ワ
ーク固定用装置Bで搬送されるワーク40へのレーザー加
工も行え、さらに、(図例の如く)コンベアーに載置で
きない大型及び形状のワーク40にも対応することができ
る。なお、上述同様に、制御部6とサーボモーター制御
手段7とを設け、出射部Aの移動と噴射ノズル1の回転
とを連動させる。
【0034】また、本発明は上述の実施の形態に限定さ
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由で
ある。
【0035】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されるので、次
に記載する効果を奏する。
【0036】(請求項1又は2記載のパターニング装置
によれば)レーザー加工進行方向35と、高速気体Gの噴
出方向が一致するため、レーザー光Sによるワーク40の
溶融部位が溝36の両側に堆積することなく吹き飛ばされ
る(バリの発生を抑制する)。従って、ワーク40表面40
aに形成された文字・図形・記号・模様等の仕上がり
が、美しいものとなる。さらに、ワークの熱変形及び機
械的性質の変化等を防止して、効率的に、かつ、高品質
のパターンを描きえる。特に、複雑に弯曲する曲線(自
由曲線ともいう)のパターニングを円滑・確実・迅速に
行い得る利点がある。
【0037】(請求項2又は4記載のパターニング装置
によれば)サーボモーター制御手段7を出射部移動手段
Eに接続することによって、噴射ノズル1が出射部Aに
連動する。即ち、曲線状の溝加工を行う場合、レーザー
加工進行方向35が連続的に変化しても、それに追随しな
がら(無段階に)高速気体Gを噴出することができる。
従って、角張らない滑らかな曲線の溝36を形成すること
ができると共に、複雑な文字や図形(自由曲線等)や記
号や、各種模様等のパターニングが美しく緻密な仕上が
りとなる。
【0038】また、出射部移動手段Eの制御部6にCA
D/CAMを用いて、マーキングしたい文字や図形等を
プログラムすれば、そのプログラムを出射部A及び噴射
ノズル1の位置制御にそのまま流用できるので、改めて
位置制御のプログラムをする必要がない。従って、プロ
グラム工程が簡略化できる。
【0039】(請求項2記載のパターニング装置によれ
ば)出射部Aはコンパクトであるため、ロボットRのア
ーム41等へ簡単に取付け(取外し)して使用することが
できる。従って、既存の出射部移動手段を用いての使用
も行い得る。
【0040】(請求項3記載のパターニング装置によれ
ば)レーザー光Sの焦点Pにてワーク40表面40aを溶融
すると共に、その溶融部位を狙うように高速気体Gが噴
射され、溶融部位を吹き飛ばすので、確実かつ効果的に
ワーク40表面40aに溝36を形成することができる。しか
も、噴射ノズル1は、出射光学部2の軸心Oに対して20
°≦θ≦60°の角度をもって配設されていることから、
θを小(20°〜30°)とすると、深い溝36を形成するこ
とができ、θを大(50°〜60°)とすると、バリ───
ワーク溶融部位の盛り上がり───が減少すると共に溝
36の内面が平滑となり、さらに仕上がりの美しいものと
なる。また、θを45°位に設定すると、この中間的な仕
上がりの溝36を形成することができる。さらに、気体G
の気体速度を調整することによって、溝深さの微妙な調
整を行い得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパターニング装置の実施の一形態を示
す構成説明図である。
【図2】出射部の一部破断断面図である。
【図3】出射部の平面図である。
【図4】レーザー加工状態を示す要部断面正面図であ
る。
【図5】レーザー加工状態を示す説明平面図である。
【図6】他の実施の形態を示す斜視図である。
【図7】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 噴射ノズル 2 出射光学部 3 サーボモーター 4 固定周囲壁 5 回転周囲壁 6 制御部 7 サーボモーター制御手段 8 第1気体流路 9 第2気体流路 35 進行方向 A 出射部 E 出射部移動手段 G 高速気体 O 軸心 P 焦点 S レーザー光

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高速気体Gを噴出する噴射ノズル1を、
    レーザー光Sを出射する出射光学部2の軸心O廻りに回
    転自在として、設け、レーザー加工進行方向35とは逆の
    後方位置に上記噴射ノズル1を回転させて高速気体Gを
    噴出するように構成したことを特徴とするパターニング
    装置。
  2. 【請求項2】 第1気体流路8を有する中空の固定周囲
    壁4と、該固定周囲壁4の内部に挿入されてレーザー光
    Sを集光して外部へ出射する出射光学部2と、上記固定
    周囲壁4に回転自在に外嵌されると共に上記第1気体流
    路8に連通する第2気体流路9を有する回転周囲壁5
    と、該回転周囲壁5の第2気体流路9に連通連結する噴
    射ノズル1と、上記回転周囲壁5を回転させるサーボモ
    ーター3と、を出射部Aに備え、さらに、上記出射部A
    を二次元乃至三次元的に移動させる出射部移動手段E
    と、を具備し、レーザー加工進行方向35とは逆の後方位
    置に上記噴射ノズル1を回転させて高速気体Gを噴出す
    るように上記サーボモーター3の回転を制御するサーボ
    モーター制御手段7を設けたことを特徴とするパターニ
    ング装置。
  3. 【請求項3】 レーザー光Sの焦点Pと高速気体Gの吹
    付交点とが一致すると共に、出射光学部2の軸心Oに対
    して20°≦θ≦60°の角度をもって上記高速気体Gを噴
    出させるように噴射ノズル1を配設した請求項1又は2
    記載のパターニング装置。
  4. 【請求項4】 噴射ノズル1の回転が出射部Aの移動と
    連動するように、サーボモーター制御手段7を出射部移
    動手段Eの制御部6に接続した請求項2記載のパターニ
    ング装置。
JP8106296A 1996-04-02 1996-04-02 パターニング装置 Pending JPH09271965A (ja)

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