JPH09271581A - 景品払出し装置 - Google Patents

景品払出し装置

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JPH09271581A
JPH09271581A JP8110463A JP11046396A JPH09271581A JP H09271581 A JPH09271581 A JP H09271581A JP 8110463 A JP8110463 A JP 8110463A JP 11046396 A JP11046396 A JP 11046396A JP H09271581 A JPH09271581 A JP H09271581A
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Katsuyuki Kato
勝幸 加藤
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Taito Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トレイに搭載されている景品を確実に払出し
口から払い出すことができる景品払出し装置を提供す
る。 【解決手段】 無端ベルトにトレイが搭載され、１４ａ
の位置にあるトレイは一定量前進し、一定時間停止す
る。これを繰り返すことにより１４ｂ〜１４ｈまでの位
置で一定時間停止して景品の払出しを行う。例えば１４
ｄ，１４ｅの位置にきたとき景品２０は落下する。トレ
イは連続して動いていないためトレイと底面との間に景
品を挟み込むことはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばゲームを行
って、所定以上の点数を出した場合等に景品を払い出す
ゲーム機等の景品払出し装置、さらに詳しくいえば、景
品を搭載したトレイを複数個無端ベルト上に配列し、ト
レイに傾斜を与えることにより搭載されている景品を落
下させて景品を払い出す景品払出し装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】本件出願人は、景品払出し装置を搭載し
たゲーム機として異なる種類の的当てゲームを組み合わ
せた複合カーニバルゲーム機（特願平７ー２９４７５
１）を既に提案している。この的当てゲーム機の払出し
装置は、所定点数以上に達したとき、プレイヤが景品選
択ボタンで景品を選択することにより、選択された景品
列の無端ベルトが回転し、トレイが傾斜してトレイ上の
景品が払出されるものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】図６に従来の景品払出
し装置の一例を示す。景品払出し時に上方に向いている
トレイ２８は次第に傾いていき下方に向きを変えていく
間に景品がトレイより離れて払い出される。景品を払出
し、反転したトレイは、景品払出し装置と底面との間に
確保された空間２７を戻っていく構造となっている。こ
の空間２７はトレイが戻るに十分な高さが確保されたも
のであるが、景品が誤って空間部分に入り込むことを防
止するためにトレイの上端と底面２６の間は景品の寸法
より小さくなっている。
【０００４】そのため、例えばトレイ２４の方向転換が
早すぎた場合には、トレイ２４に搭載されている景品２
５の落下が相対的に遅れるため底面２６とトレイ２４と
の間に景品２５が挟まれてしまうことがあった。本発明
の課題は、トレイに搭載されている景品を確実に払出し
口から払い出すことができる景品払出し装置を提供する
ことにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明による景品払出し装置は、景品を搭載したトレ
イを複数個無端ベルト上に配列し、前記トレイに傾斜を
与えることにより搭載されている景品を落下させて景品
を払い出す景品払出し装置において、景品を払い出すべ
くトレイに傾斜を与える場合、前記トレイを一定量前進
させた後、一定時間停止させる動作を繰り返すように構
成してある。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を詳しく説明する。図１は、本発明による景品払
出し装置を適用した的当てゲーム機の実施の形態を示す
斜視図である。図１において、ゲームフィールドＦの前
面左右のボール飛び出し防止用のネットは、一部のみ表
示し、大部分は表示しないで向こう側が見えるようにし
てある。このゲーム機は一つのストーリーに沿ってゲー
ムが進められるものである。
【０００７】１はコイン投入口，２は７セグメントのタ
イム表示部である。３はゲーム中に的に向かって投げら
れるボールでこの実施形態ではテニスボール位のビニー
ル製のボールである。４はターゲット（的）の一つで、
この実施形態ではボスキャラクタのオババである。５は
他の種類のターゲット（的）の一つで、この実施形態で
はデビルである。６はさらに他の種類のターゲット
（的）で、この実施形態ではコウモリである。７は７セ
グメントのスコア表示部である。９はゲーム終了を知ら
せるゲームオーバ表示部である。１０は景品排出を知ら
せる景品排出表示部である。１１は景品表示窓１２に見
えている景品の中から希望する景品を選択するための景
品選択（送出）ボタンである。
【０００８】図２は、図１の景品払出し装置の景品払出
し付近を示す斜視図である。景品は景品送出ボタン１１
ａ，１１ｂおよび１１ｃのいずれかを押すことにより排
出させることができる。この例は景品送出ボタン１１ｂ
を選択し、トレイが傾いて犬のぬいぐるみが排出されて
いる状態を示している。本発明による景品払出し装置
は、トレイが排出時に一定量進んで一定の時間止まり、
さらに一定量進んで一定の時間止まるという動作を繰り
返して反転動作を行うので、トレイが反転する以前に確
実に上記犬のぬいぐるみ等の景品が景品排出口１３より
落下しトレイと底面との間に挟まれることはない。
【０００９】図３は、本発明による景品払出し装置の実
施の形態を示す側面図である。図示しないモータにより
駆動させられる歯車２２ａおよび２２ｂに無端ベルト２
１が掛け渡されている。無端ベルト２１にはトレイ１４
〜１８が直列に配列されている。搬送路の各所にはセン
サ１９ａ，１９ｂおよび１９ｃが配置され、トレイ１４
〜１８の移動を検知している。センサ１９ａは１マス
（トレイの長さ分）動いたことを検知し、センサ１９ｂ
は５個のトレイがすべて排出可能になる位置にきたこと
を検知し、センサ１９ｃはトレイからすべての景品が排
出されたことを検知するものである。
【００１０】景品払出し時には、図示しない制御回路は
センサ１９ａまたは１９ｂがトレイを検出していること
を知ることにより（ａ）の位置にトレイがあることを確
認する。そして無端ベルト２１を駆動しトレイ１４を前
進させる。一定量すなわち一定時間ｔ1 （速度が判って
いるので、一定時間駆動することにより一定量進む）駆
動した後、一定時間ｔ2 だけ停止する。図４は、図３の
景品払出し装置のトレイの景品払出し時の位置を説明す
るための概略図である。上記最初の駆動によりトレイ１
４は１４ａの位置から１４ｂの位置まで進み停止する。
つぎに同じように一定時間ｔ1 モータを駆動して一定時
間ｔ2 だけ停止する。これにより１４ｃの位置まで進
む。
【００１１】この位置まで前進するとトレイ１４はかな
り傾いてくる。そして１４ｄから１４ｅの位置まで前進
したとき、景品２０が落下する。さらに前進して１４
ｆ，１４ｇ，１４ｈまで進んだところで景品排出動作は
終了する。この実施の形態では７回間欠駆動している。
図５は、景品払出し時の動作を説明するためのフローチ
ャートである。図示しない制御回路はゲーム開始時にカ
ウンタを０にリセットする（ステップ（以下「Ｓ」とい
う）５０１）。そして、ターゲットが倒れ加点されて所
定の点数に達したか否かを監視する（Ｓ５０２）。所定
の点数に達した場合には上述のようにセンサにより図３
の（ａ）の位置にトレイがあることを確認し、無端ベル
ト２１を０．１秒駆動しカウンタを＋１する（Ｓ５０
３，Ｓ５０４）。
【００１２】そして、０．８秒無端ベルト２１の駆動を
停止する（Ｓ５０５）。さらにカウンタ値が「７」（ト
レイが終了位置まで達する間欠駆動回数）になったか否
か判定する（Ｓ５０６）。カウンタ値が「７」になった
場合にはトレイが終了位置まできたと判断して景品排出
動作を停止する。カウンタ値が「７」になっていない場
合には、終了位置まで達していないとしてＳ５０３に戻
り，Ｓ５０３，Ｓ５０４およびＳ５０５の動作を繰り返
す。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、景品を搭
載したトレイを複数個無端ベルト上に配列し、前記トレ
イに傾斜を与えることにより搭載されている景品を落下
させて景品を払い出す景品払出し装置において、景品を
払い出すべくトレイに傾斜を与える場合、トレイを一定
量前進させた後、一定時間停止させる動作を繰り返すよ
うに構成してある。したがって、排出される景品はトレ
イと底面との間に挟まれることはなく、確実に景品排出
口から排出される。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による景品払出し装置を適用した的当て
ゲーム機の実施の形態を示す斜視図である。
【図２】図１の景品払出し装置の景品払出し付近を示す
斜視図である。
【図３】本発明による景品払出し装置の実施の形態を示
す側面図である。
【図４】図３の景品払出し装置のトレイの景品払出し時
の姿勢を説明するための概略図である。
【図５】景品払出し時の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図６】景品払出し時に景品がトレイとの間に挟まれて
景品が払いだされない状態を示す図である。
【符号の説明】
１…コイン投入口 ２…７セグメントのタイム表示部 ３…ボール ４…ターゲット（オババ） ５…ターゲット（デビル） ６…ターゲット（コウモリ） ７…スコア表示部 ９…ゲームオーバ表示部 １０…景品排出表示部 １１…景品選択ボタン １２…景品表示窓 １３…景品排出口 １４〜１８，２４…トレイ １９ａ，１９ｂ，１９ｃ…センサ ２０，２５…景品 ２１，２３…無端ベルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 景品を搭載したトレイを複数個無端ベル
    ト上に配列し、前記トレイに傾斜を与えることにより搭
    載されている景品を落下させて景品を払い出す景品払出
    し装置において、 景品を払い出すべくトレイに傾斜を与える場合、前記ト
    レイを一定量前進させた後、一定時間停止させる動作を
    繰り返すことを特徴とする景品払出し装置。
JP11046396A 1996-04-05 1996-04-05 景品払出し装置 Expired - Lifetime JP3685543B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09140928A (ja) * 1995-11-24 1997-06-03 Taito Corp 景品排出装置付きゲーム機
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JP2020175104A (ja) * 2019-04-22 2020-10-29 温州根旭電子科技有限公司 正答なら奨励するデジタルおもちゃ

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