JPH09270967A - 放送受信装置 - Google Patents
放送受信装置Info
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- JPH09270967A JPH09270967A JP8076238A JP7623896A JPH09270967A JP H09270967 A JPH09270967 A JP H09270967A JP 8076238 A JP8076238 A JP 8076238A JP 7623896 A JP7623896 A JP 7623896A JP H09270967 A JPH09270967 A JP H09270967A
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- wide
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- Television Systems (AREA)
- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 チャンネル番号などの部分オンスクリーン表
示の表示についてのオートワイド機能の誤動作を防止
し、部分オンスクリーン表示を所定の位置に正しく表示
させるようにする。 【解決手段】 無画部53を伴うレターボックス形式の
ワイド画面でしかもチャンネル番号などの部分オンスク
リーン表示55を表示するモードであるとき、制御手段
4が画面生成手段8を制御して無画部53の領域に疑似
映像56を生成付加し、疑似映像付加後の画面構成をア
スペクト比4:3と判断させて、オートワイド機能を停
止させ、疑似映像56を伴ったアスペクト比4:3の画
面構成52のままワイド画面54に表示する。
示の表示についてのオートワイド機能の誤動作を防止
し、部分オンスクリーン表示を所定の位置に正しく表示
させるようにする。 【解決手段】 無画部53を伴うレターボックス形式の
ワイド画面でしかもチャンネル番号などの部分オンスク
リーン表示55を表示するモードであるとき、制御手段
4が画面生成手段8を制御して無画部53の領域に疑似
映像56を生成付加し、疑似映像付加後の画面構成をア
スペクト比4:3と判断させて、オートワイド機能を停
止させ、疑似映像56を伴ったアスペクト比4:3の画
面構成52のままワイド画面54に表示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星、ケーブルま
たは地上波を経由して放送されるテレビ放送(主として
デジタル放送)を受信する放送受信装置のうち、表示画
面がアスペクト比16:9のワイド画面となっている放
送受信装置に係り、特に、ワイド放送の場合のオートワ
イド機能と部分的なオンスクリーン表示との相互関係処
理の技術に関するものである。
たは地上波を経由して放送されるテレビ放送(主として
デジタル放送)を受信する放送受信装置のうち、表示画
面がアスペクト比16:9のワイド画面となっている放
送受信装置に係り、特に、ワイド放送の場合のオートワ
イド機能と部分的なオンスクリーン表示との相互関係処
理の技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のデジタル放送の放送受信装置で
は、アスペクト比が16:9のワイド画面の映像を放送
するワイド放送が行われることが多くなってきている。
図7(a)に示すように、内側の長方形で示したレター
ボックス形式のワイド放送の画面構成51は、外側の長
方形で示したアスペクト比が4:3の通常放送の画面構
成52に対比すると、上下に映像信号のない無画部53
(ハッチングで示す)を伴うような状態となっている。
放送受信装置では、ビデオ端子の出力は上下に無画部5
3を伴うワイド放送の画面構成51となっている。ワイ
ド画面を有する放送受信装置(ワイドテレビ)では、無
画部53を検出することに基づいて形状変化の変換処理
を行って、図7(b)に示すアスペクト比16:9のワ
イド画面54にちょうど収まるようにしている。
は、アスペクト比が16:9のワイド画面の映像を放送
するワイド放送が行われることが多くなってきている。
図7(a)に示すように、内側の長方形で示したレター
ボックス形式のワイド放送の画面構成51は、外側の長
方形で示したアスペクト比が4:3の通常放送の画面構
成52に対比すると、上下に映像信号のない無画部53
(ハッチングで示す)を伴うような状態となっている。
放送受信装置では、ビデオ端子の出力は上下に無画部5
3を伴うワイド放送の画面構成51となっている。ワイ
ド画面を有する放送受信装置(ワイドテレビ)では、無
画部53を検出することに基づいて形状変化の変換処理
を行って、図7(b)に示すアスペクト比16:9のワ
イド画面54にちょうど収まるようにしている。
【0003】デジタル放送では、チャンネル数が非常に
多く、「100」から「999」までの3桁の数字を用
いる。そのチャンネル番号55を画面に表示するとき
は、図8のように画面の右上隅に表示されるのが一般的
である。このチャンネル番号55はオンスクリーンディ
スプレイ(OSD)処理によって生成され、画面右上隅
に表示されるのである。この他にも、アイコンやメッセ
ージの表示で、画面の一部のみを占有する部分的なオン
スクリーン表示がなされることがある。
多く、「100」から「999」までの3桁の数字を用
いる。そのチャンネル番号55を画面に表示するとき
は、図8のように画面の右上隅に表示されるのが一般的
である。このチャンネル番号55はオンスクリーンディ
スプレイ(OSD)処理によって生成され、画面右上隅
に表示されるのである。この他にも、アイコンやメッセ
ージの表示で、画面の一部のみを占有する部分的なオン
スクリーン表示がなされることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図8の画面
56がアスペクト比4:3の通常画面である場合に上記
のようなオンスクリーンディスプレイ処理を行う機種で
あると、図9(a)に示すように、受信したテレビ放送
が上下に無画部53を伴うワイド放送であった場合に、
チャンネル番号55のオンスクリーンディスプレイ処理
をアスペクト比4:3の通常画面56に対するのと同様
に行えば、放送受信装置の側で、ワイド放送の画面構成
51からワイド画面54にマッチングさせるべき前述の
図7(a)から(b)への画面構成変換処理であるオー
トワイド処理を行うと、図9(b)で符号55aで示す
ようにチャンネル番号55aが一部または全部、ワイド
画面54からはみ出してしまい、画面右上隅での正しい
位置に表示されないというオートワイド機能の誤動作を
生じる場合がある。
56がアスペクト比4:3の通常画面である場合に上記
のようなオンスクリーンディスプレイ処理を行う機種で
あると、図9(a)に示すように、受信したテレビ放送
が上下に無画部53を伴うワイド放送であった場合に、
チャンネル番号55のオンスクリーンディスプレイ処理
をアスペクト比4:3の通常画面56に対するのと同様
に行えば、放送受信装置の側で、ワイド放送の画面構成
51からワイド画面54にマッチングさせるべき前述の
図7(a)から(b)への画面構成変換処理であるオー
トワイド処理を行うと、図9(b)で符号55aで示す
ようにチャンネル番号55aが一部または全部、ワイド
画面54からはみ出してしまい、画面右上隅での正しい
位置に表示されないというオートワイド機能の誤動作を
生じる場合がある。
【0005】本発明は、このチャンネル番号などの部分
オンスクリーン表示の表示についてのオートワイド機能
の誤動作を防止し、部分オンスクリーン表示を所定の位
置に正しく表示させるようにすることを目的としてい
る。
オンスクリーン表示の表示についてのオートワイド機能
の誤動作を防止し、部分オンスクリーン表示を所定の位
置に正しく表示させるようにすることを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る放送受信装
置は、受信したテレビ放送がレターボックス形式のワイ
ド画面でありかつ部分オンスクリーン表示モードである
ときは、ワイド放送を通常放送として扱うためにレター
ボックス領域に対して疑似映像を付加し、これにより放
送受信装置でのオートワイド機能を停止させるので、あ
るいは、オートワイド処理をしたときに部分オンスクリ
ーン表示がワイド画面からはみ出さないように予めワイ
ド放送の映像領域内に移動させておくので、部分オンス
クリーン表示をワイド画面の所定の正しい位置に表示す
ることができる。
置は、受信したテレビ放送がレターボックス形式のワイ
ド画面でありかつ部分オンスクリーン表示モードである
ときは、ワイド放送を通常放送として扱うためにレター
ボックス領域に対して疑似映像を付加し、これにより放
送受信装置でのオートワイド機能を停止させるので、あ
るいは、オートワイド処理をしたときに部分オンスクリ
ーン表示がワイド画面からはみ出さないように予めワイ
ド放送の映像領域内に移動させておくので、部分オンス
クリーン表示をワイド画面の所定の正しい位置に表示す
ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係る請求項1の放送受信
装置は、受信したテレビ放送が無画部を伴うレターボッ
クス形式ワイド画面でありかつ部分オンスクリーン表示
モードであるときに、無画部領域に対して疑似映像を生
成付加する手段を備えることにより表示装置でのオート
ワイド機能を停止することを特徴としている。疑似映像
付加後のワイド放送は通常放送と同じとみなされてオー
トワイド処理を行わずにそのままワイド画面に表示され
ることになり、部分的なオンスクリーン表示の生成をア
スペクト比4:3の通常放送の場合と同様に行っても、
部分オンスクリーン表示はオートワイド機能の誤動作の
影響を受けることがなく、ワイド画面の所定の正しい位
置に表示されることになる。
装置は、受信したテレビ放送が無画部を伴うレターボッ
クス形式ワイド画面でありかつ部分オンスクリーン表示
モードであるときに、無画部領域に対して疑似映像を生
成付加する手段を備えることにより表示装置でのオート
ワイド機能を停止することを特徴としている。疑似映像
付加後のワイド放送は通常放送と同じとみなされてオー
トワイド処理を行わずにそのままワイド画面に表示され
ることになり、部分的なオンスクリーン表示の生成をア
スペクト比4:3の通常放送の場合と同様に行っても、
部分オンスクリーン表示はオートワイド機能の誤動作の
影響を受けることがなく、ワイド画面の所定の正しい位
置に表示されることになる。
【0008】本発明に係る請求項2の放送受信装置は、
上記請求項1において、部分オンスクリーン表示モード
が解除されたときに、疑似映像の生成を停止する手段を
備えたことを特徴としている。部分オンスクリーン表示
を表示する必要のないときは、疑似映像が消去されるの
で、それまで通常放送と見なされていたワイド放送が本
来のとおりにワイド放送と認識され、オートワイド処理
によりそのワイド放送はワイド画面にちょうど収まるよ
うになる。
上記請求項1において、部分オンスクリーン表示モード
が解除されたときに、疑似映像の生成を停止する手段を
備えたことを特徴としている。部分オンスクリーン表示
を表示する必要のないときは、疑似映像が消去されるの
で、それまで通常放送と見なされていたワイド放送が本
来のとおりにワイド放送と認識され、オートワイド処理
によりそのワイド放送はワイド画面にちょうど収まるよ
うになる。
【0009】本発明に係る請求項3の放送受信装置は、
受信したテレビ放送が無画部を伴うレターボックス形式
のワイド画面でありかつ部分オンスクリーン表示モード
であるときに、部分オンスクリーン表示の生成位置をワ
イド放送の映像信号の領域内に移動させる手段を備えた
ことを特徴としている。部分オンスクリーン表示がワイ
ド放送の映像領域内に移動してくるので、そのままオー
トワイド処理を行えば、部分オンスクリーン表示はワイ
ド画面の所定の正しい位置に表示されることになる。通
常放送時にはこの移動を行わないので、部分オンスクリ
ーン表示はアスペクト比4:3の画面の隅に表示され、
画面を妨げることがない。
受信したテレビ放送が無画部を伴うレターボックス形式
のワイド画面でありかつ部分オンスクリーン表示モード
であるときに、部分オンスクリーン表示の生成位置をワ
イド放送の映像信号の領域内に移動させる手段を備えた
ことを特徴としている。部分オンスクリーン表示がワイ
ド放送の映像領域内に移動してくるので、そのままオー
トワイド処理を行えば、部分オンスクリーン表示はワイ
ド画面の所定の正しい位置に表示されることになる。通
常放送時にはこの移動を行わないので、部分オンスクリ
ーン表示はアスペクト比4:3の画面の隅に表示され、
画面を妨げることがない。
【0010】以下、本発明に係る放送受信装置の実施の
形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
【0011】〔実施の形態1〕図1は実施の形態1に係
るデジタル方式の放送受信装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。図1において、1は放送を受信するチュー
ナ部や同調・復調手段を含む受信手段、2は受信した放
送信号から映像信号と音声信号と番組情報を抽出する多
重分離手段、3は映像信号および音声信号をデコードす
る映像音声再生手段、4は装置の各部を制御し情報処理
を行い利用者が番組あるいはチャンネルを選択するのを
補助する機能を有する制御手段、5は情報を一時的に蓄
える記憶手段、6はリモコン装置、7はリモコン信号を
受信しデコードして制御手段4に渡すリモコン受信部、
8はオンスクリーンディスプレイ(OSD)を発生する
画面生成手段、9は映像信号に対してオンスクリーンデ
ィスプレイをスーパーインポーズする合成手段、10は
CRTなどの表示手段である。
るデジタル方式の放送受信装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。図1において、1は放送を受信するチュー
ナ部や同調・復調手段を含む受信手段、2は受信した放
送信号から映像信号と音声信号と番組情報を抽出する多
重分離手段、3は映像信号および音声信号をデコードす
る映像音声再生手段、4は装置の各部を制御し情報処理
を行い利用者が番組あるいはチャンネルを選択するのを
補助する機能を有する制御手段、5は情報を一時的に蓄
える記憶手段、6はリモコン装置、7はリモコン信号を
受信しデコードして制御手段4に渡すリモコン受信部、
8はオンスクリーンディスプレイ(OSD)を発生する
画面生成手段、9は映像信号に対してオンスクリーンデ
ィスプレイをスーパーインポーズする合成手段、10は
CRTなどの表示手段である。
【0012】リモコン装置6においてチャンネル表示キ
ーを操作すると、その操作信号がリモコン受信部7で受
信され、デコードされて制御手段4に与えられる。制御
手段4は、オンスクリーンディスプレイ処理を行う画面
生成手段8を制御して、現在受信中のチャンネルのチャ
ンネル番号の映像データを生成し、合成手段9を介して
映像信号にスーパーインポーズし、表示手段10の画面
においてその右上隅にチャンネル番号を表示するように
なっている。もちろん、チャンネル番号以外に、他の適
当な操作により、アイコンやメッセージ表示などの各種
の部分オンスクリーン表示が表示される。
ーを操作すると、その操作信号がリモコン受信部7で受
信され、デコードされて制御手段4に与えられる。制御
手段4は、オンスクリーンディスプレイ処理を行う画面
生成手段8を制御して、現在受信中のチャンネルのチャ
ンネル番号の映像データを生成し、合成手段9を介して
映像信号にスーパーインポーズし、表示手段10の画面
においてその右上隅にチャンネル番号を表示するように
なっている。もちろん、チャンネル番号以外に、他の適
当な操作により、アイコンやメッセージ表示などの各種
の部分オンスクリーン表示が表示される。
【0013】制御手段4は、また、オートワイド機能の
誤動作に対する次のような矯正機能を有している。図2
(a)に示すように、受信したテレビ放送が上下に無画
部53を伴うレターボックス形式の画面構成51のワイ
ド放送であった場合でしかもチャンネル番号などの部分
オンスクリーン表示55の表示モードになっているとき
は、制御手段4はオンスクリーンディスプレイ機能をも
つ画面生成手段8を制御して、上下の無画部53の領域
に対して例えばグレーの疑似映像56を生成して付加す
る。すると、制御手段4は、受信したテレビ放送をアス
ペクト比4:3の画面構成52の通常放送と判断するこ
ととなり、その結果として制御手段4はオートワイド機
能を停止して、図2(b)に示すようにアスペクト比
4:3の画面構成52のままワイド画面54に表示す
る。すると、チャンネル番号などの部分オンスクリーン
表示55はオートワイド機能の誤動作の影響を受けるこ
とがなく、ワイド画面54の画面右上隅の所定の正しい
位置に表示されることになる。
誤動作に対する次のような矯正機能を有している。図2
(a)に示すように、受信したテレビ放送が上下に無画
部53を伴うレターボックス形式の画面構成51のワイ
ド放送であった場合でしかもチャンネル番号などの部分
オンスクリーン表示55の表示モードになっているとき
は、制御手段4はオンスクリーンディスプレイ機能をも
つ画面生成手段8を制御して、上下の無画部53の領域
に対して例えばグレーの疑似映像56を生成して付加す
る。すると、制御手段4は、受信したテレビ放送をアス
ペクト比4:3の画面構成52の通常放送と判断するこ
ととなり、その結果として制御手段4はオートワイド機
能を停止して、図2(b)に示すようにアスペクト比
4:3の画面構成52のままワイド画面54に表示す
る。すると、チャンネル番号などの部分オンスクリーン
表示55はオートワイド機能の誤動作の影響を受けるこ
とがなく、ワイド画面54の画面右上隅の所定の正しい
位置に表示されることになる。
【0014】無画部を伴うレターボックス形式のワイド
画面であるかどうかは、そのワイド放送の番組情報に含
まれている。ワイド画面54の上下の領域には疑似映像
56が表示されることとなる。
画面であるかどうかは、そのワイド放送の番組情報に含
まれている。ワイド画面54の上下の領域には疑似映像
56が表示されることとなる。
【0015】上記の動作を図3、図4のフローチャート
に従って説明する。受信したテレビ放送がレターボック
ス形式のワイド画面であるかどうかを判断し(ステップ
S1)、無画部53を伴うレターボックス形式のワイド
画面であるときは、続いて部分オンスクリーン表示55
を表示するモードであるかどうかを判断し(ステップS
2)、そのモードでないときはオートワイド処理を実行
する(ステップS3)。無画部53を伴わない通常放送
であるときもオートワイド処理を実行する。
に従って説明する。受信したテレビ放送がレターボック
ス形式のワイド画面であるかどうかを判断し(ステップ
S1)、無画部53を伴うレターボックス形式のワイド
画面であるときは、続いて部分オンスクリーン表示55
を表示するモードであるかどうかを判断し(ステップS
2)、そのモードでないときはオートワイド処理を実行
する(ステップS3)。無画部53を伴わない通常放送
であるときもオートワイド処理を実行する。
【0016】部分オンスクリーン表示55を表示するモ
ードであるときは、オンスクリーンディスプレイ機能を
もつ画面生成手段8により上下の無画部53の領域に対
して例えばグレーの疑似映像56を生成して付加する
(ステップS4)。次いで、オートワイド処理の一部を
用いてアスペクト比が4:3であるかどうかを判断し
(ステップS5)、アスペクト比が16:9と判断され
た場合は疑似映像56の輝度が不足しているので、画面
生成手段8において疑似映像56の輝度を1ステップ増
加し(ステップS6)、ステップS4に戻る。アスペク
ト比が4:3になったと判断されるに至ったとき、オー
トワイド機能を停止し、ワイド放送を通常放送としてそ
のまま表示する(ステップS7)。そして、部分オンス
クリーン表示55を生成して受信している映像信号に重
畳表示する(ステップS8)。これにより、図2(b)
のようにチャンネル番号などの部分オンスクリーン表示
55はオートワイド機能の誤動作の影響を受けることが
なく、ワイド画面54の画面右上隅の所定の正しい位置
に表示されることになる。
ードであるときは、オンスクリーンディスプレイ機能を
もつ画面生成手段8により上下の無画部53の領域に対
して例えばグレーの疑似映像56を生成して付加する
(ステップS4)。次いで、オートワイド処理の一部を
用いてアスペクト比が4:3であるかどうかを判断し
(ステップS5)、アスペクト比が16:9と判断され
た場合は疑似映像56の輝度が不足しているので、画面
生成手段8において疑似映像56の輝度を1ステップ増
加し(ステップS6)、ステップS4に戻る。アスペク
ト比が4:3になったと判断されるに至ったとき、オー
トワイド機能を停止し、ワイド放送を通常放送としてそ
のまま表示する(ステップS7)。そして、部分オンス
クリーン表示55を生成して受信している映像信号に重
畳表示する(ステップS8)。これにより、図2(b)
のようにチャンネル番号などの部分オンスクリーン表示
55はオートワイド機能の誤動作の影響を受けることが
なく、ワイド画面54の画面右上隅の所定の正しい位置
に表示されることになる。
【0017】なお、ステップS5からステップS6の処
理は省略し、ステップS4で予め決定された充分な輝度
の固定的な疑似映像を付与してもよい。
理は省略し、ステップS4で予め決定された充分な輝度
の固定的な疑似映像を付与してもよい。
【0018】次の段階として、部分オンスクリーン表示
55の表示モードが解除されたかどうかを判断し(ステ
ップS9)、そのモードが維持されているときはステッ
プS7に戻るが、部分オンスクリーン表示モードが解除
されたときは、画面生成手段8による部分オンスクリー
ン表示55の生成を停止し(ステップS10)、さらに
画面生成手段8による疑似映像56の生成を停止し(ス
テップS11)、オートワイド処理の実行に移る(ステ
ップS12)。この結果、図2(c)に示すように、ワ
イド放送はワイド画面54にちょうど収まる状態に変換
される。ワイド画面54からは部分オンスクリーン表示
55も上下の疑似映像56も消える。
55の表示モードが解除されたかどうかを判断し(ステ
ップS9)、そのモードが維持されているときはステッ
プS7に戻るが、部分オンスクリーン表示モードが解除
されたときは、画面生成手段8による部分オンスクリー
ン表示55の生成を停止し(ステップS10)、さらに
画面生成手段8による疑似映像56の生成を停止し(ス
テップS11)、オートワイド処理の実行に移る(ステ
ップS12)。この結果、図2(c)に示すように、ワ
イド放送はワイド画面54にちょうど収まる状態に変換
される。ワイド画面54からは部分オンスクリーン表示
55も上下の疑似映像56も消える。
【0019】〔実施の形態2〕実施の形態2のデジタル
放送の放送受信装置における制御手段4は、オートワイ
ド機能の誤動作に対する次のような矯正機能を有してい
る。実施の形態1の場合と同様に受信したテレビ放送が
図2(a)のような上下に無画部53を伴う画面構成5
1のワイド放送であった場合でしかも部分オンスクリー
ン表示55の表示モードになっているときは、制御手段
4はオンスクリーンディスプレイ機能をもつ画面生成手
段8を制御して、部分オンスクリーン表示55の生成位
置を無画部53の領域から図5(a)に示すように、ワ
イド放送の映像信号の領域内つまり画面構成51での右
上隅に移動させる。そして、そのままオートワイド処理
を実行すれば、図5(b)に示すように、ワイド放送は
アスペクト比16:9のワイド画面54にちょうど収ま
る状態で表示され、チャンネル番号などの部分オンスク
リーン表示55はオートワイド機能の誤動作の影響を受
けることなく、ワイド画面54の画面右上隅の所定の正
しい位置に表示されることになる。
放送の放送受信装置における制御手段4は、オートワイ
ド機能の誤動作に対する次のような矯正機能を有してい
る。実施の形態1の場合と同様に受信したテレビ放送が
図2(a)のような上下に無画部53を伴う画面構成5
1のワイド放送であった場合でしかも部分オンスクリー
ン表示55の表示モードになっているときは、制御手段
4はオンスクリーンディスプレイ機能をもつ画面生成手
段8を制御して、部分オンスクリーン表示55の生成位
置を無画部53の領域から図5(a)に示すように、ワ
イド放送の映像信号の領域内つまり画面構成51での右
上隅に移動させる。そして、そのままオートワイド処理
を実行すれば、図5(b)に示すように、ワイド放送は
アスペクト比16:9のワイド画面54にちょうど収ま
る状態で表示され、チャンネル番号などの部分オンスク
リーン表示55はオートワイド機能の誤動作の影響を受
けることなく、ワイド画面54の画面右上隅の所定の正
しい位置に表示されることになる。
【0020】上記の動作を図6のフローチャートに従っ
て説明する。受信したテレビ放送が無画部53を伴うレ
ターボックス形式のワイド画面であるかどうかを判断し
(ステップS21)、レターボックス形式のワイド画面
であるときは、続いて部分オンスクリーン表示55を表
示するモードであるかどうかを判断し(ステップS2
2)、そのモードでないときはオートワイド処理を実行
する(ステップS24)。無画部53を伴わない通常放
送であるときもオートワイド処理を実行する。
て説明する。受信したテレビ放送が無画部53を伴うレ
ターボックス形式のワイド画面であるかどうかを判断し
(ステップS21)、レターボックス形式のワイド画面
であるときは、続いて部分オンスクリーン表示55を表
示するモードであるかどうかを判断し(ステップS2
2)、そのモードでないときはオートワイド処理を実行
する(ステップS24)。無画部53を伴わない通常放
送であるときもオートワイド処理を実行する。
【0021】部分オンスクリーン表示55を表示するモ
ードであるときは、オンスクリーンディスプレイ機能を
もつ画面生成手段8において部分オンスクリーン表示5
5の生成位置を無画部53の領域からワイド放送の映像
信号の領域内に移動させる(ステップS23)。そし
て、通常通りオートワイド処理を実行する(ステップS
24)。この実施の形態2の場合は、オートワイド機能
の停止は行わない。なお、部分オンスクリーン表示の表
示モードが解除された場合は、単に部分オンスクリーン
表示55が消えるだけである。
ードであるときは、オンスクリーンディスプレイ機能を
もつ画面生成手段8において部分オンスクリーン表示5
5の生成位置を無画部53の領域からワイド放送の映像
信号の領域内に移動させる(ステップS23)。そし
て、通常通りオートワイド処理を実行する(ステップS
24)。この実施の形態2の場合は、オートワイド機能
の停止は行わない。なお、部分オンスクリーン表示の表
示モードが解除された場合は、単に部分オンスクリーン
表示55が消えるだけである。
【0022】上記の各実施の形態では、チャンネル番号
を部分オンスクリーン表示の例として説明したが、アイ
コンやメッセージ表示など他の表示につても全く同様に
本発明を適用することができる。
を部分オンスクリーン表示の例として説明したが、アイ
コンやメッセージ表示など他の表示につても全く同様に
本発明を適用することができる。
【0023】
【発明の効果】本発明に係る放送受信装置は、受信した
テレビ放送がレターボックス形式のワイド画面でありか
つ部分オンスクリーン表示モードであるときは、ワイド
放送を通常放送として扱うために無画部領域に対して疑
似映像を付加し、これによりオートワイド機能を停止さ
せるので、あるいは、オートワイド処理をしたときに部
分オンスクリーン表示がワイド画面からはみ出さないよ
うに予めワイド放送の映像領域内に移動させておくの
で、部分オンスクリーン表示をワイド画面の所定の正し
い位置に表示することができる。また、部分オンスクリ
ーン表示モードが解除されれば、オートワイド処理を開
始させるので、ワイド放送を本来通りワイド画面にちょ
うど収めることができる。
テレビ放送がレターボックス形式のワイド画面でありか
つ部分オンスクリーン表示モードであるときは、ワイド
放送を通常放送として扱うために無画部領域に対して疑
似映像を付加し、これによりオートワイド機能を停止さ
せるので、あるいは、オートワイド処理をしたときに部
分オンスクリーン表示がワイド画面からはみ出さないよ
うに予めワイド放送の映像領域内に移動させておくの
で、部分オンスクリーン表示をワイド画面の所定の正し
い位置に表示することができる。また、部分オンスクリ
ーン表示モードが解除されれば、オートワイド処理を開
始させるので、ワイド放送を本来通りワイド画面にちょ
うど収めることができる。
【図1】本発明の実施の形態1に係る放送受信装置の概
略構成を示すブロック図である。
略構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1の場合のワイド放送での部分オン
スクリーン表示(チャンネル番号)表示処理の説明図で
ある。
スクリーン表示(チャンネル番号)表示処理の説明図で
ある。
【図3】実施の形態1の動作を説明するフローチャート
である。
である。
【図4】実施の形態1の動作を説明するフローチャート
(図3の続き)である。
(図3の続き)である。
【図5】実施の形態2の場合のワイド画面での部分オン
スクリーン表示処理の説明図である。
スクリーン表示処理の説明図である。
【図6】実施の形態2の動作を説明するフローチャート
である。
である。
【図7】従来技術の場合のワイド放送での部分オンスク
リーン表示処理の説明図である。
リーン表示処理の説明図である。
【図8】アスペクト比4:3の通常画面での部分オンス
クリーン表示の表示状態の説明図である。
クリーン表示の表示状態の説明図である。
【図9】従来技術の場合のワイド放送での部分オンスク
リーン表示処理で生じるオートワイド機能誤動作の説明
図である。
リーン表示処理で生じるオートワイド機能誤動作の説明
図である。
1……受信手段 2……多重分離手段 3……映像音声再生手段 4……制御手段 5……記憶手段 6……リモコン装置 7……リモコン受信部 8……画面生成手段 9……合成手段 10……表示手段 51……ワイド放送の画面構成 52……通常放送の画面構成 53……無画部 54……ワイド画面 55……部分オンスクリーン表示(チャンネル番号) 56……疑似映像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平井 善和 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 受信したテレビ放送が無画部を伴うレタ
ーボックス形式ワイド画面でありかつ部分オンスクリー
ン表示モードであるときに、無画部領域に対して疑似映
像を生成付加する手段を備えたことを特徴とする放送受
信装置。 - 【請求項2】 部分オンスクリーン表示モードが解除さ
れたときに、疑似映像の生成を停止する手段を備えたこ
とを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。 - 【請求項3】 受信したテレビ放送が無画部を伴うレタ
ーボックス形式のワイド画面でありかつ部分オンスクリ
ーン表示モードであるときに、部分オンスクリーン表示
の生成位置をワイド放送の映像信号の領域内に移動させ
る手段を備えたことを特徴とする放送受信装置。
Priority Applications (10)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8076238A JPH09270967A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 放送受信装置 |
EP97301800A EP0798921B1 (en) | 1996-03-29 | 1997-03-18 | Broadcast receiving apparatus for television signals and program display method |
DE69732062T DE69732062T2 (de) | 1996-03-29 | 1997-03-18 | Rundfunkempfangsgerät für Fernsehsignale und Programmanzeigeverfahren |
SG1997000929A SG70591A1 (en) | 1996-03-29 | 1997-03-25 | Broadcast receiving apparatus |
US08/827,173 US6166778A (en) | 1996-03-29 | 1997-03-27 | Broadcast receiving apparatus |
CN97103379A CN1116739C (zh) | 1996-03-29 | 1997-03-27 | 广播接收装置 |
KR1019970011332A KR100436822B1 (ko) | 1996-03-29 | 1997-03-28 | 방송수신장치및프로그램표시방법 |
TW086103958A TW335574B (en) | 1996-03-29 | 1997-05-27 | Broadcast receiving apparatus |
HK97102332A HK1000783A1 (en) | 1996-03-29 | 1997-12-03 | Broadcast receiving apparatus for television signals and program display method. |
KR1020040005402A KR100468503B1 (ko) | 1996-03-29 | 2004-01-28 | 방송 수신 장치 및 방송 수신 장치에서의 시각 표시 방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8076238A JPH09270967A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 放送受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09270967A true JPH09270967A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=13599604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8076238A Pending JPH09270967A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 放送受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09270967A (ja) |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP8076238A patent/JPH09270967A/ja active Pending
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