JP2000125221A - 番組選択補助装置 - Google Patents

番組選択補助装置

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JP2000125221A
JP2000125221A JP10298635A JP29863598A JP2000125221A JP 2000125221 A JP2000125221 A JP 2000125221A JP 10298635 A JP10298635 A JP 10298635A JP 29863598 A JP29863598 A JP 29863598A JP 2000125221 A JP2000125221 A JP 2000125221A
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signal
display
screen
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JP10298635A
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Kazuo Ebara
一夫 江原
Hitoshi Inaba
均 稲葉
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子番組表及びその指定した番組の概要を最
適に画面領域に表示可能とし、しかも音声を利用した概
要案内を可能とすることで、番組選択操作を容易にで
き、ユーザに対して概要説明を分かり易く伝えること。 【解決手段】補助情報検出回路7によりチューナ3から
の選局信号のVBIに重畳された番組情報が検出され、
該番組情報はCPU8によるデコード処理後、専用のメ
モリ11に格納される。リモコン10等によりOSD表
示モードが実行されると、CPU8はOSD回路12に
番組選択画面を作成するための番組情報を与え、RGB
回路5を介して番組選択画面をOSD表示させる。さら
に番組選択操作した場合には、選択番組に該当する番組
情報をメモリ11から読み出し、番組情報に含まれる番
組概要に基づく文字表示をOSD表示させ、または該文
字表示とともに対応する番組概要を音声によってスピー
カ14より再生させる。該当する番組の概要情報がない
場合には、これを示す文字表示も表示させる。これによ
り、ユーザが必要な番組情報を瞬時に認識させることが
可能となり、番組選択の簡易化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に属する分野】本発明は、地上波放送信号の垂直
消去帰線期間(Verrtical Blanking Interv-alの略で以
下、VBIと称す)に番組選択するための情報が重畳さ
れた放送信号を受信可能な受信装置に係り、特にこの情
報に基づき表示される電子番組表を用いた番組選択を容
易にし、且つ選択番組概要を簡単に認識することのでき
る番組選択補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カラーテレビジョン受像機等の電
子機器では、映像信号処理回路等のディジタル化によ
り、例えば画質の向上を可能にするとともに、メモリを
応用して親子画面(2画面表示)やマルチ画面、静止画
再生、オンスクリーン等の画面表示を行う機能等を付加
することが可能である。また、ビデオテックス、テレテ
キスト(文字多重放送)、パソコン等への対応も広が
り、ディジタル処理信号ベースでの機器システム構成を
容易にすることも可能となる。
【0003】また、放送分野においても、ディジタル化
及び高能率圧縮符号化が進み、これに伴い世界各国で多
チャンネルを利用して数多くの番組を放送することので
きる各種のディジタル放送サービスも開始されている。
【0004】このようなディジタル放送では、従来のア
ナログ放送と比較すると、数多くの番組から所望番組の
選択を容易にする電子番組表の表示が可能であるという
利点がある。つまりこれは、映像信号・音声信号ととも
に送信側から送られてくるSI(Service Information
)に基づいて放送受信端末装置側で作成される番組ガ
イドであり、このような番組ガイドは、一般に、電子番
組表(Electronic Program Guideの略でEPGともい
う)と呼ばれている。
【0005】一般に、このような電子番組表の表示可能
な受信装置においては、受信部によってディジタル放送
信号を受信するとともに選局された伝送チャンネルに基
づく受信データは、復調処理や誤り訂正処理等の信号処
理を施した後にデータ処理マイコン部等の制御部に与え
る。制御部は、番組ガイドボタンが押下されると該番組
ガイドボタンから出力される制御信号を検出して、受信
部からの出力信号から番組情報を抽出し、抽出した番組
情報を基に番組ガイドデータを作成して表示部に出力す
る。表示部は、受信した番組ガイドデータに基づく表示
データを表示手段としてのモニタへと出力する。これに
より、番組ガイドデータに基づく電子番組表をモニタの
画面上に表示することができ、ユーザはある数チャンネ
ルの番組数時間分の番組情報を得ることが可能となる。
また、この電子番組表を利用して選局等を行う場合に
は、操作手段としての操作リモコン等を用いて所望の番
組を選択することにより、制御部はこれを認識するとと
もに選択した番組データの伝送チャンネルを選局するよ
うに受信部を制御して、所望の番組映像を視聴すること
が可能となる。
【0006】ところで、最近では、現行地上波放送にお
いても、上述した電子番組表による番組選択方法が採用
されようとしており、実際に試みもなされている。
【0007】このような放送形態では、地上波放送信号
の所定のVBI等に上記と同一、または類似する書式形
態の番組情報(SI)を重畳して送出し、受信側では、
上記ディジタル放送とほぼ同様にこの番組情報を抽出す
るとともに、この抽出した番組情報を基に番組ガイドデ
ータを作成して表示部に出力する。表示部は、オンスク
リーン表示機能を利用して、受信した番組ガイドデータ
に基づく表示データと入力映像信号とを合成し表示手段
としてのモニタへと出力することで、画面上には、番組
ガイドデータに基づく電子番組表がオンスクリーン表
示、あるいは単独で表示される。これにより、ユーザは
ある数チャンネルの番組数時間分の番組情報を得ること
が可能となる。
【0008】上記番組情報には、放送信号に基づく番組
の属性を示す情報も含まれており、この番組情報は、放
送局で番組毎に視聴者の番組選択に役立つデータであ
る。例えば、番組タイトル名や、番組内容を説明するた
め番組概要情報、番組をジャンル毎に分類するのに必要
なジャンル情報、番組の開始終了時刻情報、伝送チャン
ネル情報、有料放送等の放送サービス形態を示す情報、
番組のシリーズ情報及び番組の視聴可能な制限年齢情報
等のデータである。
【0009】したがって、このような番組情報を利用す
ることにより、選択時における番組の概要を画面上の所
定エリアにオンスクリーン表示して、ユーザに番組概要
を知らしめることも可能である。
【0010】上記電子番組表を利用して選局等を行う場
合には、操作手段としての操作リモコン等を用いて所望
の番組を選択することにより、制御部はこれを認識する
とともに選択した番組の伝送チャンネルを選局するよう
に受信部を制御して、所望の番組映像を視聴することが
可能となる。
【0011】しかしながら、このような電子番組表を利
用して番組選択可能な受信装置では、必ずしも番組選択
操作が容易であるとはいえない。つまり、上記のように
電子番組表を利用した番組選択方法では、例えば数時間
分、多くても1週間分及び数チャンネル分の番組情報を
含む電子番組表が画面上に表示され、その後、カーソル
によってある番組を指定すると、その指定した番組内容
を示す概要を表示することができるが、ユーザがこの指
定した番組概要を認識するためには、当然ながらいちい
ちこの表示概要を読んで理解する必要があり、面倒であ
る。また、この表示概要が固定された画面領域に表示さ
れるため、電子番組表に表示されている他の番組タイト
ル等の番組情報が見ずらくなってしまうという不都合も
ある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の受
信装置では、電子番組表を表示し、この電子番組表から
指定した番組の概要を画面上の固定した表示領域で表示
することができるが、単に番組の概要を表示するため、
ユーザはその概要をいちいち読んで理解する必要がある
ことから面倒であり、また、その概要は固定した画面上
の領域に表示されるため、他の番組情報と重なってしま
い、見ずらくなってしまうという不都合もあった。
【0013】そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、電子番組表及びその指定した番組の概要を
最適に画面領域に表示可能とし、しかも音声を利用した
概要案内を可能とすることで、番組選択操作を容易にで
き、ユーザに対して概要説明を分かり易く伝えることの
できる番組選択補助装置の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による番組選択補
助装置は、送信手段により放送信号に番組選択するため
の番組情報を多重して送信された放送信号を受信する受
信手段と、前記受信手段により受信した放送信号の所定
チャンネルを選局し、選局したチャンネルの受信信号を
出力する選局手段と、前記選局手段からの出力信号に対
し表示するための信号処理を施すことによりRGB信号
を出力する信号処理手段と、前記選局手段からの受信信
号に含まれる前記番組情報を検出する検出手段と、デコ
ード処理後の前記番組情報を記憶するための記憶手段
と、前記信号処理手段からの出力信号に基づく映像に前
記番組情報に基づく映像を重ねてオンスクリーン表示す
るためのRGB信号を出力するOSD回路と、前記OS
D回路の出力RGB信号と前記信号処理手段の出力RG
B信号とを合成し、該合成RGB信号に基づく映像を表
示する表示手段へと出力するRGB回路と、前記受信信
号に含まれる音声信号及び前記番組情報に基づく音声を
再生するための音声再生手段と、視聴を希望する番組を
番組選択するのに必要な操作を行うための入力操作手段
と、前記検出手段からの番組情報をデコードする手段を
備え、前記記憶手段への前記番組情報の書き込み・読み
出し制御、前記OSD回路の表示制御、前記選局手段へ
の選局制御及び前記音声再生手段の出力制御が可能なも
ので、前記入力操作手段による操作に基づきOSD回路
を制御することにより、前記番組情報を用いて受信可能
な番組選択画面をオンスクリーン表示させるとともに、
この番組選択画面から前記入力操作手段により番組選択
操作が行われた場合には、前記番組情報に含まれる選択
番組に該当する概要情報の文字表示を該当する番組表示
部の近傍にオンスクリーン表示させ、またはこのオンス
クリーン表示と同時に前記音声再生手段を制御して該概
要情報に基づく音声を再生するように制御する制御手段
と、を具備したものである。
【0015】本発明においては、受信手段は、送信手段
により、例えば放送信号のVBI等に番組選択するため
の番組情報を多重して送信された放送信号を受信し、選
局手段によってその受信した放送信号の所定チャンネル
を選局し、選局したチャンネルの受信信号が出力され、
信号処理手段、RGB回路による処理後に表示手段に受
信信号に基づく映像が表示される。このとき、検出手段
は選局手段からの受信信号に含まれる前記番組情報を検
出し、制御手段に与えることで、専用の記憶手段にデコ
ード処理後の番組情報が記憶される。入力操作手段によ
り、番組選択画面OSDモードが実行されると、制御手
段は、OSD回路による表示制御を行うことで前記番組
情報を用いて受信可能な番組選択画面をオンスクリーン
表示させる。その後、制御手段は、さらにその番組選択
画面から入力操作操作手段により番組選択操作が行われ
た場合には、前記番組情報に含まれる選択番組に該当す
る概要情報の文字表示を該当する番組表示部の近傍にオ
ンスクリーン表示させ、またはこのオンスクリーン表示
と同時に前記音声再生手段を制御して該概要情報に基づ
く音声を再生するように制御する。これにより、ユーザ
は番組選択のために必要な番組情報及び番組概要を瞬時
に認識することができ、また音声によって概要性説明が
なされるので、文字を読むこともなく容易に認識するこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。
【0017】図1は本発明に係る番組選択補助装置の一
実施の形態を示し、該装置を組み込んで構成された受信
装置の構成例を示すブロック図である。
【0018】図1に示すように、受信装置1には、アン
テナ2が接続され、アンテナ2は、図示しない送信手段
によって放送された地上波放送信号を受信し、RF(高
周波)テレビジョン信号をチューナ3に与える。
【0019】本実施形態例において、前記送信手段は、
例えば放送する地上波放送信号の所定のVBI等に、番
組を選択するために必要な情報を含む番組情報(補助情
報ともいう)を重畳して送出する。この番組情報には、
通常用いられる番組選択するための電子番組表を表示す
るのに必要な番組情報(例えば番組のチャンネル番号情
報,放送日時情報,番組内容を示す識別情報等)が含ま
れているが、さらにこの番組情報に対応する番組の属性
を示す情報(例えば、番組内容を説明するための番組概
要情報)等が含まれて送信されるようになっている。な
お、上記番組情報として、例えば、番組の視聴が予想さ
れる番組毎に設定された視聴者年齢や性別を示す情報,
ニュース・ドラマ・ドキュメンタリー等の番組のカテゴ
リを示す情報や、OA後の時刻経過時間に応じたその番
組価値を示す価値情報(鮮度情報ともいう)等を含んだ
ものであっても良い。
【0020】チューナ3は入力されたRFテレビジョン
信号からCPU8による制御によって所定CHを選局
し、選局したCHに基づく信号を中間周波(以下、IF
という)信号に変換して映像信号処理回路4及び補助情
報検出回路3に与える。
【0021】映像信号処理回路4は、中間周波(IF)
増幅回路、映像検波回路、映像増幅回路等で構成されて
おり、これらの処理回路を用いて、供給されたIF信号
を増幅し、その後、映像検波を行うことで合成映像信号
を得、この合成映像信号をRGB回路5に与える。
【0022】RGB回路5は、供給された復調映像信号
を輝度信号と色差信号とに復調し、表示ディスプレイ9
の画面上にカラー表示させるのに必要な信号処理を施し
てRGB信号に変換して出力するもので、オンスクリー
ン表示モード実行時には、このRGB信号に、オンスク
リーン回路(以下、OSD回路と称す)12から供給さ
れるオンスクリーン表示信号(RGB信号)を重畳し、
得られた多重RGB信号を表示ディスプレイの画面上に
ドライブさせるために必要なドライブ回路(図示せず)
を介して表示ディスフプレイ6に供給する。
【0023】これにより、受信チャンネルの放送信号に
基づく映像が表示ディスプレイ6の画面上に表示される
とともに、オンスクリーン表示モードが実行している場
合には、表示中の画面上にオンスクリーン表示画面が重
なるようにオンスクリーン表示することが可能となる。
【0024】一方、補助情報検出回路7は、チューナ3
により受信したテレビジョン信号の例えばVBI等に上
述の番組情報(補助情報)が重畳されている場合には、
これを検出し、検出した番組情報をCPU8に与える。
【0025】CPU8は、チューナ3への選局制御、O
SD回路8へのオンスクリーン表示制御及び表示位置制
御が可能であり、また、該CPU8とに接続された補助
情報記憶用メモリ12への番組情報の書き込み、読み出
し制御も可能である。
【0026】例えば、CPU8には、予め文字や図形等
のキャラクタ情報が記憶されているメモリ(図示せず)
が搭載されており、OSD表示モードの実行の際には、
CPU8は上記メモリから、上記番組情報に対応するオ
ンスクリーン表示するための情報を読み出し、読み出し
た情報をOSD回路12に出力する。つまり、電子番組
表を表示させるための表示データ等を作成し、OSD回
路12にこれを与える。なお、表示データには、オンス
クリーン表示する際の表示位置を示す情報も含まれてい
る。
【0027】OSD回路8は、図示はしないが表示制御
部及びCGメモリによって構成されている。CGメモリ
は、オンスクリーン表示情報によって示される文字及び
図形等のキャラクタに対応するビットマップデータを格
納している。表示制御部はオンスクリーン表示情報に基
づいてCGメモリを制御して、指定されたキャラクタを
オンスクリーン表示情報によって示される表示位置に表
示させるためのRGB信号を、CPU8からのタイミン
グに基づき出力させる。また、OSD回路8は、オンス
クリーン表示モード実行時には、CPU8からのキャラ
クタ情報の表示位置を示す制御信号によって、オンスク
リーン表示部分の表示位置が制御される。
【0028】したがって、電子番組表のOSD表示モー
ドが実行されると、CPU8の表示制御によって、OS
D回路により生成された電子番組表をオンスクリーン表
示するためのRGB信号が上記RGB回路5に供給され
ることにより、ディスプレイ6の画面上には映像信号に
基づく表示映像に例えば番組情報に基づく電子番組表画
面をオンスクリーン表示することが可能となる。この電
子番組表画面の一例が図2(a)に示されている。
【0029】例えば、OSD表示される電子番組表の一
例としては、図2(a)に示すように番組選択画面6A
が表示される。この番組選択画面6Aは、上述した番組
情報を基に作成されるもので、前記チューナ3にて現在
選局可能な伝送チャンネル名及びその番組タイトル名を
示す複数の表示部6a,6b,6c…で構成された表示
画面である。これにより、該電子番組表のOSD表示モ
ードを実行すれば、現在、ユーザが視聴可能な伝送チャ
ンネル及び番組タイトル名を含む番組選択画面6Aが表
示されることで、ユーザはこのような番組情報を瞬時に
認識することが可能となる。
【0030】また、本実施の形態では、上記番組選択画
面6A上で例えばカーソル指定、あるいはリモコン等の
操作部による指定によって、ある表示部を仮指定したす
ると、CPU8はこれを認識し、必要に応じて、その仮
指定された表示部の番組の概要を表示させることも可能
である。その表示例も図2(a)中に示されている。
【0031】例えば、CPU8は、同図に示すように番
組選択画面6AのOSD表示後、ユーザの指定により3
chに対応する表示部6cを仮指定されたと判定した場
合には、この番組に対応する概要情報を前記補助情報記
憶用メモリ11から読み出し、この概要情報をOSD回
路12に供給することで、表示中の番組選択画面6A上
の対応する表示部6c近傍に、その概要情報に基づく文
字表示画面6Bを表示させる。これにより、ユーザは仮
指定した番組の概要を即座に認識することが可能とな
る。
【0032】また、CPU8は、このようなOSD表示
部の表示位置制御も可能であるので、例えば該文字表示
画面6Bが他の番組タイトル表示部と重なって見ずらい
場合には、ユーザによるリモコン等の操作部によるキー
入力操作に基づいてその表示位置を移動させるように制
御することも可能である。これにより、ユーザにとって
大変分かり易い番組情報を表示させることができる。
【0033】また、CPU8は、仮指定した表示部に対
応するテレビジョン信号に番組概要を示す補助情報がな
い場合には、例えば図2(b)に示すような文字表示画
面6Cを表示させるように表示制御する。
【0034】ところで、本実施の形態では、番組選択画
面6Aや文字表示画面6B等のオンスクリーン表示だけ
ではなく、このオンスクリーン表示とともに対応した番
組概要を音声にてガイドさせることも可能である。
【0035】回路的には、図1に示すように、音声合成
回路13及びスピーカ14が設けられており、音声合成
回路13は、基本的には、表示する映像信号に対応した
音声信号をデータに再生するのに必要な増幅処理等の変
換処理を施し、その後スピーカ14に供給する。これに
より、表示する映像信号に対応した音声を再生すること
ができるようになっている。
【0036】また、CPU8は、概要音声再生モードが
実行されたとすると、表示している表示部の番組概要を
示す情報を、前記補助情報記憶用メモリ11から読み出
し、これを音声合成回路13に供給するように制御する
ことで、仮指定された番組の概要に基づく音声をスピー
カ14にて再生させる。この場合、CPU8は、この概
要音声再生モードの実行の有無も制御することが可能で
あり、この概要音声再生モードの有無の設定は、ユーザ
のキー入力操作によって設定するようになっている。
【0037】また、本実施形態例では、受信装置1に設
けられた操作部(図示せず)、あるいはリモコン10を
操作することによって、画面上に表示された番組選択画
面6A等を見ながらの番組概要説明のための番組指定や
番組選択、番組選局等の入力操作が可能である。
【0038】例えば、ユーザがリモコン10(あるいは
本体操作部)を操作して実行モードを実行すると、この
実行モードを示すリモコン10からのリモコン信号が本
体に設けられたキー入力回路9によって取り込まれた
後、CPU8に供給され、該CPU8によってその操作
信号が認識される。CPU8は、この操作信号に基づく
モードを実行するようにOSD表示制御、あるいは音声
再生制御等を行う。
【0039】また、図2(a)に示すように番組選択画
面6Aの表示後、番組概要説明のためにユーザによる操
作によってある表示部が仮指定された場合には、CPU
8は、その表示部の番組に対応する概要説明文の文字表
示画面6Bをさらにその番組選択画面6Bの対応する表
示部近傍に、オンスクリーン表示させ、あるいはオンス
クリーン表示後、この概要内容を音声にて再生するよう
に制御する。
【0040】なお、CPU8による番組選択画面、概要
説明の文字表示画面のオンスクリーン表示制御及び音声
制御は、ユーザによるリモコン操作等で自由に設定する
ことが可能であり、つまり、両者を同時、あるいは必要
に応じて音声実行モードを禁止しオンスクリーン表示の
みを行うことが可能である。
【0041】したがって、上記構成によれば、受信テレ
ビジョン信号のVBI等に重畳された番組情報に基づき
表示される番組選択画面の内、ある番組を仮指定するこ
とにより、番組概要を示す文字表示画面を所定一に且つ
瞬時にオンスクリーン表示でき、あるいは音声にてガイ
ドするように制御することができる。また、指定した番
組の番組情報がない場合でもそれを知らせるように文字
表示画面をオンスクリーン表示することが可能となる。
【0042】次に、CPUにおける番組選択制御動作に
ついて図3を参照しながら詳細に説明する。図3はCP
Uの番組選択画面表示後の制御動作例を示すフローチャ
ートである。
【0043】いま、ユーザが図2(a)に示す番組選択
画面6Aを利用して番組選択するものとする。このと
き、CPU8は、図2(a)に示す番組選択画面6Aを
OSD表示モード実行中であることを認識するととも
に、概要説明OSD表示モード及び概要説明音声再生モ
ード、さらにチューナ3ーの選局制御が可能な待機状態
となり、図3に示すステップS10の処理を実行する。
【0044】このステップS10による判断処理では、
CPU8は図2(a)に示す番組選択画面6A上から、
ユーザのリモコン等の操作(又はキー入力操作)による
ある番組に対応した表示部の指定があったか否かを判断
し、番組の指定があった場合には処理をステップS11
に移行し、ない場合には処理を終了して待機状態とな
る。
【0045】その後、CPU8は、ステップS11によ
る処理で選択された番組の補助情報(番組情報)が保持
情報記憶用メモリ11内に格納されているか否かを検索
し、処理を続くステップS12に以降する。つまり、テ
レビジョン信号のVBI等に番組情報が重畳されている
場合には、常時補助情報検出回路7によって検出された
後、CPU8による制御で、該番組情報が補助情報記憶
用メモリ11に格納されていることから、選択番組の対
応する番組情報の検索が可能となる。
【0046】ステップS12による処理では、上記補助
情報記憶用メモリ11の選択番組に対応する番組情報の
検索を行い、その結果、該番組情報があるか否かの判定
をし、対応する番組情報があった場合にはステップS1
3に処理を以降し、ない場合には、処理をステップS1
4に以降する。
【0047】上記ステップS12による判定処理で番組
情報があった場合には、CPU8は、ステップS13に
よる処理で、その選択された番組の概要説明OSDモー
ドを実行させ、例えば図2(a)に示すようにその番組
の概要説明である文字表示画面6Bを、その番組タイト
ルの表示部6c近傍にオンスクリーン表示させる。
【0048】また、ユーザによる設定で概要音声再生モ
ードが設定されている場合には、CPU8は、さらにこ
の文字表示画面6cの文字を音声にて再生するように概
要説明音声再生モードを実行させる。これにより、ユー
ザは概要説明を瞬時に得ることが可能となり、また、音
声によって選択番組の概要を聞くことができるため、概
要説明を読む手間もなく、容易にその概要を知り得るこ
とができる。
【0049】その後、ユーザがこの番組概要で納得し該
番組を視聴する場合には、操作部あるいはリモコン9等
を用いて実行ボタン(図示せず)を押下することで、C
PU8は、決定した番組を選局するようにチューナ3を
制御し、その結果、選択番組の映像がディスプレイ6の
画面上に映出される。
【0050】一方、上記ステップS12による判定処理
で番組情報がなかった場合には、CPU8は、ステップ
S14による処理で、その選択された番組の番組情報が
存在しないことを、例えば図2(b)に示すような文字
表示画面6Cとして、その番組タイトルの表示部6c近
傍にオンスクリーン表示させる。また、ユーザによる設
定で概要音声再生モードが設定されている場合には、C
PU8は、さらにこの文字表示画面6Cの文字を音声に
て再生するように概要説明音声再生モードを実行させ
る。これにより、ユーザは概要説明がないことを瞬時に
得ることが可能となり、また、音声によってその状況を
確認することができるため、番組選択に関わる時間を短
縮することが可能となる。
【0051】したがって、本実施の形態によれば、テレ
ビジョン信号のVBI等に重畳された番組情報を利用し
て番組選択画面を表示することで、受信可能な番組のタ
イトルや伝送チャンネル等の情報を即座に認識すること
ができ、また、指定した番組の内容を知りたければ、ユ
ーザ操作により指定するだけで、その番組概要がオンス
クリーン表示されるので、即座に認識することが可能と
なる。また、必要であれば、その番組概要を音声によっ
て再生してガイドすることができるため、ユーザは容易
に番組情報を認識することが可能となり、番組選択する
上で効果的である。
【0052】尚、本発明に係る実施形態例においては、
受信信号から抽出した番組情報に基づくCPUにおける
一連のオンスクリーン表示制御においては、地上波放送
信号のVBI等に重畳される番組情報を検出可能な受信
装置、いわゆる通常のテレビジョン受像機にて行うよう
に説明したが、本発明はこのような実施の形態に限定さ
れものではなく、例えばディジタル放送信号にSI情報
(番組情報)を多重して送出するCS放送のような放送
形態の放送信号を受信可能な受信装置においても、CP
Uにおけるオンスクリーン表示制御を行わせるように構
成しても良い。これにより、同様の効果を得ることがで
きる。
【0053】
【発明の効果】以上、述べたように本発明によれば、電
子番組表及びその指定した番組の概要を最適に画面領域
に表示可能とし、しかも音声を利用した概要案内を可能
とすることで、番組選択操作を容易にでき、ユーザに対
して概要説明を分かり易く伝えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る番組選択補助装置の一実施の形態
を示すブロック図。
【図2】図1に示す装置の具体的に表示例を示す画面表
示図。
【図3】図1の装置の主要制御動作を説明するためのフ
ローチャート。
【符号の説明】
1…受信装置、2…アンテナ、3…チューナ、4…映像
処理回路、5…RGB回路、6…ディスプレイ、7…補
助情報検出回路、8…CPU(制御マイコン)、9…キ
ー入力回路、10…リモコン、11…補助情報記憶用メ
モリ、12…OSD回路、13…音声合成回路、14…
スピーカ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信手段により放送信号に番組選択する
    ための番組情報を多重して送信された放送信号を受信す
    る受信手段と、 前記受信手段により受信した放送信号の所定チャンネル
    を選局し、選局したチャンネルの受信信号を出力する選
    局手段と、 前記選局手段からの出力信号に対し表示するための信号
    処理を施すことによりRGB信号を出力する信号処理手
    段と、 前記選局手段からの受信信号に含まれる前記番組情報を
    検出する検出手段と、 デコード処理後の前記番組情報を記憶するための記憶手
    段と、 前記信号処理手段からの出力信号に基づく映像に前記番
    組情報に基づく映像を重ねてオンスクリーン表示するた
    めのRGB信号を出力するOSD回路と、 前記OSD回路の出力RGB信号と前記信号処理手段の
    出力RGB信号とを合成し、該合成RGB信号に基づく
    映像を表示する表示手段へと出力するRGB回路と、 前記受信信号に含まれる音声信号及び前記番組情報に基
    づく音声を再生するための音声再生手段と、 視聴を希望する番組を番組選択するのに必要な操作を行
    うための入力操作手段と、 前記検出手段からの番組情報をデコードする手段を備
    え、前記記憶手段への前記番組情報の書き込み・読み出
    し制御、前記OSD回路の表示制御、前記選局手段への
    選局制御及び前記音声再生手段の出力制御が可能なもの
    で、前記入力操作手段による操作に基づきOSD回路を
    制御することにより、前記番組情報を用いて受信可能な
    番組選択画面をオンスクリーン表示させるとともに、こ
    の番組選択画面から前記入力操作手段により番組選択操
    作が行われた場合には、前記番組情報に含まれる選択番
    組に該当する概要情報の文字表示を該当する番組表示部
    の近傍にオンスクリーン表示させ、またはこのオンスク
    リーン表示と同時に前記音声再生手段を制御して該概要
    情報に基づく音声を再生するように制御する制御手段
    と、 を具備したことを特徴とする番組選択補助装置。
  2. 【請求項2】 前記送信手段は、前記番組情報を放送信
    号の垂直消去帰線期間に重畳して得た放送信号を送出す
    るもので、前記検出手段は、前記選局手段により選局し
    た伝送チャンネルの放送信号の垂直消去帰線期間に重畳
    された番組情報を検出することを特徴とする請求項1に
    記載の番組選択補助装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記番組選択画面から
    前記入力操作手段により番組選択された番組の概要情報
    に基づく表示を行う場合に、該当する概要情報が対応す
    る番組情報に含まれていない場合には、これを示す文字
    表示をオンスクリーン表示するように表示制御すること
    を特徴とする請求項1に記載の番組選択補助装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記番組選択画面から
    前記選択番組の概要文字表示の表示が完了した後に、前
    記入力操作手段による実行操作が行われた場合には、対
    応する番組を選局するように前記選局手段を制御するこ
    とを特徴とする番組選択補助装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7046303B2 (en) * 2000-05-22 2006-05-16 Sanyo Electric Co., Ltd. Digital broadcasting receiver operative for displaying picture characters in a non-central portion of a screen
US7495711B2 (en) 2003-05-24 2009-02-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method of setting sound mode
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WO2015180495A1 (zh) * 2014-05-28 2015-12-03 赛胜源电子(深圳)有限公司 一种遥控器

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