JPH09270447A - 結晶欠陥検出装置 - Google Patents

結晶欠陥検出装置

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JPH09270447A
JPH09270447A JP7780096A JP7780096A JPH09270447A JP H09270447 A JPH09270447 A JP H09270447A JP 7780096 A JP7780096 A JP 7780096A JP 7780096 A JP7780096 A JP 7780096A JP H09270447 A JPH09270447 A JP H09270447A
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intensity
laser beam
crystal defect
scattered
crystal
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Sukemune Udou
働 祐 宗 有
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 結晶欠陥のサイズに大小があっても、結晶欠
陥の密度を正確に求めるうる結晶欠陥検出装置を実現す
ること。 【解決手段】 複数の強度のレーザ光Bを半導体基板1
0に入射させるレーザ光入射手段1と、その入射したレ
ーザ光Bによる半導体基板内の結晶欠陥からの散乱光L
を検出して、その散乱光Lから結晶欠陥に対応する散乱
像を強度毎に作成する画像処理手段5と、各散乱像から
前記結晶欠陥の密度及び大きさを算出する画像解析手段
9とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板の結晶
欠陥の中で、特にシリコン結晶中の酸素析出物の深さ方
向の結晶欠陥の密度を検出する結晶欠陥検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】結晶欠陥の中で、シリコン結晶中のBM
D(Bulk Micro Defect)と呼ばれる
酸素析出物を評価する方法として、赤外線トモグラフに
よる方法が行われていた。この方法は、シリコン結晶に
赤外線レーザ、例えば波長λ=1.06μmであるYA
G(イットリウム、アルミニウム、ガーネット)レーザ
を入射して、結晶欠陥からの散乱光を、入射光に対して
直角方向から測定することにより、結晶欠陥の空間分布
を求める方法である。
【0003】現在BMDの検出に用いられている赤外線
トモグラフィー装置では、図8に示すように試料であ
る、例えばシリコンウェハ10を劈開し、劈開面10h
からレーザ光Bを入射して表面10sから観察するか、
または表面10sからレーザ光Bを入射して劈開面10
hから観察するかのいずれかが行われる。前者の方法は
深さ方向のBMD密度分布が求められることがその特徴
である。
【0004】ここで、図8のブロック図を基に従来の結
晶欠陥検出装置について説明する。
【0005】レーザ発生器1から、例えば波長λ=1.
06μmで強度が30mWのYAGレーザ光Bが発射さ
れる。レーザ光Bはミラー2で方向を変えられて、レン
ズ3に入射し集光されてシリコンウェハ10の表面10
sに入射する。レーザ発生器1は、シリコンウェハ10
の結晶欠陥を検出するために、レーザ光Bを発しながら
表面10s全体に渡りスキャンする。シリコンウェハ1
0内に進入したレーザ光Bはシリコンウェハ10の結晶
欠陥により散乱され、シリコンウェハ10の劈開面10
hから散乱光Lが発生する。この散乱光LをCCDカメ
ラ4が、レーザ光Bがシリコンウェハ10に入射した入
射光と垂直な方向から検出する。CCDカメラ4で検出
された散乱光Lは、画像処理部5により散乱像として画
像処理され、画面上の散乱体の数が計算される。画像処
理された結果は、モニタ6にモニタされる。
【0006】ここで、画像処理部5の動作原理を詳細に
説明する。
【0007】レーザBはレンズ3により集光している
が、測定時に、実際にBMDにより散乱されるレーザの
強度分布の拡がりは直径約10μmであり、画像処理部
5はこの範囲のBMDを全て検出する。
【0008】散乱光の強度は I〜I0 ((1/λ)2 ・Δε・V/4π)2 ……(1) ∴I=kr6 ……(2) I:散乱強度、I0 :入射強度、λ:波長、Δε:誘電
率、V:散乱体体積、r:半径(V=4/3πr3 )、
k:比例定数 で表される。従って、BMDの大きさが異なる場合、そ
のBMDの散乱強度は異なる。例えば、大きさ(直径)
が2倍異なるBMDからの散乱光強度は実に64倍も異
なる事になる。
【0009】このように、画像処理部5は、CCDカメ
ラ5からの画像信号をアナログ・ディジタル変換し、あ
る強度以上(閾値)のものを欠陥として認識する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】最近ではデバイスの微
細化に伴い、活性層の無欠陥化が要求され、大きな結晶
欠陥は勿論の事、サイズの小さい結晶欠陥も無視でき
ず、サイズの小さいBMDから大きなBMDまで正確に
BMDの深さ方向分布及びそのサイズ分布を測定するこ
とが要求されている。
【0011】しかし従来の結晶欠陥装置では、BMDの
サイズが異なる場合、すなわちBMDからの散乱光強度
が強度が大幅に異なる場合、図9(a),(b)に示す
ように散乱光強度の強いBMDはその強度分布から画面
上のサイズは大きく認識される。図9(a)は、散乱光
強度とモニタ上での距離を示すグラフであり、図9
(b)は、モニタ上で表示される結晶欠陥を示してい
る。
【0012】図9の(b)に示すように個々のBMDの
画面上のサイズとBMD相互との距離の関係が BMDのサイズ<BMD相互の距離 で有れば、正確にBMD数が計測できるが、BMD密度
が高い場合 BMDのサイズ>BMD相互の距離 となる事があり、この場合、複数のBMDが画面上では
接触して一体となり区別できなくなるため、BMDの計
測値が実際より小さくなる(図12参照)。
【0013】これを回避するために、画像処理時のBM
Dであると判定する閾値を上げる(図10(a),
(b)参照)か、入射するレーザ光にフィルタを通すこ
とによりレーザ強度を弱める(図11(a),(b)参
照)ことが考えられる。しかし、前者の場合、画像処理
時の閾値が大きくなるため、小さなBMDからの散乱光
強度の画像を検出することができなくなるおそれがあ
り、後者の場合、レーザ強度が小さくなるため小さなB
MDからの散乱光強度の画像処理後の変換値も小さくな
り、その小さなBMDに対応する画像を検出できなくな
るおそれがある。
【0014】また、式(1)より散乱光強度から欠陥の
大きさを求めることができるが、散乱光受像カメラの光
に対するダイナミックレンジは50dB(約320倍)
程度である。式(2)より、ある1つの測定条件で測定
できるBMDサイズは26倍ということになり、現実の
BMDのサイズ分布に対して狭すぎる。すなわち、結晶
中の欠陥はその大きさが全て均一であることは皆無に等
しいため、従来の結晶欠陥検出装置では、その密度を正
確に計測することはできないばかりでなく、計測できる
大きさの幅も狭く不十分である。
【0015】そこで本発明の目的は、上記問題点を解消
するため、結晶欠陥のサイズに大小があっても、結晶欠
陥の密度を正確に求めるうる結晶欠陥検出装置を実現す
ることである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の結晶欠陥検出装
置は、複数の強度のレーザ光を半導体基板に入射させる
レーザ光入射手段と、その入射したレーザ光による半導
体基板内の結晶欠陥からの散乱光を検出して、その散乱
光から結晶欠陥に対応する散乱像を強度毎に作成する画
像処理手段と、各散乱像から結晶欠陥の密度を算出する
画像解析手段とを備えている。
【0017】本発明の結晶欠陥検出装置は、請求項1に
記載のレーザ光入射手段がレーザ光の強度を、半導体基
板上の測定表面全体のスキャンを行う毎に変化させるも
のであることを特徴とする。
【0018】本発明の結晶欠陥検出装置は、請求項1に
記載のレーザ光入射手段がレーザ光の強度を、半導体基
板上の1ラインをスキャンする毎に変化させるものであ
ることを特徴とする。
【0019】本発明の結晶欠陥検出装置は、請求項1〜
3のいずれかに記載のレーザ光入射手段がレーザ光の強
度を、透過率の異なるフィルターを切換えることにより
変化させるものであることを特徴とする。
【0020】本発明の結晶欠陥検出装置は、請求項1に
記載のレーザ光入射手段が同時に複数の強度のレーザ光
を半導体基板に入射させるものであることを特徴とす
る。
【0021】本発明の結晶欠陥検出装置は、請求項5に
記載のレーザ光入射手段が強度の異なるレーザ光を所定
の時間だけずらせて半導体基板に入射させるものである
ことを特徴とする。
【0022】本発明の結晶欠陥検出装置は、請求項5ま
たは請求項6に記載のレーザ光入射手段が複数備えられ
ていることを特徴とする。
【0023】本発明の結晶欠陥検出装置は、請求項1〜
7のいずれかに記載の画像解析手段が、各散乱像を任意
の領域に分割し、それぞれの領域について結晶欠陥の個
数を算出し、その算出した個数を各散乱像毎に比較して
最も個数の多いものを選択し、この選択した個数の合計
から半導体基板の結晶欠陥密度を得るものであることを
特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明による結晶欠陥装置による
1つの実施の形態を図1のブロック図を基に説明する。
なお、図8において従来の技術で説明した部分と同一の
部分は同じ符号を付けている。
【0025】図示するように、この実施の形態は、従来
の結晶欠陥装置に加えて、レンズ3の前に設けられた入
射光の強度を変化させるための複数のフィルタ8と、画
像処理部9内に設けられ、フィルタ8の個数分のフレー
ムバッファを備えているフレームバッファ領域5fと、
そのフレームバッファそれぞれの散乱像を比較し散乱体
の数を計算する画像解析部9とを備えている。
【0026】ここで、フィルタの数を例えば3個とし、
それに伴いフレームバッファの数も3個として、この実
施の形態の動作を説明する。
【0027】まず、レーザ光として波長λ=1.06μ
mのYAGレーザを使用し、このレーザ光を1つのフィ
ルタ8を通すことによって光の強度を調整して、シリコ
ンウェハ10の表面10sに入射させ、観測面全体をス
キャンさせる。このレーザ光によるシリコンウェハ10
内の結晶欠陥によって散乱された散乱光を、入射光の垂
直方向より検出する。この結晶欠陥の検出結果を画像処
理部9内の1つのフレームバッファに格納しておく。次
に、別のフィルタ8に、このレーザ光を通すことによっ
て光の強度を変化させ、シリコンウェハ10の表面に入
射させ、結晶欠陥により散乱された散乱光を入射光の垂
直方向より検出する。このフィルタによる結晶欠陥の検
出結果を画像処理部9内の別のフレームバッファに格納
する。最後に、残りのフィルタ8に、このレーザ光を通
すことによって光の強度を変化させ、シリコンウェハ1
0の表面に入射させ、結晶欠陥により散乱された散乱光
を入射光の垂直方向より検出する。このフィルタによる
結晶欠陥の検出結果を、画像処理部5内の残りのフレー
ムバッファに格納する。
【0028】これらレーザ光によるフィルタ毎のスキャ
ンが終了した後、画像解析部9はフレームバッファ毎に
格納された散乱画像から、シリコンウェハ10の各領域
毎の結晶欠陥の数を計算する。この場合、シリコンウェ
ハ10の同一の領域に、フレームバッファの数だけ結晶
欠陥の数が計算されるが、画像解析部9はこの中で最も
大きな値を結晶欠陥の数として扱う。
【0029】ここで画像解析部9の処理を図2〜6を基
に詳細に説明する。
【0030】図2は、シリコンウェハ10の結晶欠陥に
対応するフレームバッファの内容を、モニタ6上に表わ
すときの画面を示している。図示するように画像解析部
9は、画面を例えば縦横10×10の枠に区切り、各枠
単位に処理する。以後、説明のため図2の右下3×3の
枠に注目して説明する。
【0031】図3(a)は、シリコンウェハ10に入射
する光の強度が、例えば1つのフィルタにより3mWに
調整されている場合のフレームバッファの画面の一部を
示しており、図3(b)は、画像解析部9がその枠毎に
計算した結晶欠陥の数を示している。図4(a)は、シ
リコンウェハ10に入射する光の強度が、例えば別のフ
ィルタにより30mWに調整されている場合のフレーム
バッファの画面の一部を示しており、図3(b)は、画
像解析部9がその画面の枠毎に計算した結晶欠陥の数を
示している。図5(a)は、シリコンウェハ10に入射
する光の強度が例えば別のフィルタにより300mWに
調整されている場合のフレームバッファの画面の一部を
示しており、図5(b)は、画像解析部9がその画面の
枠毎に計算した結晶欠陥の数を示している。シリコンウ
ェハ10に入射する光の強度は、上述したようにフィル
タを取換えることにより調整される。
【0032】画像解析部9は、3つのフレームバッファ
の枠毎に、結晶欠陥を計算・比較して(図3〜5の
(a)参照),最も多くの結晶欠陥の数をシリコンウェ
ハ10の結晶欠陥の数とする(図3〜5の(b)参
照)。このように画像解析部9が結晶欠陥の数を計算・
比較した結果を図6に示す。
【0033】このように、従来の結晶欠陥検出装置で
は、強度が30mWのレーザ光だけがシリコンウェハ1
0に通されるため、図2の右下3×3の枠に含まれる結
晶欠陥の個数は全部で3個(図4(a),(b)参照)
と判断されてしまうのに対して、この実施の形態では、
光の強度を通常(30mW)、その1/10倍(3m
W)、及びその10倍(300mW)の3通りとして、
画面を取り込んでいるため、1/10倍の強度のレーザ
光によってより大きな結晶欠陥が検出でき(図3
(a),(b)参照)、他方10倍の強度のレーザ光に
よってより小さな結晶欠陥を検出できる(図5(a),
(b)参照)。
【0034】ここで、2つのサンプルを、本発明による
結晶欠陥検出装置及び従来の結晶欠陥検出装置を用いて
測定した結果を説明する。
【0035】2つのサンプルは両方とも、CZ法で育成
したボロンドープp型で、4Ωcmのシリコンウェハであ
り、1000℃で16時間の熱処理を行い酸素析出物
(BMD)を形成したものである。一方のサンプル(サ
ンプル1)は酸素濃度が1.6×1016atoms /cm3
あり、他方のサンプル(サンプル2)は酸素濃度が1.
2×1016atoms /cm3 である。
【0036】従来の結晶欠陥検出装置で測定すると、特
にサンプル1でBMDの密度の高い箇所に対応する散乱
像がくっついて分離できないため、実際の結晶欠陥より
低密度の結晶欠陥分布として算出された。また、サンプ
ル2ではBMDの密度の低い箇所の散乱像を得ることが
でなかった。
【0037】一方、本発明による結晶欠陥検出装置で
は、前述したようにレーザ強度を通常の強度、その1/
10、10倍として、3画面分の散乱像を取り込み、そ
れぞれの散乱像を10×10の領域に分割し、それぞれ
の領域で最も散乱体の数が多い画像を選び出しそれらを
合計するにより全体の密度を算出した。(図2〜6参
照)。その際、密度の高い所は強度1/10倍に対応す
る散乱像を、低い所は10倍に対応する散乱像を選び計
算した。
【0038】更に、従来の結晶欠陥検出装置では結晶欠
陥が検出できなかったサンプル2について、レーザ光の
強度を徐々に強めていったところ、レーザ光の強度を通
常の5倍にした所で、結晶欠陥に対応する散乱像を検出
することができた。
【0039】ここで、結晶欠陥サイズと散乱像として検
出できる散乱強度(db)との関係を図7のグラフに示
す。これによって、小さいものから大きなものまで広い
範囲の結晶欠陥の検出が可能になる。もちろん、レーザ
強度の変化の幅を広げることにより、さらに検出範囲を
広げることができる事は言うまでもない。
【0040】なお、上述した実施の形態では、1つの強
度のレーザ光Bがシリコンウェハ10の観測面全体をス
キャンした後で、フィルタを取換えて、次の強度のレー
ザ光Bをシリコンウェハ10に入射していたが、1つの
強度のレーザ光Bがシリコンウェハ10上の1ラインを
スキャンする毎に、フィルタを取換えて次の強度のレー
ザ光Bをその1ラインを入射させて、シリコンウェハ1
0の観測面全体の結晶欠陥を測定してもかまわない。
【0041】本発明の結晶欠陥装置による別の実施の形
態を説明する。
【0042】本実施の形態は、使用するレーザ光の強度
毎にレーザ発生器1が備えられている。例えば上述した
実施の形態のように3mW,30mW、及び300mW
の強度のレーザ光を使用する場合であれば、それぞれの
強度のレーザ光を発するレーザ発生器が3台が備えられ
ている。そのため、本実施の形態のレーザ発生器は、異
なる強度のレーザ光を同時にシリコンウェハ10に入射
することが可能である。
【0043】本実施の形態は、レーザ光の強度を通常、
通常の1/10、及び通常の10倍としたレーザ光を、
時間を(例えば50μmづつ)ずらして、シリコンウェ
ハ10上の同じ箇所に入射させる。画像処理部5はそれ
ぞれのレーザ光からの散乱光を、独立に3組のフレーム
メモリに散乱像として取り込む。画像解析部9は、それ
ぞれの散乱像を分割し、分割した枠の中で最も密度の高
い像から結晶欠陥を算出する。
【0044】この方法により、測定が一回で済むため、
従来の技術と同等の測定時間で済む。
【0045】なお、本明細書ではサンプルとしてシリコ
ンウェハを例にして説明したが、他の化合物半導体であ
るGaAs、GaP、ZnSe等の測定も可能であり、
更ににBMDだけでなく、他の種類の結晶欠陥も検出す
ることが可能である。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、結晶欠陥のサイズに大
小があっても、結晶欠陥の密度を正確に求めるうる結晶
欠陥検出装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による結晶欠陥検出装置による実施の形
態を示すブロック図。
【図2】本発明による結晶欠陥密度を算出する方法を説
明するための図。
【図3】本発明による結晶欠陥密度を算出する方法を説
明するための図及びその算出結果を表した図。
【図4】本発明による結晶欠陥密度を算出する方法を説
明するための図及びその算出結果を表した図。
【図5】本発明による結晶欠陥密度を算出する方法を説
明するための図及びその算出結果を表した図。
【図6】結晶欠陥密度を算出した最終結果を表した図。
【図7】結晶欠陥サイズと散乱像として検出できる散乱
強度(db)との関係を示すグラフ。
【図8】従来技術による結晶欠陥検出装置を示すブロッ
ク図。
【図9】結晶欠陥サイズの違いにより生じる散乱光の強
度とその散乱光の強度を結晶欠陥であると判断するある
閾値との関係を示すグラフと、その結晶欠陥のサイズに
対応する散乱体を現す画面。
【図10】画面上で散乱体として現すことのできる光の
強度の閾値を大きくした場合における、散乱光の強度と
画面上での大きさとの関係を示すグラフと、その閾値を
基に結晶欠陥サイズに対応する散乱体を現す画面。
【図11】シリコンウェハに入射する光の強度を小さく
した場合における、散乱光の強度と画面上での大きさと
の関係を示すグラフと、その閾値を基に結晶欠陥サイズ
に対応する散乱体を現す画面。
【図12】BMDのサイズがそのBMD相互の距離より
大きくなる場合の画面を示す図。
【符号の説明】
1 レーザ発生器 2 ミラー 3 レンズ 4 CCDカメラ 5 画像処理部 5f フレームバッファ領域 6 モニタ 8 フィルタ 9 画像解析部 10 シリコンウェハ 10s シリコンウェハの表面 10h シリコンウェハの劈開面 B レーザ光 L 散乱光

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の強度のレーザ光を半導体基板に入射
    させるレーザ光入射手段と、その入射したレーザ光によ
    る前記半導体基板内の結晶欠陥からの散乱光を検出し
    て、その散乱光から前記結晶欠陥に対応する散乱像を前
    記強度毎に作成する画像処理手段と、前記各散乱像から
    前記結晶欠陥の密度を算出する画像解析手段とを備えた
    結晶欠陥検出装置。
  2. 【請求項2】前記レーザ光入射手段は前記レーザ光の強
    度を、前記半導体基板上の測定表面全体のスキャンを行
    う毎に変化させるものであることを特徴とする請求項1
    に記載の結晶欠陥検出装置。
  3. 【請求項3】前記レーザ光入射手段は前記レーザ光の強
    度を、前記半導体基板上の1ラインをスキャンする毎に
    変化させるものであることを特徴とする請求項1に記載
    の結晶欠陥検出装置。
  4. 【請求項4】前記レーザ光入射手段は前記レーザ光の強
    度を、透過率の異なるフィルターを切換えることにより
    変化させるものであることを特徴とする請求項1〜3の
    いずれかに記載の結晶欠陥検出装置。
  5. 【請求項5】前記レーザ光入射手段は同時に複数の強度
    のレーザ光を半導体基板に入射させるものであることを
    特徴とする請求項1に記載の結晶欠陥検出装置。
  6. 【請求項6】前記レーザ光入射手段は強度の異なるレー
    ザ光を所定の時間だけずらせて半導体基板に入射させる
    ものであることを特徴とする請求項5に記載の結晶欠陥
    検出装置。
  7. 【請求項7】前記レーザ光入射手段が複数備えられてい
    ることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の結
    晶欠陥検出装置。
  8. 【請求項8】前記画像解析手段は、前記各散乱像を任意
    の領域に分割し、それぞれの領域について前記結晶欠陥
    の個数を算出し、その算出した個数を前記各散乱像毎に
    比較して最も個数の多いものを選択し、この選択した個
    数の合計から前記半導体基板の結晶欠陥密度を得るもの
    であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載
    の結晶欠陥検出装置。
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