JPH09270279A - 開閉カバー付きカードコネクタ - Google Patents
開閉カバー付きカードコネクタInfo
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- JPH09270279A JPH09270279A JP8078581A JP7858196A JPH09270279A JP H09270279 A JPH09270279 A JP H09270279A JP 8078581 A JP8078581 A JP 8078581A JP 7858196 A JP7858196 A JP 7858196A JP H09270279 A JPH09270279 A JP H09270279A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- closing cover
- base
- cover
- card
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ベースに開閉カバーを開閉揺動自在に取り付
けた開閉カバー付きカードコネクタにおいて、別部品と
してのばね板を用いることなく、閉じられている開閉カ
バーのロックを解除したときに、開閉カバーの前端がベ
ースから所望の量だけ浮き上がるようにする。 【解決手段】 ベース1と、このベース1に開閉揺動可
能に取り付けた開閉カバー3と、開閉カバーに保持させ
たカードホルダー4と、開閉カバー3の閉状態を保持す
るロック機構12,41と、を備える。ベース1に、閉
状態の開閉カバー3に弾接してその開閉カバー3を開方
向に弾発付勢するばね部15を設ける。ベース1とばね
部15とをポリアミド樹脂などの合成樹脂で一体成形す
る。
けた開閉カバー付きカードコネクタにおいて、別部品と
してのばね板を用いることなく、閉じられている開閉カ
バーのロックを解除したときに、開閉カバーの前端がベ
ースから所望の量だけ浮き上がるようにする。 【解決手段】 ベース1と、このベース1に開閉揺動可
能に取り付けた開閉カバー3と、開閉カバーに保持させ
たカードホルダー4と、開閉カバー3の閉状態を保持す
るロック機構12,41と、を備える。ベース1に、閉
状態の開閉カバー3に弾接してその開閉カバー3を開方
向に弾発付勢するばね部15を設ける。ベース1とばね
部15とをポリアミド樹脂などの合成樹脂で一体成形す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カードコネクタ、
特に、カードホルダーを保持している開閉カバーが、端
子を配備したベースに開閉揺動可能に取り付けられてい
るカードコネクタに関する。
特に、カードホルダーを保持している開閉カバーが、端
子を配備したベースに開閉揺動可能に取り付けられてい
るカードコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話といったような移動体通信機器
に組み込まれるカードコネクタでは所謂SIMカードの
ような縦横寸法がおよそ25×15mmといったサイズ
のきわめて小さいカードが取り扱われる。図8にこの種
のカードコネクタを概略的に示してある。同図におい
て、1はベースで、電気絶縁性に優れた合成樹脂の一体
成形体でなり、このベース1には、多極を形成する端子
群2やカードCの有無などの所定の状態を検出するスイ
ッチ端子21などが配備されている。ベース1の基部
に、支軸11を中心に開閉揺動可能に開閉カバー3が取
り付けられ、この開閉カバー3にカードホルダー4が保
持されている。カードホルダー4は、開閉カバー3に一
定の範囲で図8に矢符Xで示す前後方向にスライドでき
るようになっていると共に、その前端部に係合部41を
有している。そして、開閉カバー3を閉じてからカード
ホルダー4を前方へスライドさせることによって、その
係合部41を上記ベース1側に設けられている被係合部
12に係合させて開閉カバー3をロックすると、この開
閉カバーの閉状態が保持される。カードCの表面に外部
端子群C1が設けられていて、カードCを上記カードホ
ルダー4に挿入してから開閉カバー3を閉じると、上記
外部端子群C1が上記端子群2に弾接して電気的に導通
されるようになっている。
に組み込まれるカードコネクタでは所謂SIMカードの
ような縦横寸法がおよそ25×15mmといったサイズ
のきわめて小さいカードが取り扱われる。図8にこの種
のカードコネクタを概略的に示してある。同図におい
て、1はベースで、電気絶縁性に優れた合成樹脂の一体
成形体でなり、このベース1には、多極を形成する端子
群2やカードCの有無などの所定の状態を検出するスイ
ッチ端子21などが配備されている。ベース1の基部
に、支軸11を中心に開閉揺動可能に開閉カバー3が取
り付けられ、この開閉カバー3にカードホルダー4が保
持されている。カードホルダー4は、開閉カバー3に一
定の範囲で図8に矢符Xで示す前後方向にスライドでき
るようになっていると共に、その前端部に係合部41を
有している。そして、開閉カバー3を閉じてからカード
ホルダー4を前方へスライドさせることによって、その
係合部41を上記ベース1側に設けられている被係合部
12に係合させて開閉カバー3をロックすると、この開
閉カバーの閉状態が保持される。カードCの表面に外部
端子群C1が設けられていて、カードCを上記カードホ
ルダー4に挿入してから開閉カバー3を閉じると、上記
外部端子群C1が上記端子群2に弾接して電気的に導通
されるようになっている。
【0003】このような開閉カバー付きカードコネクタ
において、開閉カバー3を閉じてロックしたときには、
カードホルダー4に保持されているカードCの外部端子
群C1がベース1側の端子群2をその弾性に抗して押し
下げているので、上記のようにカードCの外部端子群C
1がベース1側の端子群2に弾接している。また、開閉
カバー3が、ベース1の縁枠13で囲まれる空間内に収
容されている(図9参照)。
において、開閉カバー3を閉じてロックしたときには、
カードホルダー4に保持されているカードCの外部端子
群C1がベース1側の端子群2をその弾性に抗して押し
下げているので、上記のようにカードCの外部端子群C
1がベース1側の端子群2に弾接している。また、開閉
カバー3が、ベース1の縁枠13で囲まれる空間内に収
容されている(図9参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カードホル
ダー4に対するカードCの着脱は開閉カバー3を開いて
行わねばならないので、カードCを着脱したいときに
は、閉じている開閉カバー3を開く必要がある。
ダー4に対するカードCの着脱は開閉カバー3を開いて
行わねばならないので、カードCを着脱したいときに
は、閉じている開閉カバー3を開く必要がある。
【0005】しかしながら、カードホルダー4にカード
Cが保持されていない場合、閉状態でロックされている
開閉カバー3は上記したようにベース1の縁枠13で囲
まれる空間内に収容されているので、図9の矢符X1の
ようにカードホルダー4を後方へスライドさせてロック
を解除した後で、開閉カバー3の前端31とベース1側
の縁枠13との間の狭い隙間に指の爪や先の細い工具を
差し込んで開閉カバー3の前端31を引き上げるといっ
た操作を行う必要があり、開閉カバー3の開き操作を行
いにくい。
Cが保持されていない場合、閉状態でロックされている
開閉カバー3は上記したようにベース1の縁枠13で囲
まれる空間内に収容されているので、図9の矢符X1の
ようにカードホルダー4を後方へスライドさせてロック
を解除した後で、開閉カバー3の前端31とベース1側
の縁枠13との間の狭い隙間に指の爪や先の細い工具を
差し込んで開閉カバー3の前端31を引き上げるといっ
た操作を行う必要があり、開閉カバー3の開き操作を行
いにくい。
【0006】また、カードホルダー4にカードCが保持
されている場合、図9の矢符X1のようにカードホルダ
ー4を後方へスライドさせてロックを解除すると、図8
で説明したベース1側の端子群2の弾性による復帰変形
に伴い、その端子群2によって押し上げられた開閉カバ
ー3の前端31が図9に仮想線で示したようにベース1
の縁枠13の上に少し浮き上がる。しかし、このときの
開閉カバー3の前端31の浮き上がり量aはわずかであ
るので、開閉カバー3を開くときにその開閉カバー3の
前端31にやはり指の爪Nや先の細い工具を差し込んで
開閉カバー3の前端31を引き上げるといった操作を行
う必要があり、開閉カバー3の開き操作を行いにくいと
いうことに変わりはなかった。
されている場合、図9の矢符X1のようにカードホルダ
ー4を後方へスライドさせてロックを解除すると、図8
で説明したベース1側の端子群2の弾性による復帰変形
に伴い、その端子群2によって押し上げられた開閉カバ
ー3の前端31が図9に仮想線で示したようにベース1
の縁枠13の上に少し浮き上がる。しかし、このときの
開閉カバー3の前端31の浮き上がり量aはわずかであ
るので、開閉カバー3を開くときにその開閉カバー3の
前端31にやはり指の爪Nや先の細い工具を差し込んで
開閉カバー3の前端31を引き上げるといった操作を行
う必要があり、開閉カバー3の開き操作を行いにくいと
いうことに変わりはなかった。
【0007】ベース1の縁枠13を切欠しておくことに
よって、閉じている開閉カバー3の前端31に指の腹を
引っ掛けられるようにしておくと、開閉カバー3の開き
操作性を少しは改善することができる。しかし、図10
のようにカードコネクタを機器側の基板(配線基板のほ
か、ケースを形成している板部などが該当する)Pに形
成した開口Wの中に設置したいようなときもあり、その
ようなときには、上記のようにして開閉カバー3の前端
31に指の腹を引っ掛けられるようにしておいたとして
も、開閉カバー3の前端31と上記開口Wの縁部との間
に指を入れられるだけの余分な空間Sを形成しておく必
要が生じるので好ましくない。
よって、閉じている開閉カバー3の前端31に指の腹を
引っ掛けられるようにしておくと、開閉カバー3の開き
操作性を少しは改善することができる。しかし、図10
のようにカードコネクタを機器側の基板(配線基板のほ
か、ケースを形成している板部などが該当する)Pに形
成した開口Wの中に設置したいようなときもあり、その
ようなときには、上記のようにして開閉カバー3の前端
31に指の腹を引っ掛けられるようにしておいたとして
も、開閉カバー3の前端31と上記開口Wの縁部との間
に指を入れられるだけの余分な空間Sを形成しておく必
要が生じるので好ましくない。
【0008】他方、特公平3−13711号公報によれ
ば、ベースに金属製のばね板を取り付けておき、このば
ね板の力で開閉カバーを開くようにすることが公知であ
る。しかし、このようにすると、ばね板という余分の部
品が必要になって部品点数が増加するので、それだけカ
ードコネクタの組立に要する工数が増え、構造が複雑に
なり、価格も高くなるという問題がある。
ば、ベースに金属製のばね板を取り付けておき、このば
ね板の力で開閉カバーを開くようにすることが公知であ
る。しかし、このようにすると、ばね板という余分の部
品が必要になって部品点数が増加するので、それだけカ
ードコネクタの組立に要する工数が増え、構造が複雑に
なり、価格も高くなるという問題がある。
【0009】本発明は以上の事情の下でなされたもので
あり、上記した特公平3−13711号公報に記載され
ているような別部品としてのばね板を用いることなく、
閉じられている開閉カバーのロックを解除したときに、
その開閉カバーの前端がベースから所望の量だけ浮き上
がるように構成することのできる開閉カバー付きカード
コネクタを提供することを目的とする。
あり、上記した特公平3−13711号公報に記載され
ているような別部品としてのばね板を用いることなく、
閉じられている開閉カバーのロックを解除したときに、
その開閉カバーの前端がベースから所望の量だけ浮き上
がるように構成することのできる開閉カバー付きカード
コネクタを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の開
閉カバー付きカードコネクタは、端子が配備されたベー
スと、このベースに開閉揺動可能に取り付けられた開閉
カバーと、この開閉カバーに保持されていると共にこの
開閉カバーの閉時に上記ベース側の端子に弾接される外
部端子を備えたカードが着脱されるカードホルダーと、
上記開閉カバーの閉状態を保持するロック機構と、を備
える開閉カバー付きカードコネクタにおいて、上記ベー
スに、閉状態の開閉カバーに弾接してその開閉カバーを
開方向に弾発付勢するばね部が設けられ、このベースと
ばね部とが合成樹脂で一体に成形されている、というも
のである。
閉カバー付きカードコネクタは、端子が配備されたベー
スと、このベースに開閉揺動可能に取り付けられた開閉
カバーと、この開閉カバーに保持されていると共にこの
開閉カバーの閉時に上記ベース側の端子に弾接される外
部端子を備えたカードが着脱されるカードホルダーと、
上記開閉カバーの閉状態を保持するロック機構と、を備
える開閉カバー付きカードコネクタにおいて、上記ベー
スに、閉状態の開閉カバーに弾接してその開閉カバーを
開方向に弾発付勢するばね部が設けられ、このベースと
ばね部とが合成樹脂で一体に成形されている、というも
のである。
【0011】請求項2に係る発明の開閉カバー付きカー
ドコネクタは、端子が配備されたベースと、このベース
に開閉揺動可能に取り付けられた開閉カバーと、この開
閉カバーに保持されていると共にこの開閉カバーの閉時
に上記ベース側の端子に弾接される外部端子を備えたカ
ードが着脱されるカードホルダーと、上記開閉カバーの
閉状態を保持するロック機構と、を備える開閉カバー付
きカードコネクタにおいて、上記開閉カバーに、上記ベ
ースまたはそのベースが装着された基板に弾接して閉状
態の開閉カバーを開方向に弾発付勢するばね部が設けら
れ、このカバーとばね部とが金属板で一体に形成されて
いる、というものである。
ドコネクタは、端子が配備されたベースと、このベース
に開閉揺動可能に取り付けられた開閉カバーと、この開
閉カバーに保持されていると共にこの開閉カバーの閉時
に上記ベース側の端子に弾接される外部端子を備えたカ
ードが着脱されるカードホルダーと、上記開閉カバーの
閉状態を保持するロック機構と、を備える開閉カバー付
きカードコネクタにおいて、上記開閉カバーに、上記ベ
ースまたはそのベースが装着された基板に弾接して閉状
態の開閉カバーを開方向に弾発付勢するばね部が設けら
れ、このカバーとばね部とが金属板で一体に形成されて
いる、というものである。
【0012】上記した請求項1や請求項2の構成である
と、閉状態の開閉カバーがばね部によって開方向に弾発
付勢されているので、ロック機構によるロック状態を解
除すると、開閉カバーの前端がばね部の復帰変形に伴っ
てそのばね部の復帰変形量に見合う量だけ浮き上がる。
したがって、ばね部の復帰変形に伴う復帰変形量を適切
に定めておくことにより、開閉カバーを、その前端に指
の腹を無理なく引っ掛けることができる程度に浮き上が
らせて開閉カバーの開き操作性を改善することができ
る。また、請求項1の構成であると、ばね部がベースと
共に合成樹脂で一体成形されており、請求項2の構成で
あると、ばね部が開閉カバーと共に共通の金属板で一体
に形成されているので、ばね部を別部品としてベースと
開閉カバーとの間に組み込む必要がない。
と、閉状態の開閉カバーがばね部によって開方向に弾発
付勢されているので、ロック機構によるロック状態を解
除すると、開閉カバーの前端がばね部の復帰変形に伴っ
てそのばね部の復帰変形量に見合う量だけ浮き上がる。
したがって、ばね部の復帰変形に伴う復帰変形量を適切
に定めておくことにより、開閉カバーを、その前端に指
の腹を無理なく引っ掛けることができる程度に浮き上が
らせて開閉カバーの開き操作性を改善することができ
る。また、請求項1の構成であると、ばね部がベースと
共に合成樹脂で一体成形されており、請求項2の構成で
あると、ばね部が開閉カバーと共に共通の金属板で一体
に形成されているので、ばね部を別部品としてベースと
開閉カバーとの間に組み込む必要がない。
【0013】請求項1や請求項2に係る発明の開閉カバ
ー付きカードコネクタにあっては、上記ロック機構によ
るロック状態を解除したときのばね部の復帰変形に伴う
開閉カバーの開動角度(閉位置にある開閉カバーとばね
部により押し上げられて開いたときの開閉カバーとのな
す角度)が、カードホルダーに保持されているカードの
外部端子に接触している上記ベース側の端子の復帰変形
に伴う開閉カバーの開動角度よりも大きくなるように構
成されていることが望ましい。そのようにしておくと、
開閉カバーが開いたときにその開閉カバーがベース側の
端子から離れてしまって開閉カバーの重さがその端子に
加わらなくなるので、端子が保護される。
ー付きカードコネクタにあっては、上記ロック機構によ
るロック状態を解除したときのばね部の復帰変形に伴う
開閉カバーの開動角度(閉位置にある開閉カバーとばね
部により押し上げられて開いたときの開閉カバーとのな
す角度)が、カードホルダーに保持されているカードの
外部端子に接触している上記ベース側の端子の復帰変形
に伴う開閉カバーの開動角度よりも大きくなるように構
成されていることが望ましい。そのようにしておくと、
開閉カバーが開いたときにその開閉カバーがベース側の
端子から離れてしまって開閉カバーの重さがその端子に
加わらなくなるので、端子が保護される。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は請求項1に係る発明の実施
形態を示す斜視図、図2は開閉カバー3を表面側から見
た平面図、図3はカードホルダー4の概略斜視図、図4
は開閉カバー3を開き操作するときの説明図、図5は当
該カードコネクタを基板Pの開口Wの中に設置した場合
における開閉カバー3の開き操作性の説明図である。
形態を示す斜視図、図2は開閉カバー3を表面側から見
た平面図、図3はカードホルダー4の概略斜視図、図4
は開閉カバー3を開き操作するときの説明図、図5は当
該カードコネクタを基板Pの開口Wの中に設置した場合
における開閉カバー3の開き操作性の説明図である。
【0015】図1に示したように、ベース1には、多数
の端子22…でなる端子群2と、開閉カバー3を閉じた
ときにカードホルダー4にカードCが保持されているか
否かを検出するためのスイッチ端子21とが設けられて
いる。また、ベース1の基部の左右両側に支軸11が設
けられ、それぞれの支軸11の基部14から前向きにば
ね部15,15が延び出ている。さらに、ベース1の前
端には指を矢符b方向に挿入することができる程度の凹
入部18が切欠状に設けられていると共に、この凹入部
18の左右両側部分に、後述するカードホルダー4の係
合部41と共働してロック機構を構成する被係合部12
が設けられている。上記ばね部15はベース1と共に合
成樹脂で一体に成形されている。合成樹脂の代表例とし
ては、ナイロン系の合成樹脂、具体的にはPA(ポリア
ミド樹脂)を掲げることができる。
の端子22…でなる端子群2と、開閉カバー3を閉じた
ときにカードホルダー4にカードCが保持されているか
否かを検出するためのスイッチ端子21とが設けられて
いる。また、ベース1の基部の左右両側に支軸11が設
けられ、それぞれの支軸11の基部14から前向きにば
ね部15,15が延び出ている。さらに、ベース1の前
端には指を矢符b方向に挿入することができる程度の凹
入部18が切欠状に設けられていると共に、この凹入部
18の左右両側部分に、後述するカードホルダー4の係
合部41と共働してロック機構を構成する被係合部12
が設けられている。上記ばね部15はベース1と共に合
成樹脂で一体に成形されている。合成樹脂の代表例とし
ては、ナイロン系の合成樹脂、具体的にはPA(ポリア
ミド樹脂)を掲げることができる。
【0016】図2のように開閉カバー3の基部の左右両
側に突片32が設けられており、これらの突片32に形
成されている孔部33を図1のようにベース1側の支軸
11に嵌合することにより、この開閉カバー3がベース
1に開閉揺動可能に取り付けられている。34は開閉カ
バー3の上板部35に設けられた開口、36は内側に膨
出するように形成されたリブ部、37は後述するカード
ホルダー4に挿入されたカードCに当たってそのセット
位置を規制する突片である。
側に突片32が設けられており、これらの突片32に形
成されている孔部33を図1のようにベース1側の支軸
11に嵌合することにより、この開閉カバー3がベース
1に開閉揺動可能に取り付けられている。34は開閉カ
バー3の上板部35に設けられた開口、36は内側に膨
出するように形成されたリブ部、37は後述するカード
ホルダー4に挿入されたカードCに当たってそのセット
位置を規制する突片である。
【0017】図1〜図3のように、カードホルダー4
は、カードCの挿抜を案内するガイド溝42を左右に有
していると共に、そのガイド溝42に挿入されたカード
Cとの間で所定の隙間を形成する突片状の係合部41を
有している。また、カードホルダー4の側面には係合爪
43…があり、この係合爪43…を上記開閉カバー3の
左右の側板部38に開設されている前後に長い長孔30
に係合させることによって、このカードホルダー4が開
閉カバー3に一定範囲内で前後にスライドできるように
保持されている。さらに、カードホルダー4の上面に形
成された矩形の操作部44が上記開閉カバー3の開口3
4に前後移動自在に嵌合されている。
は、カードCの挿抜を案内するガイド溝42を左右に有
していると共に、そのガイド溝42に挿入されたカード
Cとの間で所定の隙間を形成する突片状の係合部41を
有している。また、カードホルダー4の側面には係合爪
43…があり、この係合爪43…を上記開閉カバー3の
左右の側板部38に開設されている前後に長い長孔30
に係合させることによって、このカードホルダー4が開
閉カバー3に一定範囲内で前後にスライドできるように
保持されている。さらに、カードホルダー4の上面に形
成された矩形の操作部44が上記開閉カバー3の開口3
4に前後移動自在に嵌合されている。
【0018】以上のように構成された開閉カバー付きカ
ードコネクタにおいて、開閉カバー3を開き、図1の矢
符Yのように上記ガイド溝42を通してカードホルダー
4にカードCをその先端が上記突片37に当たるまで挿
入すると、カードCがセット位置に装着される。この状
態で開閉カバー3を支軸11を中心に閉動させた後、カ
ードホルダー4を前方へスライドさせると、その係合部
41がベース1側の被係合部12の裏側に重なってその
被係合部12がカードCと係合部41との間に挟まれ、
その位置で開閉カバー3がロックされる。このようにし
て開閉カバー3を閉じたときには、カードホルダー4に
保持されているカードCの外部端子C1(図8参照)が
端子22…を下方に押し下げてその接点23に弾接す
る。また、図3に示したように、カードホルダー4がベ
ース1側のばね部15の先端16に当たってそのばね部
15を押し下げて弾性変形させる。したがって、閉状態
にロックされた開閉カバー3は、上記ばね部15によっ
て開方向に弾発付勢されている。
ードコネクタにおいて、開閉カバー3を開き、図1の矢
符Yのように上記ガイド溝42を通してカードホルダー
4にカードCをその先端が上記突片37に当たるまで挿
入すると、カードCがセット位置に装着される。この状
態で開閉カバー3を支軸11を中心に閉動させた後、カ
ードホルダー4を前方へスライドさせると、その係合部
41がベース1側の被係合部12の裏側に重なってその
被係合部12がカードCと係合部41との間に挟まれ、
その位置で開閉カバー3がロックされる。このようにし
て開閉カバー3を閉じたときには、カードホルダー4に
保持されているカードCの外部端子C1(図8参照)が
端子22…を下方に押し下げてその接点23に弾接す
る。また、図3に示したように、カードホルダー4がベ
ース1側のばね部15の先端16に当たってそのばね部
15を押し下げて弾性変形させる。したがって、閉状態
にロックされた開閉カバー3は、上記ばね部15によっ
て開方向に弾発付勢されている。
【0019】上記のように開閉カバー3が閉状態にロッ
クされている状態から、カードホルダー4を後方へスラ
イドさせることにより、図4のようにその係合部41を
ベース1側の被係合部12から外してロック状態を解除
すると、ばね部15が元の形状(自然状態の形状)にな
るように復帰変形するので、カードホルダー4と共に開
閉カバー3がそのばね部15により押し上げられ、その
前端31が開閉カバー3の開動角度θに応じた量だけ浮
き上がる。カードCとして冒頭で説明したSIMカード
が採用されている場合、上記開動角度θは10度程度で
十分である。
クされている状態から、カードホルダー4を後方へスラ
イドさせることにより、図4のようにその係合部41を
ベース1側の被係合部12から外してロック状態を解除
すると、ばね部15が元の形状(自然状態の形状)にな
るように復帰変形するので、カードホルダー4と共に開
閉カバー3がそのばね部15により押し上げられ、その
前端31が開閉カバー3の開動角度θに応じた量だけ浮
き上がる。カードCとして冒頭で説明したSIMカード
が採用されている場合、上記開動角度θは10度程度で
十分である。
【0020】このときの開閉カバー3の前端31の浮き
上がり量aは、ばね部15の復帰変形に伴う開閉カバー
3の開動角度θに関係する。すなわち、ばね部15が復
帰変形する量や、ばね部15の形状や、ばね部15の先
端16がカードホルダー4に当たる位置などに関係して
いる。したがって、ばね部の復帰変形量などのそれらの
因子を適切に定めておくことによって、ばね部15の復
帰変形に伴う開閉カバー3の前端31の浮き上がり量a
を、図4の仮想線のように指Fの腹で開閉カバー3の前
端31を引っかけ得るように定めることができ、そのよ
うにしておくことによって、同図の仮想線のように指F
の腹で開閉カバー3の前端31を引っ掛けて開閉カバー
3を大きく開くことができる。なお、この実施形態で
は、ベース1に指を挿入できる凹入部18(図1参照)
を設けてあるので、指Fの腹で開閉カバー3の前端31
を引っ掛ける動作をいっそう容易に行える利点がある。
また、ばね部15が復帰変形する量や、ばね部15の形
状や、ばね部15の先端16がカードホルダー4に当た
る位置を適切に定めておくことによって、開閉カバー3
の前端31がばね部15の復帰変形によって浮き上がっ
ているときに、カードホルダー4に保持されているカー
ドCの外部端子C1(図8参照)がベース1側の端子2
2から離れる位置になるように開閉カバー3の開動角度
を定めることができ、そのようにしておくと、開かれた
開閉カバー3の重さが端子22に加わらないようになる
ので、端子22に開閉カバー3の重さに起因する余分な
力が加わって端子22の弾性が損なわれるという事態が
起こらない。
上がり量aは、ばね部15の復帰変形に伴う開閉カバー
3の開動角度θに関係する。すなわち、ばね部15が復
帰変形する量や、ばね部15の形状や、ばね部15の先
端16がカードホルダー4に当たる位置などに関係して
いる。したがって、ばね部の復帰変形量などのそれらの
因子を適切に定めておくことによって、ばね部15の復
帰変形に伴う開閉カバー3の前端31の浮き上がり量a
を、図4の仮想線のように指Fの腹で開閉カバー3の前
端31を引っかけ得るように定めることができ、そのよ
うにしておくことによって、同図の仮想線のように指F
の腹で開閉カバー3の前端31を引っ掛けて開閉カバー
3を大きく開くことができる。なお、この実施形態で
は、ベース1に指を挿入できる凹入部18(図1参照)
を設けてあるので、指Fの腹で開閉カバー3の前端31
を引っ掛ける動作をいっそう容易に行える利点がある。
また、ばね部15が復帰変形する量や、ばね部15の形
状や、ばね部15の先端16がカードホルダー4に当た
る位置を適切に定めておくことによって、開閉カバー3
の前端31がばね部15の復帰変形によって浮き上がっ
ているときに、カードホルダー4に保持されているカー
ドCの外部端子C1(図8参照)がベース1側の端子2
2から離れる位置になるように開閉カバー3の開動角度
を定めることができ、そのようにしておくと、開かれた
開閉カバー3の重さが端子22に加わらないようになる
ので、端子22に開閉カバー3の重さに起因する余分な
力が加わって端子22の弾性が損なわれるという事態が
起こらない。
【0021】図5のようにカードコネクタを機器側の本
体ケースや基板Pに形成した開口Wの中に設置したいよ
うなときには、ばね部15が復帰変形する量や、ばね部
15の形状や、ばね部15の先端16がカードホルダー
4に当たる位置を適切に定めておくことにより、上記し
たばね部15の復帰変形に伴う開閉カバー3の開動によ
りその開閉カバー3の前端31が基板Pの上に突き出る
ようにしておけば、基板Pの上で指Fの腹を開閉カバー
3の前端31に引っ掛けて開閉カバー3を大きく開くこ
とができる。
体ケースや基板Pに形成した開口Wの中に設置したいよ
うなときには、ばね部15が復帰変形する量や、ばね部
15の形状や、ばね部15の先端16がカードホルダー
4に当たる位置を適切に定めておくことにより、上記し
たばね部15の復帰変形に伴う開閉カバー3の開動によ
りその開閉カバー3の前端31が基板Pの上に突き出る
ようにしておけば、基板Pの上で指Fの腹を開閉カバー
3の前端31に引っ掛けて開閉カバー3を大きく開くこ
とができる。
【0022】図6は請求項2に係る発明の実施形態を示
す斜視図、図7は開閉カバー3がばね部39の復帰変形
によっで開かれた状態の説明図である。
す斜視図、図7は開閉カバー3がばね部39の復帰変形
によっで開かれた状態の説明図である。
【0023】この実施形態において、図1〜図3で説明
した請求項1に係る発明の実施形態と異なる点は、ばね
部39が、開閉カバー3に設けられている点だけであ
り、その他の構成は図1〜図3で説明したものとまった
く同様であるので、相応する部分に同一符号を付して説
明の重複を避けることにする。
した請求項1に係る発明の実施形態と異なる点は、ばね
部39が、開閉カバー3に設けられている点だけであ
り、その他の構成は図1〜図3で説明したものとまった
く同様であるので、相応する部分に同一符号を付して説
明の重複を避けることにする。
【0024】この実施形態において、上記ばね部39
は、開閉カバー3の側板部38に連設して形成されてい
る。すなわち、このばね部39は、開閉カバー3を形成
している金属板で一体に形成されている。このカードコ
ネクタにおいて、開閉カバー3を閉じてロックしたとき
には、ばね部39がベース1の装着されている基板P1
に弾接して閉状態の開閉カバー3を開方向に弾発付勢す
る。したがって、ロックを解除すると、ばね部39の弾
性復帰に伴って開閉カバー3が図7のように開動して開
閉カバー3の前端31が浮き上がる。なお、ばね部39
の先端を受けとめて支える受座(不図示)をベース1に
設けておいても、閉状態の開閉カバー3がばね部39に
よって開方向に弾発付勢された状態が得られる。
は、開閉カバー3の側板部38に連設して形成されてい
る。すなわち、このばね部39は、開閉カバー3を形成
している金属板で一体に形成されている。このカードコ
ネクタにおいて、開閉カバー3を閉じてロックしたとき
には、ばね部39がベース1の装着されている基板P1
に弾接して閉状態の開閉カバー3を開方向に弾発付勢す
る。したがって、ロックを解除すると、ばね部39の弾
性復帰に伴って開閉カバー3が図7のように開動して開
閉カバー3の前端31が浮き上がる。なお、ばね部39
の先端を受けとめて支える受座(不図示)をベース1に
設けておいても、閉状態の開閉カバー3がばね部39に
よって開方向に弾発付勢された状態が得られる。
【0025】図6や図7で説明したカードコネクタによ
る作用についても、図1〜図3で説明したものとまった
く同様の作用が発揮される。
る作用についても、図1〜図3で説明したものとまった
く同様の作用が発揮される。
【0026】
【発明の効果】請求項1や請求項2に係る発明による
と、ロック機構によるロック状態を解除したときに、開
閉カバーの前端に指の腹を無理なく引っ掛けることがで
きる程度に開閉カバーの前端を浮き上がらせることがで
きるので、開閉カバーの開き操作性を改善することがで
きる。また、当該カードコネクタを機器側の基板に形成
した開口の中に設置したいようなときには、ばね部の復
帰変形に伴う開閉カバーの開動角度を適切に定めてその
開閉カバーの前端が基板の上に突き出るようにしておく
ことにより、図10で説明したような余分な空間Sを形
成しておく必要がなくなるので好ましい。
と、ロック機構によるロック状態を解除したときに、開
閉カバーの前端に指の腹を無理なく引っ掛けることがで
きる程度に開閉カバーの前端を浮き上がらせることがで
きるので、開閉カバーの開き操作性を改善することがで
きる。また、当該カードコネクタを機器側の基板に形成
した開口の中に設置したいようなときには、ばね部の復
帰変形に伴う開閉カバーの開動角度を適切に定めてその
開閉カバーの前端が基板の上に突き出るようにしておく
ことにより、図10で説明したような余分な空間Sを形
成しておく必要がなくなるので好ましい。
【0027】また、請求項1や請求項2に係る発明によ
ると、部品点数を増やすことなく、開閉カバーの開き操
作性を改善することができるという利点がある。
ると、部品点数を増やすことなく、開閉カバーの開き操
作性を改善することができるという利点がある。
【図1】請求項1に係る発明の実施形態を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】開閉カバーを表面側から見た平面図である。
【図3】カードホルダーの概略斜視図である。
【図4】開閉カバーを開き操作するときの説明図であ
る。
る。
【図5】カードコネクタを基板の開口の中に設置した場
合における開閉カバーの開き操作性の説明図である。
合における開閉カバーの開き操作性の説明図である。
【図6】請求項2に係る発明の実施形態を示す斜視図で
ある。
ある。
【図7】開閉カバーがばね部の復帰変形によっで開かれ
た状態の説明図である。
た状態の説明図である。
【図8】従来例の斜視図である。
【図9】従来例の開閉カバーを開き操作するときの説明
図である。
図である。
【図10】従来例のカードコネクタを基板の開口の中に
設置した場合における開閉カバーの開き操作性の説明図
である。
設置した場合における開閉カバーの開き操作性の説明図
である。
1 ベース 3 開閉カバー 4 カードホルダー 12 被係合部(ロック機構) 15 ばね部 22 端子 39 ばね部 41 係合部(ロック機構) C カード C1 外部端子
Claims (2)
- 【請求項1】 端子が配備されたベースと、このベース
に開閉揺動可能に取り付けられた開閉カバーと、この開
閉カバーに保持されていると共にこの開閉カバーの閉時
に上記ベース側の端子に弾接される外部端子を備えたカ
ードが着脱されるカードホルダーと、上記開閉カバーの
閉状態を保持するロック機構と、を備える開閉カバー付
きカードコネクタにおいて、 上記ベースに、閉状態の開閉カバーに弾接してその開閉
カバーを開方向に弾発付勢するばね部が設けられ、この
ベースとばね部とが合成樹脂で一体に成形されているこ
とを特徴とする開閉カバー付きカードコネクタ。 - 【請求項2】 端子が配備されたベースと、このベース
に開閉揺動可能に取り付けられた開閉カバーと、この開
閉カバーに保持されていると共にこの開閉カバーの閉時
に上記ベース側の端子に弾接される外部端子を備えたカ
ードが着脱されるカードホルダーと、上記開閉カバーの
閉状態を保持するロック機構と、を備える開閉カバー付
きカードコネクタにおいて、 上記開閉カバーに、上記ベースまたはそのベースが装着
された基板に弾接して閉状態の開閉カバーを開方向に弾
発付勢するばね部が設けられ、このカバーとばね部とが
金属板で一体に形成されていることを特徴とする開閉カ
バー付きカードコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8078581A JPH09270279A (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | 開閉カバー付きカードコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8078581A JPH09270279A (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | 開閉カバー付きカードコネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09270279A true JPH09270279A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=13665884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8078581A Pending JPH09270279A (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | 開閉カバー付きカードコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09270279A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000006162A (ko) * | 1998-06-15 | 2000-01-25 | 루이스 에이. 헥트 | Ic카드커넥터 |
WO2002063725A1 (en) * | 2001-02-02 | 2002-08-15 | J.S.T. Mfg. Co., Ltd. | Flash memory card connector |
JP2007305523A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Kel Corp | カードコネクタ |
JP2010177215A (ja) * | 2010-05-07 | 2010-08-12 | Kel Corp | カードコネクタ |
-
1996
- 1996-04-01 JP JP8078581A patent/JPH09270279A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000006162A (ko) * | 1998-06-15 | 2000-01-25 | 루이스 에이. 헥트 | Ic카드커넥터 |
WO2002063725A1 (en) * | 2001-02-02 | 2002-08-15 | J.S.T. Mfg. Co., Ltd. | Flash memory card connector |
US7066766B2 (en) | 2001-02-02 | 2006-06-27 | J.S.T. Mfg. Co., Ltd. | Flash memory card connector |
KR100891921B1 (ko) * | 2001-02-02 | 2009-04-08 | 니혼 앗사쿠단시세이조 가부시키가이샤 | 플래시메모리카드용 커넥터 |
JP2007305523A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Kel Corp | カードコネクタ |
JP4543005B2 (ja) * | 2006-05-15 | 2010-09-15 | ケル株式会社 | カードコネクタ |
JP2010177215A (ja) * | 2010-05-07 | 2010-08-12 | Kel Corp | カードコネクタ |
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