JPH09270073A - 郵便物の自動引受装置 - Google Patents

郵便物の自動引受装置

Info

Publication number
JPH09270073A
JPH09270073A JP7755296A JP7755296A JPH09270073A JP H09270073 A JPH09270073 A JP H09270073A JP 7755296 A JP7755296 A JP 7755296A JP 7755296 A JP7755296 A JP 7755296A JP H09270073 A JPH09270073 A JP H09270073A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
input
destination information
user
mail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7755296A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideto Yui
英人 柚井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7755296A priority Critical patent/JPH09270073A/ja
Publication of JPH09270073A publication Critical patent/JPH09270073A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】郵便物の引受作業を効率良く行うことのできる
郵便物の自動引受装置を提供することにある。 【解決手段】自動引受装置は、利用者が宛先情報を入力
するための入力表示部30と、利用者によって載置され
た郵便物の寸法および重量を計量する計量部32、44
と、を備えている。入力された宛先および計量部による
計量結果に応じて送料が算出され、入力表示部に表示さ
れる。証紙発行部およびラベル発行部が設けられ、入金
部に送料が入金されると、送料に対応した証紙が証紙発
行部により発行されるとともに、入力された宛先および
対応する識別バーコードの付されたラベルおよび送り状
がラベル発行部から発行される。利用者により挿入され
た記録媒体を処理するカード処理部が設けられ、カード
処理部は、記憶媒体により宛先の入力および送料の決裁
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、小包等の郵便物
を利用者から受け入れ配達のための種々の処理を行う郵
便物の自動引受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】郵便物、例えば、小包を所望の宛先に送
り場合、利用者は小包を自宅近くの郵便局に持参し、小
包の大きさおよび宛先に対応した所定の料金を納付する
とともに、宛先の記載された所定の送り状を付けて郵便
局に引き渡す。
【0003】近年、郵便局等の引受局においては、処理
効率の向上、省力化等を図るため、郵便物を自動的に引
き受ける自動引受装置の設置が望まれている。この種の
自動引受装置としては、例えば、小包の寸法および重量
を計量する計量部と、計量結果に対応する所定金額の証
紙を発行する発行部と、を設け、計量、料金計算、証紙
発行を自動的に行うことが考えられる。
【0004】この場合、利用者は、小包を計量部に載せ
て計量し、料金の納付した後、自動発行された証紙、お
よび宛先を記載した送り状を小包に貼付し、引受局に受
渡す。そして、小包を受け取った引受局では、送り状に
印字された識別バーコードを人手により読み取って入力
し、以後の通過情報、追跡情報として利用する。その
後、小包は、引受局で配達地域別に区分され、相手先の
配達局に輸送される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た郵便物の自動引受装置において、自動引受機能は、配
達料金の計算、および証紙の自動発行等が中心であり、
識別バーコードの読み取り入力、および宛先の入力作業
は、依然として人手に頼っている。そのため、引受作業
の一層の効率向上および省力化が望まれている。この発
明は以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、郵便
物の引受作業を効率良く行うことのできる郵便物の自動
引受装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係るこの発明の郵便物の自動引受装置
は、利用者が宛先情報を入力するための入力部と、上記
入力部を通して入力された宛先情報および識別情報をラ
ベルおよび送り状に印字して発行するラベル発行部と、
上記入力部、およびラベル発行部の動作を制御する制御
手段と、を備えたことを特徴としている。
【0007】請求項2に係るこの発明の郵便物の自動引
受装置は、利用者が宛先情報を入力するための入力部
と、上記入力部を通して入力された宛先情報を格納する
記憶手段と、利用者から記憶媒体を受け取り、上記記憶
媒体に記憶されている宛先情報を読み出すとともに上記
入力部を通して入力された宛先情報を上記記憶媒体に記
録する媒体処理部と、上記記憶媒体から読み出された宛
先情報、あるいは上記入力部を通して入力された宛先情
報を、識別情報と共にラベルおよび送り状に印字して発
行するラベル発行部と、上記入力部、ラベル発行部、お
よび媒体処理部の動作を制御する制御手段と、を備えた
ことを特徴としている。
【0008】また、この発明の郵便物の自動引受装置
は、媒体処理手段により上記記憶媒体から読み取られた
宛先情報を表示する表示手段と、上記表示手段に表示さ
れた宛先情報から所望の宛先情報を選択する選択手段
と、を更に備えていることを特徴としている。
【0009】請求項4に係るこの発明の郵便物の自動引
受装置は、利用者によって載置された郵便物の寸法およ
び重量を計量する計量部と、上記計量部による計量結果
に応じた配達料金を算出する算出手段と、上記算出手段
により算出された配達料金を表示する表示手段と、を備
えていることを特徴としている。
【0010】また、請求項5に係るこの発明の郵便物の
自動引受装置は、上記算出手段によって算出された配達
料金を利用者から受け取る入金部を備えている。以上の
ように構成された郵便物の自動引受装置によれば、郵便
物の引受時、まず、利用者は入力部を介して送り先の郵
便番号、住所、氏名等の宛先情報を入力する。すると、
ラベル発行部は、入力された宛先情報および郵便物の識
別情報をラベルおよび送り状に印字し、利用者に発行す
る。そして、利用者は、発行されたラベルを郵便物に貼
付した後、引受部に載置する。それにより、ラベルの貼
付された郵便物は、自動引受装置内に取り込まれ、以後
の配達工程に搬送される。
【0011】また、この発明の他の自動引受装置によれ
ば、利用者が所有の記憶媒体が媒体処理部へ挿入される
と、この記憶媒体から記録されている宛先情報が読み出
される。そして、記憶媒体に記録されている宛先に郵便
物を送る場合には、読み出された宛先情報に基づいて、
ラベルおよび送り状が発行される。
【0012】一方、入力部を介して新たな宛先情報を入
力した場合、この新たな宛先情報は媒体処理部により利
用者の記憶媒体に書き込まれ、以後の配達時に利用可能
となる。
【0013】この発明に係る更に他の自動引受装置によ
れば、利用者によって郵便物が計量部に載置されると、
郵便物の寸法および重量が計量され、この計量結果に応
じた配達料金が自動的に算出されて表示手段に表示され
る。そして、表示された配達送金を納付することによ
り、ラベルおよび送り状が発行される。配達料金の納付
は、自動引受装置の入金部に現金を投入するか、あるい
は、媒体処理部により、記憶媒体から引き落とすことに
よって行われる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しながら、この発
明の実施の形態について詳細に説明する。図1は、この
発明の実施の形態に係る郵便物の自動取引装置を備えた
郵便物処理システム全体を概略的に示している。
【0015】まず、全体の構成について説明すると、郵
便物処理システムは、大別して、小包を受け取って地域
別に区分する第1局としての引受局10と、引受局から
輸送されてきた小包を配達区別に区分して配達する第2
局としての配達局12と、を備えている。
【0016】引受局10には、利用者から小包を受け取
る自動引受装置14と、自動引受装置から発行された送
り状に印字されている識別バーコードおよび宛先情報を
読み取り送り状を地域別に区分けする第1の郵便区分装
置16と、小包から識別バーコードを読み取るととも
に、読み取った識別バーコードと第1の郵便区分装置1
6によって読み取られた情報とに基づいて、小包を地域
別に区分する第1の小包区分装置18と、が設けられて
いる。
【0017】更に、引受局10には、第1の小包区分装
置18によって区分された小包を地域別に集積して輸送
するためのロールボックスパレット20が設けられてい
る。一方、配達局12には、引受局10から輸送されて
きた送り状の束を1枚づつ取り出して宛先および識別バ
ーコードを読み取り、宛先に応じて送り状を順番に並べ
換える第2の郵便区分装置22と、ロールボックスパレ
ット20により輸送されてきた小包から識別バーコード
を読み取るとともに、読み取った識別バーコードと第2
の郵便区分装置22によって読み取られた情報とに基づ
いて、小包を配達区別に区分する第2の小包区分装置2
4と、が設けられている。
【0018】配達区別に区分された小包は、それぞれ配
達人に渡される。そして、各配達人は、預かった小包を
配達順に並べられた送り状に従って並べ換え、各宛先に
配達する。
【0019】次に、上記郵便物処理システムの各部の構
成および動作について詳細に説明する。図2および図3
に示すように、自動引受装置14は、利用者に対面して
設置される操作部26、および操作部に隣接して設けら
れ小包を受け入れる引受部としてのロッカー28を備え
ている。
【0020】操作部26には、入力部、表示手段、およ
び選択手段として機能する入力表示部30が設けられて
いる。この入力表示部30は、利用者が送り先の郵便番
号、住所、氏名等の宛先情報を入力するための複数のタ
ッチキーと、種々の情報を表示する表示パネルと、を備
えたタッチパネルにより構成されている。
【0021】また、操作部26は、入力された情報を記
憶する記憶手段としての記憶部31と、小包が載置さ
れ、載置された小包の重さおよび寸法を測定する計量部
32と、利用者が送料に対応した現金を投入するための
入金部34と、所定の料金が投入された際に送料に対応
する証紙を発行する証紙発行部35と、を備えている。
操作部26の前面には、入金部34の入金口34a、証
紙発行部35の発行口35aが設けられている。
【0022】また、自動引受装置14は、利用者の所有
するメモリカード、クレジットカード等のカード状の記
憶媒体に対して情報の読み取りおよび書込みを行うカー
ド処理部36、および入力表示部30を通して入力され
た宛先、あるいはメモリカードから読み取られた宛先
を、識別情報としての識別バーコード(IDバーコー
ド)と共に印字したラベルおよび送り状を発行するラベ
ル発行部38を備えている。なお、操作部26の前面に
は、カード挿入口36a、証紙発行口35a、およびラ
ベル/送り状発行口38aが設けられている。
【0023】ロッカー28は、前面に設けられた小包の
投入口27と、投入口を開閉する扉29と、を有し、ま
た、ロッカーの底壁上には、投入された小包の重量およ
び寸法を測定する測定部44が設けられている。ロッカ
ー28の後壁側には、投入された小包を第1の小包区分
装置18へ搬送するコンベア45を備えた引受部46が
設けられている。
【0024】そして、これらの構成部は、駆動部41に
よって駆動されるとともに、制御手段および算出手段と
して機能する制御部42によって動作が制御される。図
4に示すように、上記構成の自動引受装置14において
は、まず、利用者によって計量部32、44のいずれか
に小包Pが載置されると、計量部は小包の重量および寸
法を測定し、測定結果を制御部42に入力する。また、
利用者により入力表示部30を介して宛先が入力される
と、制御部42は、入力された宛先情報を記憶部31に
格納する。
【0025】宛先入力に際して、利用者が宛先の郵便番
号を入力すると、この郵便番号に対応した複数の町名が
入力表示部30に自動的に表示される。そして、利用者
は町名を選択した後、更に、番地、部屋番号、氏名、電
話番号等をキー入力する。
【0026】また、利用者は、メモリカードを用いて宛
先を入力することも可能である。すなわち、以前に入力
した宛先が書き込まれているメモリカードが、カード挿
入口36aを介してカード処理部36に装填されると、
媒体処理部および決裁手段として機能するカード処理部
36は、メモリカードから情報を読み取り入力表示部3
3に表示する。そして、表示された宛先のいずれかに小
包を送る場合、利用者が入力表示部30を介してその宛
先を選択すると、選択された宛先が制御部42に入力さ
れる。
【0027】宛先情報が入力されると、制御部42は、
計量部32あるいは44により測定された重量、寸法、
および入力された宛先から送料を算出し、入力表示部3
0に表示する。
【0028】続いて、利用者により、入力表示部30に
表示された金額の送料が現金投入口34aを介して入金
部34に投入されると、制御部42は、証紙発行部35
を作動させて、送料に対応する証紙を発行するととも
に、ラベル発行部38を作動させて宛先および識別バー
コードの印字されたラベルおよび送り状を発行する。
【0029】送り状は、局用の送り状と送り主控え用の
送り状とが対になっており、ラベルとセットで印字形成
される。そして、控え用の送り状とラベルとが発行口3
8aを介して利用者に発行され、局用の送り状は、自動
引受装置14内に保存され、後に局員がまとめて集荷す
る。
【0030】ただし、局用の送り状もラベルと一緒に発
行し、小包にラベルと共に貼付された送り状を後の区分
作業時に局員が抜き取って処理するようにしてもよい。
なお、メモリカードに代えて、キャッシュカード、プリ
ペイドカード等の決裁機能を備えたカード状の記憶媒体
をカード処理部36に装填することにより、現金を投入
する代わりに、これらのカードから送料を引き落とすよ
うにしてもよい。
【0031】また、メモリカードを挿入した状態で、入
力表示部30を通して新規な宛先が入力された場合、カ
ード処理部36は、新規な宛先をメモリカードに書き込
んだ後、メモリカードを利用者に返却する。
【0032】そして、利用者によって証紙およびラベル
の貼付された小包がロッカー28内に載置され扉29が
閉じられると、ロッカー後壁の図示しない扉が開き、小
包は引受部46のコンベア45により第1の小包区分装
置18へ搬送される。
【0033】一方、第1の郵便区分装置16は、図5に
示すように、局員により集荷されて投入された送り状の
束を供給する供給部48と、供給部から1枚づつ供給さ
れる送り状から識別バーコードおよび宛先を読み取る読
取部50と、読取部によって読み取られた宛先、特に、
郵便番号に応じて送り状を地域毎に区分し集積する区分
集積部52と、を備えている。また、第1の郵便区分装
置16は、読取部50によって読み取られた識別バーコ
ードおよび宛先情報を後述の第1の小包区分装置18へ
送信する情報送信部53を備えている。
【0034】図6に示すように、第1の小包区分装置1
8は、自動引受装置14からコンベア45により搬送さ
れてきた小包を1個づつ供給する供給部54と、供給部
から供給される小包に貼付されているラベルから識別バ
ーコードを読み取る読取部56と、を備えている。読取
部56には蓄積部58が接続され、この蓄積部58には
第1の郵便区分装置16の情報送信部53から送信され
た識別バーコードおよび区分情報(郵便番号)が格納さ
れる。
【0035】また、第1の小包区分装置18は区分集積
部60を備え、この区分集積部60は、読取部56によ
って小包から読み取られた識別バーコードと、蓄積部5
8に格納された識別バーコードおよび区分情報とを照合
し、小包の識別バーコードに対応する区分情報に基づい
て小包を地域別に区分し集積する。
【0036】区分された小包は、人手により、地域毎に
対応するロールボックスパレット20に積み込まれる。
図7および図8に示すように、輸送手段として機能する
ロールボックスパレット20は、多数の小包を収容可能
な矩形枠状のパレット本体62と、パレット本体の上端
に固定されたバーコード読取部64と、パレット本体の
前面に取り付けられた液晶パネルからなる表示部66
と、を備えている。
【0037】バーコード読取部64および表示部66
は、これらの動作を制御する制御部67に接続され、更
に、この制御部には、電源部68、情報蓄積部70が接
続されている。また、情報蓄積部70は、ロールボック
スパレット20の外部に設けられた印字部71および伝
送部72に接続可能となっている。
【0038】上記構成のロールボックパレット20にお
いて、小包を収納部としてのパレット本体62内に積み
込む際、局員が小包Pに貼付されたラベルをバーコード
読取部64に接近対向させると、バーコード読取部はラ
ベル上の識別バーコードを自動的に読み取り、読み取っ
たバーコードデータを情報蓄積部70に格納する。
【0039】全ての小包が積み込まれた後、制御部67
は情報蓄積部70に蓄積されたデータを取り出して印字
部71に送信し、この印字部により、積み込まれた小包
の個数および識別バーコード情報を伝票に印字して発行
する。この伝票は小包と一緒にロールボックスパレット
20に積み込まれる。
【0040】また、小包の個数および識別バーコード情
報は、表示部66に表示されるとともに、伝送部72を
通して情報管理センタへ送信され通過情報および追跡情
報として利用される。
【0041】情報蓄積部70からのデータの取出しは、
上記のように送信による方法の他、記憶媒体に記録して
取り出すようにしてもよい。また、ロールボックスパレ
ット20には、第1の郵便区分装置16によって区分さ
れた送り状も一緒に積み込まれる。そして、区分済みの
小包、送り状、および伝票の積み込まれたロールボック
スパレット20は、トラック、飛行機、鉄道等の交通手
段により、区分された地域の配達局12へ輸送される。
【0042】また、図9に示すように、小包Pには、印
字された宛先情報および識別バーコードに加えて、ある
いは代えて、識別信号の記録された無線識別タグ74の
埋め込まれたラベルを貼付するようにしてもよい。この
場合、ロールボックスパレット20のバーコード読取部
64は、無線リーダ/発信器として構成される。そし
て、バーコード読取部64は、小包Pがロールボックス
パレット20のパレット本体62に積み込まれる際、無
線識別タグ74に対して識別信号を発信させるための命
令信号を発信し、この無線識別タグから発信された識別
信号を読み取る。
【0043】読み取れられた宛先情報および識別バーコ
ード等の識別信号は、情報蓄積部70に格納され、その
後、上記と同様に、印字部71、伝送部72へ送られ
る。一方、配達局12に設けられた第2の郵便区分装置
22および第2の小包区分装置24は、引受局10に設
けられた第1の郵便区分装置16および第1の小包区分
装置18とそれぞれ同様に構成されている。
【0044】すなわち、第2の郵便区分装置22は、図
10に示すように、局員によりロールボックスパレット
20から取り出された送り状の束を供給する供給部76
と、供給部から1枚づつ供給される送り状から識別バー
コードおよび宛先を読み取る読取部78と、読取部によ
って読み取られた宛先、特に、郵便番号に応じて送り状
を配達区別に区分し、配達順に並べ換えて集積する区分
集積部80と、を備えている。また、第2の郵便区分装
置22は、読取部78によって読み取られた識別バーコ
ードおよび宛先情報を第2の小包区分装置24へ送信す
る情報送信部82を備えている。
【0045】図11に示すように、第2の小包区分装置
24は、局員によりロールボックスパレット20から取
り出されて投入された小包を1個づつ供給する供給部8
4と、供給部から供給される小包に貼付されているラベ
ルから識別バーコードを読み取る読取部86と、を備え
ている。読取部86には蓄積部90が接続され、この蓄
積部90には第2の郵便区分装置22の情報送信部82
から送信された識別バーコードおよび区分情報(郵便番
号)が格納される。
【0046】また、第2の小包区分装置24は区分集積
部88を備え、この区分集積部88は、読取部86によ
って小包から読み取られた識別バーコードと、蓄積部9
0に格納された識別バーコードおよび区分情報とを照合
し、小包の識別バーコードに対応する区分情報に基づい
て小包を配達区別に区分し集積する。
【0047】このようにして配達区別に区分された小包
は、配達順に並べられた対応の送り状と共に、各配達人
に渡される。この際、蓄積部90に蓄積されたデータ
は、配達区別に取り出して印字部91に送信され、この
印字部により、区分された配達区毎の小包の個数および
識別バーコード情報を印字した授受伝票が自動的に発行
される。
【0048】小包を預かった配達人は、配達順に並べら
れている送り状の順番に従って小包を並べ、各宛先に小
包を配達する。そして、小包を受取人に渡した際、送り
状に確認印を捺印してもうらう。小包の配達終了後、配
達人は送り状を配達局12に持ち帰る。
【0049】配達局12には、配達人が持ち帰った送り
状の画像を保管するとともにお届け通知を発行する送り
状処理装置92が設けられている。この送り状処理装置
92は、図12に示すように、送り状を1枚づつ供給す
る供給部94と、供給された送り状の画像を読み取る画
像読取部95と、画像読取部によって読み取られた画像
情報を蓄積する画像蓄積部96と、を備えている。
【0050】また、送り状処理装置92は、画像読取部
95によって読み取られた画像情報から送り状の識別バ
ーコードを読み取るバーコード読取部98と、読み取ら
れた画像情報のフォーマットを機械処理が容易な形態に
変換して出力するフォーマット変換部100と、フォー
マット変換された画像情報に基づいてお届け通知を作成
し発行する発行部102と、バーコード読取部98によ
って読み取られた識別情報を情報管理センタへ送信する
情報送信部104と、を備えている。そして、各構成部
は制御部106に接続され、この制御部によって動作が
制御される。
【0051】上記送り状処理装置92を用いることによ
り、配達済みの小包の送り状は、画像読取部95によっ
て読み取られ画像情報として保管される。そのため、配
達済みの送り状自身を保管する場合に比較して保管スペ
ースの削減を図ることができるとともに、以後の検索も
容易に行うことができるとともに、保管されている画像
情報に基づいてお届け通知を容易にかつ自動的に発行す
ることが可能となる。
【0052】また、識別情報読取部として機能するバー
コード読取部98によって画像情報から読み取られた識
別バーコード情報は、自動的に情報管理センタへ送信さ
れ、配達の終了が報告される。
【0053】以上のように構成された郵便物処理システ
ムの自動引受装置によれば、利用者が小包を計量部に載
置すると、小包の寸法および重量が自動的に計量され
る。また、利用者により入力表示部30を介して宛先情
報が入力されると、入力された宛先、および計量された
小包の寸法、重量に応じて送料が自動的に算出され、入
力表示部に表示される。また、宛先情報および識別バー
コードの付されたラベルおよび送り状が自動的に発行さ
れる。そして、小包にラベルを貼付した後、引受部に載
置することにより、小包は自動的に取り込まれて次の工
程に運ばれる。
【0054】このように、自動取引装置によれば、小包
の計量、送料の算出、ラベルおよび送り状の発行、送料
の受け取りを、人手を介することなく自動的に行うこと
ができ、引受作業の効率向上および省力化を図ることが
できる。
【0055】また、利用者は、メモリーカード等の記憶
媒体を用いて宛先情報の入力および送料納付を行うこと
もでき、引受作業を一層効率良く行うことが可能とな
る。記録媒体を用いた宛先情報の入力は、郵便物を同一
送り先に多数回送る場合に特に有効となる。
【0056】なお、この発明は上述した実施の形態に限
定されることなく、この発明の範囲内で種々変形可能で
ある。例えば、引き受ける郵便物は、小包に限らず、封
書等の他の郵便物にも適用することができる。また、自
動引受装置の操作部26と、引受部46とは、一体的に
設けられている場合に限らず、分離して設けられていて
もよい。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、人手による宛先情報、識別情報の入力および読取操
作を必要とすることがなく、郵便物の引受作業を効率良
く行うことが可能な郵便物の自動引受装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る郵便物処理システ
ム全体を概略的に示す図。
【図2】上記郵便物処理システムの自動引受装置を示す
斜視図。
【図3】上記自動引受装置の構成を概略的に示すブロッ
ク図。
【図4】上記自動取引装置に関する小包の引受動作を示
すフローチャート。
【図5】上記郵便物処理システムの第1の郵便区分装置
の構成を概略的に示すブロック図。
【図6】上記郵便物処理システムの第1の小包区分装置
の構成を概略的に示すブロック図。
【図7】上記郵便物処理システムのロールボックスパレ
ットを示す斜視図。
【図8】上記ロールボックスパレットの構成を概略的に
示すブロック図。
【図9】上記郵便物処理システムのロールボックスパレ
ットの変形例を示す斜視図。
【図10】上記郵便物処理システムの第2の郵便区分装
置の構成を概略的に示すブロック図。
【図11】上記郵便物処理システムの第2の小包区分装
置の構成を概略的に示すブロック図。
【図12】上記郵便物処理システムの送り状処理装置を
概略的に示すブロック図。
【符号の説明】
10…引受局 12…配達局 14…自動引受装置 16…第1の郵便区分装置 18…第2の小包区分装置 20…ロールボックスパレット 22…第2の郵便区分装置 24…第2の小包区分装置 26…操作部 28…ロッカー 30…入力表示部 31…記憶部 32、44…計量部 34…入金部 35…証紙発行部 36…カード処理部 38…ラベル発行部 41…駆動部 42…制御部 46…引受部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】利用者が宛先情報を入力するための入力部
    と、 上記入力部を通して入力された宛先情報および識別情報
    をラベルおよび送り状に印字して発行するラベル発行部
    と、 上記入力部、およびラベル発行部の動作を制御する制御
    手段と、 を備えたことを特徴とする郵便物の自動引受装置。
  2. 【請求項2】利用者が宛先情報を入力するための入力部
    と、 上記入力部を通して入力された宛先情報を格納する記憶
    手段と、 利用者から記憶媒体を受け取り、上記記憶媒体に記憶さ
    れている宛先情報を読み出すとともに上記入力部を通し
    て入力された宛先情報を上記記憶媒体に記録する媒体処
    理部と、 上記記憶媒体から読み出された宛先情報、あるいは上記
    入力部を通して入力された宛先情報を、識別情報と共に
    ラベルおよび送り状に印字して発行するラベル発行部
    と、 上記入力部、ラベル発行部、および媒体処理部の動作を
    制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする郵便物の自動引受装置。
  3. 【請求項3】上記媒体処理手段により上記記憶媒体から
    読み取られた宛先情報を表示する表示手段と、上記表示
    手段に表示された宛先情報から所望の宛先情報を選択す
    る選択手段と、を備えていることを特徴とする請求項2
    に記載の郵便物の自動引受装置。
  4. 【請求項4】利用者によって載置された郵便物の寸法お
    よび重量を計量する計量部と、 上記計量部による計量結果に応じた配達料金を算出する
    算出手段と、 上記算出手段により算出された配達料金を表示する表示
    手段と、を備えていることを特徴とする請求項1叉は2
    に記載の郵便物の自動引受装置。
  5. 【請求項5】上記算出手段によって算出された配達料金
    を利用者から受け取る入金部を備えていることを特徴と
    する請求項4に記載の郵便物の自動引受装置。
  6. 【請求項6】利用者によって上記ラベルの貼付された郵
    便物を引き受けて取り込む引受部を備えていることを特
    徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の郵便
    物の自動引受装置。
  7. 【請求項7】利用者が宛先情報を入力するための入力部
    と、 上記入力部を通して入力された宛先情報を格納する記憶
    手段と、 利用者によって載置された郵便物の寸法および重量を計
    量する計量部と、 上記計量部による計量結果に応じた配達料金を算出する
    算出手段と、 利用者から記憶媒体を受け取り、上記記憶媒体に記憶さ
    れている宛先情報および決裁情報を読み出すとともに上
    記入力部を通して入力された宛先情報を上記記憶媒体に
    記録する媒体処理部と、 上記算出手段により算出された配達料金、および上記媒
    体処理部によって上記記憶媒体から読み取られた宛先情
    報を表示する表示手段と、 上記算出手段によって算出された配達料金を利用者から
    受け取る入金部と、 上記記憶媒体から読み出された宛先情報、あるいは上記
    入力部を通して入力された宛先情報を、識別情報と共に
    ラベルおよび送り状に印字して発行するラベル発行部
    と、 利用者によって上記ラベルの貼付された郵便物を引き受
    けて取り込む引受部と、 上記入力部、ラベル発行部、媒体処理部、および引受部
    の動作を制御する制御手段と、を備え、 上記媒体処理部は、上記算出手段によって算出された配
    達料金を上記記憶媒体の決裁情報に応じて引き落とす決
    裁手段を有していることを特徴とする郵便物の自動引受
    装置。
JP7755296A 1996-03-29 1996-03-29 郵便物の自動引受装置 Pending JPH09270073A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7755296A JPH09270073A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 郵便物の自動引受装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7755296A JPH09270073A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 郵便物の自動引受装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09270073A true JPH09270073A (ja) 1997-10-14

Family

ID=13637190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7755296A Pending JPH09270073A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 郵便物の自動引受装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09270073A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100413972B1 (ko) * 2001-03-29 2004-01-07 한국전자통신연구원 다량의 등기 우편물 자동 접수 처리 장치 및 그 방법
JP2013222217A (ja) * 2012-04-12 2013-10-28 Toshiba Corp 郵便物処理システム並びにそれを構成する窓口機、媒体発行機、サーバ及び郵便物処理装置
JP2020055656A (ja) * 2018-09-28 2020-04-09 日本電気株式会社 荷物引受装置及び荷物引受システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100413972B1 (ko) * 2001-03-29 2004-01-07 한국전자통신연구원 다량의 등기 우편물 자동 접수 처리 장치 및 그 방법
JP2013222217A (ja) * 2012-04-12 2013-10-28 Toshiba Corp 郵便物処理システム並びにそれを構成する窓口機、媒体発行機、サーバ及び郵便物処理装置
JP2020055656A (ja) * 2018-09-28 2020-04-09 日本電気株式会社 荷物引受装置及び荷物引受システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5153842A (en) Integrated circuit package label and/or manifest system
CN202331651U (zh) 一种自助包裹寄送存取终端
US5774885A (en) System and method for combining individual statements into a single mailing envelope
US20080109746A1 (en) Method And Device For Accepting Electronic Appliances
US20030182155A1 (en) Method and apparatus for handling mail pieces that require special handling
RU174365U1 (ru) Автоматизированный пункт хранения и самовывоза товаров
CN103106695A (zh) 一种自助包裹寄送存取设备、及其系统
US20040064326A1 (en) System and method for processing mail including pre-sorted mail, and a smart mail box adaptable for use with the system and method
JP2006524622A (ja) 小荷物の配達ルートを指定するコンピュータシステム
JPH011052A (ja) 手紙を作成する装置及び方法
CN101685550A (zh) 自助邮政服务系统及其运行方法
JPH11175621A (ja) 配送物品取扱手続・処理・管理方法及び装置
JP5934941B2 (ja) 宅配物発送受付装置
US20120182588A1 (en) Distributed image acquisition for postal processing
US20030182154A1 (en) Method and apparatus for handling mail pieces that require special handling
US7219084B1 (en) Method for processing postal matter and postal matter processing system
US7885903B2 (en) Method and device for generation and sale of frankings for sending mail
KR100734627B1 (ko) 무선 인식(rfid)을 이용한 우편 물류 처리 장치 및방법
JPH09270073A (ja) 郵便物の自動引受装置
JP2003044551A (ja) 配送物収集装置とその収集方法、及び収集プログラム、配送物収集システム
JP2001205199A (ja) 輸送システム及び輸送方法
JP2828060B2 (ja) 小包集配システム
US20070050316A1 (en) System for automated package mailing
CN201285558Y (zh) 自助邮政服务系统
JPH09270033A (ja) 郵便物の輸送装置