JPH09269479A - 液晶装置及び液晶素子の駆動法 - Google Patents

液晶装置及び液晶素子の駆動法

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JPH09269479A
JPH09269479A JP1569097A JP1569097A JPH09269479A JP H09269479 A JPH09269479 A JP H09269479A JP 1569097 A JP1569097 A JP 1569097A JP 1569097 A JP1569097 A JP 1569097A JP H09269479 A JPH09269479 A JP H09269479A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで、かつ液晶素子の温度分布に拘ら
ず良好な表示を行うことができる液晶装置を提供する。 【解決手段】 基板間に充填された液晶の温度を温度検
出手段5により検出すると共に、電圧制御手段8、温度
検出手段5からの温度情報に基づきマトリクス電極の各
走査電極毎に印加させる走査信号の電圧レベルを変化さ
せるようにする。即ち、ある部分の液晶の温度が低い場
合にはそれに対応した位置の走査信号の電圧レベルを低
くし、ある部分の温度が高い場合にはそれに対応した位
置の走査電極への印加走査信号の電圧レベルを高くする
ことにより、液晶素子の温度分布に拘らず良好な表示を
行うことができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マトリクス電極に
て駆動される液晶素子を備えた液晶装置に関し、特に液
晶の温度分布に応じて走査信号の電圧レベルを変化させ
る液晶素子の駆動法及び液晶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、基板に設けられたマトリクス電極
の走査電極群と情報電極群の間に液晶を充填して多数の
画素を形成した液晶素子(パネル)を用いて画像情報の
表示を行う液晶装置はよく知られている。中でも双安定
性を有し、電界に対する応答の早い強誘電性液晶を使用
した液晶装置は、高速かつ記憶型の液晶装置として期待
されており、このような液晶装置は、例えば特開昭56
‐107216号公報等に提案されている。
【0003】また、この液晶装置の駆動方法の一例とし
ては、マトリクス駆動方法があり、このマトリクス駆動
方法についても、これまで特開平2−281233号公
報等多数提案されている。ここで、図8は従来の駆動波
形の例を示したものであり、同図において、Aはn番目
の走査電極に印加される走査信号、Bはn+1番目の走
査電極に印加される走査信号、Cはある情報電極に印加
される情報信号のパルス列である。また、Pfは、駆動
マージンを向上させるための補正を行う補正パルスであ
り、このPfの電圧レベルは一定に保持されるようにな
っている。なお、このような補正パルスとしては特開平
2−281233号公報等に示されている。
【0004】一方、液晶パネルは一般的に立てた状態で
使用されることが多いため、長時間の使用によりパネル
が組み込まれている筺体内の温度変化が飽和した状態と
なると、筺体内の空気の対流等により装置上部の温度が
高く、装置下部の温度が低くなる。また、装置を使用し
始めて間もないとき、すなわち電源を投入して間もない
ときには、例えば電源が装置下部に位置しているときに
は装置下部の温度が高くなり、電源が上部に位置してい
るときには上部の温度が高くなる。
【0005】なお、液晶装置に用いられる液晶化合物
は、光学応答性に関してそれぞれ固有の温度特性を持っ
ており、一般的に高温環境下では比較的低い電圧で液晶
分子を応答させることができるが、低温環境下では液晶
分子を応答させるためには比較的高い印加電圧が必要で
あることが知られている。
【0006】ところで、図9は走査信号波形が補正パル
スを有さないときの全画素黒書き込み時及び全画素白書
き込み時における走査信号波形と、情報信号波形と、走
査電極に印加される合成波形を示したものであるが、こ
の合成波形は、同図の(b),(c)においてそれぞれ
矢印a,bで示すように、書き込みを行った直後の、合
成波形が白書き込み後には逆の黒側に、黒書き込み(消
去パルスで黒消去した後、書き込みパルス部分の合成波
形が白側にスイッチングさせるエネルギーが小さいので
白にスイッチングしない)後には逆の白側に液晶分子が
揺れる形となっている。
【0007】そして、液晶のスイッチング閾値は温度依
存性をもつために、従来は、温度検出手段により検出さ
れた温度情報に応じて水平走査期間の長さ即ち書き込み
パルスのパルス幅を変調させることにより、確実にスイ
ッチングが生じるように温度補償していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の液晶
装置において、本発明者らの実験及び検討の結果、上述
した温度補償を行っても、書き込みパルス印加後に液晶
が不本意に反転してしまうことがあった。これは、図8
に示した補正パルスの印加によりある程度改善できる
が、液晶パネル面内に大きな差のある温度分布が形成さ
れている時には改善し難い。
【0009】本発明は、低コストで、かつ液晶素子の温
度分布に拘らず良好な表示を行うことができる液晶装置
及び液晶素子の駆動法を提供することを目的とするもの
である。
【0010】本発明の別の目的は、一対の基板間に配さ
れた液晶と、走査電極群及び情報電極群で構成されるマ
トリクス電極とを有する液晶装置において、温度検出手
段と、前記温度検出手段からの温度情報に基づき、前記
走査電極群の各走査電極に印加される消去パルスと書き
込みパルスと補正パルスとを含む走査信号の該補正パル
スの電圧レベルを変化させる電圧制御手段と、を備えた
ことを特徴とする液晶装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板間に液晶
を充填すると共に、前記液晶を基板に設けられた走査電
極群及び情報電極群で構成されたマトリクス電極を備
え、前記マトリクス電極により順次走査電極に走査信号
が印加される液晶素子を備えた液晶装置において、前記
液晶の温度を検出するための温度検出手段と、前記温度
検出手段からの温度情報に基づき、前記走査電極群の各
走査電極に印加される消去パルスと書き込みパルスと補
正パルスとを含む走査信号の補正パルスの電圧レベルを
変化させる電圧制御手段と、を備えたことを特徴とする
ものである。
【0012】また、前記電圧制御手段は、前記液晶の温
度が低い場合には前記走査信号の電圧レベルを低くし、
温度が高い場合には前記走査信号の電圧レベルを高くす
るとよい。
【0013】より好ましくは、温度が低い場合には、該
書き込みパルスの電圧振幅を大きくするとともに該補正
パルスの電圧振幅を小さくし、温度が高い場合には、該
書き込みパルスの電圧振幅を小さくするとともに該補正
パルスの電圧振幅を大きくする。或いは、温度が低い場
合には、該書き込みパルスのパルス幅を大きくするとと
もに該補正パルスの電圧振幅を小さくし、温度が高い場
合には、該書き込みパルスのパルス幅を小さくするとと
もに該補正パルスの電圧振幅を大きくする。
【0014】更には、温度が低い場合には、該補正パル
スのパルス幅を長くするとともに電圧振幅を小さくし、
温度が高い場合には、該補正パルスのパルス幅を小さく
するとともに電圧振幅を大きくするとより好ましい。
【0015】また、前記電圧制御手段は検出された温度
と、液晶素子の温度分布との関係を示すテーブルに基づ
いて前記走査信号の電圧レベルを変化させることが好ま
しい。
【0016】また本発明に用いられる液晶は、強誘電性
または反強誘電性を示すカイラルスメクチック液晶が好
ましく用いられる。とりわけ強誘電性液晶は好ましいも
のである。
【0017】更に、基板間に充填された液晶の温度を温
度検出手段により検出すると共に、電圧制御手段は、温
度検出手段からの温度情報に基づきマトリクス電極の各
走査電極毎に印加させる走査信号の電圧レベルを変化さ
せるようにする。即ち、ある部分の液晶の温度が低い場
合にはそれに対応した位置の走査信号の電圧レベルを低
くし、ある部分の温度が高い場合にはそれに対応した位
置の走査電極への印加走査信号の電圧レベルを高くする
ようにするとよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明に用いられる液晶装置のブ
ロック図であり、同図において、1は液晶装置であり、
1Aはグラフイックコントローラである。そして、この
グラフイックコントローラ1Aから送出される各信号
(同期信号SYNC、クロック、画像データ)は駆動制
御回路2に入力された後、走査信号制御回路3及び情報
信号制御回路4に入力され、そこでそれぞれ走査アドレ
スデータと表示データとに変換されるようになってい
る。
【0020】また、5は液晶装置1に使用されている液
晶の温度を検出するための温度検出手段であるサーミス
タ等の温度検出素子である。6は、画像表示部であり、
ここでは、一対の基板間に配した液晶と、走査電極群及
び情報電極群から構成されるマトリクス電極を含む液晶
素子で構成されている。なお、温度検出素子5は、画像
表示部6と一体的に又はこれと別に表示部6の近傍に配
置される。
【0021】そして、この温度検出素子5からの温度情
報は、まず駆動制御回路2に入力されて波形制御データ
となった後、走査信号制御回路3に入力され、次に走査
信号制御回路3から走査信号印加回路7に送出されるよ
うになっている。
【0022】さらに、この温度情報に基づき駆動制御回
路2は、電圧制御情報を電圧制御手段である液晶駆動電
圧制御回路8に入力するようにしている。そして、液晶
駆動電圧制御回路8は、この電圧制御情報に基づいて液
晶駆動電圧を生成し、この液晶駆動電圧を走査信号印加
回路7及び情報信号印加回路9に送出するようにしてい
る。なお、液晶駆動電圧制御回路8については、後ほど
詳しく説明する。
【0023】一方、走査信号印加回路7は走査信号制御
回路3から受けた走査アドレスデータ及び波形制御デー
タと、液晶駆動電圧制御回路8から与えられた液晶駆動
電圧に従って走査信号波形を発生して画像表示部6の図
示しない走査電極群に印加するようにしている。また、
情報信号印加回路9は、情報信号制御回路4から受けた
表示データ及び情報波形制御データと、液晶駆動電圧制
御回路8から与えられた液晶駆動電圧に従って情報信号
波形を発生して画像表示部6の図示しない情報電極群に
印加するようにしている。
【0024】図2は、走査信号印加回路7及び情報信号
印加回路9から、画像表示部6の走査電極群及び情報電
極群にそれぞれ印加される走査信号波形及び情報信号波
形を示す図であり、同図においてAは走査アドレスn番
の走査信号波形、Bは走査アドレスn+1番の走査信号
波形、Cは情報信号波形を示しており、1Hは一水平走
査期間、△Tは選択期間を示している。なお、同図では
n番目の走査アドレスの時には明(白)表示、n+1番
目の走査アドレスの時には暗(黒)表示となっている。
VCは基準電位であり、ここでは非選択の走査電極に印
加される電圧による電位と同電位である。
【0025】また、同図において、V1は消去パルスP
eの電圧レベル、V2は書込パルスPwの電圧レベルを
それぞれ示している。つまり、走査選択信号は、最初の
V1レベル(消去パルスPe)にて黒消去(書き込み)
を行い、V2レベル(書込パルスPw)にて情報信号に
よる明暗(白、黒)の選択を行い、V5レベルで補正す
る信号となっている。
【0026】同図において、Paは駆動マージンを向上
させるための補正パルスであり、V5は補正パルスPa
の電圧レベルを示している。本発明においては、この補
正パルスPaの電圧レベルV5は、液晶の良好な光学応
答が可能となるよう温度検出素子5からの温度情報に基
づいて矢印に示すように所定の範囲内の電圧レベルから
選択される。
【0027】液晶素子の温度がある基準温度より高いと
き、即ち液晶の温度が高いときには、補正パルスPaの
電圧レベルV5を、図3の(a)の上向き矢印に示すよ
うに基準電位VCよりもより高い側に変化させる(電圧
振幅を大きくする)ようにしている。そして、このよう
に電圧レベルV5を高くすることにより、図3の(c)
に示す全画素黒書き込み時の合成波形において、補正パ
ルスPaに対応する部分の電圧レベルは矢印に示すよう
に基準電位VCよりもより高い側に変化するようにな
る。これにより、低い印加電圧では液晶は光学応答を行
わなくなり、黒書き込み時において書き込みパルスとそ
の直後の合成波形によつて白側にスイッチングしてしま
うことはなくなる。
【0028】一方、液晶の温度がある基準温度より低い
ときには、補正パルスPaの電圧レベルV5を、図3の
(a)の下向きの矢印に示すように基準電位VCに近づ
く側に変化させる(電圧振幅を小さくする)ようにして
いる。そして、このように電圧レベルV5を低くするこ
とにより、図3の(b)に示す全画素白書き込み時の合
成波形において、補正パルスPaに対応する部分の電圧
レベルは矢印に示すように基準電位VCに近づく側に変
化するようになる。これにより、液晶は温度が低くなっ
ても高い印加電圧を加えなくとも光学応答を行うように
なり、白書き込み時において基準温度時の電圧レベルの
書き込みパルスを印加しても白側にスイッチングした
後、その状態をラッチングするので、表示状態が安定す
る。
【0029】図4はこのように液晶の温度に応じて補正
パルスPaの電圧レベルV5を変化させる液晶駆動電圧
制御回路8のブロック図である。同図において、81は
温度検出素子5からの所定部分における液晶Lの温度情
報をA/D変換するA/D(コンバータ)、82はこの
A/D変換された温度情報及びホストI/F(インタフ
ェイス)からグラフィックコントローラ1A又は駆動制
御回路2を介して走査アドレス情報が入力されるMPU
(マイクロプロセッサユニット)である。
【0030】ここで、このMPU82は図示しないメモ
リーに記憶されている所定部分の液晶Lの温度と、この
所定部分の液晶温度と液晶Lの基板間における温度分布
(液晶素子の温度分布)との関係を示すテーブルである
温度補償テーブル85と、入力された温度情報及び走査
アドレス情報とにより走査電極毎に液晶駆動電圧レベル
を決定し、この液晶駆動電圧レベル情報をD/A(コン
バータ)83を介してスイッチングレギュレータ84に
渡すようにしている。
【0031】そして、このように温度補償テーブル85
により求められた液晶駆動電圧レベル情報に基づきスイ
ッチングレギュレータ84は、液晶Lの温度に応じた電
圧レベルの液晶駆動電圧を走査信号印加回路7の走査ド
ライバ7aに供給するようにしている。
【0032】ここで、温度補償テーブルについて説明す
る。
【0033】例えば液晶素子の温度を検出してMPU
(マイクロプロセッサユニット)に取り込み、この温度
情報と予めMPUに書き込まれた温度補償テーブルに従
って印加電圧レベルを決定することによって液晶素子
を、その温度に適した印加電圧レベルで駆動することも
できる。即ち、検出された温度情報に基づいて液晶素子
の平均的な温度を予測し、これに適した電圧レベルの走
査波形を全ての走査電極に印加することにより画像表示
部全面に渡って良好な表示を行うことである。
【0034】そして、既述した温度補償テーブルは、次
に示す方法で作られる。まず、液晶素子の特定の1箇所
(画像表示部の外側)の温度と、液晶装置全域の平均的
な温度との関係を実験によって求め、次に液晶分子が最
適な光学応答を行う温度と印加電圧レベル、即ち液晶駆
動電圧レベルとの関係を実験によって求める。そして、
最後にこれら2つの実験結果に基づき、検出温度と、液
晶素子の平均的な温度と、これに適した液晶駆動電圧レ
ベルとの関係を求める。したがって、この温度補償テー
ブルにより、温度情報を検出すれば、これに適した液晶
駆動電圧レベル情報を得ることができるようになる。
【0035】ところが、このように平均的な温度に適し
た液晶駆動電圧レベルの走査波形を走査電極に印加する
ようにしても、既述したように液晶は光学応答性に関し
て固有の温度特性を持つことから、例えば平均的な温度
よりも高い液晶素子上部、及び平均的な強度より温度の
低い液晶素子の下部においては適切な光学応答を行わな
いことがある。この場合には、良好な表示品位を保つこ
とが困難となる。
【0036】そこで、従来は良好な表示品位を保つよ
う、例えば液晶装置の温度分布を低減させるために複雑
な構造の筺体を形成したり、あるいは広い温度領域に渡
って同一の印加波形で良好な光学応答を行うことの出来
る高価な液晶材料を使用したりすることが試みられてい
た。しかしこれでは工数や材料費が高くつきコストが高
くなる。
【0037】これに対して本発明に用いられる温度補償
テーブル85は、予め実験等により求められている温度
検出素子5からの温度情報と、この温度情報に基づいて
求められる液晶Lの上下方向の温度分布と、この温度分
布に適した液晶駆動電圧レベル情報との関係をテーブル
化して保持している。また、本実施の形態においては、
所定部分の液晶Lの温度を直接検出するのではなく、画
像表示部6の特定の1箇所の温度を検出するようにして
いる。したがって、画像表示部6の特定の1箇所の温度
が判れば、この温度補償テーブル85により、走査電極
毎の温度及び液晶駆動電圧レベル情報が得られるように
なっている。
【0038】このように、温度検出素子5からの温度情
報によって液晶Lの上下方向の温度分布を読みとり、こ
れに合わせて走査電極毎に補正パルスPaの電圧レベル
V5を微調整することで液晶装置1の温度分布を補償す
ることが可能となる。そして、このように構成すること
により、複雑な構造の筺体を形成したり、あるいは広い
温度領域に渡って同一の印加波形で良好な光学応答を行
うことの出来る高価な液晶材料を使用することなく温度
分布に拘らず良好な表示を行うことができるようにな
り、コストを低減することができるようになる。
【0039】なお、補正パルスPaはとして図2に示す
ように1H期間のうち1/4の期間だけ選択されている
パルスを用いれば、この補正パルスPaの電圧レベルの
変更処理は残る3/4の期間に行えば良いので、電圧レ
ベルの変更は容易になる。例えば1Hが32μsecの
場合には電圧調整は24μsecの間に行えば良く、本
実施の形態においては、MPU82、D/A(コンバー
タ)83、スイッチングレギュレータ84の処理時間を
全てあわせても数μsecであるため、電圧調整は24
μsecよりも十分短い時間で行うことができる。
【0040】ところで、これまでの説明においては、温
度検出素子5を所定の一部分に設けるようにしたものに
ついて説明してきたが、本発明はこれに限らず、図5に
示すように温度検出素子5を複数(同図においては3
つ)配設し、液晶Lの温度を任意の複数部分で検出する
ようにしてもよい。これにより、液晶Lの温度分布を更
に詳しく予測することが可能となり、各走査アドレス上
の温度により適した走査波形を印加することが出来る。
【0041】また、温度検出素子5は、液晶素子と一体
的に1つ又は複数設けてもよいし、液晶素子とは離れた
位置に別体として設けられていてもよい。いずれにして
も検出される温度情報と液晶素子のスイッチング特性と
の相関関係において再現性が良ければいかなる位置であ
っても許容できるからである。
【0042】そして、温度に応じて選択すべき補正パル
スPaの電圧振幅(即ち電圧レベル)V5は、VC<V
5<V1の範囲の中から選択することが望ましい。図2
では、電圧VCを基準にパルスPe,Paは正極性ある
が、極性反転して走査信号を印加する場合には、V5は
−VC>−V5>−V1の範囲から選択すればよい。
【0043】更に、正負2つのオフセット電圧±VOST
を基準にした正負の電圧により液晶の駆動を行う場合に
は、基準電圧VCとして±VOST を加味した値に設定す
ればよい。このような駆動法は反強誘電性のカイラルス
メクティック液晶に好適である。
【0044】また、これまでは補正パルスPaの電圧レ
ベルを変化させる場合について説明してきたが、補正パ
ルスPaだけでなく、書き込みパルスPwの電圧レベル
V2についても温度に応じて変化させるようにしてもよ
い。
【0045】次に、このような本発明の第2の実施の形
態に係る液晶装置について説明する。図6は、この第2
の実施の形態に係る液晶装置における走査信号波形、全
画素黒書き込み時及び全画素白書き込み時の情報信号波
形及び合成波形を示す図であり、液晶の良好な光学応答
が可能となるよう温度検出素子5からの温度情報に基づ
いて書き込みパルスPwの電圧レベルV2が同図の
(a)の矢印に示すように変化させることができるよう
になっている。
【0046】即ち、液晶Lの温度が基準温度より高いと
きには、書き込みパルスPwの電圧レベルV2を、図6
の(a)の上向き矢印に示すように基準電位VCとの電
位差が小さくなるように変化させるようにしている。そ
して、このように電圧レベルV2を高くすることによ
り、図6の(c)に示す全画素黒書き込み時の合成波形
において、書き込みパルスPwに対応する部分の電圧レ
ベルは矢印に示すように基準電位VCに近づく側に変化
するようになる。
【0047】一方、液晶Lの温度が基準温度より低いと
きには、書き込みパルスPwの電圧レベルV2を、図6
の(a)の下向き矢印に示すように基準電位VCとの電
位差が大きくなるように変化させるようにしている。そ
して、このように電圧レベルV2を低くすることによ
り、図6の(b)に示す全画素白書き込み時の合成波形
において、書き込みパルスPwに対応する部分の電圧レ
ベルは矢印に示すように基準電位VCとの電位差が大き
くなるように変化するようになる。これにより、液晶L
は高い印加電圧を加えなくとも光学応答を行うようにな
り、白書き込み時において通常の電圧レベルの書き込み
パルスPeを印加しても白側にスイッチングするように
なる。
【0048】更に、液晶の良好な光学応答が可能となる
よう温度検出素子5からの温度情報に基づいて書き込み
パルスPaの電圧レベルV5を同図の(a)の矢印に示
すように変化させることができる。
【0049】即ち、液晶Lの温度が基準温度より高いと
きには、補正パルスPaの電圧レベルV5を、図6の
(a)の上向き矢印に示すように基準電位VCとの電位
差が大きくなるように変化させる。そして、このように
電圧レベルV5を高くすることにより、図6の(c)に
示す全画素黒書き込み時の合成波形において、パルスP
aに対応する部分の電圧レベルは矢印に示すように基準
電位VCから離れる側に変化するようになる。これによ
り、低い印加電圧では液晶Lは光学応答を行わなくな
り、黒書き込み時において書き込みパルスと、その直後
の合成波形によって白側にスイッチングしてしまうこと
はなくなる。
【0050】一方、液晶Lの温度が基準温度より低いと
きには、補正パルスPaの電圧レベルV5を、図6の
(a)の下向き矢印に示すように基準電位VCとの電位
差が小さくなるように変化させる。そして、このように
電圧レベルV5を低くすることにより、図6の(b)に
示す全画素白書き込み時の合成波形において、パルスP
wに対応する部分の電圧レベルは矢印に示すように基準
電位VCとの電位差が小さくなるように変化するように
なる。
【0051】以上の実施の形態では、補正パルスの電圧
振幅と書き込みパルスの電圧振幅とを温度補償した。こ
れとは別の第3の実施の形態として一水平走査期間の長
さを温度に応じて定めるとともに補正パルスの電圧振幅
を温度に応じて定めてもよい、例えば、ある設定された
基準温度の時の一水平走査期間の長さをHref 、補正パ
ルスの電圧振幅をV5ref とした時、上記温度より低い
場合には一水平走査期間の長さをHref より長くする。
これにより、書き込みパルス及び補正パルスのパルス幅
も比例して長くなる。この時同時に補正パルスの電圧振
幅をV5ref より小さくする。逆に温度が上記基準温度
より高い場合には、一水平走査期間の長さをHref より
短くして書き込みパルス及び補正パルスのパルス幅を短
くするとともに補正パルスの電圧振幅をV5ref より大
きくする。こうすることにより、広い使用温度範囲内で
良好な表示を行うことができる。
【0052】ところで、これまでの説明では走査アドレ
スデータにより任意の走査電極を任意の順番に走査する
ことのできる液晶装置について述べてきたが、本発明に
よれば一般的なノンインターレース方式あるいはインタ
ーレース方式の液晶装置においても適用することができ
る。
【0053】図7は、このような本発明における第4の
実施の形態に係る液晶装置における走査信号波形の補正
パルスの振幅を模式的に示したものである。同図におい
て、Vsyncは垂直同期信号であり、Vsyncがネ
ゲートされた直後から第1番目の走査電極ヘの走査が始
まり(Vsyncがアサートされた時にはどの走査電極
も走査されていない)、その後順次2番目、3番目、・
・・、n番目へと走査していくようになっている。これ
を物理的に見た場合、Vsyncがイネーブル(Vsy
ncがハイ)になった直後に液晶装置の最上部の走査を
行い、順次液晶装置の下部に向けて走査をしていくよう
になっている。
【0054】ここで、既述したように一般的に液晶装置
1は上部が高い温度、下部が低い温度である傾向を示す
ため、Vsyncがイネーブルになったときに走査信号
波形の振幅Vopを大きくし、その後パネルの温度分布
に合わせて順次小さくしていくことで、パネルの温度分
布を補償することを可能とするものである。
【0055】なお、この走査選択信号の補正パルスの電
圧振幅(電圧レベル)V5の変更は、既述した第1の実
施の形態と同様、温度検出素子5からの温度情報と、こ
の温度情報と液晶Lの温度分布との関係を示すテーブル
に基づいて行うようにしている。
【0056】電圧振幅やパルス幅の設定は、走査電極1
本毎に行っても、隣接する複数本からなるグループ毎に
行ってもよい。
【0057】また、電圧振幅又はパス幅の設定を行うた
めの基準温度は1つでもよいし、複数あってもよく、例
えば、2〜3°C毎に基準温度を多数設けて適当な電圧
振幅又はパルス幅を定めることが好ましい。
【0058】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、温
度検出素子により液晶温度を検出し、この検出温度に基
づいて走査電極毎に印加する走査信号の電圧レベルを変
化させることにより、液晶の温度分布を補償することが
できる。これにより、液晶装置の温度分布を低減させる
ための複雑な筐体等を使用しなくとも液晶装置全域に渡
りて良好な表示を行うことが可能となり、コストダウン
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶装置のブロック図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る液晶装置にお
ける駆動波形を示す図。
【図3】上記第1の実施の形態に係る液晶装置における
駆動合成波形を示す図。
【図4】本発明の液晶装置に用いられる液晶駆動電圧制
御部のブロック図。
【図5】本発明の液晶装置に用いられる別の液晶駆動電
圧制御部のブロック図。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る液晶装置にお
ける駆動合成波形を示す図。
【図7】走査アドレスを持たないタイプの液晶装置に印
加する走査信号波形の電圧レベルを示す模式的図。
【図8】従来の駆動波形の例を示す図。
【図9】従来の合成波形の一例を示す図。
【符号の説明】
1 液晶装置 2 駆動制御回路 3 走査信号制御回路 4 情報信号制御回路 5 温度検出素子 6 画像表示部 7 走査信号印加回路 8 液晶駆動電圧制御回路 9 情報信号印加回路 85 温度補償テーブル Pw 書込パルス Pa 補正パルス Pe 消去パルス V1 消去パルスの電圧レベル V2 書込パルスの電圧レベル V5 補正パルスの電圧レベル

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の基板間に配された液晶と、走査電
    極群及び情報電極群で構成されるマトリクス電極と、を
    有する液晶素子を備えた液晶装置において、 温度検出手段と、 前記温度検出手段からの温度情報に基づき、前記走査電
    極群の各走査電極に印加される消去パルスと書き込みパ
    ルスと補正パルスとを含む走査信号の該補正パルスの電
    圧レベルを変化させる電圧制御手段と、を備えたことを
    特徴とする液晶装置。
  2. 【請求項2】 前記電圧制御手段は、検出された温度が
    低い場合には電圧振幅を小さくし、前記温度が高い場合
    には前記電圧振幅を大きくするようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の液晶装置。
  3. 【請求項3】 前記電圧制御手段は、検出された前記温
    度と、該温度と液晶素子の温度分布との関係を示すテー
    ブルに基づいて前記走査信号の電圧レベルを変化させる
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の液晶装置。
  4. 【請求項4】 前記電圧制御手段は、更に前記温度情報
    に応じて前記走査信号の該書き込みパルスの電圧レベル
    を変化させることを特徴とする請求項1乃至3記載の液
    晶装置。
  5. 【請求項5】 前記電圧制御手段は、更に該書き込みパ
    ルスのパルス幅又は該補正パルスのパルス幅の少なくと
    もいずれか一方を変化させることを特徴とする請求項1
    乃至3記載の液晶装置。
  6. 【請求項6】 前記温度検出手段を複数配設したことを
    特徴とする請求項1又は3記載の液晶装置。
  7. 【請求項7】 一対の基板間に配された液晶と、走査電
    極群及び情報電極群で構成されたマトリクス電極と、を
    備えた液晶素子の駆動法において、 温度検出手段からの温度情報に基づき、前記走査電極群
    の各走査電極に印加される消去パルスと書き込みパルス
    と補正パルスとを含む走査信号の該補正パルスの電圧レ
    ベルを変化させることを特徴とする液晶素子の駆動法。
  8. 【請求項8】 前記液晶素子の温度が低い場合には該補
    正パルスの電圧振幅を小さくし、温度が高い場合には前
    記補正パルスの電圧振幅を大きくするようにしたことを
    特徴とする請求項7記載の液晶素子の駆動法。
  9. 【請求項9】 検出された温度と、該温度と前記液晶素
    子の温度分布との関係を示すテーブルに基づいて前記走
    査信号の電圧レベルを変化させることを特徴とする請求
    項7又は8記載の液晶素子の駆動法。
  10. 【請求項10】 前記液晶は、カイラルスメクチック液
    晶であることを特徴とする請求項1乃至6記載の液晶装
    置。
  11. 【請求項11】 前記液晶は、強誘電性液晶であること
    を特徴とする請求項1乃至6記載の液晶装置。
  12. 【請求項12】 温度が低い場合には、該書き込みパル
    スの電圧振幅を大きくするとともに該補正パルスの電圧
    振幅を小さくし、温度が高い場合には、該書き込みパル
    スの電圧振幅を小さくするとともに該補正パルスの電圧
    振幅を大きくすることを特徴とする請求項1記載の液晶
    装置。
  13. 【請求項13】 温度が低い場合には、該書き込みパル
    スのパルス幅を大きくするとともに該補正パルスの電圧
    振幅を小さくし、温度が高い場合には、該書き込みパル
    スのパルス幅を小さくするとともに該補正パルスの電圧
    振幅を大きくすることを特徴とする請求項1記載の液晶
    装置。
  14. 【請求項14】 温度が低い場合には、該補正パルスの
    パルス幅を長くするとともに電圧振幅を小さくし、温度
    が高い場合には、該補正パルスのパルス幅を小さくする
    とともに電圧振幅を大きくすることを特徴とする請求項
    1記載の液晶装置。
  15. 【請求項15】 少なくとも2つの前記走査電極同士の
    間で互いに該補正パルスの電圧レベルを、温度に応じて
    別々に設定できることを特徴とする請求項1、2、1
    2、13又は14のいずれかに記載の液晶装置。
  16. 【請求項16】 該消去パルスと該補正パルスとは所定
    の電位を基準にして一方極性の電圧パルスであり、該書
    き込みパルスは該所定の電位を基準にして他方極性の電
    圧パルスであることを特徴とする請求項1、2、12、
    13又は14のいずれかに記載の液晶装置。
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