JPH0926936A - 履歴情報データベース処理装置 - Google Patents

履歴情報データベース処理装置

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JPH0926936A
JPH0926936A JP17357095A JP17357095A JPH0926936A JP H0926936 A JPH0926936 A JP H0926936A JP 17357095 A JP17357095 A JP 17357095A JP 17357095 A JP17357095 A JP 17357095A JP H0926936 A JPH0926936 A JP H0926936A
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JP17357095A
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Shuichi Kato
修一 加藤
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Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザがコマンドの入力を誤ったときにその誤
りを解釈し正規のコマンドに置き換えて処理を進行させ
るといったユーザインタフェースを実現する。 【解決手段】コマンドインタプリタモジュール3が履歴
情報データベース6にユーザの処理状況を登録してお
き、後のユーザインタフェース処理においてエラーが生
じたときに、この履歴情報データベース6を参照してユ
ーザに誤りを指摘することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばパーソナ
ルコンピュータなどに適用して好適な履歴情報データベ
ース処理装置に係り、特に簡単な構成を付加するのみ
で、ユーザがコマンドの入力を誤ったときにその誤りを
解釈し正規のコマンドに置き換えて処理を進行させると
いったユーザインタフェースを実現する履歴情報データ
ベース処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年におけるコンピュータシステムの普
及はめざましいものがあり、パーソナルコンピュータを
はじめ、ワークステーション、オフィスコンピュータお
よびメインフレームコンピュータなどといった様々な形
態で利用されている。そして、これらのコンピュータシ
ステムでは、固定的なユーザ環境の設定のもとで、ユー
ザから要求されたコマンド(プログラム)を逐次実行
し、その実行結果を返答するといったユーザインタフェ
ースを採用している。
【0003】なお、ここでいう固定的なユーザ環境と
は、システムのコンフィグレーションが予め設定され、
この設定でシステムを起動して以後その設定を変更しな
いといったものは当然に、システムの稼働中に適宜設定
を変更するものや、動的にシステムを再コンフィグレー
ションするものなどを含んだ一般的なシステムにおける
ユーザ環境を示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のコンピュータシステムにおいては、固定的なユーザ環
境の設定のもとで、ユーザから要求されたコマンド(プ
ログラム)を逐次実行し、その実行結果を返答するとい
ったユーザインタフェースを採用している。このため
に、たとえばユーザがタイプミスなどの単純な入力誤り
を繰り返した場合には、その都度同じエラーメッセージ
が返答されることになる。
【0005】しかしながら、そのコマンドの重要度など
によっては、画一的にユーザにエラーメッセージを返答
するのではなく、その誤って入力されたコマンドを解釈
し正規のコマンドに置き換えて、そのまま処理を進行さ
せるといった制御を行なった方が操作性および作業効率
を向上させる場合もある。
【0006】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、ユーザがコマンドの入力を誤ったときにその誤り
を解釈し正規のコマンドに置き換えて処理を進行させる
といったユーザインタフェースを実現する履歴情報デー
タベース処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の履歴情報データ
ベース処理装置は、コマンドインタプリタによるユーザ
インタフェース機能を備えたコンピュータシステムにお
いて、コマンドインタプリタに履歴情報データベース処
理手段を設け、この履歴情報データベース処理手段が管
理する履歴情報データベースを記憶装置に設けて、この
履歴情報データベースにユーザの処理状況を登録し、後
のユーザインタフェース処理に反映することを特徴とす
る。
【0008】また、本発明の履歴情報データベース処理
装置は、コマンドインタプリタによるユーザインタフェ
ース機能を備えたコンピュータシステムにおいて、コマ
ンドインタプリタに履歴情報データベース処理手段を設
け、この履歴情報データベース処理手段が管理する履歴
情報データベースを記憶装置に設けて、この履歴情報デ
ータベースにユーザの処理状況を登録し、後のユーザイ
ンタフェース処理においてエラーが生じたときに前記履
歴情報データベースを参照してユーザに誤りを指摘する
手段を具備してなることを特徴とする。
【0009】また、本発明の履歴情報データベース処理
装置は、コマンドインタプリタによるユーザインタフェ
ース機能を備えたコンピュータシステムにおいて、コマ
ンドインタプリタに履歴情報データベース処理手段を設
け、この履歴情報データベース処理手段が管理する履歴
情報データベースを記憶装置に設けて、この履歴情報デ
ータベースにユーザの処理状況を登録し、後のユーザイ
ンタフェース処理においてエラーが生じたときに前記履
歴情報データベースをアクセスし、ユーザの入力誤りを
解釈し修正して、エラーを返すことなくコマンド処理を
実行する手段を具備してなることを特徴とする。
【0010】また、本発明の履歴情報データベース処理
装置は、コマンドインタプリタによるユーザインタフェ
ース機能を備えたコンピュータシステムにおいて、コマ
ンドインタプリタに履歴情報データベース処理手段を設
け、この履歴情報データベース処理手段が管理する履歴
情報データベースを記憶装置に設けて、この履歴情報デ
ータベースにユーザの処理状況を登録し、後のユーザイ
ンタフェース処理においてエラーが生じたときに前記履
歴情報データベースを参照して修正が可能であるか否か
を判断し、修正が可能であるときに修正内容にしたがう
コマンド処理を実行し、修正不能であるときにユーザに
誤りを指摘する手段を具備してなることを特徴とする。
【0011】また、本発明の履歴情報データベース処理
装置は、前記履歴情報データベース処理手段が、前記履
歴情報データベースにユーザが誤って入力したコマンド
の前後関係を登録する手段を含むことを特徴とする。
【0012】本発明の履歴情報データベース処理装置で
は、ユーザから入力されたコマンドを履歴情報として蓄
積していき、この蓄積した履歴情報を後のユーザインタ
フェース処理に反映させる。
【0013】すなわち、たとえばユーザが誤ったコマン
ドを入力した場合であって、このコマンドを実行した結
果、エラーメッセージを返答しなければならない状況に
なった場合に、画一的にエラーメッセージをユーザに対
して返答するのではなく、この蓄積した履歴情報から正
規のコマンドを推測し、そのコマンドの重要度によって
は、そのまま正規のコマンドに置き換えて実行し、この
実行結果をユーザに返答する(このとき、置き換えを行
なった旨のメッセージを付加するなども有効である)。
【0014】また、そのコマンドの重要度によっては、
置き換えようとする正規のコマンドを呈示して、ユーザ
に実行を行なうか否かを問い合わせる。ここで、ユーザ
が実行を選択した場合には、その正規のコマンドに置き
換えて実行するとともにその実行結果を返答し、一方、
実行中止を選択した場合には、正規のコマンドへの置き
換えをおこなわずに処理を終了する。
【0015】これにより、ユーザは、正規のコマンドを
再入力することなく所望の処理を実行させることがで
き、作業効率は飛躍的に向上する。また、たとえばユー
ザがコマンドを入力した場合に、まず、履歴情報を参照
してこの入力されたコマンドの正当性を判定する。この
判定は、たとえば過去に同じような入力ミスを犯してい
ないか検索するなどが考えられる。
【0016】ここで、正当性が否定された場合に、上述
と同様に、たとえば履歴情報から正規のコマンドを推測
し、そのコマンドの重要度によっては、そのまま正規の
コマンドに置き換えて実行し、その実行結果をユーザに
返答する。
【0017】また、そのコマンドの重要度によっては、
置き換えようとする正規のコマンドを呈示して、ユーザ
に実行を行なうか否かを問い合わせる。ここで、ユーザ
が実行を選択した場合には、その正規のコマンドに置き
換えて実行するとともにその実行結果を返答し、一方、
実行中止を選択した場合には、正規のコマンドへの置き
換えを行なわずに処理を終了する。
【0018】これにより、入力されるコマンドについて
事前にある程度の正当性のチェックを行なうことがで
き、かつ、ユーザは、正規のコマンドを再入力すること
なく所望の処理を実行させることができ、作業効率は飛
躍的に向上する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1は同実施形態に係る履歴情報デ
ータベース処理装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
【0020】図1に示すように、同実施形態の履歴情報
データベース処理装置1は、オペレーティングシステム
2、コマンドインタプリタモジュール3、コマンド実行
部4、データベース処理部5および履歴情報データベー
ス6を有してなる。
【0021】オペレーティングシステム2は、システム
内の資源管理などを司る。また、コマンドインタプリタ
モジュール3は、入出力装置7の操作により入力される
ユーザのコマンドを解釈してコマンド実行部4およびデ
ータベース処理部5を駆動制御する。
【0022】コマンド実行部4は、コマンドインタプリ
タモジュール3からの指示にしたがってコマンドを実行
する。そして、データベース処理部5は、コマンドイン
タプリタモジュール3からの指示にしたがって、履歴情
報データベース6にアクセスし、履歴情報の読み出しお
よび書き込みを行なう。
【0023】ここで、図1および図2を参照して同実施
形態の動作原理を説明する。ユーザが、入出力装置7を
操作することによりコンピュータシステムに対してコマ
ンドを発行すると、オペレーティングシステム2は、こ
のコマンドをコマンドインタプリタモジュール3に引き
渡す。一方、このコマンドを受けとったコマンドインタ
プリタモジュール3は、このコマンドを解釈してその実
行をコマンド実行部4に指示し、かつ、この引き渡され
たコマンドを履歴データとして履歴情報データベース6
に記録する旨をデータベース処理部5に指示する。
【0024】すなわち、このユーザから入力されたコマ
ンドは、入力誤りの有無に関わらず履歴情報データベー
ス6に記録されることになるが、これらの履歴データ
は、近年のコンピュータシステムでほぼ標準的にサポー
トされるヒストリー機能などに用いられる。このヒスト
リー機能とは、ユーザの要求に応じて直近から所定数分
の入力コマンドをウインドウ表示するといった機能であ
る。
【0025】ここで、コマンド実行部4からコマンドイ
ンタプリタモジュール3にエラーが返答された場合を考
える(なお、ここでのエラーは入力ミスによる実行エラ
ーなどを想定する)。
【0026】このとき、コマンドインタプリタモジュー
ル3は、たとえばフラグなどを管理することにより、入
力されたコマンドが不正であった旨を記憶しておく。そ
して、この入力されたコマンドを不正データとして位置
づけ、この不正データを履歴情報データベース6に記録
する旨をデータベース処理部5に指示する。
【0027】そして、コマンドインタプリタモジュール
3は、オペレーティングシステム2にエラーを返答し、
このエラーはエラーメッセージとして入出力装置7に表
示される。
【0028】ここで、ユーザは、発行したコマンドが誤
りであったことを検知し、入出力装置7を操作してコン
ピュータシステムにコマンドを再発行する(ここで発行
されたコマンドは正規のコマンドであるものとする)。
【0029】このコマンドは、上述と同様にオペレーテ
ィングシステム2を介してコマンドインタプリタモジュ
ール3に引き渡され、コマンドインタプリタモジュール
3は、このコマンドを解釈してその実行をコマンド実行
部4に指示し、かつ、この引き渡されたコマンドを履歴
データとして履歴情報データベース6に記録する旨をデ
ータベース処理部5に指示する。
【0030】ここで、今度は、コマンドの実行が行なわ
れた旨の通知がコマンド実行部4からコマンドインタプ
リタモジュール3に返答されることになるが、このと
き、すなわち、直前のコマンドが不正であったとき、コ
マンドインタプリタモジュール3は、この正規のコマン
ドを直前の不正データに対応した正当データとして位置
づけ、この正当データを履歴情報データベース6に記録
する旨をデータベース処理部5に指示する。そして、履
歴データ、不当データおよび正当データをリンクする。
図2は履歴情報データベース6の構造を示す概念図であ
る。
【0031】そして、それ以降にユーザが入出力装置7
に対して同じ入力ミスを行なった場合には、コマンドイ
ンタプリタモジュール3がこの履歴情報データベース6
を参照して自動修正するなどといった制御を行なう。
【0032】次に、図3および図4を参照して同実施形
態の動作手順を説明する。まず、コマンドインタプリタ
モジュール3は、オペレーティングシステム2に対して
入出力装置7への入力プロンプトの表示を要求する(図
3のステップA1)。そして、ユーザがこの入力プロン
プトにしたがってコマンドを入力すると(図3のステッ
プA2)、このコマンドがオペレーティングシステム2
を介してコマンドインタプリタモジュール3に引き渡さ
れ、このコマンドインタプリタモジュール3で解釈され
て、コマンド実行部4により実行される(図3のステッ
プA3)。
【0033】次に、このコマンドがエラーを発生させた
かどうかがコマンドインタプリタモジュール3により判
断され(図3のステップA4)、エラーを発生させてい
なかった場合には(図3のステップA4のN)、直前の
コマンドがエラーであったかどうかが判断される(図3
のステップA5)。エラーでなかった場合には(図3の
ステップA5のN)、コマンドインタプリタモジュール
3は、この入力コマンドをデータベース処理部5により
履歴情報データベース6に記録して(図3のステップA
6)、入力プロンプトの表示へ戻る(図3のステップA
1)。
【0034】一方、直前のコマンドがエラーであった場
合には(図3のステップA5のY)、この入力コマンド
を履歴情報データベース6に記録するとともに(図3の
ステップA7)、このコマンドを正当データとして履歴
情報データベース6に記録する(図3のステップA
8)。このとき、コマンドインタプリタモジュール3
は、正当データおよび直前の不当データのリンクも行な
っておく。
【0035】また、この入力されたコマンドがエラーを
発生させていた場合(図3のステップA4のY)、コマ
ンドインタプリタモジュール3は、履歴情報データベー
スを参照してこの入力コマンドが不正データとして過去
に記録されていないか検索する(図3のステップA
9)。ここで、検索されなかった場合、すなわち修正が
不可能である場合には(図3のステップA10のN)、
コマンドインタプリタモジュール3は、このコマンドを
履歴情報データベース6に記録するとともに(図3のス
テップA11)、このコマンドを不当データとして履歴
情報データベース6に記録する(図3のステップA1
2)。
【0036】そして、エラーメッセージを表示して(図
3のステップA13)、入力プロンプトの表示へ戻る
(図3のステップA1)。一方、検索された場合、すな
わち修正が可能である場合には(図3のステップA10
のY)、このコマンドがユーザに対して問い合わせを必
要とするものかどうかを判定する(図3のステップA1
4)。この判定は、たとえばコマンドそれぞれに重要度
を設定しておき、この重要度に応じて問い合わせを行な
うかどうかを判定する。
【0037】そして、問い合わせが不要であるときは
(図3のステップA14のN)、入力されたコマンドを
この検索された不当データにリンクされた正当データに
置き換えて(図3のステップA15)、その置き換えた
コマンドを実行する(図3のステップA3)。一方、問
い合わせが必要であるときは(図3のステップA14の
Y)、入力されたコマンドをこの検索された不当データ
にリンクされた正当データに置き換えて実行してよいか
を問い合わせる表示を行なう(図3のステップA1
6)。
【0038】ここで、実行を選択された場合には(図3
のステップA17のY)、入力されたコマンドをこの検
索された不当データにリンクされた正当データに置き換
えて(図3のステップA15)、その置き換えたコマン
ドで実行する(図3のステップA3)。一方、実行の中
止を選択された場合には(図3のステップA17の
N)、そのまま入力プロンプトの表示へ戻る(図3のス
テップA1)。
【0039】これにより、たとえばユーザがコマンドの
入力を誤ったときに、その誤りを解釈し、そのコマンド
の重要度に応じて修正して実行するなどのユーザインタ
フェースを実現できる。
【0040】次に、図4を参照して入力されたコマンド
の事前チェックを行なう際の動作手順を説明する。コマ
ンドインタプリタモジュール3は、オペレーティングシ
ステム2に対して入出力装置7への入力プロンプトの表
示を要求する(図4のステップB1)。そして、ユーザ
がこの入力プロンプトにしたがってコマンドを入力する
と(図4のステップB2)、このコマンドがオペレーテ
ィングシステム2を介してコマンドインタプリタモジュ
ール3に引き渡される。
【0041】そして、コマンドインタプリタモジュール
3は、履歴情報データベースを参照してこの引き渡され
たコマンドが不正データとして過去に記録されていない
か検索する(図4のステップB3)。
【0042】ここで、このコマンドが検索された場合
(図4のステップB4のY)、コマンドインタプリタモ
ジュール3は、このコマンドがユーザに対して問い合わ
せを必要とするものかどうかを判定する(図4のステッ
プB5)。
【0043】そして、問い合わせが不要であるとき(図
4のステップB5のN)、コマンドインタプリタモジュ
ール3は、入力されたコマンドをこの検索された不当デ
ータにリンクされた正当データに置き換える(図4のス
テップB6)。一方、問い合わせが必要であるときは
(図4のステップB5のY)、入力されたコマンドをこ
の検索された不当データにリンクされた正当データに置
き換えて実行してよいかを問い合わせる表示を行なう
(図4のステップB7)。
【0044】ここで、実行を選択された場合(図4のス
テップB8のY)、コマンドインタプリタモジュール3
は、入力されたコマンドをこの検索された不当データに
リンクされた正当データに置き換える(図4のステップ
B6)。一方、実行の中止を選択された場合には(図4
のステップB8のN)、そのまま入力プロンプトの表示
へ戻る(図4のステップB1)。
【0045】次に、コマンド実行部4によりコマンドを
実行し(図4のステップB9)、このコマンドがエラー
を発生させたかどうかがコマンドインタプリタモジュー
ル3により判断される(図4のステップB10)。
【0046】ここで、エラーを発生させていなかった場
合には(図4のステップB10のN)、直前のコマンド
がエラーであったかどうかが判断される(図4のステッ
プB11)。エラーでなかった場合には(図4のステッ
プB11のN)、この入力コマンドを履歴情報データベ
ース6に記録して(図4のステップB12)、入力プロ
ンプトの表示へ戻る(図4のステップB1)。
【0047】一方、直前のコマンドがエラーであった場
合には(図4のステップB11のY)、この入力コマン
ドを履歴情報データベース6に記録するとともに(図4
のステップB13)、このコマンドを正当データとして
履歴情報データベース6に記録する(図4のステップB
14)。このとき、正当データおよび不当データのリン
クも行なっておく。
【0048】この入力されたコマンドがエラーを発生さ
せていた場合には(図4のステップB10のY)、この
コマンドを履歴情報データベース6に記録するとともに
(図4のステップB15)、このコマンドを不当データ
として履歴情報データベース6に記録する(図4のステ
ップB16)。
【0049】そして、エラーメッセージを表示して(図
4のステップB16)、入力プロンプトの表示へ戻る
(図4のステップB1)。これにより、たとえばユーザ
がコマンドの入力を誤ったときに、実行前にその誤りを
解釈し、そのコマンドの重要度に応じて修正して実行す
るなどのユーザインタフェースを実現できる。
【0050】なお、上述した実施形態では、ユーザの入
力コマンドを履歴情報として蓄積し、その履歴情報を用
いてコマンドの置き換えなどを行なう場合を説明した
が、予め誤入力され易いとされる情報を持たせておくこ
となども有効である。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の履歴情報デ
ータベース処理装置によれば、たとえばユーザが単純な
コマンドの入力ミスを犯してしまったような場合に、過
去に同様の誤りを犯していないかを判定し、その判定結
果により正規のコマンドに置き換えて実行するなどとい
ったユーザインタフェースを実現できることとなり、コ
ンピュータシステムの操作性を飛躍的に向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る履歴情報データベース
処理装置の概略構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態に係る履歴情報データベースの構造
を示す概念図。
【図3】同実施形態に係る履歴情報データベース処理装
置の動作手順を説明するためのフローチャート。
【図4】同実施形態に係る履歴情報データベース処理装
置の動作手順を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…履歴情報データベース処理装置、2…オペレーティ
ングシステム、3…コマンドインタプリタモジュール、
4…コマンド実行部、5…データベース処理部、6…履
歴情報データベース。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コマンドインタプリタによるユーザイン
    タフェース機能を備えたコンピュータシステムにおい
    て、 コマンドインタプリタに履歴情報データベース処理手段
    を設け、この履歴情報データベース処理手段が管理する
    履歴情報データベースを記憶装置に設けて、この履歴情
    報データベースにユーザの処理状況を登録し、後のユー
    ザインタフェース処理に反映することを特徴とする履歴
    情報データベース処理装置。
  2. 【請求項2】 コマンドインタプリタによるユーザイン
    タフェース機能を備えたコンピュータシステムにおい
    て、 コマンドインタプリタに履歴情報データベース処理手段
    を設け、この履歴情報データベース処理手段が管理する
    履歴情報データベースを記憶装置に設けて、この履歴情
    報データベースにユーザの処理状況を登録し、後のユー
    ザインタフェース処理においてエラーが生じたときに前
    記履歴情報データベースを参照してユーザに誤りを指摘
    する手段を具備してなることを特徴とする履歴情報デー
    タベース処理装置。
  3. 【請求項3】 コマンドインタプリタによるユーザイン
    タフェース機能を備えたコンピュータシステムにおい
    て、 コマンドインタプリタに履歴情報データベース処理手段
    を設け、この履歴情報データベース処理手段が管理する
    履歴情報データベースを記憶装置に設けて、この履歴情
    報データベースにユーザの処理状況を登録し、後のユー
    ザインタフェース処理においてエラーが生じたときに前
    記履歴情報データベースをアクセスし、ユーザの入力誤
    りを解釈し修正して、エラーを返すことなくコマンド処
    理を実行する手段を具備してなることを特徴とする履歴
    情報データベース処理装置。
  4. 【請求項4】 コマンドインタプリタによるユーザイン
    タフェース機能を備えたコンピュータシステムにおい
    て、 コマンドインタプリタに履歴情報データベース処理手段
    を設け、この履歴情報データベース処理手段が管理する
    履歴情報データベースを記憶装置に設けて、この履歴情
    報データベースにユーザの処理状況を登録し、後のユー
    ザインタフェース処理においてエラーが生じたときに前
    記履歴情報データベースを参照して修正が可能であるか
    否かを判断し、修正が可能であるときに修正内容にした
    がうコマンド処理を実行し、修正不能であるときにユー
    ザに誤りを指摘する手段を具備してなることを特徴とす
    る履歴情報データベース処理装置。
  5. 【請求項5】 前記履歴情報データベース処理手段は、
    前記履歴情報データベースにユーザが誤って入力したコ
    マンドの前後関係を登録する手段を含むことを特徴とす
    る請求項1、2、3または4記載の履歴情報データベー
    ス処理装置。
JP17357095A 1995-07-10 1995-07-10 履歴情報データベース処理装置 Pending JPH0926936A (ja)

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ID=15963015

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JP17357095A Pending JPH0926936A (ja) 1995-07-10 1995-07-10 履歴情報データベース処理装置

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