JPH09268483A - 後処理方法および装置並びにインクジェット布帛捺染装置 - Google Patents

後処理方法および装置並びにインクジェット布帛捺染装置

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JPH09268483A
JPH09268483A JP8076995A JP7699596A JPH09268483A JP H09268483 A JPH09268483 A JP H09268483A JP 8076995 A JP8076995 A JP 8076995A JP 7699596 A JP7699596 A JP 7699596A JP H09268483 A JPH09268483 A JP H09268483A
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heat treatment
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cloth
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武政 双木
Kenichi Suzuki
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    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/407Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for marking on special material
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エネルギー効率の良い熱処理を行う布帛の後
処理方法および装置並びにインクジェット布帛捺染装置
を実現する。 【解決手段】 布帛11を搬送機構20〜40で搬送し
プリンタヘッド60からのインクジェットによって捺染
するインクジェット布帛捺染装置において、インクジェ
ットによって捺染された側の布帛の面に接触して布帛を
加熱する加熱手段80を具備することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェットによ
って捺染された布帛の後処理方法および装置並びにイン
クジェット布帛捺染装置に関し、特に、昇華型染料のイ
ンク等で捺染された布帛の加熱による後処理方法および
装置の改良並びにそれを用いたインクジェット布帛捺染
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント織布の捺染には従来スクリーン
捺染装置が使用されてきたが、近年インクジェットプリ
ンタの発達に伴い、特開昭50−59108号公報や特
開昭54−18975号公報に見られるように、インク
ジェットプリンタを布帛の捺染に応用しようとする試み
がなされている。
【0003】カラー作画を行うときは例えばY(イエロ
ー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(クロ)の4
原色のインクが用いられる。これら4原色毎にインクヘ
ッドが設けられ、各インクヘッドから吹きつけられたイ
ンクドットの組合せによって多様な色彩が表現される。
【0004】インクヘッドは所定のドットピッチでイン
クを噴射しながら布帛の表面を走査する。インクヘッド
は複数個のノズルを有し1走査で所定幅の帯領域を捺染
する。同一の帯領域が各色のインクヘッドで順番に走査
されインクドットの色の組合せが形成される。各インク
ヘッドの各ノズルからのインクの噴射は原画データに基
づいてコンピュータによって制御され、原画の複製が布
帛上にプリント(作画)される。
【0005】布は絹、ウール、木綿等の天然繊維のもの
からポリエステル、アクリル、ナイロン等の合成繊維の
ものまで種類が多い。このような布帛の種類の違いに合
わせてそれぞれ適切なインクが選ばれる。例えば、木綿
等の植物性繊維に対しては反応性染料のインクが用いら
れ、ポリエステル等の合成繊維に対しては分散染料のイ
ンクが用いられる。
【0006】インクジェット捺染された布帛に対しては
染料の発色および繊維への定着のために後処理(熱処
理)が施こされる。熱処理手段を備えたインクジェット
布帛捺染装置の従来例が特開平3−104977号公報
に示されている。
【0007】同公報に示された装置は、インクジェット
で捺染した布帛を捺染部の下流に配置した蒸気を使用し
た熱処理部により布帛の搬送に伴って連続的に熱処理す
るように構成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】蒸気で加熱する熱処理
装置は、蒸気発生手段、布帛が搬入される蒸気チャンバ
およびそこに蒸気を循環させる蒸気循環手段等を備えな
ければならない。このため、必然的に装置が複雑化かつ
大型化し、またエネルギー消費量に対する熱処理の効率
が悪い。
【0009】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、エネルギー効率の良い熱処
理を行う布帛の後処理方法および装置並びにインクジェ
ット布帛捺染装置を実現することである。
【0010】また、本発明の他の目的は、構成が簡素化
された布帛の後処理装置を実現することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
(1)課題を解決するための第1の発明は、インクジェ
ットによって捺染された布帛を加熱により後処理する方
法において、インクジェットによって捺染された側の布
帛の面を発熱体に接触させて加熱することを特徴とする
後処理方法である。
【0012】課題を解決するための第1の発明によれ
ば、インクジェットによって捺染された側の布帛の面を
発熱体に接触させて加熱するようにしたので、迅速で効
率の良い加熱が行え、それによって、エネルギー効率の
良い熱処理を行う布帛の後処理方法を実現することがで
きる。
【0013】課題を解決するための第1の発明におい
て、加熱時間が1〜10分、前記発熱体が前記布帛と接
触する部分の温度が150〜220°Cであることが、
特にポリエステル繊維の布帛に捺染された分散染料イン
クの発色を良くする点で好ましい。
【0014】(2)課題を解決するための第2の発明
は、インクジェットによって捺染された布帛の後処理装
置において、インクジェットによって捺染された側の布
帛の面に接触して布帛を加熱する加熱手段を具備するこ
とを特徴とする後処理装置である。
【0015】課題を解決するための第2の発明によれ
ば、インクジェットによって捺染された側の布帛の面を
発熱体に接触させて加熱するようにしたので、迅速で効
率の良い加熱が行え、それによって、エネルギー効率の
良い熱処理を行う布帛の後処理装置を実現することがで
き、また、構成の簡素化された布帛の後処理装置を実現
することができる。
【0016】課題を解決するための第2の発明におい
て、前記加熱手段は、インクジェットによって捺染され
た側の布帛の面がインクジェット捺染後最初に接触する
ように構成されることが、インク擦れのない品質の良い
仕上がりを得る点で好ましい。
【0017】また、課題を解決するための第2の発明に
おいて、前記加熱手段の近傍に排気手段を設けること
が、インクの昇華に伴って発生するガスを排気する点で
好ましい。
【0018】また、課題を解決するための第2の発明に
おいて、前記加熱手段は熱処理ローラを用いて構成され
ることが、構成を簡素化する点で好ましい。この場合、
前記熱処理ローラは、インクジェット捺染時の前記布帛
の搬送に実質的に同期して前記布帛を搬送することが、
後処理を円滑に行う点で好ましい。
【0019】また、前記熱処理ローラに接触する前記布
帛の長さを変える可変手段を設けることが、熱処理の程
度を調整する点で好ましい。また、前記熱処理ローラに
接触して回動するエンドレスベルトを設け、前記エンド
レスベルトと前記熱処理ローラの間に挟んで前記布帛を
搬送するように構成することが、枚葉の布帛を導布等を
用いずに熱処理する点で好ましい。
【0020】また、前記熱処理ローラに接触して回転す
るローラを前記熱処理ローラの周に沿って複数個設け、
前記ローラと前記熱処理ローラの間に挟んで前記布帛を
搬送するように構成することが、簡素化された構成によ
り枚葉の布帛を導布等を用いずに熱処理する点で好まし
い。
【0021】また、前記熱処理ローラの表面を清掃する
清掃手段を設けることが、品質の良い後処理を行う点で
好ましい。また、前記清掃手段は不織布を用いて前記熱
処理ローラの表面を拭くように構成しても良い。清掃手
段を不織布とすることで前記熱処理ローラに接触しても
傷みにくくなるので、長期間にわたって汚れの除去を行
える点で好ましい。
【0022】(3)課題を解決するための第3の発明
は、布帛を搬送機構で搬送しプリンタヘッドからのイン
クジェットによって前記布帛を捺染するインクジェット
布帛捺染装置において、インクジェットによって捺染さ
れた側の布帛の面に接触して布帛を加熱する加熱手段を
具備することを特徴とするインクジェット布帛捺染装置
である。
【0023】課題を解決するための第3の発明によれ
ば、インクジェットによって捺染された側の布帛の面を
発熱体に接触させて加熱するようにしたので、迅速で効
率の良い加熱が行え、それによって、エネルギー効率の
良い熱処理を行うインクジェット布帛捺染装置を実現す
ることができる。
【0024】課題を解決するための第3の発明におい
て、前記加熱手段は、インクジェットによって捺染され
た側の布帛の面がインクジェット捺染後最初に接触する
ように構成されることが、インク擦れのない品質の良い
仕上がりを得る点で好ましい。
【0025】また、課題を解決するための第3の発明に
おいて、前記加熱手段の近傍に排気手段を設けること
が、インクの昇華に伴って発生するガスを排気する点で
好ましい。
【0026】また、課題を解決するための第3の発明に
おいて、前記加熱手段は熱処理ローラを用いて構成され
ることが、構成を簡素化する点で好ましい。この場合、
前記熱処理ローラは、インクジェット捺染時の前記布帛
の搬送に実質的に同期して前記布帛を搬送することが、
後処理を円滑に行う点で好ましい。
【0027】また、前記熱処理ローラに接触する前記布
帛の長さを変える可変手段を設けることが、熱処理の程
度を調整する点で好ましい。また、前記熱処理ローラに
接触して回動するエンドレスベルトを設け、前記エンド
レスベルトと前記熱処理ローラの間に挟んで前記布帛を
搬送するように構成することが、枚葉の布帛を導布等を
用いずに熱処理する点で好ましい。
【0028】また、前記熱処理ローラに接触して回転す
るローラを前記熱処理ローラの周に沿って複数個設け、
前記ローラと前記熱処理ローラの間に挟んで前記布帛を
搬送するように構成することが、簡素化された構成によ
り枚葉の布帛を導布等を用いずに熱処理する点で好まし
い。
【0029】また、前記熱処理ローラの表面を清掃する
清掃手段を設けることが、品質の良い後処理を行う点で
好ましい。また、前記清掃手段は不織布を用いて前記熱
処理ローラの表面を拭くように構成しても良い。清掃手
段を不織布とすることで前記熱処理ローラに接触しても
傷みにくくなるので、長期間にわたって汚れの除去を行
える点で好ましい。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1に本発明の実施
の形態の一例の装置の構成を示す。本装置の構成によっ
て本発明の装置の実施の形態の一例を示す。本装置の動
作によって本発明の方法の実施の形態の一例を示す。
【0031】図1において、元巻10から巻ほどかれた
布帛11がローラ20および30の回転によって矢印の
方向に搬送されるようになっている。ローラ20および
30は円筒形をなしている。ローラ20および30は軸
方向(図1の紙面に垂直な方向)に布帛11の幅を越え
る長さを持っている。
【0032】ピンチローラ40は布帛11をローラ20
に押し付けるようになっている。ピンチローラ40もロ
ーラ20と同じ長さの円筒形のローラである。ピンチロ
ーラ40による押し付けによってローラ20の搬送力が
布帛11に的確に伝えられる。
【0033】布帛11はローラ20の回転速度に対応し
た搬送速度で搬送される。ローラ30はローラ20と同
じ速度で回転し布帛11を搬送する。ローラ20,30
およびピンチローラ40は本発明における搬送機構の実
施の形態の一例である。ローラ20と30の間には作画
テーブル50が設けられる。布帛11は作画テーブル5
0の上を搬送される。
【0034】プリンタヘッド60は作画テーブル50の
上で布帛11と対向し、インクを噴射して布帛11を捺
染するようになっている。プリンタヘッド60はヘッド
キャリッジ61に搭載されている。プリンタヘッド60
は本発明におけるプリンタヘッドの実施の形態の一例で
ある。
【0035】ヘッドキャリッジ61は図示しない駆動手
段によって駆動され、布帛11の表面を図1の紙面に垂
直な方向に走査するようになっている。ヘッドキャリッ
ジ61の1走査毎に布帛11は一定距離ずつステップ的
に搬送される。ヘッドキャリッジ61は走査を行わない
ときは布帛11の表面を外れた待機位置(ホームポジシ
ョン)で待機する。
【0036】図2にプリンタヘッド60における単位ヘ
ッドの配列を示す。図2はプリンタヘッド60をインク
噴射ノズルに面して見た図である。図2においてx方向
がプリンタヘッド60の走査方向、y方向が布帛11の
搬送方向である。
【0037】図2において、イエローヘッドY、マゼン
タヘッドM、シアンヘッドCおよびクロヘッドKはいず
れも同一寸法の矩形の単位ヘッドであり、それらが対角
線の方向に配列されている。
【0038】1つの単位ヘッドのノズル面は例えば図3
に示すようになっている。図3において、ノズルNZL
が32個ずつ2列に形成されている。各列のノズルのピ
ッチは例えば140μmであり、かつ2つの列は半ピッ
チずつずらして形成される。これによって、全体として
70μmピッチの64個のノズルが形成される。
【0039】図1に戻って、ローラ30を通過したプリ
ント済みの布帛11はローラ81と82の間で熱処理ロ
ーラ80に接触して搬送され巻取り枠90に巻き取られ
るようになっている。熱処理ローラ80はローラ20お
よび30に実質的に同期して布帛11を搬送する。
【0040】熱処理ローラ80、ローラ81および82
は、何れも円筒形のローラであり、紙面に垂直な方向に
布帛11の幅を越える長さを持っている。これら熱処理
ローラ80、ローラ81および82よって後処理装置8
00が構成される。後処理装置800は本発明における
後処理装置の実施の形態の一例である。熱処理ローラ8
0は本発明における加熱手段の実施の形態の一例であ
る。また、熱処理ローラ80は本発明における発熱体の
実施の形態の一例であり、熱処理ローラの実施の形態の
一例でもある。
【0041】熱処理ローラ80は例えば図4に断面図で
示すように内部に赤外ランプ、遠赤外ランプまたは電気
ヒータ等からなる熱源HGを有する中空のローラRRで
構成される。ローラRRの表面はハードクロームメッキ
やフッ素樹脂被覆が施されあるいはアルミローラの場合
はアルマイト処理がなされて表面保護膜の形成がなされ
ている。
【0042】このようなローラRRの両端がベアリング
BGで支承され、かつ一端にプーリPLが取り付けられ
ここに回転力が伝えられる。また熱源HGには電源PW
から電力が供給される。
【0043】図1に戻って、熱処理ローラ80は破線で
示すように図の左方向に退避できるように構成されてお
り、最初はこの状態で布帛11をローラ81および82
に掛け渡し、次に熱処理ローラ80を押し戻して所定位
置にセットする。
【0044】これによって布帛11が熱処理ローラ80
の例えば半周にわたって巻き着付けられた状態となり、
熱処理ローラ80との接触によって加熱されるようにな
る。なお、熱処理ローラ80に巻き付けられる布帛11
の長さ、すなわち接触長はローラ82の位置を破線で示
すように変えることによって調節できるようになってい
る。このローラ82の位置を変える手段は本発明におけ
る可変手段の実施の形態の一例である。
【0045】ここで、熱処理ローラ80は布帛11のイ
ンクジェットが吹き付けられた側の面に接触するように
なっている。このため、布帛11に付着したインクが直
に加熱され、迅速で熱効率の良い加熱が行えるようにな
る。このような加熱により、例えば分散染料が昇華して
布帛11の繊維に入り込むとともにインクの溶剤が蒸発
して発色と定着が行われる。
【0046】熱処理ローラ80は布帛11のインクジェ
ットが吹き付けられた側の面に最初に接触するローラと
なるように構成されている。したがって、布帛11のイ
ンクジェットが吹き付けられた側の面は熱処理ローラ8
0に接触する前はどこにも接触しない。
【0047】このため、定着前のインクが擦れてプリン
トされた絵柄を汚すということがない。なお、熱処理ロ
ーラ80に接触したときは加熱により定着作用が始まる
のでインクが擦れることはない。これによって品質の良
いプリントの仕上がりを得ることができる。
【0048】布帛11が熱処理ローラ80を通過する時
間は1〜10分、熱処理温度すなわち熱処理ローラ80
が布帛11と接触する部分の温度は150〜220°C
の範囲に設定される。これらの範囲の下限を下回るとイ
ンクの定着が不十分となり、上限を越えるとインクの変
色等が生じ、いずれも品質の良い仕上がりにならない。
この後処理装置800は主としてポリエステル等の合成
繊維からなる布帛の後処理に適する。
【0049】図5に、本発明の実施の形態の他の例の構
成を示す。図5において、ローラ20とピンチローラ4
0は図1に示したものと同様なものである。ローラ20
とピンチローラ40から繰り出される布帛11は、順番
に配置されたローラ31,32,33および34によっ
て搬送されるように構成されている。
【0050】ここで、ローラローラ32と33により形
成される布帛搬送面に対して、その前後に隣接する布帛
搬送面、すなわちローラ32と31で形成される布帛搬
送面およびローラ33と34で形成される布帛搬送面が
角度θをなすように各ローラが配置されている。
【0051】このようにすることで、全体としてやや上
方に張り出した布帛搬送経路が形成される。すなわち、
例えば布帛11の搬送経路はローラ32と33の間で水
平となり、ローラ32と31の間では左に下がり、ロー
ラ33と34の間では右に下がる。
【0052】このような搬送経路の形状に由来して、布
帛11はやや張り気味に搬送される。このため、ローラ
32と33の間の水平部分では布帛11の平面性が良く
なり、図1の場合のような作画テーブル50が不要にな
る。
【0053】ローラ34を経た後の布帛11は図1の場
合と同様に、後処理装置800においてローラ81と8
2の間で熱処理ローラ80の周に接触して熱処理され、
巻取り枠90によって巻き取られる。
【0054】後処理装置800では、布帛11が熱処理
ローラ80に確実に接触するように、布帛11に5kg
/1m幅以上の張力をかける。なお、張力が強すぎると
布帛11の伸び等が発生するので10kg/1m幅程度
以下とするのが良い。
【0055】ここで、布帛11が熱処理ローラ80に最
初に接触する部分にはローラ801が押し付けられるよ
うになっている。ローラ801は例えばゴムでできたロ
ーラであり、その弾力によって布帛11を熱処理ローラ
80に密接させるようにしている。
【0056】これによって、布帛11が熱処理ローラ8
0に最初に接触する部分における布帛11の温度上昇が
急峻になるので、インクが急速に乾燥してインクの擦れ
が防止される。なお、布帛11を最初に熱処理ローラ8
0に掛けるときはローラ801は破線で示すように退避
位置に退避できるようになっている。
【0057】熱処理ローラ80の布帛11に接触しない
部分には、清掃手段100を設けるようにしても良い。
清掃手段100は本発明における清掃手段の実施の形態
の一例である。
【0058】清掃手段100は拭き取り布101を押し
当てて熱処理ローラ80の表面を拭き取るように構成さ
れている。すなわち、拭き取り布101は例えばエアシ
リンダ等のアクチュエータ102によって押し出される
パッド103の先に取り付けられ、熱処理ローラ80の
表面に押し当てられるようになっている。アクチュエー
タ102はエアシリンダが簡便な点で好ましいが電動式
あるいは機械式のものでも良い。
【0059】拭き取り布101としては不織布または木
綿布が用いられる。不織布は丈夫で熱処理ローラ80に
接触しても痛みにくいので長期間にわたって使用できる
点で好ましい。木綿布は安価な点で好ましい。
【0060】アクチュエータ102とパッド103は一
体として図示しない掃引手段により熱処理ローラ80の
軸方向に掃引され表面の清掃を行うようになっている。
この構成は比較的少面積の拭き取り布101で清掃でき
る点で好ましい。
【0061】なお、パッド103を熱処理ローラ80と
同じ長さになるように構成し熱処理ローラ80の全面を
一度に拭くようにしても良い。その場合アクチュエータ
102とパッド103の掃引手段が不要になる点で好ま
しい。
【0062】図6に、後処理装置800の他の構成の例
を示す。図6に示す構成は枚葉の布帛、すなわち、所定
寸法のシート状に裁断され1枚ずつプリントされる布帛
11’の後処理に対応できるようにしたものである。
【0063】図6において、熱処理ローラ80にはロー
ラ802,803,804および805に掛け回された
エンドレスベルト806が接触しており、熱処理ローラ
80の回転にともなってエンドレスに周回運動をするよ
うになっている。エンドレスベルト806は本発明にお
けるエンドレスベルトの実施の形態の一例である。
【0064】プリント済みの枚葉の布帛11’は例えば
布載せ台等の適宜の給布手段(図示せず)を介して熱処
理ローラの右上部からプリント面を下にして供給され、
エンドレスベルト806と熱処理ローラ80の間に挟ま
れ、エンドレスベルト806で熱処理ローラ80にプリ
ント面が押し付けられ、熱処理ローラ80で加熱されな
がら搬送される。布帛11’は熱処理後に受け皿200
上に排出される。
【0065】このようにして、エンドレスベルト806
を利用することにより、布帛11’が枚葉の布帛、すな
わちカットシート状の布帛であっても導布等を用いるこ
となく的確に搬送して熱処理を行うことができる。勿
論、枚葉の布帛に限らず連続的な帯状の布帛の熱処理に
も利用することができる。
【0066】なお、ローラ805は軸位置を揺動可能な
ように構成し、エンドレスベルト806と熱処理ローラ
80の接触長、すなわち熱処理長さを調節可能にするよ
うにしても良い。また、熱処理ローラ80には図5に示
したような清掃手段100を組み合わせるようにしても
良い。
【0067】図7に、枚葉の布帛に対応する後処理装置
の他の構成の例を示す。この構成はエンドレスベルトを
用いずに、ローラ802’〜805’を熱処理ローラ8
0に直に接触させるようにしたものである。ローラ80
2’〜805’は本発明におけるローラの実施の形態の
一例である。
【0068】この構成において、右上部から図示しない
給布手段によって供給された枚葉の布帛11’がローラ
802’と熱処理ローラ80に挟まれて引き込まれる。
ローラ802’を軸位置が上下に移動可能なように構成
し、布帛11’が供給されるとき瞬間的に熱処理ローラ
80との間に適宜の隙間をあけて、布帛11’の引込み
を円滑にするようにしても良い。以後、布帛11’は順
次ローラ803’〜805’によって押さえられ、熱処
理ローラ80に接触して加熱搬送され、受け皿200上
に排出される。
【0069】このようにして、布帛11’が枚葉の布
帛、すなわちカットシート状の布帛であっても導布等を
用いることなく的確に搬送して熱処理を行うことができ
る。この後処理装置はエンドレスベルトを用いない分だ
け図6に示すものよりも構成が簡素化され低コストにな
る点で好ましい。この構成も連続布帛の後処理に利用で
きることはいうまでもない。また、熱処理ローラ80に
は図5に示したような清掃手段100を組み合わせるよ
うにしても良い。
【0070】熱処理によって分散染料が昇華するときガ
スが発生する。染料の種類によってはガスが臭気を発す
ることがある。そのような場合には熱処理ローラの近傍
に排気手段を設け発生したガスを室外に排出するように
する。
【0071】図8に、排気手段を設けた後処理装置の一
例を示す。図8において、図1と同様の部分には同一の
符号を付し説明を省略する。熱処理ローラ80の右側す
なわち布帛11が巻き付けられる側には、ローラ81の
上流からローラ82の下流までを覆うカバーCVRが設
けられる。
【0072】カバーCVRは排気口VNTを有する。排
気口VNTには図示しない配管によってポンプPMPが
接続され、それによってカバーCVR内の気体の吸引が
行われるようになっている。カバーCVRおよびポンプ
PMPは、本発明における排気手段の実施の形態の一例
である。
【0073】ポンプPMPの吸引にともなって布帛11
の左側から空気が布帛11を通してカバーCVRの内部
に引き込まれ内部で発生したガスとともに室外に排出さ
れる。このような空気の流れによって臭気が室内に漏れ
るのが防止される。この構成はカバーCVRを片側に設
けるだけで良く構成が簡素化される点で好ましい。
【0074】カバーCVRの内部において、排気口VN
Tの前面にはパンチ板PNCが設けられる。パンチ板P
NCは全面に多数のパンチ穴が穿たれた板である。この
ようなパンチ板PNCを設けることにより、ポンプPM
Pによる吸引作用がパンチ板PNCの全面にわたって均
一化される。これによって、カバーCVR内の気体が均
一に吸引され、局部的にガスが滞留するようなことがな
い。ここで、パンチ板はパンチ穴の大きさや位置を選ぶ
ことにより均一性が調整できる点で好ましい。
【0075】なお、パンチ板PNCに代えて、多数のス
リットが設けられたスリット板を用いるようにしても良
い。スリットの方向は任意で良い。スリット板はパンチ
板に比べて加工が容易な点で好ましい。
【0076】熱処理ローラ80の他方の側(排気口VN
Tとは反対側)をも、例えば図9に示すようにカバーC
VR’で覆うように構成すると、臭気漏れ防止をより徹
底することができる。図9において、図8と同様の部分
には同一の符号を付し説明は省略する。
【0077】このようにカバーCVRとCVR’で全体
を覆った場合、ポンプPMPの吸引によりカバーCVR
とCVR’の内部がその外側よりも負圧となり臭気が外
部に漏れることがない。
【0078】カバーCVR’は下部に蝶番HNJを有
し、それによって底板BTMが開閉できるようになって
いる。これによって、布帛11を最初にローラ81,8
2に掛け渡すときは、熱処理ローラ80を左に退避させ
て底板BTMを開けば、布帛11を真っ直ぐ通すことが
できるようになり、作業がし易くなる。
【0079】また、カバーCVR,CVR’の下部の出
口付近には固定のローラ82’が設けられ、熱処理条件
を調整するためにローラ82を移動させたときの布帛1
1の支点を形成するようになっている。
【0080】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、課題を解決
するための第1の発明によれば、インクジェットによっ
て捺染された側の布帛の面を発熱体に接触させて加熱す
るようにしたので、迅速で効率の良い加熱が行え、それ
によって、エネルギー効率の良い熱処理を行う布帛の後
処理方法を実現することができる。
【0081】また、課題を解決するための第2の発明に
よれば、インクジェットによって捺染された側の布帛の
面を発熱体に接触させて加熱するようにしたので、迅速
で効率の良い加熱が行え、それによって、エネルギー効
率の良い熱処理を行う布帛の後処理装置を実現すること
ができ、また、構成の簡素化された布帛の後処理装置を
実現することができる。
【0082】また、課題を解決するための第3の発明に
よれば、インクジェットによって捺染された側の布帛の
面を発熱体に接触させて加熱するようにしたので、迅速
で効率の良い加熱が行え、それによって、エネルギー効
率の良い熱処理を行うインクジェット布帛捺染装置を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置の構成を示す
図である。
【図2】本発明の実施の形態の一例の装置におけるプリ
ンタヘッドの構成を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態の一例の装置におけるプリ
ンタヘッドの単位ヘッドの構成を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態の一例の装置における熱処
理ローラの一例の構成を示す断面図である。
【図5】本発明の実施の形態の一例の装置の構成を示す
図である。
【図6】本発明の実施の形態の一例の装置における後処
理装置の一例の構成を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態の一例の装置における後処
理装置の一例の構成を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態の一例の装置における後処
理装置の一例の構成を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態の一例の装置における後処
理装置の一例の構成を示す図である。
【符号の説明】
10 元巻 11,11’ 布帛 20,30,31〜34 ローラ 40 ピンチローラ 50 作画テーブル 60 プリンタヘッド 61 ヘッドキャリッジ 80 熱処理ローラ 81,82,82’ ローラ 801〜805,801’〜805’ ローラ 806 エンドレスベルト 90 巻取り枠 100 清掃手段 200 受け皿 RR ローラ HG 熱源 BG ベアリング PL プーリ PW 電源 CVR,CVR’ カバー VNT 排気口 PMP ポンプ HNJ 蝶番 BTM 底板

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェットによって捺染された布帛
    を加熱により後処理する方法において、インクジェット
    によって捺染された側の布帛の面を発熱体に接触させて
    加熱することを特徴とする後処理方法。
  2. 【請求項2】 加熱時間が1〜10分、前記発熱体が前
    記布帛と接触する部分の温度が150〜220°Cであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の後処理方法。
  3. 【請求項3】 インクジェットによって捺染された布帛
    の後処理装置において、インクジェットによって捺染さ
    れた側の布帛の面に接触して布帛を加熱する加熱手段を
    具備することを特徴とする後処理装置。
  4. 【請求項4】 前記加熱手段は、インクジェットによっ
    て捺染された側の布帛の面がインクジェット捺染後最初
    に接触するように構成されることを特徴とする請求項3
    に記載の後処理装置。
  5. 【請求項5】 前記加熱手段の近傍に排気手段を設けた
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の後処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記加熱手段は熱処理ローラを用いて構
    成されることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1つ
    に記載の後処理装置。
  7. 【請求項7】 前記熱処理ローラは、インクジェット捺
    染時の前記布帛の搬送に実質的に同期して前記布帛を搬
    送することを特徴とする請求項6に記載の後処理装置。
  8. 【請求項8】 前記熱処理ローラに接触する前記布帛の
    長さを変える可変手段を設けたことを特徴とする請求項
    6または7に記載の後処理装置。
  9. 【請求項9】 前記熱処理ローラに接触して回動するエ
    ンドレスベルトを設け、前記エンドレスベルトと前記熱
    処理ローラの間に挟んで前記布帛を搬送するように構成
    したことを特徴とする請求項6〜8のいずれか1つに記
    載の後処理装置。
  10. 【請求項10】 前記熱処理ローラに接触して回転する
    ローラを前記熱処理ローラの周に沿って複数個設け、前
    記ローラと前記熱処理ローラの間に挟んで前記布帛を搬
    送するように構成したことを特徴とする請求項6〜8の
    いずれか1つに記載の後処理装置。
  11. 【請求項11】 前記熱処理ローラの表面を清掃する清
    掃手段を設けたことを特徴とする請求項6〜10のいず
    れか1つに記載の後処理装置。
  12. 【請求項12】 前記清掃手段は不織布を用いて前記熱
    処理ローラの表面を拭くように構成されていることを特
    徴とする請求項11に記載の後処理装置。
  13. 【請求項13】 布帛を搬送機構で搬送しプリンタヘッ
    ドからのインクジェットによって前記布帛を捺染するイ
    ンクジェット布帛捺染装置において、インクジェットに
    よって捺染された側の布帛の面に接触して布帛を加熱す
    る加熱手段を具備することを特徴とするインクジェット
    布帛捺染装置。
  14. 【請求項14】 前記加熱手段は、インクジェットによ
    って捺染された側の布帛の面がインクジェット捺染後最
    初に接触するように構成されることを特徴とする請求項
    13に記載のインクジェット布帛捺染装置。
  15. 【請求項15】 前記加熱手段の近傍に排気手段を設け
    たことを特徴とする請求項13または14に記載のイン
    クジェット布帛捺染装置。
  16. 【請求項16】 前記加熱手段は熱処理ローラを用いて
    構成されることを特徴とする請求項13〜15のいずれ
    か1つに記載のインクジェット布帛捺染装置。
  17. 【請求項17】 前記熱処理ローラは、インクジェット
    捺染時の前記布帛の搬送に実質的に同期して前記布帛を
    搬送することを特徴とする請求項16に記載のインクジ
    ェット布帛捺染装置。
  18. 【請求項18】 前記熱処理ローラに接触する前記布帛
    の長さを変える可変手段を設けたことを特徴とする請求
    項16または17に記載のインクジェット布帛捺染装
    置。
  19. 【請求項19】 前記熱処理ローラに接触して回動する
    エンドレスベルトを設け、前記エンドレスベルトと前記
    熱処理ローラの間に挟んで前記布帛を搬送するように構
    成したことを特徴とする請求項16〜18のいずれか1
    つに記載のインクジェット布帛捺染装置。
  20. 【請求項20】 前記熱処理ローラに接触して回転する
    ローラを前記熱処理ローラの周に沿って複数個設け、前
    記ローラと前記熱処理ローラの間に挟んで前記布帛を搬
    送するように構成したことを特徴とする請求項16〜1
    8のいずれか1つに記載のインクジェット布帛捺染装
    置。
  21. 【請求項21】 前記熱処理ローラの表面を清掃する清
    掃手段を設けたことを特徴とする請求項16〜20いず
    れか1つに記載のインクジェット布帛捺染装置。
  22. 【請求項22】 前記清掃手段は不織布を用いて前記熱
    処理ローラの表面を拭くように構成されていることを特
    徴とする請求項21に記載のインクジェット布帛捺染装
    置。
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