JPH09268175A - 新規フタルイミド類、およびこれを有効成分とする除草剤 - Google Patents

新規フタルイミド類、およびこれを有効成分とする除草剤

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JPH09268175A
JPH09268175A JP9000700A JP70097A JPH09268175A JP H09268175 A JPH09268175 A JP H09268175A JP 9000700 A JP9000700 A JP 9000700A JP 70097 A JP70097 A JP 70097A JP H09268175 A JPH09268175 A JP H09268175A
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JP
Japan
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group
carbon atoms
atom
atoms
substituted
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JP9000700A
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Fumitsugu Natsume
文嗣 夏目
Shigeru Suzuki
鈴木  茂
Noriko Minami
紀子 南
Osamu Ikeda
修 池田
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 新規フタルイミド類、およびこれを有効成分
とする除草剤の提供。 【解決手段】 一般式(I) (式中、Aは、酸素原子、イオウ原子、または−NR2
−(式中、R2 は、水素原子、またはアルキル基を示
す。)を示し、Rは、水素原子;アルキル基;アルケニ
ル基;アルキニル基;シクロアルキル基;ハロアルキル
基;シアノアルキル基;アルコキシアルキル基;アシル
オキシアルキル基;アルコキシカルボニルアルキル基等
を示し、あるいは、Rは、Aが−NR2 −を示す場合に
は、Aとともに窒素原子および酸素原子を含有する5〜
6員の複素環基(メチル基で置換されていてもよい。)
を形成していてもよく、R1 は、水素原子、またはアル
キル基を示し、Xは、ハロゲン原子を示し、Yは、水素
原子、またはハロゲン原子を示し、Zは、水素原子、ア
ルキル基、またはハロゲン原子を示す。)で表わされる
フタルイミド類。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なフタルイミ
ド類、およびこれを有効成分とする除草剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、重要な作物、例えば、ムギ、
トウモロコシ、ダイズ、イネ等の栽培において、多くの
除草剤が使用されている。近年、環境問題の点からも望
まれる除草剤の条件としては、低薬量で高い除草活性を
有すること、広い殺草スペクトルを有すること、適度な
残効性を有すること、および作物に対して十分な安全性
を有すること、等が挙げられるが、既存の除草剤では、
殺草スペクトルは広いものの使用薬量が多いものや低薬
量で効果が上がるが殺草スペクトルは狭いもの等、これ
らの条件を十分に満たしているとは言えないのが現状で
ある。一方、ある種の置換基を有するN−フェニルフタ
ルイミド類が除草活性を有することが、ヨーロッパ特許
第288789号明細書及び第384192号明細書に
開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記明
細書に記載されたフタルイミド系化合物は、除草活性及
び殺草スペクトルの点で、実用に供するには十分なもの
ではなかった。本発明の課題は、上記の諸条件を兼ね備
えた、特に低薬量で高い防除活性を有し、かつ、広い殺
草スペクトルを有するフタルイミド系除草剤を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、ある特定の置換基
を有するフタルイミド系化合物が、高い除草活性を有す
るのみならず、幾つかの重要作物に対して十分な安全性
を示すことを見出し、本発明を完成するに至った。即
ち、本発明は、一般式〔I〕
【0005】
【化2】
【0006】(式中、Aは、酸素原子、イオウ原子、ま
たは−NR2 −(式中、R2 は、水素原子、または炭素
数1〜4のアルキル基を示す。)を示し、Rは、水素原
子;炭素数1〜6のアルキル基;炭素数2〜6のアルケ
ニル基;炭素数2〜6のアルキニル基;炭素数3〜6の
シクロアルキル基;炭素数1〜4のハロアルキル基;炭
素数2〜5のシアノアルキル基;炭素数2〜6のアルコ
キシアルキル基;炭素数2〜6のアルキルチオアルキル
基;炭素数2〜6のアルキルスルホニルアルキル基;炭
素数3〜7のアシルオキシアルキル基;炭素数3〜8の
アルコキシカルボニルアルキル基;フェニル基;フェニ
ル基で置換された炭素数1〜3のアルキル基;1〜2個
の酸素原子、イオウ原子、および/または窒素原子を含
有する3〜6員の複素環基;または1〜2個の酸素原
子、イオウ原子、および/または窒素原子を含有する3
〜6員の複素環基で置換された炭素数1〜3のアルキル
基を示し、あるいは、Rは、Aが−NR2 −を示す場合
には、Aとともに1〜2個の窒素原子および0〜1個の
酸素原子を含有する5〜6員の複素環基(1〜2個のメ
チル基で置換されていてもよい。)を形成していてもよ
く、R1 は、水素原子、または炭素数1〜4のアルキル
基を示し、Xは、ハロゲン原子を示し、Yは、水素原
子、またはハロゲン原子を示し、Zは、水素原子、炭素
数1〜3のアルキル基、またはハロゲン原子を示し、R
がフェニル基;フェニル基で置換された炭素数1〜3の
アルキル基;1〜2個の酸素原子、イオウ原子、および
/または窒素原子を含有する3〜6員の複素環基;また
は1〜2個の酸素原子、イオウ原子、および/または窒
素原子を含有する3〜6員の複素環基で置換された炭素
数1〜3のアルキル基を示す場合、フェニル基、および
複素環基は、1〜3個の同一または異なるハロゲン原
子、炭素数1〜4のアルキル基、トリフルオロメチル
基、炭素数1〜4のアルコキシ基、炭素数2〜5のアシ
ルオキシ基、炭素数1〜4のアルキルチオ基、炭素数1
〜4のアルキルスルホニル基、ニトロ基、シアノ基、ま
たは炭素数2〜5のアルコキシカルボニル基で置換され
ていてもよい。)で表わされるフタルイミド類およびこ
れを有効成分とする除草剤に存する。以下、本発明を詳
細に説明する。
【0007】
【発明の実施の形態】
1.フタルイミド類 本発明において、除草剤とし使用されるフタルイミド類
は、上記一般式〔I〕で表わされる化合物である。上記
一般式〔I〕において、Aは、酸素原子、イオウ原子、
または−NR2 −(式中、R2 は、水素原子;またはメ
チル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチ
ル基、イソブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基
等のC1 〜C4 のアルキル基を示す。)であり、好まし
くは、酸素原子または−NR2 −であり、特に好ましく
は酸素原子である。Rは、水素原子;メチル基、エチル
基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチ
ル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、
イソペンチル基、ネオペンチル基、t−ペンチル基、1
−メチルブチル基、2−メチルブチル基、1−エチルプ
ロピル基、1,2−ジメチルプロピル基、1,3−ジメ
チルプロピル基、ヘキシル基、イソヘキシル基、1−メ
チルペンチル基、2−メチルペンチル基、3−メチルペ
ンチル基、1,1−ジメチルブチル基、1,2−ジメチ
ルブチル基、1,3−ジメチルブチル基、3,3−ジメ
チルブチル基、1−エチルブチル基、2−エチルブチル
基、1,1,2−トリメチルプロピル基、1−エチル−
1−メチルプロピル基、1−エチル−2−メチルプロピ
ル基等のC1 〜C6 のアルキル基;ビニル基、アリル
基、1−プロペニル基、イソプロペニル基、1−ブテニ
ル基、2−ブテニル基、3−ブテニル基、1−メチルア
リル基、2−メチルアリル基、1−ペンテニル基、2−
ペンテニル基、3−ペンテニル基、4−ペンテニル基、
1−メチル−2−ブテニル基、1−メチル−3−ブテニ
ル基、2−メチル−3−ブテニル基、3−メチル−2−
ブテニル基、3−メチル−3−ブテニル基、1,1−ジ
メチルアリル基、1−エチルアリル基、1−ヘキセニル
基、2−ヘキセニル基、3−ヘキセニル基、4−ヘキセ
ニル基、5−ヘキセニル基、4−メチル−3−ペンテニ
ル基、1−プロピルアリル基、1−エチル−1−メチル
アリル基等のC2 〜C6 のアルケニル基;エチニル基、
1−プロピニル基、2−プロピニル基、1−ブチニル
基、2−ブチニル基、3−ブチニル基、1−メチル−2
−プロピニル基、1−ペンチニル基、2−ペンチニル
基、3−ペンチニル基、4−ペンチニル基、1−メチル
−3−ブチニル基、1,1−ジメチル−2−プロピニル
基、1−ヘキシニル基、2−ヘキシニル基、3−ヘキシ
ニル基、4−ヘキシニル基、5−ヘキシニル基等のC2
〜C6 のアルキニル基;シクロプロピル基、シクロブチ
ル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等のC3
6 のシクロアルキル基;フルオロメチル基、クロロメ
チル基、ブロモメチル基、ジフルオロメチル基、トリフ
ルオロメチル基、2−フルオロエチル基、2−クロロエ
チル基、2−ブロモエチル基、2,2,2−トリフルオ
ロエチル基、3−フルオロプロピル基、3−クロロプロ
ピル基、3−ブロモプロピル基、2,2,3,3,3−
ペンタフルオロプロピル基、2,2,2−トリフルオロ
−1−メチルエチル基、4−フルオロブチル基、4−ク
ロロブチル基、4−ブロモブチル基、2,2,3,3,
4,4−ヘプタフルオロブチル基等のC1 〜C4 のハロ
アルキル基;シアノメチル基、1−シアノエチル基、2
−シアノエチル基、1−シアノプロピル基、3−シアノ
プロピル基、1−シアノブチル基、4−シアノブチル基
等のC2 〜C5 のシアノアルキル基;メトキシメチル
基、エトキシメチル基、プロポキシメチル基、イソプロ
ポキシメチル基、ブトキシメチル基、2−メトキシエチ
ル基、2−エトキシエチル基、2−プロポキシエチル
基、2−イソプロポキシエチル基、2−ブトキシエチル
基、3−メトキシプロピル基、4−メトキシブチル基、
5−メトキシペンチル基等のC2 〜C6 のアルコキシア
ルキル基;メチルチオメチル基、エチルチオメチル基、
プロピルチオメチル基、イソプロピルチオメチル基、ブ
チルチオメチル基、2−(メチルチオ)エチル基、2−
(エチルチオ)エチル基、2−(プロピルチオ)エチル
基、2−(イソプロピルチオ)エチル基、2−(ブチル
チオ)エチル基、3−(メチルチオ)プロピル基、4−
(メチルチオ)ブチル基、5−(メチルチオ)ペンチル
基等のC2 〜C6 のアルキルチオアルキル基;メチルス
ルホニルメチル基、エチルスルホニルメチル基、プロピ
ルスルホニルメチル基、イソプロピルスルホニルメチル
基、ブチルスルホニルメチル基、2−(メチルスルホニ
ル)エチル基、2−(エチルスルホニル)エチル基、2
−(プロピルスルホニル)エチル基、2−(イソプロピ
ルスルホニル)エチル基、2−(ブチルスルホニル)エ
チル基、3−(メチルスルホニル)プロピル基、4−
(メチルスルホニル)ブチル基、5−(メチルスルホニ
ル)ペンチル基等のC2 〜C6 のアルキルスルホニルア
ルキル基;2−(アセチルオキシ)エチル基、2−(プ
ロピオニルオキシ)エチル基、2−(ブチリルオキシ)
エチル基、2−(イソブチリルオキシ)エチル基、2−
(バレリルオキシ)エチル基、2−(イソバレリルオキ
シ)エチル基、2−(ピバロイルオキシ)エチル基、2
−(アクリロイルオキシ)エチル基、2−(プロピオロ
イルオキシ)エチル基、2−(メタクリロイルオキシ)
エチル基、2−(クロトノイルオキシ)エチル基、3−
(アセチルオキシ)プロピル基、4−(アセチルオキ
シ)ブチル基、5−(アセチルオキシ)ペンチル基等の
3 〜C7 のアシルオキシアルキル基;メトキシカルボ
ニルメチル基、エトキシカルボニルメチル基、プロポキ
シカルボニルメチル基、イソプロポキシカルボニルメチ
ル基、ブトキシカルボニルメチル基、イソブトキシカル
ボニルメチル基、sec−ブトキシカルボニルメチル
基、t−ブトキシカルボニルメチル基、ペンチルオキシ
カルボニルメチル基、イソペンチルオキシカルボニルメ
チル基、ヘキシルオキシカルボニルメチル基、2−(メ
トキシカルボニル)エチル基、2−(エトキシカルボニ
ル)エチル基、2−(プロポキシカルボニル)エチル
基、2−(イソプロポキシカルボニル)エチル基、2−
(ブトキシカルボニル)エチル基、2−(イソブトキシ
カルボニル)エチル基、2−(sec−ブトキシカルボ
ニル)エチル基、2−(t−ブトキシカルボニル)エチ
ル基、2−(ペンチルオキシカルボニル)エチル基、2
−(イソペンチルオキシカルボニル)エチル基、1−
(メトキシカルボニル)エチル基、1−(エトキシカル
ボニル)エチル基、1−(プロポキシカルボニル)エチ
ル基、1−(イソプロポキシカルボニル)エチル基、1
−(ブトキシカルボニル)エチル基、1−(イソブトキ
シカルボニル)エチル基、1−(sec−ブトキシカル
ボニル)エチル基、1−(t−ブトキシカルボニル)エ
チル基、1−(ペンチルオキシカルボニル)エチル基、
1−(イソペンチルオキシカルボニル)エチル基、3−
(メトキシカルボニル)プロピル基、3−(エトキシカ
ルボニル)プロピル基、3−(プロポキシカルボニル)
プロピル基、3−(イソプロポキシカルボニル)プロピ
ル基、3−(ブトキシカルボニル)プロピル基、1−
(メトキシカルボニル)プロピル基、1−(エトキシカ
ルボニル)プロピル基、1−(プロポキシカルボニル)
プロピル基、1−(イソプロポキシカルボニル)プロピ
ル基、1−(ブトキシカルボニル)プロピル基、1−
(メトキシカルボニル)−1−メチルエチル基、1−
(エトキシカルボニル)−1−メチルエチル基、1−メ
チル−1−(プロポキシカルボニル)エチル基、1−
(イソプロポキシカルボニル)−1−メチルエチル基、
1−(ブトキシカルボニル)−1−メチルエチル基、4
−(メトキシカルボニル)ブチル基、4−(エトキシカ
ルボニル)ブチル基、4−(プロポキシカルボニル)ブ
チル基、3−(イソプロポキシカルボニル)ブチル基等
のC3 〜C8 のアルコキシカルボニルアルキル基;フェ
ニル基;フェニル基で置換されたメチル基、エチル基、
プロピル基、イソプロピル基等のC1 〜C3 のアルキル
基;1〜2個の酸素原子、イオウ原子、および/または
窒素原子を含有する3〜6員の複素環基;または1〜2
個の酸素原子、イオウ原子、および/または窒素原子を
含有する3〜6員の複素環基で置換されたメチル基、エ
チル基、プロピル基、イソプロピル基等のC1 〜C3
アルキル基を示す。あるいは、Rは、Aが−NR2 −を
示す場合には、Aとともに1〜2個の窒素原子および0
〜1個の酸素原子を含有する5〜6員の複素環基(1〜
2個のメチル基で置換されていてもよい。)を形成して
いてもよい。ここで、1〜2個の酸素原子、イオウ原
子、および/または窒素原子を含有する3〜6員複素環
基とは、オキシラニル基、オキセタニル基、テトラヒド
ロフリル基、フリル基、チエニル基、ピロリル基、ピロ
リジニル基、オキサゾリル基、チアゾリル基、イミダゾ
リル基、イソオキサゾリル基、イソチアゾリル基、ピラ
ゾリル基、テトラヒドロピラニル基、ピリジル基、ピペ
リジル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、モルホリ
ニル基、ピペラジニル基等を示し、1〜2個の窒素原子
および0〜1個の酸素原子を含有する5〜6員の複素環
基とは、1−ピロリジニル基、1−ピロリル基、2−イ
ソオキサゾリジニル基、1−ピラゾリル基、1−イミダ
ゾリル基、1−ピペリジル基、4−モルホリニル基、ペ
ルヒドロ−1,2−オキサジン−2−イル基、1−ピペ
ラジニル基等を示す。
【0008】Rがフェニル基;フェニル基で置換された
1 〜C3 のアルキル基;1〜2個の酸素原子、イオウ
原子、および/または窒素原子を含有する3〜6員の複
素環基;または1〜2個の酸素原子、イオウ原子、およ
び/または窒素原子を含有する3〜6員の複素環基で置
換されたC1 〜C3 のアルキル基を示す場合、フェニル
基、および複素環基は、1〜3個の同一または異なるフ
ッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等のハロゲ
ン原子;メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピ
ル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、t
−ブチル基等のC1 〜C4 のアルキル基;トリフルオロ
メチル基;メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イ
ソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基、sec
−ブトキシ基、t−ブトキシ基等のC1 〜C4 のアルコ
キシ基;アセチルオキシ基、プロピオニルオキシ基、ブ
チリルオキシ基、イソブチリルオキシ基、バレリルオキ
シ基、イソバレリルオキシ基、ピバロイルオキシ基、ア
クリロイルオキシ基、プロピオロイルオキシ基、メタク
リロイルオキシ基、クロトノイルオキシ基等のC2〜C5
のアシルオキシ基;メチルチオ基、エチルチオ基、プ
ロピルチオ基、イソプロピルチオ基、ブチルチオ基、イ
ソブチルチオ基、sec−ブチルチオ基、t−ブチルチ
オ基等のC1 〜C4 のアルキルチオ基;メチルスルホニ
ル基、エチルスルホニル基、プロピルスルホニル基、イ
ソプロピルスルホニル基、ブチルスルホニル基、イソブ
チルスルホニル基、sec−ブチルスルホニル基、t−
ブチルスルホニル基等のC1 〜C4 のアルキルスルホニ
ル基;ニトロ基;シアノ基;またはメトキシカルボニル
基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基、
イソプロポキシカルボニル基、ブトキシカルボニル基、
イソブトキシカルボニル基、sec−ブトキシカルボニ
ル基、t−ブトキシカルボニル基等のC2 〜C5のアル
コキシカルボニル基で置換されていてもよい。このう
ち、Rとして好ましくは、Rは、水素原子;C1 〜C6
のアルキル基;C2 〜C6 のアルケニル基;C2 〜C6
のアルキニル基;C3 〜C6 のシクロアルキル基;C1
〜C4 のハロアルキル基;C2 〜C5 のシアノアルキル
基;C2〜C6 のアルコキシアルキル基;C3 〜C7
アシルオキシアルキル基;C3 〜C8 のアルコキシカル
ボニルアルキル基;フェニル基;フェニル基で置換され
たC1 〜C3 のアルキル基;C2 〜C5 のアシルオキシ
基で置換されたテトラヒドロフリル基;またはテトラヒ
ドロピラン−2−イルメチル基を示し、あるいは、R
は、Aが−NR2 −を示す場合には、Aとともにピペリ
ジノ基であり、特に好ましくは、Rは、水素原子;C1
〜C6 のアルキル基;C2 〜C6 のアルケニル基;C2
〜C6 のアルキニル基;C3 〜C6 のシクロアルキル
基;C1 〜C4 のハロアルキル基;C2 〜C5 のシアノ
アルキル基;C2 〜C6 のアルコキシアルキル基;C3
〜C7 のアシルオキシアルキル基;C3 〜C8 のアルコ
キシカルボニルアルキル基;フェニル基で置換されたC
1 〜C3 のアルキル基;C2 〜C5のアシルオキシ基で
置換されたテトラヒドロフリル基;またはテトラヒドロ
ピラン−2−イルメチル基である。R1 は、水素原子;
またはメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、t−
ブチル基等のC1 〜C4 のアルキル基であり、好ましく
は水素原子またはC1 〜C3 のアルキル基である。X
は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等の
ハロゲン原子であり、好ましくは、塩素原子または臭素
原子である。Yは、水素原子;またはフッ素原子、塩素
原子、臭素原子、ヨウ素原子等のハロゲン原子であり、
好ましくは水素原子、フッ素原子または塩素原子であ
る。Zは、水素原子;メチル基、エチル基、プロピル
基、イソプロピル基等のC1〜C3 のアルキル基;また
はフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等のハ
ロゲン原子であり、好ましくは水素原子、メチル基また
はハロゲン原子であり、特に好ましくは、水素原子、フ
ッ素原子または塩素原子である。また、Zの置換位置と
しては、4位が好ましい。
【0009】2.フタルイミド類の製造法 次に、本発明化合物の製造法について説明する。上記一
般式〔I〕で表わされる本発明化合物は、例えば、下記
製造法(1)〜(4)のいずれかに従って製造すること
ができる。
【0010】製造法(1)
【化3】 (上記反応式中、A、R、R1 、X、Y、およびZは、
前記と同義を示す。)
【0011】上記反応は、無溶媒または溶媒中、通常
は、50〜200℃、好ましくは50〜150℃の温度
範囲で行われる。反応に使用される化合物の量は、通
常、〔II〕が1当量に対し、〔III 〕が0.5〜2当
量、好ましくは、0.8〜1.2当量である。溶媒を使
用する場合、適当な溶媒としては、脂肪族炭化水素類
(ヘキサン、ヘプタン等)、芳香族炭化水素類(ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等)、ハロゲン化炭化水素類
(ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエ
タン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン等)、エーテ
ル類(ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン等)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、
ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン等)、非プロ
トン性極性溶媒類(N,N−ジメチルホルムアミド、N
−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド、スルホラ
ン、アセトニトリル等)、アルコール類(メタノール、
エタノール、2−プロパノール等)、有機酸類(ギ酸、
酢酸等)、水、およびこれらの混合物等が挙げられる。
使用される溶媒の量は、通常、〔II〕の重量の100倍
以内、より好ましくは、1〜20倍である。
【0012】製造法(2)
【化4】 (上記反応式中、A、R、R1 、X、Y、およびZは、
前記と同義を示し、W1は、塩素原子、臭素原子、ヨウ
素原子等のハロゲン原子を示す。)
【0013】上記反応は、無溶媒または溶媒中、塩基の
存在中、通常は、50〜200℃、好ましくは80〜1
80℃の温度範囲で行われる。反応に使用される化合物
の量は、通常、〔IV〕が1当量に対し、〔V〕が1〜1
0当量、好ましくは1〜3当量である。溶媒を使用する
場合、適当な溶媒としては、脂肪族炭化水素類(ヘキサ
ン、ヘプタン等)、芳香族炭化水素類(ベンゼン、トル
エン、キシレン等)、ハロゲン化炭化水素類(ジクロロ
メタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、クロ
ロベンゼン、ジクロロベンゼン等)、エーテル類(ジエ
チルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等)、
エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、ケトン類
(アセトン、メチルエチルケトン等)、非プロトン性極
性溶媒類(N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチル
ピロリドン、ジメチルスルホキシド、スルホラン、アセ
トニトリル等)、水、およびこれらの混合物等が挙げら
れる。使用される溶媒の量は、通常、〔IV〕の重量の1
00倍以内、好ましくは10倍以内である。使用される
塩基としては、トリエチルアミン、ピリジン、ピコリ
ン、N,N−ジエチルアニリン、4−(ジメチルアミ
ノ)ピリジン、1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕
−7−ウンデセン、1,5−ジアザビシクロ〔4.3.
0〕−5−ノネン、1,4−ジアザビシクロ〔2.2.
2〕オクタン等の有機塩基、および水素化ナトリウム、
水素化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、
炭酸水素カリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、フ
ッ化ナトリウム、フッ化カリウム等の無機塩基が挙げら
れ、好ましくは、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸
水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、酢酸ナトリウム、
酢酸カリウムである。使用される塩基の量は、通常、
〔IV〕が1当量に対して1〜10当量、好ましくは1〜
3当量である。
【0014】製造法(3)
【化5】 (上記反応式中、A、R、R1 、X、Y、およびZは、
前記と同義を示す。)
【0015】カルボン酸類〔Ia〕とアルコール、チオ
ール、またはアミン類〔VI〕からエステル、チオエステ
ル、またはアミド類〔I〕への変換は、例えば下記(3
−a)−(3−d)に示す方法が用いられる。 (3−a)〔Ia〕を塩基の存在または非存在下、塩化
チオニル、三塩化リン、ホスゲン等により酸ハロゲン化
物類とし、これを塩基の存在または非存在下、〔VI〕と
反応させることにより〔I〕へ変換する。 (3−b)〔Ia〕を塩基の存在または非存在下、クロ
ロギ酸アルキル、無水トリフルオロ酢酸等により混合酸
無水物類とし、これを塩基の存在または非存在下、〔V
I〕と反応させることにより〔I〕へ変換する。 (3−c)〔Ia〕を塩基の存在または非存在下、ジシ
クロヘキシルカルボジイミド、N,N′−カルボニルジ
イミダゾール、トリフェニルホスフィン/四塩化炭素、
N−アルキル−2−ハロゲノピリジニウム塩、シアノホ
スホン酸ジエチル、ジフェニルホスホロアジド等の縮合
剤により活性エステル体とし、これを塩基の存在または
非存在下、〔VI〕と反応させることにより〔I〕へ変換
する。 (3−d)〔Ia〕およびアルコール類〔VI:A=O〕
を鉱酸(塩化水素、硫酸等)、有機酸(メタンスルホン
酸、p−トルエンスルホン酸等)、ルイス酸(フッ化ホ
ウ素エーテラート等)等の酸触媒存在下に反応させるこ
とによりエステル類〔I:A=O〕へ変換する。
【0016】上記(3−a)−(3−d)の反応は、通
常、溶媒中で行われる。適当な溶媒としては、脂肪族炭
化水素類(ヘキサン、ヘプタン等)、芳香族炭化水素類
(ベンゼン、トルエン、キシレン等)、ハロゲン炭化水
素類(ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロ
ロエタン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン等)、エ
ーテル類(ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン等)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル
等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン等)、
非プロトン性極性溶媒類(N,N−ジメチルホルムアミ
ド、N−メチルピロリドン、ジメチルカルホキシド、ス
ルホラン、アセトニトリル等)等が挙げられる。(3−
a)−(3−d)において塩基を使用する場合、適当な
塩基としては、前記製造法(2)にて記したものが挙げ
られる。なお、上記製造法(3−a)−(3−d)の詳
細な反応条件としては、例えば、第4版実験化学講座
(日本化学会編、丸善)22巻、p.43−51、p.
116−121、p.144−147及びここに引用さ
れた文献に記載されたものが適用される。
【0017】製造法(4)
【化6】 (上記反応式中、R、R1 、X、Y、およびZは、前記
と同義を示し、W2 は、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原
子等のハロゲン原子を示す。)
【0018】上記反応は、無溶媒または溶媒中、塩基の
存在下、通常は、0〜200℃、好ましくは20〜15
0℃の温度範囲で行われる。反応に使用される化合物の
量は、通常、〔Ia〕が1当量に対し、〔VII 〕が1〜
10当量、好ましくは1〜3当量である。溶媒を使用す
る場合、適当な溶媒としては、脂肪族炭化水素類(ヘキ
サン、ヘプタン等)、芳香族炭化水素類(ベンゼン、ト
ルエン、キシレン等)、ハロゲン化炭化水素類(ジクロ
ロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、ク
ロロベンゼン、ジクロロベンゼン等)、エーテル類(ジ
エチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン
等)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、ケト
ン類(アセトン、メチルエチルケトン等)、非プロトン
性極性溶媒類(N,N−ジメチルホルムアミド、N−メ
チルピロリドン、ジメチルスルホキシド、スルホラン、
アセトニトリル等)、水、およびこれらの混合物等が挙
げられる。使用される溶媒の量は、通常、〔Ia〕の重
量の200倍以内、好ましくは、1〜20倍である。使
用される塩基としては、前記製造法(2)にて記したも
のが挙げられ、好ましくは、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナ
トリウム、炭酸水素カリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カ
リウム、フッ化ナトリウム、フッ化カリウム等である。
使用される塩基の量は、通常、〔Ia〕が1当量に対し
1〜10当量、好ましくは1〜3当量である。
【0019】製造法(1)の原料化合物であるアニリン
類〔III 〕は、例えば、下式〜のいずれかに従って
製造することができる。
【化7】 (上記反応式中、A、R、R1 、X、およびYは、前記
と同義を示し、R3 は、メチル基、エチル基、プロピル
基、イソプロピル基等の低級アルキル基を示す。)
【0020】上記反応式において、使用される塩基とし
ては、前記製造法(2)にて記したものが挙げられる。
還元剤としては、金属(鉄、亜鉛、スズ等)/酸(酢
酸、塩酸、硫酸等)、硫化ナトリウム、硫化アンモニウ
ム、ナトリウムヒドロスルフィド、亜二チオン酸ナトリ
ウム、水素/触媒(パラジウム−炭素、白金−炭素、ラ
ネーニッケル、ロジウム−アルミナ等)が挙げられる。
ハロゲン化剤としては、塩素、臭素、N−クロロコハク
酸イミド、N−ブロモコハク酸イミド、塩化スルフリル
等が挙げられる。また、加水分解は、塩酸、硫酸等の鉱
酸中で行われる。
【0021】製造法(2)の原料化合物であるN−(ア
ミノフェニル)フタルイミド類〔IV〕は、例えば、下式
に従って製造することができる。
【化8】 (上記反応式中、X、Y、およびZは、前記と同義を示
す。) 上記反応式において、一段階目のイミド化反応は、前記
製造法(1)と同様の条件下に行われる。また、二段階
目に使用される還元剤としては、アニリン類〔III 〕の
製造にて記したものが挙げられる。
【0022】製造法(3)および(4)の原料化合物で
あるカルボン酸類〔Ia〕は、一般式〔I〕において基
−A−Rがヒドロキシル基を示す場合の化合物であり、
例えば、製造法(1)により製造される。かくして得ら
れる本発明化合物には、その構造によっては光学異性体
やジアステレオマー等の異性体が存在する。本発明は、
これらをすべて包含するものである。本発明化合物を除
草剤として使用する場合、公知の方法により分離した各
異性体を単独で使用することで更に低薬量での使用が可
能となるが、工業的には、光学分割等によるコストアッ
プとの兼ね合いにより、異性体の混合物として使用して
もよい。
【0023】3.除草剤 本発明化合物を除草剤として使用する場合、原体をその
まま施用してもよいが、通常、適当な補助剤を用い、水
和剤、粒剤、乳剤、フロアブル剤等の形態で使用する。
補助剤としては、例えば、カオリン、ベントナイト、タ
ルク、珪藻土、ホワイトカーボン、デンプン等の固体担
体;水、アルコール類(メタノール、エタノール、プロ
パノール、ブタノール、エチレングリコール等)、ケト
ン類(アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノ
ン等)、エーテル類(ジエチルエーテル、ジオキサン、
セロソルブ類等)、脂肪族炭化水素類(ケロシン、灯油
等)、芳香族炭化水素類(ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、ソルベントナフサ、メチルナフタレン等)、ハロゲ
ン化炭化水素類(ジクロロエタン、四塩化炭素、トリク
ロロベンゼン等)、酸アミド類(ジメチルホルムアミド
等)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル、脂肪酸グ
リセリンエステル類等)、ニトリル類(アセトニトリル
等)等の溶媒;非イオン系界面活性剤(ポリオキシエチ
レンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレンソ
ルビタンモノラウレイト等)、カチオン系界面活性剤
(アルキルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、ア
ルキルピリジニウムクロリド等)、アニオン系界面活性
剤(アルキルベンゼンスルホン酸塩、リグニンスルホン
酸塩、高級アルコール硫酸塩等)、両性系界面活性剤
(アルキルジメチルベタイン、ドデシルアミノエチルグ
リシン等)等の界面活性剤等が挙げられる。これらの固
体担体、溶媒、界面活性剤等は、それぞれ必要に応じて
1種または2種以上の混合物として使用される。本発明
化合物の施用量は、化合物の構造や対象雑草、処理時
期、処理方法、土壌の性質等の条件によって異なるが、
通常、1ヘクタール当りの有効成分量としては2〜20
00グラム、好ましくは5〜1000グラム、さらに好
ましくは5〜500グラムの範囲が適当である。
【0024】本発明化合物の対象雑草としては、畑地に
おいては、例えば、シロザ、アカザ、イヌタデ、ハルタ
デ、イヌビユ、アオビユ、ハコベ、ホトケノザ、イチ
ビ、オナモミ、野生アサガオ、チョウセンアサガオ、野
生カラシナ、ヤエムグラ、セイヨウスミレ、オロシャギ
ク、コセンダングサ等の広葉雑草、メヒシバ、オヒシ
バ、イヌビエ、エノコログサ等の狭葉雑草等が挙げられ
る。また、水田においては、例えば、キカシグサ、アゼ
ナ、コナギ、アブノメ、ミゾハコベ、ヘラオモダカ、オ
モダカ、ウリカワ等の広葉雑草、タイヌビエ、タマガヤ
ツリ、ホタルイ、ミズガヤツリ等の狭葉雑草が挙げられ
る。本発明化合物は、発芽前土壌処理および生育期茎葉
処理のいずれにおいても、上記雑草を防除することが可
能である。また、本発明化合物は、例えば、トウモロコ
シ、コムギ、オオムギ、イネ、ダイズ等の栽培作物に対
して、発芽前土壌処理および生育期茎葉処理のいずれに
おいても影響が少なく、選択的除草剤として使用するこ
とができる。
【0025】本発明化合物を有効成分とする除草剤は、
同一分野に用いる他の農薬、例えば、殺虫剤、殺菌剤、
植物生長調節剤、および肥料等と混合施用することがで
きる。また、他の除草剤と混合施用することにより、除
草効果をより安定化することも可能である。本発明化合
物と他の除草剤を混合施用する場合、両者の各々の製剤
を施用時に混合してもよいが、予め両者を含有する製剤
として施用してもよい。本発明化合物と好適に混合施用
することができる除草剤としては、例えば、以下のもの
が挙げられる。
【0026】2−クロロアリル ジエチルジチオカーバ
メート、S−2,3−ジクロロアリル ジイソプロピル
チオカーバメート、S−2,2,3−トリクロロアリル
ジイソプロピルチオカーバメート、S−エチル ジプ
ロピルチオカーバメート、S−エチル ジイソブチルチ
オカーバメイト、S−ベンジル 1,2−ジメチルプロ
ピル(エチル)チオカーバメート、S−4−クロロベン
ジル ジエチルチオカーバメート、S−エチル パーヒ
ドロアゼピン−1−チオカルボキシレート、S−イソプ
ロピル パーヒドロアゼピン−1−チオカルボキシレー
ト、S−1−メチル−1−フェニルエチル ピペリジン
−1−チオカルボキシレート、O−3−t−ブチルフェ
ニル 6−メトキシ−2−ピリジル(メチル)チオカー
バメート、3−(3,3−ジメチルウレイド)フェニル
t−ブチルカーバメート、3−(メトキシカルボニル
アミノ)フェニル 3′−メチルフェニルカーバメー
ト、イソプロピル 3′−クロロフェニルカーバメー
ト、メチル (4−アミノフェニルスルホニル)カーバ
メート、等のカーバメート系除草剤;
【0027】3−(3,4−ジクロロフェニル)−1,
1−ジメチルウレア、3−(3,4−ジクロロフェニ
ル)−1−メトキシ−1−メチルウレア、1,1−ジメ
チル−3−〔3−(トリフルオロメチル)フェニル〕ウ
レア、3−〔4−(4−メトキシフェノキシ)フェニ
ル〕−1,1−ジメチルウレア、1−(1−メチル−1
−フェニルエチル)−3−p−トリルウレア、3−(4
−イソプロピルフェニル)−1,1−ジメチルウレア、
3−(5−t−ブチルイソオキサゾール−3−イル)−
1,1−ジメチルウレア、1−(5−t−ブチル−1,
3,4−チアジアゾール−2−イル)−1,3−ジメチ
ルウレア、1−(ベンゾチアゾール−2−イル)−1,
3−ジメチルウレア、等のウレア系除草剤;
【0028】2−クロロ−2′,6′−ジエチル−N−
(メトキシメチル)アセトアニリド、N−(ブトキシメ
チル)−2−クロロ−2′,6′−ジエチルアセトアニ
リド、2−クロロ−2′,6′−ジエチル−N−(2−
プロポキシエチル)アセトアニリド、2−クロロ−N−
(エトキシメチル)−6′−エチルアセト−o−トルイ
ジド、2−クロロ−6′−エチル−N−(2−メトキシ
−1−メチルエチル)アセト−o−トルイジド、2−ク
ロロ−N−(3−メトキシ−2−テニル)−2′,6′
−ジメチルアセトアニリド、N−(クロロアセチル)−
N−(2,6−ジエチルフェニル)グリシン エチルエ
ステル、2−クロロ−N−(2,4−ジメチル−3−チ
エニル)−N−(2−メトキシ−1−メチルエチル)ア
セトアミド、3′,4′−ジクロロプロピオンアニリ
ド、2′,4′−ジフルオロ−2−〔3−(トリフルオ
ロメチル)フェノキシ〕ニコチンアニリド、2−(1,
3−ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−N−メチル
アセトアニリド、2−ブロモ−N−(α,α−ジメチル
ベンジル)−3,3−ジメチルブチルアミド、N−〔3
−(1−エチル−1−メチルプロピル)イソオキサゾー
ル−5−イル〕−2,6−ジメトキシベンズアミド、等
のアミド系除草剤;
【0029】2,6−ジニトロ−N,N−ジプロピル−
4−(トリフルオロメチル)アニリン、N−ブチル−N
−エチル−2,6−ジニトロ−4−(トリフルオロメチ
ル)アニリン、2,6−ジニトロ−N1 ,N1 −ジプロ
ピル−4−(トリフルオロメチル)−m−フェニレンジ
アミン、4−(ジプロピルアミノ)−3,5−ジニトロ
ベンゼンスルホンアミド、N−sec−ブチル−4−t
−ブチル−2,6−ジニトロアニリン、N−(1−エチ
ルプロピル)−2,6−ジニトロ−3,4−キシリジ
ン、等のジニトロアニリン系除草剤;
【0030】(2,4−ジクロロフェノキシ)酢酸およ
びその誘導体、(2,4,5−トリクロロフェノキシ)
酢酸およびその誘導体、(4−クロロ−2−メチルフェ
ノキシ)酢酸およびその誘導体、2−(2,4−ジクロ
ロフェノキシ)プロピオン酸およびその誘導体、4−
(2,4−ジクロロフェノキシ)酪酸およびその誘導
体、2,3,6−トリクロロ安息香酸およびその誘導
体、3,6−ジクロロ−2−メトキシ安息香酸およびそ
の誘導体、3,7−ジクロロキノリン−8−カルボン
酸、7−クロロ−3−メチルキノリン−8−カルボン
酸、3,6−ジクロロピリジン−2−カルボン酸および
その塩、4−アミノ−3,5,6−トリクロロピリジン
−2−カルボン酸およびその塩、(3,5,6−トリク
ロロ−2−ピリジルオキシ)酢酸およびその誘導体、
(4−アミノ−3,5−ジクロロ−6−フルオロ−2−
ピリジルオキシ)酢酸およびその誘導体、(4−クロロ
−2−オキソベンゾチアゾリン−3−イル)酢酸および
その誘導体、2−〔4−(2,4−ジクロロフェノキ
シ)フェノキシ〕プロピオン酸およびその誘導体、2−
〔4−〔5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジルオ
キシ〕フェノキシ〕プロピオン酸およびその誘導体、2
−〔4−〔3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)−
2−ピリジルオキシ〕フェノキシ〕プロピオン酸および
その誘導体、2−〔4−(6−クロロ−1,3−ベンゾ
オキサゾール−2−イルオキシ)フェノキシ〕プロピオ
ン酸およびその誘導体、2−〔4−(6−クロロキノキ
サリン−2−イルオキシ)フェノキシ〕プロピオン酸お
よびその誘導体、2−〔4−(4−シアノ−2−フルオ
ロフェノキシ)フェノキシ〕プロピオン酸およびその誘
導体、等のカルボン酸系除草剤;
【0031】3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンゾ
ニトリルおよびその塩、4−ヒドロキシ−3,5−ジヨ
ードベンゾニトリルおよびその塩、2−t−ブチル−
4,6−ジニトロフェノールおよびその塩、等のフェノ
ール系除草剤;
【0032】メチル 3−〔1−(アリルオキシイミ
ノ)ブチル〕−4−ヒドロキシ−6,6−ジメチル−2
−オキソ−3−シクロヘキセン−1−カルボキシレート
およびその塩、2−〔1−(エトキシイミノ)ブチル〕
−5−〔2−(エチルチオ)プロピル〕−3−ヒドロキ
シ−2−シクロヘキセン−1−オン、2−〔1−(エト
キシイミノ)ブチル〕−3−ヒドロキシ−5−(チアン
−3−イル)−2−シクロヘキセン−1−オン、2−
〔1−(エトキシイミノ)プロピル〕−3−ヒドロキシ
−5−(2,4,6−トリメチルフェニル)−2−シク
ロヘキセン−1−オン、2−〔1−(3−クロロアリル
オキシイミノ)プロピル〕−5−〔2−(エチルチオ)
プロピル〕−3−ヒドロキシ−2−シクロヘキセン−1
−オン、2−〔2−クロロ−4−(メチルスルホニル)
ベンゾイル〕シクロヘキサン−1,3−ジオン、等のシ
クロヘキサンジオン系除草剤;
【0033】4−ニトロフェニル 2,4,6−トリク
ロロフェニル エーテル、2−(2,4−ジクロロフェ
ノキシ)−2−ニトロアニソール、2−クロロ−4−
(トリフルオロメチル)フェニル 3−エトキシ−4−
ニトロフェニル エーテル、メチル 5−(2,4−ジ
クロロフェノキシ)−2−ニトロベンゾエート、5−
〔2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェノキ
シ〕−2−ニトロ安息香酸およびその塩、O−〔5−
〔2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェノキ
シ〕−2−ニトロベンゾイル〕グリコール酸エチル、エ
チル O−〔5−(2−クロロ−4−トリフルオロメチ
ルフェノキシ)−2−ニトロベンゾイル〕−DL−ラク
テート、5−(2−クロロ−4−トリフルオロメチルフ
ェノキシ)−N−(メチルスルホニル)−2−ニトロベ
ンズアミド、2−クロロ−6−ニトロ−3−フェノキシ
アニリン、等のジフェニルエーテル系除草剤;
【0034】エチル 2−(4−クロロ−6−メトキシ
ピリミジン−2−イルカルバモイルスルファモイル)ベ
ンゾエート、メチル 2−(4,6−ジメチルピリミジ
ン−2−イルカルバモイルスルファモイル)ベンゾエー
ト、メチル 2−〔4,6−ビス(ジフルオロメトキ
シ)ピリミジン−2−イルカルバモイルスルファモイ
ル〕ベンゾエート、メチル 2−(4,6−ジメトキシ
ピリミジン−2−イルカルバモイルスルファモイルメチ
ル)ベンゾエート、1−(2−クロロフェニルスルホニ
ル)−3−(4−メトキシ−6−メチル1,3,5−ト
リアジン−2−イル)ウレア、メチル 2−(4−メト
キシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イル
カルバモイルスルファモイル)ベンゾエート、メチル
2−〔4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリア
ジン−2−イル(メチル)カルバモイルスルファモイ
ル〕ベンゾエート、1−〔2−(2−クロロエトキシ)
フェニルスルホニル〕−3−(4−メトキシ−6−メチ
ル−1,3,5−トリアジン−2−イル)ウレア、1−
(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−
イル)−3−〔2−(2−メトキシエトキシ)フェニル
スルホニル〕ウレア、メチル 2−〔4−エトキシ−6
−(メチルアミノ)−1,3,5−トリアジン−2−イ
ルカルバモイルスルファモイル〕ベンゾエート、メチル
3−(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリ
アジン−2−イルカルバモイルスルファモイル)チオフ
ェン−2−カルボキシレート、エチル 5−(4,6−
ジメトキシピリミジン−2−イルカルバモイルスルファ
モイル)−1−メチルピラゾール−4−カルボキシレー
ト、メチル 3−クロロ−5−(4,6−ジメトキシピ
リミジン−2−イルカルバモイルスルファモイル)−1
−メチルピラゾール−4−カルボキシレート、1−
(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)−3−
〔3−(トリフルオロメチル)−2−ピリジルスルホニ
ル〕ウレア、1−(4,6−ジメトキシピリミジン−2
−イル)−3−〔3−(エチルスルホニル)−2−ピリ
ジルスルホニル〕ウレア、2−(4,6−ジメトキシピ
リミジン−2−イルカルバモイルスルファモイル)−
N,N−ジメチルニコチンアミド、1−(2−クロロイ
ミダゾ〔1,2−a〕ピリジン−3−イルスルホニル)
−3−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)ウ
レア、1−〔2−(シクロプロピルカルボニル)フェニ
ルスルファモイル〕−3−(4,6−ジメトキシピリミ
ジン−2−イル)ウレア、1−(4−メトキシ−6−メ
チル−1,3,5−トリアジン−2−イル)−3−〔2
−(3,3,3−トリフルオロプロピル)フェニルスル
ホニル〕ウレア、等のスルホニルウレア系除草剤;
【0035】1,1′−ジメチル−4,4′−ビピリジ
ニウム ジクロリド、1,1′−エチレン−2,2′−
ビピリジニウム ジブロミド、等のビピリジニウム系除
草剤;
【0036】4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−
1,3−ジメチルピラゾール−5−イル トルエン−4
−スルホネート、2−〔4−(2,4−ジクロロベンゾ
イル)−1,3−ジメチルピラゾール−5−イルオキ
シ〕アセトフェノン、2−〔4−(2,4−ジクロロ−
3−メチルベンゾイル)−1,3−ジメチルピラゾール
−5−イルオキシ〕−4′−メチルアセトフェノン、等
のピラゾール系除草剤;
【0037】6−クロロ−N2 ,N4 −ジエチル−1,
3,5−トリアジン−2,4−ジアミン、6−クロロ−
2 −エチル−N4 −イソプロピル−1,3,5−トリ
アジン−2,4−ジアミン、2−〔4−クロロ−6−
(エチルアミノ)−1,3,5−トリアジン−2−イル
アミノ〕−2−メチルプロピオニトリル、N2 ,N4
ジエチル−6−(メチルチオ)−1,3,5−トリアジ
ン−2,4−ジアミン、N2 −(1,2−ジメチルプロ
ピル)−N4 −エチル−6−(メチルチオ)−1,3,
5−トリアジン−2,4−ジアミン、N2 ,N4 −ジイ
ソプロピル−6−(メチルチオ)−1,3,5−トリア
ジン−2,4−ジアミン、4−アミノ−6−t−ブチル
−3−(メチルチオ)−1,2,4−トリアジン−5
(4H)−オン、等のトリアジン系除草剤;
【0038】メチル 2−(4−イソプロピル−4−メ
チル−5−オキソ−2−イミダゾリン−2−イル)−4
(5)−メチルベンゾエート、2−(4−イソプロピル
−4−メチル−5−オキソ−2−イミダゾリン−2−イ
ル)ピリジン−3−カルボン酸およびその塩、2−(4
−イソプロピル−4−メチル−5−オキソ−2−イミダ
ゾリン−2−イル)キノリン−3−カルボン酸およびそ
の塩、5−エチル−2−(4−イソプロピル−4−メチ
ル−5−オキソ−2−イミダゾリン−2−イル)ピリジ
ン−3−カルボン酸およびその塩、2−(4−イソプロ
ピル−4−メチル−5−オキソ−2−イミダゾリン−2
−イル)−5−(メトキシメチル)ピリジン−3−カル
ボン酸およびその塩、等のイミダゾリノン系除草剤;
【0039】1−メチル−3−フェニル−5−〔3−
(トリフルオロメチル)フェニル〕−4−ピリドン、3
−クロロ−4−(クロロメチル)−1−〔3−(トリフ
ルオロメチル)フェニル〕−2−ピロリジノン、5−
(メチルアミノ)−2−フェニル−4−〔3−(トリフ
ルオロメチル)フェニル〕フラン−3(2H)−オン、
4−クロロ−5−(メチルアミノ)−2−〔3−(トリ
フルオロメチル)フェニル〕ピラジン−3(2H)−オ
ン、N,N−ジエチル−3−(2,4,6−トリメチル
フェニルスルホニル)−1H−1,2,4−トリアゾー
ル−1−カルボキサミド、N−〔2,4−ジクロロ−5
−〔4−(ジクロロメチル)−4,5−ジヒドロ−3−
メチル−5−オキソ−1H−1,2,4−トリアゾール
−1−イル〕フェニル〕メタンスルホンアミド、1−
〔4−クロロ−3−(2,2,3,3,3−ペンタフル
オロプロポキシメチル)フェニル〕−5−フェニル−1
H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキサミド、
2−(クロロベンジル)−4,4−ジメチルイソオキサ
ゾリジン−3−オン、5−シクロプロピル−4−〔2−
(メチルスルホニル)−4−(トリフルオロメチル)ベ
ンゾイル〕イソオキサゾール、5−t−ブチル−3−
(2,4−ジクロロ−5−イソプロポキシフェニル)−
1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オン、エ
チル 〔2−クロロ−5−〔4−クロロ−5−(ジフル
オロメトキシ)−1−メチルピラゾール−3−イル〕−
4−フルオロフェノキシ〕アセテート、S,S′−ジメ
チル 2−(ジフロオロメチル)−4−イソブチル−6
−(トリフルオロメチル)ピリジン−3,5−ジカーボ
チオエート、メチル 2−(ジフロオロメチル)−5−
(4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−2−イル)
−4−イソブチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジ
ン−3−カルボキシレート、2−クロロ−6−(4,6
−ジメトキシピリミジン−2−イルチオ)安息香酸およ
びその塩、メチル 2−(4,6−ジメトキシピリミジ
ン−2−イルオキシ)−6−〔1−(メトキシイミノ)
エチル〕ベンゾエート、2,6−ビス(4,6−ジメト
キシピリミジン−2−イルオキシ)安息香酸およびその
塩、5−ブロモ−3−sec−ブチル−6−メチルピリ
ミジン−2,4(1H,3H)−ジオン、3−t−ブチ
ル−5−クロロ−6−メチルピリミジン−2,4(1
H,3H)−ジオン、3−シクロヘキシル−1,5,
6,7−テトラヒドロシクロペンタピリミジン−2,4
(3H)−ジオン、イソプロピル 2−クロロ−5−
〔1,2,3,6−テトラヒドロ−3−メチル−2,6
−ジオキソ−4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−
1−イル〕ベンゾエート、1−メチル−4−イソプロピ
ル−2−〔(2−メチルフェニル)メトキシ〕−7−オ
キサビシクロ〔2.2.1〕ヘプタン、N−(4−クロ
ロフェニル)−3,4,5,6−テトラヒドロフタルイ
ミド、ペンチル 〔2−クロロ−4−フルオロ−5−
(1,3,4,5,6,7−ヘキサヒドロ−1,3−ジ
オキソ−2H−イソインドール−2−イル)フェノキ
シ〕アセテート、2−〔7−フルオロ−3,4−ジヒド
ロ−3−オキソ−4−(2−プロピニル)−2H−1,
4−ベンゾオキサジン−6−イル〕−4,5,6,7−
テトラヒドロ−1H−イソインドール−1,3(2H)
−ジオン、N−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−
メチル〔1,2,4〕トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミ
ジン−2−スルホンアミド、N−(2,6−ジクロロ−
3−メチルフェニル)−5,7−ジメトキシ〔1,2,
4〕トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン−2−スルホ
ンアミド、2,3−ジヒドロ−3,3−ジメチルベンゾ
フラン−5−イル エタンスルホネート、2−エトキシ
−2,3−ジヒドロ−3,3−ジメチルベンゾフラン−
5−イルメタンスルホネート、メチル 〔〔2−クロロ
−4−フルオロ−5−〔(テトラヒドロ−3−オキソ−
1H,3H−〔1,3,4〕チアジアゾロ〔3,4−
a〕ピリダジン−1−イリデン)アミノ〕フェニル〕チ
オ〕アセテート、2−〔2−(3−クロロフェニル)−
2,3−エポキシプロピル〕−2−エチルインダン−
1,3−ジオン、等のその他の除草剤。
【0040】
【実施例】次に、実施例を挙げて、本発明を更に具体的
に説明する。但し、本発明は、その要旨を越えない限
り、以下の実施例に限定されるものではない。
【0041】実施例14−アセトキシテトラヒドロフラン−3−イル 2−
〔(2−クロロ−4−フルオロ−5−フタルイミドフェ
ニル)アミノ〕プロピオナート 4−アセトキシテトラヒドロフラン−3−イル 2−
〔(5−アミノ−2−クロロ−4−フルオロフェニル)
アミノ〕プロピオナート1.62g、無水フタル酸0.
80g、および酢酸10mlの混合物を、攪拌下、3時
間加熱、還流した。反応混合物に水を加え、生じる半固
体を濾取し、酢酸エチルに溶かし、飽和重曹水、次いで
飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
減圧下に溶媒を留去した後、残留物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン2:3)に
て精製し、目的とする標記化合物(表−1、No.3
2)1.98gを得た。
【0042】実施例2イソペンチル 2−〔(2−クロロ−5−フタルイミド
フェニル)アミノ〕プロピオナート N−(3−アミノ−4−クロロフェニル)フタルイミド
1.64g、イソペンチル 2−ブロモプロピオナート
2.68g、および炭酸水素ナトリウム0.60gの混
合物を、攪拌下、5時間150℃に加熱した。反応混合
物が温かいうちに酢酸エチルを加え、水、次いで飽和食
塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下
に溶媒を留去した後、残留物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン1:8)にて精製
し、目的とする標記化合物(表−1、No.5)1.6
3gを得た。
【0043】実施例32−〔(2−クロロ−4−フルオロ−5−フタルイミド
フェニル)アミノ〕−N−メチル−N−フェニルプロピ
オンアミド 2−〔(2−クロロ−4−フルオロ−5−フタルイミド
フェニル)アミノ〕プロピオン酸1.45g、およびピ
リジン0.79gをジクロロメタン20mlに溶かし、
氷浴にて冷却した。攪拌下、塩化チオニル0.57gの
ジクロロメタン2ml溶液を滴加し、終了後、更に5〜
10℃で30分間攪拌した。次いで、攪拌下、同温度で
N−メチルアニリン0.51g、およびトリエチルアミ
ン0.49gのジクロロメタン5ml溶液を滴加し、終
了後、室温まで昇温した後、一夜放置した。反応混合物
を、水、希塩酸、飽和重曹水、ついで飽和食塩水で順次
洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下に溶
媒を留去した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(酢酸エチル−ヘキサン1:2)にて精製し、
目的とする標記化合物(表−1、No.35)1.15
gを得た。
【0044】実施例4ベンジル 2−〔(2−クロロ−4−フルオロ−5−フ
タルイミドフェニル)アミノ〕プロピオナート 2−〔(2−クロロ−4−フルオロ−5−フタルイミド
フェニル)アミノ〕プロピオン酸1.45g、フッ化カ
リウム0.58g、およびアセトニトリル20mlの混
合物中に、臭化ベンジル0.82gを添加し、攪拌下、
15時間加熱、還流した。反応混合物を放冷した後、注
水し、酢酸エチルで抽出、有機層を飽和重曹水、次いで
飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧下に溶媒を留去した後、残留物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン1:
4)にて精製し、目的とする標記化合物(表−1、N
o.31)1.38gを得た。表−1記載の他の化合物
も、上記実施例1〜4のいずれかの方法と同様にして合
成した。得られた化合物の構造は、すべて各種スペクト
ルデータにより確認した。表−1記載の化合物の物性、
および1HNMRスペクトルデータを表−2に示す。
【0045】
【表1】
【0046】
【表2】
【0047】
【表3】
【0048】
【表4】
【0049】
【表5】
【0050】
【表6】
【0051】
【表7】
【0052】
【表8】
【0053】
【表9】
【0054】
【表10】
【0055】
【表11】
【0056】次に、本発明化合物の製剤例を示す。な
お、以下に「部」、「%」とあるのは、それぞれ「重量
部」、「重量%」を意味する。 製剤例1 水和剤 表−1記載の本発明化合物40部、カープレックス#8
0(商標名、塩野義製薬社)20部、カオリンクレー
(商標名、土屋カオリン社)35部、および高級アルコ
ール硫酸エステル系界面活性剤ソルポール8070(商
標名、東邦化学社)5部を配合した後、均一に混合粉砕
して、有効成分40%を含有する水和剤を得た。
【0057】製剤例2 乳剤 表−1記載の本発明化合物20部をキシレン35部およ
びN,N−ジメチルホルムアミド30部からなる混合溶
媒に溶解させた後、これにポリオキシエチレン系界面活
性剤ソルポール3005X(商標名、東邦化学社)15
部を加えて、有効成分20%を含有する乳剤を得た。
【0058】製剤例3 フロアブル剤 表−1記載の本発明化合物30部を予め混合しておいた
エチレングリコール8部、ソルポール AC3020
(商標名、東邦化学社)5部、キサンタンガム0.1
部、および水56.9部に混合分散させた後、このスラ
リー状混合物をダイノミル(商標名、シンマルエンター
プライゼス社)で湿式粉砕して、有効成分30%を含有
するフロアブル剤を得た。
【0059】製剤例4 粒剤 表−1記載の本発明化合物1部、クレー(日本タルク社
製)43部、ベントナイト(豊順洋行社製)55部、お
よびサクシネート系界面活性剤をエヤロールCT−1
(商標名、東邦化学社)1部を配合し、混合粉砕した
後、水20部を加えて混和した。更にこれを押し出し造
粒機を用いて直径0.6mmの穴から押し出し、60℃
で2時間乾燥した後、1〜2mmの長さに切断して、有
効成分1%を含有する粒剤を得た。次に、本発明化合物
の試験例を示す。
【0060】試験例1 湛水土壌処理試験 面積200cm2 の樹脂製ポットに水田沖積埴壌土を充
填し、施肥後、適量の水を加えて代掻きを行い、土壌表
面から0.5cm層内にノビエ、コナギ、キカシグサ及
びホタルイの各雑草種子を混入した。その後入水を行
い、3.5cmの湛水深を保った。雑草播種5日目に製
剤例3により得た本発明化合物を有効成分とするフロア
ブル剤を水で希釈調整し、有効成分量の処理薬量が1ア
ール当り10gとなるように所定量を湛水面に滴下処理
を行った。その後、温室内で栽培管理を続け、薬剤処理
後28日目に除草効果について調査を行った。その結果
を表−3に示した。(表−3の化合物No.は表−1の
化合物No.に対応する。)なお、除草効果の評価は、
【0061】
【数1】 を求め、次の基準による除草効果係数で表した。
【0062】
【表12】
【0063】
【表13】
【0064】
【表14】
【0065】
【表15】
【0066】試験例2 畑地土壌処理試験 面積200cm2 の樹脂製バットに畑地火山灰土壌を充
填し、施肥後、この土壌表面にメヒシバ、エノコログ
サ、シロザ及びオオイヌタデの各雑草種子を均一に混合
した土壌を入れ、製剤例1により得た本発明化合物を有
効成分とする水和剤を水で希釈調整し、有効成分量の処
理薬量が1アール当り10gとなるように所定量を小型
動力加圧噴霧器で土壌表面に均一に噴霧処理を行った。
その後、温室内で栽培管理を続け、薬剤処理後28日目
に除草効果について調査を行った。その結果を表−4に
示した。(表−4の化合物No.は表−1の化合物N
o.に対応する。)なお、除草効果の評価は、試験例1
の基準と同様に表した。
【0067】
【表16】
【0068】
【表17】
【0069】試験例3 畑地茎葉処理試験 面積200cm2 の樹脂製バットに畑地火山灰土壌を充
填し、施肥後、セイヨウカラシナ、マルバアサガオ、イ
ヌビエ及びスズメノテッポウを播種し、均一に覆土を行
った。その後、温室内で栽培管理を続け、供試雑草の生
育葉令が1.0〜2.0葉期に達した時、製剤例1によ
り得た本発明化合物を有効成分とする水和剤を水で希釈
調整し、有効成分量の処理薬量が1アール当り10gと
なるように所定量を小型動力加圧噴霧器で均一に噴霧処
理を行った。薬剤処理後21日目に除草効果について調
査を行った。その結果を表−5に示した。(表−5の化
合物No.は表−1の化合物No.に対応する。)な
お、除草効果の評価は、試験例1と基準と同様に表し
た。
【0070】
【表18】
【0071】
【表19】
【0072】
【表20】
【0073】試験例4 畑地茎葉処理試験 面積600cm2 の樹脂製バットに畑地火山灰土壌を充
填し、施肥後、表−6に示した雑草及び作物を播種し、
均一に覆土を行った。その後、温室内で栽培管理を続
け、供試雑草及び供試作物の生育葉令が2〜4葉期に達
した時、製剤例2により得た本発明化合物No.18を
有効成分とする乳剤を水で希釈調整し、表−6に示した
有効成分量となるように所定量を小型動力加圧噴霧器で
均一に噴霧処理した。なお、本発明化合物の比較剤とし
てヨーロッパ特許第288789号明細書に記載の化合
物(比較剤A)を供試した。製剤処理後21日目に除草
効果及び作物薬害を調査し、その結果を表−6に示し
た。(表−6の化合物No.は表−1の化合物No.に
対応する。) 除草効果及び作物薬害の評価は
【0074】
【数2】 を求め、次の基準による除草効果係数で表した。
【0075】
【表21】
【0076】
【表22】
【0077】 供試植物:A イヌビエ B エノコログサ C スズメノテッポウ D オオイヌタデ E オナモミ F イチビ G マルバアサガオ H セイヨウカラシナ I ヤエムグラ J スミレ K トウモロコシ L コムギ
【0078】
【化9】
【0079】
【発明の効果】本発明化合物は、高い除草活性を有する
だけでなく、幾つかの重要作物に対して十分な安全性を
有し、除草剤として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 修 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地 三菱化学株式会社横浜総合研究所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式〔I〕 【化1】 (式中、Aは、酸素原子、イオウ原子、または−NR2
    −(式中、R2 は、水素原子、または炭素数1〜4のア
    ルキル基を示す。)を示し、 Rは、水素原子;炭素数1〜6のアルキル基;炭素数2
    〜6のアルケニル基;炭素数2〜6のアルキニル基;炭
    素数3〜6のシクロアルキル基;炭素数1〜4のハロア
    ルキル基;炭素数2〜5のシアノアルキル基;炭素数2
    〜6のアルコキシアルキル基;炭素数2〜6のアルキル
    チオアルキル基;炭素数2〜6のアルキルスルホニルア
    ルキル基;炭素数3〜7のアシルオキシアルキル基;炭
    素数3〜8のアルコキシカルボニルアルキル基;フェニ
    ル基;フェニル基で置換された炭素数1〜3のアルキル
    基;1〜2個の酸素原子、イオウ原子、および/または
    窒素原子を含有する3〜6員の複素環基;または1〜2
    個の酸素原子、イオウ原子、および/または窒素原子を
    含有する3〜6員の複素環基で置換された炭素数1〜3
    のアルキル基を示し、あるいは、Rは、Aが−NR2
    を示す場合には、Aとともに1〜2個の窒素原子および
    0〜1個の酸素原子を含有する5〜6員の複素環基(1
    〜2個のメチル基で置換されていてもよい。)を形成し
    ていてもよく、 R1 は、水素原子、または炭素数1〜4のアルキル基を
    示し、 Xは、ハロゲン原子を示し、 Yは、水素原子、またはハロゲン原子を示し、 Zは、水素原子、炭素数1〜3のアルキル基、またはハ
    ロゲン原子を示し、 Rがフェニル基;フェニル基で置換された炭素数1〜3
    のアルキル基;1〜2個の酸素原子、イオウ原子、およ
    び/または窒素原子を含有する3〜6員の複素環基;ま
    たは1〜2個の酸素原子、イオウ原子、および/または
    窒素原子を含有する3〜6員の複素環基で置換された炭
    素数1〜3のアルキル基を示す場合、フェニル基、およ
    び複素環基は、1〜3個の同一または異なるハロゲン原
    子、炭素数1〜4のアルキル基、トリフルオロメチル
    基、炭素数1〜4のアルコキシ基、炭素数2〜5のアシ
    ルオキシ基、炭素数1〜4のアルキルチオ基、炭素数1
    〜4のアルキルスルホニル基、ニトロ基、シアノ基、ま
    たは炭素数2〜5のアルコキシカルボニル基で置換され
    ていてもよい。)で表わされるフタルイミド類。
  2. 【請求項2】 上記一般式(I)中、Aが、酸素原子ま
    たは−NR2 −(式中、R2 は、水素原子、または炭素
    数1〜4のアルキル基を示す。)であることを特徴とす
    る請求項1記載のフタルイミド類。
  3. 【請求項3】 上記一般式(I)中、Aが、酸素原子で
    あることを特徴とする請求項1記載のフタルイミド類。
  4. 【請求項4】 上記一般式(I)中、Rが、水素原子;
    炭素数1〜6のアルキル基;炭素数2〜6のアルケニル
    基;炭素数2〜6のアルキニル基;炭素数3〜6のシク
    ロアルキル基;炭素数1〜4のハロアルキル基;炭素数
    2〜5のシアノアルキル基;炭素数2〜6のアルコキシ
    アルキル基;炭素数3〜7のアシルオキシアルキル基;
    炭素数3〜8のアルコキシカルボニルアルキル基;フェ
    ニル基;フェニル基で置換された炭素数1〜3のアルキ
    ル基;炭素数2〜5のアシルオキシ基で置換されたテト
    ラヒドロフリル基;またはテトラヒドロピラン−2−イ
    ルメチル基を示し、あるいは、Rは、Aが−NR2 −を
    示す場合には、Aとともにピペリジノ基であることを特
    徴とする請求項1記載のフタルイミド類。
  5. 【請求項5】 上記一般式(I)中、Rが、水素原子;
    炭素数1〜6のアルキル基;炭素数2〜6のアルケニル
    基;炭素数2〜6のアルキニル基;炭素数3〜6のシク
    ロアルキル基;炭素数1〜4のハロアルキル基;炭素数
    2〜5のシアノアルキル基;炭素数2〜6のアルコキシ
    アルキル基;炭素数3〜7のアシルオキシアルキル基;
    炭素数3〜8のアルコキシカルボニルアルキル基;フェ
    ニル基で置換された炭素数1〜3のアルキル基;炭素数
    2〜5のアシルオキシ基で置換されたテトラヒドロフリ
    ル基;またはテトラヒドロピラン−2−イルメチル基で
    あることを特徴とする請求項3記載のフタルイミド類。
  6. 【請求項6】 上記一般式(I)中、R1 が、水素原
    子、または炭素数1〜3のアルキル基であることを特徴
    とする請求項1記載のフタルイミド類。
  7. 【請求項7】 上記一般式(I)中、Xが、塩素原子ま
    たは臭素原子であることを特徴とする請求項1記載のフ
    タルイミド類。
  8. 【請求項8】 上記一般式(I)中、Yが、水素原子、
    フッ素原子または塩素原子であることを特徴とする請求
    項1記載のフタルイミド類。
  9. 【請求項9】 上記一般式(I)中、Zが、水素原子、
    メチル基、またはハロゲン原子であることを特徴とする
    請求項1記載フタルイミド類。
  10. 【請求項10】 上記一般式(I)中、Zが、水素原
    子、4位に置換したフッ素原子または4位に置換した塩
    素原子であることを特徴とする請求項2記載のフタルイ
    ミド類。
  11. 【請求項11】 請求項1〜13のいずれか記載のフタ
    ルイミド類を有効成分とする除草剤。
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