JPH09266908A - 指尖知覚鈍麻の測定方法とその装置 - Google Patents

指尖知覚鈍麻の測定方法とその装置

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JPH09266908A
JPH09266908A JP11692896A JP11692896A JPH09266908A JP H09266908 A JPH09266908 A JP H09266908A JP 11692896 A JP11692896 A JP 11692896A JP 11692896 A JP11692896 A JP 11692896A JP H09266908 A JPH09266908 A JP H09266908A
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JP
Japan
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fingertip
concave
finger tip
convex
end side
Prior art date
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Pending
Application number
JP11692896A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuo Nishiyama
勝夫 西山
Toshio Kumondai
敏男 公文代
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I K S KK
Original Assignee
I K S KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、末端知覚鈍麻を測定する場合に、
個々の検査者による経験等に係わらず常に一定の診断結
果を得ることができ、さらに診断に時間をあまり要する
ことなく効率のよい末端知覚鈍麻を測定する指尖知覚鈍
麻の測定方法とその装置を提供することを目的とするも
のである。 【構成】 末端知覚鈍麻を測定すべく、患者の指尖を載
せるとともに、所定閾値で前記指尖が凹又は凸形状を認
識するように段階的に凹又は凸状の幅又は量を増減させ
た複数の凹部又は凸部が設けられてなることにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、例えば疾病による末
端値覚鈍麻を簡易に測定するのに使用する指尖知覚鈍麻
の測定方法とその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、末端知覚鈍麻を測定する場合
は、通常病院にて直接医師による診察をとおして経験等
による測定が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のような
測定方法で測定すると、個々の医師の診断方法及び、経
験等により診断結果が一定しないという欠点があるとと
もに、さらに診断に時間を要し効率が悪いという問題点
がある。
【0004】そこで、本発明は、これらの問題を解消し
た指尖知覚鈍麻の測定方法とその装置を提供することを
課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は上記課題
を解決するために、末端知覚鈍麻を測定すべく、段階的
に凹又は凸状の幅又は量を増減させた複数の凹部又は凸
部に患者の指尖を載せた後、該指尖を凹部又は凸部を認
識できる位置まで移動して、該確認した凹部又は凸部の
位置を触覚閾値として測定することにある。
【0006】また、前記凹部又は凸部の凹又は凸状を認
識する際、指尖を凹部又は凸部に接触した状態で移動す
ることで、指尖に感じるザラザラ感により末端知覚鈍麻
を測定することも可能である。
【0007】そして、その装置としては、末端知覚鈍麻
を測定すべく、患者の指尖を載せるとともに、所定閾値
で前記指尖が凹又は凸形状を認識するように段階的に凹
又は凸状の幅又は量を増減させた複数の凹部又は凸部が
もうけられていることにある
【0008】
【作用】上記指尖知覚鈍麻を測定するには、先ず段階的
に凹又は凸状の幅又は量を増減させた複数の凹部又は凸
部に患者の指尖を載せ、その後前記患者の指尖を凹部又
は凸部に沿って該凹部又は凸部を認識できる位置まで移
動する。次に、前記凹部又は凸部を認識できる位置を触
覚閾値として測定することで、末端知覚鈍麻を測定す
る。
【0009】また、前記凹部又は凸部の凹又は凸状を認
識する際に、指尖を凹部又は凸部に接触した状態で移動
することで、指尖に感じる凹部又は凸部のザラザラ感に
より末端知覚鈍麻を測定する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に沿って説明す
る。図1〜図2は、第1の実施例を示す。この図におい
て符号1は、板状に形成されてなる基台を示し、この基
台1の表面は測定面2で、エッチング処理等により同一
の径R(R<1ミリメートル)に形成された凸部3…が
整列状態で複数個設けられ、しかも該凸部3…は測定面
2の一端側1aより他端側1bに向かって段階的に凸部
3の先端部の幅を大きく形成してなる。従って、指尖に
感じる触覚の一つとしてのザラザラ感は、測定面2の一
端側1aより他端側1bに向かってより強く感じること
ができることとなる。つまり、触覚閾値が測定面2の他
端側1bに行くほど末端知覚鈍麻が進んでいると判断す
ることができる。
【0011】また、前記基台1の一方の側縁1cには、
測定面2に沿って移動自在に取り付けられ、且つ患者の
指を載置するための載置部4と、該載置部4を水平方向
に振動するための振動機5とからなる載置台6が設けら
れてなる。従って、前記載置部4に患者が指を載置した
後、振動機5で載置部4を振動することで指尖を基台1
の測定面2の凸部3…に接触した状態で凸部3…にそっ
て摺動することとなる。
【0012】以上に構成された装置を使用することで、
検査者は患者の測定面2のザラザラ感を感じとれる凸部
3…の位置即ち触覚閾値を測定し、末端知覚鈍麻の程度
を判断することができることとなる。即ち、図3のイの
位置のように指尖でザラザラ感を感じる触覚閾値が凸部
3…の凸量が少ない一端側1である場合は末端知覚鈍麻
の症状が軽く、同図のロの位置のようにザラザラ感を感
じる凸部3…の位置が凸量の大きい他端側1bである場
合は末端知覚鈍麻の症状が重いと判断することができる
ことになる。
【0013】なお、図4は他実施例で、基台1に凸部3
…の代わりに凹部3a…を設けることにより指尖でザラ
ザラ感を感じるべく構成することも可能であり、また凸
部3…の径を同一にすることなく凸量に応じて小さくす
ることも可能であり、さらに凸部3…の間隔をそれぞれ
変更することも可能である。即ち、段階的に凹又は凸部
の幅又は量を増減して指尖でザラザラ感を感じるべく構
成されているなら、その構成は問うものではない。
【0014】さらに、上記実施例の装置のように、載置
台6を設けることなく基台1に設けられた測定面2の凸
部3…に直接手を接触させた後、摺動させて測定するこ
とで装置のコストの低減等を図るべく構成することも可
能である。
【0015】また、測定面2の形状及び、大きさ等は問
うものでなく、できれば持ち運びに適するものであるこ
とが望ましい。
【0016】従って、本発明によると、段階的に凹又は
凸幅又は量を増減させた複数の凹部又は凸部に患者の指
尖を載せて指尖で凹凸を認識できる触覚閾値を測定する
ことで、常に一定の基準で、しかも時間を要することな
く末端知覚鈍麻を測定することができるという顕著な効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明の指尖知覚鈍麻を測定する装置の一
実施例を示す平面図。
【図2】は、基台の突起体を示す拡大側面図。
【図3】は、測定状態を示す平面図。
【図4】は、突起体の他実施例を示す側面図。
【符号の説明】
1…基台 2…測定部 3…凸部 4…載置部 5…振動体 6…載置台

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 末端知覚鈍麻を測定すべく、段階的に凹
    又は凸状の幅又は量を増減させた複数の凹部又は凸部に
    患者の指尖を載せた後、該指尖を凹部又は凸部を認識で
    きる位置まで移動して、該確認した凹部又は凸部の位置
    を触覚閾値として測定することを特徴とする指尖知覚鈍
    麻の測定方法。
  2. 【請求項2】 前記凹部又は凸部の凹又は凸状を認識す
    る際、指尖を凹部又は凸部に接触した状態で移動するこ
    とで、指尖に感じるザラザラ感により末端知覚鈍麻を測
    定する請求項1記載の指尖知覚鈍麻の測定方法。
  3. 【請求項3】 末端知覚鈍麻を測定すべく、患者の指尖
    を載せるとともに、所定閾値で前記指尖が凹又は凸形状
    を認識するように段階的に凹又は凸状の幅又は量を増減
    させた複数の凹部又は凸部が設けられてなることを特徴
    とする指尖知覚鈍麻の測定装置。
  4. 【請求項4】前記凹部又は凸部の凹凸状が指尖に感じる
    ザラザラ感を認識すべく形成されてなる請求項1記載の
    指尖知覚鈍麻の測定装置。
JP11692896A 1996-04-02 1996-04-02 指尖知覚鈍麻の測定方法とその装置 Pending JPH09266908A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001511050A (ja) * 1997-11-14 2001-08-07 サイエンティフィック・ラーニング・コーポレーション 感覚訓練により個体における運動制御を改善するコンピュータ化された装置
WO2018134996A1 (ja) * 2017-01-23 2018-07-26 株式会社飛鳥電機製作所 皮膚感覚閾値の測定装置
KR20190088725A (ko) * 2018-01-19 2019-07-29 연세대학교 원주산학협력단 촉각 검사 키트 및 그것에 사용되는 촉각형성 도구

Cited By (4)

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JP2001511050A (ja) * 1997-11-14 2001-08-07 サイエンティフィック・ラーニング・コーポレーション 感覚訓練により個体における運動制御を改善するコンピュータ化された装置
WO2018134996A1 (ja) * 2017-01-23 2018-07-26 株式会社飛鳥電機製作所 皮膚感覚閾値の測定装置
JPWO2018134996A1 (ja) * 2017-01-23 2019-11-07 株式会社飛鳥電機製作所 皮膚感覚閾値の測定装置
KR20190088725A (ko) * 2018-01-19 2019-07-29 연세대학교 원주산학협력단 촉각 검사 키트 및 그것에 사용되는 촉각형성 도구

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